JP4460915B2 - 両面枚葉印刷機 - Google Patents

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Description

本発明は、表裏用各印刷ユニットの最下流にコーティングユニットを並設する両面印刷機において、上流に位置する印刷ユニットと下流に位置する印刷ユニットの中間に設備し、上流に位置する印刷ユニットのコーティングユニットから下流に位置する印刷ユニットへシートを安定的に移送させる中間胴の構造や乾燥手段、冷却手段等を工夫した両面枚葉印刷機に関するものである。
図7は従来の一般的な両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図で、図8は、その両面枚葉印刷機の裏面印刷装置(ユニット)と表面印刷装置(ユニット)の間に配設された中間胴部の構成説明図である。また、図9は表面印刷ユニットに設備した図8におけるF部のインキ供給装置部の構成説明図で、図10は裏面コーティングユニットに設備した図8におけるG部のコーティング液(ニス)供給装置部の構成説明図である。
従来の一般的な両面枚葉印刷機は、図7及び図8に示すように主な構成要素としてシート供給装置19、フィーダボード部20、裏面印刷ユニット1、裏面コーティングユニット36、表面印刷ユニット2、表面コーティングユニット37、裏面コーティングユニット36の圧胴5bから表面印刷ユニット2の圧胴5cにシート4を移送するための複数組の中間胴3(3a〜3d)、UV乾燥装置6、及び排紙装置21等々にて構成されている。
上記排紙装置21は、シート搬送装置22、及び該シート搬送装置22の下流端の下側に設けたシート積重装置23等々にて構成されている。
図7に示す両面枚葉印刷機は、表裏両面に対しそれぞれ1色の印刷と、該印刷面上にコーティングを施すように構成したものである。
なお、裏面コーティングユニット36の出口部に位置する圧胴5bと、表面印刷ユニット2部の圧胴5cには、それぞれ軸端に歯車が固設されており、これらは中間胴3a〜3dの軸端に固設した歯車を介して互いに連結され、同期して所定の方向へ回転するようになっている。
また、シート供給装置19は、被印刷物となるシート4を給紙テーブル30上に積重させておき、印刷に伴う消費速度(機械速度)に対応させて最上段側のシート4から1枚ずつ順次供給する装置である。
次のフィーダボード部20は、シート供給装置19と第1印刷装置である裏面印刷ユニット1の中間に設備するもので、シート供給装置19から順次送り出されたシート4を、裏面印刷ユニット1の導入部に配置した中間胴24まで移送すべく機能している。
上記シート4は中間胴24から次の中間胴25に移送され、裏面印刷ユニット1の圧胴5aに受け渡されて印刷が行われる。裏面印刷されたシート4は更に中間胴3を介して移送された後、裏面コーティングユニット36にて該印刷面にコーティングが施されることになる。
続いて、シート4は第1中間胴3a、第2中間胴3b、第3中間胴3c、及び第4中間胴3dを順次経由して搬送された後、下流に位置する表面印刷ユニット2の圧胴5cへと受け渡され、上記裏面と同様に表面印刷が行われ、更に中間胴3を介して移送された後、表面コーティングユニット37にて該印刷面にコーティングが施されることになる。
単体の裏面印刷ユニット1或いは表面印刷ユニット2のインキ供給装置は、図9に示すようにインキ溜31、インキローラ群32、及び刷版33を巻着させる版胴34、ブランケット胴35、圧胴5c(5a)及び湿水装置38等々から構成されている。
インキ溜31に供給したインキ18は、インキローラ群32を順次転移する過程で適度に練られ、インキ被膜として版胴34に装着した刷版33面へ転移供給された後、絵柄としてブランケット胴35外周面に転移されることになる。また、これと並行して湿水装置38から湿し水も転移供給されている。
その後、ブランケット胴35と圧胴5c(5a)の中間を走行するシート4の表面へ転写されて所定の印刷が完了する。
但し、1組の印刷ユニットにおいては一色のみの印刷しかできず、多色印刷を施すような場合には、シート走行方向に沿ってインキ色の異なる図示せざる複数組の印刷ユニット(1a〜1n)、(2a〜2n)を並設させておき、該印刷ユニット群を順次通紙させることによって目的とする多色印刷を行うようになっている。
次に裏面コーティングユニット36或いは表面コーティングユニット37は、図10に示すように、コーティング液として使用するニス39を充填したニス溜40、ニス元ローラ41a、ニス着けローラ41、版胴42等から構成されており、ニス溜40に供給したニス39は、ニス着けローラ41を介して適度に練られ、版胴42の外周面に転移されることになる。
