JP2634443B2 - モニタ付きインターホン装置 - Google Patents
モニタ付きインターホン装置Info
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- JP2634443B2 JP2634443B2 JP20230588A JP20230588A JP2634443B2 JP 2634443 B2 JP2634443 B2 JP 2634443B2 JP 20230588 A JP20230588 A JP 20230588A JP 20230588 A JP20230588 A JP 20230588A JP 2634443 B2 JP2634443 B2 JP 2634443B2
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- Japan
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- intercom
- signal
- monitor
- interphone
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- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モニタカメラ及びモニタテレビによって来
客の監視を行うことができるモニタ付きインターホン装
置に関するものである。
客の監視を行うことができるモニタ付きインターホン装
置に関するものである。
[従来の技術] モニタカメラ及びモニタテレビによって来客の監視を
行うことができる従来のこの種のモニタ付きインターホ
ン装置は、第6図に示すように、モニタカメラ1を備え
たインターホン子機2と、モニタカメラ1で撮影された
モニタ画像を表示するモニタテレビ4を備えたインター
ホン親機5とで構成されている。このインターホン装置
では、インターホンの通話信号を伝送するペア線よりな
るインターホン通話線3aと、モニタ画像信号を伝送する
同軸ケーブル3bとでインターホン子機2とインターホン
親機5とを接続していた。このため、既設のインターホ
ン装置に代えて、モニタ付きインターホン装置を設定す
る場合、同軸ケーブル3bを新たに配線する必要があり、
施工が面倒になる問題があった。しかも、この付加した
同軸ケーブル3bが目立ってまい見苦しいという問題もあ
った。
行うことができる従来のこの種のモニタ付きインターホ
ン装置は、第6図に示すように、モニタカメラ1を備え
たインターホン子機2と、モニタカメラ1で撮影された
モニタ画像を表示するモニタテレビ4を備えたインター
ホン親機5とで構成されている。このインターホン装置
では、インターホンの通話信号を伝送するペア線よりな
るインターホン通話線3aと、モニタ画像信号を伝送する
同軸ケーブル3bとでインターホン子機2とインターホン
親機5とを接続していた。このため、既設のインターホ
ン装置に代えて、モニタ付きインターホン装置を設定す
る場合、同軸ケーブル3bを新たに配線する必要があり、
施工が面倒になる問題があった。しかも、この付加した
同軸ケーブル3bが目立ってまい見苦しいという問題もあ
った。
そこで、これらの問題点を解決する方法として、特願
昭62−158361号及び特願昭62−260039号に記載された方
法がある。これらのモニタ付きインターホン装置では、
第7図に示すように、モニタ画像信号Vpと、インターホ
ン子機2からインターホン親機5へ伝送されるインター
ホン通話信号Vi1と、インターホン親機5からインター
ホン子機2へ伝送されるインターホン通話信号Vi2を周
波数多重伝送することにより、第8図に示すように、イ
ンターホン子機2とインターホン親機5との間の配線を
ペア線3aのみで構成することを可能としたものである。
なお、第7図のVi1′,Vi2′はインターホン通話信号V
i1,Vi2をモニタ画像信号Vpの周波数帯域外の比較的に低
い周波数の搬送波に重畳したキャリア伝送信号である。
昭62−158361号及び特願昭62−260039号に記載された方
法がある。これらのモニタ付きインターホン装置では、
第7図に示すように、モニタ画像信号Vpと、インターホ
ン子機2からインターホン親機5へ伝送されるインター
ホン通話信号Vi1と、インターホン親機5からインター
ホン子機2へ伝送されるインターホン通話信号Vi2を周
波数多重伝送することにより、第8図に示すように、イ
ンターホン子機2とインターホン親機5との間の配線を
ペア線3aのみで構成することを可能としたものである。
なお、第7図のVi1′,Vi2′はインターホン通話信号V
i1,Vi2をモニタ画像信号Vpの周波数帯域外の比較的に低
い周波数の搬送波に重畳したキャリア伝送信号である。
しかし、これら特願昭62−158361号などのモニタ付き
インターホン装置では、1台のインターホン親機5に対
して1台のインターホン子器2しか接続することができ
ず、出入り口が複数あるビルやマンション、家庭などで
要求される1台のインターホン親機5に対して複数台の
インターホン子機2を接続するという構成をとることが
できない問題があった。
インターホン装置では、1台のインターホン親機5に対
して1台のインターホン子器2しか接続することができ
ず、出入り口が複数あるビルやマンション、家庭などで
要求される1台のインターホン親機5に対して複数台の
インターホン子機2を接続するという構成をとることが
できない問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、施工が容易にできると共に、配線
が目立たず、しかも1台のインターホン親機に対して複
