JPH09171681A - メモリアドレス制御装置 - Google Patents
メモリアドレス制御装置Info
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- JPH09171681A JPH09171681A JP7333062A JP33306295A JPH09171681A JP H09171681 A JPH09171681 A JP H09171681A JP 7333062 A JP7333062 A JP 7333062A JP 33306295 A JP33306295 A JP 33306295A JP H09171681 A JPH09171681 A JP H09171681A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ロウアドレスとカラムアドレスの切換え時に発
生するノイズを低減し、ノイズの影響を受け易いアナロ
グ信号処理系の誤動作を防止するメモリドレス制御装置
を提供することにある。 【解決手段】第1のクロックを計数してロウアドレスを
出力するロウアドレスカウンタ1と、このロウアドレス
カウンタ1のカウンタ値をロードし、第2のクロックを
計数するときに同じカウンタ値からカウントを開始する
カラムアドレスカウンタ2と、このカラムアドレスカウ
ンタ2のカウンタ値でアクセスされるメモリ3とを有す
る。このため、カラムアドレスがロウアドレスと同じ値
からカウントを開始するので、ロウアドレスとカラムア
ドレスの切換えが不要となり、その結果切換え時に発生
していたノイズを無くすことができる。
生するノイズを低減し、ノイズの影響を受け易いアナロ
グ信号処理系の誤動作を防止するメモリドレス制御装置
を提供することにある。 【解決手段】第1のクロックを計数してロウアドレスを
出力するロウアドレスカウンタ1と、このロウアドレス
カウンタ1のカウンタ値をロードし、第2のクロックを
計数するときに同じカウンタ値からカウントを開始する
カラムアドレスカウンタ2と、このカラムアドレスカウ
ンタ2のカウンタ値でアクセスされるメモリ3とを有す
る。このため、カラムアドレスがロウアドレスと同じ値
からカウントを開始するので、ロウアドレスとカラムア
ドレスの切換えが不要となり、その結果切換え時に発生
していたノイズを無くすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置(メ
モリ)のアドレスを制御するメモリアドレス制御装置に
関し、特にロウアドレスやカラムアドレスを制御するメ
モリのアドレス制御装置に関する。
モリ)のアドレスを制御するメモリアドレス制御装置に
関し、特にロウアドレスやカラムアドレスを制御するメ
モリのアドレス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるメモリアドレス制御装置
は、メモリに対するアドレスを指定するためのロウアド
レスカウンタやカラムアドレスカウンタを用い、アドレ
ス制御信号で切換えることにより、メモリへのアクセス
を行っている。
は、メモリに対するアドレスを指定するためのロウアド
レスカウンタやカラムアドレスカウンタを用い、アドレ
ス制御信号で切換えることにより、メモリへのアクセス
を行っている。
【0003】図6は従来の一例を説明するためのメモリ
アドレス制御装置のブロック図である。図6に示すよう
に、このメモリアドレス制御装置は、第1のクロックを
カウントしてロウアドレスを作成するロウアドレスカウ
ンタ1と、第2のクロックをカウントしてカラムアドレ
スを作成するカラムアドレスカウンタ2aと、これらの
カウンタ1,2aの出力をロウ/カラム切換信号により
切換える切換回路5aと、ロウ・アドレス・ストローブ
(RAS反転)信号,カラム・アドレス・ストローブ
(CAS反転)信号やライト・イネーブル(WE反転)
信号および切換回路5の出力によりアクセスされるメモ
リ3とを有している。なお、これらロウ/カラム切換信
号あるいはRAS反転信号,CAS反転信号やWE反転
信号は、異なったタイミングでCPU(図示省略)など
から送出されてくる。
アドレス制御装置のブロック図である。図6に示すよう
に、このメモリアドレス制御装置は、第1のクロックを
カウントしてロウアドレスを作成するロウアドレスカウ
ンタ1と、第2のクロックをカウントしてカラムアドレ
スを作成するカラムアドレスカウンタ2aと、これらの
カウンタ1,2aの出力をロウ/カラム切換信号により
切換える切換回路5aと、ロウ・アドレス・ストローブ
(RAS反転)信号,カラム・アドレス・ストローブ
(CAS反転)信号やライト・イネーブル(WE反転)
信号および切換回路5の出力によりアクセスされるメモ
リ3とを有している。なお、これらロウ/カラム切換信
号あるいはRAS反転信号,CAS反転信号やWE反転
信号は、異なったタイミングでCPU(図示省略)など
から送出されてくる。
【0004】このアドレス制御装置の動作において、メ
モリ3の読み出し/書き込みの制御は、WE反転信号に
より行われる。つまり、WE反転信号が「ロウ(L)」
で書き込み動作となり、「ハイ(H)」で読み出し動作
となる。なお、これら読み出し/書き込み動作におい
て、アドレス制御に関する動作は同じであるため、以下
では、読み出し/書き込みを区別せずに説明する。
モリ3の読み出し/書き込みの制御は、WE反転信号に
より行われる。つまり、WE反転信号が「ロウ(L)」
で書き込み動作となり、「ハイ(H)」で読み出し動作
となる。なお、これら読み出し/書き込み動作におい
て、アドレス制御に関する動作は同じであるため、以下
では、読み出し/書き込みを区別せずに説明する。
【0005】まず、メモリ3との間でのデータの読み出
