JPH0686246A - Catvシステムのデータ伝送方式 - Google Patents
Catvシステムのデータ伝送方式Info
- Publication number
- JPH0686246A JPH0686246A JP26064692A JP26064692A JPH0686246A JP H0686246 A JPH0686246 A JP H0686246A JP 26064692 A JP26064692 A JP 26064692A JP 26064692 A JP26064692 A JP 26064692A JP H0686246 A JPH0686246 A JP H0686246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- data
- clock
- color
- transmission
- Prior art date
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- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CATVシステム上で数メガBPSでデータ
伝送を行う場合に信頼性の高い同期クロックの発生を安
価に実現するCATVシステムのデータ伝送方式を提供
する。 【構成】 送信側においてカラー映像信号の複合同期信
号部分にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータ
を出力し、当該信号でCATVチャンネルの内の1波に
変調し、テレビ信号で送出すると共に、受信側では前記
チャンネルを同調し、検波することによって得られるカ
ラー・バースト信号からカラー・サブキャリヤ信号を発
生させ、当該信号を受信クロックとしてデータを取り込
む。
伝送を行う場合に信頼性の高い同期クロックの発生を安
価に実現するCATVシステムのデータ伝送方式を提供
する。 【構成】 送信側においてカラー映像信号の複合同期信
号部分にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータ
を出力し、当該信号でCATVチャンネルの内の1波に
変調し、テレビ信号で送出すると共に、受信側では前記
チャンネルを同調し、検波することによって得られるカ
ラー・バースト信号からカラー・サブキャリヤ信号を発
生させ、当該信号を受信クロックとしてデータを取り込
む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステム・ホ
テルCATVシステムのデータ伝送方式に関するもので
ある。
テルCATVシステムのデータ伝送方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】データ伝送方式の1つに映像同期信号の
水平同期信号の整数倍、或いは整数分の1倍に同期して
いるデータによって変調されたサブキャリヤをテレビ信
号の音声帯域に設け、前記サブキャリヤを検波すること
によって得られたデータをテレビ信号を復調し得る映像
信号から分離した水平同期信号から孤立されるサンプル
クロックによって取り込む方式があるが、テレビ信号の
音声帯域にサブキャリヤを設ける方式では数メガBPS
の伝送速度で伝送を行う場合、音声帯域では専有帯域が
狭いため、速度の限界がある。又、テレビ信号の段階で
は、フィルター等による周波数の郡遅延特性が無視でき
ずデータと水平同期信号から作られるクロックとの同期
がとれなくなる欠点が考えられる。
水平同期信号の整数倍、或いは整数分の1倍に同期して
いるデータによって変調されたサブキャリヤをテレビ信
号の音声帯域に設け、前記サブキャリヤを検波すること
によって得られたデータをテレビ信号を復調し得る映像
信号から分離した水平同期信号から孤立されるサンプル
クロックによって取り込む方式があるが、テレビ信号の
音声帯域にサブキャリヤを設ける方式では数メガBPS
の伝送速度で伝送を行う場合、音声帯域では専有帯域が
狭いため、速度の限界がある。又、テレビ信号の段階で
は、フィルター等による周波数の郡遅延特性が無視でき
ずデータと水平同期信号から作られるクロックとの同期
がとれなくなる欠点が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、C
ATVシステム上で数メガBPSでデータ伝送を行う場
合に信頼性の高い同期クロックの発生を安価な方法で実
現することにある。
ATVシステム上で数メガBPSでデータ伝送を行う場
合に信頼性の高い同期クロックの発生を安価な方法で実
現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、送信側においてカラー映像信号の複合同
期信号にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータ
を重畳し、当該信号でCATVチャンネルの内の1波に
変調し、テレビ信号で送出すると共に、受信側では前記
チャンネルを同調し、検波することによって得られるカ
ラー映像信号のカラー・バースト信号からカラー・サブ
キャリヤ信号を発生させ、当該信号を受信クロックとし
てデータを取り込むことを特徴とするCATVシステム
のデータ伝送方式にある。
発明の要旨は、送信側においてカラー映像信号の複合同
期信号にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータ
を重畳し、当該信号でCATVチャンネルの内の1波に
変調し、テレビ信号で送出すると共に、受信側では前記
チャンネルを同調し、検波することによって得られるカ
ラー映像信号のカラー・バースト信号からカラー・サブ
キャリヤ信号を発生させ、当該信号を受信クロックとし
てデータを取り込むことを特徴とするCATVシステム
のデータ伝送方式にある。
【0005】
【作用】本発明では、カラー映像信号の複合同期信号に
カラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータを重畳し
て、テレビ信号で送信・受信してデータ及び同期クロッ
ク信号を送る。このように、テレビ信号を使ってデータ
ばかりでなく、同期クロック信号も送ることで信頼性の
高いデータ通信が行える。
カラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータを重畳し
て、テレビ信号で送信・受信してデータ及び同期クロッ
ク信号を送る。このように、テレビ信号を使ってデータ
ばかりでなく、同期クロック信号も送ることで信頼性の
高いデータ通信が行える。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図1は実施例の送信側CATV装置を示
す回路ブロック図、図2は実施例の受信側CATV装置
を示す回路ブロック図、図3は実施例の信号波形を示す
説明図、図4はテレビ信号のスペクトル図である。
的に説明する。図1は実施例の送信側CATV装置を示
す回路ブロック図、図2は実施例の受信側CATV装置
を示す回路ブロック図、図3は実施例の信号波形を示す
説明図、図4はテレビ信号のスペクトル図である。
【0007】図1は送信側で、カラー同期信号発生部1
は、カラー映像信号に必要な複合同期信号13及びカラ
ー・サブキャリヤ信号(3.579545MHz)1
2、バーストフラグ信号14、ブランキング信号15等
を発生する。次に、送信クロック生成部2は、上記カラ
ー・サブキャリヤ信号12をブランキング信号15及び
複合同期信号13によりゲート処理を行い、1V(1垂
直同期期間)では垂直ブランキング期間を除く233H
及び1H(1水平同期期間)では水平ブランキング期間
を除いた期間に187クロックをデータ送出部3に送信
クロック17として入力する。又、ここで受信時のクロ
ック再生を容易に行うため、1H内のデータの開始を示
すスタートビット(SB)を作成し、映像信号合成部4
に出力する。データ送出部3は上記送信クロック17に
より、カラー・サブキャリヤ信号12に同期した送信デ
ータ18を出力する。
は、カラー映像信号に必要な複合同期信号13及びカラ
ー・サブキャリヤ信号(3.579545MHz)1
2、バーストフラグ信号14、ブランキング信号15等
を発生する。次に、送信クロック生成部2は、上記カラ
ー・サブキャリヤ信号12をブランキング信号15及び
複合同期信号13によりゲート処理を行い、1V(1垂
直同期期間)では垂直ブランキング期間を除く233H
及び1H(1水平同期期間)では水平ブランキング期間
を除いた期間に187クロックをデータ送出部3に送信
クロック17として入力する。又、ここで受信時のクロ
ック再生を容易に行うため、1H内のデータの開始を示
すスタートビット(SB)を作成し、映像信号合成部4
に出力する。データ送出部3は上記送信クロック17に
より、カラー・サブキャリヤ信号12に同期した送信デ
ータ18を出力する。
【0008】一方、映像信号合成部4は、カラー・サブ
キャリヤ信号12及びバーストフラグ信号14によりカ
ラー・バースト信号16を作成し、前記カラー・バース
ト信号16、複合同期信号13、送信データ18を合成
し、データの重畳されたカラー映像信号19を出力す
る。このカラー映像信号19は、変調器5により映像キ
ャリヤで変調され、テレビ信号(CATVチャンネル)
に変換され送出する。図4は上記テレビ信号のスペクト
ラムである。
キャリヤ信号12及びバーストフラグ信号14によりカ
ラー・バースト信号16を作成し、前記カラー・バース
ト信号16、複合同期信号13、送信データ18を合成
し、データの重畳されたカラー映像信号19を出力す
る。このカラー映像信号19は、変調器5により映像キ
ャリヤで変調され、テレビ信号(CATVチャンネル)