数台のインターホン子機をつなぐことができるモニタ付
きインターホン装置を提供することにある。
目的とするところは、施工が容易にできると共に、配線
が目立たず、しかも1台のインターホン親機に対して複
数台のインターホン子機をつなぐことができるモニタ付
きインターホン装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はモニタ画像信号
及びインターホン通話信号のうちのいずれか一方の信号
をベースバンド伝送信号とし、他方の信号を上記ベース
バンド信号の周波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送
波に重畳したキャリア伝送信号として、上記ベースバン
ド伝送信号及びキャリア伝送信号を合成して周波数多重
伝送して、インターホン親機とインターホン子機との間
でモニタ画像信号及びインターホン通話信号の送受信を
行い、インターホン子機の呼出しスイッチが押されたこ
とを示すと共に、上記ベースバンド伝送信号及びキャリ
ア伝送信号の周波数帯域の複数の周波数を時系列に組み
合わて構成され夫々のインターホン子機毎に個別に設定
された制御信号を、インターホン親機に送信する制御信
号伝送手段を各インターホン子機に設け、上記制御信号
を検出していずれのインターホン子機からの呼出である
かを識別する制御信号検出手段をインターホン親機に設
けてある。
及びインターホン通話信号のうちのいずれか一方の信号
をベースバンド伝送信号とし、他方の信号を上記ベース
バンド信号の周波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送
波に重畳したキャリア伝送信号として、上記ベースバン
ド伝送信号及びキャリア伝送信号を合成して周波数多重
伝送して、インターホン親機とインターホン子機との間
でモニタ画像信号及びインターホン通話信号の送受信を
行い、インターホン子機の呼出しスイッチが押されたこ
とを示すと共に、上記ベースバンド伝送信号及びキャリ
ア伝送信号の周波数帯域の複数の周波数を時系列に組み
合わて構成され夫々のインターホン子機毎に個別に設定
された制御信号を、インターホン親機に送信する制御信
号伝送手段を各インターホン子機に設け、上記制御信号
を検出していずれのインターホン子機からの呼出である
かを識別する制御信号検出手段をインターホン親機に設
けてある。
(作用) 本発明は、上述のようにモニタ画像信号及びインター
ホン通話信号のうちいずれか一方の信号をベースバンド
伝送信号とし、他方の信号を上記ベースバンド信号の周
波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送波に重畳したキ
ャリア伝送信号として、上記ベースバンド伝送信号及び
キャリア伝送信号を合成して周波数多重伝送して、イン
ターホン親機とインターホン子機との間でモニタ画像信
号及びインターホン通話信号の送受信を行うことによ
り、モニタ画像信号を伝送する同軸ケーブルを必要とせ
ず、インターホン通話線だけでインターホン子機とイン
ターホン親機との信号伝送を行うことができるようにし
たものである。また、インターホン子機の呼出スイッチ
が押されたことを示すと共に、上記ベースバンド伝送信
号及びキャリア伝送信号の周波数帯域内の複数の周波数
を時系列に組み合わせて構成され夫々のインターホン子
機毎に個別に設定された制御信号を、インターホン親機
に送信する制御信号伝送手段を各インターホン子機に設
け、上記制御信号を検出していずれのインターホン子機
からの呼出であるかを識別する制御信号検出手段をイン
ターホン親機に設けることにより、インターホン親機側
でいずれの子機からの呼出であるかを分かるようにし
て、1台のインターホン親機に対して複数台のインター
ホン子機をつなぐことができるようにしたものである。
ホン通話信号のうちいずれか一方の信号をベースバンド
伝送信号とし、他方の信号を上記ベースバンド信号の周
波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送波に重畳したキ
ャリア伝送信号として、上記ベースバンド伝送信号及び
キャリア伝送信号を合成して周波数多重伝送して、イン
ターホン親機とインターホン子機との間でモニタ画像信
号及びインターホン通話信号の送受信を行うことによ
り、モニタ画像信号を伝送する同軸ケーブルを必要とせ
ず、インターホン通話線だけでインターホン子機とイン
ターホン親機との信号伝送を行うことができるようにし
たものである。また、インターホン子機の呼出スイッチ
が押されたことを示すと共に、上記ベースバンド伝送信
号及びキャリア伝送信号の周波数帯域内の複数の周波数
を時系列に組み合わせて構成され夫々のインターホン子
機毎に個別に設定された制御信号を、インターホン親機
に送信する制御信号伝送手段を各インターホン子機に設
け、上記制御信号を検出していずれのインターホン子機
からの呼出であるかを識別する制御信号検出手段をイン
ターホン親機に設けることにより、インターホン親機側
でいずれの子機からの呼出であるかを分かるようにし
て、1台のインターホン親機に対して複数台のインター
ホン子機をつなぐことができるようにしたものである。
(実施例) 第1図乃至第5図に本発明の一実施例を示す。本実施
例のモニタ付きインターホン装置は、第1図に示すよう
に、夫々モニタカメタ1を備えた複数台(N台)のイン
ターホン子機2と、モニタカメラ1で撮影されたモニタ
画像を表示するモニタテレビ4を備えた1台のインター
ホン親機5とで構成されている。
例のモニタ付きインターホン装置は、第1図に示すよう
に、夫々モニタカメタ1を備えた複数台(N台)のイン
ターホン子機2と、モニタカメラ1で撮影されたモニタ
