JP2953366B2 - 映像信号の伝送方法及び装置 - Google Patents

映像信号の伝送方法及び装置

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JP2953366B2
JP2953366B2 JP7328639A JP32863995A JP2953366B2 JP 2953366 B2 JP2953366 B2 JP 2953366B2 JP 7328639 A JP7328639 A JP 7328639A JP 32863995 A JP32863995 A JP 32863995A JP 2953366 B2 JP2953366 B2 JP 2953366B2
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裕章 宮元
行弘 岡田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の伝送方
法及び装置に関し、特にその同期信号の伝送方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図面を参照して説明
する。図4は従来の映像信号の伝送装置の一例の構成を
示すブロック図である。
【0003】同図のように、水平同期信号入力端子23
に供給された水平同期信号と垂直同期入力端子24に供
給された垂直同期信号からMIX回路28にて複合同期
信号(図5)を生成して出力し、前記複合同期信号を輝
度信号入力端子22から供給された輝度信号とMIX回
路26で混合する。MIX回路27は、色信号入力端子
25から供給された色信号と前記MIX回路26の出力
信号とを混合して、複合映像信号を生成する。前記MI
X回路27から出力される複合映像信号に変調送信回路
29で伝送のための変調を行い、伝送信号30とし受信
部39ヘ送信する。この伝送のための変調は、FM変
調、赤外線変調、AM変調、スペクトラム拡散等があ
る。
【0004】前記伝送信号30を受信した受信部39
は、受信復調回路31で伝送信号30を受信し復調す
る。輝度信号色信号分離回路32は前記受信復調回路3
1で復調した信号を色信号と輝度信号に分離する。前記
輝度信号色信号分離回路32で分離した輝度信号と色信
号はそれぞれ輝度信号出力端子36、色信号出力端子3
5から出力する。同期分離回路33は、前記輝度信号色
信号分離回路32で分離した輝度信号から複合同期信号
を分離し、分離した複合同期信号を積分することで垂直
同期信号を取り出し、また分離した複合同期信号を微分
することで水平同期信号を取り出す。前記同期分離回路
で分離した水平同期信号は水平周波数の安定のためAF
C回路34で周波数を安定化する。前記AFC回路で周
波数を安定化した水平同期信号は水平同期出力端子37
より出力する。前記同期分離回路で分離した垂直同期信
号は垂直同期信号出力端子38より出力する。
【0005】また従来の映像信号の伝送装置の構成の一
例を示す。送信部40は水平同期信号入力端子23に供
給された水平同期信号と垂直同期入力端子24に供給さ
れた垂直同期信号から複合同期信号(図5)を生成する
MIX回路28と、前記複合同期信号と輝度信号入力端
子22から供給された輝度信号とを混合するMIX回路
26と、色信号入力端子25から供給された色信号と前
記MIX回路26の信号とを混合させ複合映像信号を生
成するMIX回路27と、前記MIX回路27で生成し
た複合映像信号を伝送のための変調送信を行う変調送信
回路29で構成され、伝送信号30を受信部39ヘ送信
する。
【0006】受信部39は、前記伝送信号30を受信し
復調する受信復調回路31と、前記受信復調回路31で
受信復調した信号を色信号と輝度信号に分離する輝度信
号色信号分離回路32と、前記輝度信号色信号分離回路
32で分離した色信号と輝度信号を出力する色信号出力
端子35と輝度信号出力端子36と、前記輝度信号色信
号分離回路32で分離した輝度信号から複合同期信号を
分離し、分離した複合同期信号を積分することで垂直同
期信号を取り出し、分離した複合同期信号を微分するこ
とで水平同期信号を取り出す同期分離回路33と、前記
同期分離回路33で分離した水平同期信号の水平周波数
を安定させるためのAFC回路34と、前記AFC回路
34で周波数を安定化した水平同期信号を出力する水平
同期出力端子37と、前記同期分離回路33で分離した
垂直同期信号を出力する垂直同期信号出力端子38より
構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、輝度信号に
複合同期信号を重畳する従来の伝送方式では、受信部側
で同期分離すると水平同期信号にはジッタを生ずる。こ
の水平同期信号のジッタは、特に高画質映像、液晶モニ
タ等で表示した場合にドットずれを起こし、出力画面に
妨害となって現れるという問題がある。
