JP3036270B2 - Catvシステムのスクランブル方式 - Google Patents

Catvシステムのスクランブル方式

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JP3036270B2
JP3036270B2 JP4317031A JP31703192A JP3036270B2 JP 3036270 B2 JP3036270 B2 JP 3036270B2 JP 4317031 A JP4317031 A JP 4317031A JP 31703192 A JP31703192 A JP 31703192A JP 3036270 B2 JP3036270 B2 JP 3036270B2
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signal
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JP4317031A
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民夫 大野
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCATVシステムのスク
ランブル方式に関する。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムでは、有料番組等を契
約者に対してのみ提供し、非契約者または未契約者は視
聴できないようにセンタ側でスクランブルをかけて送信
するスクランブル方式が採用されている。
【0003】このスクランブル方式の代表的な例として
同期圧縮方式がある。この同期圧縮方式は、センタ側の
送信機では映像信号の水平および垂直帰線消去期間のレ
ベルを圧縮し、この圧縮された期間に同期して音声搬送
波にタイミング信号を重畳するとともにスクランブルを
かけているか否かのチャンネル情報および端末毎の契約
情報をデータ信号で送信する。
【0004】一方、受信側の端末では音声搬送波に重畳
されたタイミング信号を検波し伸長パルスを生成すると
ともにセンタから送信されたデータ信号を受信し、選局
チャンネルが契約チャンネルである時には伸長パルスの
期間だけ映像信号を伸長してディスクランブルを行う。
また、非契約チャンネルであるときにはディスクランブ
ルを行わず、その結果、TV受像機で同期がかからず正
常な映像を視聴できない方式であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のスクランブ
ル方式では、音声搬送波に重畳されたタイミング信号を
検波して伸長パルスを生成するとともにセンタから送信
されたデータ信号を受信し、非契約者または未契約者に
対してはスクランブルの深さ(つまり映像の乱れの度
合)を制御することはできなかった。したがって、事業
者が有料番組の契約促進等の営業活動を行う際に、相手
に対して、ある程度の映像を見せたり、完全に乱したり
することができないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のCATVシステ
ムのスクランブル方式は、センタ側は映像信号の水平帰
線消去期間および垂直帰線消去期間のレベルを圧縮して
スクランブルをかけこの圧縮期間に同期して音声搬送波
にタイミング信号を重畳するとともにスクランブルをか
けているか否かの情報および端末毎の契約情報をデータ
信号で送信する手段を有し、前記端末は前記音声搬送波
に重畳された前記タイミング信号を検波して伸長パルス
を生成するとともに前記データ信号を受信し選局チャン
ネルがスクランブルをかけたチャンネルであり且つ契約
チャンネルであるときに前記伸長パルスの期間だけ前記
映像信号を伸長してディスクランブルを行う手段を有す
CATVシステムのスクランブル方式において、前記
センタは前記データ信号でスクランブルの深さを表す情
報を送信する手段を備え、前記端末は前記選局チャンネ
ルが非契約チャンネルであるときに前記スクランブルの
深さを表す情報に従い前記伸長パルスの一部の期間だけ
前記映像信号を伸長する手段を備えることを特徴とす
る。
【0007】そして、前記端末は入力信号を分配する分
配器と、前記分配器の一方の出力に接続されるチューナ
と、前記分配器のもう一方の出力に接続されセンタから
前記データ信号を受信するデータ信号受信機と、選局
キーと、この選局キーで選んだチャンネルを選局するよ
うに前記チューナーを制御するとともに、前記データ信
号受信機の出力に接続され、このデータ信号で前記セン
タから送信される前記スクランブルの深さを表す情報に
従って一部の水平帰線消去期間および垂直帰線消去期間
の映像信号を伸長することを表す水平ディスクランブル
制御信号および垂直ディスクランブル制御信号を生成す
CPUと、前記チューナで選局したチャンネルの映像
信号,音声信号を通す映像中間周波フィルタ,音声中間
周波フィルタと、前記音声中間周波フィルタ出力の音声
搬送波から前記センタで重畳された前記タイミング信号