画像を表示するモニタテレビ4を備えた1台のインター
ホン親機5とで構成されている。
インターホン子機2は、第2図に示すように、上記モ
ニタカメラ1の他に、インターホン親機5を呼び出すス
イッチSW1、インターホン親機5との間で通話を行うた
めのマイクMC1及びスピーカSP1を備えている。一方、イ
ンターホン親機5は、第3図に示すように、モニタテレ
ビ4の他に、インターホン子機2との間で通話を行うた
めのハンドセット12(第3図ではマイクMC2及びスピー
カSP2で示してある。)、インターホン子機2からの呼
出があることを知らせる呼出ベル11、及び呼出のあった
インターホン子機2を特定表示するための表示器LD1〜L
DNとを備えている。
ニタカメラ1の他に、インターホン親機5を呼び出すス
イッチSW1、インターホン親機5との間で通話を行うた
めのマイクMC1及びスピーカSP1を備えている。一方、イ
ンターホン親機5は、第3図に示すように、モニタテレ
ビ4の他に、インターホン子機2との間で通話を行うた
めのハンドセット12(第3図ではマイクMC2及びスピー
カSP2で示してある。)、インターホン子機2からの呼
出があることを知らせる呼出ベル11、及び呼出のあった
インターホン子機2を特定表示するための表示器LD1〜L
DNとを備えている。
インターホン子機2は、モニタカメラ1のモニタ画像
信号Vp及びマイクMC1のインターホン通話信号Vi1をイン
ターホン親機5に送信する送信回路6aと、インターホン
親機5から送信されるインターホン通話信号Vi2を受信
する受信回路6bとからなる送受信手段6を備えている。
また、インターホン親機5は、インターホン子機2の伝
送信号からインターホン通話信号Vi1のモニタ画像信号V
pを分離抽出して受信する受信回路7aと、マイクMC2のイ
ンターホン通信信号Vi2をインターホン子機2に送信す
る送信回路7bとからなる送受信手段7を備えている。つ
まり、本実施例においても、特願昭162−158361号など
と同様に、テレビカメラ1から出力されるモニタ画像信
号Vpをベースバンド伝送信号としてインターホン親機5
に送信し、マイクMC1のインターホン通話信号Vi1をモニ
タ画像信号Vpの周波数帯域外で比較的に低い周波数の搬
送波に重畳してインターホン親機5に送信すると共に、
マイクMC2のインターホン通信信号Vi2をモニタ画像信号
Vpの周波数帯域外で上記インターホン通話信号Vi1より
も高く比較的に低い周波数の搬送波に重畳してインター
ホン子機2に送信するようにして、周波数多重伝送を行
っている。従って、本実施例でもペア線からなるインタ
ーホン通話線3aだけでインターホン子機2とインターオ
ン親機5とを接続でき、このため施工が容易にでき、配
線が目立つことがない。なお、本実施例の場合には複数
台のインターホン子機2を備えているので、インターホ
ン通話線3aは第1図に示すようにバス形式で配線してあ
る。
信号Vp及びマイクMC1のインターホン通話信号Vi1をイン
ターホン親機5に送信する送信回路6aと、インターホン
親機5から送信されるインターホン通話信号Vi2を受信
する受信回路6bとからなる送受信手段6を備えている。
また、インターホン親機5は、インターホン子機2の伝
送信号からインターホン通話信号Vi1のモニタ画像信号V
pを分離抽出して受信する受信回路7aと、マイクMC2のイ
ンターホン通信信号Vi2をインターホン子機2に送信す
る送信回路7bとからなる送受信手段7を備えている。つ
まり、本実施例においても、特願昭162−158361号など
と同様に、テレビカメラ1から出力されるモニタ画像信
号Vpをベースバンド伝送信号としてインターホン親機5
に送信し、マイクMC1のインターホン通話信号Vi1をモニ
タ画像信号Vpの周波数帯域外で比較的に低い周波数の搬
送波に重畳してインターホン親機5に送信すると共に、
マイクMC2のインターホン通信信号Vi2をモニタ画像信号
Vpの周波数帯域外で上記インターホン通話信号Vi1より
も高く比較的に低い周波数の搬送波に重畳してインター
ホン子機2に送信するようにして、周波数多重伝送を行
っている。従って、本実施例でもペア線からなるインタ
ーホン通話線3aだけでインターホン子機2とインターオ
ン親機5とを接続でき、このため施工が容易にでき、配
線が目立つことがない。なお、本実施例の場合には複数
台のインターホン子機2を備えているので、インターホ
ン通話線3aは第1図に示すようにバス形式で配線してあ
る。
さらに、上記インターホン子機2及びインターホン親
機5との送信回路6a,7b及び受信回路6b,7aの構成につい
て説明する。インターホン子機2の送信回路6aは、マイ
クMC1から出力されるインターホン通話信号Vi1を増幅す
る低周波アンプA1と、搬送波をインターホン通話信号Vi
1にて変調する変調回路MD1と、変調器MD1から出力され
るキャリア伝送信号Vi1′とモニタ画像信号Vpとを混合
するミキサMIXと、ミキサMIXから出力される周波数多重
信号Vipを増幅してインターホン通話線3aに送出するア
ンプA2とで構成してある。受信回路6bは、インターホン
通話線3aを介して伝送された信号を増幅するアンプA
3と、インターホン親機5からのキャリア伝送信号Vi2′
を抽出するバンドパスフィルタBPF1と、キャリア伝送信
号Vi2′からインターホン通話信号Vi2を復調する復調器
DM1と、インターホン通話信号Vi2を増幅してスピーカSP
1を駆動する低周波アンプA4とで構成してある。また、
インターホン親機5の受信回路7aは、インターホン通話
線3aを介して伝送される信号を増幅するアンプA6と、こ
のアンプA6の出力からモニタ画像信号Vpを抽出する映像
