JP3752777B2 - テレビドアホンシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ付きインターホン親機とカメラ付きドアホン子機とが2線によって接続されたテレビドアホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ付きドアホン子機(以下、カメラ子機と称する)のテレビカメラによって撮影した映像をテレビ付きインターホン親機(以下、テレビ親機と称する)のモニターテレビに映し出し、来訪者の映像を確認して通話を行うテレビドアホンシステムにおいて、図5及び図6に示すような、カメラ子機及びテレビ親機間の接続を簡略化するために2線ケーブルによって接続するもので、複数のカメラ子機1A、1B、1C、…を接続できるものが提案されている。このテレビドアホンシステムにおいては、テレビ親機2はそれぞれのカメラ子機1A、1B、1C、…に2線ケーブルとしての2線平衡ケーブルWを介して電源供給するが、電源供給における給電直流電圧に、音声信号や映像信号を重畳する多重化伝送に制御信号も多重化し、テレビ親機2及びカメラ子機1A、1B、1C、…間の通話等の動作制御をしている。
【0003】
上記の通話動作の制御は、図6に示すように、例えば2つのカメラ子機1A、1Bが、テレビ親機2に設けられた給電回路231、231からの給電を制御するスイッチ回路24dがマイコンによって制御されて行われる。詳しくは、マイコンは、通常の待機状態においては、カメラ子機側の映像回路や音声回路が不動作となるとともに、呼出信号発生回路の呼出スイッチの閉操作などのみ検出し得る程度の低い電圧として例えば大略6Vの待機電圧Vstが、呼出検出回路をもった待機時給電回路232から出力され、動作時の通話状態においては、映像回路や通話回路を作動するために、待機電圧Vstより高い電圧値である例えば大略14Vの通話動作電圧VLが、給電回路231、231からそれぞれの端子T1、T2に出力されて2線の回線間に印加され、テレビ親機2からカメラ子機1A、1Bに向けて給電されるものである。また、テレビ親機2においては、カメラ子機1A、1Bからの呼出が待機時給電回路232に設けられた呼出検出回路にて検出され、トーン発生回路25からバックトーン報知音が、呼び出し信号が送出されたカメラ子機に向けて返送されるように切換回路24bが制御されて出力される。
【0004】
カメラ子機1A、1Bにおいては、それぞれ、テレビカメラ111によって撮影した映像信号を出力する為の映像回路112と、カメラ子機1A、1Bからの通話音声をテレビ親機2へ出力したりバックトーン報知音を出力するための通話回路と、通話音声及びバックトーン報知音の音声信号を音響信号に変換するためのスピーカ121、及びマイク122と、呼出スイッチの押下に伴い呼び出し信号を出力する呼出信号発生回路をもった呼出回路16と、テレビ親機2の給電回路231によって多重化伝送される給電用直流電圧を子器内部の電源に使用出来るよう変換を行う受電部13と、待機時に映像回路112と通話回路123とを動作を停止するための電圧スイッチ14と、を備えている。なお、電圧スイッチ14は、カメラ子機1A、1B側の端子電圧に対応して受電部13と映像回路112及び通話回路123とを接続するためのもので、待機状態の、テレビ親機2から給電される待機電圧Vstにおいては開路状態で、カメラ動作時など通話状態の、テレビ親機2から給電される通話動作電圧VLにおいては閉路状態となる動作を行うスイッチ回路で、この電圧スイッチ14によって、待機状態においてはカメラ子機1A、1Bの映像回路112と通話回路123との動作を停止させて無駄な電流消費を抑えることができる。
【0005】
