JP2844762B2 - 音声多重テレビジョン放送信号受信装置 - Google Patents

音声多重テレビジョン放送信号受信装置

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JP2844762B2
JP2844762B2 JP1319733A JP31973389A JP2844762B2 JP 2844762 B2 JP2844762 B2 JP 2844762B2 JP 1319733 A JP1319733 A JP 1319733A JP 31973389 A JP31973389 A JP 31973389A JP 2844762 B2 JP2844762 B2 JP 2844762B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作 用 G 実施例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、映像信号,第1の搬送波信号が音声信号に
より周波数変調されて得られる第1の搬送音声信号、及
び、第2の搬送波信号がディジタル音声データにより位
相変調されて得られる第2の搬送音声信号によって第3
の搬送波信号が多重変調されて形成された音声多重テレ
ビジョン放送信号の受信に用いられる、音声多重テレビ
ジョン放送信号受信装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、映像信号,第1の搬送波信号が音声信号に
より周波数変調されて得られる第1の搬送音声信号、及
び、第2の搬送波信号がディジタル音声データにより位
相変調されて得られる第2の搬送音声信号により、第3
の搬送波信号が多重変調されて形成された音声多重テレ
ビジョン放送信号の受信に用いられる、音声多重テレビ
ジョン放送信号受信装置において、音声多重テレビジョ
ン放送信号がチューナ部により受信されるとともに周波
数変換が施されて得られる受信テレビジョン放送信号か
ら第1及び第2の搬送音声信号を得、得られた第1及び
第2の搬送音声信号中の第1の搬送音声信号を取り出
し、第1の搬送音声信号に対する信号処理を行って音声
出力信号を得るようになすとともに、受信テレビジョン
放送信号から得られた第1及び第2の搬送音声信号が供
給され、それらの中の第1の搬送音声信号のレベルを低
減させるトラップ部を設け、そのトラップ部を通過した
第1及び第2の搬送音声信号から第2の搬送音声信号を
取り出し、第2の搬送音声信号に対する信号処理を行っ
て音声出力信号を得るようになすことにより、音声多重
テレビジョン放送信号の受信状態が良好でない場合等に
おいても、第1の搬送音声信号に基づく音声出力信号に
加えて、第2の搬送音声信号に基づく音声出力信号を良
好な状態で得ることができるようにしたものである。
C 従来の技術 音声多重テレビジョン放送システムの一つに、映像信
号と所定の搬送波信号がアナログ音声信号により周波数
変調されて得られる周波数変調搬送音声信号(FM音声信
号)と、所定の搬送波信号がディジタル音声データによ
り4相位相変調されて得られる位相変調搬送音声信号
(QPSK音声信号)とによって、搬送波信号が多重変調さ
れて形成された音声多重テレビジョン放送信号の送受を
行うものが提案されており、既に実用化されている。斯
かる音声多重テレビジョン放送システムにおいて採用さ
れている音声多重テレビジョン放送信号の形成に用いら
れる映像信号,FM音声信号及びQPSK音声信号は、それら
の周波数スペクトラムが、第7図において、横軸に周波
数fがとられて縦軸にレベルLがとられた特性図をもっ
て示される如く、映像信号Yの周波数帯域より高周波数
側において、FM音声信号S1が、例えば、5.5MHzに選定さ
れる周波数f1の搬送波信号が周波数変調されて得られる
ものとなされて配されるとともに、QPSK音声信号S2が、
例えば、5.85MHzに選定される周波数f2の搬送波信号が
4相位相変調されて得られるものとなされて配される。
FM音声信号S1は、その最大レベルが映像信号Yの最大レ
ベルより小とされて、1チャンネルの音声信号を伝達す
るものとされ、また、QPSK音声信号S2は、その最大レベ
ルがFM音声信号S1の最大レベルより小とされて、例え
ば、2チャンネルの音声信号を伝達するものとされる。