フィルタF1と、モニタ画像信号Vpを増幅してモニタテレ
ビ4に入力する映像アンプA7と、キャリア伝送信号V
i1′を抽出するバンドパスフィルタBPF2と、キャリア伝
送信号Vi1′からインターホン通話信号Vi1を復調する復
調器DM2と、インターホン通話信号Vi1を増幅してスピー
カSP2を駆動する低周波アンプA8とで構成してある。送
信回路7bは、マイク2から出力されるインターホン通話
信号Vi2を増幅する低周波アンプA9と、搬送波をインタ
ーホン通話信号Vi2で変調する変調器MD2と、この変調器
MD2の出力であるキャリア伝送信号Vi2′を増幅してイン
ターホン通話線3aに送出するアンプA10とで構成してあ
る。
機5との送信回路6a,7b及び受信回路6b,7aの構成につい
て説明する。インターホン子機2の送信回路6aは、マイ
クMC1から出力されるインターホン通話信号Vi1を増幅す
る低周波アンプA1と、搬送波をインターホン通話信号Vi
1にて変調する変調回路MD1と、変調器MD1から出力され
るキャリア伝送信号Vi1′とモニタ画像信号Vpとを混合
するミキサMIXと、ミキサMIXから出力される周波数多重
信号Vipを増幅してインターホン通話線3aに送出するア
ンプA2とで構成してある。受信回路6bは、インターホン
通話線3aを介して伝送された信号を増幅するアンプA
3と、インターホン親機5からのキャリア伝送信号Vi2′
を抽出するバンドパスフィルタBPF1と、キャリア伝送信
号Vi2′からインターホン通話信号Vi2を復調する復調器
DM1と、インターホン通話信号Vi2を増幅してスピーカSP
1を駆動する低周波アンプA4とで構成してある。また、
インターホン親機5の受信回路7aは、インターホン通話
線3aを介して伝送される信号を増幅するアンプA6と、こ
のアンプA6の出力からモニタ画像信号Vpを抽出する映像
フィルタF1と、モニタ画像信号Vpを増幅してモニタテレ
ビ4に入力する映像アンプA7と、キャリア伝送信号V
i1′を抽出するバンドパスフィルタBPF2と、キャリア伝
送信号Vi1′からインターホン通話信号Vi1を復調する復
調器DM2と、インターホン通話信号Vi1を増幅してスピー
カSP2を駆動する低周波アンプA8とで構成してある。送
信回路7bは、マイク2から出力されるインターホン通話
信号Vi2を増幅する低周波アンプA9と、搬送波をインタ
ーホン通話信号Vi2で変調する変調器MD2と、この変調器
MD2の出力であるキャリア伝送信号Vi2′を増幅してイン
ターホン通話線3aに送出するアンプA10とで構成してあ
る。
なお、本実施例のモニタ付きインターホン装置では、
直流電源を所定電圧に定電圧化する定電圧回路Pと、こ
の定電圧回路Pの出力インターホン子機2への供給を制
御する電源供給回路PSとをインターホン親器5に設ける
と共に、インターホン通話線3aを介して供給される直流
電圧を信号から分離して回路電源を得る直流分離回路DC
をインターホン子機に設け、インターホン親機5からイ
ンターホン子機2にインターホン通話線3aを介して電源
を供給するようにしてある。
直流電源を所定電圧に定電圧化する定電圧回路Pと、こ
の定電圧回路Pの出力インターホン子機2への供給を制
御する電源供給回路PSとをインターホン親器5に設ける
と共に、インターホン通話線3aを介して供給される直流
電圧を信号から分離して回路電源を得る直流分離回路DC
をインターホン子機に設け、インターホン親機5からイ
ンターホン子機2にインターホン通話線3aを介して電源
を供給するようにしてある。
ところで、本実施例では複数台のインターホン子機2
を備えているので、いずれのインターホン子機2から呼
出があるかをインターホン親機5側で分かるようにする
必要がある。そこで、夫々のインターホン子機2から呼
出スイッチSW1が押されたことを示す制御信号をインタ
ーホン親機5に送信するようにしてあり、この制御信号
の伝送を制御信号伝送手段8で行うようにしてある。な
お、本実施例では制御信号として、ベースバンド伝送信
号及びキャリア伝送信号の周波数帯域内の4つの周波数
を時系列に組み合わせて構成された4ビットのプッシュ
ボタン信号(以下、PB信号と呼ぷ)を用いている。そこ
で、この制御信号伝送手段8を、各インターホン子機2
毎に個別のPB信号VPBを設定するデップスイッチDSWと、
呼出スイッチSW1がオンされたとき、上記デップスイッ
チDSWの設定に基づいてPB信号VPBを発信するPB発信器PB
Sと、PB発信器PBSから出力される信号VPBを増幅するア
ンプA5とで構成してある。
を備えているので、いずれのインターホン子機2から呼
出があるかをインターホン親機5側で分かるようにする
必要がある。そこで、夫々のインターホン子機2から呼
出スイッチSW1が押されたことを示す制御信号をインタ
ーホン親機5に送信するようにしてあり、この制御信号
の伝送を制御信号伝送手段8で行うようにしてある。な
お、本実施例では制御信号として、ベースバンド伝送信
号及びキャリア伝送信号の周波数帯域内の4つの周波数
を時系列に組み合わせて構成された4ビットのプッシュ
ボタン信号(以下、PB信号と呼ぷ)を用いている。そこ
で、この制御信号伝送手段8を、各インターホン子機2
毎に個別のPB信号VPBを設定するデップスイッチDSWと、
呼出スイッチSW1がオンされたとき、上記デップスイッ
チDSWの設定に基づいてPB信号VPBを発信するPB発信器PB
Sと、PB発信器PBSから出力される信号VPBを増幅するア
ンプA5とで構成してある。
インターホン親機5側には、インターホン子機2から
送られてくるPB信号VPBを検出する制御信号検出手段10
を備えている。この制御信号検出手段10は、インターホ