上記のテレビドアホンシステムの動作は、来訪者が、図5に示す、呼出スイッチの押下をおこなう呼出釦SWBを押下操作したとき、テレビ親機2の上記呼出検出回路によりマイコン241が呼出を検知する。すると、マイコン241は、呼出しがなされたカメラ子機側の映像回路112と通話回路123を動作させるためのスイッチ回路24d、24dのいずれかのスイッチ回路24dを閉路して呼出しがなされたカメラ子機側へ一方の給電回路231から電源供給する。このとき、呼出しがなされたカメラ子機側の回線間の端子電圧は、待機電圧Vstから通話動作電圧VLに変化する。呼出しがなされたカメラ子機は、この端子電圧の上昇によって電圧スイッチ14が開路状態から閉路状態に移行し、映像回路112と通話回路123とに電源供給される。次いで、テレビ親機2は、カメラ子機から呼び出し操作があったことを室内へ伝えるために、テレビ親機2のスピーカから報知信号としてのチャイム音などの報知音を鳴動出力させ、また同時に、呼出しがなされたカメラ子機側にて、呼出釦SWBを押下操作した来訪者がテレビドアホンシステムの呼出し動作を確認できる様に、呼出しがなされたカメラ子機のスピーカ121からバックトーン報知信号としてのチャイム音などの報知音を鳴動出力させる。
【0006】
上記のバックトーン報知は、たとえばカメラ子機Aから呼び出し操作がなされたとき、まず、テレビ親機2のカメラ子機A側のスイッチ回路24dがカメラ子機Aの端子T1に接続され、次いで、トーン発生回路25にて生成された報知信号が切換回路24bを通じてカメラ子機Aへ伝送され、カメラ子機Aの通話回路123にてこの報知信号が増幅されてスピーカ121が鳴動されなされるもので、このバックトーン報知により、来訪者は呼出しの操作がテレビドアホンシステムに入力されて、テレビドアホンシステムの呼出し動作がなされたことを確認できる。バックトーン報知信号の送出が終了すると、その後、切換回路24bは直ちに開路し、テレビ親機2側の居住者がテレビ親機のハンドセット221を取り上げることにより通話が出来る。
【0007】
また、上記のテレビドアホンシステムは、例えばカメラ子機B側と通話しているときにカメラ子機A側から呼び出された場合、カメラ子機A側のスイッチ回路24dがカメラ子機A側の端子T1に接続され、上記と同じく、カメラ子機Aに対して電源供給がなされ、次いで、トーン発生回路25の切換回路24bをT1側へ接続され、バックトーン報知が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の、複数のカメラ子機を接続できるテレビドアホンシステムの構成においては、テレビ親機2はそれぞれのカメラ子機に電源を供給するため、上記したように複数の、映像回路112と通話回路123との動作させる給電回路231を搭載する必要がある。また、給電用直流電圧に音声信号、映像信号及び制御信号を重畳する多重化回路も複雑な回路構成となり、その結果、テレビ親機がコストの高いものとなっていた。さらに、最近、カメラ子機の接続台数のさらに多いテレビドアホンシステムへの要望もあり、そのときテレビ親機2は、所定のハウジングケースに回路全体が収納できず電源装置を別に設けたり、給電回路を1つしか搭載しないものを提案したりしていた。しかし上記の給電回路231が1つのものは、一のカメラ子機が通話状態のときに、他のカメラ子機から呼出し操作を行った場合には、テレビ親機は、呼び出されたカメラ子機に対して通話回路を動作させてバックトーン報知をすることができず、その結果、来訪者が、呼出しの操作がテレビドアホンシステムに入力されて、テレビドアホンシステムの呼出し動作がなされたことが確認できない不具合が生じていた。
【0009】
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、複数のカメラ子機を接続して、簡単で小型の回路構成にてバックトーン報知を確実に行うことの出来るテレビドアホンシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のテレビドアホンシステムは、テレビカメラによって撮影した映像信号を出力する少なくとも2つのカメラ付きドアホン子機と、映像信号を入力してカメラ付きドアホン子機にて撮影された映像を映し出すテレビ付きインターホン親機と、を備え、テレビ付きインターホン親機及びカメラ付きドアホン子機間をそれぞれ2線ケーブルによって接続し、テレビ付きインターホン親機がカメラ付きドアホン子機へ電源供給するとともにバックトーン報知制御を行うテレビドアホンシステムにおいて、前記カメラ付きドアホン子機は、第1の電源電圧値に基づいて通話回路の起動制御をおこなう第一電源検出スイッチと、第2の電源電圧値に基づいて映像回路の起動制御をおこなう第二電源検出スイッチと、を有し、前記テレビ付きインターホン親機が、前記カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、呼出操作のなされた他のカメラ付きドアホン子機への電源供給電圧を変化させて前記第一電源検出スイッチを制御し呼出操作のなされた他のカメラ付ドアホン子機の通話回路を起動させるとともに、呼出操作のなされた他のカメラ付ドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうこととしている。これにより、テレビ付きインターホン親機は、カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、呼出操作のなされた他のカメラ付きドアホン子機への電源供給電圧を変化させて、呼出操作のなされたカメラ付ドアホン子機の第1の電源電圧値に基づいて通話回路の起動制御をおこなう第一電源検出スイッチを制御し、そのカメラ付ドアホン子機の通話回路を起動させるとともに、そのカメラ付ドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうものとなる。
【0011】
また、請求項2記載のテレビドアホンシステムは、請求項1記載の第一電源検出スイッチを、前記カメラ付きドアホン子機が前記テレビ付きインターホン親機を呼び出すための呼出スイッチの操作と連動し自己保持する構成としている。これにより、バックトーン報知出力は、カメラ付きドアホン子機がテレビ付きインターホン親機を呼び出すための呼出スイッチの操作と連動し自己保持する第一電源検出スイッチを介して電源供給される通話回路が起動されておこなわれるものとなる。
【0012】
また、請求項3記載のテレビドアホンシステムは、テレビカメラによって撮影した映像信号を出力する少なくとも2つのカメラ付きドアホン子機と、映像信号を入力してカメラ付きドアホン子機にて撮影された映像を映し出すテレビ付きインターホン親機と、を備え、テレビ付きインターホン親機及びカメラ付きドアホン子機間をそれぞれ2線ケーブルによって接続し、テレビ付きインターホン親機がカメラ付きドアホン子機へ電源供給するとともにバックトーン報知制御を行うテレビドアホンシステムにおいて、前記カメラ付きドアホン子機は、カメラ付きドアホン子機が前記テレビ付きインターホン親機を呼び出すための呼出スイッチの操作に連動して一定時間のみ通話回路を動作させ得る通話回路起動制御用の第一電源検出スイッチと、第2の電源電圧値に基づいて映像回路の起動制御をおこなう第二電源検出スイッチと、を有し、前記テレビ付きインターホン親機が、前記カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、該他のカメラ付ドアホン子機への電源供給電圧を呼び出し待機状態の供給電圧を維持するとともに、該他のカメラ付ドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうこととしている。これにより、テレビ付きインターホン親機は、カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、該他のカメラ付ドアホン子機への電源供給電圧を呼び出し待機状態の供給電圧を維持するとともに、該他のカメラ付きドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビドアホンシステムの第1の実施の形態を図1乃至図3に基づいて、第2の実施の形態を図4に基づいて、それぞれ説明する。
【0014】
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態のテレビドアホンシステムの構成図である。図2は、図1に示すテレビドアホンシステムの要部である、カメラ付きドアホン子機の第一電圧スイッチの構成図である。図3は、図1に示すテレビドアホンシステムの要部である、テレビ付きインターホン親機の第二給電回路の構成図である。
【0015】
このテレビドアホンシステムは、従来例にて説明したものと同様に、テレビカメラによって撮影した映像信号を出力するカメラ子機1A、1Bと、映像信号を入力しカメラ子機1A、1Bにて撮影された映像を映し出すテレビ親機2と、を備えている。そして、テレビ親機2及びカメラ子機1間を2線ケーブルとしての2線平衡ケーブルWによって接続して構成され、テレビ親機2がカメラ子機1A、1Bへ電源供給するとともにバックトーン報知制御を行う。なお、本発明は、この一システム構成のみに限定するものでなく、カメラ子機は、例えば3個のものが接続されるものであっても良い。なお、カメラ子機1A、1Bは同一のもので、以降、カメラ子機1と称する。
