JP2001186509A - テレビドアホンシステム - Google Patents

テレビドアホンシステム

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JP2001186509A
JP2001186509A JP36541799A JP36541799A JP2001186509A JP 2001186509 A JP2001186509 A JP 2001186509A JP 36541799 A JP36541799 A JP 36541799A JP 36541799 A JP36541799 A JP 36541799A JP 2001186509 A JP2001186509 A JP 2001186509A
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intercom
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video
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Akihiko Hasegawa
明彦 長谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のモニタ釦をテレビ付きインターホン親
機に設けることなく、直ちに所望のカメラ付きドアホン
子機による映像、音声モニタのできるテレビドアホンシ
ステムを提供すること。 【解決手段】 複数のカメラ付きドアホン子機2と、カ
メラ付きドアホン子機2にて撮影された映像を映し出し
インターホン通話を行うテレビ付きインターホン親機3
とを備えてその間をそれぞれ2線ケーブル6によって接
続するとともに、テレビ付きインターホン親機3からカ
メラ付きドアホン子機2へ電源供給して所望のカメラ付
きドアホン子機2に撮影させた映像を映し出し、映像、
音声モニタを行うテレビドアホンシステムである。テレ
ビ付きインターホン親機3は、その操作の時間長さ、回
数等の操作状態に対応させて所望のカメラ付きドアホン
子機2を動作制御する1つのモニタ用の操作スイッチ4
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ付きインタ
ーホン親機とカメラ付きドアホン子機とが2線ケーブル
によって接続されたテレビドアホンシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示す如く、テレビカメ
ラによって撮影した映像信号を出力する少なくとも2つ
のカメラ付きドアホン子機(以下、カメラ子機と称す
る)Aと、映像信号を入力してカメラ子機Aにて撮影さ
れた映像を映し出しインターホン通話を行うテレビ付き
インターホン親機(以下、テレビ親機と称する)Bとを
備え、テレビ親機B及びカメラ子機A間をそれぞれ2線
ケーブルFによって接続したテレビドアホンシステムが
ある。
【0003】この場合、テレビ親機B及び、このテレビ
親機Bに接続されたテレビ付きインターホン副親機C
(以下、テレビ副親機と称する)は、拡声通話方式と呼
ばれる、音声スイッチによりインターホン通話を行うも
のである。このインターホン通話は、カメラ子機Aから
その呼出釦を操作されたときに、テレビ親機B及びテレ
ビ副親機Cに設けられたインターホン通話を行うための
通話釦と呼ばれる操作スイッチDにより達成される。ま
た、このテレビドアホンシステムは、テレビ親機Bに設
けられたモニタ釦と呼ばれる操作スイッチEを操作し、
そのテレビ親機Bに接続された2つのカメラ子機A,A
の通話回路及び映像回路の動作制御を行って、住宅の外
回りの門あるいは玄関周囲の映像及び音声モニタを順次
行い、簡易的な防犯モニタも行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、2つのカメラ子機A,Aを起動さ
せる場合、例えばテレビ親機Bにてそれを行うときに、
まず、テレビ親機Bのモニタ釦を操作して一方のカメラ
子機Aが起動され、次いで一定時間(例えば30秒程
度)内に、再びそのモニタ釦を操作すると他方のカメラ
