JPH09174813A - 印刷機用の枚葉紙搬送システム - Google Patents

印刷機用の枚葉紙搬送システム

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JPH09174813A
JPH09174813A JP8326850A JP32685096A JPH09174813A JP H09174813 A JPH09174813 A JP H09174813A JP 8326850 A JP8326850 A JP 8326850A JP 32685096 A JP32685096 A JP 32685096A JP H09174813 A JPH09174813 A JP H09174813A
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sheet
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sheet conveying
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F25/00Devices for pressing sheets or webs against cylinders, e.g. for smoothing purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers
    • B41F21/102Combinations of transfer drums and grippers with pneumatic means

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前置された枚葉紙搬送胴と後置された枚葉紙
搬送胴との間に位置する渡し胴の領域に配置された印刷
機用の枚葉紙搬送システムであって、少ないエネルギー
消費で良好な枚葉紙搬送および/または枚葉紙乾燥を実
現する簡潔な構成の枚葉紙搬送システムを提供する。 【解決手段】 渡し胴の上方にくわえ爪列の運動路から
わずかな間隔を保って導風部材を配置し、同導風部材が
前置された枚葉紙搬送胴から後置された枚葉紙搬送胴ま
でにおよぶ空間を同導風部材と前置された枚葉紙搬送胴
との間の空気流出口を除いてほぼ上方に向かって限定
し、一基の空気吹き付け装置が後置された枚葉紙搬送胴
の方向の空間に空気を吹き込み、同空気をロータリーピ
ストンに類似した渡し胴の作用によって多重利用するこ
とにより、少ないエネルギー消費で良好な枚葉紙搬送お
よび/または枚葉紙乾燥を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は前置された枚葉紙搬
送胴と後置された枚葉紙搬送胴との間に位置する渡し胴
の領域に配置された印刷機用の枚葉紙搬送システムであ
って、渡し胴がそのくわえ爪列の間に閉じたもしくは基
本的に閉じた面を備え、枚葉紙搬送システムが少なくと
も一つの空気吹き付け装置を備えている枚葉紙搬送シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】枚葉紙印刷機の場合、枚葉紙は胴によっ
て印刷機内を搬送される。その際、枚葉紙の前端は一つ
のくわえ爪列から次のくわえ爪列へと引き渡される。す
ぐれた印刷品質を確保するためには、印刷された面が汚
されることのない、正確にして、枚葉紙のばたつきを生
じない枚葉紙の搬送が重要てある。
【0003】ドイツ出願公開明細書第43 42 20
3号により、冒頭に述べたたぐいの枚葉紙搬送システム
を、前置された胴から渡し胴に引き渡される枚葉紙に空
気吹き付け装置によって上方から、つまり枚葉紙引渡し
方向に向かって空気が吹き付けられるように構成するこ
とが提案されている。さらに枚葉紙を乾燥させるための
熱風ドクターが前置された胴に配置される。後置された
胴に枚葉紙を引き渡した後、枚葉紙搬送のためさらに別
の空気ドクターを配置することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上方から下方に向かっ
て搬送される枚葉紙に作用する空気吹き付け装置にあっ
ては、空気の吹き付けが重力と一体となって枚葉紙を折
り畳んでしまう危険が存在している。こうした現象は、
特に、やわらかくて折り曲がりやすい印刷物の場合に発
生し、枚葉紙が折り曲げられ畳まれてしまうこととな
る。この空気吹き付け装置の乾燥効果はわずかでしかな
いことから、乾燥用の補助的な熱風ドクターが設けられ
る。またさらに、後置された胴領域においてもすぐれた
枚葉紙搬送を保証するために、後置された胴に対応した
空気ドクターが必要とされる。この枚葉紙搬送システム
の場合、空気の吸い込みは枚葉紙搬送胴の下方に配置さ
