JP2613946B2 - Catv端末器 - Google Patents

Catv端末器

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JP2613946B2
JP2613946B2 JP1257906A JP25790689A JP2613946B2 JP 2613946 B2 JP2613946 B2 JP 2613946B2 JP 1257906 A JP1257906 A JP 1257906A JP 25790689 A JP25790689 A JP 25790689A JP 2613946 B2 JP2613946 B2 JP 2613946B2
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信男 上江
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はCATV端末器に係り、より詳細には音声信号の
ボリュームコントロールやミューティングコントロール
などの機能を有するCATV端末器に関するものである。
〔従来の技術〕
この種のCATV端末器においては、音声信号のボリュー
ムコントロールやミューティングコントロールを行う関
係で、音声信号を一度ベースバンド信号に変換してやる
必要があり、このため従来は第5図に示す構成のものが
一般に使用されている。同図において、11はCATV端末器
の入力端子であり、該入力端子には図示しない同軸ケー
ブルなどの伝送路を介してヘッドエンドとしてのセンタ
ーに接続される。12はコンバータであり、該コンバータ
12は50MHz〜500MHzの周波数帯域を利用して伝送されて
くる多チャンネルのテレビジョン信号の中から希望の一
つのチャンネルを選局し、該選局したチャンネルのテレ
ビジョン信号を周波数変換して中間周波信号(IF信号)
を得る。コンバータ12により変換されたIF信号は分岐器
13により分岐されて可変減衰器14とバンドパスフィルタ
(BPF)15に入力される。
BPF15はIF信号中の音声IF信号成分を通過させる通過
帯域巾を有し、該BPF15を通過された音声IF信号は復調
器16に入力されると共にAM検波器17に入力される。AM検
波器17は、音声IF信号にAM変調によりインバンドデータ
として重畳されているスクランブルに関するデータをAM
検波して抽出する。該AM検波器17により抽出されたデー
タはスクランブル制御器18に入力され、これに基づいて
デスクランブル制御器18は、上記可変減衰器14の減衰率
を制御してスクランブルにより圧縮されている映像IF信
号をデスクランブルのため伸長させる伸長信号を所定の
タイミングで発生する。このようにして、可変減衰器14
によりデスクランブルされた映像IF信号は、増幅器19に
より増幅された後、映像キャリアを通過させるBPF20を
介して復調器16に入力される。
上記復調器16は、第6図に示すように、BPF20を通じ
て入力された映像IF信号を同期検波回路16aにより同期
検波してベースバンドの映像信号にして出力し、これを
RF変調器21に入力する。また復調器16は、BPF15を通じ
て入力された音声IF信号をインターキャリア検波回路16
bにより検波し、この検波により得られる第2中間周波
(SIF)信号を出力する。このSIF信号は、BPF22を通じ
て特定周波数成分が通過されて再度復調器16に入力さ
れ、FM検波回路16cによりFM検波されてベースバンドの
音声信号が得られる。その後ベースバンドの音声信号は
音声制御回路16dによりボリュームコントロールやミュ
ーティングコントロールされた後、RF変調器21に入力さ
れる。
RF変調器21は、復調器16からのベースバンドの映像信
号と音声信号を受像機の特定チャンネルの周波数にアッ
プコンバートして出力端子23から出力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、最近ヨーロッパにおいて衛星を使用した音
声多重のテレビジョン放送の方式として、NICAMと呼ば
れる方式が採用されるようになった。この方式では、PA
L−I方式について示す第7図のように、映像信号キャ
リアの上側6.552MHzのところにキャリア周波数を有する
デジタル変調したステレオ音声信号を伝送することが定
められている。なお、PAL−B,G方式では上記キャリア周
波数は5.85MHzとなる。
しかし、上述したように音声信号のボリュームコント
ロールやミューティングコントロールを行うことができ
るようにした上記構成のCATV端末器では、NICAM方式の
テレビジョン信号を受信してもデジタルステレオ音声信
号を全く取り出すことができないという問題がある。
よって本発明は、アナログ音声信号のボリュームコン
トロールやミューティングコントロールなどを行うこと
ができるようにしたものにおいて、デジタルステレオ音
声信号をも得られるようにしたCATV端末器を提供するこ
とを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明により成されたCATV端
末器は、受信したCATV信号を中間周波信号に変換するコ