子機Aが起動され、順次に映像及び音声モニタを行うこ
ととなる。そのため、例えば、カメラ子機Aが住宅の外
玄関及び内玄関にそれぞれ設置された状態で、例えば内
玄関のみモニタしようとしたときに、必ず外玄関のモニ
タをした後に内玄関のモニタを行うこととなる。すなわ
ち、最初から内玄関をモニタすることができない。
【0005】ところで、上記問題の対応策として、カメ
ラ子機Aの接続数に対応させてテレビ親機Bに複数個の
モニタ釦を設けることが考えられる。しかし、この場
合、接続するカメラ子機Aの数に対応した数のモニタ釦
をテレビ親機に設けることとなり、テレビ親機Bの外形
が必要以上に大きくなることも想定され、テレビ親機B
の設置スペース上に問題があった。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、多数のモニタ釦をテレビ
付きインターホン親機に設けることなく、直ちに所望の
カメラ付きドアホン子機による映像、音声モニタのでき
るテレビドアホンシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のテレビドアホンシステムにあっては、テレ
ビカメラによって撮影した映像信号を出力する少なくと
も2つのカメラ付きドアホン子機と、映像信号を入力し
てカメラ付きドアホン子機にて撮影された映像を映し出
しインターホン通話を行うテレビ付きインターホン親機
とを備え、テレビ付きインターホン親機及びカメラ付き
ドアホン子機間をそれぞれ2線ケーブルによって接続す
るとともに、テレビ付きインターホン親機からカメラ付
きドアホン子機へ電源供給して所望のカメラ付きドアホ
ン子機に撮影させた映像を映し出し、映像及び/又は音
声モニタを行うテレビドアホンシステムにおいて、前記
テレビ付きインターホン親機は、前記カメラ付きドアホ
ン子機の通話回路及び/又は映像回路の動作制御用の1
つの操作スイッチを有し、同操作スイッチの操作の時間
長さ、回数等の操作状態に対応させて所望のカメラ付き
ドアホン子機を動作制御し、映像及び/又は音声モニタ
を行うことを特徴としている。
【0008】これにより、テレビ付きインターホン親機
に設けられた、カメラ付きドアホン子機の通話回路及び
/又は映像回路の動作制御用の1つの操作スイッチの、
異なる操作の時間長さ、回数等の操作状態にて、それに
対応した所望のカメラ付きドアホン子機を動作させて映
像及び/又は音声モニタを行うことができる。したがっ
て、多数のモニタ釦をテレビ付きインターホン親機に設
けることなく、直ちに所望のカメラ付きドアホン子機に
よる映像、音声モニタを行うことができて、小型化、及
びカメラ付きドアホン子機の接続数の増大に容易に対応
することが可能となる。
【0009】そして、前記操作スイッチの操作を、所定
長さ時間の操作、同操作より短い時間の操作の繰り返し
回数を組み合わせてその繰り返し回数に対応し所望のカ
メラ付きドアホン子機が起動することが好ましい。この
場合、1つの操作スイッチの繰り返し回数に対応させて
所望のカメラ付きドアホン子機が起動されるので、比較
的短い操作時間にてカメラ付きドアホン子機を起動させ
ることが可能となり、使い勝手が向上する。
【0010】また、前記操作スイッチを、その短い時間
の操作と連動して前記の異なるカメラ付きドアホン子機
が順次起動、停止するのが好ましい。この場合、1つの
操作スイッチの短い時間の操作にて異なるカメラ付きド
アホン子機を順次起動、停止連動させ、容易に巡回監視
も実現できて使い勝手がより向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の請求項
1乃至3全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態のテレビドアホンシステムを示す
構成図である。図2は、同テレビドアホンシステムの概
略構成を示すブロック図である。図3は、同テレビドア
ホンシステムの操作スイッチの操作の時間長さ、回数等
の操作状態を示す説明図である。
【0012】この実施の形態のテレビドアホンシステム
1は、テレビカメラによって撮影した映像信号を出力す