【0016】
カメラ子機1は、例えば玄関等に設置されるもので、映像部11と、後述するテレビ親機2との通話を行う通話部12と、カメラ子機1の内部回路用電源生成のための受電部13と、第一電圧スイッチ14と、映像回路の起動制御をおこなう第二電圧スイッチ15と、呼出回路16と、を有し、これらはいずれも端子17に接続されている。
【0017】
映像部11は、来訪者を撮影し映像信号を出力するもので、撮影した映像信号を出力するテレビカメラ111と、テレビカメラ111からの映像信号を、例えば所定周波数のFM信号にFM変調する映像回路112とを有している。
【0018】
通話部12は、受話音声等を出力するスピーカ121と、送話音声を入力し電気音声信号に変換するマイク122と、音声信号を増幅しスピーカ121を駆動するためのスピーカアンプ、マイク122からの音声信号を増幅するためのマイクアンプ、送話及び受話の音声信号を一対の配線によって伝送するために4線配線を2線配線に変換する音声4線2線変換回路などをもった通話回路123とを有している。
【0019】
受電部13は、上記の音声信号や映像信号に影響を与えることなく後述するテレビ親機2から直流電源を得るためのもので、端子17からみた入力インピーダンスを所定の値に変換するためのインピーダンス変換回路、上記の映像回路112及び通話回路123などに電源を供給するための安定化電源を有している。
【0020】
第一電圧スイッチ14は、通話回路123の起動制御をおこなう第一電源検出スイッチに相当するもので、端子17へ印加される電源入力電圧の大きさを検出して通話回路123側への電源供給のオン/オフをおこなう。この第一電圧スイッチ14は、カメラ子機1の端子17へ印加される電源入力電圧が所定の第1の電源電圧値V1(例えば9V)以上であるときに、これを検出して通話回路123への電源供給をおこなう。詳しくは、図2に示すように、受電部13からの電源出力をスイッチするトランジスタスイッチQ1、第一電圧スイッチ14の出力電圧により自己保持するためのツェナーダイオードZD1、自己保持するときにトランジスタスイッチQ1をオンさせるためのトランジスタスイッチQ2、後述する呼出回路16の呼出スイッチSWからの信号逆流防止用のダイオードD1、トランジスタスイッチQ2の、ベース電流を制限するための抵抗R1及びノイズ電圧吸収用のコンデンサC1、を有している。また、このツェナーダイオードZD1のツェナー電圧は、受電部13からの電源出力が後述するバックトーン送出時電圧Vbk以下、待機電圧Vst以上の所定の電圧値V3にてトランジスタスイッチQ2をオフするように動作点が設定されている。その結果、この第一電圧スイッチ14は、カメラ子機1の端子17へ印加される電源入力電圧が所定の第1の電源電圧値V1以上であるときこれを検出して通話回路123へ電源供給をおこなうとともに所定の電源電圧値V3以下においては通話回路123への電源供給を停止させる。
【0021】
第二電圧スイッチ15は、映像回路112の起動制御をおこなう第二電源検出スイッチに相当するもので、端子17へ印加される電源入力電圧の大きさを検出して映像回路112側へ電源供給のオン/オフをおこなう。この第二電圧スイッチ15は、カメラ子機1の端子17へ印加される電源入力電圧が所定の第2の電源電圧値V2(例えば15V)以上であるときに、これを検出して映像回路112への電源供給をおこなう。
【0022】
なお、上記の所定の電源電圧値V1、V2及びV3は、テレビ親機2から電源供給されるカメラ子機1の端子17への印加電圧を、待機時は待機電圧Vst、通話時は通話動作電圧VL、通話状態にて他のカメラ子機へのバックトーン送出時はバックトーン送出時電圧Vbkとするとき、Vst、VL、Vbkとの関係を、Vst<V1<Vbk<V2<VLとなるように設定している。また、V3は、Vst<V3<Vbkとなるように設定している。
【0023】
