JP2619493B2 - モニタ付きインターホン装置 - Google Patents

モニタ付きインターホン装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モニタカメラ及びモニタテレビによって来
客の監視を行うことができるモニタ付きインターホン装
置に関するものである。
[従来の技術] モニタカメラ及びモニタテレビによって来客の監視を
行うことができる従来のこの種のモニタ付きインターホ
ン装置は、第5図に示すように、モニタカメラ1を備え
たインターホン子機2と、モニタカメラ1で撮影された
モニタ画像を表示するモニタテレビ4を備えたインター
ホン親機5とで構成されている。このインターホン装置
では、インターホン通話信号を伝送するペア線よりなる
インターホン通話線3aと、モニタ画像信号を伝送する同
軸ケーブル3bとでインターホン子機2とインターホン親
機5とを接続していた。このため、既設のインターホン
装置に代えて、モニタ付きインターホン装置を設定する
場合、同軸ケーブル3bを新たに配線する必要があり、施
工が面倒になる問題があった。しかも、この付加した同
軸ケーブル3bが目立ってしまい見苦しいという問題もあ
った。
そこで、これらの問題点を解決する方法として、特願
昭62−158361号及び特願昭62−260039号に記載された方
法がある。これらのモニタ付きインターホン装置では、
第6図に示すように、モニタ画像信号Vpと、インターホ
ン子機2からインターホン親機5へ伝送されるインター
ホン通話信号Vi1と、インターホン親機5からインター
ホン子機2へ伝送されるインターホン通話信号Vi2を周
波数多重伝送することにより、第7図に示すように、イ
ンターホン子機2とインターホン親機5との間の配線を
ペア線3aのみで構成することを可能としたものである。
なお、第6図のVi1′,Vi2′はインターホン通話信号V
i1,Vi2をモニタ画像信号Vpの周波数帯域外の比較的に低
い周波数の搬送波に重畳したキャリア伝送信号である。
しかし、これら特願昭62−158361号などのモニタ付き
インターホン装置では、1台のインターホン親機5に対
して1台のインターホン子機2しか接続することができ
ず、出入り口が複数あるビルやマンション、家庭などで
要求される1台のインターホン親機5に対して複数台の
インターホン子機2を接続するという構成をとることが
できない問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、施工が容易にできると共に、配線
が目立たず、しかも1台のインターホン親機に対して複
数台のインターホン子機をつなぐことができるモニタ付
きインターホン装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はモニタ画像信号
及びインターホン通話信号のうちのいずれか一方の信号
をベースバンド伝送信号とし、他方の信号を上記ベース
バンド信号の周波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送
波に重畳したキャリア伝送信号として、上記ベースバン
ド伝送信号及びキャリア伝送信号を合成して周波数多重
伝送して、インターホン親機とインターホン子機との間
でモニタ画像信号及びインターホン通話信号の送受信を
行い、インターホン子機の呼出スイッチが押されたこと
を示し、上記ベースバンド伝送信号及びキャリア伝送信
号の周波数帯域外で夫々のインターホン子機毎に周波数
の毎なる制御信号を、インターホン親機に送信する制御
信号伝送手段を各インターホン子機に設け、上記制御信
号を検出していずれのインターホン子機からの呼出であ
るかを識別する制御信号検出手段をインターホン親機に
設けてある。
(作用) 本発明は、上述のようにモニタ画像信号及びインター
ホン通話信号のうちのいずれか一方の信号をベースバン
ド伝送信号とし、他方の信号を上記ベースバンド信号の
周波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送波に重畳した
キャリア伝送信号として、上記ベースバンド伝送信号及
びキャリア伝送信号を合成して周波数多重伝送して、イ
ンターホン親機とインターホン子機との間でモニタ画像
信号及びインターホン通話信号の送受信を行うことによ
り、モニタ画像信号を伝送する同軸ケーブルを必要とせ
ず、インターホン通話線だけでインターホン子機とイン
