JP3584648B2 - テレビインターホンシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビインターホンシステム、更に詳しくは、ドアホン子器を接続したインターホン親機に、更に副親機を接続した構成のテレビインターホンシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅などに導入されているテレビインターホンシステムには、室内に設置されたモニタテレビ付きインターホン親機と、玄関先に設置されたカメラ付ドアホン子器とを、最も簡易な構成として2線式信号線で接続したものがある。
このシステムでは、ドアホン子器の呼出ボタンを操作したときには、インターホン親機はチャイムを鳴動させ、2線式信号線に対して電源を供給し、ドアホン子器のカメラを駆動して、カメラで撮影した映像をインターホン親機のモニタテレビに映し出すとともに、互いのスピーカ、マイクを使用した通話を可能にする(通話機能)。
【0003】
また、インターホン親機のモニタボタンを操作したときには、インターホン親機からドアホン子器に電源を供給し、カメラと同時にマイクを駆動して、ドアホン子器のカメラで撮像した映像をインターホン親機のモニタテレビに映し出すとともに、ドアホン子器のマイクによって集音した周囲の音を、インターホン親機のスピーカより聞き出すことが出来る(映像・音モニタ機能)。
【0004】
図5は、このようなシステムにおけるドアホン子器とインターホン親機間の信号スペクトラムを示した図である。
子器と親機の間では、映像信号または音声信号のいずれか一方をFM変調、他方をベースバンド信号のままとし、これらを多重化して2線式信号線を通じて伝送するが、映像信号をベースバンド信号x1で、音声信号(通話信号)をFM変調して多重化伝送するときには、子器から親機への音声信号でキャリアf1(例えば、5.5MHz)を変調、親機から子器への音声信号でキャリアf2(例えば、6.5MHz)を変調し、いわゆるFM搬送波周波数を異ならせることによって、子器と親機間の双方向の同時通話を可能としている。
【0005】
ところで現在は、インターホン親機に、更にモニタテレビ付き副親機を接続したシステムが提供されており、この副親機では、親機との内線通話以外に、子器との通話及び子機側のモニタができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記インターホン親機に副親機を接続した構成のテレビインターホンシステムでは、次のような問題があった。インターホン親機から副親機、ドアホン子器から親機を介して副親機に、映像信号をベースバンド信号で送信するとすれば、副親機を複数接続した場合などでは、親機からの配線距離が長くなり、終端に近づくにつれて、伝送ロスが大きくなり、終端に近い副親機に鮮明な映像が映し出されにくくなる。そのため、システムの拡張が制限されるという問題があった。
【0007】
これとともに、親機と副親機による内線通話も可能にしようとすれば、制御信号の送受が必要となり、また、コストの抑制を目的として音声信号もベースバンド信号で伝送するため、親機と副親機の間を4線式、更に、電源を供給するため6線式の信号線で接続する必要があった。
一方、映像信号をFM変調し、音声信号をベースバンド信号で伝送するとすれば、子器側に映像用のFM変調回路を設けねばならず、親機に対し複数の子器を接続する場合は特に、各子器に変調回路を備える必要があるので、コストアップの原因になっていた。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、インターホン親機に接続された副親機においても、ドアホン子器側のモニタ及びドアホン子器との通話ができるテレビインターホンシステムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るテレビインターホンシステムは、以下の手段を備える。
請求項1では、ドアホン子器とインターホン親機の間では、映像ベースバンド信号と、変調された音声信号とが多重化伝送され、インターホン親機と副親機の間では、変調された映像信号と、音声ベースバンド信号とが多重化伝送される構成とする。
【0010】
