JPH09163330A - 静止画像・音声多重装置、静止画像・音声多重装置用送信装置及び静止画像・音声多重装置用受信装置 - Google Patents

静止画像・音声多重装置、静止画像・音声多重装置用送信装置及び静止画像・音声多重装置用受信装置

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JPH09163330A
JPH09163330A JP7345702A JP34570295A JPH09163330A JP H09163330 A JPH09163330 A JP H09163330A JP 7345702 A JP7345702 A JP 7345702A JP 34570295 A JP34570295 A JP 34570295A JP H09163330 A JPH09163330 A JP H09163330A
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image signal
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JP7345702A
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Yoshiichi Nishimura
芳一 西村
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TASUKO DENKI KK
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TASUKO DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的狭い周波数帯域において静止画像信号
と音声信号との多重化信号を伝送可能とし、しかも、静
止画像信号と音声信号とのクロストークを極力抑圧する
ことができるようにする。 【解決手段】 画像信号は、ローパスフィルタ10によ
り帯域制限を受けた後、掛算器11,加算器12及び発
振器13によりAM変調されて、加算器9に入力され
る。音声信号は、ローパスフィルタ5により伝送帯域の
比較的低域側に帯域制限を受けた後、ローパスフィルタ
6,第1及び第2の遅延回路7,8及び加算器9による
いわゆる櫛形フィルタリングによって、特に、高域成分
の中で、搬送波周波数の整数倍の周波数成分が除去さ
れ、さらに、AM変調された画像信号と周波数的に多重
化され、D/A変換器15を介してアナログ信号として
出力されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像と音声と
の多重装置に係り、特に、無線回線を用いて音声信号の
帯域において静止画像信号と音声信号との同時伝送を可
能とした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静止画像信号と音声信号とを同一の回線
を介して伝送できるようにした従来装置としては、例え
ば、カメラにより撮影された静止画像信号と音声信号と
を電話回線を用いて伝送できるようにしたいわゆるテレ
ビ電話装置が公知・周知となっている。かかる装置は、
静止画像信号の伝送中においては、音声信号の伝送は中
断されるような構成となっているもので、静止画像を見
ながらの通話ができないものであった。
【0003】また、無線回線を介して、静止画像と音声
信号とを伝送する技術としては、例えば、静止画像信号
と音声信号とをAM変調信号として、無線回線の周波数
帯域の十分確保できる周波数において、多重するように
したものが提案されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者のようなテレビ電
話にあっては、静止画像信号の伝送中に音声通話ができ
ないというもどかしさがあり、また、後者のような伝送
技術においては、使用する周波数等の制限が生じ、汎用
性に欠けるとい問題がある。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、比較的狭い周波数帯域において静止画像信号と音声
信号との多重化信号を伝送可能とする静止画像・音声多
重装置を提供し、また、そのような装置を構成する送信
装置及び受信装置を提供するものである。本発明の他の
目的は、音声信号が伝送可能な回線において、静止画像
信号と音声信号とを多重化して伝送可能とする静止画像
・音声多重装置を提供すること並びに、そのような装置
を構成する送信装置及び受信装置を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、静止画像信号と音声信号との
クロストークを極力抑圧することができ、かつ、十分な
音声の了解度が得られ、その上、比較的短時間で静止画
像の伝送が可能な静止画像・音声多重装置を提供するこ
と並びに、そのような装置を構成する送信装置及び受信
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る静止画像・音声多重装置は、静止画像と音声信号との
