JP3008703B2 - Catvシステムのスクランブル方式 - Google Patents

Catvシステムのスクランブル方式

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JP3008703B2
JP3008703B2 JP4317623A JP31762392A JP3008703B2 JP 3008703 B2 JP3008703 B2 JP 3008703B2 JP 4317623 A JP4317623 A JP 4317623A JP 31762392 A JP31762392 A JP 31762392A JP 3008703 B2 JP3008703 B2 JP 3008703B2
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pulse
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carrier
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民夫 大野
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCATVシステムのスク
ランブル方式に関する。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムでは、有料番組等を契
約者に対してのみ提供し、非契約者または未契約者は視
聴できないようにセンタ側でスクランブルをかけて送信
するスクランブル方式が採用されている。
【0003】このスクランブル方式の代表的な例として
同期圧縮方式がある。この同期圧縮方式は、センタ側の
送信機では複合映像信号の水平および垂直帰線消去期間
のレベルを圧縮し、この圧縮された期間に同期して音声
搬送波を振幅変調し、タイミング信号を重畳して送出
し、受信側の端末では音声搬送波に重畳されたタイミン
グ信号を検波し伸長パルスを生成し、この伸長パルスの
期間だけ複合映像信号を伸長してディスクランブルを行
う方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のスクランブ
ル方式では、音声搬送波を振幅変調し、これにディスク
ランブルのタイミングをとるためのタイミング信号を重
畳しているため、そのチャンネルの映像信号の高周波成
分や、上側隣接チャンネルの映像信号または妨害信号が
音声搬送波帯域に存在すると、端末側で音声搬送波を振
幅復調した時にこれらの信号成分がタイミング信号と共
に検波され、誤った伸長パルスを生成してディスクラン
ブルが誤動作する恐れがあるという問題点があった。
【0005】また、音声搬送波を振幅変調しているた
め、バズ音が生じやすいという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のCATVシステ
ムのスクランブル方式は、センタ側の送信機は複合映像
信号の各フィールドの最初の水平帰線消去期間を除いた
残りの水平帰線消去期間と最初の等化パルスを除いた垂
直帰線消去期間とのレベルを圧縮してスクランブルを
う手段を備え、受信側の端末は前記最初の水平帰線消去
期間中の水平同期パルスと前記最初の等化パルスとを検
する手段と、内部クロックを発生する手段と、前記検
出した水平同期パルスおよび等化パルスと前記内部クロ
ックとから前記圧縮された水平帰線消去期間と垂直帰線
消去期間のタイミングを表す伸長パルスを生成する手段
と、前記伸長パルスの期間だけ前記複合映像信号のレベ
ルを伸長してディスクランブルを行う手段を備えること
を特徴とする。
【0007】そして、前記送信機は前記複合映像信号で
映像IF搬送波を変調する映像IF変調器と、音声信号
で音声IF搬送波を変調する音声IF変調器と、前記複
合映像信号から同期信号を分離する同期分離回路と、こ
の同期信号から圧縮パルスを生成する圧縮パルス生成回
路と、前記映像IF変調器からの被変調IF搬送波のレ
ベルを前記圧縮パルス生成回路で生成した圧縮パルスの
期間だけ圧縮する圧縮回路と、この圧縮回路および前記
音声IF変調器の出力を指定のチャンネルに変換して送
信するRFコンバータとを備え、前記端末は希望のチャ
ンネルを選局するチューナと、前記チューナの出力から
映像帯域信号をろ波する映像帯域フィルタと、この映像
帯域フィルタの出力を検波する第1の検波回路と、この
検波出力から同期信号を分離する同期分離回路と、内部
クロックを発生するクロック発生回路と、前記同期信号
と前記内部クロックとから伸長パルスを生成する伸長パ
ルス生成回路と、前記映像帯域フィルタを通った映像搬
送波を前記伸長パルス生成回路からの伸長パルスの期間