し/書き込み時のアドレス設定方法は、切換回路5aに
よりロウアドレスカウンタ1の信号をメモリ3に出力
し、つぎに切換回路5aを切換えてカラムアドレスカウ
ンタ2aの信号をメモリ3へ出力している。
し/書き込み時のアドレス設定方法は、切換回路5aに
よりロウアドレスカウンタ1の信号をメモリ3に出力
し、つぎに切換回路5aを切換えてカラムアドレスカウ
ンタ2aの信号をメモリ3へ出力している。
【0006】このようにして、或るアドレスが選択さ
れ、データの読み出し/書き込みが可能になるが、さら
に引き続くアクセスが同じロウアドレスであれば、ロウ
アドレスの設定を行わず、カラムアドレスの設定のみに
より、読み/書きが続いて行えるようになっている。こ
の動作は、ページモードと呼ばれる動作モードであり、
再度ロウアドレスを設定する必要がないため、短時間で
いくつものアドレスに読み/書きができる利点がある。
特に、ディジタル信号処理などの高速動作を要求される
システムにとっては、必須の動作モードである。
れ、データの読み出し/書き込みが可能になるが、さら
に引き続くアクセスが同じロウアドレスであれば、ロウ
アドレスの設定を行わず、カラムアドレスの設定のみに
より、読み/書きが続いて行えるようになっている。こ
の動作は、ページモードと呼ばれる動作モードであり、
再度ロウアドレスを設定する必要がないため、短時間で
いくつものアドレスに読み/書きができる利点がある。
特に、ディジタル信号処理などの高速動作を要求される
システムにとっては、必須の動作モードである。
【0007】図7は図6におけるカラムアドレスカウン
タの回路構成図である。図7に示すように、このカラム
アドレスカウンタは、一例としての4ビット構成の16
進カウンタである。その回路構成は、第2のクロックC
Kをクロック端子に入力するフリップフロップF1〜F
4と、これらフリップフロップF1〜F3の出力を組合
わせるためのインバータI1,ナンドゲートNA1,N
A2と、これらの出力を反転するインバータI2〜I4
と、さらにこれらのインバータ出力やインバータI1,
ナンドゲートNA1,NA2の出力およびフリップフロ
ップF2〜F4の正相,反転出力などの組合わせ論理を
とるアンドゲートA1〜A6およびノアゲートNR1〜
NR3とを備え、フリップフロップF1〜F4より4ビ
ットのカラムアドレスとしてのデータQ0〜Q3を出力
するものである。なお、信号RNはフリップフロップF
1〜F4に対するリセット信号であり、「ロウ(L)」
入力でF1〜F4のQ出力がすべて(L)になる。
タの回路構成図である。図7に示すように、このカラム
アドレスカウンタは、一例としての4ビット構成の16
進カウンタである。その回路構成は、第2のクロックC
Kをクロック端子に入力するフリップフロップF1〜F
4と、これらフリップフロップF1〜F3の出力を組合
わせるためのインバータI1,ナンドゲートNA1,N
A2と、これらの出力を反転するインバータI2〜I4
と、さらにこれらのインバータ出力やインバータI1,
ナンドゲートNA1,NA2の出力およびフリップフロ
ップF2〜F4の正相,反転出力などの組合わせ論理を
とるアンドゲートA1〜A6およびノアゲートNR1〜
NR3とを備え、フリップフロップF1〜F4より4ビ
ットのカラムアドレスとしてのデータQ0〜Q3を出力
するものである。なお、信号RNはフリップフロップF
1〜F4に対するリセット信号であり、「ロウ(L)」
入力でF1〜F4のQ出力がすべて(L)になる。
【0008】その回路動作は、第2のクロックCKをフ
リップフロップF1〜F4のクロック端子に入力するの
で、各フリップフロップのデータ端子(D)の信号は、
そのクロックの立ち上がりと同時に出力端子(Q)に出
力され、また反転出力端子(QB)には、Q信号の反転
信号が出力される。さらに、クロックの立ち上がり時以
外の状態では、Q出力およびQ反転出力信号は、前の状
態を保持している。
リップフロップF1〜F4のクロック端子に入力するの
で、各フリップフロップのデータ端子(D)の信号は、
そのクロックの立ち上がりと同時に出力端子(Q)に出
力され、また反転出力端子(QB)には、Q信号の反転
信号が出力される。さらに、クロックの立ち上がり時以
外の状態では、Q出力およびQ反転出力信号は、前の状
態を保持している。
【0009】かかるカラムアドレスカウンタにおいて
は、リセット信号RNによりフリップフロップF1〜F
4をすべて0にリセット、すなわち10進数で″0″に
し、しかる後クロックCKの立ち上がりでフリップフロ
ップF1が″1″に変化、すなわちF1,F2,F3,
F4が(1,0,0,0)になり、10進数では″1″
になる。その後、順次クロックをカウントし、F1,F
2,F3,F4が(1,1,1,1)、すなわち10進
数で″15″までカウントし、その次のカウントで″
0″に戻る。
は、リセット信号RNによりフリップフロップF1〜F
4をすべて0にリセット、すなわち10進数で″0″に
し、しかる後クロックCKの立ち上がりでフリップフロ
ップF1が″1″に変化、すなわちF1,F2,F3,
F4が(1,0,0,0)になり、10進数では″1″
になる。その後、順次クロックをカウントし、F1,F
2,F3,F4が(1,1,1,1)、すなわち10進
数で″15″までカウントし、その次のカウントで″
0″に戻る。
【0010】図8は図6における各種信号のタイミング
図である。図8に示すように、初めにロウアドレスカウ
ンタの値は、RAS反転信号の立ち上がりでカウントさ
れ、カラムアドレスカウンタの値をCAS反転信号の立
ち上がりでカウントする。つまり、第1のクロックにR
AS反転信号、第2のクロックにCAS反転信号を用い
るのが一般的である。次に、ロウ/カラム切換信号によ
り切換回路5aをロウアドレスカウンタ1側に切換え、
