JPH0817466B2 - ステレオテレビジョン音声の受信・再生装置とその方法 - Google Patents
ステレオテレビジョン音声の受信・再生装置とその方法Info
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- JPH0817466B2 JPH0817466B2 JP62000105A JP10587A JPH0817466B2 JP H0817466 B2 JPH0817466 B2 JP H0817466B2 JP 62000105 A JP62000105 A JP 62000105A JP 10587 A JP10587 A JP 10587A JP H0817466 B2 JPH0817466 B2 JP H0817466B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/60—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/60—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
- H04N5/607—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals for more than one sound signal, e.g. stereo, multilanguages
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- Television Receiver Circuits (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ステレオテレビジョン音声の受信・再生
装置とその方法に関する。
装置とその方法に関する。
現在のテレビジョン放送の基準では、約80KHZの周波
数の帯域がテレビ信号の音声成分の送信用に、各6MHZの
テレビチャンネル内に設けられている。
数の帯域がテレビ信号の音声成分の送信用に、各6MHZの
テレビチャンネル内に設けられている。
この周波数帯域内で、RF主音声搬送信号は、主音声送
信信号を形成するためにオーデイオベースバンド信号に
より周波数変換されている。
信信号を形成するためにオーデイオベースバンド信号に
より周波数変換されている。
送信された主音声信号は、RF主音声搬送波信号は、周
波数4.5MHZの音声搬送波はこのときFM検波器により処理
され、送信機でRF音声搬送波を周波数変調するために使
用された主音声信号に再生される。
波数4.5MHZの音声搬送波はこのときFM検波器により処理
され、送信機でRF音声搬送波を周波数変調するために使
用された主音声信号に再生される。
米国の連邦通信委員会(FCC)は、最近ステレオテレ
ビ音声放送の規格を承認した。この規格は、ゼニス社の
放送配給方式およびdbx雑音軽減方式を利用したもので
ある。
ビ音声放送の規格を承認した。この規格は、ゼニス社の
放送配給方式およびdbx雑音軽減方式を利用したもので
ある。
この方式は、かつてラジオ放送で広く使われたステレ
オ音声信号の送信用技術を一部成長させたものである。
オ音声信号の送信用技術を一部成長させたものである。
ステレオラジオ放送用のFCC承認の基本方式は、米国
特許第3,257,511号に開示されている。この方式では、
主チャンネル変調と通常称されている左(L)、右
(R)のオーデイオソース信号の和がRFN搬送波信号を
直接周波数変調するために使用されている。左右のステ
レオ関連信号間の差は、送信RFキャリア上の周波数変調
の結果生じる38KHZサブキャリアー抑制キャリア方式で
振幅変調するために使用される。加えて、19KHZのパイ
ロットサブキャリア信号は、FM受信機の同期化用に発信
される。
特許第3,257,511号に開示されている。この方式では、
主チャンネル変調と通常称されている左(L)、右
(R)のオーデイオソース信号の和がRFN搬送波信号を
直接周波数変調するために使用されている。左右のステ
レオ関連信号間の差は、送信RFキャリア上の周波数変調
の結果生じる38KHZサブキャリアー抑制キャリア方式で
振幅変調するために使用される。加えて、19KHZのパイ
ロットサブキャリア信号は、FM受信機の同期化用に発信
される。
FM受信機は、19KHZのパイロットサブキャリアを抽出
し、その周波数を2倍し、そしてその結果生じた38KHZ
の信号を、(L−R)差の信号が振幅変調し38KHZのス
テレオキャリアから回復される同期検出器に供給する。
回復された(L−R)変調は、始めの左右ステレオ信号
を回復するため(L+R)主チャンネル変調信号とマト
リックス化される。
し、その周波数を2倍し、そしてその結果生じた38KHZ
の信号を、(L−R)差の信号が振幅変調し38KHZのス
テレオキャリアから回復される同期検出器に供給する。
回復された(L−R)変調は、始めの左右ステレオ信号
を回復するため(L+R)主チャンネル変調信号とマト
リックス化される。
前記ステレオラジオ放送方式は、しばしばSCA成分を
具えており、これにより放送局はBGM音楽の放送サービ
スを提供できる。SCA成分は、BGMチャンネルプログラム
によって変調された67KHZのサブキャリア周波数からな
り、周波数変調されたサブキャリアは、ステレオ変調を
兼ねた主RFキャリア信号を周波数変調するために使用さ
れる。従来のテレビ画像送信を兼ねたステレオ音声の送