る少なくとも2つのカメラ付きドアホン子機2と、映像
信号を入力してカメラ付きドアホン子機2にて撮影され
た映像を映し出しインターホン通話を行うテレビ付きイ
ンターホン親機3とを備え、テレビ付きインターホン親
機3及びカメラ付きドアホン子機2間をそれぞれ2線ケ
ーブル6によって接続するとともに、テレビ付きインタ
ーホン親機3からカメラ付きドアホン子機2へ電源供給
して所望のカメラ付きドアホン子機2に撮影させた映像
を映し出し、映像及び/又は音声モニタを行うテレビド
アホンシステムにおいて、前記テレビ付きインターホン
親機(以下、テレビ親機と称する)3は、前記カメラ付
きドアホン子機2の通話回路及び/又は映像回路の動作
制御用の1つの操作スイッチ4を有し、同操作スイッチ
4の操作の時間長さ、回数等の操作状態に対応させて所
望のカメラ付きドアホン子機(以下、カメラ子機と称す
る)2を動作制御し、映像及び/又は音声モニタを行う
こととしている。
【0013】カメラ子機2においては、図2に示すよう
に、テレビカメラ211及びテレビカメラ211にて撮
影した映像信号を出力する映像回路212を有する映像
部21と、インターフェースとなる受電部22と、通話
部23と、テレビ親機3呼び出し用の呼出スイッチ24
1の押下に伴い、呼び出し信号を出力する信号発生回路
をもった呼出回路24と、電圧スイッチ25とを有し、
これらはいずれも端子26に接続されている。
【0014】映像部21は、来訪者を撮影し映像信号を
出力するもので、撮影した映像信号を出力するテレビカ
メラ211と、テレビカメラ211からの映像信号を、
例えば所定周波数のFM信号にFM変調する映像回路2
12とを有している。
【0015】受電部22は、上記の音声信号や映像信号
に影響を与えることなく後述するテレビ親機3から直流
電源を得るためのもので、端子26からみた入力インピ
ーダンスを所定の値に変換するためのインピーダンス変
換回路、上記の映像回路212及び通話回路231など
に電源を供給するための安定化電源を有している。
【0016】通話部23は、受話音声等を出力するスピ
ーカ232と、送話音声を入力し電気音声信号に変換す
るマイク233と、音声信号を増幅しスピーカ232を
駆動するためのスピーカアンプ、マイク233からの音
声信号を増幅するためのマイクアンプ、送話及び受話の
音声信号を一対の配線によって伝送するために4線配線
を2線配線に変換する4線2線変換回路などをもった通
話回路231とを有している。
【0017】電圧スイッチ25は、通話回路231の起
動制御をおこなうもので、端子26へ印加される電源入
力電圧の大きさを検出して通話回路231側への電源供
給のオン/オフをおこなう。この電圧スイッチ25は、
カメラ子機2の端子26へ印加される電源入力電圧が所
定の電源電圧値(例えば9V)以上であるときに、これ
を検出して通話回路231への電源供給をおこなう。
【0018】テレビ親機3は、例えば台所等住宅の居室
内に設置されるもので、映像部31と、カメラ子機2と
の通話を行うための通話部32と、電源部33と、制御
部34と、バックトーン信号を生成するトーン発生回路
35とを有している。
【0019】映像部31は、映像信号を入力して映像を
映し出すもので、カメラ子機2にて撮影された映像を映
し出すテレビモニタを有するテレビ回路部311と、カ
メラ子機2から入力されるFM変調された映像信号を所
定の信号レベルに増幅し復調する映像回路312とを有
している。
【0020】通話部32は、受話音声等を出力するスピ
ーカ及び送話音声を入力し電気音声信号に変換するマイ
クを有しているハンドセット321と、音声信号を増幅
しハンドセット321のスピーカを駆動するためのスピ
ーカアンプ、ハンドセット321のマイクからの音声信
号を増幅するためのマイクアンプ、一対の配線によって
伝送されて入力された送話及び受話の音声信号の2線配
線を4線配線に変換する音声2線4線変換回路をもって
いる通話回路322とを有している。
【0021】電源部33は、テレビ親機3の内部回路用
及びカメラ子機2への給電用の電源生成のための給電回
路331と、待機時給電回路332とを有している。待
機時給電回路332は、待機状態にて複数のカメラ子機