これによって、ドアホン子器に映像用の変調回路を設ける必要がないため、コストが低減できる。また、親機から副親機には、映像信号を変調して伝送するので、伝送ロスを抑えることができ、システムの拡張が図れる。更に、制御信号も変調して多重化伝送すれば、2線式信号線によって内線通話が行える。
また請求項1では、インターホン親機は、映像ベースバンド信号を変調する映像変調部を備え、ドアホン子器から映像ベースバンド信号が送出されてきたときには、この映像ベースバンド信号を映像変調部によって変調し、副親機に送出することによって、副親機のモニタテレビに、ドアホン子器のカメラによって撮像された映像を映し出す。
【0011】
請求項2では、インターホン親機は、ドアホン子器から送出されて来る変調された音声信号を復調し、音声ベースバンド信号にする音声復調部と、副親機から送出されて来る音声ベースバンド信号を変調する音声変調部とを備えて、ドアホン子器と副親機の通話を可能にする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面とともに説明する。
図1は、本発明に係るテレビインターホンシステムの概略を示した構成図である。
図示するように、このテレビインターホンシステムは、室内に設置されたモニタテレビ付インターホン親機Aと、玄関先に設置されたカメラ付ドアホン子器Bとを、2線式信号線を通じて接続し、更にこのインターホン親機Aに、別の2線式信号線を通じて、モニタテレビ付き副親機Cを接続している。
【0013】
ここでは、インターホン親機Aに対して、2台のドアホン子器Bを、それぞれ電気錠解錠ボタンEなどを介して、スター配線で接続するとともに、3台のモニタテレビ付き副親機Cと4台のモニタテレビなし副親機Dとを混在させ、バス配線で接続している場合を示している。
また、モニタテレビなし副親機Dの3台目以降(#3,#4)はローカルで電源供給するようにしており(矢印ア)、更に、このシステムでは、各副親機C,Dを2線式信号線の特性インピーダンスより高い入力インピーダンスとし、終端抵抗を上記特性インピーダンスと等しくして、同軸ケーブルを使用しない構成で、安価かつ容易な配線を実現している。
【0014】
このような構成において、ドアホン子器Bとインターホン親機Aの間では、映像ベースバンド信号と、FM変調された音声信号とが多重化伝送され、インターホン親機Aと副親機C,Dの間では、FM変調された映像信号と、音声ベースバンド信号とが多重化伝送される。なお、ここでは、変調方式はFM変調としているが、本発明はこれには限定されることはない。
【0015】
インターホン親機Aでは、ドアホン子器Bから送出されて来る映像ベースバンド信号をFM信号に変調し、副親機C側に送出して、副親機CのモニタテレビTVに、ドアホン子器Bのカメラによって撮像された映像を映し出す。
また、ドアホン子器Bから送出されて来るFM変調された音声信号を復調し、音声ベースバンド信号として副親機C,Dに送出し、副親機C,Dから送出されて来る音声ベースバンド信号をFM信号に変調してドアホン子器Bに送出することによって、ドアホン子器Bと副親機C,Dとの間での通話を可能にする。
【0016】
親機Aと副親機C,Dの間では、映像信号をFM変調して伝送するので、両者の配線距離が長くなったとしても、終端に近い副親機Cにおいて映像の劣化が生じない。一方、親機Aと子器Bとの間は、距離が比較的短いので、ベースバンド伝送としても映像の劣化は殆ど考慮しなくてよい。
このように、このインターホンシステムでは、親機Aと子器Bとを接続した2線式信号線には、音声信号と映像信号と、スピーカ、マイク、カメラを駆動するための直流電源とを重畳させた信号を伝送している。つまり、通話モード時は、親機Aから子器Bへは、通話のための電源とカメラ電源が供給され、親機Aと子器Bとは、異なるキャリアを変調した2つの音声信号を送受し、子器Bから親機Aには映像信号を送出する。
【0017】
また、親機Aと副親機C,Dとを接続した2線式信号線には、音声信号と映像信号と、モニタテレビなし副親機D(#1,#2)を駆動させるための直流電源とを重畳させた信号を伝送している。
次に、このテレビインターホンシステムの基本動作について説明する。