だけ伸長する伸長回路と、前記チューナの出力から音声
帯域信号をろ波する音声帯域フィルタと、前記伸長回路
で伸長された被変調映像搬送波を前記音声帯域フィルタ
を通った被変調音声搬送波とともに検波して出力する第
2の検波回路とを備えることを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1(A),(B)は本発明のCATVシステムの
スクランブル方式の一実施例におけるセンタ側の送信
機,受信側の端末の構成を示すブロック図、図2は図1
における各部の信号波形図である。
【0009】センタ側の送信機は図1(A)に示すよう
に、複合映像信号aで映像IF搬送波を変調する映像I
F変調器(以下VIFM)11と、音声信号bで音声I
F搬送波を変調する音声IF変調器(以下SIFM)1
2と、複合映像信号aから同期信号を分離する同期分離
回路(以下SYSP)13と、この分離された同期信号
から圧縮パルスを生成する圧縮パルス生成回路(以下C
MPG)14と、VIFM11からの被変調IF搬送波
のレベルをCMPG14で生成した圧縮パルスの期間だ
け圧縮する圧縮回路(以下CMPR)15と、CMPR
15およびSIFM12の出力を指定のチャンネルに変
換して送信するRFコンバータ(以下RFCV)16と
を備えている。
【0010】また、受信側の端末は図1(B)に示すよ
うに、希望のチャンネルを選局するチューナ(以下TU
NR)21と、映像帯域フィルタ(以下VBPF)22
と、VBPF22の出力を検波する検波回路(DET
A)23と、この検波出力から同期信号を分離するSY
SP24と、内部クロックを発生するクロック発生回路
(以下CLKG)26と、同期分離信号dと内部クロッ
クとから伸長パルスeを生成する伸長パルス生成回路
(以下EXPG)25と、VBPF22を通った映像搬
送波をEXPG25からの伸長パルスeの期間だけ伸長
する伸長回路(以下EXPR)27と、音声帯域フィル
タ(以下SBPF)28と、EXPR27で伸長された
被変調映像搬送波をSBPF28を通った被変調音声搬
送波とともに検波して出力する検波回路(以下DET
B)29とを備えている。
【0011】次に、本実施例の動作について図2を併用
して説明する。
【0012】センタ側の送信機では、複合映像信号aか
らSYSP3で同期信号を分離し、この分離された同期
信号からCMPG14でスクランブルをかける期間を決
める圧縮パルスを生成する。
【0013】一方、複合映像信号aは映像VIFM11
で映像IF搬送波を変調してCMPR15に入力する。
CMPR15は被変調映像IF搬送波のレベルをCMP
G14で生成した圧縮パルスの期間だけ圧縮する。
【0014】圧縮パルスは複合映像信号aの各フィール
ドの垂直帰線消去期間後の最初の1つを除いた水平帰線
消去期間Thbおよび最初の等化パルスEQPを除いた
垂直帰線消去期間Tvbを圧縮するように生成する。そ
の結果、CMPR15の出力(スクランブル信号)cは
図2に示すような信号になる。図2においてTcが圧縮
した期間である。
【0015】音声信号bはSIFM12で音声IF搬送
波を変調し、その出力はCMPR15で圧縮された被変
調映像IF搬送波とともにRFCV16で指定のチャン
ネルに変換され送信される。
【0016】一方、受信側の端末では、TUNR21で
希望のチャンネルを選局し.VBPF22を通った映像
搬送波をDETA23で検波し、SYSP24で同期信
号を分離する。この同期分離信号dは図2に示すよう
に、各フィールドの最初の水平同期パルスHRPと最初
の等化パルスEQPからなる。そして、この同期分離信
号dとCLKG26から出力する内部クロックとからE
XPG25で伸長パルスを生成する。
【0017】ここで、水平同期パルスHRPと等化パル
スEQPのパルス幅が異なることから、EXPG25は
それぞれのパルスを検出する。
【0018】水平同期パルスHRPを検出したときは、
次の圧縮された水平帰線消去期間の始めから水平帰線消
去期間の幅Thbの伸長パルスを1ラインの間隔1H
(63.5μs)で垂直帰線消去期間Tvbまでのライ
ン数(242個)だけ生成する。
【0019】また、等化パルスEQPを検出したときは
圧縮された垂直帰線消去期間の幅Tcの伸長パルスを生
成する。
【0020】なお、圧縮していない部分を伸長すること
を避けるために、実際にはそれぞれの伸長パルスは圧縮
期間より少し短くなるように生成する。この伸長パルス
eは図2に示すようになる。
【0021】EXPR27はVBPF22を通った映像
搬送波を伸長パルスの期間だけ伸長する。伸長された被
変調映像搬送波はSBPF28を通った被変調音声搬送
波とともにDETB29で検波され出力される。