れた吸引ボックスによって行なわれる。だがこれによっ
て枚葉紙と吸引ボックス案内面との間にすべり摩擦が生
じ得ることとなり、枚葉紙裏側に掻き傷が発生する。こ
れは、特に、枚葉紙の表裏両側に印刷が行なわれる場合
に短所となる。空気吸引口は、渡し胴が回転する際に二
つのくわえ爪列が互いに水平に向かいあう毎に、いつも
渡し胴によって閉じられることとなる。これに加えて、
枚葉紙は常に吸引口の大部分を覆っており、こうしたこ
とから連続的な空気流が発生することは不可能である。
枚葉紙から奪われた水分は空気中に蓄積され、印刷機内
部に滞留する。吹き込まれた空気は渦流化され、水分で
過飽和し、むしろ偶然によって印刷機外に排出されるに
すぎない。したがって、所期の物質流(空気、水分、溶
剤等)が発生し得ないことから、乾燥結果と枚葉紙搬送
とは偶然的な要因に左右され続けることとなる。
【0005】上述した枚葉紙搬送システムはその他にも
非常にコストが高くつくと共に高いエネルギー消費を必
要とする。
【0006】本発明の課題は、所期の物質流により枚葉
紙搬送と、印刷ユニットの間で乾燥が行なわれる場合に
は枚葉紙乾燥とが、わずかなエネルギー消費で改善され
る、簡潔な構成を有する冒頭に述べたたぐいの枚葉紙搬
送システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によ
り、渡し胴の上方にくわえ爪列の運動路からわずかな間
隔を保って導風部材が配置され、同導風部材が前置され
た枚葉紙搬送胴から後置された枚葉紙搬送胴までに及ぶ
空間を、同導風部材と前置された枚葉紙搬送胴との間の
空気流出口を除いてほぼ上方向に対して限定し、一つの
空気吹き付け装置が後置された枚葉紙搬送胴の方向に空
気を空間内に吹き込むことによって解決される。
【0008】本発明はわずかな機械技術的コストで冒頭
に挙げた空気吹き付け装置の空気が多重利用されるとの
長所を有する。同空気は、先ず、後置された枚葉紙搬送
胴に引き渡された枚葉紙への吹き付けに利用され、次い
でこの吹き付け空気は前置された枚葉紙搬送胴の方向に
誘導され、同所においても確実な枚葉紙搬送が達成され
る。これに加えてさらに前置された枚葉紙搬送胴の牽引
流の作用が利用される。その後なお一部の吹き付け空気
は渡し胴によって運搬される枚葉紙を搬送するための支
持空気として利用される。
【0009】導風部材の配置により、渡し胴がその面に
よってロータリーピストンに類似した作用を実現し、こ
れにより前記の空気吹き付けが強化されることとなる。
この場合、渡しプロセスは以下の空気援用枚葉紙搬送の
4行程に細分することができる。 I. 空気の吹き込みと枚葉紙上方の空気の圧縮。 II.空気吹き込み室の開放および吹き込まれた空気と
溢流する空気との間の平衡状態形成による圧力レベルの
保持。 III.排気口に向かって逃げ去る排気流と胴空間内を
循環する支持空気流とへの空気の分配。 IV.胴内における支持空気流による支えを利用した枚
葉紙の運搬と胴の回転による排気流の同時排出。
【0010】これにより単一の空気吹き付け装置によ
り、前置された枚葉紙搬送胴、渡し胴および後置された
枚葉紙搬送胴の各領域における確実で良好な枚葉紙搬送
を実現することができる。さらにその他に、枚葉紙搬送
のために吹き込まれる空気が加熱され、前記の各行程か
ら空気、水分および溶解成分から成る物質流が発生し、
同物質流が枚葉紙との間に常に湿度勾配を保持し、枚葉
紙から水分を奪い取って同水分を搬送空気を介して印刷
機外に排出し、こうして枚葉紙が乾燥した状態で渡し胴
を離れるように構成することにより二つの印刷ユニット
の間における枚葉紙の乾燥を実現することが可能であ
る。
【0011】渡し胴部において枚葉紙はばたつき運動が
阻止されるかもしくは少なくとも振動が強く抑止される
ようにして支持空気によって下支えされる。これは渡し
胴の面と枚葉紙とが閉じた室を形成し、同室内で空気が
圧縮されることによって実現される。したがって、枚葉
紙搬送システム領域では常に一定の力が枚葉紙の印刷面
に作用し、これにより確実な枚葉紙搬送が達成される。
【0012】これらの長所に加えてさらに、前置された
枚葉紙搬送胴部に必要に応じて高い乾燥効果を有する逆
流領域が発生させられる。湿潤空気は流出させられ、よ
り乾燥した空気が枚葉紙支持空気として利用され、同空
気は渡し胴領域における確実な枚葉紙搬送を行なうと同
時に枚葉紙のさらなる乾燥を行なう。後置された枚葉紙
搬送胴に枚葉紙が引き渡されると共に新鮮空気の吹き込
みが行なわれ、支持空気と新鮮空気との渦が形成され、
これによって再び高い乾燥効果が達成される。空気吹き
付け装置の配置によりもっぱら乾燥した空気を印刷機外
から吸い込むことができる。これらの有利な作用は図に
基づいて詳細に説明される。
【0013】空気吹き付け装置は、それが枚葉紙搬送方
向とは逆向きに、後置された枚葉紙搬送胴の方向に吹き
