JPH0879733A - モニタ付きインターホン装置 - Google Patents

モニタ付きインターホン装置

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JPH0879733A
JPH0879733A JP20742294A JP20742294A JPH0879733A JP H0879733 A JPH0879733 A JP H0879733A JP 20742294 A JP20742294 A JP 20742294A JP 20742294 A JP20742294 A JP 20742294A JP H0879733 A JPH0879733 A JP H0879733A
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JP
Japan
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signal
unit
band
audio
video signal
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Withdrawn
Application number
JP20742294A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Matsuda
光弘 松田
Akio Yamagishi
彰夫 山岸
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Toshiba Corp
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号および音声信号をベースバンドのま
ま、伝送し、これを表示手段およびスピーカから出力す
ることができるモニタ付きインターホン装置を提供する
こと。 【構成】 子機10側の撮像信号を映像信号に変換した
後、さらに映像信号から音声信号帯域のみをBEF13
で消去し、この映像信号と音声信号を加算回路15にて
加算して共通配線1へ出力する。この信号を親機側で受
け、映像信号を帯域通過フィルタ211と帯域阻止フィ
ルタ212双方へ供給する。この帯域阻止フィルタ21
1により音声信号を除去した映像信号を表示手段23へ
供給する。表示手段23から映像を表示するとともに帯
域通過フィルタ212により音声信号のみを音声出力手
段26へ供給して音声出力手段26から音声を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモニタ付きインターホン
装置に関し、特に2線式のモニター付きインターホン装
置において、子機側から親機側に対して音声および映像
を伝送する信号伝送システムに関る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビドアホンとして知られるモ
ニタ付きインターホン装置は、共通の伝送線路を介し
て、親機と子機間で通話する双方向の音声通話機能を有
するほか、子機から親機へ画像伝送しモニター表示する
モニタ表示機能を有している。従って、モニター付きイ
ンターホン装置では、モニタ表示を実現するために、子
機側に撮像素子を備え、親機側にテレビモニタを備えて
おり、子機側の撮像素子で得られた電気信号を映像信号
に変換し、該映像信号を、子機と親機を繋ぐ2線の伝送
線路を通して親機側に伝送し、親機のテレビモニタに表
示するようになっている。
【0003】また、音声信号も、子機側および親機双方
に設けられた送受話機により双方向の伝送が可能となっ
ており、映像を見ながら、音声でやりとりができる構成
となっている。このような構成では、映像信号および音
声信号を、標準の画像伝送用の仕様あるいは、独自の伝
送方式により伝送している。一般には、映像信号のベー
スバンド信号および音声信号をたとえば、NTSC方式
のように搬送波に乗せ、変調した上で伝送している。
【0004】しかしながら、このような装置において
は、音声信号の変復調回路あるいは映像信号の変復調回
路などが必要となり、回路が複雑化し、高価になるとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のモ
ニタ付きインターホン装置では、子機側で得られた映像
信号および音声信号を所定の変調を施した上で伝送し、
親機側で復調した後、テレビモニタあるいはスピーカな
どから出力しており、装置が必要以上に複雑化するとい
う問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、映
像信号および音声信号をベースバンドのまま、伝送し、
これをテレビモニタおよびスピーカから出力することが
できるモニタ付きインターホン装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるモニタ付きインターホン装置は、共通配線を介して
親機と子機間で通話する機能及び子機から親機へ音声お
