JP2002034033A - 映像通信装置 - Google Patents

映像通信装置

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JP2002034033A
JP2002034033A JP2000216078A JP2000216078A JP2002034033A JP 2002034033 A JP2002034033 A JP 2002034033A JP 2000216078 A JP2000216078 A JP 2000216078A JP 2000216078 A JP2000216078 A JP 2000216078A JP 2002034033 A JP2002034033 A JP 2002034033A
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signal
unit
video
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video signal
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JP2000216078A
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Mitsuhiro Suga
満洋 菅
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像FM信号を増幅して伝送する場合の不要
輻射量を減らすことによってEMI対策を容易に実現し
得る映像通信装置を提供する。 【解決手段】 子機1のカメラ4から出力された複合映
像信号から水平同期信号を分離し、水平同期信号から一
定時間遅延させてゲートパルスを発生し、ゲート回路1
1によってダミー信号を通過させ、混合器5で映像信号
のバックポーチ部分にダミー信号を重畳する。その後、
FM変調および増幅した後、不平衡・平衡信号変換用ト
ランス7から2線式伝送線3を介して親機2に伝送す
る。親機2では平衡・不平衡信号変換用トランス13を
介してその映像FM変調信号をFM復調器14に与え、
元の映像信号に復調してモニタ15に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は映像通信装置に関
し、たとえばテレビドアホンのように映像信号を周波数
変調して子機から親機に伝送する映像通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビカメラで撮像された映像信
号を周波数変調(以下、FMと称する)して2線式伝送
線を介して伝送する技術は、たとえば特開平10−13
6348号公報などに開示されている。
【0003】図4は従来の映像音声通信装置の概略の構
成を示すブロック図である。図4において、子機100
はカメラ4とFM変調器12とHPF(ハイパスフィル
タ)16と加算器17と通信手段18とLPF(ローパ
スフィルタ)19とを含む。カメラ4は撮像した映像信
号をFM変調器12に与え、FM変調器12はその映像
信号を周波数変調し、映像FM信号をHPF16に出力
する。HPF16は音声周波数近傍の周波数帯域を阻止
するものであり、FM変調器12からの信号を通過させ
て加算器17に導く。
【0004】また、子機100の通信手段18はマイク
ロホンとスピーカ等を有しており、親機200と双方向
で通話できるようになっている。通信手段18のマイク
ロホンからの音声信号はLPF19に与えられる。LP
F19は音声周波数帯域近傍の周波数帯域のみを通過さ
せるようになっており、通信手段18からの音声信号を
通過させて加算器17に導く。
【0005】一方、親機200はFM復調器14とモニ
タ15と伝送線路トランス20とHPF21とLPF2
2と通信手段23とを有している。子機100から伝送
された映像FM信号と音声信号の周波数多重信号は伝送
線路トランス20を介して親機200に入力される。伝
送線路トランス20は映像FM信号周波数帯域では、コ
モンモードチョークとして動作し、2線式伝送線3で受
けるコモンモードノイズを除去して親機200側に入力
される。親機200に入力された映像FM信号と音声信
号の周波数多重信号はHPF21とLPF22に入力さ
れる。
【0006】HPF21は音声周波数近傍の周波数帯域
を阻止するようになっており、子機100からのベース
バンドの音声信号を阻止し、子機100からの映像FM
信号を通過させてFM復調器14に与える。FM復調器
14は映像FM信号に対して復調を行ない、復調された
映像信号はモニタ15に入力されて子機100のカメラ
4で撮像された映像が映し出される。
【0007】また、LPF22は音声周波数帯域近傍の
周波数帯域のみを通過させるようになっており、子機1
00からの音声信号を通過させて親機200側の通信手
段23に供給する。親機200側の通信手段23はマイ
クロホンとスピーカとを備えており、子機100からの
音声信号をスピーカから出力する。また、このマイクロ
ホンからの音声信号はLPF22に出力される。LPF