込みを行なうように配置されるのが合理的てある。この
ため空気吹き付け装置を導風部材に配置することができ
るが、その際、空気吹き付け装置を後置された枚葉紙搬
送胴に整合させることができるよう同装置を調節可能と
すればいっそう有利である。こうした方法で空気吹き付
け方向を被印刷物に合わせて最適化することが可能であ
る。ただし空気吹き付け装置を別様に配置することも考
えられることは言うまでもない。たとえば、渡し胴に空
気吹き付け装置を配置することも可能てある。この場合
には、空気の吹き付けは渡し胴の姿勢位置と相関した機
械サイクルで行なわれることとなる。
【0014】渡し胴の下側領域に、前置された枚葉紙搬
送胴から後置された枚葉紙搬送胴まで延びる枚葉紙案内
装置をくわえ爪列の運動路に沿って設けることにより、
渡し胴領域における枚葉紙搬送のいっそうの向上を実現
することができる。この枚葉紙案内装置は閉じたもしく
はほぼ閉じた案内板として形成することができる。ただ
し、枚葉紙案内装置に空気流入口を設け、こうした方法
で枚葉紙の浮上搬送を実現することも可能である。これ
により、枚葉紙が枚葉紙案内装置の案内面に接触するこ
とを、扱いにくい被印刷物の場合にあっても確実に防止
することができる。
【0015】前置された枚葉紙搬送胴における枚葉紙搬
送の改良は、導風部材下方のくわえ爪列の運動路と前置
された枚葉紙搬送胴との間に同搬送胴の方向に整列され
た導風装置を配置することによって実現される。これは
導風部材に平行に並ぶ板で構成され、薄板格子または案
内格子ないし案内路として形成することができる。これ
により乱れのない層状の空気流が作り出され、同空気流
により前置された枚葉紙搬送胴に枚葉紙が確実に載せら
れて搬送されることとなる。導風装置の水平に延びた板
の端部に前置された枚葉紙搬送胴側に向いた屈曲部が設
けられる場合には、枚葉紙への空気吹き付けはさらに強
化される。この種の屈曲部は導風部材の端部にも設ける
ことができ、そうした場合にも同一の効果がもたらされ
る。
【0016】前置された枚葉紙搬送胴上にある枚葉紙へ
の特に集中的な空気吹き付けと集中的な乾燥用空気供給
のため、導風部材下方のくわえ爪列の運動路と前置され
た枚葉紙搬送胴との間に同搬送胴の方向に向けられた補
助的な空気吹き付け装置を配置することができる。
【0017】前置された枚葉紙搬送胴部における空気吹
き付けの別途強化は空気流出口を空気流出路として形成
することによって達成することができる。これにより吹
き付け用の空気はさらに圧縮され、前置された枚葉紙搬
送胴への空気吹き付け領域がさらに拡大されることとな
る。
【0018】この空気流出路内に集中的乾燥を行なう乾
燥機を配置することができる。この乾燥機は紫外線もし
くは赤外線を放射する放射線乾燥機または枚葉紙に補助
的な乾燥空気、場合によっては温風も吹き付ける乾燥機
として構成することができる。また、双方の方式を相互
に組み合わせることも可能であることは言うまでもな
い。
【0019】導風部材が上方限界を成す空間はできるか
ぎり閉じられていることが重要である。このため、渡し
胴ならびに前後配置された搬送胴と印刷機側壁との間隔
をできるかぎりわずかなものとし、あるいはまた、渡し
胴に側方密閉板を装備して前記空間の密閉性を向上させ
ることができる。場合により、補助的な壁面部材を設け
るかまたは印刷機側壁を高くし、これらが側方密閉板と
連携して部品の回転に要されるわずかな隙間のみを備え
た相対的に密な空間を形成するようにすることもでき
る。
【0020】空気を循環させるため空気出口と空気取り
入れ口とを互いに連結するという別途の実施可能性も有
する。ただし、枚葉紙の乾燥を行なう必要がある場合に
は、空気出口と空気取り入れ口との間に空気湿分を奪い
取る手段を配置するのが合理的である。この種の構成
は、水分の他になお、作業室空間内に排出されることが
好ましくない溶剤をも含んだインキが使用される場合に
特に必要となろう。
【0021】湿潤空気の除去とできるだけ乾燥した空気
の供給とをさらに向上させるため、空気吹き付け装置に
至る空気取り入れ口が印刷機内に通じ、空気流出口に後
置された空気出口が印刷機外に通じる別途構成が利用さ
れる。この場合、空気取り入れ口と空気出口とは、たと
えば踏み板に設けられた開口、好ましくは格子の形の開
口によって形成することができる。多色印刷機の印刷ユ
ニットの間に配置されているようなこの種の踏み板は、
同時に導風部材としても利用することができる。
【0022】ただし、空気出口から排出される流れが作
業室空間内に排出されるのではなく、作業室空間外に排
出されるようにすることも可能である。こうした方法で
排気の除去を管理することは装置によって形成される空
間が密閉性を有していることによって可能である。こう
した方法で作業室空間の衛生条件を向上させ、排気を排