RAS反転信号を立ち下げることにより、ロウアドレス
がメモリ3に設定される。そして、切換回路5aをカラ
ムアドレスカウンタ2a側に切換え、CAS反転信号を
立ち下げることにより、カラムアドレスがメモリ3に設
定される。このロウアドレスとカラムアドレスで設定さ
れたメモリアドレスに、データの読み出し/書き込みが
行われる。次に、カラムアドレスカウンタ2aは、第2
のクロックCKをカウントして次のカウント値になり、
CAS反転信号の立ち下がりでメモリ3へカラムアドレ
スとして設定する。以後、この動作を繰返えし行い、1
つのロウアドレスのデータの読み/書きが終了する。
図である。図8に示すように、初めにロウアドレスカウ
ンタの値は、RAS反転信号の立ち上がりでカウントさ
れ、カラムアドレスカウンタの値をCAS反転信号の立
ち上がりでカウントする。つまり、第1のクロックにR
AS反転信号、第2のクロックにCAS反転信号を用い
るのが一般的である。次に、ロウ/カラム切換信号によ
り切換回路5aをロウアドレスカウンタ1側に切換え、
RAS反転信号を立ち下げることにより、ロウアドレス
がメモリ3に設定される。そして、切換回路5aをカラ
ムアドレスカウンタ2a側に切換え、CAS反転信号を
立ち下げることにより、カラムアドレスがメモリ3に設
定される。このロウアドレスとカラムアドレスで設定さ
れたメモリアドレスに、データの読み出し/書き込みが
行われる。次に、カラムアドレスカウンタ2aは、第2
のクロックCKをカウントして次のカウント値になり、
CAS反転信号の立ち下がりでメモリ3へカラムアドレ
スとして設定する。以後、この動作を繰返えし行い、1
つのロウアドレスのデータの読み/書きが終了する。
【0011】次に、第1のクロックにより、ロウアドレ
スカウンタ1のカウント値を1つ進め、同様の動作を繰
返えす。
スカウンタ1のカウント値を1つ進め、同様の動作を繰
返えす。
【0012】上述したように、メモリ3へロウアドレス
およびカラムアドレスを切換え出力しているが、このア
ドレス信号が″0″から″1″へ、または″1″から″
0″に変化するとき、瞬間的に動作電流が流れ、変化す
るビット数が多ければ多いほど、動作電流も増える。こ
の瞬間に流れる電流で電源系が揺れ、これがノイズとな
って伝播するが、このノイズの伝播は、電源やGNDラ
インを伝わるものもあれば、輻射により直接飛込むもの
もある。このノイズが微小な電圧・電流で動作している
アナログ回路に伝播すると、アナログ回路が誤動作する
ことになる。例えば、AD変換器のアナログ入力信号に
ノイズが伝播した場合、ノイズも含めたアナログ入力信
号をディジタル信号に変換してしまい、その結果、画像
信号処理のシステムであれば、画像にノイズが入ったり
する。
およびカラムアドレスを切換え出力しているが、このア
ドレス信号が″0″から″1″へ、または″1″から″
0″に変化するとき、瞬間的に動作電流が流れ、変化す
るビット数が多ければ多いほど、動作電流も増える。こ
の瞬間に流れる電流で電源系が揺れ、これがノイズとな
って伝播するが、このノイズの伝播は、電源やGNDラ
インを伝わるものもあれば、輻射により直接飛込むもの
もある。このノイズが微小な電圧・電流で動作している
アナログ回路に伝播すると、アナログ回路が誤動作する
ことになる。例えば、AD変換器のアナログ入力信号に
ノイズが伝播した場合、ノイズも含めたアナログ入力信
号をディジタル信号に変換してしまい、その結果、画像
信号処理のシステムであれば、画像にノイズが入ったり
する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメモリ
アドレス制御装置は、ページモードを使用することによ
り、ディジタル信号処理のような高速システムに対応し
ている。しかしながら、メモリへの出力信号がディジタ
ル信号であるため、アドレス信号が変化するときに発生
するノイズがアナログ信号処理系に悪影響を及ぼしてし
まうという欠点がある。
アドレス制御装置は、ページモードを使用することによ
り、ディジタル信号処理のような高速システムに対応し
ている。しかしながら、メモリへの出力信号がディジタ
ル信号であるため、アドレス信号が変化するときに発生
するノイズがアナログ信号処理系に悪影響を及ぼしてし
まうという欠点がある。
【0014】例えば、画像信号処理システムなどにおい
ては、画面上に縦線や白いドットのノイズが現われ、見
苦しい映像になるという障害がある。
ては、画面上に縦線や白いドットのノイズが現われ、見
苦しい映像になるという障害がある。
【0015】また、かかる障害を減らすために、特開昭
63−150747号公報(図5)などで知られるとお
り、カラムアドレスをバイナリーコード(F4,F3,
F2,F1)に代えてグレイコード(F4,F3,F
2,F1)で表わすことが知られている。
63−150747号公報(図5)などで知られるとお
り、カラムアドレスをバイナリーコード(F4,F3,
F2,F1)に代えてグレイコード(F4,F3,F
2,F1)で表わすことが知られている。
【0016】このグレイコードを用いると、或る1つの
ビットしか変化しないため、カラムアドレスの変化によ
るノイズの発生は減少する。例えば、10進数の「7」
が「8」に変化するとき、通常のバイナリーコードで
は、すべてのビットが変化〔(0,1,1,1)→
(1,0,0,0)〕するのに対し、グレイコードでは
F4のビットのみの変化〔(0,1,0,0)→(1,
1,0,0)〕で済む。
ビットしか変化しないため、カラムアドレスの変化によ
るノイズの発生は減少する。例えば、10進数の「7」
が「8」に変化するとき、通常のバイナリーコードで
は、すべてのビットが変化〔(0,1,1,1)→
(1,0,0,0)〕するのに対し、グレイコードでは