【0008】その理由を図5を参照して説明する。図5
は飛越走査を行うNTSC方式の複合同期信号の垂直同
期信号である。垂直同期信号は同期分離した複合同期信
号を積分することで垂直同期パルス(図5)の部分が抽
出される。水平同期信号は同期分離した複合同期信号を
微分することで水平同期パルスを抽出する。この水平同
期分離した信号は図5の等化パルス、垂直同期パルスの
区間で水平周波数が2分の1となるので後段のAFC回
路の動作が不安定になり、垂直帰線期間の10から21
Hの水平同期パルスでAFC回路の動作が完全に回復せ
ず、周波数が安定するまで出力映像に妨害を与えるため
である。
【0009】本発明の目的は、受信部側で同期信号が容
易に且つ安定な周波数を再生することができる映像信号
の伝送方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号の伝送
方法及び装置は、上記課題を解決するために、送信側で
映像輝度信号に水平同期信号を重畳する手段と、垂直同
期信号を空き周波数又は妨害にならない周波数を副搬送
波としたパルス変調する手段とを有し同期信号を伝送す
る。受信部側では、輝度信号から水平同期信号を同期分
離する手段と、周波数を安定化する手段と、パルス変調
した垂直同期信号を検波する手段とを有し、輝度信号に
水平同期信号のみを重畳して伝送するため、受信部側で
同期分離、周波数を安定化することで安定した水平同期
信号が得られる。また垂直同期信号はパルス変調で伝送
するため変復調が容易にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明による映像信号の伝送方法
及び装置の一実施例を示す図である。図1において、本
発明の映像信号の伝送装置は、送信部と受信部より成
る。
【0013】送信部21は、輝度信号入力端子1に供給
された映像信号の輝度信号と水平同期信号入力端子2に
供給された水平同期信号を混合するMIX回路5と、前
記MIX回路5で生成した信号と色信号入力端子4に供
給された色信号とを混合するMIX回路6と、垂直同期
信号入力端子3より供給された垂直同期信号をパルス変
調するパルス変調回路7と、パルス変調回路7にてパル
ス変調した垂直同期信号と前記MIX回路6で生成した
垂直同期信号無しの複合映像信号を伝送のための変調送
信を行う変調送信回路8とを有し、伝送信号9を送信出
力する。
【0014】受信部18は、伝送信号9を受信して復調
する受信復調回路10と、受信復調回路10にて復調し
た信号を色信号と輝度信号に分離する輝度信号色信号分
離回路11と、前記輝度信号色信号分離回路11で分離
した色信号を出力する色信号出力端子14と、前記輝度
信号色信号分離回路11で分離した輝度信号を出力する
輝度信号出力端子15と、輝度信号色信号分離回路11
にて分離した輝度信号を同期分離する同期分離回路12
と、前記同期分離回路12で同期分離した水平同期信号
の周波数を安定化するAFC回路13と、前記周波数を
安定化した水平同期信号を出力する水平同期信号出力端
子16と、前記受信復調回路10で復調された信号から
垂直同期信号搬送波周波数fvを抽出するBPF20
と、前記BPF20で抽出した垂直同期信号搬送波周波
数fvから垂直同期信号を生成するパルス復調回路19
と、前記パルス復調回路19にて生成した垂直同期信号
を出力する垂直同期信号出力端子17より構成され、映
像信号の伝送を行う装置である。
【0015】次に動作について説明する。
【0016】輝度信号入力端子1に供給された映像信号
の輝度信号と水平同期信号入力端子2に供給された水平
同期信号をMIX回路5にて混合し、前記MIX回路5
で生成した信号と色信号入力端子4に供給された色信号
とをMIX回路6で混合することで垂直同期信号無しの
複合映像信号を生成する。また垂直同期信号は垂直同期
信号入力端子3より供給されパルス変調回路7にて伝送
帯域内の空き周波数又は他の信号に妨害を与えない周波
数の垂直同期信号搬送波周波数fvを搬送波とするパル
ス変調を行う。パルス変調回路7にてパルス変調した垂
直同期信号と前記MIX回路6で生成した垂直同期信号
無しの複合映像信号を変調送信回路8にて伝送のための
変調を行い、伝送信号9として受信部18に送信する。
【0017】受信部18は伝送信号9を受信し、受信復
調回路10にて復調する。受信復調回路10にて復調し
た信号を輝度信号色信号分離回路11にて色信号と輝度
信号に分離し、色信号出力端子14、輝度信号出力端子
15からそれぞれ出力する。水平同期信号は、輝度信号
色信号分離回路11にて分離した輝度信号を同期分離回
路12で同期分離し、AFC回路13にて水平周波数を
安定させ水平同期信号出力端子16より出力する。又垂
直同期信号は前記復調回路10で復調された映像ベース
バンド信号からBPF20にて垂直同期信号搬送波周波
数fvを抽出し、パルス復調回路19にて垂直同期信号