多重化伝送のための静止画像・音声多重装置であって、
静止画像・音声多重装置用送信装置と静止画像・音声多
重装置用受信装置とを具備してなり、静止画像・音声多
重装置用送信装置は、静止画像信号の周波数帯域を、多
重化信号の伝送帯域の所定の範囲に制限する画像用帯域
制限手段と、音声信号の周波数帯域を、多重化信号の伝
送帯域の所定の範囲に制限する音声用帯域制限手段と、
前記画像用帯域制限手段から出力された静止画像信号
を、当該静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周波
数とインターリーブする関係にある周波数の搬送波によ
り振幅変調する振幅変調手段と、前記音声用帯域制限手
段から出力された音声信号の高域成分の内、静止画像信
号の水平走査周波数の整数倍の周波数成分以外の高域成
分を除去する送信側音声妨害信号除去手段と、前記振幅
変調手段の出力信号と前記送信側音声妨害信号除去手段
の出力信号とを加算して多重化信号として出力する加算
手段と、を具備してなり、静止画像・音声多重装置用受
信装置は、入力された多重化信号に対して、静止画像信
号の水平走査周波数の整数倍の周波数成分を有する信号
除去を施す画像妨害信号除去手段と、前記画像妨害信号
除去手段の出力信号から変調された静止画像信号のみを
抽出する画像信号抽出手段と、前記画像信号抽出手段に
より得られた静止画像信号に対して、搬送波周波数の前
後において略一定の傾きの減衰特性を有して減衰を与え
るナイキストフィルタ手段と、前記ナイキストフィルタ
手段から得られた信号からベースバンドの静止画像信号
を復調する復調手段と、入力された多重化信号から音声
信号を抽出する音声信号抽出手段と、前記音声信号抽出
手段から得られた音声信号の高域成分の中から、静止画
像信号の変調に用いられた搬送波信号の周波数の整数倍
の周波数を有する信号成分を除去する受信側音声妨害信
号除去手段と、を具備してなるものである。
【0007】かかる構成における静止画像・音声多重装
置用送信装置においては、まず、静止画像信号は、例え
ば、ローパスフィルタにより実現される画像用帯域制限
手段により多重化信号の伝送帯域の内、所定の範囲とな
るように帯域制限を受け、振幅変調手段により振幅変調
を受ける。この振幅変調手段においては、搬送波周波数
は、静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の各周波数
の間に位置するように、すなわち、インターリーブする
関係となるように選択されている。
【0008】一方、音声信号は、例えばローパスフィル
タにより実現される音声用帯域制限手段により、多重化
信号の伝送帯域の内、所定の範囲となるように帯域制限
を受けた後、送信側音声妨害信号除去手段により音声信
号に対して妨害成分となる信号の除去がなされる。すな
わち、例えば、いわゆる櫛形フィルタ処理により、静止
画像信号の水平走査周波数の整数倍の周波数成分を有す
る高域成分以外の高域成分が音声信号から除去され、静
止画像信号の内、音声信号に妨害を及ぼす成分が除去さ
れることとなる。
【0009】そして、先の振幅変調手段により得られた
AM変調された静止画像信号と、送信側音声妨害手段に
より得られた音声信号とが、加算手段により加算され、
周波数的な多重化が施されることとなり、静止画像信号
と音声信号とが所望の伝送帯域において伝送可能な多重
化信号となって出力されるようになっているものであ
る。
【0010】また、上述した構成における静止画像・音
声多重装置用受信装置においては、まず、例えば、櫛形
フィルタにより実現される画像妨害信号除去手段によ
り、多重化信号の中で、静止画像信号に妨害を与える信
号が除去される。すなわち、音声信号の高域成分の内、
特に、静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周波数
成分を有するものは、静止画像信号に妨害となるもので
あるために、この画像妨害信号除去手段により除去され
るようになっている。
【0011】そして、例えば、ハイパスフィルタにより
実現される画像信号抽出手段により、画像妨害信号除去
手段を介して入力された多重化信号の中から変調を受け
た静止画像信号のみが抽出される。この画像信号抽出手
段により得られた静止画像信号は、伝送路の帯域制限の
影響を受けて、VSB信号の状態であるため、ナイキス
トフィルタ手段により、復調の際の周波数歪みの発生を
防止するためのフィルタリングが施される。
【0012】そして、例えば、ナイキストフィルタ手段
から得られた静止画像信号に対して、AM変調の際の搬
送波信号を乗ずるようにして構成される復調手段により
ベースバンドの静止画像信号が復調されるようになって
いる。一方、多重化信号が、例えば、ローパスフィルタ
により実現される音声信号抽出手段に入力されること
で、音声信号のみが抽出され、受信側妨害信号除去手段
において、音声信号に妨害を与える信号成分が除去され
て、適切な音声信号が得られるようになっている。
【0013】受信側妨害信号除去手段は、いわゆる櫛形
フィルタ処理を行うものである。すなわち、静止画像信