を検波するタイミング信号検波回路と、前記タイミング
信号から水平帰線消去期間の伸長パルスおよび垂直帰線
消去期間の伸長パルスを生成する第1,第2の伸長パル
ス生成回路と、前記第1,第2の伸長パルス生成回路で
生成した第1,第2の伸長パルスと前記CPUからの
水平ディスクランブル制御信号および前記垂直ディス
クランブル制御信号とから生成した伸長パルスの期間だ
け前記映像中間周波フィルタを通った映像信号を伸長す
るディスクランブル回路と、このディスクランブル回路
からの伸長された映像信号と前記音声中間周波フィルタ
からの音声中間周波信号を特定のチャンネルに変換して
出力するコンバータとを備えている。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のCATVシステムのスクランブル方
式の一実施例における端末の構成を示すブロック図であ
る。
【0009】本実施例における端末は図1に示すよう
に、入力信号を分配する分配器(以下DST)1と、チ
ューナ(以下TUN)2と、DST1により分配された
センタ(図示省略)からのデータ信号を受信するデータ
信号受信機(以下REC)3と、選局キー(以下KE
Y)5で選んだチャンネルを選局制御するCPU4と、
TUN2で選局したチャンネルの映像信号,音声信号を
通す映像中間周波フィルタ(以下VIF)6,音声中間
周波フィルタ(以下SIF)7と、SIF7出力の音声
搬送波からセンタで重畳されたタイミング信号を検波す
るタイミング信号検波回路(以下TMD)8と、タイミ
ング信号から水平帰線消去期間の伸長パルスおよび垂直
帰線消去期間の伸長パルスを生成する伸長パルス生成回
路(以下HEP,VEP)9,10と、HEP9,VE
P10で生成した伸長パルスとCPU4からの水平ディ
スクランブル制御信号a,垂直ディスクランブル制御信
号bからアンドゲート13,14及びオア(論理和)ゲ
ート15を介して生成した伸長パルスcの期間だけVI
F6を通った映像信号を伸長するディスクランブル回路
(以下DES)11と、DES11からの伸長された映
像信号とSIF7からの音声中間周波信号とを特定のチ
ャンネルに変換して出力するコンバータ(以下CNV)
12とを備えている。
【0010】なお、センタから送信されるスクランブル
情報はチャンネル単位にスクランブルをかけたチャンネ
ルであるか否かの情報およびスクランブルの深さを表す
情報であるが、その生成および送信の機能とセンタの構
成は従来のセンタと同じであるので、説明を省略する。
また、契約情報は加入者端末単位の各チャンネルの契約
情報である。
【0011】次に、本実施例における各部の機能につい
て説明する。
【0012】センタからの入力信号はDST1で分配さ
れ、TUN2はCPU4の制御によりKEY5で選んだ
チャンネルを選局して中間周波信号に変換する。
【0013】REC3はセンタから送信されるデータ信
号を受信してCPU4に出力する。
【0014】TUN2で選局したチャンネルの音声信号
はSIF7を通り、TDM8はセンタでスクランブルチ
ャンネルの音声搬送波に重畳されたタイミング信号を検
波する。
【0015】HEP9およびVEP10はTMD8で検
波したタイミング信号からそれぞれの伸長パルスを生成
する。
【0016】CPU4はセンタから送信されるデータ信
号に含まれるスクランブル情報および契約情報に従い、
水平ディスクランブル制御信号a,垂直ディスクランブ
ル制御信号bを出力する。DES11はHEP9,VE
P10から生成された伸長パルスとCPU4から出力す
る水平,垂直ディスクランブル制御信号a,bからゲー
ト13,14,15を介して生成された伸長パルスcの
期間だけVIF6を通った映像信号を伸長する。
【0017】そして、CNV12はDES11の出力と
SIF7からの音声中間周波信号を特定チャンネルに変
換して出力する。
【0018】次に、本実施例の動作について説明する。
【0019】センタから送信されるスクランブル情報に
従って、CPU4は選局チャンネルに応じてディスクラ
ンブル制御信号を出力する。
【0020】すなわち、選局チャンネルが契約チャンネ
ルでスクランブルチャンネルのときは、水平ディスクラ
ンブル制御信号aおよび垂直ディスクランブル制御信号
bは共に“1”(オン)を出力することにより、通常の
ディスクランブルを行う。
【0021】また、非契約チャンネルでスクランブルチ
ャンネルのときは、スクランブルの深さを表す情報に従
い、最も深いときには従来と同様に水平,垂直ディスク
ランブル制御信号a,bは共に“0”(オフ)を出力
し、ディスクランブルを行わない。
【0022】さらに、スクランブルの深さが浅いとき
は、ディスクランブル制御信号の一方、例えば水平ディ
スクランブル制御信号aは“1”(オン)を出力し、他
方の垂直ディスクランブル制御信号bは“0”(オフ)
を出力することにより、水平帰線消去期間はディスクラ
ンブルを行うが、垂直帰線消去期間はデスクランブルを
行わない。その結果、TV受像機では垂直同期のみがか