F4のビットのみの変化〔(0,1,0,0)→(1,
1,0,0)〕で済む。
【0017】しかし、この場合にも、ロウアドレスとカ
ラムアドレスの切換わり時に発生するノイズを無くすこ
とはできない。
ラムアドレスの切換わり時に発生するノイズを無くすこ
とはできない。
【0018】本発明の目的は、かかるロウアドレスとカ
ラムアドレスの切換え時に発生するノイズを低減し、ノ
イズの影響を受け易いアナログ信号処理系の誤動作を防
止するメモリアドレス制御装置を提供することにある。
ラムアドレスの切換え時に発生するノイズを低減し、ノ
イズの影響を受け易いアナログ信号処理系の誤動作を防
止するメモリアドレス制御装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリアドレス
制御装置は、第1のクロックを計数してロウアドレスを
出力するロウアドレスカウンタと、前記ロウアドレスカ
ウンタのカウンタ値をロードし、第2のクロックを計数
するときに同じカウンタ値からカウントを開始するカラ
ムアドレスカウンタと、前記カラムアドレスカウンタの
カウンタ値でアクセスされるメモリとを有して構成され
る。
制御装置は、第1のクロックを計数してロウアドレスを
出力するロウアドレスカウンタと、前記ロウアドレスカ
ウンタのカウンタ値をロードし、第2のクロックを計数
するときに同じカウンタ値からカウントを開始するカラ
ムアドレスカウンタと、前記カラムアドレスカウンタの
カウンタ値でアクセスされるメモリとを有して構成され
る。
【0020】また、このメモリアドレス制御装置におけ
るカラムアドレスカウンタは、初期値設定信号およびロ
ウアドレスデータを入力して前記メモリへのアドレスを
設定する初期値設定ゲートを備えて構成される。
るカラムアドレスカウンタは、初期値設定信号およびロ
ウアドレスデータを入力して前記メモリへのアドレスを
設定する初期値設定ゲートを備えて構成される。
【0021】さらに、本発明のメモリアドレス制御装置
における前記ロウアドレスカウンタおよび前記カラムア
ドレスカウンタは、書き込みアドレス制御部および読み
出しアドレス制御部それぞれに設けられ、ライト/リー
ド切換信号により切り換えて前記メモリへアクセスする
ように構成される。
における前記ロウアドレスカウンタおよび前記カラムア
ドレスカウンタは、書き込みアドレス制御部および読み
出しアドレス制御部それぞれに設けられ、ライト/リー
ド切換信号により切り換えて前記メモリへアクセスする
ように構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態を説明するためのメモリアドレス制御装置のブロック
図である。図1に示すように、本実施の形態は、メモリ
を備えたシステムにおいて、アドレス切り換え時に発生
するノイズを低減するため、ロウアドレスカウンタ1と
カラムアドレスカウンタ2の初期値を同一に設定してロ
ウ/カラムの切換えを無くすことにより、ノイズの発生
を無くすものである。その装置構成は、第1のクロック
をカウントしてロウアドレスを作成するロウアドレスカ
ウンタ1と、このロウアドレスカウンタ1からのロウア
ドレスをロードするとともに、初期値設定信号LOAD
を入力し、ロウアドレスと同じカウンタ値から第2のク
ロックをカウントしてカラムアドレスを作成するカラム
アドレスカウンタ2と、RAS反転信号,CAS反転信
号やWE反転信号およびこのカラムアドレスカウンタ2
の出力をアドレス入力としてアクセスされるメモリ3と
を有している。また、これらRAS反転信号,CAS反
転信号やWE反転信号は、前述した従来例と同様、異な
ったタイミングでCPU(図示省略)などから送出され
てくる。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態を説明するためのメモリアドレス制御装置のブロック
図である。図1に示すように、本実施の形態は、メモリ
を備えたシステムにおいて、アドレス切り換え時に発生
するノイズを低減するため、ロウアドレスカウンタ1と
カラムアドレスカウンタ2の初期値を同一に設定してロ
ウ/カラムの切換えを無くすことにより、ノイズの発生
を無くすものである。その装置構成は、第1のクロック
をカウントしてロウアドレスを作成するロウアドレスカ
ウンタ1と、このロウアドレスカウンタ1からのロウア
ドレスをロードするとともに、初期値設定信号LOAD
を入力し、ロウアドレスと同じカウンタ値から第2のク
ロックをカウントしてカラムアドレスを作成するカラム
アドレスカウンタ2と、RAS反転信号,CAS反転信
号やWE反転信号およびこのカラムアドレスカウンタ2
の出力をアドレス入力としてアクセスされるメモリ3と
を有している。また、これらRAS反転信号,CAS反
転信号やWE反転信号は、前述した従来例と同様、異な
ったタイミングでCPU(図示省略)などから送出され
てくる。
【0023】図2は図1におけるカラムアドレスカウン
タの回路構成図である。図2に示すように、このカラム
アドレスカウンタも、一例として、4ビット構成の16
進カウンタを例にとっている。その回路構成は、初期値
設定信号LOADの反転信号をつくるインバータINV
1と、この初期値設定信号LOAD,データ入力として
のロウアドレスなどを入力してカラムアドレスとしての
初期値を設定する初期値設定部4と、この初期値設定部
4の出力をデータ端子Dに、第2のクロックをクロック
端子CKに、リセット信号RNをリセット端子RNに入
力し、正相出力をQ端子に、逆相出力をQB端子にデー
タ出力(Q0〜Q3)として出力するフリップフロップ
F1〜F4と、これらフリップフロップF1〜F3の出
力を組合わせるためのインバータI1,ナンドゲートN
A1,NA2と、これらの出力を反転するインバータI
2〜I4と、これらのインバータ出力やインバータI