22は入力された通信手段23からの音声信号を通過さ
せて伝送線路トランス20および2線式伝送線3を介し
て子機100に供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来のテ
レビドアホン装置において、子機100と親機200の
間の伝送距離を長くする場合、子機100と親機200
間を接続している2線式伝送線3によって周波数の高い
映像FM信号成分が減衰するため、SN比のよい映像信
号を親機200に伝送するためには、子機100側で予
め映像FM信号のレベルを増幅して親機200に伝送す
ることが必要になる。その結果、2線式伝送線3からの
不要輻射量が増大することになり、VCCI(情報処理
装置等電波障害自主規制協議会)などの法規制を満足す
るために、EMI対策を施すことが必要となってくる。
【0009】それゆえに、この発明の主たる目的は、映
像FM信号を増幅して伝送する場合の不要輻射量を減ら
すことによって、EMI対策を容易に実現できる映像通
信装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮像手段を
有する子機と、撮像手段で撮像された映像を伝送路を介
して受信して映し出す受像手段を含む親機とからなる映
像通信装置において、撮像された映像信号を所定の搬送
波で周波数変調する変調手段と、変調手段から伝送路を
介して伝送された周波数変調信号を復調し、映像信号を
受像手段に映し出す復調手段とを含み、子機は撮像手段
によって撮像された映像信号のバックポーチの一部分に
ダミー信号を重畳して周波数変調手段に与えるダミー信
号重畳手段を含む。
【0011】したがって、この発明では、復調信号の同
期信号に影響を与えない範囲でバックポーチの部分にダ
ミー信号を重畳することにより、この部分のFM信号の
スペクトルが分散することになるので、不要輻射レベル
が下がり、EMI対策が容易になる。
【0012】また、ダミー信号重畳手段は、ある周波数
の繰返し信号をダミー信号として発生するダミー信号発
生手段と、記撮像手段から出力される映像信号から水平
同期信号を分離する水平同期信号分離手段と、分離され
た水平同期信号から一定の時間遅延してゲート信号を出
力するゲート信号出力手段と、ゲート信号の期間だけダ
ミー信号を出力するゲート手段とを含み、子機は撮像手
段から出力された映像信号とゲート手段から出力された
ダミー信号とを混合して変調手段に与える混合手段とを
備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、この発明の実施形
態の映像通信装置は、図4に示した従来の映像音声通信
装置の親機200に設けられた伝送線路トランス20に
代えて、不平衡・平衡信号変換用トランス7が子機1に
設けられ、平衡・不平衡信号変換用トランス13が親機
2に設けられている。これらのトランス7,13は従来
の伝送線路トランス20と同じく平衡伝送でき、かつコ
モンモードノイズ除去能力が大きいので2線式伝送線3
に誘起するノイズに対して非常に強いという利点があ
る。
【0014】子機1は撮像手段としてのカメラ4で撮像
した映像信号をFM信号に変調する周波数変調器12
と、その信号を増幅する増幅器6と、不平衡−平衡信号
変換用トランス7とを含む。さらに、子機1は複合映像
信号から水平同期信号を分離する水平同期分離回路8
と、その分離された水平同期信号から一定時間遅延した
ゲートパルスを発生するゲートパルス発生器9と、正弦
波7の固定周波数のダミー信号を発生するダミー信号発
生器10と、映像信号のバックポーチのある一定期間に
ダミー信号発生器10から得られたダミー信号を通過さ
せるゲート回路11と、映像信号にこのダミー信号を重
畳する混合器5とを含む。
【0015】図2は映像FM信号のスペクトル波形を示
す図である。図2に示すように、映像FM信号スペクト
ルは約2MHz〜11MHzの範囲内に広がっており、
たとえばシンクチップは6MHzに選ばれ、ホワイトピ
ークは7MHzに選ばれている。
【0016】図3は白黒映像信号にダミー信号を重畳す
る処理過程を示す図である。次に、図1〜図3を参照し
て、この発明の一実施形態の具体的な動作について説明
する。カメラ4から得られた映像信号は図3(a)に示
すように、バックポーチの部分がペデスタルレベルで一
定となっているため、この状態で周波数変調するとバッ
クポーチの部分は単一周波数となりスペクトルは分散し
ない。
【0017】一方、ダミー信号発生器10はたとえば図
3(b)に示すような正弦波信号を発生している。カメ
ラ4から得られた複合映像信号は水平同期信号分離回路
8に与えられて水平同期信号が分離され、その分離され
た水平同期信号はゲートパルス発生器9に与えられる。
ゲートパルス発生器9は図3(c)に示すように、水平
同期信号を一定時間遅延させたゲートパルスを発生して
ゲート回路11に与える。ゲート回路11は図3(c)
に示すゲートパルスの期間だけ図3(b)に示すダミー
信号を通過させて混合器5に与える。混合器5はカメラ
4から出力された映像信号に、ダミー信号が重畳された