そして、このような映像信号,FM音声信号及びQPSK音
声信号によって搬送波信号が多重変調されて形成された
音声多重テレビジョン放送信号を受信するテレビジョン
受信機にあっては、受信アンテナに接続されたチューナ
部において、音声多重テレビジョン放送信号が選択受信
されるとともに中間周波信号に周波数変換され、その中
間周波信号中の映像信号成分が分離フィルタを通過する
ものとされて検波部に供給され、検波部において映像信
号成分が復調されて映像信号が得られ、続いて、映像信
号処理回路において、検波部からの映像信号に対する各
種の信号処理が行われて映像出力信号が得られる。
また、中間周波信号からFM音声信号及びQPSK音声信号
が得られるようにされ、得られたFM音声信号及びQPSK音
声信号からFM音声信号用帯域通過フィルタを通じてFM音
声信号成分が取り出され、それが周波数復調部(FM復調
部)において復調されてアナログ音声信号が得られ、続
いて、音声信号処理回路において、FM復調部からのアナ
ログ音声信号に対する各種の信号処理が行われて第1の
音声出力信号が得られる。さらに、中間周波信号から得
られたFM音声信号及びLPSK音声信号が、PQSK音声信号用
帯域通過フィルタに供給され、PQSK音声信号用帯域通過
フィルタからQPSK音声信号が得られて、それが4相位相
復調部(QPSK復調部)において変調されてディジタル音
声データが得られ、続いて、ディジタル音声データ処理
回路において、QPSK復調部からのディジタル音声データ
に対する各種の処理が行われて第2の音声出力信号が得
られる。
D 発明が解決しようとする課題 上述の如くの、映像信号、FM音声信号及びQPSK音声信
号によって搬送波信号が多重変調されて形成された音声
多重テレビジョン放送信号を受信して、映像出力信号,F
M音声信号に基づく第1の音声出力信号、及び、QPSK音
声信号に基づく第2の音声出力信号を得るテレビジョン
受信機にあっては、FM音声信号の副搬送波周波数とQPSK
音声信号の副搬送波周波数が比較的近接していることに
起因して、例えば、音声多重テレビジョン放送信号の受
信状態が良好でなく、ゴースト成分の作用により、中間
周波信号から得られたFM音声信号及びQPSK音声信号がQP
SK音声信号のレベルに対するFM音声信号のレベルの比が
増大せしめられるものとされる場合等にあたり、QPSK復
調部においてFM音声信号がQPSK音声信号に妨害を及ぼ
し、QPSK音声信号がQPSK復調部において復調されて得ら
れるディジタル信号データがビットエラーレイトの悪化
がもたらされるものとなされ、その結果、QPSK音声信号
に基づく第2の音声出力信号が良好に得られなくなって
しまう虞がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、映像信号,FM音声信号及
びQPSK音声信号によって搬送波信号が多重変調されて形
成された音声多重テレビジョン放送信号を受信して、映
像出力信号,FM音声信号に基づく第1の音声出力信号、
及び、QPSK音声信号に基づく第2の音声出力信号を得る
にあたり、音声多重テレビジョン放送信号を受信したチ
ューナ部からの受信テレビジョン放送信号から得られる
FM音声信号及びQPSK音声信号が、QPSK音声信号のレベル
に対するFM音声信号のレベルの比が増大せしめられるも
のとされる場合等においても、FM音声信号に基づく音声
出力信号に加えて、QPSK音声信号に基づく音声出力信号
を良好な状態で得ることができるようにした、音声多重
テレビジョン放送信号受信装置を提供することを目的と
する。
E 課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る音声多重テレ
ビジョン放送信号受信装置は、映像信号,FM音声信号及
びQPSK音声信号により、所定の搬送波信号が多重変調さ
れて形成された音声多重テレビジョン放送信号を選択受
信するチューナ部と、音声多重テレビジョン放送信号が
チューナ部により受信されるとともに周波数変換が施さ
れて得られる受信テレビジョン放送信号中の映像信号成
分を通過させる第1のフィルタ部と、第1のフィルタ部
からの映像信号成分に対する復調処理を行って映像出力
信号を得る映像信号処理回路部と、受信テレビジョン放