ターホン親機との信号伝送を行うことができるようにし
たものである。また、インターホン子機の呼出スイッチ
が押されたことを示し、上記ベースバンド伝送信号及び
キャリア伝送信号の周波数帯域外で夫々のインターホン
子機毎に周波数の異なる制御信号を、インターホン親機
に送信する制御信号伝送手段を各インターホン子機に設
け、上記制御信号を検出していずれのインターホン子機
からの呼出であるかを識別する制御信号検出手段をイン
ターホン親機に設けることにより、インターホン親機側
でいずれの子機からの呼出であるかを分かるようにし
て、1台のインターホン親機に対して複数台のインター
ホン子機をつなぐことができるようにしたものである。
(実施例) 第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示す。本実施
例のモニタ付きインターホン装置は、第1図に示すよう
に、夫々モニタカメラ1を備えた複数台(N台)のイン
ターホン子機2と、モニタカメラ1で撮影されたモニタ
画像を表示するモニタテレビ4を備えた1台のインター
ホン親機5とで構成されている。
インターホン子機2は、第2図に示すように、上記モ
ニタカメラ1の他に、インターホン親機5を呼び出す呼
出スイッチSW1、インターホン親機5との間で通話を行
うためのマイクMC1及びスピーカSP1を備えている。一
方、インターホン親機5は、第3図に示すように、モニ
タテレビ4の他に、インターホン子機2との間で通話を
行うためのハンドセット12(第3図ではマイクMC2及び
スピーカSP2で示してある。)、インターホン子機2か
らの呼出があることを知らせる呼出ベル11、及び呼出の
あったインターホン子機2を特定表示するための表示器
LD1〜LDNとを備えている。
インターホン子機2は、モニタカメラ1のモニタ画像
信号Vp及びマイクMC1のインターホン通話信号Vi1をイン
ターホン親機5に送信する送信回路6aと、インターホン
親機5から送信されるインターホン通話信号Vi2を受信
する受信回路6bとからなる送受信手段6を備えている。
また、インターホン親機5は、インターホン子機2の伝
送信号からインターホン通話信号Vi1とモニタ画像信号V
pを分離抽出して受信する受信回路7aと、マイクMC2のイ
ンターホン通話信号Vi2をインターホン子機2に送信す
る送信回路7bとからなる送受信手段7を備えている。つ
まり、本実施例においても、特願昭62−158361号などと
同様に、テレビカメラ1から出力されるモニタ画像信号
Vpをベースバンド伝送信号としてインターホン親機5に
送信すると共に、マイクMC1のインターホン通話信号Vi1
をモニタ画像信号Vpの周波数帯域外で比較的に低い周波
数の搬送波に重畳してインターホン親機5に送信し、マ
イクMC2のインターホン通話信号Vi2をモニタ画像信号Vp
の周波数帯域外で上記インターホン通話信号Vi1よりも
高く比較的に低い周波数の搬送波に重畳してインターホ
ン子機2に送信するようにして、周波数多重伝送を行っ
ている。従って、本実施例でもペア線からなるインター
ホン通話線3aだけでインターホン子機2とインターホン
親機5とを接続でき、このため施工が容易にでき、配線
が目立つことがない。なお、本実施例の場合には複数台
のインターホン子機2を備えているので、インターホン
通話線3aは第1図に示すようにバス形式で配線してあ
る。
さらに、上記インターホン子機2及びインターホン親
機5との送信回路6a,7b及び受信回路6b,6aの構成につい
て説明する。インターホン子機2の送信回路6aは、マイ
クMC1から出力されるインターホン通話信号Vi1を増幅す
る低周波アンプA1と、搬送波をインターホン通話信号Vi
1にて変調する変調回路MD1と、変調器MD1から出力され
るキャリア伝送信号Vi1′とモニタ画像信号Vpとを混合
するミキサMIXと、ミキサMIXから出力される周波数多重
信号Vipを増幅してインターホン通話線3aに送出するア
ンプA2とで構成してある。受信回路6bは、インターホン
通話線3aを介して伝送された信号を増幅するアンプA
3と、インターホン親機5からのキャリア伝送信号Vi2
を抽出するバンドパスフィルタBPF1と、キャリア伝送信
号Vi2′からインターホン通話信号Vi2を復調する復調器
DM1と、インターホン通話信号Vi2を増幅してスピーカSP
1を駆動する低周波アンプA4とで構成してある。また、
インターホン親機5の受信回路7aは、インターホン通話
線3aを介して伝送される信号を増幅するアンプA6と、こ