信に関しては、種々の方式と装置が提案されている。こ
れらの方式は通常、上述のステレオラジオ放送の送信技
術を利用するのであるが、多くの場合、送信されたビデ
オ信号との互換性用に選択され異なったサブキャリア周
波数を有する。この種の方式に関する先行技術として米
国特許第4,048,654号が存在する。
具えており、これにより放送局はBGM音楽の放送サービ
スを提供できる。SCA成分は、BGMチャンネルプログラム
によって変調された67KHZのサブキャリア周波数からな
り、周波数変調されたサブキャリアは、ステレオ変調を
兼ねた主RFキャリア信号を周波数変調するために使用さ
れる。従来のテレビ画像送信を兼ねたステレオ音声の送
信に関しては、種々の方式と装置が提案されている。こ
れらの方式は通常、上述のステレオラジオ放送の送信技
術を利用するのであるが、多くの場合、送信されたビデ
オ信号との互換性用に選択され異なったサブキャリア周
波数を有する。この種の方式に関する先行技術として米
国特許第4,048,654号が存在する。
この特許は送信方式を開示しており、この方式ではFM
ステレオラジオ放送で利用されたものと同一の複合側波
帯信号がテレビ送信信号の主音声キャリアを周波数変調
するため使用される。
ステレオラジオ放送で利用されたものと同一の複合側波
帯信号がテレビ送信信号の主音声キャリアを周波数変調
するため使用される。
かくて、提案された複合側波帯信号は、(L+R)主
チャンネル成分と、38KHZサブキャリアを振幅変調した
二重側波帯制御キャリア(L−R)ならびに19KHZのパ
イロット成分を含む。別の実施例によれば、送信された
ビデオ信号を特徴ずける周波数(fH)を有するサブキャ
リア信号の利用がテレビ信号のビデオ成分からの干渉を
軽減するため38KHZ(L−R)チャンネルサブキャリア
の代わりに提案されている。
チャンネル成分と、38KHZサブキャリアを振幅変調した
二重側波帯制御キャリア(L−R)ならびに19KHZのパ
イロット成分を含む。別の実施例によれば、送信された
ビデオ信号を特徴ずける周波数(fH)を有するサブキャ
リア信号の利用がテレビ信号のビデオ成分からの干渉を
軽減するため38KHZ(L−R)チャンネルサブキャリア
の代わりに提案されている。
米国特許第3,099,707号において提案された方式もま
た、従来のステレオラジオ放送方式を採用したのである
が、l.5fHに等しいパイロット信号を具えている。これ
らの周波数は、(L−R)チャンネル信号の回復された
側波帯に現れるテレビ信号のビデオ成分の影響を最小に
するため選択されたものである。
た、従来のステレオラジオ放送方式を採用したのである
が、l.5fHに等しいパイロット信号を具えている。これ
らの周波数は、(L−R)チャンネル信号の回復された
側波帯に現れるテレビ信号のビデオ成分の影響を最小に
するため選択されたものである。
ところで、米国において採用された前述ゼニス社のス
テレオ放送方式の背景技術は、米国特許第4,405,944号
に開示されている。
テレオ放送方式の背景技術は、米国特許第4,405,944号
に開示されている。
この方式は、米国テレビ放送規格と完全に互換性をも
つオーデイオ送信方式で、第2のオーデイオプログラム
を含めたステレオ音響送信を実現するものである。
つオーデイオ送信方式で、第2のオーデイオプログラム
を含めたステレオ音響送信を実現するものである。
ゼニスのステレオを送信配給方式では、オーデイオ情
報がテレビチャンネル割り当てのビデオキャリア上で約
4.4ないし4.6MHZからの領域に位置する。オーデイオ部
は、約0.20MHZのみをとり、これはビデオ(明度および
彩度)信号によって占められた大部分の帯域幅に比べる
と小さい。過去において、モノラル音声のオーデイオチ
ャンネルは、50〜15,00HZの周波数範囲をもつ(L+
R)FM信号として送信された。ゼニス方式では、パイロ
ット信号が水平走査線周波数fH(15.734KHZ)で加えら
れ、新しいステレオ受信機がオーデイオ割り当ての底部
から16.47〜46.47KHZ(2fHで中心)より存在するステレ
オ用第2チャンネルを突き止めることを可能とする。こ
の第2チャンネルは、それがモノチャンネルと同じ周波
数範囲をもつ(L−R)AM信号であるので、ステレオ音
声を受信するためのキーとなる。ステレオ音声はL−R
およびL+R信号が結合される時に実現される。
報がテレビチャンネル割り当てのビデオキャリア上で約
4.4ないし4.6MHZからの領域に位置する。オーデイオ部
は、約0.20MHZのみをとり、これはビデオ(明度および
彩度)信号によって占められた大部分の帯域幅に比べる
と小さい。過去において、モノラル音声のオーデイオチ
ャンネルは、50〜15,00HZの周波数範囲をもつ(L+
R)FM信号として送信された。ゼニス方式では、パイロ
ット信号が水平走査線周波数fH(15.734KHZ)で加えら
れ、新しいステレオ受信機がオーデイオ割り当ての底部
から16.47〜46.47KHZ(2fHで中心)より存在するステレ
オ用第2チャンネルを突き止めることを可能とする。こ
の第2チャンネルは、それがモノチャンネルと同じ周波
数範囲をもつ(L−R)AM信号であるので、ステレオ音
声を受信するためのキーとなる。ステレオ音声はL−R
およびL+R信号が結合される時に実現される。
第2のオーディオプログラムすなわち「SAP」の第3
のチャンネルが、2か国語放送番組またはその他の同時
解説用にゼニス方式において提供されている。SAPチャ
ンネルはFMで、50HZから12KHZの周波数範囲をのって約6