送信号からFM音声信号及びQPSK音声信号を得る搬送音声
信号取出部と、搬送音声信号取出部から得られるFM音声
信号及びQPSK音声信号を含む信号中のFM音声信号を通過
させる第2のフィルタ部と、第2のフィルタ部からのFM
音声信号に対する信号処理を行って第1の音声出力信号
を得る第1の音声信号処理回路部と、受信テレビジョン
放送信号から得られたFM音声信号及びQPSK音声信号のを
含む信号中のQPSK音声信号を通過させる第3のフィルタ
部と、第3のフィルタ部からのQPSK音声信号に対する信
号処理を行って第2の音声出力信号を得る第2の音声信
号処理回路部とを備えるとともに、搬送音声信号取出部
と第3のフィルタ部との間に、搬送音声信号取出部から
のFM音声信号及びQPSK音声信号を含む信号中のFM音声信
号のレベルを低減させるトラップ部が配されるものとさ
れて、構成される。
F 作 用 上述の如くに構成される本発明に係る音声多重テレビ
ジョン放送信号受信装置にあっては、QPSK音声信号に基
づく第2の音声出力信号が得られるにあたり、搬送音声
信号取出部から得られるFM音声信号及びQPSK音声信号
が、FM音声信号のレベルを低減させるトラップ部を通過
せしめられて第3のフィルタ部に供給されることによ
り、第3のフィルタ部において、FM音声信号のレベルが
低減せしめられたものとされたFM音声信号及びQPSK音声
信号から、QPSK音声信号が取り出されて第2の音声信号
処理回路部に供給されるので、搬送音声信号取出部から
得られるFM音声信号及びQPSK音声信号がQPSK音声信号の
レベルに対するFM音声信号のレベルの比が増大せしめら
れるものとされる場合等においても、FM音声信号に基づ
く第1の音声出力信号に加えて、第2の音声信号処理回
路部からQPSK音声信号に基づく第2の音声出力信号が良
好な状態をもって得られることになる。
G 実施例 第1図は、本発明に係る音声多重テレビジョン放送信
号受信装置の一例の要部を示す。
第1図に示される例においては、受信アンテナ11に接
続されたチューナ12が備えられており、チューナ12は、
例えば、第7図に示される如くの周波数スペクトラムを
有するものとされた映像信号Y,周波数f1=5.5MHzの搬送
波信号が音声信号により周波数変調されて形成されたFM
音声信号S1、及び、周波数f2=5.85MHzの搬送波信号が
ディジタル音声データにより4相位相変調されて形成さ
れたQPSK音声信号S2により、搬送波信号が多重変調され
て形成された音声多重テレビジョン放送信号を、受信ア
ンテナ11を通じて選択受信するとともに、受信された音
声多重テレビジョン放送信号を周波数変換し、受信テレ
ビジョン放送信号として、例えば、搬送波周波数fpを有
する中間周波数信号Viを形成する。チューナ12から得ら
れる中間周波信号Viは、例えば、表面波フィルタ素子で
構成される分離フィルタ13に供給される。分離フィルタ
13は、映像信号用フィルタ部と音声信号用フィルタ部と
が設けられたものとされ、映像信号用フィルタ部は、例
えば、第2図において、横軸に周波数fがとられて縦軸
にゲインGがとられた特性図をもって示される如くの帯
域通過特性を有するものとされて、中間周波信号Vi中の
搬送波周波数fpを有する映像信号成分Vivを通過させ、
また、音声信号用フィルタ部は、例えば、第3図におい
て、横軸に周波数fがとられて縦軸にゲインGがとられ
た特性図をもって示される如くの、周波数f2が周波数変
換されて得られた周波数f2′と周波数f1が周波数変換さ
れて得られた周波数f1′との間の周波数fsを中心とする
ピーク部と搬送波周波数fpを中心とするピーク部とが形
成される双峰性帯域通過特性を有するものとされて、中
間周波信号Viから周波数fpを有する搬送波信号成分Vp,
周波数f2′を有する副搬送波信号成分Vs2、及び、周波
数f1′を有する副搬送波信号成分Vs1を取り出す。
分離フィルタ13における映像信号用フィルタ部を通過
した映像信号成分Vivは検波部14に供給され、検波部14
から映像信号成分Vivが復調されて得られる映像信号Y
が導出される。そして、検波部14からの映像信号Yが、
映像信号処理回路15に供給されて各種の信号処理が施さ
れ、映像信号処理回路15から、映像出力信号Yoが得られ
る。
一方、分離フィルタ13における音声信号用フィルタ部