気浄化装置に供給することができることからして、これ
は本発明のさらなる大きな長所である。
【0023】枚葉紙乾燥を行なう場合には、枚葉紙搬送
のために吹き込まれる空気が加熱されもしくは枚葉紙搬
送が熱風によって行なわれるのが特に有利であることが
判明している。このために熱風を供給することも印刷機
内での枚葉紙搬送空気の加熱と同様に可能てある。
【0024】枚葉紙搬送に熱風を使用することにより枚
葉紙渡し胴領域は乾燥区間の役割を引き受けることがで
き、これによりたとえば2基のニス引きユニットの間の
補助的な乾燥ユニットを不要とし、よりコンパクトな構
造とそれと結びついたコスト削減を実現することができ
る。
【0025】導風部材はヒンジによって印刷機に取り付
け、しかも上方に向かって開けて取り外すことができる
ようにすることができる。これにより渡し胴へのアクセ
スが容易となる。このことは印刷機の保守と清掃との向
上をもたらすこととなる。
【0026】
【発明の実施の形態】複数の実施例と具体的な機能とを
明らかにする図面に基づいて、以下に本発明を詳細に説
明する。また、その他の長所、別途構成ならびにその他
の実施可能性も明らかにする。
【0027】図1は印刷機用の枚葉紙搬送システムの第
一の実施例を示している。同システムは前置された枚葉
紙搬送胴2と後置された枚葉紙搬送胴3との間に位置す
る渡し胴1に配置されている。本例においては枚葉紙搬
送胴2と3は圧胴の場合である。ただし、渡し胴1はそ
の他の胴の間、たとえば、ニス引き胴または枚葉紙の転
送に用いられる胴の間に位置していてもよい。また、タ
ーニング装置に同システムを配置することも考えること
ができる。本実施例において枚葉紙搬送胴2と3は圧胴
としてゴム胴24と協働し、双方の胴の間の隙間で枚葉
紙12、12’、12”の印刷が行なわれる。
【0028】渡し胴1は二列のくわえ爪列4を備えてい
る。ただし、枚葉紙搬送システムはこの種の渡し胴1に
のみ限定されるわけではなく、三列、四列もしくはそれ
以上の列のくわえ爪列4が備わっていてもよい。重要な
点はくわえ爪列4の間に閉じたもしくはほぼ閉じた面5
が存在していることである。これらの面はロータリーピ
ストンの作用に類似した作用を実現するために必要であ
る。胴2、3および24ならびに渡し胴1のそれぞれの
回転方向は矢印47によって示されている。渡し胴1の
上方には導風部材8が位置しており、同部材はくわえ爪
列4の運動路7からわずかな間隔を保って配置されてい
る。この間隔はいかなる場合にも渡し胴1が導風部材と
衝突することなく運動することができる寸法となされて
いなければならない。導風部材8は前置された枚葉紙搬
送胴2から後置された枚葉紙搬送胴3にまで延びてい
る。ただし同部材は必ずしも前記の胴2または3のいず
れかまでで終る必要はなく、たとえば二つのゴム胴24
のいずれかにまで達していてもよい。重要な点は、その
際、胴2、3、胴1、導風部材8および図示されていな
いその他の側壁によってほぼ囲まれている、前置された
枚葉紙搬送胴2から後置された枚葉紙搬送胴3にまで及
ぶ空間9が形成されることである。この空間9は、前置
された枚葉紙搬送胴2の側の導風部材8の端部に位置す
る空気流出口10を除いて、ほぼ密閉されていることが
必要てある。導風部材8の他方の端部は本実施例にあっ
ては空気吹き付け装置6によって形成されており、同吹
き付け装置は可動式の密封継手25によって旋回可能に
導風部材8に配置されている。空気吹き付け装置6のこ
うした旋回可能配置により、吹き込まれた空気34の吹
き付け方向を調節することができる。こうして吹き込ま
れた空気34は後置された枚葉紙搬送胴3の作用領域2
7に向けられる。この空気はこの搬送胴3における安定
したばたつきのない枚葉紙搬送を実現するのに役立つ。
導風部材8にとって重要な点は、それが空気流出口10
を除いて空間9を上方に対してできるかぎり十分に密閉
することである。ただしその際、衝突のない運動のため
に必要な可動部材との間の間隔が遵守されなければなら
ない。側方に対する密閉は導風部材8を側壁にできるか
ぎり密に寄せることによって行なうことができる。胴
2、3および24についてもそれらをできるかぎり側壁
に寄せることにより密閉性を確保することができる。こ
れは渡し胴1についても、それに側方密閉板が配置され
ている場合を別として、同様である。側方密閉板はくわ
え爪列4の運動路7に対応させるかもしくはそれよりも
わずかに大きなサイズで構成することができる。また、
側壁の一部、たとえば回転部材の間にある側壁部分を高
く伸ばし、こうした方法でさらにすぐれた密閉性を確保
することも可能である。
【0029】その他に、側壁に固定される、厚板、薄板
等の補助的な側面構造部材によっても密閉性を確保する
ことが可能である。
【0030】図1に示した実施例において、渡し胴1の
下方には枚葉紙案内装置11が配置されており、同案内