待機時には、親機Aと子器B間の2線式信号線には、音声信号がなく、待機時の電圧レベル(6V)に親機側と子器側のキャリアが重畳されており、子器Bでは、通電表示灯(不図示)が点灯している。このとき、親機Aから子器Bには駆動電源が供給されないため、子器B側のスピーカはオフ状態になっている。
【0018】
この状態で、子器Bの呼出ボタンbが操作されると、待機時の電圧レベルが急激に低下するので、親機Aがこれを検出し、チャイムを鳴動させるとともに、子器B側に電源を供給する。これによって、子器Bのカメラで撮影した映像を親機AのモニタテレビTVに映し出し、チャイムの鳴動に対して通話ボタンb3を操作して応答すれば、双方での通話ができる。
【0019】
このとき、副親機CのモニタテレビTVにも、子器B側の映像が映し出されており、また、副親機C,Dにおいて通話ボタンb3を操作すれば、子器Bとの通話が出来る。
更に、親機Aと各副親機C,Dには、内線呼ボタンb1を備えており、これを操作すれば、FSK変調された制御信号を送出して、一斉呼出を行い、親機Aあるいは副親機C,Dのいずれかと通話することが出来る。
【0020】
続いて、モニタ時の動作について説明すると、待機状態であるときに、親機Aのモニタボタンb2を操作すると、電源の供給を開始し、子器Bのマイクとカメラを駆動して、映像信号と音声信号とが子器Bから親機Aに送出される。
また、副親機Cのモニタボタンb2を操作したときには、制御信号を親機Aに送出し、親機Aから子器Bに電源を供給して、子器Bから映像信号と音声信号を親機Aを介して副親機Cに送出する。
【0021】
次に、モニタテレビ付きインターホン親機Aの構成について、図2のブロック図とともに説明する。
ちなみに、モニタテレビ付き副親機Cの構成は、この図から副親機C,Dを接続するための多重化回路20、映像FM変調回路21、制御信号回路22、音声信号回路23を除いたものであり、モニタテレビなしの副親機Dの構成は、更に、モニタテレビTVに映像を映し出すためのテレビ電源回路9、テレビ回路10、明るさ切替スイッチsw1、モニタボタンb2を除いたものになる。
【0022】
このインターホン親機Aの各部は、制御用マイコン1によって制御されており、ドアホン子器Bとは、多重化回路2を通じて映像信号と音声信号とを多重化した信号が送受され、副親機C,Dとは、多重化回路20を通じて多重化信号が送受される。
なお、この親機Aには各種スイッチ類を備えており、これらのそれぞれの機能を説明すると、明るさ切替スイッチsw1によりモニタテレビTVの明度を切り替え、内線呼ボタンb1によって副親機C,Dを一斉に呼び出し、モニタボタンb2によって子器B側の映像・音モニタを開始し、内線/通話ランプL1によって通話中であることを示し、通話ボタンb3によって通話を開始し、呼出音量切替スイッチsw2によってチャイム音の音量を切り替える。
【0023】
以下には、通話モード時の動作について説明する。
待機時に、子器Bの呼出ボタンbが操作されると、呼出検知回路4が電圧レベルの低下を検出し、マイコン1はチャイム音出力回路13を作動させてスピーカSPからチャイムを鳴動させるとともに、子器給電回路3から多重化回路2を通じて子器B側に電源を供給する。これによって、子器Bのカメラで撮影した映像が送出されて来るので、このベースバンド信号である映像信号を映像信号増幅回路5によって増幅し、テレビ電源回路9から電源が供給されているテレビ回路10によって、モニタテレビTVにその映像を映し出す。
【0024】
これに応答して、通話ボタンb3を操作すれば、ハンズフリー通話回路8を作動して、マイクMIを通じて入力された音声を、マイクアンプ回路a2によって増幅し、音声FM変調回路6によって親機A側のキャリアをFM変調して、子器B側に送出する。
また、子器Bから、子器B側のキャリアをFM変調した音声信号を受けると、音声FM復調回路7によって復調し、スピーカアンプ回路a1によって増幅してスピーカSPから音声を出力する。
【0025】
ここに、図中、11はスイッチング電源回路、12はマイコン用の電源回路12である。
次に、副親機C,D側で応答する場合を説明すると、子器Bからの呼出を検出すると、制御信号回路22を通じて呼出があったことを示す信号を送出し、副親機C,D側でチャイムを鳴動させる。そして、子器Bから映像ベースバンド信号が送出されて来ると、映像FM変調回路21(映像変調部)によってFM信号に変調して、副親機C,D側に送出して、モニタテレビTVを備えている副親機Cにおいてのみ映像を映し出す。