号の変調に用いられた搬送波周波数の整数倍の周波数成
分は、特に、音声信号の高域成分において音声信号の妨
害となるものである。このため、送信側では、予め音声
信号の高域成分の内、静止画像信号の水平走査周波数の
整数倍の周波数が搬送周波数の整数倍の周波数といわゆ
るインターリーブの関係となるようにしてあり、送信側
では、音声信号の高域成分の内、搬送周波数の整数倍の
周波数成分のものは除去して、多重化しないようにして
ある。
【0014】上述のような処理が施された音声信号では
あるが、受信側では、この受信妨害信号除去手段のいわ
ゆる櫛形フィルタ処理により、さらに、音声信号の高域
成分の内、搬送周波数の整数倍の周波数成分のものを除
去して、音声信号に対する静止画像信号の妨害を低減す
るようにしてあるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図3を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。
【0016】まず、静止画像・音声多重装置用の送信装
置について、図1及び図3を参照しつつ説明する。この
送信装置は、音声信号処理部1と、画像信号処理部2
と、多重化処理部3とに大別されてなるものである。音
声信号処理部1は、外部からアナログ信号で入力される
音声信号を、ディジタル信号に変換するアナログ・ディ
ジタル変換器(図1において「A/D」と表記すると共
に、以下[A/D変換器」と言う)4と、ローパスフィ
ルタ(図1においては「LPF」と表記)5と、ハイパ
スフィルタ(図1においては「HPF」と表記)6と、
第1の遅延回路(図1においては「Delay1」と表
記)7及び第2の遅延回路(図1においては「Dela
y2」と表記)8とを具備してなるものである。
【0017】本発明の実施の形態におけるA/D変換器
4は、9600Hzのサンプリング速度でA/D変換す
るものとなっている。
【0018】ローパスフィルタ5は、A/D変換器4に
よりディジタル信号に変換された音声信号に対して、静
止画像信号との多重化の後に音声信号が映像帯域に妨害
を与えないようにする観点から、静止画像信号との多重
化に先立ち、帯域制限を施すためのものである。具体的
には、このローパスフィルタ5は、カットオフ周波数が
1800Hzに設定されているもので、1800Hz以
上の音声信号の除去が図られるようになっている。
【0019】ハイパスフィルタ6は、上述したようにロ
ーパスフィルタにより帯域制限を受けた音声信号の内、
特に、高域成分のみを通過させるためのもので、具体的
には1200Hz以上の音声信号成分を通過させること
ができるようにカットオフ周波数が設定されたものであ
る。
【0020】第2の遅延回路8は、ハイパスフィルタ6
を通過した音声信号の高域成分に対して、静止画像信号
の1水平走査線分の遅延を与えるもので、具体的には、
遅延線やCCD素子等を用いて構成されるもので、ここ
では128サンプリング分の遅延が施されるようになっ
ているものである。
【0021】一方、第1の遅延回路7は、上述したハイ
パスフィルタ6において生ずる通過音声信号の位相遅れ
と同様の位相遅れを、ローパスフィルタ5を通過した音
声信号に施すためのもので、例えば、遅延線やCCD素
子等により構成されるものである。
【0022】第1の遅延回路7及び第2の遅延回路8の
出力信号は、多重化処理部3を構成する一つの要素であ
る加算器9において後述する画像信号処理部2からの静
止画像信号と共に加算処理されて信号の多重化がなされ
るようになっている。特に、上述した第2の遅延回路8
の出力信号と、第1の遅延回路7を介したローパスフィ
ルタ5の出力信号とが加算器9により加算されることに
より、いわゆる櫛形フィルタが実現されるようになって
いる。
【0023】すなわち、静止画像信号は、後述するよう
にAM(振幅)変調されたものとなるが、このAM変調
された画像信号の下側波帯の低域(音声信号の高域と一
部重複する領域)と音声信号の高域成分とのクロスオー
バ妨害を抑圧する観点から、音声信号の高域成分に対し
て櫛形フィルタによるフィルタリングを施して、静止画
像信号のAM変調に用いられる搬送波周波数の整数倍上
に音声信号の高域成分の周波数成分が位置しないように
している。換言すれば、音声信号の高域成分の周波数成
分と搬送波の周波数成分がいわゆるインターリーブする
関係となるようにされている。
【0024】この櫛形フィルタの動作を具体的に説明す
れば、まず、前提として、搬送波周波数は、静止画像信
号の水平走査周波数とはいわゆるインターリブの関係と
なるように設定されている。そして、第2の遅延回路8
において1水平走査線分の遅延を受けた音声信号の高域
成分の内、搬送波周波数の周波数成分を有するものは、
その位相が、第1の遅延回路7を介して加算器9に入力
された音声信号の高域成分の内、搬送波周波数の周波数
成分を有するものと、丁度逆位相となるように遅延時間
が設定されている。
【0025】したがって、加算器9においては、第1の
遅延回路7からの音声信号と、第2の遅延回路8からの