1,ナンドゲートNA1,NA2の出力およびフリップ
フロップF2〜F4の出力などの組合わせ論理をとるア
ンドゲートA1〜A6およびノアゲートNR1〜NR3
とを備えている。この初期値設定部4を除く部分は、前
述した図7の回路と同様である。
タの回路構成図である。図2に示すように、このカラム
アドレスカウンタも、一例として、4ビット構成の16
進カウンタを例にとっている。その回路構成は、初期値
設定信号LOADの反転信号をつくるインバータINV
1と、この初期値設定信号LOAD,データ入力として
のロウアドレスなどを入力してカラムアドレスとしての
初期値を設定する初期値設定部4と、この初期値設定部
4の出力をデータ端子Dに、第2のクロックをクロック
端子CKに、リセット信号RNをリセット端子RNに入
力し、正相出力をQ端子に、逆相出力をQB端子にデー
タ出力(Q0〜Q3)として出力するフリップフロップ
F1〜F4と、これらフリップフロップF1〜F3の出
力を組合わせるためのインバータI1,ナンドゲートN
A1,NA2と、これらの出力を反転するインバータI
2〜I4と、これらのインバータ出力やインバータI
1,ナンドゲートNA1,NA2の出力およびフリップ
フロップF2〜F4の出力などの組合わせ論理をとるア
ンドゲートA1〜A6およびノアゲートNR1〜NR3
とを備えている。この初期値設定部4を除く部分は、前
述した図7の回路と同様である。
【0024】本実施の形態における初期値設定部4は、
インバータINV1による初期値設定信号LOADの正
相,逆相出力とロウアドレスカウンタ1からのロウアド
レスデータD0およびフリップフロップF1のQB出力
の論理をとるアンドゲートA7,A8と、インバータI
NV1による初期値設定信号LOADの正相,逆相出力
とロウアドレスカウンタ1からのロウアドレスデータD
1およびノアゲートNR1の出力の論理をとるアンドゲ
ートA9,A10と、同様のアンドゲートA11〜A1
4と、これらアンドゲートA7,A8;A9,A10;
A11,A12;A13,A14の各出力を入力とする
オアゲート0R1〜OR4とで形成され、フリップフロ
ップF1〜F4より4ビットのカラムアドレスとしての
データQ0〜Q3を出力するものである。なお、リセッ
ト信号RNはフリップフロップF1〜F4に対し、「ロ
ウ(L)」入力でF1〜F4のQ出力がすべて(L)に
なる。
インバータINV1による初期値設定信号LOADの正
相,逆相出力とロウアドレスカウンタ1からのロウアド
レスデータD0およびフリップフロップF1のQB出力
の論理をとるアンドゲートA7,A8と、インバータI
NV1による初期値設定信号LOADの正相,逆相出力
とロウアドレスカウンタ1からのロウアドレスデータD
1およびノアゲートNR1の出力の論理をとるアンドゲ
ートA9,A10と、同様のアンドゲートA11〜A1
4と、これらアンドゲートA7,A8;A9,A10;
A11,A12;A13,A14の各出力を入力とする
オアゲート0R1〜OR4とで形成され、フリップフロ
ップF1〜F4より4ビットのカラムアドレスとしての
データQ0〜Q3を出力するものである。なお、リセッ
ト信号RNはフリップフロップF1〜F4に対し、「ロ
ウ(L)」入力でF1〜F4のQ出力がすべて(L)に
なる。
【0025】この初期値設定信号LOADの「ロウ
(L)」入力で、カラムアドレスカウンタ2は通常のカ
ウント動作をする。つまり、前述した図7の従来例のカ
ウンタと同様の動作をする。このときのデータ入力D0
〜D3は、一切カウントに影響しない。
(L)」入力で、カラムアドレスカウンタ2は通常のカ
ウント動作をする。つまり、前述した図7の従来例のカ
ウンタと同様の動作をする。このときのデータ入力D0
〜D3は、一切カウントに影響しない。
【0026】そして、かかるLOAD信号を「ハイ
(H)」入力にすると、データ入力D0〜D3信号がク
ロックに同期してフリップフロップF1〜F4にロード
され、D0〜D3の値に初期設定される。
(H)」入力にすると、データ入力D0〜D3信号がク
ロックに同期してフリップフロップF1〜F4にロード
され、D0〜D3の値に初期設定される。
【0027】その後、LOAD信号を「ロウ(L)」に
戻し、従来のようにクロックを入力していくと、初期値
のカウンタ値からカウントを開始していく。
戻し、従来のようにクロックを入力していくと、初期値
のカウンタ値からカウントを開始していく。
【0028】要するに、アンドゲートA7〜A14とオ
アゲートOR1〜OR4およびインバータINV1とか
らなる初期値設定部4は、ロウアドレスとしてのデータ
D0〜D3をカラムアドレスカウンタ2の初期値として
設定するための初期値設定ゲートを構成している。
アゲートOR1〜OR4およびインバータINV1とか
らなる初期値設定部4は、ロウアドレスとしてのデータ
D0〜D3をカラムアドレスカウンタ2の初期値として
設定するための初期値設定ゲートを構成している。
【0029】図3は図1における各種信号のタイミング
図である。図3に示すように、これは、上述したLOA
D信号としてRAS反転信号を用い、カラムアドレスカ
ウンタ2の第2のクロックとしてCAS反転信号を用い
た例である。すなわち、RAS反転信号をLOAD信号
として入力し、そのRAS反転信号が「ハイ(H)」の
とき、カラムアドレスカウンタ2のデータ入力はロウア
ドレスカウンタ1のロウアドレスを入力しており、第2
のクロックであるCAS反転信号の立ち上がりと共にそ
のロウアドレスと同じカウンタ値がカラムアドレスカウ
ンタ2に初期設定される。
図である。図3に示すように、これは、上述したLOA
D信号としてRAS反転信号を用い、カラムアドレスカ
ウンタ2の第2のクロックとしてCAS反転信号を用い
た例である。すなわち、RAS反転信号をLOAD信号