【0022】なお、スクランブル信号cの最初の水平同
期パルスHRPと等化パルスEQPは圧縮されずに残る
ことになるが、スクランブルの効果に影響はない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、センタ側
では複合映像信号の各フィールドの最初の水平帰線消去
期間を除いた水平帰線消去期間と最初の等化パルスを除
いた垂直帰線消去期間のレベルを圧縮して送信し、端末
側では圧縮されずに残った水平同期パルスと等化パルス
を検出し、内部クロックを用いて伸長パルスを生成する
ことにより、従来の同期圧縮方式とは異なり、音声搬送
波を振幅変調してタイミング信号を重畳する必要がなく
なる。従って、タイミング信号以外の振幅変調成分が音
声搬送波帯域に存在してもディスクランブルの誤動作の
恐れがなく、また、バズ音の発生もないという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は本発明のCATVシステムの
スクランブル方式の一実施例におけるセンタ側の送信
機,受信側の端末の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における各部の信号波形図である。
【符号の説明】
11 映像IF変調器(VIFM) 12 音声IF変調器(SIFM) 13,24 同期分離回路(SYSP) 14 圧縮パルス生成回路(CMPG) 15 圧縮回路(CMPR) 16 RFコンバータ(RFCV) 21 チューナ(TUNR) 22 映像帯域フィルタ(VBPF) 23,29 検波回路(DETA,DETB) 25 伸長パルス生成回路(EXPG) 26 クロック発生回路(CLKG) 27 伸長回路(EXPR) 28 音声帯域フィルタ(SBPF) a 複合映像信号 b 音声信号 c スクランブル信号 d 同期分離信号 e 伸長パルス EQP 等化パルス HRP 水平同期パルス Tc 圧縮した期間 Thb 水平帰線消去期間 Tvb 垂直帰線消去期間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ側の送信機は複合映像信号の各フ
    ィールドの最初の水平帰線消去期間を除いた残りの水平
    帰線消去期間と最初の等化パルスを除いた垂直帰線消去
    期間とのレベルを圧縮してスクランブルを行う手段を備
    、受信側の端末は前記最初の水平帰線消去期間中の水
    平同期パルスと前記最初の等化パルスとを検出する手段
    と、内部クロックを発生する手段と、前記検出した水平
    同期パルスおよび等化パルスと前記内部クロックとから
    前記圧縮された水平帰線消去期間と垂直帰線消去期間の
    タイミングを表す伸長パルスを生成する手段と、前記伸
    長パルスの期間だけ前記複合映像信号のレベルを伸長し
    てディスクランブルを行う手段を備えることを特徴とす
    るCATVシステムのスクランブル方式。
  2. 【請求項2】 前記送信機は前記複合映像信号で映像I
    F搬送波を変調する映像IF変調器と、音声信号で音声
    IF搬送波を変調する音声IF変調器と、前記複合映像
    信号から同期信号を分離する同期分離回路と、この同期
    信号から圧縮パルスを生成する圧縮パルス生成回路と、
    前記映像IF変調器からの被変調IF搬送波のレベルを
    前記圧縮パルス生成回路で生成した圧縮パルスの期間だ
    け圧縮する圧縮回路と、この圧縮回路および前記音声I
    F変調器の出力を指定のチャンネルに変換して送信する
    RFコンバータとを備え、前記端末は希望のチャンネル
    を選局するチューナと、前記チューナの出力から映像帯
    域信号をろ波する映像帯域フィルタと、この映像帯域フ
    ィルタの出力を検波する第1の検波回路と、この検波出
    力から同期信号を分離する同期分離回路と、内部クロッ
    クを発生するクロック発生回路と、前記同期信号と前記
    内部クロックとから伸長パルスを生成する伸長パルス生
    成回路と、前記映像帯域フィルタを通った映像搬送波を
    前記伸長パルス生成回路からの伸長パルスの期間だけ伸
    長する伸長回路と、前記チューナの出力から音声帯域信
    号をろ波する音声帯域フィルタと、前記伸長回路で伸長
    された被変調映像搬送波を前記音声帯域フィルタを通っ
    た被変調音声搬送波とともに検波して出力する第2の検
    波回路とを備えることを特徴とする請求項1記載のCA
    TVシステムのスクランブル方式。
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