音声信号とが加算されることで、第1の遅延回路7から
の音声信号の高域成分に含まれていた、搬送波周波数の
周波数成分を有するものは、第2の遅延回路8からの信
号と相殺され、音声信号の高域成分としては、搬送波周
波数といわゆるインターリーブの関係にある水平走査周
波数成分のものだけが残されることとなり、いわゆる櫛
形フィルタが実現されるようになっているものである。
【0026】次に、画像信号処理部2について説明すれ
ば、この画像信号処理部2は、ローパスフィルタ(図1
においては「LPF」と表記)10と、掛算器11と、
加算器12と、発振器(図1においては「OSC」と表
記)13とから構成されてなるものである。ローパスフ
ィルタ10は、外部から入力される画像データに対し
て、音声信号との多重の際に、音声信号に極力妨害を与
えず、かつ、極力早く伝送できるような広い帯域とする
観点から帯域制限を施すためのものである。具体的に
は、このローパスフィルタ10は、400Hzのカット
オフ周波数を有するものとなっている。
【0027】ここで、外部からローパスフィルタ10に
入力される画像データについて説明すれば、この発明の
実施の形態において、想定している画像データは、いわ
ゆるSSTV(Slow Scan Television)と称される低速
度走査のテレビジョン信号、すなわち、静止画像信号で
あって、ディジタル信号に変換された信号である。
【0028】このような静止画像信号として、より具体
的にはアマチュア無線において用いられているSSTV
信号をその代表的なものとして挙げることができる。こ
のアマチュア無線における静止画像信号は、横方向の画
素数128ドット、走査線128本を基本としてなるも
のである。また、この発明の実施の形態における、静止
画像信号は、黒レベル信号を最大レベルとする負変調方
式によるものであることを前提としている。
【0029】掛算器11は、ローパスフィルタ10を介
して入力された静止画像信号と、発振器13から搬送波
信号との掛け算を行い、DSB(Double Side Band)信
号を得るためのものである。
【0030】加算器12は、上述した掛算器11からの
DSB信号に、発振器13からの搬送波信号とを加算す
ることで、静止画像信号についてのAM(Amplitude Mo
dulation)変調信号を得るためのものである。
【0031】ここで、発振器13は、AM変調に要する
搬送波信号を発振するためのもので、その周波数は、静
止画像信号の水平走査周波数といわゆるインターリーブ
の関係となるように設定されるのが好適であり、この発
明の実施の形態においては、2362.5Hzに設定さ
れている。
【0032】多重化処理部3は、加算器9と、ディジタ
ル・アナログ変換器(図1においては「D/A」と表記
すると共に、以下「D/A変換器」と言う)15とを具
備してなるものである。加算器9は、前述した第1及び
第2の遅延回路7,8からの音声信号及び画像信号処理
部2の加算器12からのAM変調された静止画像信号と
を足し合わせることで、音声信号と静止画像信号とにつ
いて、周波数的に多重化された信号を得るものである。
【0033】ここで、音声信号については、既に述べた
ように、第1の遅延回路7からの信号と第2の遅延回路
8からの信号との加算により、その高域成分について、
いわゆる櫛形フィルタを通過せしめたと等価な結果を得
ることができるようになっている。
【0034】このようにして得られる多重化信号の周波
数スペクトルの分布は、図3に示されたように、まず、
音声信号については、1800Hzまで周波数スペクト
ルの強度が略平坦な領域を占め、2000Hz以上の領
域には音声信号は存在しないものとなっている。また、
画像信号については、D/A変換器15から出力された
段階では、搬送波周波数を中心に下側波帯信号と上側波
帯信号とが分布した状態であるが、この発明の実施の形
態において想定している無線回線の伝送周波数帯域が、
2.4KHz程度のものであるため、無線回線での周波数
制限を受けることとなり、受信側において見た場合、上
側波帯の一部が残存したVSB(Vestigial Side Band)
信号となり、図3に示されたようなスペクトラムとな
る。
【0035】次に、かかる構成における静止画像・音声
多重装置用送信装置の動作について概括的に説明すれ
ば、まず、例えば、マイク、増幅器等を介して外部から
入力された音声信号は、A/D変換器4によってディジ
タル信号に変換され、ローパスフィルタ5により帯域制
限を受けた後、ハイパスフィルタ6と第1の遅延回路7
へ、それぞれ入力される。
【0036】ハイパスフィルタ6からは、音声信号の
内、特に高域成分が抽出され、第2の遅延回路8によ
り、静止画像信号の1水平走査線分の遅延を受けて、加
算器9において、第1の遅延回路7を介して入力された
音声信号と加算される結果、音声信号の高域成分の内、
静止画像信号をAM変調するための搬送波周波数の整数
倍の周波数成分といわゆるインターリーブの関係となる
成分のみが抽出されることとなり、このような高域成分
を有する音声信号が静止画像信号と周波数的に多重化さ
れることとなる。