として入力し、そのRAS反転信号が「ハイ(H)」の
とき、カラムアドレスカウンタ2のデータ入力はロウア
ドレスカウンタ1のロウアドレスを入力しており、第2
のクロックであるCAS反転信号の立ち上がりと共にそ
のロウアドレスと同じカウンタ値がカラムアドレスカウ
ンタ2に初期設定される。
【0030】つぎに、RAS反転信号の立ち下がりでメ
モリ3に初期設定されたロウアドレスが設定される。こ
のとき、RAS反転信号と同じであるLOAD信号も
「ロウ(L)」に戻り、カラムアドレスカウンタ2は従
来例と同じ動作でカラムアドレスを生成していく。要す
るに、カラムアドレスカウンタ2のLOAD信号が「ロ
ウ(L)」のときは、前述した図2の初期設定部がない
図7と同等の回路になり、第2のクロックであるCAS
反転信号によりカウントされ、カラムアドレスを順次メ
モリ3に設定していく。
モリ3に初期設定されたロウアドレスが設定される。こ
のとき、RAS反転信号と同じであるLOAD信号も
「ロウ(L)」に戻り、カラムアドレスカウンタ2は従
来例と同じ動作でカラムアドレスを生成していく。要す
るに、カラムアドレスカウンタ2のLOAD信号が「ロ
ウ(L)」のときは、前述した図2の初期設定部がない
図7と同等の回路になり、第2のクロックであるCAS
反転信号によりカウントされ、カラムアドレスを順次メ
モリ3に設定していく。
【0031】1つのロウアドレスの設定が終ると、RA
S反転信号を立ち上げてロウアドレスカウンタ1のカウ
ンタ値を進め、カラムアドレスカウンタ2に次のロウア
ドレスのLOADの準備にかかる。以後は、上述した動
作の繰り返しになる。
S反転信号を立ち上げてロウアドレスカウンタ1のカウ
ンタ値を進め、カラムアドレスカウンタ2に次のロウア
ドレスのLOADの準備にかかる。以後は、上述した動
作の繰り返しになる。
【0032】図4は図1におけるメモリのマップ図であ
る。図4に示すように、メモリ制御モードは、前述した
図7の動作と同じページモードを用いるが、アドレス信
号のロウアドレスと第1番目のカラムアドレスとが同じ
値nからスタートする。ついで、RAS反転信号の立ち
下がりでロウアドレスnを選択し、続けてCAS反転信
号の立ち下がりでカラムアドレスnを選択する。これに
より、メモリ3の選択されたメモリセルは、メモリマッ
プの中央の斜線部分で表わされる。
る。図4に示すように、メモリ制御モードは、前述した
図7の動作と同じページモードを用いるが、アドレス信
号のロウアドレスと第1番目のカラムアドレスとが同じ
値nからスタートする。ついで、RAS反転信号の立ち
下がりでロウアドレスnを選択し、続けてCAS反転信
号の立ち下がりでカラムアドレスnを選択する。これに
より、メモリ3の選択されたメモリセルは、メモリマッ
プの中央の斜線部分で表わされる。
【0033】つぎの動作は、従来例と同様に、次のCA
S反転信号の立ち下がりにおいて、カラムアドレスn+
1が選択される。かかる動作と同様の動作を順次繰り返
し、メモリマップの最終アドレスまでアクセスすると、
0アドレスに戻り、カラムアドレスn−1までアクセス
する。
S反転信号の立ち下がりにおいて、カラムアドレスn+
1が選択される。かかる動作と同様の動作を順次繰り返
し、メモリマップの最終アドレスまでアクセスすると、
0アドレスに戻り、カラムアドレスn−1までアクセス
する。
【0034】図5は図1に示す装置の変形例を説明する
ためのメモリアドレス制御装置のブロック図である。図
5に示すように、この装置は、図1に示すメモリアドレ
ス制御装置の構成を書き込み側と読み出し側とに分けた
ものであり、それぞれロウアドレスカウンタ1,カラム
アドレスカウンタ2を備えた書き込みアドレス制御部6
および読み出しアドレス制御部7と、これら制御部6,
7の出力を切り換える切換回路5と、メモリ3とを備え
ている。ロウアドレスカウンタ1は第1のライトクロッ
クあるいは第1のリードクロックをカウントしてロウア
ドレスを作成し、またカラムアドレスカウンタ2は第2
のライトクロックあるいは第2のリードクロックをカウ
ントしてカラムアドレスを作成する。それぞれのカラム
アドレスカウンタ2の出力は、ライト/リード切換信号
によって制御される切換回路5に入力され、その切り換
えられた信号がメモリ3のアドレス入力に供給される。
このメモリアドレス制御装置は、書き込みと読み出しと
の切換えでは切換回路5を必要とするが、ロウ/カラム
の切換えは必要なくなっている。
ためのメモリアドレス制御装置のブロック図である。図
5に示すように、この装置は、図1に示すメモリアドレ
ス制御装置の構成を書き込み側と読み出し側とに分けた
ものであり、それぞれロウアドレスカウンタ1,カラム
アドレスカウンタ2を備えた書き込みアドレス制御部6
および読み出しアドレス制御部7と、これら制御部6,
7の出力を切り換える切換回路5と、メモリ3とを備え
ている。ロウアドレスカウンタ1は第1のライトクロッ
クあるいは第1のリードクロックをカウントしてロウア
ドレスを作成し、またカラムアドレスカウンタ2は第2
のライトクロックあるいは第2のリードクロックをカウ
ントしてカラムアドレスを作成する。それぞれのカラム
アドレスカウンタ2の出力は、ライト/リード切換信号
によって制御される切換回路5に入力され、その切り換
えられた信号がメモリ3のアドレス入力に供給される。
このメモリアドレス制御装置は、書き込みと読み出しと
の切換えでは切換回路5を必要とするが、ロウ/カラム
の切換えは必要なくなっている。
【0035】かかるメモリアドレス制御装置において、
書き込みアドレス制御部6のロウアドレスカウンタ1
は、初期値(通常は0)から第1のライトクロックをカ
ウントし、最終アドレスか又は或る設定したアドレスま
でカウントすると初期値に戻るようになっている。ま