よび画像を伝送する機能を有した2線式のモニタ付きイ
ンターホン装置であって、子機に設けられた撮像手段
と、子機に設けられ、前記撮像手段の撮像信号を映像信
号に変換する映像信号変換手段と、子機に設けられて、
前記映像信号変換手段からの映像信号が供給され、この
映像信号から音声帯域の信号の通過を阻止する帯域阻止
フィルタと、子機に設けられて、送受話機からの音声信
号が供給され、この音声信号を前記音声帯域のみ通過さ
せる帯域通過フィルタと、子機に設けられて、前記帯域
通過フィルタからの信号と前記帯域阻止濾波手段からの
信号を加算して前記共通配線へ出力する加算手段と、親
機に設けられて、前記加算手段からの信号が供給され、
この信号から音声信号と映像信号を分離する手段と前記
分離手段からの映像信号が供給され、この信号を画像表
示する表示手段と、前記分離手段からの音声信号が供給
され、音声を出力する音声出力手段と、を具備したこと
を特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の本発明によるモニタ付きイ
ンターホン装置は、請求項1記載のモニタ付きインタホ
ン装置において、前記分離手段を加算手段からの信号が
供給され、この信号から音声信号のみを抽出するための
帯域通過フィルタと、加算手段からの信号が供給され、
この信号から映像信号のみを抽出するための帯域阻止フ
ィルタとで構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、2線式のモニタ
ー付きインターホン装置において、映像信号と音声信号
をベースバンドのまま映像信号帯域で伝送することがで
きる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のモニタ付きインターホン装置を
示すブロック図である。
【0011】図1において、モニタ付きインターホン装
置は、子機10と親機20の間を共通配線1,2で接続
した構成とされている。モニタ付きインターホン装置
は、共通配線1,2を介して親機20と子機10間で双
方向に音声通話する音声通話機能と、子機10から親機
20へ映像信号(白黒信号)を伝送し、モニタ表示する
モニタ表示機能を有している。
【0012】まず、音声通話機能については、子機10
内に送受話器14と音声回路15と帯域通過フィルタ
(以下、BPFという)16を配し、親機20内に信号
分離手段21と音声回路25と送受話器26を配して構
成されている。送受話器14はマイクとスピーカを備え
ており、この送受話器14のマイクからの音声信号を、
ハイブリッドトランスを有した音声回路15を通し、さ
らにBPF18を介して共通配線1,2に導く。そし
て、共通配線1,2から供給される子機側音声信号を、
分離信号分離手段21さらに、ハイブリッドトランスを
有した音声回路25を通して送受話器26のスピーカに
導く。一方、この送受話器26もマイクとスピーカを有
しており、送受話器26のマイクからの音声信号を、ハ
イブリッドトランスを有した音声回路25を通して共通
配線1,2に導き、共通配線1,2からの親機側音声信
号を、ハイブリッドトランスを有した音声回路15を通
して送受話器14のスピーカに導くようになっている。
このように、音声信号としてベースバンド信号を使用す
る場合には、子機内及び親機内の各音声回路に配したハ
イブリッド回路のバランスにより親子間の同時送受話が
可能となっている。
【0013】次に、モニタ表示機能については、子機1
0内の撮像手段11で撮影した信号を親機20内のテレ
ビモニタ23に送信して表示する機能で構成されてい
る。子機10内には、固体撮像素子(例えばCCD,M
OS型撮像素子)を有した撮像手段11と、撮像された
撮像信号を映像信号に変換する映像信号変換回路12と
映像信号の帯域の内、音声帯域の信号の通過を阻止する
フィルタ13とが配設されている。親機20内には、前
記共通配線1を通して送られてくる複合映像信号と音声
信号を分離して出力する信号分離手段21と、この信号
分離手段21で分離された映像信号を入力し、子機10
側での撮影像をモニタ表示するための表示手段としての
テレビモニター23とが配設されている。なお、信号分
離手段21は、子機側10から共通配線1を介して供給
される信号から映像信号のみを通過させる帯域阻止フィ
ルタ(BEF)211と、音声信号のみを通過させる帯
域通過フィルタ(BPF)212とから成る。
【0014】以上のように構成されたモニタ付きインタ
ーホン装置の動作を説明する。CCD等の撮像手段11
で、同期信号発生回路(図示せず)からの水平,垂直同
期信号に同期して出力された撮像信号は、映像信号変換
回路12で映像信号に変換される。そして、この映像信
号が次段のBEF13へ送られる。このBEF13にお
いて、所定の周波数帯域(例えば300〜6KHz)に
おける信号の通過を拒まれ、この阻止帯域以外の映像信
号が加算回路17へ供給される。一方、送受話機14か
らの音声信号は、BPF16へ供給され、ここで、音声
信号の帯域が先の阻止帯域(300〜6KHz)を通過