【0037】一方、外部からディジタル信号として入力
された静止画像信号は、ローパスフィルタ10により帯
域制限を受け、掛算器11において、発振器13から入
力された搬送波信号と掛け算される結果、DSB信号が
出力される。そして、このDSB信号には、加算器12
において、搬送波信号が重畳される結果、加算器12か
らは、AM変調された静止画像信号が得られることとな
る。そして、多重化処理部3の加算器9において、音声
信号との多重化が施され、D/A変換器15からアナロ
グ信号として出力されるようになっている。
【0038】D/A変換器15から出力された信号は、
図示されない無線送信機の音声信号入力端子に印加され
て送信されることで、無線回線を介して無線受信機に入
力されることとなる。このため、D/A変換器15から
出力された信号は、無線送信機及び無線回線での帯域制
限を受けることとなり、特に、静止画像信号に対して作
用する結果、受信側での周波数スペクトラムは、図3に
示されたようなものとなる。なお、無線送信機の電波形
式は、特定のものに限定される必要はないものである
が、例えば、いわゆるSSB(Single Side Band)やA
M(Amplitude Modulation)が好適である。
【0039】次に、静止画像・音声多重装置用受信装置
について、図2を参照しつつ説明する。この静止画像・
音声多重装置用受信装置は、音声信号処理部20と、画
像信号処理部21とに大別されてなるものである。
【0040】まず、入力信号は、図示されない無線受信
機により復調処理がなされて、図3に示されたような周
波数分布を有する音声信号と静止画像信号とが多重化さ
れたアナログ信号である。そして、この入力信号は、音
声信号処理部20と画像信号処理部21の前段に設けら
れたアナログ・ディジタル変換器(図2において「A/
D」と表記すると共に、以下「A/D変換器」と言う)
22に入力されて、ディジタル信号に変換された後、音
声信号処理部20と画像信号処理部21とにそれぞれ入
力されるようになっている。
【0041】音声処理部20は、ローパスフィルタ23
と、ハイパスフィルタ24と、第1の遅延回路25と、
第2の遅延回路26と、加算器27と、ディジタル・ア
ナログ変換器28とを具備してなるものである。ローパ
スフィルタ(図2においては「LPF」と表記)23
は、先に説明した静止画像・音声多重装置用送信装置の
ローパスフィルタ5(図1参照)と基本的には同一の構
成を有し、かつ、そのカットオフ周波数が1800Hz
に設定されたものである。
【0042】このローパスフィルタ23に、A/D変換
器22からのディジタルの多重化信号が入力されること
により、多重化信号の中からその比較的低域に多重され
た音声信号のみが得られることとなる。
【0043】ハイパスフィルタ(図2においては「HP
F」と表記)24、第1の遅延回路(図2においては
「Delay1」と表記)25及び第2の遅延回路(図
2においては「Delay2」と表記)26は、先に説
明した静止画像・音声多重装置用送信装置のハイパスフ
ィルタ6、第1の遅延回路7及び第2の遅延回路8と、
その構成、電気的特性が基本的に、それぞれ同一のもの
である。
【0044】ハイパスフィルタ24は、入力された音声
信号の内、特に、1200Hz以上の高域成分を得るた
めのもので、ここで得られた音声信号の高域成分は、第
2の遅延回路26によって、静止画像信号の1水平走査
線分の遅延が施された後、加算器27に入力される。一
方、第1の遅延回路25に入力されたローパスフィルタ
23からの音声信号は、ハイパスフィルタ24を通過し
た音声信号において生ずる位相遅延と同一の位相遅延を
受けて加算器27に入力されるようになっている。
【0045】したがって、加算器27における上述のよ
うな信号加算により、先に説明した静止画像・音声多重
装置用送信装置の加算器9におけると同様のいわゆる櫛
形フィルタ処理がなされるようになっている。
【0046】すなわち、第1の遅延回路25からの音声
信号と第2の遅延回路26からの高域成分のみの音声信
号とが加算される結果、静止画像のAM変調に用いられ
た搬送波周波数といわゆるインターリーブの関係にある
高域成分を有する音声信号が得られることとなり、音声
信号の高域部分への静止画像信号の妨害が抑圧された音
声信号が得られるようになっている。そして、このよう
な加算器27の出力信号は、D/A変換器28を介して
アナログ音声信号として出力されるようになっている。
【0047】画像信号処理部21は、櫛形フィルタ29
と、ハイパスフィルタ30と、ローパスフィルタ31
と、AGC回路32と、キャリア再生回路33と、掛算
器34と、ローパスフィルタ35とを具備してなるもの
である。櫛形フィルタ(図2においては「Comb F
ilter」と表記)29は、遅延素子、加算器等とか
ら構成されてなる公知・周知の構成を有するもので、入
力された多重化信号から、静止画像信号の水平走査周波
数の整数倍上に周波数成分を有する音声信号を除去し
て、静止画像信号への音声信号の妨害を軽減するための
ものである。
【0048】ハイパスフィルタ(図2においては「HP