ンバータと、該コンバータからの中間周波信号中の映像
中間周波信号を検波してベースバンドの映像信号を出力
する映像検波手段と、前記中間周波信号中の音声中間周
波信号を第2音声中間周波信号に変換する第2中間周波
回路手段と、該第2中間周波回路手段からの第2中間周
波音声信号を検波してベースバンドのアナログ音声信号
を出力する音声検波手段と、該音声検波手段からのベー
スバンドのアナログ音声信号のボリューム制御、ミュー
ティング制御を行う音声制御部と、前記第2音声中間周
波信号中からデジタルステレオ音声信号を抽出するフィ
ルタ手段と、該フィルタ手段により抽出したデジタルス
テレオ音声信号を前記映像検波手段からのベースバンド
の映像信号と合成する合成手段と、前記音声制御部から
のアナログ音声信号と前記合成手段からの信号を変調し
て出力する変調手段とを備えることを特徴としている。
〔作 用〕
上記構成において、中間周波信号中の音声中間周波信
号から得た第2音声中間周波信号を検波してベースバン
ドのアナログ音声信号を出力する音声検波手段を有し、
該音声検波手段からのベースバンドのアナログ音声信号
のボリューム制御、ミューティング制御を行った後、変
調手段に供給できるようになっていると共に、第2音声
中間周波信号中からデジタルステレオ音声信号を抽出す
るフィルタ手段を更に有し、このフィルタ手段により抽
出したデジタルステレオ音声信号を合成手段によりベー
スバンドの映像信号と合成して変調手段に供給できるよ
うになっているので、変調手段から映像信号、アナログ
音声信号及びデジタル音声信号の全てを出力することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるCATV端末器の一実施例を示すブ
ロック図であり、同図において、第5図について上述し
たものと同等の部分には同一の符号を付している。
第1図において、CATV端末器の入力端子11には、ヘッ
ドエンドとしてのセンターから50MHz〜500MHzの周波数
帯域を利用して伝送されてくる多チャンネルのテレビジ
ョン信号が入力される。コンバータ12は、テレビジョン
信号の中から希望の一つのチャンネルを選局し、該選局
したチャンネルのテレビジョン信号を周波数変換して中
間周波信号(IF信号)を出力する。コンバータ12により
変換されたIF信号は分岐器13により分岐されて可変減衰
器14とバンドパスフィルタ(BPF)15に入力される。
分岐器13により分岐されたIF信号が入力されるBPF15
は、図中に示すようなアナログFM音声信号キャリアfAI
及びデジタル音声信号キャリアfA2を通過させる通過帯
域を有し、BPF15を通過された音声信号キャリアfA1及び
fA2は復調器16に入力されると共にAM検波器17に入力さ
れる。AM検波器17は、音声IF信号にAM変調によりインバ
ンドデータとして重畳されているスクランブルに関する
データをAM検波して抽出し、これをデスクランブル制御
器18に入力する。これに基づいてデスクランブル制御器
18は、上記可変減衰器14の減衰率を制御してスクランブ
ルにより圧縮されている映像IF信号をデスクランブルの
ため伸長させる伸長信号を所定のタイミングで発生す
る。
このようにして、可変減衰器14によりデスクランブル
された映像IF信号は、増幅器19により増幅された後、映
像キャリアを通過させるBPF20を介して復調器16に入力
される。BPF20が通過させる映像キャリアは、同図中に
示すような映像信号キャリアfV及びクロミナンス信号サ
ブキャリアfCである。
上記復調器16は、第2図に示すように、BPF20を通じ
て入力された映像IF信号を同期検波してベースバンドの
映像信号を出力する同期検波回路16aと、BPF15を通じて
入力された音声IF信号をインターキャリア検波してSIF
信号を出力するインターキャリア検波回路16bとを有す
る。インターキャリア検波回路16bの検波により得られ
たSIF信号は復調器16から出力される。
復調器16から出力されたSIF信号はBPF22及び30に入力
される。BPF22は上記映像信号キャリアfVとアナログFM
音声信号キャリアfA1との差(fV−fA1)の周波数を中心
とする通過帯域を、BPF30は映像信号キャリアfVとデジ
タル音声信号キャリアfA2との差(fV−fA2)の周波数を
中心とする通過帯域をそれぞれ有する。
BPF22を通過された(fV−fA1)の周波数成分は再度復
調器16に入力され、FM検波回路16cによりFM検波されて
ベースバンドのアナログ音声信号が得られる。その後ベ
ースバンドのアナログ音声信号は音声制御回路16dによ
りボリュームコントロールやミューティングコントロー
ルされた後、RF変調器21に入力される。一方、BPF30を
通過された(fV−fA2)の周波数成分は合成器31の一方
の入力に供給され、同図中に示すように、音声トラップ
回路32を介して供給される映像信号と合成された後RF変
調器21に入力される。
上記RF変調器21は、第5図に示すように、復調器16か
らのアナログ音声信号と合成器31からの合成信号(映像
+fV−fA2)とを入力する映像・音声信号処理回路21a
と、この映像・音声信号処理回路21aで処理された信号