5から95KHZ(5fH)まで拡がっている。音声またはデー
タ用に使用することができる業務用のチャンネルは約9
8.2から106.5KHZ(6.5fHで中心に)までの残存オーデイ
オ空間に挿入可能である。家庭でのテレビ受信機による
これらのオーデイオ信号用の音声チャンネル処理のいく
つかの形式はすでに周知である。
のチャンネルが、2か国語放送番組またはその他の同時
解説用にゼニス方式において提供されている。SAPチャ
ンネルはFMで、50HZから12KHZの周波数範囲をのって約6
5から95KHZ(5fH)まで拡がっている。音声またはデー
タ用に使用することができる業務用のチャンネルは約9
8.2から106.5KHZ(6.5fHで中心に)までの残存オーデイ
オ空間に挿入可能である。家庭でのテレビ受信機による
これらのオーデイオ信号用の音声チャンネル処理のいく
つかの形式はすでに周知である。
このような処理技術の一つは、「独立の音声キャリア
受信機」により提供されるもので、音声キャリアは、偶
発性位相変調(ICPM)がない状態で送信されているの
で、FM検出器に到達するものは何もなく、したがってそ
の受信機は一切のビデオ関連雑音から免れている。
受信機」により提供されるもので、音声キャリアは、偶
発性位相変調(ICPM)がない状態で送信されているの
で、FM検出器に到達するものは何もなく、したがってそ
の受信機は一切のビデオ関連雑音から免れている。
テレビ音声チャンネル処理用の第2の公知の受信機
は、分割音声受信機と称されるものである。
は、分割音声受信機と称されるものである。
この音声処理方式は、インターキャリア検出法が導入
される以前のテレビ放送初期の時代に利用されたもので
ある。受信されたテレビ信号のビデオおよび音声部分は
より低い周波数にダウンコンバートされ、複合信号の音
声成分を抽出し、オーデイオ出力に処理される。分割音
声受信機では、チューナで発生するICPMが音声出力に低
周波数雑音を引き起こす。
される以前のテレビ放送初期の時代に利用されたもので
ある。受信されたテレビ信号のビデオおよび音声部分は
より低い周波数にダウンコンバートされ、複合信号の音
声成分を抽出し、オーデイオ出力に処理される。分割音
声受信機では、チューナで発生するICPMが音声出力に低
周波数雑音を引き起こす。
独立音声キャリア受信機の技術も分割音声受信機技術
もテレビ信号をダウンコンバートするために使用したオ
シレータにおける高FM雑音により、有線テレビでは役に
立たない。独立の同調方式をもつ高価なオシレータがこ
の問題解決に必要とされるため、この技術は経済的に採
算が合わない。
もテレビ信号をダウンコンバートするために使用したオ
シレータにおける高FM雑音により、有線テレビでは役に
立たない。独立の同調方式をもつ高価なオシレータがこ
の問題解決に必要とされるため、この技術は経済的に採
算が合わない。
音声チャンネル処理の第3の公知の方式は「準分割受
信機」と言われる。この技術では、音声およびビデオ信
号の分離処理が用いられるが、同期検出はインターキャ
リア音声検出と結合されている。この種の受信機は、米
国特許第4,405,944号に開示されている。この開示技術
におけるICPMは、ビデオキャリアの中心で対称応答性を
もつ特別に設計されたIFフィルターにより準分割音声受
信機において除去される。このタイプの受信機はチュー
ナ導入ICPM、マイクロフォニックおよび局部オシレータ
位相雑音、局部オシレータのチューナとAFC/AFT回路に
よって生じたビデオ関連周波数変調へのフィードバック
によるモウイズに比較的抵抗力をもつが、テレビ水平線
周波数の干渉調波により生じた歪をこうむる。このよう
な調波は、パイロット信号、(L−R)サブチャンネル
およびSAP信号内でおきる。このような干渉を回避する
ステレオ放送テレビ音声を受信するための装置と方法を
開発することは極めて有益である。
信機」と言われる。この技術では、音声およびビデオ信
号の分離処理が用いられるが、同期検出はインターキャ
リア音声検出と結合されている。この種の受信機は、米
国特許第4,405,944号に開示されている。この開示技術
におけるICPMは、ビデオキャリアの中心で対称応答性を
もつ特別に設計されたIFフィルターにより準分割音声受
信機において除去される。このタイプの受信機はチュー
ナ導入ICPM、マイクロフォニックおよび局部オシレータ
位相雑音、局部オシレータのチューナとAFC/AFT回路に
よって生じたビデオ関連周波数変調へのフィードバック
によるモウイズに比較的抵抗力をもつが、テレビ水平線
周波数の干渉調波により生じた歪をこうむる。このよう
な調波は、パイロット信号、(L−R)サブチャンネル
およびSAP信号内でおきる。このような干渉を回避する
ステレオ放送テレビ音声を受信するための装置と方法を
開発することは極めて有益である。
このような装置と方法は、テレビ水平線周波数の調
波、ならびに有線テレビ交換器と局部オシレータチュー
ニングループにおけるジッタによる位相雑音によって影
響されずにすむ。
波、ならびに有線テレビ交換器と局部オシレータチュー
ニングループにおけるジッタによる位相雑音によって影
響されずにすむ。
本願発明は、(L+R)信号およびパイロット信号、
(L−R)およびSAP信号用の二つの別個の受信機を利
用するステレオテレビジョン音声の受信・再生装置を提
供するものである。この結果、テレビジョンステレオ音
声の受信の質を大幅に改善することができる。
(L−R)およびSAP信号用の二つの別個の受信機を利