F」と表記)30は、カットオフ周波数が2000Hz
に設定されており、櫛形フィルタ29を通過した多重化
信号から静止画像信号のみを抽出するためのものとなっ
ている。ローパスフィルタ(図2においては「LPF」
と表記)31は、ナイキスト・VSBフィルタとして作
用するような特性を有するものである。すなわち、この
ローパスフィルタ31に入力される静止画像信号は、前
述したように、無線回線における周波数帯域制限を受
け、VSB信号となっており、このままでは後段の回路
において、一般のテレビ受像機と同様に周波数歪みの発
生の問題が生ずるため、ナイキスト・VSBフィルタと
してのこのローパスフィルタ31で、後段における周波
数歪み防止のためのフィルタリングが行われるようにな
っている。
【0049】具体的には、このローパスフィルタ31は
カットオフ周波数が2400Hzに、通過信号の振幅が
半分(−6dB)となる周波数が静止画像信号の搬送波
周波数である2362.5Hzに、それぞれ設定されて
いる。
【0050】AGC回路(図1においては「AGC」と
表記)32は、無線回線における周波数特性の変化や入
力インターフェイス(例えば、無線受信機と本装置との
間のインターフェイス)の設定レベルの変動等に起因し
て生ずる静止画像信号の変動を除去し、一定レベルに維
持するためのものである。
【0051】この発明の実施の形態においては、いわゆ
るピーク値形AGCとして公知・周知の回路構成のもの
が用いられている。すなわち、静止画像信号は、先に述
べたように、いわゆる負変調方式によるものとなってい
るので、画像信号の最大レベルである黒信号の部分をA
GC信号として増幅度の自動調整が行われるようにして
あるものである。
【0052】キャリア再生回路(図1においては「キャ
リア再生」と表記)33は、送信装置側で静止画像信号
をAM変調するために用いられた搬送波を再生するため
のもので、リミッターやPLLを用いて構成される公知
・周知の回路により実現されているものである。
【0053】掛算器34は、AGC回路を介して入力さ
れたVSB信号状態の静止画像信号と、キャリア再生回
路33から入力された搬送波との掛け算を行い、ベース
バンドの静止画像信号を得るものである。ローパスフィ
ルタ(図1においては「LPF」と表記)35は、掛算
器34によって得られた静止画像信号に含まれる不要な
高調波成分を除去するためのものである。
【0054】次に、かかる構成における静止画像・音声
多重装置用受信装置の動作について概括的に説明すれ
ば、まず、先に図1を参照しつつ説明した静止画像・音
声多重装置用送信装置により多重化された信号は、さら
に、図示されない無線送信機により送信され、無線回線
を介して図示されない無線受信機により受信、復調され
て、A/D変換器22に図3に示されるようなスペクト
ルを有するアナログ信号として入力される。
【0055】A/D変換器22によりディジタル信号に
変換された多重化信号は、音声信号処理部20のローパ
スフィルタ23と、画像信号処理部21の櫛形フィルタ
29とへ、それぞれ入力されることとなる。
【0056】音声信号処理部20においては、ローパス
フィルタ23により、多重化信号の低域側に配置された
音声信号のみが抽出され、ハイパスフィルタ24に入力
されて、音声信号の内、高域成分が取り出される。そし
て、この音声信号の高域成分は、第2の遅延回路26に
おいて、静止画像信号の1水平走査線分の遅延を施され
て、加算器27に入力される。
【0057】一方、第1の遅延回路25に入力された音
声信号は、ハイパスフィルタ24を通過した信号に生じ
たと同一の遅延が施されて加算器27に入力される。そ
の結果、加算器27においては、音声信号の高域成分の
内、静止画像信号の水平走査周波数といわゆるインター
リーブする関係にある、搬送波周波数の整数倍の成分を
有する信号が除去されることとなる。
【0058】このため、加算器27から出力される音声
信号は、その高周波成分の内、静止画像信号の水平走査
周波数の整数倍の成分を有するものだけとなり、静止画
像信号の音声信号への妨害が抑圧された状態の信号が得
られることとなる。そして、加算器27から出力された
ディジタル音声信号は、D/A変換器28による信号変
換処理を受けて、アナログ音声信号として出力されるこ
ととなる。
【0059】一方、櫛形フィルタ29に入力された多重
化信号は、静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周
波数成分の信号が除去され、音声信号の影響が抑圧され
た多重化信号としてハイパスフィルタ30に入力され
て、ここで、静止画像信号のみが抽出される。
【0060】ハイパスフィルタ30により得られた静止
画像信号は、ナイキスト・VSBフィルタとしてのロー
パスフィルタ31に入力されて、ここで周波数歪みの除
去がなされ、AGC回路32を介して略信号レベルが一
定となった状態で掛算器34に入力される。一方、キャ
リア再生回路33においては、ハイパスフィルタ30か
ら入力された静止画像信号から搬送波信号が再生され
て、掛算器34に入力される。
【0061】掛算器34はいわゆる復調器として作用す