ン通話線3aを介して送られてきたPB信号VPBを増幅する
アンプA11と、アンプA11の出力からPB信号VPBを検波す
るPB受信器PBRと、PB受信器PBRより出力される4ビット
のコードをデコードしてラッチするデコードラッチ回路
DLとで構成してある。なお、上記デコードラッチ回路DL
の出力で表示器LD1〜LDNを点灯して、どのインターホン
子機2から呼出があるかを知らせる。そして、この表示
器LD1〜LDNの点灯はインターホン親機5のハンドセット
12がセットされるまで継続し、ハンドセット12がセット
されたときのフックスイッチHSのオフによりデコードラ
ッチ回路DLをリセットして消灯するようにしてある。ま
た、呼出ベル11はPB受信器PBRでいずれかのインターホ
ン子機2からのPB信号VPBが受信されと場合、つまりい
ずれかのインターホン子機2からの呼出があった場合
に、呼出ベル11が鳴るようにしてある。
送られてくるPB信号VPBを検出する制御信号検出手段10
を備えている。この制御信号検出手段10は、インターホ
ン通話線3aを介して送られてきたPB信号VPBを増幅する
アンプA11と、アンプA11の出力からPB信号VPBを検波す
るPB受信器PBRと、PB受信器PBRより出力される4ビット
のコードをデコードしてラッチするデコードラッチ回路
DLとで構成してある。なお、上記デコードラッチ回路DL
の出力で表示器LD1〜LDNを点灯して、どのインターホン
子機2から呼出があるかを知らせる。そして、この表示
器LD1〜LDNの点灯はインターホン親機5のハンドセット
12がセットされるまで継続し、ハンドセット12がセット
されたときのフックスイッチHSのオフによりデコードラ
ッチ回路DLをリセットして消灯するようにしてある。ま
た、呼出ベル11はPB受信器PBRでいずれかのインターホ
ン子機2からのPB信号VPBが受信されと場合、つまりい
ずれかのインターホン子機2からの呼出があった場合
に、呼出ベル11が鳴るようにしてある。
さらに、本実施例では来客などがない場合にはモニタ
カメラ1は不動作状態にしておき、いずれかのインター
ホン子機2の呼出スイッチSW1が押され、且つインター
ホン親機5のハンドセット12が取り上げられたときに、
始めてモニタカメラ1が動作するようにしてある。この
ため、インターホン親機5の電源供給回路PSからインタ
ーホン通話線3aを介してインターホン子機2に供給され
る電源電圧を、ハンドセット12のフックスイッチHSの状
態で異ならせてある。つまり、ハンドセット12がセット
されたままで、フックスイッチHSがオフのときには、電
源供給回路PSからは低い電源電圧を供給し、ハンドセッ
ト12が持ち上がられて、フックスイッチHSがオンしたと
き始めてインターホン子機2のモニタカメラ1を動作さ
せるために必要な高い電源電圧を供給する。そして、イ
ンターホン子機2には、インターホン親機5から供給さ
れる電源電圧に応じてモニタカメラ1への電源の供給を
制御するカメラ電源コントロール手段9を設けてある。
このカメラ電源コントロール手段9は、直流分離回路DC
の出力電圧が高低いずれの電圧であるかを判定する電圧
判定回路DCCと、呼出スイッチSW1の出力と電圧判定回路
9の出力とのノアをとるノア回路NORと、このノア回路N
ORの出力をラッチするラッチ回路LTと、このラッチ回路
LTの出力と電圧判定回路DCCの出力とのアンドをとるア
ンド回路ANDと、アンド回路ANDの出力でモニタカメラ1
に電源を供給する電源供給スイッチSW2とで構成してあ
る。なお、電源判定回路DCCの出力は電源電圧が高い場
合にハイレベルとなり、また電源供給スイッチSW2はア
ンド回路ANDの出力がハイレベルのときオンするように
してある。また、制御信号伝送手段8のラッチ回路LT
は、電圧判定回路DCCの出力の立ち下がりでリセットさ
れる。つまり、通話が終了してインターホン親機5のハ
ンドセット12をセットしたときに、ラッチ回路LTにリセ
ットがかかり、初期状態に戻るようにしてある。さら
に、ノア回路NORは、あるインターホン子機2がインタ
ーホン親機5を呼び出して通話を行っている間に、他の
インターホン子機2の呼出スイッチSW1を押しても、後
でインターホン親機5を呼び出そうとするインターホン
子機2のモニタカメラ1には電源が供給されないように
して、通話中のインターホン子機2からインターホン親
機5に送られるモニタ画像に妨害が生じないようにした
ものである。つまり、あるインターホン子機2の呼出に
応じてインターホン親機5のハンドセット12を取り上げ
ると、すべてのインターホン子機2の電圧判定回路DCC
の出力がハイレベルとなるので、このノア回路NORによ
り他のインターホン子機2の呼出スイッチSW1のラッチ
回路LTへの入力が阻止されて、ラッチ回路LTの出力が反
転してモニタカメラ1に電源が供給されないのである。
カメラ1は不動作状態にしておき、いずれかのインター
ホン子機2の呼出スイッチSW1が押され、且つインター
ホン親機5のハンドセット12が取り上げられたときに、
始めてモニタカメラ1が動作するようにしてある。この
ため、インターホン親機5の電源供給回路PSからインタ
ーホン通話線3aを介してインターホン子機2に供給され
る電源電圧を、ハンドセット12のフックスイッチHSの状
態で異ならせてある。つまり、ハンドセット12がセット
されたままで、フックスイッチHSがオフのときには、電
源供給回路PSからは低い電源電圧を供給し、ハンドセッ
ト12が持ち上がられて、フックスイッチHSがオンしたと
き始めてインターホン子機2のモニタカメラ1を動作さ
せるために必要な高い電源電圧を供給する。そして、イ
ンターホン子機2には、インターホン親機5から供給さ
れる電源電圧に応じてモニタカメラ1への電源の供給を