のアンプA6の出力からモニタ画像信号Vpを抽出する映像
フィルタF1と、モニタ画像信号Vpを増幅してモニタテレ
ビ4に入力する映像アンプA7と、キャリア伝送信号V
i1′を抽出するバンドパスフィルタBPF2と、キャリア伝
送信号Vi1′からインターホン通話信号Vi1を復調する復
調器DM2と、インターホン通話信号Vi1を増幅してスピー
カSP2を駆動する低周波アンプA6とで構成してある。送
信回路7bは、マイクMC2から出力されるインターホン通
話信号Vi2を増幅する低周波アンプA9と、搬送波をイン
ターホン通話信号Vi2で変調する変調器MD2と、この変調
器MD2の出力であるキャリア伝送信号Vi2′を増幅してイ
ンターホン通話線3aに送出するアンプA10とで構成して
ある。
なお、本実施例のモニタ付きインターホン装置では、
直流電源を所定電圧に定電圧化する定電圧回路Pと、こ
の定電圧回路Pの出力のインターホン子機2への供給を
制御する電源供給回路PSとをインターホン親機5に設け
ると共に、インターホン通話線3aを介して供給される直
流電圧を信号から分離して回路電源を得る直流分離回路
DCをインターホン子機に設け、インターホン親機5から
インターホン子機2にインターホン通話線3aを介して電
源を供給するようにしてある。
ところで、本実施例では複数台のインターホン子機2
を備えているので、いずれのインターホン子機2からの
呼出であるかをインターホン親機5側で分かるようにす
る必要がある。そこで、夫々のインターホン子機2から
呼出スイッチSW1が押されたことを示す制御信号をイン
ターホン親機5に送信するようにしてあり、この制御信
号の伝送を制御信号伝送手段8で行うようにしてある。
この制御信号伝送手段8は、呼出スイッチSW1がオンさ
れたとき、出力はハイレベルとなるノア回路NORの出力
を保持するラッチ回路LTと、このときのラッチ回路LTの
出力で発振を開始する発振回路OSC1と、発振回路OSC1
出力である制御信号を増幅するアンプA5とで構成してあ
る。なお、夫々のインターホン子機2の上記発振回路OS
C1から出力される制御信号CX(Xは1,2,…,N)は、第4
図に示すように、モニタ画像信号Vp及びキャリア伝送信
号Vi1′,Vi2′の周波数帯域外の周波数の信号であり、
各インターホン子機2毎に周波数を異ならせてある。
インターホン親機5側には、インターホン子機2から
送られてくる制御信号CXを検出する制御信号検出手段10
を備えている。この制御信号検出手段10は、インターホ
ン通話線3aを介して送られてきた伝送信号を増幅するア
ンプA11と、アンプA11の出力から制御信号CXを抽出する
バンドパスプィルタBPFC1〜BPFCNと、バンドパスフィル
タBPFC1〜BPFCNの出力から制御信号CXの有無を検出する
制御信号検出回路CD1〜CDNとで構成してある。なお、上
記夫々の制御信号検出回路CD1〜CDNの出力で、表示器LD
1〜LDNを点灯して、どのインターホン子機2から呼出が
あるかを知らせる。また、夫々の制御信号検出回路CD1
〜CDNの出力はオア回路ORに入力してあり、いずれかの
インターホン子機2から呼出があった場合に、呼出ベル
11が鳴るようにしてある。この呼出ベル11はインターホ
ン親機5のハンドセット12を取り上げたときに呼出音が
停止するようにしてある。
さらに、本実施例では来客などがない場合にはモニタ
カメラ1は不動作状態にしておき、いずれかのインター
ホン子機2の呼出スイッチSW1が押され、且つインター
ホン親機5のハンドセット12が取り上げれたときに、始
めてモニタカメラ1が動作するようにしてある。このた
め、インターホン親機5の電源供給回路PSからインター
ホン通話線3aを介してインターホン子機2に供給される
電源電圧を、ハンドセット12のフックスイッチHSの状態
で異ならせてある。つまり、ハンドセット12がセットさ
れたままで、フックスイッチHSがオフのときには、電源
供給回路PSからは低い電源電圧を供給し、ハンドセット
12が持ち上がられて、フックスイッチHSがオンしたとき
始めてインターホン子機2のモニタカメラ1を動作させ
るために必要な高い電源電圧を供給する。そして、イン
ターホン子機2には、インターホン親機5から供給され
る電源電圧に応じてモニタカメラ1への電源の供給を制
御するカメラ電源コントロール手段9を設けてある。こ
のカメラ電源コントロール手段9は、直流分離回路DCの
出力電圧が高低いずれの電圧であるかを判定する電圧判