用するステレオテレビジョン音声の受信・再生装置を提
供するものである。この結果、テレビジョンステレオ音
声の受信の質を大幅に改善することができる。
すなわち、本願発明の目的は、水平走査線周波数の調
波により音声の質が低下しない受信機システムを実現す
ることにある。そして、本願発明では、ケブルテレビコ
ンバータおよび受信機の局部発振機同調ループに起因す
る位相ノイズが減少するという副次的効果を有してい
る。
波により音声の質が低下しない受信機システムを実現す
ることにある。そして、本願発明では、ケブルテレビコ
ンバータおよび受信機の局部発振機同調ループに起因す
る位相ノイズが減少するという副次的効果を有してい
る。
第1および第2のステレオ音声信号の和からなる第1
成分で複合変調機能にしたがって周波数変調した主搬送
信号と、前記ステレオ音声信号間の差からなる第2成分
で周波数2fH(fHは送信されたテレビジョン信号の水平
同期信号に伴われている水平走査周波数)の第1副搬送
波とを変調し送信することを特徴とするステレオテレビ
ジョン音声の受信・再生システムであり、 システムは、 前記の複合変調機能に対応する第1信号を発見するため
に送信されたテレビジョン信号に応答可能な入力手段
と、 複合変調機能の第1成分に対応する部分を検波し、かつ
前記ステレオ音声信号の和からなる第1音声出力信号を
生成させるため前記の第1信号を受信するように接続し
たインタキャリア検波器と、 複合変調機能の第2成分に対応する部分を検波し、かつ
前記のステレオ音声信号間の差からなる第2音声出力信
号を前記の水平走査周波数の調波から干渉なく生成させ
るため前記第1信号を受信するように接続した独立した
FM検波手段と、 第1音声出力と第2チャンネル音声出力を生成するため
前記の第1および第2音声出力信号を受信するように接
続された手段とを、具えている。
成分で複合変調機能にしたがって周波数変調した主搬送
信号と、前記ステレオ音声信号間の差からなる第2成分
で周波数2fH(fHは送信されたテレビジョン信号の水平
同期信号に伴われている水平走査周波数)の第1副搬送
波とを変調し送信することを特徴とするステレオテレビ
ジョン音声の受信・再生システムであり、 システムは、 前記の複合変調機能に対応する第1信号を発見するため
に送信されたテレビジョン信号に応答可能な入力手段
と、 複合変調機能の第1成分に対応する部分を検波し、かつ
前記ステレオ音声信号の和からなる第1音声出力信号を
生成させるため前記の第1信号を受信するように接続し
たインタキャリア検波器と、 複合変調機能の第2成分に対応する部分を検波し、かつ
前記のステレオ音声信号間の差からなる第2音声出力信
号を前記の水平走査周波数の調波から干渉なく生成させ
るため前記第1信号を受信するように接続した独立した
FM検波手段と、 第1音声出力と第2チャンネル音声出力を生成するため
前記の第1および第2音声出力信号を受信するように接
続された手段とを、具えている。
本願発明において、(L+R)信号はインタキャリア
検波器(第2図で48)で、(L−R)信号は別の独立し
たFM検波器(第2図で38)でそれぞれ取り出され、前記
FM検波器は、ビデオ信号に位相同調せずに別個に動作す
る。
検波器(第2図で48)で、(L−R)信号は別の独立し
たFM検波器(第2図で38)でそれぞれ取り出され、前記
FM検波器は、ビデオ信号に位相同調せずに別個に動作す
る。
すなわち、(L−R)信号は独立FM検波器で検波さ
れ、復調器(第2図で40)で復調され、ローパスフィル
ター(第2図で50)で濾波され、DBXノイズ低減回路(5
2)を経てマトリックス(54)に入力される。一方、イ
ンタキャリア検波器で検波された(L+R)信号は遅延
等化器(56)からローパスフィルター(58)を経てマト
リックス(54)で前記(L−R)信号と混合され、L、
R出力がそれぞれ分離される。
れ、復調器(第2図で40)で復調され、ローパスフィル
ター(第2図で50)で濾波され、DBXノイズ低減回路(5
2)を経てマトリックス(54)に入力される。一方、イ
ンタキャリア検波器で検波された(L+R)信号は遅延
等化器(56)からローパスフィルター(58)を経てマト
リックス(54)で前記(L−R)信号と混合され、L、
R出力がそれぞれ分離される。
このため、水平周波数調波の干渉による位相ノイズが
解消され、またFM検波器の出力の周波数がインタキャリ
ア検波器よりも高いため、コンバータおよび局部ループ
内のジッタによる位相ノイズも最小に抑制される。
解消され、またFM検波器の出力の周波数がインタキャリ
ア検波器よりも高いため、コンバータおよび局部ループ
内のジッタによる位相ノイズも最小に抑制される。
第1図は、テレビ放送信号の使用のために承認された
多重チャンネル音声ベースバンド信号10の図解説明図で
ある。ベースバンド信号は50HZ〜15KHZの周波帯を占め
る主チャンネル成分12を有している。主チャンネルは左
チャンネルと右チャンネルとの和(L+P)オーデイオ
により変調されている。15.734KHZのテレビ水平走査周
波数fHの2倍にセンターをもつサブキャリアチャンネル
16は左マイナス右(L−R)オーデイオチャンネルによ
って抑圧キャリア振幅変調されている。第2オーディオ
プログラムチャンネル18は5fHで構成されている。
多重チャンネル音声ベースバンド信号10の図解説明図で
ある。ベースバンド信号は50HZ〜15KHZの周波帯を占め
る主チャンネル成分12を有している。主チャンネルは左
チャンネルと右チャンネルとの和(L+P)オーデイオ