呼出回路16は、テレビ親機2を呼び出すためのもので、図2に示すように、呼出スイッチSWと、逆流防止用のダイオードD2、及び図示していない呼出信号発生回路とを有している。この呼出回路16は、前記第一電圧スイッチ14のトランジスタスイッチQ2に並列に接続されている、呼出スイッチSWが閉路操作されたときに、呼出信号発生回路からテレビ親機2を呼び出すための呼出信号を発生する。
【0024】
テレビ親機2は、例えば台所等住宅の居室内に設置されるもので、映像部21と、カメラ子機1との通話を行うための通話部22と、電源部23と、制御部24と、バックトーン報知信号を生成するトーン発生回路25と、有している。
【0025】
映像部21は、映像信号を入力して映像を映し出すもので、カメラ子機1にて撮影された映像を映し出すテレビモニタを有するテレビ回路部211と、カメラ子機1から入力されるFM変調された映像信号を所定の信号レベルに増幅し復調する映像回路212とを有している。
【0026】
通話部22は、受話音声等を出力するスピーカ及び送話音声を入力し電気音声信号に変換するマイクを有しているハンドセット221と、音声信号を増幅しハンドセット221のスピーカを駆動するためのスピーカアンプ、ハンドセット221のマイクからの音声信号を増幅するためのマイクアンプ、一対の配線によって伝送されて入力された送話及び受話の音声信号の2線配線を4線配線に変換する音声2線4線変換回路をもっている通話回路222とを有している。
【0027】
電源部23は、テレビ親機2の内部回路用及びカメラ子機1への給電用の電源生成のための給電回路231と、待機時給電回路232と、第二給電回路233とを有している。待機時給電回路232は、待機状態にてカメラ子機1へ電源供給を行うためのもので、このものにおいては、カメラ子機1からの呼出信号を入力して後述する制御部24へ呼出検出結果信号を出力する呼出検出回路をもっている。第二給電回路233は、前記カメラ子機1の第一電圧スイッチ14を制御してカメラ子機1の通話回路123を起動させて電源供給するためのもので、テレビ親機2と、前記カメラ子機1の一のカメラ子機1、例えばカメラ子機1Aとの通話時に、他のカメラ子機1であるカメラ子機1Bからの呼び出し信号にてカメラ子機1Bへの電源供給を行なう。この電源供給の電圧値は、カメラ子機1からの呼出しに対してトーン発生回路25からバックトーン報知信号を返送する際に、他のカメラ子機1の通話回路123が、スピーカ121を駆動してバックトーンの音声信号を鳴動させるために必要な電流のみを供給できるバックトーン送出時電圧Vbkで、映像回路112を駆動できる供給能力はもっていない。すなわち、例えば、カメラ子機1全体の消費電流の大略250mAに対して、大略30mA程度の電流を供給すれば良い。従ってこの第二給電回路233は、図3の構成例にて示すように、給電回路231からの高電圧の電源回路から、所定の抵抗値をもっている抵抗R2を介してカメラ子機1A、1Bの端子17へ接続するのみにて形成している。
【0028】
制御部24は、テレビ親機2の内部制御及びカメラ子機1の動作状態を制御するもので、このものにおいては、例えばワンチップマイクロコンピュータであるマイコン241を主体に構成され、上記の動作制御を、上記電源部23などからカメラ子機1A、1Bのそれぞれへの供給電源の出力先である端子T1、T2への接続切替を行う切替手段である切換回路24a、24b、24cを制御して行っている。またマイコン241は、その内部記憶部に記憶された所定の動作手順を規定するプログラムに基づいて、2線平衡ケーブルW、Wの電源電圧変化によってカメラ子機1A、1Bの呼出スイッチSWが操作されたことを検出する、前記待機時給電回路232の呼出検出回路からの呼出検出結果信号入力にて、カメラ子機1A、1Bからの呼出を監視している。
【0029】
以上説明したテレビドアホンシステムは、テレビ親機2が、前記カメラ子機1の一のカメラ子機1、例えばカメラ子機1Aとの通話時において他のカメラ子機1としてのカメラ子機1Bからの呼び出し信号を入力したときに、呼出操作のなされたカメラ子機1B子機への電源供給電圧を変化させて、前記第一電圧スイッチ14を制御しカメラ子機1Bの通話回路123を起動させるとともに、カメラ子機1Bに向けてバックトーン報知出力をおこなう。
【0030】