2,2,…へ電源供給を行うのもので、この場合、カメ
ラ子機2からの呼出信号に対応し後述する制御部34へ
呼出検出結果信号を出力する呼出検出回路をもってい
る。給電回路331は、前記カメラ子機2の電圧スイッ
チ25を制御してカメラ子機2の通話回路231を起動
させて電源供給するもので、テレビ親機3と、前記カメ
ラ子機2,2,…の一のカメラ子機2(A)との通話時
に、他のカメラ子機2(B)…(N)からの呼び出し信
号にて各給電スイッチ342を介してカメラ子機2
(B)…(N)への電源供給を行なう。この電源供給の
電圧値は、そのカメラ子機2からの呼出しに対してトー
ン発生回路35からバックトーン信号を返送し、そのカ
メラ子機2の通話回路231が音声信号を鳴動させるた
めに必要な電流のみを供給できるものである。
【0022】制御部34は、テレビ親機3の内部制御及
びカメラ子機2の動作状態を制御するもので、この場
合、ワンチップマイクロコンピュータであるマイコン3
41を主体に構成され、上記のカメラ子機動作制御を、
上記電源部33などからカメラ子機2,2,…のそれぞ
れへの供給電源の出力先である端子36,36,…への
接続切替を行う切換回路343を制御して行っている。
このマイコン341は、その内部記憶部に記憶された所
定の動作手順を規定するプログラムに基づいて切換回路
343を操作し、カメラ子機2の通話回路及び映像回路
の動作制御用の操作スイッチ4の操作の時間長さ、回数
等の操作状態に対応させて所望のカメラ子機2を動作制
御し、映像及び音声モニタを行ったり、2線平衡ケーブ
ル6,6,…の両端の電源電圧変化によってカメラ子機
2(A)…(N)の呼出スイッチ241が操作されたこ
とを検出する、前記待機時給電回路332の呼出検出回
路からの呼出検出結果信号入力にて、カメラ子機2
(A)…(N)からの呼出を監視している。
【0023】この場合、上記の映像及び音声モニタを実
行する操作スイッチ4の操作は、図3に示すように動作
手順を規定している。すなわち、図3(a)に示すよう
に、所定長さ時間の操作C1、同操作より短い時間の操
作C2の繰り返し回数を組み合わせて、その繰り返し回
数に対応し、例えばC2の操作が1回のときはカメラ子
機2(A)、例えばC2の操作が2回のときはカメラ子
機2(B)として、所望のカメラ子機2(A)…(N)
が起動するようにプログラムされている。また、このも
のにおいては、操作スイッチ4を、図3(b)に示すよ
うに、その短い時間の操作C2と連動して前記の異なる
カメラ子機2(A)…(N)が順次起動、停止するよう
にプログラムされている。
【0024】次に、上記テレビドアホンシステム1の動
作説明を行う。まず、すべてのカメラ子機2が待機状態
のときは、テレビ親機3の切換回路343は、どのカメ
ラ子機とも接続されておらず中立の状態を維持し、ま
た、カメラ子機2の端子26,26…には、待機時給電
回路332から待機電圧が印加されている。
【0025】このとき、来訪者がカメラ子機2(A)側
の呼出スイッチ241の呼出釦を押操作した場合に、カ
メラ子機2(A)の呼出回路24から呼出信号が出力さ
れ、この呼出信号がテレビ親機3の待機時給電回路33
2の呼出検出回路によって検出され、呼出検出結果信号
がマイコン341へ入力される。すると、マイコン34
1にて切換回路343がカメラ子機2(A)側の端子3
6側に接続され、給電回路331からカメラ子機2
(A)側に給電が開始される。この給電にて、カメラ子
機2(A)側の端子26の端子電圧は、待機電圧から通
話動作電圧に上昇するため、カメラ子機2(A)側の電
圧スイッチ25がオン状態となり、通話回路231と映
像回路212とが起動される。そして、その後直ちにテ
レビ親機3のマイコン341は、切換回路343をカメ
ラ子機2(A)側の端子36側に倒してトーン発生回路
35にて生成されたチャイム音などのバックトーンをカ
メラ子機2(A)側の端子26へ向けて送出する。カメ
ラ子機2(A)は、このバックトーンの音声信号を通話
回路231を通じてバックトーン報知音としてスピーカ
232を鳴動させる。
【0026】そしてさらに、テレビ親機3側の居住者が
テレビ親機3のハンドセット321を取り上げることに