た、このクロックをカウントしたロウアドレスカウンタ
1の出力は、カラムアドレスカウンタ2へ入力されるの
で、カラムアドレスカウンタ2は、同じカウンタ値に設
定される。このカラムアドレスカウンタ2はそのカウン
タ値から第2のライトクロックをカウントし、最終アド
レスか又は或る設定したアドレスまでカウントすると、
0アドレスに戻って再びカウントを開始する。
書き込みアドレス制御部6のロウアドレスカウンタ1
は、初期値(通常は0)から第1のライトクロックをカ
ウントし、最終アドレスか又は或る設定したアドレスま
でカウントすると初期値に戻るようになっている。ま
た、このクロックをカウントしたロウアドレスカウンタ
1の出力は、カラムアドレスカウンタ2へ入力されるの
で、カラムアドレスカウンタ2は、同じカウンタ値に設
定される。このカラムアドレスカウンタ2はそのカウン
タ値から第2のライトクロックをカウントし、最終アド
レスか又は或る設定したアドレスまでカウントすると、
0アドレスに戻って再びカウントを開始する。
【0036】一方、読み出しアドレス制御部7における
ロウアドレスカウンタ1およびカラムアドレスカウンタ
2は、それぞれ第1のリードクロックおよび第2のリー
ドクロックをカウントするが、その動作は書き込みアド
レス制御部6のロウアドレスカウンタ1,カラムアドレ
スカウンタ2と同じである。
ロウアドレスカウンタ1およびカラムアドレスカウンタ
2は、それぞれ第1のリードクロックおよび第2のリー
ドクロックをカウントするが、その動作は書き込みアド
レス制御部6のロウアドレスカウンタ1,カラムアドレ
スカウンタ2と同じである。
【0037】さらに、書き込みアドレス制御部6および
読み出しアドレス制御部7のカラムアドレスカウンタ2
の両出力は共に切換回路5に供給され、ライト/リード
切換信号で切り換えられた後、メモリ3へ出力される。
要するに、この切換回路5は、メモリ3へ書込動作を行
うとき、書き込みアドレス制御部6のカラムアドレスカ
ウンタ2からの信号をメモリ3へ出力し、逆に読出動作
を行うときは、読み出しアドレス制御部7のカラムアド
レスカウンタ2からの信号をメモリ3へ出力する。
読み出しアドレス制御部7のカラムアドレスカウンタ2
の両出力は共に切換回路5に供給され、ライト/リード
切換信号で切り換えられた後、メモリ3へ出力される。
要するに、この切換回路5は、メモリ3へ書込動作を行
うとき、書き込みアドレス制御部6のカラムアドレスカ
ウンタ2からの信号をメモリ3へ出力し、逆に読出動作
を行うときは、読み出しアドレス制御部7のカラムアド
レスカウンタ2からの信号をメモリ3へ出力する。
【0038】このように、本実施の形態は、メモリを備
えたシステムにおいて、アドレス切換時に発生するノイ
ズを低減するにあたり、メモリアクセスするためのアド
レス信号のうち、第1のクロックを計数してロウアドレ
スを出力するロウアドレスカウンタと、前記ロウアドレ
スカウンタのカウンタ値をロードし、第2のクロックを
計数するときに同じカウンタ値からカウントを開始する
カラムアドレスカウンタと、このカラムアドレスカウン
タのカウンタ値でアクセスされるメモリとを有すること
により、前記メモリにおけるカラムアドレスとロウアド
レスとの切換わりを無くすことができるので、切換わり
時に発生するノイズを抑制することができ、アナログ処
理系への影響を無くすことができる。
えたシステムにおいて、アドレス切換時に発生するノイ
ズを低減するにあたり、メモリアクセスするためのアド
レス信号のうち、第1のクロックを計数してロウアドレ
スを出力するロウアドレスカウンタと、前記ロウアドレ
スカウンタのカウンタ値をロードし、第2のクロックを
計数するときに同じカウンタ値からカウントを開始する
カラムアドレスカウンタと、このカラムアドレスカウン
タのカウンタ値でアクセスされるメモリとを有すること
により、前記メモリにおけるカラムアドレスとロウアド
レスとの切換わりを無くすことができるので、切換わり
時に発生するノイズを抑制することができ、アナログ処
理系への影響を無くすことができる。
【0039】また、本実施の形態によれば、上述したよ
うに、ロウアドレスのホールド時間やカラムアドレスの
セットアップ時間を大きくとることができるので、設計
が容易になるとともに、高速動作をさせることができ
る。
うに、ロウアドレスのホールド時間やカラムアドレスの
セットアップ時間を大きくとることができるので、設計
が容易になるとともに、高速動作をさせることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメモリア
ドレス制御装置は、第1のクロックを計数してロウアド
レスを出力するロウアドレスカウンタと、前記ロウアド
レスカウンタのカウンタ値をロードし、第2のクロック
を計数するときに同じカウンタ値からカウントを開始す
るカラムアドレスカウンタと、このカラムアドレスカウ
ンタのカウンタ値でアクセスされるメモリとを有するこ
とにより、ロウアドレス信号と第1番目のカラムアドレ
ス信号を同じ値からスタートさせ、メモリにおけるロウ
/カラムアドレスの切り換わりを無くすことができるの
で、従来切り換わり時に発生していたノイズを零に抑え
ることができ、ノイズの影響を受け易いアナログ信号処
理系の誤動作を防止することができるという効果があ
る。
ドレス制御装置は、第1のクロックを計数してロウアド
レスを出力するロウアドレスカウンタと、前記ロウアド
レスカウンタのカウンタ値をロードし、第2のクロック
を計数するときに同じカウンタ値からカウントを開始す
るカラムアドレスカウンタと、このカラムアドレスカウ
ンタのカウンタ値でアクセスされるメモリとを有するこ
とにより、ロウアドレス信号と第1番目のカラムアドレ
ス信号を同じ値からスタートさせ、メモリにおけるロウ