【0026】
チャイムの鳴動に応答して、副親機C,Dの通話ボタンb3が操作され、制御信号が送出されて来ると、子器Bから送出されて来るFM変調された音声信号は、音声FM復調回路7(音声復調部)によって復調された後、音声信号回路23によって音声ベースバンド信号として副親機C,Dに送出される一方、副親機C,Dから送出されて来る音声ベースバンド信号は、音声信号回路23によって受けた後、音声FM変調回路6(音声変調部)によってFM信号に変調され、子器B側に送出される。これによって、ドアホン子器Bと副親機C,D間において通話ができる。
【0027】
このように、本発明では、ドアホン子器Bと副親機C,Dとの間で信号が送受されるときでも、ドアホン子器Bとインターホン親機A間の2線式信号線では、映像ベースバンド信号と、FM変調された音声信号とが多重化伝送され、インターホン親機Aと副親機C,D間の2線式信号線では、FM変調された映像信号と、音声ベースバンド信号とが多重化伝送される。
【0028】
次に、ドアホン子器Bの構成を図3に示す。
ドアホン子器Bからインターホン親機Aには、多重化回路30を通じて、カメラ40(CCD型撮像素子)によって撮影された映像のベースバンド信号と、マイクMIbで集音されFM変調された音声信号とが多重化されて送受され、更に、親機A側からの音声信号が多重化されて送られてきたときには、多重化回路30によってこの音声信号を分離した後、復調してスピーカSPbから出力する。
【0029】
待機時に、呼出ボタンbを操作すると、動作切換回路33がインピーダンス変換回路31によって電圧レベルを低下させる。すると、親機Aの子器給電回路3から電源が供給されるので、赤外線LED32によって訪問者に対する照度を確保するとともに、カメラ40によって撮影した映像を、映像信号処理回路41を介し、LPF出力アンプ42によって所定帯域のベースバンド信号として送出する。なお、映像信号処理回路41は、AGC(自動利得制御)によって出力レベルを調整しており、感度検出回路43により撮影感度が検出されることによって、タイミング信号発生回路44がタイミング信号(クロック)の発生を変化させている。
【0030】
また、子器B側からの音は、マイクMIbから入力され、マイクアンプ回路a12によって増幅された後、変調回路34によって子器B側のキャリアをFM変調して、FM信号出力回路35から親機A側に送出される。
一方、親機A側のキャリアをFM変調した音声信号を受けると、FM信号アンプ回路36によって増幅し、復調回路37によって復調した後、スピーカアンプ回路a11によって増幅されてスピーカSPbから出力される。なお、モニタモードにおいては、ミュート回路38によって親機A側からの音声がスピーカSPbから出力されないようにしている。
【0031】
次に、インターホン親機Aの別の構成について、図4のブロック図とともに説明する。
このインターホン親機A’は、副親機C,Dは接続しないが、増設スピーカ(不図示)を接続し、この増設スピーカからドアホン子器Bからの呼出音(チャイム音)を鳴動させる構成になっている。
【0032】
そのため、図2のインターホン親機Aの構成のうち、多重化回路20、映像FM変調回路21、制御信号回路22、音声信号回路23、内線呼ボタンb1を備えず、内線/通話ランプL1の代わりに通話ランプL2を備え、チャイム音出力回路13は増設スピーカアンプ回路a3に接続された構成になっている。
待機時に、子器Bの呼出ボタンbが操作されると、呼出検知回路4が電圧レベルの低下を検出し、マイコン1がチャイム音出力回路13を作動させ、増設スピーカからチャイムを鳴動させる。その後、子器給電回路3から多重化回路2を通じて子器B側に電源を供給すると、子器Bのカメラ40で撮影した映像が送出されて来るので、そのベースバンド信号である映像信号を映像信号増幅回路5によって増幅し、テレビ回路10によってモニタテレビTVに映像を映し出す。
【0033】
そして、通話ボタンb3を操作すれば、ハンズフリー通話回路8が作動して、マイクMIを通じて入力された音声を、音声FM変調回路6により親機A’側のキャリアをFM変調して、子器B側に送出するとともに、子器Bから子器B側のキャリアをFM変調した音声信号を受けると、音声FM復調回路7によって復調し、スピーカSPから出力することによって、双方の通話を実現する。