その後、版胴42と圧胴5b(5d)の中間を走行するシート4の表面へ転写されて所定のコーティングが完了する。
以上のようにして印刷、及びコーティングを終了したシート4は、圧胴5dから排紙装置21のシート搬送装置22、つまり、排紙軸27で駆動されるエンドレスチェン28のチェングリッパに受け渡され、把持された状態でシート積重装置23まで搬送され、該シート積重装置23部の排紙テーブル29上に積重されるが、所定量積重されると適宜外部へ搬出されることになる。
従来の両面枚葉印刷機においては、図7に示す下流側において表面にコーティングを施す場合には、排紙軸27とエンドレスチェン28に具備させたチェングリッパにてシート搬送ができ、この過程で乾燥を行うことができるが、裏面印刷ユニット1によるシート4の裏面への印刷、及び裏面コーティングユニット36による印刷面へのコーティング施工を終えた後、表面印刷ユニット2側にシート4を移送する場合には、印刷面にコーティングを施した直後のシート4を第1中間胴3a部に移送することになる。
したがって、ドラム状構造となっている圧胴5bに隣接して係合する第1中間胴3aでは、印刷面にコーティングされたコーティング液のニス39が乾燥する時間的な余裕がなく、コーティングを施した直後の未乾燥状態のコーティング面が、第1中間胴3aの外周面に接触してしまうことになる。
そのため従来の両面枚葉印刷機においては、第1中間胴3a部では、
(1)シート4のコーティング面が汚れたり擦れ傷が入る。
(2)コーティング液であるニス39の付着により、シート4の印刷面と共に、第1中間胴3aの外周面が汚れ、この汚れが後続のシート4へ転移するため、印刷品質が低下して商品とならない損紙が多量に発生する恐れがある。
(3)第1中間胴3aの表面に付着したニス39が乾燥、硬化して順次搬送されてくる後続シート4の印刷面に擦れ傷を付ける。
等、種々の問題点があった。また、第2中間胴3b部では、
(4)移送されるシート4のバタツキや、垂れ下がりにより搬送状態が不安定になるため、UV乾燥装置6による効果的な乾燥機能が得られないばかりか、シート4が変形したり、傷が付く恐れがある。
等々の問題点があった。
なお、枚葉印刷機において、印刷胴の円周表面に設けた複数のオリフィスからブロー空気を吹付けてシートを裏移りなく中間胴の円周表面上に支持するようにしたり、シートを印刷胴の円周表面に保持するためにシートを印刷胴の円周表面に吸着せしめるようにすることは公知であり、内部に多数の凹設部を形成した胴基体の外周に、凹設部の領域内に複数の貫通路を有する周壁体を被着させ、上記凹設部をサクション空気源又はブロー空気源に接続させて、印刷胴の円周表面に載って搬送されるシートの下面に作用するブローとサクションの区分を形成するようにしたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、それらは印刷胴の胴外周面に向って空気を吹き出したり、胴内周面に向って空気を吸い込むようにしたものであり、上流に位置する印刷ユニットのコーティングユニットと下流に位置する印刷ユニットの中間に位置する中間胴に適用されたものではない。
また、印刷機用のシートを案内する胴として、その胴周壁に設けた多数の開口から空気を吹き出して裏移りのないようにシートを搬送したり、コーティングされたニスを乾燥させるようにしたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、その胴は移送されるシートのバタツキや垂れ下がりにより搬送状態が不安定になるのを防止する等の機能を果すものではなく、更なる改善が望まれていた。
次に、図11は、乾燥手段や冷却手段等を備えた従来の両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図である。
基本的な構成は図7に示すものと略同様であるが、図11に示す従来の両面枚葉印刷機においては、シート供給装置101から供給されるシートは、先刷りを行う上流に位置する裏面印刷ユニット102で印刷された後、中間の連結部103に位置する第1〜4の中間胴104〜107を経て、ガイド122により案内されながら後刷りを行う下流に位置する表面印刷ユニット108に供給され、下流の表面コーティングユニット109でニスを塗布した後、乾燥装置113で乾燥されて排紙装置111に積み重ねられるようになっている。
また、乾燥装置113においては、UV印刷の場合は照射ランプ114で紫外線を照射して硬化させ、通常の印刷の場合は赤外線を照射して乾燥させるようにしているが、紫外線や赤外線の照射によりシートの温度が上昇するため、冷却手段としてシートへ冷風を吹き付ける冷風吹付装置112が設けられている。