/カラムアドレスの切り換わりを無くすことができるの
で、従来切り換わり時に発生していたノイズを零に抑え
ることができ、ノイズの影響を受け易いアナログ信号処
理系の誤動作を防止することができるという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施の形態を説明するためのメモリ
アドレス制御装置のブロック図である。
アドレス制御装置のブロック図である。
【図2】図1におけるカラムアドレスカウンタの回路構
成図である。
成図である。
【図3】図1における各種信号のタイミング図である。
【図4】図1におけるメモリのマップ図である。
【図5】図1に示す装置の変形例を説明するためのメモ
リアドレス制御装置のブロック図である。
リアドレス制御装置のブロック図である。
【図6】従来の一例を説明するためのメモリアドレス制
御装置のブロック図である。
御装置のブロック図である。
【図7】図6におけるカラムアドレスカウンタの回路構
成図である。
成図である。
【図8】図6における各種信号のタイミング図である。
【符号の説明】 1 ロウアドレスカウンタ 2 カラムアドレスカウンタ 3 メモリ 4 初期値設定部 5 切換回路 6 書き込みアドレス制御部 7 読み出しアドレス制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 第1のクロックを計数してロウアドレス
を出力するロウアドレスカウンタと、前記ロウアドレス
カウンタのカウンタ値をロードし、第2のクロックを計
数するときに同じカウンタ値からカウントを開始するカ
ラムアドレスカウンタと、前記カラムアドレスカウンタ
のカウンタ値でアクセスされるメモリとを有することを
特徴とするメモリアドレス制御装置。 - 【請求項2】 前記カラムアドレスカウンタは、初期値
設定信号およびロウアドレスデータを入力して前記メモ
リへのアドレスを設定する初期値設定ゲートを備えた請
求項1記載のメモリアドレス制御装置。 - 【請求項3】 前記ロウアドレスカウンタおよび前記カ
ラムアドレスカウンタは、書き込みアドレス制御部およ
び読み出しアドレス制御部それぞれに設け、ライト/リ
ード切換信号により切り換えて前記メモリへアクセスす
る請求項1記載のメモリアドレス制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7333062A JP2806849B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | メモリアドレス制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7333062A JP2806849B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | メモリアドレス制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09171681A true JPH09171681A (ja) | 1997-06-30 |
JP2806849B2 JP2806849B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=18261845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7333062A Expired - Fee Related JP2806849B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | メモリアドレス制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2806849B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7248512B2 (en) | 2004-11-08 | 2007-07-24 | Hynix Semiconductor Inc. | Semiconductor memory device having controller with improved current consumption |
JP2007328907A (ja) * | 2007-07-30 | 2007-12-20 | Samsung Electronics Co Ltd | 同期型バースト半導体メモリ装置 |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP7333062A patent/JP2806849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7248512B2 (en) | 2004-11-08 | 2007-07-24 | Hynix Semiconductor Inc. | Semiconductor memory device having controller with improved current consumption |
JP2007328907A (ja) * | 2007-07-30 | 2007-12-20 | Samsung Electronics Co Ltd | 同期型バースト半導体メモリ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2806849B2 (ja) | 1998-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980630 |
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