からなくなり、映像はある程度見える状態になる。
【0023】このように本実施例によれば、スクランブ
ルチャンネルの非契約者または未契約者に対してセンタ
からスクランブルの深さを制御することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、センタか
らスクランブルの深さを表す情報を送信し、端末で選局
チャンネルが非契約チャンネルのときには、スクランブ
ルの深さを表す情報に従ってディスクランブルを制御す
るようにしたので、スクランブルチャンネルの非契約者
または未契約者に対してセンタからスクランブルの深さ
を制御することができる。従って、事業者が有料番組の
契約促進等の営業活動をする際に、相手にある程度の映
像を視聴させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATVシステムのスクランブル方式
の一実施例における端末の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 分配器(DST) 2 チューナ(TUN) 3 データ信号受信機(REC) 4 CPU 5 選局キー(KEY) 6 映像中間周波フィルタ(VIF) 7 音声中間周波フィルタ(SIF) 8 タイミング信号検波回路(TMD) 9 水平伸長パルス生成回路(HEP) 10 垂直伸長パルス生成回路(VEP) 11 ディスクランブル回路(DES) 12 コンバータ(CNV) a 水平ディスクランブル制御信号 b 垂直ディスクランブル制御信号 c 伸長パルス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ側は映像信号の水平帰線消去期間
    および垂直帰線消去期間のレベルを圧縮してスクランブ
    ルをかけこの圧縮期間に同期して音声搬送波にタイミン
    グ信号を重畳するとともにスクランブルをかけているか
    否かの情報および端末毎の契約情報をデータ信号で送信
    する手段を有し、前記端末は前記音声搬送波に重畳され
    た前記タイミング信号を検波して伸長パルスを生成する
    とともに前記データ信号を受信し選局チャンネルがスク
    ランブルをかけたチャンネルであり且つ契約チャンネル
    であるときに前記伸長パルスの期間だけ前記映像信号を
    伸長してディスクランブルを行う手段を有するCATV
    システムのスクランブル方式において、前記センタは前
    記データ信号でスクランブルの深さを表す情報を送信す
    手段を備え、前記端末は前記選局チャンネルが非契約
    チャンネルであるときに前記スクランブルの深さを表す
    情報に従い前記伸長パルスの一部の期間だけ前記映像信
    号を伸長する手段を備えることを特徴とするCATVシ
    ステムのスクランブル方式。
  2. 【請求項2】 前記端末は入力信号を分配する分配器
    と、前記分配器の一方の出力に接続されるチューナと、
    前記分配器のもう一方の出力に接続されセンタからの
    データ信号を受信するデータ信号受信機と、選局キー
    と、この選局キーで選んだチャンネルを選局するように
    前記チューナーを制御するとともに、前記データ信号受
    信機の出力に接続され、このデータ信号で前記センタか
    ら送信される前記スクランブルの深さを表す情報に従っ
    て一部の水平帰線消去期間および垂直帰線消去期間の映
    像信号を伸長することを表す水平ディスクランブル制御
    信号および垂直ディスクランブル制御信号を生成する
    PUと、前記チューナで選局したチャンネルの映像信
    号,音声信号を通す映像中間周波フィルタ,音声中間周
    波フィルタと、前記音声中間周波フィルタ出力の音声搬
    送波から前記センタで重畳された前記タイミング信号を
    検波するタイミング信号検波回路と、前記タイミング信
    号から水平帰線消去期間の伸長パルスおよび垂直帰線消
    去期間の伸長パルスを生成する第1,第2の伸長パルス
    生成回路と、前記第1,第2の伸長パルス生成回路で生
    成した第1,第2の伸長パルスと前記CPUからの前記
    水平ディスクランブル制御信号および前記垂直ディスク
    ランブル制御信号とから生成した伸長パルスの期間だけ
    前記映像中間周波フィルタを通った映像信号を伸長する
    ディスクランブル回路と、このディスクランブル回路か
    らの伸長された映像信号と前記音声中間周波フィルタか
    らの音声中間周波信号を特定のチャンネルに変換して出
    力するコンバータとを備えることを特徴とする請求項1
    記載のCATVシステムのスクランブル方式。
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JPH06165176A JPH06165176A (ja) 1994-06-10
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