但し、乾燥装置113においては、チェーンにより搬送されるシートの印刷面に接触するものはなにもない。
ところで、上流の裏面印刷ユニット102で先に印刷したシートの印刷面は、連結部103に至るまでに色間中間胴123の表面と接触するが、色間中間胴123の表面とシートの印刷面に相対的な速度差はないので、シートの印刷面が擦れることはない。
なお、色間中間胴123には、通常インキやニスが付着し難い被覆材を巻きつけておき、シートの印刷面が色間中間胴123の表面に接触しても、擦れ傷等のトラブルが発生しないように配慮されている。
また、連結部103の下流に位置する表面印刷ユニット108で印刷したシートの印刷面も、色間中間胴118に接触するが、同様に擦れ傷等のトラブルが発生しないように配慮されている。
しかしながら、上記従来の両面枚葉印刷機においては、裏面印刷ユニット102で先に印刷したシートの印刷面は、連結部103の下流において表面印刷ユニット108で印刷するとき、印刷面が圧胴110に接触するため、印刷面に汚れが発生しやすく、特に連結部103において第2中間胴105と第4中間胴107において印刷面が下側となり、シートが重力で垂れ下がって印刷面がガイドに122に接触すると、印刷面に擦れ傷が発生するため、特に表面の平滑度の影響を受けやすいニスでは、ニスの光沢が低下して印刷品質が劣化すると言う問題があった。
この印刷品質の劣化を防止するには、連結部103においてシートの印刷面を乾燥させればよいが、第2中間胴105において印刷面が下側となり、シートが重力で垂れ下がるが、シートの垂れ下がりの状態は運転速度やシートの質、インキやニスの塗布量等によって異なるため、仮に第2中間胴105の下部に乾燥装置113を設けても、シートの垂れ下がりによってシートと乾燥装置113の照射ランプ114間の距離が変動し、必要十分な照射エネルギーがシートの印刷面に均一に照射されないため、乾燥装置113を設けても良好な印刷品質は得られないと言う問題があった。
そのため、従来の両面枚葉印刷機においては、下流の表面コーティングユニット109で片面しかニスを塗装することができず、印刷物の付加価値を高めるためにシートの両面にニスを塗布したい場合には、シートの片面にニスを塗布して乾燥させた後、一度機械から印刷物を取り出し、積み直して改めてシート供給装置101からシートを供給し、もう一方の面にも同様にニスを塗布し乾燥させる必要がある。
しかしながら、このようにニスを追加的に塗布すると、両面枚葉印刷機への二回目のシート通しは、シートのハンドリングが面倒であるだけでなく、シート通し時に印刷面に擦れ傷を生じやすく、良好な印刷品質が得られず、特に高級な印刷物を印刷する場合には大きな問題となっていた。
なお、例えば、表面の印刷ユニットと裏面の印刷ユニットに各1個のニスコータ用圧胴を介して表裏面のニスコーティングと乾燥とを行うようにしたものも提案(例えば、特許文献3参照)されているが、上記問題点を解消することはできず、更なる改善が望まれていた。
特開2000−108299公報(段落0002,0003、要約、図1,図2) 特開平9−187916号公報(段落0015,0016、要約、図4) 特開2001−191489公報(要約、図2)
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、シートの印刷面(コーティング面)が汚れる恐れがなく、中間胴の外周面における付着物の乾燥による紙面への擦れ傷や汚れ等の発生を防止することができ、印刷品質が大幅に向上すると共に、損紙を減少させることができるばかりか、シートのバタツキや垂れ下がりがない状態で、乾燥装置に対応させることができ、シートを安定的に移送させて乾燥効率を向上させ、均一に乾燥させて高品質の印刷を可能とすることができる実用上きわめて有効な両面枚葉印刷機を提供することを課題とするものである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、以下の(1)〜(6)の各手段を採用したものである。
(1)第1の手段としての両面枚葉印刷機は、上流に位置する印刷ユニット側のコーティングユニットと下流に位置する印刷ユニットの中間に、シートを転移搬送する手段として偶数組の中間胴を具備させ、上流の印刷ユニットでは、圧胴に対してインキ供給装置を下方に配置し、下流の印刷ユニットでは、圧胴に対してインキ供給装置を上方に配置した両面枚葉印刷機において、上流で印刷後の印刷面側に周面が接触する中間胴として第1中間胴を設けると共に、該第1中間胴の後流側の中間胴として第2中間胴を設け、該第2中間胴に対応対向して乾燥装置を設け、前記第1中間胴に胴外周面に向かって空気などの気体を吹き出す気体吹出手段を具備させ、前記第2中間胴に胴内周面に向かって空気などの気体を吸い込む気体吸引手段を具備させたことを特徴とするものである。