る結果、搬送波とVSB信号状態の静止画像信号との乗
算により、ベースバンドにおける静止画像信号が復調さ
れることとなり、ローパスフィルタ35により不要な高
周波成分が除去されて最終的な静止画像信号として出力
されることとなる。
【0062】上述した発明の実施の形態においては、静
止画像・音声多重装置用送信装置及び静止画像・音声多
重装置用受信装置共に、その内部における信号形態をデ
ィジタル信号としたが、勿論アナログ信号で処理するよ
うにしてもよく、基本的な構成は何等変わることはな
く、上述した各構成要素をアナログ信号用のものとすれ
ばよいものである。
【0063】上述した発明の実施の形態においては、画
像用帯域制限手段は、ローパスフィルタ10により、音
声用帯域制限手段は、ローパスフィルタ5により、振幅
変調手段は、掛算器11,加算器12,発振器13によ
り、それぞれ実現されている。また、送信側音声妨害信
号除去手段は、ハイパスフィルタ6,第1及び第2の遅
延回路7,8,加算器9により、加算手段は、加算器9
により、それぞれ実現されている。
【0064】さらに、画像妨害信号除去手段は、櫛形フ
ィルタ29により、画像信号抽出手段は、ハイパスフィ
ルタ30により、ナイキストフィルタ手段は、ローパス
フィルタ31により、復調手段は、キャリア再生回路3
3及び掛算器34により、それぞれ実現されている。ま
たさらに、音声信号抽出手段は、ローパスフィルタ23
により、受信側音声妨害信号除去手段は、ハイパスフィ
ルタ24,第1及び第2の遅延回路25,26,加算器
27により、それぞれ実現されている。
【0065】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
音声信号を伝送できる程度の比較的狭い伝送帯域におい
て、静止画像信号と音声信号とを多重化して、しかも、
受信側では各々同時に再生できるような構成とすること
により、静止画像信号と音声画像信号とが周波数的に多
重化されて比較的狭い伝送帯域内に納められるので、音
声信号程度の伝送が可能な回線において、静止画像信号
と音声画像信号の送受が可能となるものである。
【0066】また、搬送波周波数の整数倍の周波数成分
と静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周波数成分
とがインターリーブする関係となるようにし、音声信号
の高域成分に対していわゆる櫛形フィルタ処理を施すこ
とで、高域成分に含まれる搬送波周波数の整数倍の周波
数成分を除去して、周波数多重化に起因する音声信号に
対する静止画像信号の妨害成分を抑圧するようにしたの
で、高品位の音声信号が得られる。
【0067】さらに、静止画像信号についても、同様に
櫛形フィルタ処理を施して、水平走査周波数の整数倍の
周波数成分を除去することで、周波数多重化に起因する
静止画像信号に対する音声信号の妨害成分を抑圧するよ
うにしたので、高品位の静止画像信号が得られる。
【0068】また、静止画像信号については、伝送路の
周波数帯域により、VSB信号として伝送されるように
したので、音声信号と静止画像信号とを狭い伝送帯域の
中で、それぞれ通信に十分な信号帯域を保持した状態で
多重化ができ、効率の良い信号の伝送ができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における静止画像・音声多
重装置用送信装置の構成例を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における静止画像・音声多
重装置用受信装置の構成例を示す構成図である。
【図3】静止画像・音声多重装置用受信装置の入力端に
おける多重化信号の周波数スペクトルの分布特性を示す
特性線図である。
【符号の説明】
1…音声信号処理部 2…画像信号処理部 3…多重化処理部 6…ハイパスフィルタ 7…第1の遅延回路 8…第2の遅延回路 9…加算器 11…掛算器 12…発振器 20…音声信号処理部 21…画像信号処理部 24…ハイパスフィルタ 25…第1の遅延回路 26…第2の遅延回路 27…加算器 29…櫛形フィルタ 33…キャリア再生回路 32…AGC回路 34…掛算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/045

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画像と音声信号との多重化伝送のた
    めの静止画像・音声多重装置であって、静止画像・音声
    多重装置用送信装置と静止画像・音声多重装置用受信装
    置とを具備してなり、 静止画像・音声多重装置用送信装置は、 静止画像信号の周波数帯域を、多重化信号の伝送帯域の
    所定の範囲に制限する画像用帯域制限手段と、 音声信号の周波数帯域を、多重化信号の伝送帯域の所定
    の範囲に制限する音声用帯域制限手段と、 前記画像用帯域制限手段から出力された静止画像信号
    を、当該静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周波