を生成する。パルス復調回路19にて生成した垂直同期
信号は垂直同期信号出力端子17より出力される。
【0018】次に本発明の映像信号の空間伝送方法の周
波数割り当ての一例を図面を参照し説明する。
【0019】図2は本発明の実施例の周波数割り当てで
ある。輝度信号と水平同期信号と色信号をべ−スバンド
で混合した複合映像信号をFM変調し、伝送帯域の高い
周波数を使い伝送する。複合映像信号の伝送帯域以外の
周波数で音声信号と垂直同期信号を伝送する。
【0020】また図3は色信号を周波数多重し伝送する
伝送方法で、水平同期信号を付加した輝度信号をFM変
調し、伝送帯域の高い周波数を使い伝送する。色信号は
輝度信号の伝送帯域以外の周波数で伝送する。また垂直
同期信号は特に赤外線伝送の場合はリモコン搬送波、蛍
光灯ノイズの影響のない20KHzから30KHzを使
用し伝送する。
【0021】
【発明の効果】本発明によって、次のような効果を奏す
ることができる。
【0022】第1の効果は、送信部側で輝度信号に水平
同期信号のみを重畳させ伝送するため、受信部側で輝度
信号から同期分離を行い周波数を安定化することで、A
FC回路はロックはずれを起こさず、安定した水平同期
信号の再生ができる。
【0023】第2の効果は、垂直同期信号を伝送するパ
ルス変調は伝送帯域が狭いため、映像伝送帯域の空き周
波数を使って効率よく伝送できる。また垂直同期信号の
搬送波周波数を図3の実施例の周波数割り当ての例のよ
うにすることで、パルス変調の高調波成分が色信号伝送
帯域に重なっても妨害が出るのは色信号の垂直帰線期間
のため、映像の出力には妨害が現われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号の伝送装置の一実施例の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例の周波数割り当ての一例を示す
【図3】本発明の実施例の周波数割り当ての別の一例を
示す図
【図4】従来の映像信号の伝送装置の一例の構成を示す
ブロック図
【図5】複合同期信号のうちの垂直同期信号を示す図
【符号の説明】
1、22 輝度信号入力端子 2、23 水平同期信号入力端子 3、24 垂直同期信号入力端子 4、25 色信号入力端子 5、6、26、27、28 MIX回路 7 パルス変調回路 8、29 変調送信回路 9、30 伝送信号 10、31 受信復調回路 11、32 輝度信号色信号分離回路 12、33 同期分離回路 13、34 AFC回路 14、35 色信号出力端子 15、36 輝度信号出力端子 16、37 水平同期信号出力端子 17、38 垂直同期信号出力端子 18、39 受信部 19 パルス復調回路 20 BPF 21、40 送信部 fv 垂直同期信号搬送波周波数

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の輝度信号と色信号と同期信号
    とを複合して複合映像信号とし、前記複合映像信号を伝
    送するために変調送信するとともに、前記伝送された信
    号を復調し、前記復調された複合映像信号を輝度信号と
    色信号と同期信号とに分離し出力する映像信号の伝送方
    法において、 同期信号の内の水平同期信号と垂直同期信号とを別々に
    分離した状態で伝送するに際して、垂直同期信号を空き
    周波数又は妨害にならない周波数を搬送波としてパルス
    変調し伝送することを特徴とする映像信号の伝送方法。
  2. 【請求項2】 同期信号の内の水平同期信号と垂直同期
    信号とを別々に分離した状態で伝送するに際して、水平
    同期信号を映像信号の輝度信号に重畳して伝送すること
    を特徴とする請求項1記載の映像信号の伝送方法。
  3. 【請求項3】 映像信号の輝度信号と色信号と同期信号
    とを複合し複合映像信号する手段と、前記複合映像信号
    を伝送するため変調送信する手段と、前記伝送された信
    号を復調する手段と、前記復調された複合映像信号を輝
    度信号と色信号と同期信号とに分離し出力する手段とを
    有する映像信号の伝送装置において、同期信号の内の垂直同期信号について、空き周波数又は
    妨害にならない周波数を搬送波としてパルス変調して垂
    直同期信号を形成する手段 を有し、水平同期信号と垂直
    同期信号とを分離した状態で伝送することを特徴とする
    映像信号の伝送装置。
  4. 【請求項4】 同期信号の内の水平同期信号について、
    水平同期信号を映像信号の輝度信号に重畳して形成する
    手段を有し、水平同期信号と垂直同期信号とを分離した
    状態で伝送することを特徴とする請求項3記載の映像信
    号の伝送装置。
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