により取り出された搬送波信号成分Vp,副搬送波信号成
分Vs2及び副搬送波信号成分Vs1は検波部16に供給され、
検波部16から、搬送波信号成分Vpと副搬送波信号成分Vs
1との間におけるビート成分としてFM音声信号S1が得ら
れるとともに、搬送波信号成分Vpと副搬送波信号成分Vs
2との間におけるビート成分としてQPSK音声信号S1が得
られる。斯かるもとで、分離フィルタ13と検波部16と
は、搬送音声信号取出部を構成しているのである。
検波部16からのFM音声信号S1及びQPSK音声信号S2は、
FM音声信号S1を通過させる帯域通過フィルタ(BPF)17
に供給され、BPF17によりFM音声信号S1が取り出されてF
M復調部18に供給される。FM復調部18においては、FM音
節信号S1が復調されてアナログ音声信号Saが得られる。
そして、FM復調部18からのアナログ音声信号Saが、音声
信号処理回路19に供給されて各種の信号処理が施され、
音声信号処理回路19から音声出力信号Saoが得られる。
また、検波部16からのFM音声信号S1及びQPSK音声信号
S2は、検波部16の出力側に接続された、FM音声信号S1に
対してのトラップ部20にも供給される。トラップ部20
は、例えば、セラミックフィルタが用いられて構成さ
れ、第4図において、横軸に周波数fがとられて縦軸に
ゲインGがとられた特性図をもって示される如くの、FM
音声信号S1の中心周波数f1においてゲイン低減部が形成
されるトラップ特性を有するものとされる。従って、ト
ラップ部20において、FM音声信号S1及びQPSK音声信号S2
のうちのFM音声信号S1のレベルが低減せしめられ、例え
ば、トラップ部20の入力側において、第6図Aにおい
て、横軸に周波数fがとられて縦軸にレベルLがとられ
た特性図をもって示される如くに、FM音声信号S1の最大
レベルQPSK音声信号S2の最大レベルより約7dBだけ大な
るものとされたFM音声信号S1及びQPSK音声信号S2が、ト
ラップ部20の出力側においては、第6図Bにおいて、横
軸に周波数fがとられて縦軸にレベルLがとられた特性
図をもって示される如くに、FM音声信号S1の最大レベル
がQPSK音声信号S2の最大レベルより約3dBだけ小となる
ものとされる。
そして、トラップ部20を通過したFM音声信号S1及びQP
SK音声信号S2は、トラップ部20の出力側に接続され、例
えば、第5図において、横軸に周波数fがとられて縦軸
にゲインGがとられた特性図をもって示される如くの帯
域通過特性を有するものとされた、QPSK音声信号S2を通
過させるBPF21に供給され、BPF21の出力側にQPSK音声信
号S2が、例えば、第6図Cにおいて、横軸に周波数fが
とられて縦軸にレベルLがとられた特性図をもって示さ
れる如くに、QPSK音声信号S2の最大レベルがFM音声信号
S1の最大レベルより約33dBだけ大なるものとされる状態
をもって得られ、実質的に、BPF21によりQPSK音声信号S
2が取り出されることになる。
BPF21により取り出されたQPSK音声信号S2は、QPSK復
調部22に供給される。QPSK復調部22においては、QPSK音
声信号S2が復調されてディジタル音声データDaが得られ
る。そして、QPSK復調部22からのディジタル音声データ
Daが、増幅部23において増幅された後、ディジタル音声
データ処理回路24に供給されて各種のデータ処理が施さ
れ、ディジタル音声データ処理回路24から2チャンネル
の音声出力信号Sd1及びSd2が得られる。
このように、FM音声信号S1及びQPSK音声信号S2が得ら
れる検波部16とQPSK音声信号S2を通過させるBPF21との
間に、FM音声信号S1に対してのトラップ部20が配され、
検波部16から得られるFM音声信号S1及びQPSK音声信号S2
が、トラップ部20によってFM音声信号S1のレベルが低減
された状態とされてBPF21に供給され、QPSK音声信号S2
がBPF21により取り出されてQPSK復調部22に供給される
ようになされることにより、例えば、音声多重テレビジ
ョン放送信号の受信状態が良好でなく、ゴースト成分の
作用により、検波部16から得られるFM音声信号S1及びQP
SK音声信号S2が、QPSK音声信号S2のレベルに対するFM音
声信号S1のレベルの比が増大せしめられるものとされる