により変調されている。15.734KHZのテレビ水平走査周
波数fHの2倍にセンターをもつサブキャリアチャンネル
16は左マイナス右(L−R)オーデイオチャンネルによ
って抑圧キャリア振幅変調されている。第2オーディオ
プログラムチャンネル18は5fHで構成されている。
パイロット信号は、FM受信機の同期化により、(L−
R)サブキャリアの再生を容易にするため従来技術の受
信機でも使用されている。
R)サブキャリアの再生を容易にするため従来技術の受
信機でも使用されている。
この従来の受信機では、fHでのパイロット信号が抽出
されて2倍され、そして(L−R)の差の信号が2fHで
振幅変調したサブキャリアから再生される同期検出器に
供給される。
されて2倍され、そして(L−R)の差の信号が2fHで
振幅変調したサブキャリアから再生される同期検出器に
供給される。
(L+R)信号を検出するために用いたインタキャリ
ア検出器を同じく使用するこの技術はビデオ情報が音声
検出器によって検出されインタキャリア位相変調が生じ
る傾向がある。このビデオ情報はfH,2fH等においてパイ
ロットおよびサブキャリア領域を干渉する。
ア検出器を同じく使用するこの技術はビデオ情報が音声
検出器によって検出されインタキャリア位相変調が生じ
る傾向がある。このビデオ情報はfH,2fH等においてパイ
ロットおよびサブキャリア領域を干渉する。
この発明は、パイロット信号、(L−R)信号および
SAP信号を受信するため、ビデオ信号に位相同期してい
ない独立FM検出器を(L+R)信号が到着するインタキ
ャリア検出と併用して従来技術の問題点を解決するもの
である。
SAP信号を受信するため、ビデオ信号に位相同期してい
ない独立FM検出器を(L+R)信号が到着するインタキ
ャリア検出と併用して従来技術の問題点を解決するもの
である。
このゆな方法で、テレビ水平走査周波数の調波は回避
される。
される。
独立FM検出器の望ましい出力は、インタキャリア検出
器の出力より高い周波数とすることで、有線テレビコン
バータおよび局部オシレータ同調ループのジッタによる
位相雑音は最小となる。
器の出力より高い周波数とすることで、有線テレビコン
バータおよび局部オシレータ同調ループのジッタによる
位相雑音は最小となる。
第2図は、この発明で使用される有線テレビ用ステレ
オ音声のアダプタである。当業者は、この発明の技術思
想が有線テレビ方式と同様に地上テレビ放送のステレオ
音声を受信するために使用できるということを理解する
であろう。第1図に示す複合変調機能をもつテレビ信号
は、バンドパスフィルター22およびマイクロプロセッサ
ー66に接続しているターミナル20で受信される。
オ音声のアダプタである。当業者は、この発明の技術思
想が有線テレビ方式と同様に地上テレビ放送のステレオ
音声を受信するために使用できるということを理解する
であろう。第1図に示す複合変調機能をもつテレビ信号
は、バンドパスフィルター22およびマイクロプロセッサ
ー66に接続しているターミナル20で受信される。
ターミナル20での信号入力は、例えば有線テレビリモ
ートコントロールからのデータを入力することも可能
で、これはユーザーにより選択された種々の機能を実行
するためマイクロプロセッサー66により使用される。例
えば、ユーザーは主ステレオ信号またはこれに代えてSA
PNチャンネルを受信するよう選択可能であり、かつマイ
クロプロセッサー66はライン67上に信号を出力してユー
ザーの選択を実行する。音声音量のリモートコントロー
ルは、音量制御回路60を制御するマイクロプロセッサー
66によりアクセスされるデジタル/アナログ変換器70を
介して行われる。マイクロプロセッサー66と接続された
表示部68はリモートコントロールを介し行われた選択に
関し視覚によるフィードバックをユーザーに与える情報
となっている。
ートコントロールからのデータを入力することも可能
で、これはユーザーにより選択された種々の機能を実行
するためマイクロプロセッサー66により使用される。例
えば、ユーザーは主ステレオ信号またはこれに代えてSA
PNチャンネルを受信するよう選択可能であり、かつマイ
クロプロセッサー66はライン67上に信号を出力してユー
ザーの選択を実行する。音声音量のリモートコントロー
ルは、音量制御回路60を制御するマイクロプロセッサー
66によりアクセスされるデジタル/アナログ変換器70を
介して行われる。マイクロプロセッサー66と接続された
表示部68はリモートコントロールを介し行われた選択に
関し視覚によるフィードバックをユーザーに与える情報
となっている。
帯域通過フィルター22は、ビデオならびに多重チャン
ネル音声RF信号を入力ターミナル20に存在するその他の
信号(例えば、上述のデータ信号)から分離するために
使用される。ビデオならびに多重チャンネル音声RF信号
は帯域通過フィルター22からRF増幅器24へ通過する。
ネル音声RF信号を入力ターミナル20に存在するその他の
信号(例えば、上述のデータ信号)から分離するために
使用される。ビデオならびに多重チャンネル音声RF信号
は帯域通過フィルター22からRF増幅器24へ通過する。
増幅されたRF信号は、この後ミキサー26に結合され
る。このミキサーは、局部オシレーター28と結合して、
増幅されたRF信号の周波数を新しい中間周波数に変換す
る構成となっている。
る。このミキサーは、局部オシレーター28と結合して、
増幅されたRF信号の周波数を新しい中間周波数に変換す
る構成となっている。
例えば、RF増幅器24からの信号出力が41.25および45.