より、カメラ子機2(A)との映像を確認して通話を行
うことができる。なお、切換回路343は、上記の報知
音の送出が終了したのちすぐにオフして、どちらにも接
続されない中立の状態となる。また、テレビ親機3が、
前記カメラ子機2の一のカメラ子機2、例えばカメラ子
機2(A)との通話時において他のカメラ子機2として
のカメラ子機2(B)からの呼び出し信号を入力したと
きに、呼出操作のなされたカメラ子機2(B)への電源
供給電圧を変化させて、その電圧スイッチ25を制御し
カメラ子機2(B)の通話回路231を起動させるとと
もに、カメラ子機2(B)に向けてバックトーン出力を
おこなうことができる。
【0027】その後、テレビ親機3側の通話スイッチ5
(図1参照)を押操作することにより、テレビ親機3に
てカメラ子機2(A)との映像確認による通話を行う状
態に移行した場合に、カメラ子機2(A)の端子26の
端子電圧は、バックトーン送出時電圧から通話動作電圧
に変化する。また、通話終了後は待機状態の待機電圧へ
と変化する。なお、電圧スイッチ25は、待機電圧から
バックトーン送出時電圧Vの間の所定の電源電圧値にて
オフする様に設定されている。したがって、待機状態で
はオフして通話回路231への電源の供給が自動的に停
止される。
【0028】次いで、すべてのカメラ子機2が待機状態
のときに、映像及び音声モニタを実行する操作スイッチ
4を操作したときの動作について述べる。すなわち、図
3(a)に示すように、所定長さ時間の操作C1を行
い、次いで同操作より短い時間の操作C2の操作を1回
行ったときに、映像モニタ信号がマイコン341へ入力
される。すると、マイコン341にて切換回路343が
カメラ子機2(A)側の端子36側に接続され、給電回
路331からカメラ子機2(A)側に給電が開始され
る。この給電にて、カメラ子機2(A)側の端子26の
端子電圧は、待機電圧から通話動作電圧に上昇するた
め、カメラ子機2(A)側の電圧スイッチ25がオン状
態となり、通話回路231と映像回路212とが起動さ
れる。そしてさらに、テレビ親機3側の居住者がテレビ
親機3のハンドセット321を取り上げることにより、
カメラ子機2(A)の映像を確認して映像及び音声モニ
タを行うことができる。
【0029】その後、所定時間内(例えば30秒以内)
に、テレビ親機3側の操作スイッチ4を所定長さ時間の
操作C1を行い、次いで同操作より短い時間の操作C2
の操作を2回行った場合に、カメラ子機2(A)の端子
26の端子電圧は待機電圧となって電圧スイッチ25が
オフするのと同時に、カメラ子機2(B)側の端子26
の端子電圧が、待機電圧から通話動作電圧に上昇し、カ
メラ子機2(B)側の電圧スイッチ25がオン状態とな
り、通話回路231と映像回路212とが起動されカメ
ラ子機2(B)による映像及び音声モニタを行うことが
できる。
【0030】このとき、上記所定時間内に操作スイッチ
4を操作しないモニタ終了後には待機状態の待機電圧へ
と変化する。すなわち、待機状態ではオフして通話回路
231への電源の供給が自動的に停止される。同様にし
て、操作スイッチ4を所定長さ時間の操作C1を行い、
次いで同操作より短い時間の操作C2の操作をN回行っ
た場合には所望のカメラ子機2(N)させることができ
る。
【0031】また、このものにおいては、上記以外に、
操作スイッチ4を、図3(b)に示すように、短い時間
の操作C2を行った場合に、その操作に連動して前記の
異なるカメラ子機2(A)…(N)が順次起動、停止さ
せることができる。すなわち、操作スイッチ4の短い時
間の操作C1にて異なるカメラ子機2(A)…(N)を
順次起動、停止連動させて容易に巡回監視もようにもプ
ログラムされている。
【0032】したがって、以上説明したテレビドアホン
システム1によると、テレビ親機3に設けられた、カメ
ラ子機2,2…の通話回路及び映像回路の動作制御用の
1つの操作スイッチ4の、異なる操作の時間長さ、回数
等の操作状態にて、それに対応した所望のカメラ子機2
を動作させて映像及び音声モニタを行うことができるの
で、多数のモニタ釦をテレビ親機3に設けることなく、
直ちに所望のカメラ子機2による映像、音声モニタを行