に変換され送出する。図4は上記テレビ信号のスペクト
ラムである。
【0009】図2は受信側で、前記送信側より送られて
きたテレビ信号をチューナ6で同調し、中間周波信号に
変換後、検波部7へ出力する。検波部7では、前記中間
周波信号を検波し、カラー映像信号19を出力する。こ
のカラー映像信号19は、カラー映像信号分離部8で信
号の分解を行い、同期信号及びカラー・バースト信号に
同期したカラー・サブキャリヤ信号(3.579545
MHz)20を発生する。又、カラー映像信号19はデ
ータ再生部9へも入力され、データ成分が取り出され波
形整形を行った後、スタートビット(SB)を含む受信
データ22を出力する。
きたテレビ信号をチューナ6で同調し、中間周波信号に
変換後、検波部7へ出力する。検波部7では、前記中間
周波信号を検波し、カラー映像信号19を出力する。こ
のカラー映像信号19は、カラー映像信号分離部8で信
号の分解を行い、同期信号及びカラー・バースト信号に
同期したカラー・サブキャリヤ信号(3.579545
MHz)20を発生する。又、カラー映像信号19はデ
ータ再生部9へも入力され、データ成分が取り出され波
形整形を行った後、スタートビット(SB)を含む受信
データ22を出力する。
【0010】一方、受信クロック再生部10は前記カラ
ー・サブキャリヤ信号20、同期信号及び受信データ2
2のスタートビット(SB)によりゲート処理を行い、
受信クロック21を再生する。データ処理部11は受信
データ22を受信クロック21でサンプリングする事に
よりデータの受信同期を行う。
ー・サブキャリヤ信号20、同期信号及び受信データ2
2のスタートビット(SB)によりゲート処理を行い、
受信クロック21を再生する。データ処理部11は受信
データ22を受信クロック21でサンプリングする事に
よりデータの受信同期を行う。
【0011】ここで、受信クロック21を再生する場
合、同期信号は受信クロック再生部10内部のカウンタ
をリセットするだけであるため、クロックの位相とは全
く関係なく前述した郡遅延特性の問題は生じない。本実
施例での伝送速度は2.4MBPS(実質伝送速度)で
ある。尚、本実施例ではテレビ信号の受信機能を内蔵し
た構成をなしているが、テレビ信号の受信機能を内蔵し
た機器(テレビ、テレビチューナ、VTR等)の映像信
号出力を入力する構成も同様である。
合、同期信号は受信クロック再生部10内部のカウンタ
をリセットするだけであるため、クロックの位相とは全
く関係なく前述した郡遅延特性の問題は生じない。本実
施例での伝送速度は2.4MBPS(実質伝送速度)で
ある。尚、本実施例ではテレビ信号の受信機能を内蔵し
た構成をなしているが、テレビ信号の受信機能を内蔵し
た機器(テレビ、テレビチューナ、VTR等)の映像信
号出力を入力する構成も同様である。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明はデータ伝
送速度の高速化を実現するにおいて、データ及び同期ク
ロックの伝送をテレビのカラー映像信号に着目し一般化
したIC等の安価な構成で信頼度の高いデータ伝送を可
能にしたものである。
送速度の高速化を実現するにおいて、データ及び同期ク
ロックの伝送をテレビのカラー映像信号に着目し一般化
したIC等の安価な構成で信頼度の高いデータ伝送を可
能にしたものである。
【図1】本発明の実施例の送信側CATV装置を示す回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の受信側CATV装置を示す回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
【図3】本発明の実施例の信号波形を示す説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例のテレビ信号のスペクトル図で
ある。
ある。
1 カラー同期信号発生部 2 送信クロック生成部 3 データ送出部 4 映像信号合成部 5 変調器 6 チューナ 7 検波部 8 カラー映像信号分離部 9 データ再生部 10 受信クロック再生部 11 データ処理部 12 カラー・サブキャリヤ信号 13 複合同期信号 14 バーストフラグ信号 15 ブランキング信号 16 カラー・バースト信号 17 送信クロック 18 送信データ 19 カラー映像信号 20 カラー・サブキャリヤ信号 21 受信クロック 22 受信データ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 CATVシステムのデータ伝送方式
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステム・ホ
テルCATVシステムのデータ伝送方式に関するもので
ある。