この場合、上流に位置する印刷ユニットを裏面印刷ユニットとし、下流に位置する印刷
ユニットを表面印刷ユニットとすることが望ましい。
(2)第2の手段としての両面枚葉印刷機は、第1の手段のものにおいて、前記気体吹出手段の気体吹き出し域を、シートが接触する可能性のある幅、及び円周方向の区間のみとして構成したことを特徴とするものである。
(3)第3の手段としての両面枚葉印刷機は、第1の手段又は第2の手段のものにおいて、前記気体吹出手段の気体吹き出しタイミングを、シートが接触する可能性のある胴回転方向のシート保持範囲に構成したことを特徴とするものである。
(4)第4の手段としての両面枚葉印刷機は、第1の手段のものにおいて、前記第2中間胴の後流側の中間胴に、シートを冷却させる冷風吹付装置を具備させた第3中間胴とを備えたことを特徴とするものである。
(5)第5の手段としての両面枚葉印刷機は、第4の手段のものにおいて、前記第1中間胴の気体吹出手段から予め熱した気体を吹き出すようにしたことを特徴とするものである。
(6)第6の手段としての両面枚葉印刷機は、第4の手段又は第5の手段のものにおいて、前記第2中間胴の胴表面温度を適温に維持するための冷風吹付装置を備えたことを特徴とするものである。
特許請求の範囲に記載の各請求項に係る発明は、上記の(1)〜(6)に記載の各手段を採用しているので、それぞれ以下のような効果を有する。
(1)請求項1に係る発明は上記第1の手段を採用しており、第1中間胴に気体吹出手段を具備させたので、シートの印刷面(コーティング面)を第1中間胴の外周面に接触させることなく搬送させることが可能となり、シートの印刷面(コーティング面)が汚れる恐れはない。
また、シートの印刷面のインキ(コーティング液)が中間胴の外周面に転移付着しなくなるため、これら付着物の乾燥による紙面への擦れ傷や汚れ等の発生を防止することができ、印刷品質が大幅に向上すると共に、損紙を減少させることができる。
また、係合する第2中間胴に気体吸引手段を具備させたので、シートのバタツキや垂れ下がりがない状態で乾燥装置に対応させることができ、シートを安定的に移送させて乾燥効率を向上させることができる。
(2)請求項2に係る発明は上記第2の手段を採用しており、上記第1の手段のものにおいて、前記気体吹出手段の気体吹き出し域を、シートが接触する可能性のある幅、及び円周方向の区間のみとして構成したので、これにより、請求項1に係る発明の有する上記の作用効果に加えて、吹き出し気体の使用量を節約することができる。
(3)請求項3に係る発明は上記第3の手段を採用しているので、請求項1又は請求項2に係る発明の有する上記の作用効果に加えて、印刷品質をより向上させることができ、性能も安定する。
(4)請求項4に係る発明は上記第4の手段を採用しているので、請求項1に係る発明の有する上記の作用効果に加えて、第2中間胴の周辺部に備えられた乾燥装置によりシートをむらなく均一に乾燥させることができ、第3中間胴に具備されている冷風吹付装置により、乾燥のため温度が上昇したシートを冷却すると共に、水分を蒸発させて、重合したニスやインキの硬化を促進させ、印刷品質をより向上させることができる。
(5)請求項5に係る発明は上記第5の手段を採用しているので、請求項4に係る発明の有する上記の作用効果に加えて、第1中間胴の気体吹出手段から吹き出す予め熱した気体により、シートを予め余熱することで、高速印刷であってもシートを充分に乾燥させることができる。
(6)請求項6に係る発明は上記第6の手段を採用しているので、冷風吹付装置により第2中間胴の胴表面に冷風を吹き付けて胴表面温度を適温に維持することで、乾燥装置によるシートの過加熱を防止することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例1、実施例2に基き説明する。
図1は本発明の実施例1に係る両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図で、図2は図1における第1中間胴部の構成説明図であり、図3はその第1中間胴部の横断面図である。また、図4は図1における第2中間胴部の構成説明図である。
実施例1は前記従来の技術における課題を解決すべくなされたもので、実施例1に係る両面枚葉印刷機としての全体の概略構成は、図7に示す従来のものと同様であるため、図1中、図7に示す従来のものと共通する部位(部品)については同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