装置は、枚葉紙12、12’、12”ができるかぎり同
装置と接触することなく同装置に沿って案内されるよう
に、くわえ爪列4の運動路7の外側に位置している。枚
葉紙案内装置11は閉じた案内板もしくは浮上案内装置
として形成することができる。これを浮上案内装置とし
て形成する場合には、枚葉紙12、12’、12”を空
気クッションで支えて搬送するノズル板とすることがで
きる。こうした実施形態は、特に、枚葉紙の表裏両面に
印刷が行なわれ、したがっていかなる場合にも枚葉紙の
外面の接触が回避される必要がある場合に合理的であ
る。
【0031】図示した実施例にあっては、導風部材8の
下方においてくわえ爪列4の運動路7と前置された枚葉
紙搬送胴2との間の領域に、導風装置13が配置されて
いる。導風装置13は、たとえば、導風部材8に平行に
並ぶ薄板14で構成することができ、同薄板は前置され
た枚葉紙搬送胴2の方向に層状の空気流を作り出すよう
に、同方向に向いている。この装置につき、たとえば案
内路、格子薄板もしくは固定案内羽根等の別途構成を考
えることができることは言うまでもない。
【0032】空気流出口10は図1に示した空気流出路
18として形成されているのが好ましく、同流出路は前
置された枚葉紙搬送胴2の表面とほぼ平行に搬送胴2の
回転方向47とは反対向きに延びている。この空気流出
路18はよどみ作用を作り出すのに利用され、同よどみ
作用の圧力が前置された枚葉紙搬送胴2における良好な
枚葉紙搬送を結果することとなる。よどみ作用は空気流
出路18から流出する排気33が前置された枚葉紙搬送
胴2の牽引流37とぶつかり合うことによって発生す
る。空気流出路18にはさらに乾燥機19を配置してお
くことができる。同乾燥機は枚葉紙12、12’、1
2”の方向に紫外線または赤外線を放射する放射線乾燥
機とすることができ、あるいは乾燥機19を吹き付け空
気、予熱された吹き付け空気または放射線と吹き付け空
気とともに運転する装置とすることもできる。
【0033】枚葉紙搬送システムの全領域において、枚
葉紙12、12’、12”の印刷されたての面51は吹
き付け空気領域内もしくは支持空気領域内にあり、これ
により印刷隙間50と50′との中間における枚葉紙1
2、12’、12”の良好な搬送と乾燥が実現される。
【0034】図2〜5は枚葉紙搬送システムの機能を説
明するものであり、これらの図中に第二の実施例が示さ
れている。同実施例は、導風部材8が屈曲部16を備
え、導風部材8に平行に位置している薄板14が屈曲部
15を備えている点で第一の実施例と相違している。こ
れらの屈曲部15と16は前置された枚葉紙搬送胴2の
表面に対してほぼ垂直に向く角度αをなしている。これ
らの屈曲部は案内羽根もしくは増圧羽根の機能を果た
し、枚葉紙12、12’、12”が前置された枚葉紙搬
送胴2上にある際の枚葉紙への空気吹き付けに利用され
る。
【0035】図2は渡し胴1の左側部分で既述の行程I
を示しており、同行程において渡し胴1は図示した位置
で空気吹き付け装置6、ゴム胴24および後置された枚
葉紙搬送胴3と共に空気吹き込み室28を形成してい
る。下方向の閉鎖は枚葉紙12によって行なわれるかも
しくは、枚葉紙案内装置11が設けられている場合に
は、同案内装置によっても行なわれる。空気吹き付け装
置6はこの空気吹き込み室28に新しく補給された、好
ましくは乾燥した、場合により加熱された空気34を吹
き込むが、その際、空気流は枚葉紙12が位置している
後置された枚葉紙搬送胴3の作用領域27に向けられて
いる。この空気流は枚葉紙12の搬送方向とは逆に向け
られているのが好ましい。この空気吹き込み室28にお
いて、吹き込まれた空気34と、枚葉紙12と面5との
間に閉じこめられた枚葉紙支持空気35とが互いにぶつ
かり合い、渦流36が発生する。空気はこれによって室
内で圧縮され、その結果、枚葉紙に作用する高い圧力が
渡し胴1と後置された枚葉紙搬送胴3との間の枚葉紙引
渡し領域ならびに印刷隙間50までにおよぶ領域におい
て発生する。これにより搬送胴3上での良好な枚葉紙の
載置が実現される。さらにその他に、吹き込まれた空気
34が乾燥した空気または加熱された空気もしくはそれ
ら双方の性質を備えた空気であれば、混合された空気に
よって枚葉紙12のさらなる乾燥を行なうことができ
る。
【0036】図3は工程Iよりさらに回転した位置にお
ける渡し胴1を示しており、上方部分が先に述べた工程
IIに対応する。この位置において空気吹き込み室28
は空気排出室29に向かって開放され、これにより空気
吹き込み室28の空気の一部は空気排出室29の方向に
向かって流出する。この流出する空気49は導風装置1
3により前置された枚葉紙搬送胴2の作用領域26に誘
導され、同所において枚葉紙12”の良好な搬送を実現
する。この枚葉紙12”は同じくその前端が図3には図