テルCATVシステムのデータ伝送方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】データ伝送方式の1つに映像同期信号の
水平同期信号の整数倍、或いは整数分の1倍に同期して
いるデータによって変調されたサブキャリヤをテレビ信
号の音声帯域に設け、前記サブキャリヤを検波すること
によって得られたデータをテレビ信号を復調し得る映像
信号から分離した水平同期信号から孤立されるサンプル
クロックによって取り込む方式があるが、テレビ信号の
音声帯域にサブキャリヤを設ける方式では数メガBPS
の伝送速度で伝送を行う場合、音声帯域では専有帯域が
狭いため、速度の限界がある。又、テレビ信号の段階で
は、フィルター等による周波数の郡遅延特性が無視でき
ずデータと水平同期信号から作られるクロックとの同期
がとれなくなる欠点が考えられる。
水平同期信号の整数倍、或いは整数分の1倍に同期して
いるデータによって変調されたサブキャリヤをテレビ信
号の音声帯域に設け、前記サブキャリヤを検波すること
によって得られたデータをテレビ信号を復調し得る映像
信号から分離した水平同期信号から孤立されるサンプル
クロックによって取り込む方式があるが、テレビ信号の
音声帯域にサブキャリヤを設ける方式では数メガBPS
の伝送速度で伝送を行う場合、音声帯域では専有帯域が
狭いため、速度の限界がある。又、テレビ信号の段階で
は、フィルター等による周波数の郡遅延特性が無視でき
ずデータと水平同期信号から作られるクロックとの同期
がとれなくなる欠点が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、C
ATVシステム上で数メガBPSでデータ伝送を行う場
合に信頼性の高い同期クロックの発生を安価な方法で実
現することにある。
ATVシステム上で数メガBPSでデータ伝送を行う場
合に信頼性の高い同期クロックの発生を安価な方法で実
現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、送信側においてカラー映像信号の複合同
期信号部分にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデ
ータを出力し、当該信号でCATVチャンネルの内の1
波に変調し、テレビ信号で送出すると共に、受信側では
前記チャンネルを同調し、検波することによって得られ
るカラー・バースト信号からカラー・サブキャリヤ信号
を発生させ、当該信号を受信クロックとしてデータを取
り込むことを特徴とするCATVシステムのデータ伝送
方式にある。
発明の要旨は、送信側においてカラー映像信号の複合同
期信号部分にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデ
ータを出力し、当該信号でCATVチャンネルの内の1
波に変調し、テレビ信号で送出すると共に、受信側では
前記チャンネルを同調し、検波することによって得られ
るカラー・バースト信号からカラー・サブキャリヤ信号
を発生させ、当該信号を受信クロックとしてデータを取
り込むことを特徴とするCATVシステムのデータ伝送
方式にある。
【0005】
【作用】本発明では、カラー映像信号の複合同期信号部
分にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータを出
力して、テレビ信号で送信・受信してデータ及び同期ク
ロック信号を送る。このように、テレビ信号を使ってデ
ータばかりでなく、同期クロック信号も送ることで信頼
性の高いデータ通信が行える。
分にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータを出
力して、テレビ信号で送信・受信してデータ及び同期ク
ロック信号を送る。このように、テレビ信号を使ってデ
ータばかりでなく、同期クロック信号も送ることで信頼
性の高いデータ通信が行える。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図1は実施例の送信側CATV装置を示
す回路ブロック図、図2は実施例の受信側CATV装置
を示す回路ブロック図、図3は実施例の信号波形を示す
説明図、図4はテレビ信号のスペクトル図である。
的に説明する。図1は実施例の送信側CATV装置を示
す回路ブロック図、図2は実施例の受信側CATV装置
を示す回路ブロック図、図3は実施例の信号波形を示す
説明図、図4はテレビ信号のスペクトル図である。
【0007】図1は送信側で、カラー同期信号発生部1
は、カラー映像信号に必要な複合同期信号13及びカラ
ー・サブキャリヤ信号(3.579545MHz)1
2、バーストフラグ信号14、ブランキング信号15等
を発生する。次に、送信クロック生成部2は、上記カラ
ー・サブキャリヤ信号12をブランキング信号15及び
複合同期信号13によりゲート処理を行い、1V(1垂
直同期期間)では垂直ブランキング期間を除く233H