【0034】
このように、副親機C,Dを接続しないタイプのインターホン親機A’であっても、音声信号をFM変調信号、映像信号をベースバンド信号として伝送とするタイプの子器Bを接続し、子器Bの構造、設定を変えることなく使用することが出来る。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明からも理解されるように、本発明の請求項1又は2に記載のテレビインターホンシステムによれば、ドアホン子器とインターホン親機の間では、映像ベースバンド信号と、変調された音声信号とを多重化伝送するので、ドアホン子器に映像用の変調回路を設ける必要がなく、コストの上昇を抑えることが出来る。他方、インターホン親機と副親機の間では、変調された映像信号と、音声ベースバンド信号とを多重化伝送するので、複数の副親機を接続し、親機から終端までの距離が長くなった場合でも、映像信号の劣化を抑えることができ、配線の延長、映像分岐などのシステムの拡張が図れる。
【0036】
また、ドアホン子器とインターホン親機、インターホン親機と副親機のそれぞれを、2線式信号線で接続した構成とでき、インターホン親機によって、映像ベースバンド信号を変調するとともに、変調された音声信号を復調して音声ベースバンド信号にし、逆に音声ベースバンド信号を変調することによって、内線通話に加え、従来のように、副親機での子器側のモニタ及び子器との通話を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビインターホンシステムの一例を示した構成図である。
【図2】モニタテレビ付きインターホン親機の構成の一例を示したブロック図である。
【図3】カメラ付きドアホン子器の構成の一例を示したブロック図である。
【図4】モニタテレビ付きインターホン親機の構成の別の例を示したブロック図である。
【図5】テレビインターホンシステムにおける周波数スペクトラムを示す図である。
【符号の説明】
A・・・モニタテレビ付きインターホン親機
1・・・制御用マイコン
2・・・多重化回路
5・・・映像信号増幅回路
6・・・音声FM変調回路
7・・・音声FM復調回路
8・・・ハンズフリー通話回路
10・・・テレビ回路
20・・・多重化回路
21・・・映像FM変調回路
22・・・制御信号回路
23・・・音声信号回路
b1・・・内線呼ボタン
b2・・・モニタボタン
b3・・・通話ボタン
TV・・・モニタテレビ
B・・・カメラ付きドアホン子器
30・・・多重化回路
34・・・変調回路
37・・・復調回路
40・・・カメラ(CCD)
b・・・呼出ボタン
C・・・モニタテレビ付き副親機
D・・・モニタテレビなし副親機
Claims (2)
- 1または複数のカメラ付きドアホン子器を、2線式信号線を介してモニタテレビ付きインターホン親機に接続し、更に、このインターホン親機に、別の2線式信号線を介して、1または複数のモニタテレビ付き副親機を接続した構成のテレビインターホンシステムであって、
上記ドアホン子器と上記インターホン親機の間では、映像ベースバンド信号と、変調された音声信号とが多重化伝送され、
上記インターホン親機と上記副親機の間では、変調された映像信号と、音声ベースバンド信号とが多重化伝送され、
上記インターホン親機は、映像ベースバンド信号を変調する映像変調部を備え、上記ドアホン子器から映像ベースバンド信号が送出されてきたときには、この映像ベースバンド信号を上記映像変調部によって変調し、上記副親機に送出することによって、副親機のモニタテレビに、上記ドアホン子器のカメラによって撮像された映像を映し出すことを特徴とするテレビインターホンシステム。 - 請求項1に記載のテレビインターホンシステムにおいて、
上記インターホン親機は、上記ドアホン子器から送出されて来る変調された音声信号を復調し、音声ベースバンド信号にする音声復調部と、上記副親機から送出されて来る音声ベースバンド信号を変調する音声変調部とを備えて、
上記ドアホン子器と上記副親機の通話を可能にしたことを特徴とするテレビインターホンシステム。
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