ところで、実施例1においては、上流に位置する裏面印刷ユニット1側の裏面コーティングユニット36と下流に位置する表面印刷ユニット2の中間において、裏面コーティングユニット36の圧胴5bに係合する第1中間胴3aに、胴外周面に向って空気などの気体を吹き出す気体吹出手段7を具備させて第1中間胴3aを気体吹出胴として構成したものである。
この第1中間胴3aは、気体吹出手段7によって胴外周面に向かって例えば空気などの気体を吹き出し、走行するシート4と第1中間胴3aの外周面の間に気体層を形成させるように構成している。
次に、図2,図3に基いて、第1中間胴3aの構成及び気体吹出手段7の機能について説明する。
第1中間胴3aは、セル(本体)13、セル13を一体的に回転させる回転軸14、及び軸15を含んで構成されている。
セル13の外周面の一部には、圧縮気体を送り込む気体ボックス11(11a,11b)が2カ所設けられ、気体ボックス11の胴周方向長さはシート4の長さに対応して形成させてある。また、該気体ボックス11a,11bの外周面(胴外周面を形成する面)には、胴外側に面して開口した複数の気体吹出孔48が穿設されている。
この気体ボックス11a,11bは、各々接続管43(43a,43b)を介して軸15内の気体孔12(12a,12b)に接続され、エアシリンダ(アクチュエータ)45の作動によって軸方向へ移動し、気体吹出個所を切り替える切替弁(切替え手段)46の開口部を経由し気体配管49、電磁弁(制御弁)8、バルブ(制御弁)52、及び気体供給源であるブロア(圧縮気体付与手段)10へ接続されており、吹き出し気体の強弱調整と共に、圧縮気体供給停止の作動タイミングを適宜に設定することができるようになっている。
なお、吹き出し気体の強弱調整や圧縮気体供給停止の作動タイミングの設定は、シート供給装置19と連動して制御装置51により電磁弁8等を制御して行われるようになっているが、手動で行うようにしてもよい。
上記のように構成された気体吹出手段7によれば、ブロア10を作動させてバルブ52、電磁弁8、気体配管49を通って圧縮気体が送り込まれ、これによって第1中間胴3aのセル13に設けられている気体ボックス11の内部が所定の圧力になり、セル13の外周面に穿設した複数個の気体吹出孔48を介して胴外周面に向って外部へ気体を吹き出させることができる。
このため、セル13の外周に爪装置26によって係合するシート4は、図3に示すようにセル13の外周面から吹き出される気体によって形成される気体層によって、僅かに隙間を持った状態で次の第2中間胴3bへ送り込まれることになる。
また、本実施の形態においては、UV乾燥装置6に対応させた中間胴、つまり、上記第1中間胴3aの後流に係合させた第2中間胴3bに、胴内周面に向って空気などの気体を吸い込む気体吸引手段50を具備させて第2中間胴3bを真空吸引胴として構成したものである。
この第2中間胴3bは図4に示すように構成されており、図2に示す第1中間胴3aとほぼ同様の構成となっているが、図2に示す第1中間胴3aのセル13の外周面の気体ボックス11に替えて図4に示す第2中間胴3bにおいてはサクションボックス17(17a,17b)が設けられており、その外周面には気体吹出孔48に替えて複数の気体吸入孔16が穿設されている。
このサクションボックス17a,17bは、各々接続管43(43a,43b)を介して軸15内の吸引孔44(44a,44b)に接続され、エアシリンダ45の作動によって軸方向へ移動し、気体吸引個所を切り替える切替弁46の開口部を経由して吸入管9、電磁弁8、及び気体吸入源である吸引機(吸引力付与手段)47へ接続されており、吸引の強弱調整と共に、吸引停止の作動タイミングを適宜に設定することができるようになっている。
なお、吸引の強弱調整や吸引停止の作動タイミングの設定は、シート供給装置19と連動して制御装置51により電磁弁8等を制御して行われるようになっているが、手動で行うようにしてもよい。
上記のように構成された気体吸引手段50によれば、吸引機47を作動させて電磁弁8、吸入管9を通って気体が吸引され、これによって第2中間胴3bのセル13に設けられているサクションボックス17の内部が所定の負圧となり、セル13の外周面に穿設した複数個の気体吸入孔16を介して胴内周面に向って気体を吸引させることができる。
このため、走行するシート4は第2中間胴3bの外周面に吸着保持された状態で走行し、第2中間胴3bの外周面に吸着保持された状態で、第2中間胴3bに対応させたUV乾燥装置6により乾燥され、順次移送されることになる。
なお、図2に示す第1中間胴3aと図4に示す第2中間胴3bは、気体吹出胴として構成するか真空吸引胴として構成するかという機能上の違いはあっても、構造的には同一構造のものを採用することが可能であり、設計上きわめて好都合である。