制御するカメラ電源コントロール手段9を設けてある。
このカメラ電源コントロール手段9は、直流分離回路DC
の出力電圧が高低いずれの電圧であるかを判定する電圧
判定回路DCCと、呼出スイッチSW1の出力と電圧判定回路
9の出力とのノアをとるノア回路NORと、このノア回路N
ORの出力をラッチするラッチ回路LTと、このラッチ回路
LTの出力と電圧判定回路DCCの出力とのアンドをとるア
ンド回路ANDと、アンド回路ANDの出力でモニタカメラ1
に電源を供給する電源供給スイッチSW2とで構成してあ
る。なお、電源判定回路DCCの出力は電源電圧が高い場
合にハイレベルとなり、また電源供給スイッチSW2はア
ンド回路ANDの出力がハイレベルのときオンするように
してある。また、制御信号伝送手段8のラッチ回路LT
は、電圧判定回路DCCの出力の立ち下がりでリセットさ
れる。つまり、通話が終了してインターホン親機5のハ
ンドセット12をセットしたときに、ラッチ回路LTにリセ
ットがかかり、初期状態に戻るようにしてある。さら
に、ノア回路NORは、あるインターホン子機2がインタ
ーホン親機5を呼び出して通話を行っている間に、他の
インターホン子機2の呼出スイッチSW1を押しても、後
でインターホン親機5を呼び出そうとするインターホン
子機2のモニタカメラ1には電源が供給されないように
して、通話中のインターホン子機2からインターホン親
機5に送られるモニタ画像に妨害が生じないようにした
ものである。つまり、あるインターホン子機2の呼出に
応じてインターホン親機5のハンドセット12を取り上げ
ると、すべてのインターホン子機2の電圧判定回路DCC
の出力がハイレベルとなるので、このノア回路NORによ
り他のインターホン子機2の呼出スイッチSW1のラッチ
回路LTへの入力が阻止されて、ラッチ回路LTの出力が反
転してモニタカメラ1に電源が供給されないのである。
以下、本実施例の動作を説明する。まず、どのインタ
ーホン子機2も呼出スイッチSW1を押していない時、イ
ンターホン親機5の電源供給回路PSからは低い電圧の電
源が供給される。このため、電圧判定回路DCCの出力は
ローレベルとなっている。今、あるインターホン子機2
の呼出スイッチSW1が押されると、PB発信器PBSが発信動
作を開始し、PB信号VPBがインターホン親機5に送信さ
れる。なお、このとき同時にノア回路NORの出力がハイ
レベルとなり、このノア回路NORの出力状態はラッチ回
路LTでラッチされる。
ーホン子機2も呼出スイッチSW1を押していない時、イ
ンターホン親機5の電源供給回路PSからは低い電圧の電
源が供給される。このため、電圧判定回路DCCの出力は
ローレベルとなっている。今、あるインターホン子機2
の呼出スイッチSW1が押されると、PB発信器PBSが発信動
作を開始し、PB信号VPBがインターホン親機5に送信さ
れる。なお、このとき同時にノア回路NORの出力がハイ
レベルとなり、このノア回路NORの出力状態はラッチ回
路LTでラッチされる。
このPB信号VPBはインターホン親機5の制御信号検出
手段10で検出され、そのPB信号VPBに対応する表示器LD
が点灯されると共に、呼出ベル11が鳴る。このように各
々のインターホン子機2に対応する表示器LD1〜LDNを設
けることにより、どのインターホン子機2の呼出である
かをが一目で分かる。そして、その呼出音を聞いた家人
などがインターホン親機5のハンドセット12を取り上げ
ると、フックスイッチHSがオンとなり、呼出音が停止さ
れ、電源供給回路PSからは高い電圧の電源がインターホ
ン子機2に供給される。
手段10で検出され、そのPB信号VPBに対応する表示器LD
が点灯されると共に、呼出ベル11が鳴る。このように各
々のインターホン子機2に対応する表示器LD1〜LDNを設
けることにより、どのインターホン子機2の呼出である
かをが一目で分かる。そして、その呼出音を聞いた家人
などがインターホン親機5のハンドセット12を取り上げ
ると、フックスイッチHSがオンとなり、呼出音が停止さ
れ、電源供給回路PSからは高い電圧の電源がインターホ
ン子機2に供給される。
このようにインターホン子機2に高い電圧の電源が供
給されると、電圧判定回路DCCの出力がハイレベルとな
るので、呼出スイッチSW1を押したインターホン子機2
ではアンド回路ANDの出力がハイレベルになって、電源
供給スイッチSW2がオンとなり、モニタカメラ1に電源
が供給される。その後、モニタカメラ1のモニタ画像信
号Vpとインターホン通話信号Vi1,Vi2の双方向の送受信
がインターホン通話線3aを介して行われ、モニタテレビ
4の画像を見ながら来客者と対応することができる。な
お、このとき、他のインターホン子機2で呼出スイッチ
SW1が押されても、上述したようにそのインターホン子
機2の呼出スイッチSW1の入力はノア回路NORで阻止され
るので、そのインターホン子機2のモニタカメラ1に電
源が供給されることはなく、現在伝送されているインタ
ーホン子機2のモニタ画像信号Vpに他のモニタカメラ1
のモニタ画像信号Vpが混信することがない。
給されると、電圧判定回路DCCの出力がハイレベルとな
るので、呼出スイッチSW1を押したインターホン子機2
ではアンド回路ANDの出力がハイレベルになって、電源
供給スイッチSW2がオンとなり、モニタカメラ1に電源
が供給される。その後、モニタカメラ1のモニタ画像信
号Vpとインターホン通話信号Vi1,Vi2の双方向の送受信
がインターホン通話線3aを介して行われ、モニタテレビ
4の画像を見ながら来客者と対応することができる。な
お、このとき、他のインターホン子機2で呼出スイッチ
SW1が押されても、上述したようにそのインターホン子