及び1H(1水平同期期間)では水平ブランキング期間
を除いた期間に187クロックをデータ送出部3に送信
クロック17として入力する。又、ここで受信時のクロ
ック再生を容易に行うため、1H内のデータの開始を示
すスタートビット(SB)を作成し、映像信号合成部4
に出力する。データ送出部3は上記送信クロック17に
より、カラー・サブキャリヤ信号12に同期した送信デ
ータ18を出力する。
は、カラー映像信号に必要な複合同期信号13及びカラ
ー・サブキャリヤ信号(3.579545MHz)1
2、バーストフラグ信号14、ブランキング信号15等
を発生する。次に、送信クロック生成部2は、上記カラ
ー・サブキャリヤ信号12をブランキング信号15及び
複合同期信号13によりゲート処理を行い、1V(1垂
直同期期間)では垂直ブランキング期間を除く233H
及び1H(1水平同期期間)では水平ブランキング期間
を除いた期間に187クロックをデータ送出部3に送信
クロック17として入力する。又、ここで受信時のクロ
ック再生を容易に行うため、1H内のデータの開始を示
すスタートビット(SB)を作成し、映像信号合成部4
に出力する。データ送出部3は上記送信クロック17に
より、カラー・サブキャリヤ信号12に同期した送信デ
ータ18を出力する。
【0008】一方、映像信号合成部4は、カラー・サブ
キャリヤ信号12及びバーストフラグ信号14によりカ
ラー・バースト信号16を作成し、前記カラー・バース
ト信号16、複合同期信号13、送信データ18を合成
し、データの出力されたカラー映像信号19を出力す
る。このカラー映像信号19は、変調器5により映像キ
ャリヤで変調され、テレビ信号(CATVチャンネル)
に変換され送出する。図4は上記テレビ信号のスペクト
ラムである。
キャリヤ信号12及びバーストフラグ信号14によりカ
ラー・バースト信号16を作成し、前記カラー・バース
ト信号16、複合同期信号13、送信データ18を合成
し、データの出力されたカラー映像信号19を出力す
る。このカラー映像信号19は、変調器5により映像キ
ャリヤで変調され、テレビ信号(CATVチャンネル)
に変換され送出する。図4は上記テレビ信号のスペクト
ラムである。
【0009】図2は受信側で、前記送信側より送られて
きたテレビ信号をチューナ6で同調し、中間周波信号に
変換後、検波部7へ出力する。検波部7では、前記中間
周波信号を検波し、カラー映像信号19を出力する。こ
のカラー映像信号19は、カラー映像信号分離部8で信
号の分解を行い、同期信号及びカラー・バースト信号に
同期したカラー・サブキャリヤ信号(3.579545
MHz)20を発生する。又、カラー映像信号19はデ
ータ再生部9へも入力され、データ成分が取り出され波
形整形を行った後、スタートビット(SB)を含む受信
データ22を出力する。
きたテレビ信号をチューナ6で同調し、中間周波信号に
変換後、検波部7へ出力する。検波部7では、前記中間
周波信号を検波し、カラー映像信号19を出力する。こ
のカラー映像信号19は、カラー映像信号分離部8で信
号の分解を行い、同期信号及びカラー・バースト信号に
同期したカラー・サブキャリヤ信号(3.579545
MHz)20を発生する。又、カラー映像信号19はデ
ータ再生部9へも入力され、データ成分が取り出され波
形整形を行った後、スタートビット(SB)を含む受信
データ22を出力する。
【0010】一方、受信クロック再生部10は前記カラ
ー・サブキャリヤ信号20、同期信号及び受信データ2
2のスタートビット(SB)によりゲート処理を行い、
受信クロック21を再生する。データ処理部11は受信
データ22を受信クロック21でサンプリングする事に
よりデータの受信同期を行う。
ー・サブキャリヤ信号20、同期信号及び受信データ2
2のスタートビット(SB)によりゲート処理を行い、
受信クロック21を再生する。データ処理部11は受信
データ22を受信クロック21でサンプリングする事に
よりデータの受信同期を行う。
【0011】ここで、受信クロック21を再生する場
合、同期信号は受信クロック再生部10内部のカウンタ
をリセットするだけであるため、クロックの位相とは全
く関係なく前述した郡遅延特性の問題は生じない。本実
施例での伝送速度は2.4MBPS(実質伝送速度)で
ある。尚、本実施例ではテレビ信号の受信機能を内蔵し
た構成をなしているが、テレビ信号の受信機能を内蔵し
た機器(テレビ、テレビチューナ、VTR等)の映像信
号出力を入力する構成も同様である。
合、同期信号は受信クロック再生部10内部のカウンタ
をリセットするだけであるため、クロックの位相とは全
く関係なく前述した郡遅延特性の問題は生じない。本実
施例での伝送速度は2.4MBPS(実質伝送速度)で
ある。尚、本実施例ではテレビ信号の受信機能を内蔵し
た構成をなしているが、テレビ信号の受信機能を内蔵し
た機器(テレビ、テレビチューナ、VTR等)の映像信