帯域とするように制限された後、やはり加算回路17へ
供給されている。この帯域を制限された音声信号および
先の映像信号が加算回路17にて加算され、音声信号お
よび映像信号がベースバンドのまま、多重され、共通配
線1へ出力される。
【0015】親機20では、まず、信号分離手段21に
おいて、共通配線1を通して子機10側から送られてく
る映像信号と音声信号とを、両者の周波数帯の違いを利
用して分離する。つまり、映像信号(白黒信号)につい
ては、映像信号帯域の内、音声帯域のみ、信号成分が無
くなっており、ここに音声信号が挿入されていることか
ら、BEF211とBPF212を併せて用いることに
より、両者の信号を分離できる。たとえば、子機側のフ
ィルタ13,16の帯域と同様の帯域を持つフィルタを
親機で構成し、親機側のBEF211の阻止域を300
〜6KHzまでとし、一方BPFの通過域を300〜6
KHzまでとして分離手段を構成することにより、音声
信号と映像信号の分離を簡単に実現できる。
【0016】したがって、分離手段21のBEF211
から映像信号が、BPF212から音声信号がそれぞれ
得られる。これらの信号がそれぞれテレビモニタ23お
よび音声回路25を介して送受話器26へ供給される。
このように、映像信号と音声信号を子機10から親機2
0へ伝送し、親機20側での周波数的な分離のみで映像
信号と音声信号とを分離し、その後、テレビモニタ(表
示手段)23および送受話器音(音声出力手段)26へ
それぞれ供給して、映像および音声として出力してい
る。
【0017】以上のような構成にすることにより、子機
10側の映像信号および音声信号を変調することなく、
ベースバンドのまま、多重して送ることが可能となる。
また、従来のように変復調回路を必要としないため、子
機10内及び親機20内での回路の簡素化,装置の小型
化及びコストの低減を図ることができる。
【0018】なお、映像信号に関しては、音声信号帯域
の映像情報が欠け、表示される映像の画質が多少落ちる
が、インターホン装置での映像としては、ほとんど差し
支えない。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、2線
式のモニタ付きインターホン装置において、映像信号と
音声信号を共にベースバンドで伝送することができ、子
機内及び親機内での回路の簡素化,装置の小型化及びコ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のモニタ付きインターホン装
置を示すブロック図。
【符号の説明】
1,2…共通配線 10…子機 11…撮像手段 12…映像信号変換回路 20…親機 21…信号分離手段 25…テレビモニタ(表示手段) 26…送受話器(音声出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 彰夫 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25ー1 東 芝マイクロエレクトロニクス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通配線を介して親機と子機間で通話する
    機能及び子機から親機へ映像を伝送する機能を有した2
    線式のモニタ付きインターホン装置であって、 子機に設けられた撮像手段と、 子機に設けられ、前記撮像手段の撮像信号を映像信号に
    変換する映像信号変換手段と、 子機に設けられ、前記映像信号変換手段からの映像信号
    が供給され、この映像信号から音声帯域の信号の通過を
    阻止する帯域阻止フィルタと、 子機に設けられて、送受話機からの音声信号が供給さ
    れ、この音声信号を前記音声帯域のみ通過させる帯域通
    過フィルタと、 子機に設けられて、前記帯域通過フィルタからの信号と
    前記帯域阻止フィルタからの信号を加算して前記共通配
    線へ出力する加算手段と、 親機に設けられて、前記加算手段からの信号が供給さ
    れ、この信号から音声信号と映像信号を分離する手段と
    親機に設けられて、前記分離手段からの映像信号が供給
    され、この信号を映像として表示する表示手段と、 親機に設けられて、前記分離手段からの音声信号が供給
    され、この信号を音声として出力する音声出力手段と、 を具備したことを特徴とするモニタ付きインターホン装
    置。
  2. 【請求項2】前記分離手段は、 前記加算手段からの信号が供給され、この信号から音声
    信号のみを抽出するための帯域通過フィルタと前記加算
    手段からの信号が供給され、この信号から映像信号のみ
    を抽出するための帯域阻止フィルタとから成ることを特
    徴とする請求項1記載のモニタ付きインタホン装置。
JP20742294A 1994-08-31 1994-08-31 モニタ付きインターホン装置 Withdrawn JPH0879733A (ja)

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