定回路DCCと、電圧判定回路DCCの出力とラッチ回路LTの
出力とのアンドをとるアンド回路ANDと、アンド回路AND
の出力でモニタカメラ1に電源を供給する電源供給スイ
ッチSW2とで構成してある。なお、電源判定回路DCCの出
力は電源電圧が高い場合にハイレベルとなり、また電源
供給スイッチSW2はアンド回路ANDの出力がハイレベルの
ときオンするようにしてある。また、制御信号伝送手段
8のラッチ回路LTは、電圧判定回路DCCの出力の立ち下
がりでリセットされる。つまり、通話が終了してインタ
ーホン親機5のハンドセット12をセットしたときに、ラ
ッチ回路LTにリセットがかかり、初期状態に戻るように
してある。また、呼出スイッチSW1とラッチ回路LTとの
間にはノア回路NORを設けてあり、このノア回路NORで呼
出スイッチSW1の出力と電圧判定回路DCCの出力とのノア
をとり、あるインターホン子機2がインターホン親機5
を呼び出して通話を行っている間に、他のインターホン
子機2の呼出スイッチSW1を押しても、後でインターホ
ン親機5を呼び出そうとするインターホン子機2のモニ
タカメラ1には電源が供給されないようにして、これに
より通話中のインターホン子機2からインターホン親機
5に送られるモニタ画像に妨害が生じないようにしてあ
る。つまり、あるインターホン子機2の呼出に応じてイ
ンターホン親機5のハンドセット12を取り上げると、す
べてのインターホン子機2の電圧判定回路DCCの出力が
ハイレベルとなるので、このノア回路NORにより他のイ
ンターホン子機2の呼出スイッチSW1のラッチ回路LTへ
の入力が阻止されて、ラッチ回路LTの出力が反転してモ
ニタカメラ1に電源が供給されないのである。
以下、本実施例の動作を説明する。まず、どのインタ
ーホン子機2も呼出スイッチSW1を押していない時、イ
ンターホン親機5の電源供給回路PSからは低い電圧の電
源が供給される。このため、電圧判定回路DCCの出力は
ローレベルとなっている。今、あるインターホン子機2
の呼出スイッチSW1が押されると、ノア回路NORの出力が
ハイレベルとなり、このノア回路NORの出力状態はラッ
チ回路LTでラッチされる。従って、発振回路OSC1が発振
して、そのインターホン子機2の制御信号CXがインター
ホン親機5に送信される。なお、発振回路OSC1の発振は
ラッチ回路LTがリセットされるまで継続、つまりは通話
が終了するまで継続する。
この制御信号CXはインターホン親機5の制御信号検出
手段10で検出され、その制御信号CXに対応する表示機LD
が点灯されると共に、呼出ベル11が鳴る。このように各
々のインターホン子機2に対応する表示器LD1〜LDNを設
けることにより、どのインターホン子機2から呼出があ
るかを一目で分かる。そして、その呼出音を聞いた家人
などがインターホン親機5のハンドセット12を取り上げ
ると、フックスイッチHSがオンとなり、呼出音が停止さ
れ、電源供給回路PSからは高い電圧の電源がインターホ
ン子機2に供給される。
このようにインターホン子機2に高い電圧の電源が供
給されると、電圧判定回路DCCの出力がハイレベルとな
るので、呼出スイッチSW1を押したインターホン子機2
ではアンド回路ANDの出力がハイレベルになって、電源
供給スイッチSW2がオンとなり、モニタカメラ1に電源
が供給される。その後、モニタカメラ1のモニタ画像信
号Vpとインターホン通話信号Vi1,Vi2の双方向の送受信
がインターホン通話線3aを介して行われ、モニタテレビ
4の画像を見ながら来客者と応対することができる。な
お、このとき、他のインターホン子機2で呼出スイッチ
SW1が押されても、上述したようにそのインターホン子
機2の呼出スイッチSW1の入力はノア回路NORで阻止され
るので、そのインターホン子機2のモニタカメラ1に電
源が供給さることはなく、現在伝送されているインター
ホン子機2のモニタ画像信号Vpに他のインターホン子機
2のモニタ画像信号Vpが混信することがない。
通話が終了して、インターホン親機5のハンドセット
12がセットされると、フックスイッチHSがオフとなり、
電源供給回路PSからインターホン子機2に供給される電
源の電圧は低くなる。このため、インターホン子機2の
電圧判定回路DCCの出力がローレベルになり、モニタカ
メラ1の電源の供給が断たれると共に、ラッチ回路LTが
リセットされて初期状態に戻る。
ところで、上述の実施例ではモニタ画像信号Vpをベー
スバンド伝送信号とし、インターホン通話信号をキャリ