号出力を入力する構成も同様である。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明はデータ伝
送速度の高速化を実現するにおいて、データ及び同期ク
ロックの伝送をテレビのカラー映像信号に着目し一般化
したIC等の安価な構成で信頼度の高いデータ伝送を可
能にしたものである。
送速度の高速化を実現するにおいて、データ及び同期ク
ロックの伝送をテレビのカラー映像信号に着目し一般化
したIC等の安価な構成で信頼度の高いデータ伝送を可
能にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の送信側CATV装置を示す回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の受信側CATV装置を示す回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
【図3】本発明の実施例の信号波形を示す説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例のテレビ信号のスペクトル図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 カラー同期信号発生部 2 送信クロック生成部 3 データ送出部 4 映像信号合成部 5 変調器 6 チューナ 7 検波部 8 カラー映像信号分離部 9 データ再生部 10 受信クロック再生部 11 データ処理部 12 カラー・サブキャリヤ信号 13 複合同期信号 14 バーストフラグ信号 15 ブランキング信号 16 カラー・バースト信号 17 送信クロック 18 送信データ 19 カラー映像信号 20 カラー・サブキャリヤ信号 21 受信クロック 22 受信データ
Claims (1)
- 【請求項1】 送信側においてカラー映像信号の複合同
期信号にカラー・サブキャリヤ周波数に同期したデータ
を重畳し、当該信号でCATVチャンネルの内の1波に
変調し、テレビ信号で送出すると共に、受信側では前記
チャンネルを同調し、検波することによって得られるカ
ラー映像信号のカラー・バースト信号からカラー・サブ
キャリヤ信号を発生させ、当該信号を受信クロックとし
てデータを取り込むことを特徴とするCATVシステム
のデータ伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26064692A JPH0686246A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | Catvシステムのデータ伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26064692A JPH0686246A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | Catvシステムのデータ伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686246A true JPH0686246A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17350811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26064692A Pending JPH0686246A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | Catvシステムのデータ伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686246A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02132985A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-22 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 文字放送信号の伝送方式 |
JPH02141182A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-05-30 | Clarion Co Ltd | 文字多重放送用サンプリングクロック発生方法 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP26064692A patent/JPH0686246A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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