実施例1に係る両面枚葉印刷機は以上のように構成されており、印刷機全体の機能は、従来の一般的な両面枚葉印刷機と同様であるが、上流に位置する裏面印刷ユニット1側の裏面コーティングユニット36と下流に位置する表面印刷ユニット2の中間において、裏面コーティングユニット36の圧胴5bに係合する第1中間胴3aに気体吹出手段7を具備させ、胴外周面に向って気体を吹き出すよう構成したので、シート4は裏面の印刷面にコーティングを施した後、上記第1中間胴3aへ移送するに当たって、第1中間胴3aの外周面とシート4の間に気体層を形成させることができる。
この気体の吹き出し域は、シート4が接触する可能性のある幅、及び円周方向の区間のみとなるようにエアシリンダ45を介して切替え設定する。又、外周方向への気体吹き出しタイミングも、シートが接触する可能性のある胴回転方向のシート保持範囲となるように、切替弁46により切替え設定される。
なお、印刷機の起動停止時は、制御装置51を介して電磁弁8、ブロア10及び吸引機47の作動を最良のタイミングで行なっている。
このように、実施例1に係る両面枚葉印刷機においては、第1中間胴3aを気体吐出胴として構成しているので、
(1)シートの印刷面(コーティング面)を第1中間胴3aの外周面に接触させることなく搬送させることが可能となり、シート4の印刷面(コーティング面)が汚れる恐れはない。
(2)シートの印刷面のインキ(コーティング液)が中間胴の外周面に転移付着しなくなるため、これら付着物の乾燥による紙面への擦れ傷や汚れ等の発生を防止することができる。
(3)印刷品質が大幅に向上すると共に、損紙を減少させることができる。
また、第1中間胴3aに係合する第2中間胴3bを真空吸引胴として構成しているので、
(4)シート4のバタツキや垂れ下がりがない状態で、UV乾燥装置6に対応させることができる。
(5)シート4を安定的に移送させて乾燥効率を向上させることができる。
等の効果を得ることができる。
但し、実施例1の応用例として、図1に示すシートパスラインの上下において、各々複数組の裏面印刷ユニット(1a〜1n)と表面印刷ユニット(2a〜2n)を配設すれば、両面へ1色だけでなく多色印刷を施すようにした多色印刷用の両面枚葉印刷機にも適用することができる。
また、実施例1においては、上流で裏側印刷を行い、下流で表面印刷を行っているが、その形式とは逆に、最初に表面印刷を行い、その後裏面印刷を行うように配置した両面枚葉印刷機にも適用することができる。
なお、裏面コーティングが有る場合、汚れ防止の点で中間胴を気体吹出胴とする必要があるが、裏印刷面の乾燥を促進させるために予め熱した気体の吹き出しを行うことも可能である。また、中間胴に入る前の裏面印刷ユニットで印刷し、乾燥目的でUV照射等を行った後、冷却目的でシートに冷風を吹き付けることも可能であり、真空吸引胴として構成した中間胴の後流に気体吹出胴として構成した中間胴を配置することもできる。
図5は本発明の実施例2に係る両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図で、図6は図5における連結部3の構成説明図である。
実施例2も前記従来の技術における課題を解決すべくなされたもので、実施例2に係る両面枚葉印刷機としての全体の概略構成は、図11に示す従来のものと同様であるため、図5中、図11に示す従来のものと共通する部位(部品)については同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
実施例2においては、上流に位置する先刷り用の裏面印刷ユニット102側の裏面コーティングユニット115と下流に位置する後刷り用の表面印刷ユニット108の中間の連結部103に、シートを転移搬送する手段としての複数組の中間胴を具備させた両面枚葉印刷機において、連結部103に位置する第1中間胴104に、実施例1と同様に胴外周面に向って空気などの気体を吹き出す図示せざる気体吹出手段を具備させて第1中間胴104を気体吹出胴として構成し、胴内部121接続された気体吹出手段によって胴外周面に向かって例えば空気などの気体を気体吹出孔119aから吹き出し、走行するシートと第1中間胴104の外周面の間に気体層を形成させるように構成している。
また、第2中間胴105には、実施例1と同様に胴内周面に向かって気体を吸引する図示せざる気体吸引手段を具備させて第2中間胴105を真空吸引胴として構成し、気体吸引手段によって気体吸入孔119bから胴内部120に向かって空気などの気体を吸い込み、シートを第2中間胴105に密着させてシートが垂れ下がらないようにしている。