75MHZの周波数成分を有し、局部オシレータ28が30.55MH
Zで作動する場合、ミキサー26からの信号出力は15.2MH2
で周波数成分を持つことになる。
75MHZの周波数成分を有し、局部オシレータ28が30.55MH
Zで作動する場合、ミキサー26からの信号出力は15.2MH2
で周波数成分を持つことになる。
ミキサー26からの出力は、15.2MHZ(ビデオキャリ
ア)の中心周波数をもつ帯域通過フィルター32および1
0.7MHZ(オーディオキャリア)の中心周波数をもつ帯域
フィルター34に入力される。例えば、帯域通過フィルタ
ー32は簡単なL−Cフィルターでもよいが、フィルター
34はセラミック製であるのが望ましい。
ア)の中心周波数をもつ帯域通過フィルター32および1
0.7MHZ(オーディオキャリア)の中心周波数をもつ帯域
フィルター34に入力される。例えば、帯域通過フィルタ
ー32は簡単なL−Cフィルターでもよいが、フィルター
34はセラミック製であるのが望ましい。
帯域通過フィルター32の出力は、自動周波数制御(AF
C)および自動ゲイン制御(AGC)検出器を具えたビデオ
検出器30に入力される。
C)および自動ゲイン制御(AGC)検出器を具えたビデオ
検出器30に入力される。
AFCおよびAGC信号は、局部オシレータ28とRF増幅器24
にそれぞれ供給される。ビデオ検出器30はまた帯域通過
フィルター34の出力を受信する。検出器30からの出力
は、4.5MHZ(1.52MHZ〜10.7MHZ)において中心周波数を
もつオーデイオキャリア信号の主チャンネル成分12を含
む。この時、変換された4.5MHZの音声キャリアは、帯域
通過フィルター46によりフィルターされた後、FM検出器
48により処理され、テレビ信号送信機でオーデイオキャ
リアを周波数変調するために使用される(L+R)オー
デイオ信号を再生する。
にそれぞれ供給される。ビデオ検出器30はまた帯域通過
フィルター34の出力を受信する。検出器30からの出力
は、4.5MHZ(1.52MHZ〜10.7MHZ)において中心周波数を
もつオーデイオキャリア信号の主チャンネル成分12を含
む。この時、変換された4.5MHZの音声キャリアは、帯域
通過フィルター46によりフィルターされた後、FM検出器
48により処理され、テレビ信号送信機でオーデイオキャ
リアを周波数変調するために使用される(L+R)オー
デイオ信号を再生する。
FM検出器48からの出力は、(L+R)信号と後述の独
立FM検出器によって再生される(L+R)信号間を等化
するため遅延等化器56に入力される。(L+R)信号は
適当な時間により遅延された後、信号を最終的に再生す
るオーデイオ周波数に制限するため15KHZの低域通過フ
ィルターを通過させる。この後、この信号は通常のマト
リックス54に入力される。このマトリックスは、上記信
号を(L+R)信号と組み合わせて、ターミナル62で右
チャンネルオーデイオ信号を、ターミナル64で左チャン
ネルオーデイオ信号を再生する。
立FM検出器によって再生される(L+R)信号間を等化
するため遅延等化器56に入力される。(L+R)信号は
適当な時間により遅延された後、信号を最終的に再生す
るオーデイオ周波数に制限するため15KHZの低域通過フ
ィルターを通過させる。この後、この信号は通常のマト
リックス54に入力される。このマトリックスは、上記信
号を(L+R)信号と組み合わせて、ターミナル62で右
チャンネルオーデイオ信号を、ターミナル64で左チャン
ネルオーデイオ信号を再生する。
パイロット、(L+R)およびSAP信号を再生するた
め、帯域フィルター34の出力は、ハファイ音声再生のた
めの追加フィルターを行う第2帯域通過フィルター(好
ましくはセラミック製)を介し通過する。フィルタ36の
出力は、第1図に示す(L+R)およびSAP成分16およ
び18をそれぞれ再生する10.7MHZのFM検出器38に入力さ
れる。
め、帯域フィルター34の出力は、ハファイ音声再生のた
めの追加フィルターを行う第2帯域通過フィルター(好
ましくはセラミック製)を介し通過する。フィルタ36の
出力は、第1図に示す(L+R)およびSAP成分16およ
び18をそれぞれ再生する10.7MHZのFM検出器38に入力さ
れる。
検出された信号は、31.5KHZ(2fH)でのAM(L−R)
信号または78KHZ(5fH)でのFM SAP信号を選択的に復
調する復調器40へ通過してゆく。復調器40は(L−R)
成分を復調するための50KHZの低域通過フィルター42ま
たはSAP成分を復調する78KHZの帯域通過フィルター42ま
たはSAP成分を復調する78KHZの帯域通過フィルター44を
利用する。復調される成分の選択は、ライン67上のマイ
クロプロセッサー66より出力されたモード制御信号を介
し行われる。
信号または78KHZ(5fH)でのFM SAP信号を選択的に復
調する復調器40へ通過してゆく。復調器40は(L−R)
成分を復調するための50KHZの低域通過フィルター42ま
たはSAP成分を復調する78KHZの帯域通過フィルター42ま
たはSAP成分を復調する78KHZの帯域通過フィルター44を
利用する。復調される成分の選択は、ライン67上のマイ
クロプロセッサー66より出力されたモード制御信号を介
し行われる。
復調器40からの復調出力は、再生されるオーデイオ周
波数帯域へ信号を限定する15KHZの低域通過フィルター5
0に入力される。信号はこの時、dbx雑音軽減回路52に入
力され、マトリックス54へと通過していき、ここで(L
−R)信号は、(L+R)信号に組み合わされ、望まし
い左右オーデイオチャンネルを形成する。
波数帯域へ信号を限定する15KHZの低域通過フィルター5
0に入力される。信号はこの時、dbx雑音軽減回路52に入
力され、マトリックス54へと通過していき、ここで(L
−R)信号は、(L+R)信号に組み合わされ、望まし
い左右オーデイオチャンネルを形成する。
以上説明したように、この発明は(L+R)信号の取
り出しには通常のインタキャリア検波器を用い、(L−
R)信号の取り出しには独立した別個のFM検波器を用い
る構成を具え、(L−R)信号成分はFM検波器で検波
後、復調器で復調、低減フィルタで音声周波数にフィル
ターされ、DBXノイズ低減回路を通過後、同様に低減フ