示されていないくわえ爪列によってくわえられており、
空気流出路18を通って流出する排気33により後方に
向かって伸ばされると同時に搬送胴に押し当てられるこ
ととなる。
【0037】図4において渡し胴1はさらに回転を続行
し、上方では先に述べた行程IIIを示し、下方ではさ
らに180°回転した後に達成される行程IVを示して
いる。枚葉紙12は印刷隙間50の方向に向かって空気
吹き込み室28を離れ、空気吹き込み装置6によって吹
き込まれた空気34ならびに同空気と混じり合った枚葉
紙支持空気35は流出空気49として空気排出室29の
方向に向かって空気吹き込み室28を離れる。空気排出
室29において第一の部分流31が形成され、同部分流
は枚葉紙支持空気35として枚葉紙12”と渡し胴1と
の間に入り込む。第二の部分流32は導風装置13によ
って誘導され、なお前置された枚葉紙搬送胴2上にある
枚葉紙12”の一部に吹き付けられる。
【0038】図5は渡し胴1がさらに回転を続行した状
態を示しており、これによって第一の部分流31が強化
されて枚葉紙支持空気35が形成される。第一の部分流
31と第二の部分流32との形成に際しては好適な空気
分配が行なわれるが、それはより乾燥した空気がより高
い密度を有し、第一の部分流31として枚葉紙支持空気
35を形成するからである。これに対して湿潤した空気
は第二の部分流32を形成し、同部分流は枚葉紙12”
への吹き付けに利用された後、排気33として排出され
る。前置された枚葉紙搬送胴2上にある枚葉紙12”は
なおかなりの水分を有していることから、第二の部分流
32の空気は湿潤しているとはいえ、なおその枚葉紙1
2”から水分を奪い取ることができる。その際、同空気
が枚葉紙12”の運動に対して反対向きの逆流領域44
を形成するのが非常に有利であり、これによって高い乾
燥効果が達成される。空気流出路18から流出した後、
排気33は前置された枚葉紙搬送胴2の牽引流37とぶ
つかり合う。双方の流れのぶつかり合いにより再度の圧
力上昇が生じ、搬送胴への枚葉紙12”の押し当てが行
なわれる。その後に排気33は印刷機を離れる。
【0039】渡し胴1がさらに回転を続行すると、すで
に図3と図4の下側に示したような行程IVとして表わ
された位置が再び生ずることとなる。第一の部分流31
の空気は枚葉紙12’と面5とによって形成される枚葉
紙支持室30内にあり、同空気は同室において枚葉紙支
持空気35として枚葉紙12’の確実な搬送に利用され
る。その際、枚葉紙支持空気35の大部分は空気吹き込
み装置によって吹き込まれた前述した高い乾燥性を有し
た空気34であることから、枚葉紙12’のさらなる乾
燥が行なわれることとなる。密閉された室30内で圧縮
された空気は、さらに、枚葉紙に対して振動抑制作用を
もたらすが、それは枚葉紙がその運動にあたって圧縮さ
れた空気を押し潰さなければならないからである。これ
により枚葉紙は安定させられ、接触のない枚葉紙搬送が
実現される。枚葉紙支持チャンバ30は渡し胴1が回転
を続行して図4に示した位置に至っても枚葉紙案内装置
11によって依然として密閉されており、これにより、
圧縮された空気の支持効果が引き続いて維持され、枚葉
紙の末端も確実に案内されることとなる。
【0040】図6は枚葉紙搬送システムの第四の実施例
を示している。この実施例においては、導風部材8の下
方のくわえ爪列4の運動路7と前置された枚葉紙搬送胴
2との間に補助的な空気吹き付け装置17が配置されて
いる。この空気吹き付け装置17は枚葉紙搬送胴2の方
向に向けられており、たとえば横断方向に配置された一
連の送風機でそれを構成することが可能である。この装
置は溢流空気の圧力をさらに高める役割を有する。同装
置は導風装置13に代替することができ、あるいは同装
置と協働して前置された枚葉紙搬送胴2上にある枚葉紙
12’に空気を吹き付けることも可能である。本実施例
では空気吹き付け装置17は導風部材の平行な薄板14
と協働しており、同薄板は屈曲部15を備えている。ま
た導風部材8も同じくそうした屈折部16を備えてい
る。排気33は空気流出路18を通って流れ、同流出路
には乾燥機19が配置されている。排気33は乾燥機の
後方で、踏み板22の開口23によって形成されている
空気出口21に達する。開口23は格子として形成され
ている。さらに踏み板22には空気取り入れ口20が設
けられており、吹き込まれる空気34は同取り入れ口を
通って空気吹き付け装置6に達する。空気取り入れ口2
0も格子として形成されている。
【0041】なお、導風部材8が踏み板22によって形
成され、したがって、図1に示した空気流出口10が直
接踏み板に設けられ、空気吹き付け装置6も同踏み板に
配置されている別途の実施形態を考えることもできる。
【0042】図7は、空気流出口10から流出する空気
の少なくとも一部が空気吹き付け装置6に供給され、循