を合成する合成器21bと、この合成器21bにより合成され
た信号を変調する変調器21cと、発振器(OSC)21dとを
有する。上記映像・音声信号処理回路21aでは、音声信
号を音声VCO21a1でAM変調し、また合成器31からの合成
信号(映像+fV−fA2)をビデオクランプ回路21a2でク
ランプするとともにホワイトクリップ回路21a3で映像信
号レベルの信号処理を行う。この映像・音声信号処理回
路21aで処理した信号は、合成器21bで合成された後変調
器21cで受像機の特定チャンネルの周波数にアップコン
バートされて出力端子23から出力される。
なお、上述の実施例では、BPF30を通過された(fV−f
A2)の周波数成分が合成器31において映像信号と合成さ
れた後RF変調器21に入力されるようになっているが、第
6図に示すように、BPF30を通過された(fV−fA2)の周
波数成分をRF変調器21に直接供給して、RF変調器21内の
上記合成器21bにおいて、BPF30を通過された(fV
fA2)、映像・音声信号処理回路21aにおいて処理された
映像信号及び音声信号の三者を合成するようにしてもよ
い。このような構成の場合、合成信号(映像+fV
fA2)が映像・音声信号処理回路21aにおいて信号処理さ
れることがなくなるため、映像信号に無用の妨害を導入
することを未然に防止することができ、好都合である。
なお、以上の説明では、PAL−I方式、PAL−B,G方式
について言及したが、アナログ音声の他にデジタル音声
を多重する任意の方式に適用することができる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、中間周波信号中
の音声中間周波信号から得た第2音声中間周波信号を検
波してベースバンドのアナログ音声信号を得、このベー
スバンドのアナログ音声信号のボリューム制御、ミュー
ティング制御を行うことができるようにしたものにおい
て、第2音声中間周波信号中からデジタル音声信号を抽
出し、この抽出したデジタル音声信号をベースバンドの
映像信号と合成するようにしているので、映像信号及び
アナログ音声信号の他にデジタルステレオ音声信号も得
られるCATV端末器が提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるCATV端末器の一実施例を示すブロ
ック図、 第2図は第1図中の一部分の詳細構成を示す回路ブロッ
ク図、 第3図は第1図中の他の部分の詳細構成を示す回路図、 第4図は第1図の一部分の変形例を示す回路図、 第5図は従来のCATV端末器の一例を示すブロック図、 第6図は第3図中の一部分の詳細を示すブロック図、 第7図はNICAM方式の周波数帯域を示すグラフである。 11……コンバータ、16a……映像検波手段(同期検波回
路)、16b……第2中間周波回路手段(インターキャリ
ア検波回路)、16c……音声検波手段(FM検波回路)、1
6d……音声制御部(音声制御部)、30……フィルタ手段
(BPF)、31……合成手段(合成器)、21……変調手段
(RF変調器)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信したCATV信号を中間周波信号に変換す
    るコンバータと、 該コンバータからの中間周波信号中の映像中間周波信号
    を検波してベースバンドの映像信号を出力する映像検波
    手段と、 前記中間周波信号中の音声中間周波信号を第2音声中間
    周波信号に変換する第2中間周波回路手段と、 該第2中間周波回路手段からの第2中間周波音声信号を
    検波してベースバンドのアナログ音声信号を出力する音
    声検波手段と、 該音声検波手段からのベースバンドのアナログ音声信号
    のボリューム制御、ミューティング制御を行う音声制御
    部と、 前記第2音声中間周波信号中からデジタルステレオ音声
    信号を抽出するフィルタ手段と、 該フィルタ手段により抽出したデジタルステレオ音声信
    号を前記映像検波手段からのベースバンドの映像信号と
    合成する合成手段と、 前記音声制御部からのアナログ音声信号と前記合成手段
    からの信号を変調して出力する変調手段とを備える、 ことを特徴とするCATV端末器。
JP1257906A 1989-04-28 1989-10-04 Catv端末器 Expired - Lifetime JP2613946B2 (ja)

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SE9002029A SE9002029L (sv) 1989-10-04 1990-06-06 Terminalanordning foer catv

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JP10787789 1989-04-28

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JPH0380685A JPH0380685A (ja) 1991-04-05
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