ア伝送信号としたが、逆にしても良い。また、カメラ電
源コントロール手段9によりモニタカメラ1の電源をコ
ントロールして、あるインターホン子機2がインターホ
ン親機5と通話中に、他のインターホン子機2において
呼出スイッチSW1が押されても、そのインターホン子機
2のモニタカメラ1に電源が供給されないようにして、
モニタ画像信号Vpが重ならないようにしてあったが、同
様にしてマイクMC1、スピーカSP1への電源の供給をコン
トロールすることにより、インターホン通話信号Vi1,Vi
2の重なりを防ぐこともできる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、モニタ画像信号及びインター
ホン通話信号のうちのいずれか一方の信号をベースバン
ド伝送信号とし、他方の信号を上記ベースバンド信号の
周波数帯域外の比較的に低い周波数の搬送波に重畳した
キャリア伝送信号として、上記ベースバンド伝送信号及
びキャリア伝送信号を合成して周波数多重伝送して、イ
ンターホン親機とインターホン子機との間でモニタ画像
信号及びインターホン通話信号の送受信を行うので、モ
ニタ画像信号を伝送する同軸ケーブルを必要とせず、イ
ンターホン通話線だけでインターホン子機とインターホ
ン親機との信号伝送を行うことができ、このため施工が
容易となり、配線が目立って見苦しくなることがない効
果がある。また、インターホン子機の呼出スイッチが押
されたことを示し、上記ベースバンド伝送信号及びキャ
リア伝送信号の周波数帯域外で夫々のインターホン子機
毎に周波数の異なる制御信号を、インターホン親機に送
信する制御信号伝送手段を各インターホン子機に設け、
上記制御信号を検出していずれのインターホン子機から
の呼出であるかを識別する制御信号検出手段をインター
ホン親機に設けてあるので、インターホン親機側でいず
れのインターホン子機の呼出であるかが分かり、このた
め1台のインターホン親機に対して複数台のインターホ
ン子機をつなぐことできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す概略構成
図、第2図は同上のインターホン子機の回路構成を示す
ブロック図、第3図は同上のインターホン親機の回路構
成を示すブロック図、第4図は同上の伝送信号の周波数
スペクトラムを示す説明図、第5図は従来例の概略構成
図、第6図は他の従来例の伝送信号の周波数スペクトラ
ムを示す説明図、第7図は同上の概略構成図である。 1はモニタカメラ、2はインターホン子機、4はモニタ
テレビ、5はインターホン親機、6,7は送受信手段、8
は制御信号伝送手段、10は制御信号検出手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−91789(JP,A) 特開 平1−243684(JP,A) 特開 昭60−106280(JP,A) 実開 昭63−131255(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モニタカメラを備えた複数台のインターホ
    ン子機と、モニタカメラで撮影されたモニタ画像を表示
    するモニタテレビを備えた1台のインターホン親機とか
    らなるモニタ付きインターホン装置において、モニタ画
    像信号及びインターホン通話信号のうちのいずれか一方
    の信号をベースバンド伝送信号とし、他方の信号を上記
    ベースバンド信号の周波数帯域外の比較的に低い周波数
    の搬送波に重畳したキャリア伝送信号として、上記ベー
    スバンド伝送信号及びキャリア伝送信号を合成して周波
    数多重伝送して、インターホン親機とインターホン子機
    との間でモニタ画像信号及びインターホン通話信号の送
    受信を行い、インターホン子機の呼出スイッチが押され
    たことを示し、上記ベースバンド伝送信号及びキャリア
    伝送信号の周波数帯域外で夫々のインターホン子機毎に
    周波数の異なる制御信号を、インターホン親機に送信す
    る制御信号伝送手段を各インターホン子機に設け、上記
    制御信号を検出していずれのインターホン子機からの呼
    出であるかを識別する制御信号検出手段をインターホン
    親機に設けて成ることを特徴とするモニタ付きインター
    ホン装置。
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