環空気流38が生じる構造の第四の実施例を示してい
る。
【0043】図8は枚葉紙12、12’、12”の湿度
41の変化ならびに空気の相対湿度42の変化を表わし
たグラフを示している。水平方向には枚葉紙12が通過
する搬送路上の位置が示され、垂直方向には湿度が示さ
れており、図の上方には図2〜5に対応するその都度の
渡し胴の位置を示している。最初の図は渡し胴1の右側
部分で枚葉紙12が渡し胴1に引き渡された後の位置
(行程III)を示しており、同所において空気流は第
一の部分流31と第二の部分流32に配分される。図8
の逆流領域44において枚葉紙12に対する空気の吹き
付けが行なわれ、つまり、空気は枚葉紙搬送方向とは逆
方向に流れ過ぎる。第二の部分流32はこの吹き付けを
行なった後に排気33となり、湿度の低い第一の部分流
31は枚葉紙支持空気となる。向流領域44における枚
葉紙12に対する空気の吹き付けにより、相対湿度4
2’にもかかわらず、同領域において湿度41を有した
非常に湿った枚葉紙の乾燥が実現されるが、それは両者
の間に十分な湿度勾配が存在しているからである。その
後、枚葉紙は図3と図4の渡し胴1の下方部分に対応す
る行程IVの平滑流領域45に達する。相対湿度42を
有した相対的に乾燥した枚葉紙支持空気35は、搬送作
用の他に、枚葉紙12のさらなる乾燥を行なう。渡し胴
1がさらに回転して図8の最後の位置に至ると渡し胴1
の左側部分で空気吹き込み室28が形成され(行程
I)、同所において吹き込まれた空気34による新鮮空
気の混和43が行なわれ、これにより空気の相対湿度4
2が著しく低下する。この作用により空気の吸湿性は再
び上昇し、その時までになお残存していた水分が枚葉紙
から奪われる。こうして枚葉紙12は乾燥した状態で渡
し胴領域を離れ、その後の印刷に供されることができ
る。湿度48を有した後続枚葉紙、枚葉紙12’が新た
に渡し胴領域に進入してくると、前記のサイクルが再び
最初から繰り返されることとなる。
【0044】上記の記述は本発明の説明と機能の理解に
資するものである。記述された実施例は典型的なもので
あり、前記の諸特徴のその他の組合せならびに構成も考
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】枚葉紙搬送システムの第一の実施例の構成を示
す図である。
【図2】第二の実施例に基づいた枚葉紙搬送システムの
第一の位置を示す図である。
【図3】第二の実施例に基づいた枚葉紙搬送システムの
第二の位置を示す図である。
【図4】第二の実施例に基づいた枚葉紙搬送システムの
第三の位置を示す図である。
【図5】第二の実施例に基づいた枚葉紙搬送システムの
第四の位置を示す図である。
【図6】枚葉紙搬送システムの第三の実施例を示す図で
ある。
【図7】枚葉紙搬送システムの第四の実施例を示す図で
ある。
【図8】図2〜ないし図5までの位置における枚葉紙の
湿度と空気の相対湿度の変化を表わしたグラフである。
【符号の説明】
1 渡し胴 2 前置された枚葉紙搬送胴 3 後置された枚葉紙搬送胴 4 くわえ爪列 5 面 6 空気吹き付け装置 7 運動路 8 導風部材 9 空間 10 空気流出口 11 枚葉紙案内装置 12 枚葉紙 12’枚葉紙 12”枚葉紙 13 導風装置 14 薄板 15 屈曲部 16 屈曲部 17 空気吹き付け装置 18 空気流出路 19 乾燥機 20 空気取り入れ口 20’取り入れ空気 21 空気出口 22 踏み板 23 開口(格子) 24 ゴム胴 25 可動式の密封継手 26 作用領域 27 作用領域 28 空気吹き込み室 29 空気排出室 30 枚葉紙支持室 31 第一の部分流 32 第二の部分流 33 排気 34 供給される空気 35 枚葉紙支持空気 36 渦流 37 前置された枚葉紙搬送胴の牽引流 38 空気循環 39 紫外線または赤外線 40 湿度 41 枚葉紙の湿度 42 空気の相対湿度 42’空気の相対湿度 43 新鮮空気の混和 44 逆流領域 45 平滑流領域 46 混和領域 47 回転方向 48 後続枚葉紙の湿度 49 流出空気 50 印刷隙間 50’印刷隙間 51 枚葉紙の印刷面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前置された枚葉紙搬送胴(2)と後置さ
    れた枚葉紙搬送胴(3)との間に位置する渡し胴(1)
    の領域に配置された印刷機用の枚葉紙搬送システムであ
    って、渡し胴(1)がそのくわえ爪列(4)の間に閉じ
    たもしくはほぼ閉じた面(5)を備えている枚葉紙搬送
    システムにおいて、渡しドラム(1)の上方にくわえ爪
    列(4)の運動路(7)からわずかな間隔を保って導風
    部材(8)が配置され、該導風部材が前置された枚葉紙
    搬送胴(2)から後置された枚葉紙搬送胴(3)までに