場合等においても、QPSK復調部22においてFM音声信号S1
がQPSK音声信号S2に妨害を及ぼし、QPSK音声信号2が復
調されて得られるディジタル音声データDaがビットエラ
ーレイトの悪化がもたらされたものとされる事態が回避
される。
H 発明の効果 以上の説明さら明らかな如く、本発明に係る音声多重
テレビジョン放送信号受信装置によれば、映像信号,FM
音声信号及びQPSK音声信号によって搬送波信号が多重変
調されて形成された音声多重テレビジョン放送信号を受
信して、映像出力信号,FM音声信号に基づく第1の音声
出力信号、及び、QPSK音声信号に基づく第2の音声出力
信号を得るにあたり、QPSK音声信号に基づく第2の音声
出力信号が得られるに際して、音声多重テレビジョン放
送信号を受信したチューナ部からの受信テレビジョン放
送信号から得られるFM音声信号及びQPSK音声信号が、FM
音声信号のレベルを低減させるトラップ部を通過せしめ
られてQPSK音声信号を取り出すフィルタ部に供給される
ことにより、QPSK音声信号を取り出すフィルタ部におい
て、FM音声信号のレベルが低減せしめられたものとされ
たFM音声信号及びQPSK音声信号から、QPSK音声信号が取
り出されて、音声信号処理回路部に供給されるので、受
信テレビジョン放送信号から得られるFM音声信号及びQP
SK音声信号がQPSK音声信号のレベルに対するFM音声信号
のレベルの比が増大せしめられるものとされる場合等に
おいても、音声信号処理回路部から、FM音声信号に基づ
く音声出力信号に加えて、QPSK音声信号に基づく音声出
力信号を良好な状態をもって得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る音声多重テレビジョン放送信号受
信装置の一例の要部を示すブロック接続図、第2図及び
第3図は第1図に示される例における分離フィルタにつ
いての特性図、第4図,第5図及び第6図A,B及びCは
第1図に示される例の説明に供される特性図、第7図は
音声多重テレビジョン放送信号についての周波数スペク
トラム図である。 図中、12はチューナ、13は分離フィルタ、14及び16は検
波部、15は映像信号処理回路、17及び21はBPF、18はFM
復調部、19は音声信号処理回路、20はトラップ部、22は
QPSK復調部、24はディジタル音声データ処理回路であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号,第1の搬送波信号が音声信号に
    より周波数変調されて得られる第1の搬送音声信号、及
    び、第2の搬送波信号がディジタル音声データにより位
    相変調されて得られる第2の搬送音声信号により、第3
    の搬送波信号が多重変調されて形成された音声多重テレ
    ビジョン放送信号を選択受信するチューナ部と、 上記音声多重テレビジョン放送信号が上記チューナ部に
    より受信されるとともに周波数変調が施されて得られる
    受信テレビジョン放送信号中の映像信号成分を通過させ
    る第1のフィルタ部と、 該第1のフィルタ部からの映像信号成分に対する復調処
    理を行って映像出力信号を得る映像信号処理回路部と、 上記受信テレビジョン放送信号から第1及び第2の搬送
    音声信号を得る搬送音声信号取出部と、 該搬送音声信号取出部から得られる第1及び第2の搬送
    音声信号を含む信号中の上記第1の搬送音声信号を通過
    させる第2のフィルタ部と、 該第2のフィルタ部からの第1の搬送音声信号に対する
    信号処理を行って第1の音声出力信号を得る第1の音声
    信号処理回路部と、 上記搬送音声信号取出部から得られる第1及び第2の搬
    送音声信号を含む信号中の上記第1の搬送音声信号のレ
    ベルを低減させるトラップ部と、 該トラップ部を通過した上記第1及び第2の搬送音声信
    号を含む信号中の上記第2の搬送音声信号を通過させる
    第3のフィルタ部と、 該第3のフィルタ部からの第2の搬送音声信号に対する
    信号処理を行って第2の音声出力信号を得る第2の音声
    信号処理回路部と、 を備えて構成される音声多重テレビジョン放送信号受信
    装置。
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