ィルターでフィルターされた(L+R)信号成分とマト
リックスで結合される。そして、(L−R)および(L
+R)信号は時間領域で相互の関係が一致するよう同期
化するために、(L+R)信号を再生される(L−R)
信号の時間量に対して遅延させマトリックスに入力させ
得るようになっている。
り出しには通常のインタキャリア検波器を用い、(L−
R)信号の取り出しには独立した別個のFM検波器を用い
る構成を具え、(L−R)信号成分はFM検波器で検波
後、復調器で復調、低減フィルタで音声周波数にフィル
ターされ、DBXノイズ低減回路を通過後、同様に低減フ
ィルターでフィルターされた(L+R)信号成分とマト
リックスで結合される。そして、(L−R)および(L
+R)信号は時間領域で相互の関係が一致するよう同期
化するために、(L+R)信号を再生される(L−R)
信号の時間量に対して遅延させマトリックスに入力させ
得るようになっている。
このようにして、パイロットおよび(L−R)サブチ
ャンネルおよびSAP信号が入っている垂直走査周波数側
波帯に伴われる水平走査周波数の干渉調波はステレオ音
声またはSAP出力を歪ませることはない。
ャンネルおよびSAP信号が入っている垂直走査周波数側
波帯に伴われる水平走査周波数の干渉調波はステレオ音
声またはSAP出力を歪ませることはない。
そしてジッターによる位相雑音が最小となる独立FM検
出器のより高い周波数成分のみを用い、また位相雑音が
強いより低い周波数で標準インターキャリア検出器を用
い(L+R)チャンネルを再生させることで、テレビス
テレオ音声受信の質は大きく改善されることになる。
出器のより高い周波数成分のみを用い、また位相雑音が
強いより低い周波数で標準インターキャリア検出器を用
い(L+R)チャンネルを再生させることで、テレビス
テレオ音声受信の質は大きく改善されることになる。
第1図は、送信されたテレビ信号の一部である複合ベー
スバンドオーデイオ信号の周波数スペクトルの図解説明
図、第2図はこの発明の実施例に係る受信機のブロック
図である。 10……多重チャンネル音声ベースバンド信号 12……主チャンネル成分 16……サブキャリアステレオサブチャンネル 18……第2オーデイオプログラムチャンネル
スバンドオーデイオ信号の周波数スペクトルの図解説明
図、第2図はこの発明の実施例に係る受信機のブロック
図である。 10……多重チャンネル音声ベースバンド信号 12……主チャンネル成分 16……サブキャリアステレオサブチャンネル 18……第2オーデイオプログラムチャンネル
Claims (13)
- 【請求項1】第1および第2のステレオ音声信号の和か
らなる第1成分で複合変調機能にしたがって周波数変調
した主搬送信号と、前記ステレオ音声信号間の差からな
る第2成分で周波数2fHの第1副搬送波とを変調し送信
することを特徴とするステレオテレビジョン音声の受信
・再生装置において、fHは送信されたテレビジョン信号
の水平同期信号に伴われている水平走査周波数であり、 前記装置は、 前記の複合変調機能に対応する第1信号を発見するため
に送信されたテレビジョン信号に応答可能な入力手段
と、 複合変調機能の第1成分に対応する部分を検波し、かつ
前記ステレオ音声信号の和からなる第1音声出力信号を
生成させるための前記の第1信号を受信するように接続
したインタキャリア検波器と、 複合変調機能の第2成分に対応する部分を検波し、かつ
前記のステレオ音声信号間の差からなる第2音声出力信
号を前記の水平走査周波数の調波から干渉なく生成させ
るため前記第1信号を受信するように接続した独立した
FM検波手段と、 第1音声出力と第2チャンネル音声出力を生成するため
前記の第1および第2音声出力信号を受信するように接
続された手段とを、具えることを特徴とするステレオテ
レビジョン音声の受信・再生装置。 - 【請求項2】前記第1信号をインターキャリア検波器へ
の入力用第1中間周波数に変換し、かつ前記第1信号を
独立FM検波器への入力用第2中間周波数に変換するため
入力手段に接続した機構を具えた特許請求の範囲第1項
記載のステレオテレビジョン音声の受信・再生装置。 - 【請求項3】前記複合変調機能は第3ステレオ音声信号
にしたがって数倍のfHで変調した周波数をもつ第1副搬
送波をそなえた第3成分を含み、かつ前記独立FM検波器
は前記第3成分に対応する第1信号部分を選択的に検出
する手段をそなえた特許請求の範囲第2項記載のステレ
オテレビジョン音声の受信・再生装置。 - 【請求項4】前記第1および第2ステレオ音声信号の少
なくとも一つを遅延させて第1および第2ステレオ音声
信号間の均一化を実現する手段を設け、それによって第
1チャンネル音声出力と第2チャンネル出力が位相中に
あるようにした特許請求の範囲第1項記載のステレオテ
レビジョン音声の受信・再生装置。 - 【請求項5】第1および第2ステレオ音声出力信号の合
計からなる第1成分と、前記ステレオ音声出力信号間の
差により変調した周波数2fHを有する第1副搬送波から
なる第2成分をもつ複合変調機能にしたがって変調した
主搬送信号を具備し、fHは送信されたテレビジョン信号
の水平同期化信号とに伴われた水平走査周波数であるこ
とを特徴としたスレテオテレビジョン音声の受信・再生
装置において、 前記音声信号をそなえた送信されたテレビジョン信号を
受信するためのチューナ手段と、 受信した音声信号を、第1中間周波数の中心にとる第1
音声搬送波を、また第2中間周波数の中心に第2搬送波
を変換するため前記チューナ手段に接続した周波数コン
バータと、 前記複合変調機能の一つの成分に対応する第1音声出力
信号を生成するため、前記第1音声搬送波を受信するよ
うに接続された第1検波手段と、 前記複合変調機能の他の成分に対応する第2音声出力信
号を前記の水平走査周波数の調波からの干渉なく生成す
るため、前記第2音声搬送波を受信するように接続され
た第2検波手段をそなえたステレオテレビジョン音声の
受信・再生装置。 - 【請求項6】前記第1検波手段は、インターキャリア検
波器で、かつ複合変調機能の第1の成分を再生するよう
にした特許請求の範囲第5項記載のステレオテレビジョ
ン音声の受信・再生装置。 - 【請求項7】前記複合変調機能は第3音声信号にしたが
って変調した周波数5fHをもつ第2搬送波をそなえた第