    及ぶ空間(9)の上方限界を成し、一つの空気吹き付け
    装置(6)が設けられ、該吹き付け装置が後置された枚
    葉紙搬送胴(3)の方向に空気を空間(9)内に吹き込
    むことを特徴とする枚葉紙搬送システム。
  2. 【請求項2】 導風部材(8)と前置された枚葉紙搬送
    胴(2)との間に空気流出口(10)が設けられる請求
    項1に記載の枚葉紙搬送システム。
  3. 【請求項3】 空気吹き付け装置(6)が導風部材
    (8)に配置される請求項1または2に記載の枚葉紙搬
    送システム。
  4. 【請求項4】 空気吹き付け装置(6)が、その整合に
    関して後置された枚葉紙搬送胴(3)方向に調節可能で
    ある請求項3に記載の枚葉紙搬送システム。
  5. 【請求項5】 空気吹き付け装置(6)によって吹き込
    まれる枚葉紙搬送空気(34)がすぐれた乾燥効果を達
    成するために加熱される前記請求項のいずれか一項に記
    載の枚葉紙搬送システム。
  6. 【請求項6】 渡し胴(1)の下部領域でくわえ爪列
    (4)の運動路(7)に沿って、枚葉紙案内装置(1
    1)が前置された枚葉紙搬送胴(2)から後置された枚
    葉紙搬送胴(3)まで延びている前記請求項に記載の枚
    葉紙搬送システム。
  7. 【請求項7】 枚葉紙案内装置(11)が閉じた案内板
    である請求項6に記載の枚葉紙搬送システム。
  8. 【請求項8】 枚葉紙案内装置(11)が枚葉紙(1
    2、12’、12”)の浮上搬送を達成するための空気
    流入口を備えている請求項6に記載の枚葉紙搬送システ
    ム。
  9. 【請求項9】 導風部材(8)の下方においてくわえ爪
    列(4)の運動路(7)と前置された枚葉紙搬送胴
    (2)との間に該搬送胴の方向に整列された導風装置
    (13)が配置される前記請求項のいずれか一項に記載
    の枚葉紙搬送システム。
  10. 【請求項10】 導風装置(13)が導風部材(8)に
    平行に並ぶ板(14)で構成され、該平行板の端部が前
    置された枚葉紙搬送胴(2)に向けられた屈曲部(1
    5)を備えている請求項9に記載の枚葉紙搬送システ
    ム。
  11. 【請求項11】 導風部材(8)の端部が前置された枚
    葉紙搬送胴(2)に向けられた屈曲部(16)を備えて
    いる前記請求項のいずれか一項に記載の枚葉紙搬送シス
    テム。
  12. 【請求項12】 導風装置(13)が格子薄板として形
    成される前記請求項のいずれか一項に記載の枚葉紙搬送
    システム。
  13. 【請求項13】 導風部材(8)の下方においてくわえ
    爪列(4)の運動路(7)と前置された枚葉紙搬送胴
    (2)との間に該搬送胴の方向に向けられた補助的な空
    気吹き付け装置(17)が配置される前記請求項のいず
    れか一項に記載の枚葉紙搬送システム。
  14. 【請求項14】 空気流出口(10)が空気流出路(1
    8)として形成される請求項2ないし13のいずれかの
    項に記載の枚葉紙搬送システム。
  15. 【請求項15】 空気流出路(18)に乾燥機(19)
    が配置される請求項14に記載の枚葉紙搬送システム。
  16. 【請求項16】 乾燥機(19)が放射線乾燥機である
    請求項15に記載の枚葉紙搬送システム。
  17. 【請求項17】 乾燥機(19)が送風機を備えている
    請求項15または16に記載の枚葉紙搬送システム。
  18. 【請求項18】 渡し胴(1)が側方密閉板を備えてい
    る前記請求項のいずれか一項に記載の枚葉紙搬送システ
    ム。
  19. 【請求項19】 枚葉紙搬送システムの上方に踏み板
    (22)が配置される前記請求項のいずれか一項に記載
    の枚葉紙搬送システム。
  20. 【請求項20】 踏み板(22)が同時に導風部材
    (8)である請求項19に記載の枚葉紙搬送システム。
  21. 【請求項21】 空気吹き付け装置(6)に通ずる空気
    取り入れ口が踏み板(22)に形成された開口(20)
    の形で設けられる請求項19または20に記載の枚葉紙
    搬送システム。
  22. 【請求項22】 空気流出口(10)に後置された空気
    出口(21)が踏み板(22)に形成された開口(2
    3)の形で設けられる請求項19、20または21に記
    載の枚葉紙搬送システム。
  23. 【請求項23】 空気流出口(10)から流出する空気
    が空気吹き付け装置(6)に供給される請求項2ないし
    22のいずれかの項に記載の枚葉紙搬送システム。
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