うことができ、また、小型化、及びカメラ子機2の接続
数の増大に容易に対応することができる。
【0033】そして、1つの操作スイッチ4の繰り返し
回数に対応させて所望のカメラ子機2が起動されるの
で、比較的短い操作時間にてカメラ子機2を起動させる
ことが可能となり、使い勝手が向上させることができ、
しかも、この場合、1つの操作スイッチ4の短い時間の
操作にて異なるカメラ子機2を順次起動、停止連動さ
せ、容易に巡回監視も実現できて使い勝手がより向上す
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1記載のテレビドアホンシステムにあって
は、多数のモニタ釦をテレビ付きインターホン親機に設
けることなく、直ちに所望のカメラ付きドアホン子機に
よる映像、音声モニタを行うことができて、小型化、及
びカメラ付きドアホン子機の接続数の増大に容易に対応
することが可能となる。
【0035】また、請求項2記載のテレビドアホンシス
テムにあっては、1つの操作スイッチの繰り返し回数に
対応させて所望のカメラ付きドアホン子機が起動される
ので、比較的短い操作時間にてカメラ付きドアホン子機
を起動させることが可能となり、使い勝手が向上する。
【0036】また、請求項3記載のテレビドアホンシス
テムにあっては、1つの操作スイッチの短い時間の操作
にて異なるカメラ付きドアホン子機を順次起動、停止連
動させ、容易に巡回監視も実現できて使い勝手がより向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のテレビドアホンシステ
ムを示す構成図である。
【図2】同テレビドアホンシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同テレビドアホンシステムの操作スイッチの操
作の時間長さ、回数等の操作状態を示す説明図である。
【図4】本発明の従来例であるテレビドアホンシステム
を示す構成図である。
【符号の説明】
1 テレビドアホンシステム 2 カメラ付きドアホン子機 3 テレビ付きインターホン親機 4 操作スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラによって撮影した映像信号
    を出力する少なくとも2つのカメラ付きドアホン子機
    と、映像信号を入力してカメラ付きドアホン子機にて撮
    影された映像を映し出しインターホン通話を行うテレビ
    付きインターホン親機とを備え、テレビ付きインターホ
    ン親機及びカメラ付きドアホン子機間をそれぞれ2線ケ
    ーブルによって接続するとともに、テレビ付きインター
    ホン親機からカメラ付きドアホン子機へ電源供給して所
    望のカメラ付きドアホン子機に撮影させた映像を映し出
    し、映像及び/又は音声モニタを行うテレビドアホンシ
    ステムにおいて、 前記テレビ付きインターホン親機は、前記カメラ付きド
    アホン子機の通話回路及び/又は映像回路の動作制御用
    の1つの操作スイッチを有し、同操作スイッチの操作の
    時間長さ、回数等の操作状態に対応させて所望のカメラ
    付きドアホン子機を動作制御し、映像及び/又は音声モ
    ニタを行うことを特徴とするテレビドアホンシステム。
  2. 【請求項2】 前記操作スイッチの操作を、所定長さ時
    間の操作、同操作より短い時間の操作の繰り返し回数を
    組み合わせてその繰り返し回数に対応し所望のカメラ付
    きドアホン子機が起動するようなしたことを特徴とする
    請求項1記載のテレビドアホンシステム。
  3. 【請求項3】 前記操作スイッチを、その短い時間の操
    作と連動して前記の異なるカメラ付きドアホン子機が順
    次起動、停止するようなしたことを特徴とする請求項2
    記載のテレビドアホンシステム。
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Cited By (5)

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