機2の呼出スイッチSW1の入力はノア回路NORで阻止され
るので、そのインターホン子機2のモニタカメラ1に電
源が供給されることはなく、現在伝送されているインタ
ーホン子機2のモニタ画像信号Vpに他のモニタカメラ1
のモニタ画像信号Vpが混信することがない。
通話が終了して、インターホン親機5のハンドセット
12がセットされると、フックスイッチHSがオフとなり、
電源供給回路PSからインターホン子機2に供給される電
源の電圧は低くなる。このときデコードラッチ回路DLも
フックスイッチHSのオフによりリセットされ、表示器LD
は消灯する。そして、上述のように電源供給回路PSから
インターホン子機2に供給される電源の電圧が低くなる
と、インターホン子機2の電圧判定回路DCCの出力がロ
ーレベルになるので、電源供給スイッチSW2がオフして
モニタカメラ1への電源の供給が断たれると共に、ラッ
チ回路LTがリセットされて初期状態に戻る。
12がセットされると、フックスイッチHSがオフとなり、
電源供給回路PSからインターホン子機2に供給される電
源の電圧は低くなる。このときデコードラッチ回路DLも
フックスイッチHSのオフによりリセットされ、表示器LD
は消灯する。そして、上述のように電源供給回路PSから
インターホン子機2に供給される電源の電圧が低くなる
と、インターホン子機2の電圧判定回路DCCの出力がロ
ーレベルになるので、電源供給スイッチSW2がオフして
モニタカメラ1への電源の供給が断たれると共に、ラッ
チ回路LTがリセットされて初期状態に戻る。
ところで、上述の実施例ではモニタ画像信号Vpをベー
スバンド伝送信号とし、インターホン通話信号をキャリ
ア伝送信号としたが、逆にしても良い。また、カメラ電
源コントロール手段9によりモニタカメラ1の電源をコ
ントロールして、あるインターホン子機2がインターホ
ン親機5と通話中に、他のインターホン子機2において
呼出スイッチSW1が押されても、モニタカメラ1に電源
が供給されないようにして、モニタ画像信号Vpが重なら
ないようにしてあったが、同様にしてマイクMC1、スピ
ーカSP1への電源をコントロールすることにより、イン
ターホン通話信号の重なりを防ぐこともできる。
スバンド伝送信号とし、インターホン通話信号をキャリ
ア伝送信号としたが、逆にしても良い。また、カメラ電
源コントロール手段9によりモニタカメラ1の電源をコ
ントロールして、あるインターホン子機2がインターホ
ン親機5と通話中に、他のインターホン子機2において
呼出スイッチSW1が押されても、モニタカメラ1に電源
が供給されないようにして、モニタ画像信号Vpが重なら
ないようにしてあったが、同様にしてマイクMC1、スピ
ーカSP1への電源をコントロールすることにより、イン
ターホン通話信号の重なりを防ぐこともできる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、モニタ画像信号及びインター
ホン通話信号のうちいずれか一方の信号をベースバンド
伝送信号とし、他方の信号を上記ベースバンド信号の周
波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送波に重畳したキ
ャリア伝送信号として、上記ベースバンド伝送信号及び
キャリア伝送信号を合成して周波数多重伝送して、イン
ターホン親機とインターホン子機との間でモニタ画像信
号及びインターホン通話信号の送受信を行うので、モニ
タ画像信号を伝送する同軸ケーブルを必要とせず、イン
ターホン通話線だけでインターホン子機とインターホン
親機との信号伝送を行うことができ、このため施工が容
易となり、配線が目立って見苦しくなることがない効果
がある。また、インターホン子機の呼出スイッチが押さ
れたことを示すと共に、上記ベースバンド伝送信号及び
キャリア伝送信号の周波数帯域内の複数の周波数を時系
列に組み合わせて構成され夫々のインターホン子機毎に
個別に設定された制御信号を、インターホン親機に送信
する制御信号伝送手段を各インターホン子機に設け、上
記制御信号を検出していずれのインターホン子機からの
呼出であるかを識別する制御信号検出手段をインターホ
ン親機に設けてあるので、インターホン親機側のいずれ
のインターホン子機の呼出であるかが分かり、このため
1台のインターホン親機に対して複数台のインターホン
子機をつなぐことができる効果がある。さらに制御信号
としてベースバンド伝送信号及びキャリア伝送信号の周
波数帯域内の複数の周波数を時系列に組み合わせて構成
されたものを用いてあるので、複数台のインターホン子
機をつないでも周波数多重信号の帯域を減らす必要がな
く、従って画質及び音質の劣化を生じない効果もある。
ホン通話信号のうちいずれか一方の信号をベースバンド
伝送信号とし、他方の信号を上記ベースバンド信号の周
波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送波に重畳したキ
ャリア伝送信号として、上記ベースバンド伝送信号及び
キャリア伝送信号を合成して周波数多重伝送して、イン
ターホン親機とインターホン子機との間でモニタ画像信
号及びインターホン通話信号の送受信を行うので、モニ
タ画像信号を伝送する同軸ケーブルを必要とせず、イン
ターホン通話線だけでインターホン子機とインターホン
親機との信号伝送を行うことができ、このため施工が容
易となり、配線が目立って見苦しくなることがない効果
がある。また、インターホン子機の呼出スイッチが押さ
れたことを示すと共に、上記ベースバンド伝送信号及び
キャリア伝送信号の周波数帯域内の複数の周波数を時系
列に組み合わせて構成され夫々のインターホン子機毎に
個別に設定された制御信号を、インターホン親機に送信