ところで、実施例2においては、図6に示すように、第2中間胴105の周辺部の下部には、照射ランプ114を有する乾燥装置113が配置されている。
なお、気体吹出手段には図示せざる熱風発生装置が付設されており、熱風発生装置によって予め熱した気体を、第1中間胴104の気体吹出孔119aから吹き出すことができるようになっている。
また、第2中間胴105の上部には、冷風を吹き付けて第2中間胴105の胴表面を冷却させる冷風吹付装置116が配置されており、第2中間胴105の後流側に位置する第3中間胴106の上部には、冷風を吹き付けてシートを冷却させる冷風吹付装置117が具備されている。
実施例2に係る両面枚葉印刷機は上記のように構成されているので、裏面印刷ユニット102で印刷後、裏面コーティングユニット115でニスを塗布されたシートは、第1中間胴104に移送されることになる。
しかしながら、第1中間胴104の胴外周面に向かって気体吹出孔119aから吹き出される気体により、走行するシートと第1中間胴104の外周面の間に気体層が形成されるため、インキやニスを塗布された面が第1中間胴104の胴表面と接することはない。
また、第1中間胴104の胴外周面に向かって吹き出される気体は、図示せざる熱風発生装置により予め熱した気体であるため、シートは移送される間に第1中間胴104により予め加熱されることになる。
次にシートは第2中間胴105に移送され、インキやニスを塗布されていない面が第2中間胴105の胴表面と接触することになるが、シートは図示せざる気体吸引手段によって気体吸入孔119bから胴内部120に向かって空気などの気体を吸い込むことで、第2中間胴105に弛みなくぴったりと吸い付いて密着され、シートが垂れ下がらないようにしている。
この状態で、第2中間胴105の周辺部の下部に配置された乾燥装置113の照射ランプ114から紫外線又は赤外線が照射され、シートに塗布されたインキやニスの水分の蒸発、重合反応が起こり、乾燥が始まることになる。
なお、照射ランプ114から紫外線又は赤外線が照射される過程では、シートは第2中間胴105の胴表面に吸着されており、シートと照射ランプ114との距離は一定であるため、乾燥装置113によりシートを安定してむらなく均一に乾燥させることができる。
また、図6に示すように、第2中間胴105の胴径を第1中間胴104や第3中間胴106、第4中間胴107等の胴径よりかなり大きい、例えば基準径の2倍又は3倍程度の胴径にしておけば、シートは第2中間胴105において、乾燥装置113の照射ランプ114から紫外線や赤外線の充分な照射が得られる搬送長さを確保することができると共に、第1中間胴104の気体吹出孔119aから吹き出される熱風状の気体により予め加熱されるため、高速印刷においても乾燥装置113によりシートを充分に乾燥させることができる。
なお、第2中間胴105の上部には冷風吹付装置116が配置されているので、冷風吹付装置116により第2中間胴105の胴表面に冷風を吹き付けて、乾燥装置113の照射ランプ114により第2中間胴105の胴表面が過度に加熱されるのを防止することができる。
次にシートは第3中間胴106に移送されるが、第3中間胴106の上部には冷風吹付装置117が具備されているので、冷風吹付装置117により冷風を吹き付けて、乾燥のため温度が上昇しているシートを冷却するすると共に、重合したインキやニスの硬化を促進させることができる。
このように、実施例2に係る両面枚葉印刷機においては、連結部103での乾燥を阻害していた要因が解消され、一回の通紙でシートの両面へのニスの塗布が可能となり、高級印刷の要請にも応じることができる。
但し、例えば乾燥に利用する照射ランプによる紫外線や赤外線の照射に代えて、電子ビームなどを照射する乾燥装置を使用してもよい。
また、乾燥が充分であれば第2中間胴の胴径は基準径の2〜3倍にしなくてもよく、必要に応じ適切な胴径に設計することができ、中間胴の本数も4本に限定されるものではなく、必要に応じ適切な本数に設計することができることは言うまでもない。
なお、本発明は上記実施例1、実施例2に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るものである。