3成分を含む特許請求の範囲第6項記載のステレオテレ
ビジョン音声の受信・再生装置。 - 【請求項8】前記第1中間周波数は4.5メガヘルツで、
第2中間周波数は10.7メガヘルツである特許請求の範囲
第7項記載のステレオテレビジョン音声の受信・再生装
置。 - 【請求項9】前記第1および第2音声出力信号の少なく
とも一つを表示して、それらの間に位相均一化を実現す
る手段をそなえた特許請求の範囲第5項記載のステレオ
テレビジョン音声の受信・再生装置。 - 【請求項10】テレビジョン信号におけるステレオ音声
の受信・再生方法において、 ステレオ音声信号にもとずく第1成分で複合変調機能に
したがって周波数変調された主搬送信号と、前記第1成
分と異つた周波数範囲にあり、かつ別のステレオ音声信
号にもとずく第2成分とからなる音声成分含むテレビジ
ョン信号に同調し、 第1中間周波数の中心に第1音声搬送波を、また第2中
間周波数の中心に第2音声搬送波を生成するため、前記
テレビジョン信号の音声成分を変換し、 第1中間周波数で第1音声搬送波から前記複合変調機能
の第1成分を検波し、 第2中間周波数で第2音声搬送波から前記複合変調機能
の第2成分を前記テレビジョン信号の水平走査周波数か
らの干渉をうけずに検波し、 検波した第1および第2成分から左チャンネル音声出力
と右チャンネル音声出力を生成させるようにしてなるス
テレオテレビジョン音声の受信・再生方法。 - 【請求項11】前記生成過程に先立ち前記第1および第
2の検波された成分の少なくとも一部を遅延させて、両
者間に適正な位相関係を形成する過程をそなえた特許請
求の範囲第10項記載のステレオテレビジョン音声の受信
・再生方法。 - 【請求項12】第3音声信号にしたがって変調した水平
走査周波数を数倍にした周波数5fHを有する第2副搬送
波からなる複合変調機能の第3成分を第2音声搬送波か
ら選択自在に検波する過程と、第3音声プログラム出力
を検波された第3成分から生成する過程をそなえた特許
請求の範囲第11項記載のステレオテレビジョン音声の受
信・再生方法。 - 【請求項13】前記第1成分は、第1および第2のステ
レオ音声信号の和からなり、前記第2成分は、第1およ
び第2のステレオ音声信号間の差により副搬送波を振幅
変調して形成される二重側波帯の抑制搬送波信号からな
り、前記副搬送波は、周波数2fHで、fHは送信されたテ
レビジョン信号の水平同期化信号に伴われた水平走査周
波数であることを特徴とする特許請求の範囲第10項記載
のステレオテレビジョン音声の受信・再生方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US816133 | 1986-01-03 | ||
US06/816,133 US4646150A (en) | 1986-01-03 | 1986-01-03 | Apparatus and method for stereo television sound |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62176378A JPS62176378A (ja) | 1987-08-03 |
JPH0817466B2 true JPH0817466B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=25219771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62000105A Expired - Lifetime JPH0817466B2 (ja) | 1986-01-03 | 1987-01-01 | ステレオテレビジョン音声の受信・再生装置とその方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4646150A (ja) |
EP (1) | EP0228714A3 (ja) |
JP (1) | JPH0817466B2 (ja) |
KR (1) | KR910004569B1 (ja) |
CA (1) | CA1288508C (ja) |
MX (1) | MX160686A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPS6281139A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-14 | Alps Electric Co Ltd | 音声多重復調器 |
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- 1986-12-31 MX MX4836A patent/MX160686A/es unknown
- 1986-12-31 KR KR1019860011762A patent/KR910004569B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1986-12-31 CA CA000526568A patent/CA1288508C/en not_active Expired - Lifetime
-
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- 1987-01-01 JP JP62000105A patent/JPH0817466B2/ja not_active Expired - Lifetime
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KR910004569B1 (ko) | 1991-07-06 |
EP0228714A2 (en) | 1987-07-15 |
MX160686A (es) | 1990-04-09 |
KR870007632A (ko) | 1987-08-20 |
CA1288508C (en) | 1991-09-03 |
JPS62176378A (ja) | 1987-08-03 |
EP0228714A3 (en) | 1989-02-08 |
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