する制御信号伝送手段を各インターホン子機に設け、上
記制御信号を検出していずれのインターホン子機からの
呼出であるかを識別する制御信号検出手段をインターホ
ン親機に設けてあるので、インターホン親機側のいずれ
のインターホン子機の呼出であるかが分かり、このため
1台のインターホン親機に対して複数台のインターホン
子機をつなぐことができる効果がある。さらに制御信号
としてベースバンド伝送信号及びキャリア伝送信号の周
波数帯域内の複数の周波数を時系列に組み合わせて構成
されたものを用いてあるので、複数台のインターホン子
機をつないでも周波数多重信号の帯域を減らす必要がな
く、従って画質及び音質の劣化を生じない効果もある。
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す概略構成
図、第2図は同上のインターホン子機の回路構成を示す
ブロック図、第3図は同上のインターホン親機の回路構
成を示すブロック図、第4図及び第5図は同上の伝送信
号の周波数スペクトラムを示す説明図、第6図は従来例
の概略構成図、第7図は他の従来例の伝送信号の周波数
スペクトラムを示す説明図、第8図は同上の概略構成図
である。 1はモニタカメラ、2はインターホン子機、4はモニタ
テレビ、5はインターホン親機、6,7は送受信手段、8
は制御信号伝送手段、10は制御信号検出手段である。
図、第2図は同上のインターホン子機の回路構成を示す
ブロック図、第3図は同上のインターホン親機の回路構
成を示すブロック図、第4図及び第5図は同上の伝送信
号の周波数スペクトラムを示す説明図、第6図は従来例
の概略構成図、第7図は他の従来例の伝送信号の周波数
スペクトラムを示す説明図、第8図は同上の概略構成図
である。 1はモニタカメラ、2はインターホン子機、4はモニタ
テレビ、5はインターホン親機、6,7は送受信手段、8
は制御信号伝送手段、10は制御信号検出手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−67088(JP,A) 特開 昭60−74760(JP,A) 特開 昭62−100064(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】モニタカメラを備えた複数台のインターホ
ン子機と、モニタカメラで撮影されたモニタ画像を表示
するモニタテレビを備えた1台のインターホン親機とか
らなるモニタ付きインターホン装置において、モニタ画
像信号及びインターホン通話信号のうちのいずれか一方
の信号をベースバンド伝送信号とし、他方の信号を上記
ベースバンド信号の周波数帯域外の比較的に低い周波数
の搬送波に重畳したキャリア伝送信号として、上記ベー
スバンド伝送信号及びキャリア伝送信号を合成して周波
数多重伝送して、インターホン親機とインターホン子機
との間でモニタ画像信号及びインターホン通話信号の送
受信を行い、インターホン子機の呼出スイッチが押され
たことを示すと共に、上記ベースバンド伝送信号及びキ
ャリア伝送信号の周波数帯域内の複数の周波数を時系列
に組み合わせて構成され夫々のインターホン子機毎に個
別に設定された制御信号を、インターホン親機に送信す
る制御信号伝送手段を各インターホン子機に設け、上記
制御信号を検出していずれのインターホン子機からの呼
出であるかを識別する制御信号検出手段をインターホン
親機に設けて成ることを特徴とするモニタ付きインター
ホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20230588A JP2634443B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | モニタ付きインターホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20230588A JP2634443B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | モニタ付きインターホン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250665A JPH0250665A (ja) | 1990-02-20 |
JP2634443B2 true JP2634443B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16455343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20230588A Expired - Lifetime JP2634443B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | モニタ付きインターホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634443B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6078657B2 (ja) | 2013-11-21 | 2017-02-08 | 日本たばこ産業株式会社 | シガレット |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP20230588A patent/JP2634443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0250665A (ja) | 1990-02-20 |
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