映像信号(図3(d))を出力する。この映像信号はF
M変調器12によってFM変調され、増幅器6で増幅さ
れた後、不平衡・平衡信号変換用トランス7から2線式
伝送線3を介して親機2に伝送される。その結果、映像
信号はバックポーチの一部分ではあるがFM信号のスペ
クトルが分散され、2線式伝送線3からの不要輻射量が
減ることになる。
【0018】一方、親機2に伝送された映像FM信号は
平衡・不平衡信号変換用トランス13を介してFM復調
器14に入力され、元の映像信号に復調される。復調さ
れた映像信号は受像手段としてのモニタ15に入力さ
れ、子機1のカメラで撮像された映像が映し出される。
【0019】なお、ダミー信号発生器10から出力され
るダミー信号はカラーバースト信号であってもよい。
【0020】また、図1の実施例においても、子機1と
親機2にそれぞれマイクロホンおよびスピーカを内蔵さ
せてもよい。
【0021】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、撮像
手段によって撮像された映像信号のバックポーチの期間
はペデスタルレベルとして映像信号レベルが一定となっ
ており、この期間のFM信号は単一周波数となるためス
ペクトルが分散せずに不要輻射レベルが大きいという課
題に対して、復調信号の同期信号に影響を与えない範囲
でバックポーチ部分にダミー信号を重畳することによ
り、この部分のFM信号のスペクトルを分散することに
なるので不要輻射レベルが下がり、EMI対策が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の概略の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 映像FM信号のスペクトルを示す波形図であ
る。
【図3】 この発明の一実施形態によるダミー信号が重
畳された映像信号の生成過程を示す波形図である。
【図4】 従来の映像通信装置の概略の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 子機、2 親機、3 2線式伝送線、4 カメラ、
5 混合器、6 増幅器、7 不平衡・平衡信号変換用
トランス、8 水平同期分離回路、9 ゲートパルス発
生器、10 ダミー信号発生器、11 ゲート回路、1
2 FM変調器、13 平衡・不平衡信号変換用トラン
ス、14 FM復調器、15 モニタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段を有する子機と、前記撮像手段
    で撮像された映像を伝送路を介して受信して映し出す受
    像手段を有する親機とを含む映像通信装置において、 前記撮像手段により撮像された映像信号を所定の搬送波
    で周波数変調する変調手段と、 前記変調手段から前記伝送路を介して伝送された周波数
    変調信号を復調して前記受像手段に与える復調手段とを
    含み、 前記子機は、前記撮像手段により撮像された映像信号の
    バックポーチの一部分にダミー信号を重畳して前記周波
    数変調手段に与えるダミー信号重畳手段を含むことを特
    徴とする、映像通信装置。
  2. 【請求項2】 前記ダミー信号重畳手段は、 ある周波数の繰返し信号をダミー信号として発生するダ
    ミー信号発生手段と、 前記撮像手段から出力される映像信号から水平同期信号
    を分離する水平同期信号分離手段と、 前記水平同期信号分離手段によって分離された水平同期
    信号から一定の時間遅延してゲート信号を出力するゲー
    ト信号出力手段と、 前記ゲート信号出力手段から出力されたゲート信号の期
    間だけ前記ダミー信号を出力するゲート手段とを含み、 前記子機は、前記撮像手段から出力された映像信号と前
    記ゲート手段から出力されたダミー信号とを混合して前
    記変調手段に与える混合手段を備えたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の映像通信装置。
JP2000216078A 2000-07-17 2000-07-17 映像通信装置 Withdrawn JP2002034033A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015207817A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 株式会社オートネットワーク技術研究所 通信装置
CN109247909A (zh) * 2017-07-12 2019-01-22 台湾安莉莎医疗器材科技股份有限公司 生理监控系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015207817A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 株式会社オートネットワーク技術研究所 通信装置
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Effective date: 20071002