本発明の実施例1に係る両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図である。 図1における第1中間胴部の構成説明図である。 図2に示す第1中間胴部の横断面図である。 図1における第2中間胴部の構成説明図である。 本発明の実施例2に係る両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図である。 図5における連結部の構成説明図である。 従来の一般的な両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図である。 図7に示す両面枚葉印刷機の裏面印刷装置(ユニット)と表面印刷装置(ユニット)の間に配設された中間胴部の構成説明図である。 表面印刷ユニットに設備した図8におけるF部のインキ供給装置部の構成説明図である。 裏面コーティングユニットに設備した図8におけるG部のコーティング液(ニス)供給装置部の構成説明図である。 乾燥手段や冷却手段等を備えた従来の両面枚葉印刷機の全体の概略構成を示す説明図である。
符号の説明
1 裏面印刷ユニット
2 表面印刷ユニット
3 中間胴(3a,3b,3c,3d)
4 シート
5 圧胴(5a,5b,5c,5d)
6 UV乾燥装置
7 気体吹出手段
8 電磁弁
9 吸入管
10 ブロア
11 気体ボックス(11a,11b)
12 気体孔(12a,12b)
13 セル
14 回転軸
15 軸
16 気体吸入孔
17 サクションボックス(17a,17b)
18 インキ
19 シート供給装置
20 フィーダボード部
21 排紙装置
22 シート搬送装置
23 シート積重装置
24 中間胴
25 中間胴
26 爪装置
27 排紙軸
28 エンドレスチェン
29 排紙テーブル
30 給紙テーブル
31 インキ溜
32 インキローラ群
33 刷版
34 版胴
35 ブランケット胴
36 裏面コーティングユニット
37 表面コーティングユニット
38 湿水装置
39 ニス
40 ニス溜
41 ニス着けローラ
41a ニス元ローラ
42 版胴
43 接続管(43a,43b)
44 吸引孔(44a,44b)
45 エアシリンダ
46 切替弁
47 吸引機
48 気体吹出孔
49 気体配管
50 気体吸引手段
51 制御装置
52 バルブ
101 シート供給装置
102 裏面印刷ユニット
103 連結部
104 第1中間胴
105 第2中間胴
106 第3中間胴
107 第4中間胴
108 表面印刷ユニット
109 表面コーティングユニット
110 圧胴
111 排紙装置
112 冷風吹付装置
113 乾燥装置
114 照射ランプ
115 裏面コーティングユニット
116 冷風吹付装置
117 冷風吹付装置
118 色間中間胴
119a 気体吹出孔
119b 気体吸入孔
120 胴内部
121 胴内部
122 ガイド
123 色間中間胴

Claims (7)

  1. 上流に位置する印刷ユニット側のコーティングユニットと下流に位置する印刷ユニットの中間に、シートを転移搬送する手段として偶数組の中間胴を具備させ、前記上流に位置する印刷ユニットでは、圧胴に対してインキ供給装置が下方に配置され、前記下流に位置する印刷ユニットでは、圧胴に対してインキ供給装置が上方に配置された両面枚葉印刷機において、上流で印刷直後の印刷面側に周面が接触する中間胴として第1中間胴を設けると共に、該第1中間胴の後流側に係合する中間胴として第2中間胴を設け、該第2中間胴に対応して乾燥装置を設け、前記第1中間胴に胴外周面に向かって空気などの気体を吹き出す気体吹出手段を具備させ、前記第2中間胴に胴内周面に向かって空気などの気体を吸い込む気体吸引手段を具備させたことを特徴とする両面枚葉印刷機。
  2. 前記気体吹出手段の気体吹き出し域を、シートが接触する可能性のある幅、及び円周方向の区間のみとしたことを特徴とする請求項1記載の両面枚葉印刷機。
  3. 前記気体吹出手段の気体吹き出しタイミングを、シートが接触する可能性のある胴回転方向のシート保持範囲としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の両面枚葉印刷機。
  4. 前記第2中間胴の後流側の中間胴に、シートを冷却させる冷風吹付装置を具備させた第3中間胴とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の両面枚葉印刷機。
  5. 前記第1中間胴の気体吹出手段から予め熱した気体を吹き出すようにしたことを特徴とする請求項4記載の両面枚葉印刷機。
  6. 前記第2中間胴の胴表面温度を適温に維持するための冷風吹付装置を備えたことを特徴とする請求項4または請求項5記載の両面枚葉印刷機。
  7. 前記上流に位置する印刷ユニットは、裏面印刷ユニットであり、前記下流に位置する印刷ユニットは、表面印刷ユニットであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の両面枚葉印刷機。
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