    数とインターリーブする関係にある周波数の搬送波によ
    り振幅変調する振幅変調手段と、 前記音声用帯域制限手段から出力された音声信号の高域
    成分の内、静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周
    波数成分以外の高域成分を除去する送信側音声妨害信号
    除去手段と、 前記振幅変調手段の出力信号と前記送信側音声妨害信号
    除去手段の出力信号とを加算して多重化信号として出力
    する加算手段と、を具備してなり、 静止画像・音声多重装置用受信装置は、 入力された多重化信号に対して、静止画像信号の水平走
    査周波数の整数倍の周波数成分を有する信号除去を施す
    画像妨害信号除去手段と、 前記画像妨害信号除去手段の出力信号から変調された静
    止画像信号のみを抽出する画像信号抽出手段と、 前記画像信号抽出手段により得られた静止画像信号に対
    して、搬送波周波数の前後において略一定の傾きの減衰
    特性を有して減衰を与えるナイキストフィルタ手段と、 前記ナイキストフィルタ手段から得られた信号からベー
    スバンドの静止画像信号を復調する復調手段と、 入力された多重化信号から音声信号を抽出する音声信号
    抽出手段と、 前記音声信号抽出手段から得られた音声信号の高域成分
    の中から、静止画像信号の変調に用いられた搬送波信号
    の周波数の整数倍の周波数を有する信号成分を除去する
    受信側音声妨害信号除去手段と、 を具備してなることを特徴とする静止画像・音声多重装
    置。
  2. 【請求項2】 静止画像信号の周波数帯域を、多重化信
    号の伝送帯域の所定の範囲に制限する画像用帯域制限手
    段と、 音声信号の周波数帯域を、多重化信号の伝送帯域の所定
    の範囲に制限する音声用帯域制限手段と、 前記画像用帯域制限手段から出力された静止画像信号
    を、当該静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周波
    数とインターリーブする関係にある周波数の搬送波によ
    り振幅変調する振幅変調手段と、 前記音声用帯域制限手段から出力された音声信号の高域
    成分の内、静止画像信号の水平走査周波数の整数倍の周
    波数成分以外の高域成分を除去する送信側音声妨害信号
    除去手段と、 前記振幅変調手段の出力信号と前記送信側音声妨害信号
    除去手段の出力信号とを加算して多重化信号として出力
    する加算手段と、 を具備してなることを特徴とする静止画像・音声多重装
    置用送信装置。
  3. 【請求項3】 入力された多重化信号に対して、静止画
    像信号の水平走査周波数の整数倍の周波数成分を有する
    信号除去を施す画像妨害信号除去手段と、 前記画像妨害信号除去手段の出力信号から変調された静
    止画像信号のみを抽出する画像信号抽出手段と、 前記画像信号抽出手段により得られた静止画像信号に対
    して、搬送波周波数の前後において略一定の傾きの減衰
    特性を有して減衰を与えるナイキストフィルタ手段と、 前記ナイキストフィルタ手段から得られた信号からベー
    スバンドの静止画像信号を復調する復調手段と、 入力された多重化信号から音声信号を抽出する音声信号
    抽出手段と、 前記音声信号抽出手段から得られた音声信号の高域成分
    の中から、静止画像信号の変調に用いられた搬送波信号
    の周波数の整数倍の周波数を有する信号成分を除去する
    受信側音声妨害信号除去手段と、 を具備してなることを特徴とする静止画像・音声多重装
    置用受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001069825A1 (fr) * 2000-03-15 2001-09-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Émetteur, récepteur et technique de transmission de données

Cited By (2)

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WO2001069825A1 (fr) * 2000-03-15 2001-09-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Émetteur, récepteur et technique de transmission de données
US7012949B2 (en) 2000-03-15 2006-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. OFDM guard band communication apparatus and method

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