詳しくは、まず、すべてのカメラ子機1が待機状態であるときには、テレビ親機2の切換回路24a、24bは、どちら側へも倒れておらずに中立の状態を維持しており、カメラ子機1の端子17、17には、待機時給電回路232から待機電圧Vstが印加されている。このとき、来訪者がカメラ子機1A側の呼出スイッチSWの呼出釦を押操作した場合に、カメラ子機1Aの呼出回路16から呼出信号が出力され、この呼出信号がテレビ親機2の待機時給電回路232の呼出検出回路によって検出され、呼出検出結果信号がマイコン241へ入力される。すると、マイコン241にて切換回路24aが端子T1側に倒され、給電回路231からカメラ子機1Aに給電が開始される。この給電にて、カメラ子機1A側の端子17の端子電圧は、待機電圧Vstから通話動作電圧VLに上昇するため、カメラ子機1A側の第一電圧スイッチ14と第二電圧スイッチ15とがオン状態となり、通話回路123と映像回路112とが起動される。そして、その後直ちにテレビ親機2のマイコン241は、切換回路24bを端子T1側に倒してトーン発生回路25にて生成されたチャイム音などの報知音をカメラ子機1Aの端子17へ向けて送出する。カメラ子機1Aは、この報知音の音声信号を通話回路123を通じてバックトーンとしてスピーカ121を鳴動させる。そしてさらに、テレビ親機2側の居住者がテレビ親機2のハンドセット221を取り上げることにより、カメラ子機1との映像を確認して通話を行うことができる。なお、切換回路24bは、上記の報知音の端子17へ向けての送出が終了したのちすぐにオフして、どちらにも接続されない中立の状態にある。
【0031】
次に、1台のカメラ子機1がテレビ親機2と通話を行っているときに、他のカメラ子機1から呼出しがあった場合の動作について述べる。いま、例えば、上記と同様の一連の動作にて、図1に示す、テレビ親機2と端子T2側に接続しているカメラ子機1Bとが通話状態にあるときに、切換回路24aは端子T2側に倒れ、切換回路24bはどちらにも接続されない中立の状態にある。そして、カメラ子機1Bには給電回路231から通話動作電圧VLが、カメラ子機1Aには待機時給電回路232からVstが供給されている。
【0032】
この状態でカメラ子機1Aの呼出スイッチSWの呼出釦SWBを押操作すると、前述のようにカメラ子機1Aから呼出信号が出力され、この呼出信号がテレビ親機2の待機時給電回路232の呼出検出回路によって検出され、呼出検出結果信号がマイコン241へ入力される。すると、トーン発生回路25にて生成された報知音をカメラ子機1Aの端子17へ向けて送出するため、マイコン241にて、第二給電回路233の出力に接続された切換回路24cをオンするとともに切換回路24bを端子T1側に倒して直流を重畳した報知音の音声信号をカメラ子機1Aへ伝送する。このとき、第二給電回路233にて供給される、カメラ子機1Aの端子17の端子電圧はバックトーン送出時電圧Vbkであり、この端子電圧においては、前述の条件より、映像回路112側の第二電圧スイッチ15はオフしたままで、第一電圧スイッチ14のみがオンして通話回路123のみに電源電圧が印加される。また、カメラ子機1Aの第一電圧スイッチ14は、呼出スイッチSWの呼出釦SWBの押操作によりオンし、その後、カメラ子機1Aの端子電圧がバックトーン送出時電圧Vbkであることによりオン状態を自己保持している。その結果、テレビ親機2により伝送された報知音の音声信号が、通話回路123を通じてバックトーンとしてスピーカ121を鳴動させる。
【0033】
その後、テレビ親機2側の図示していない通話スイッチを押操作することにより、テレビ親機2にてカメラ子機1Aとの映像を確認して通話を行う状態に移行した場合には、カメラ子機1Aの端子17の端子電圧は、バックトーン送出時電圧Vbkから通話動作電圧VLに変化する。また、通話終了後は待機状態の待機電圧Vstへと変化する。なお、第一電圧スイッチ14は、待機電圧Vstからバックトーン送出時電圧Vbkの間の所定の電源電圧値V3にてオフする様に設定されているため、待機状態ではオフして通話回路123への電源の供給が自動的に停止される。
【0034】
なお、第一電圧スイッチ14の動作を詳しく説明すると、待機状態においては、トランジスタスイッチQ1はオフしており、通話回路123へ電源は供給されない。呼出スイッチSWの呼出釦SWBを押操作された場合、ダイオードD1を通じてトランジスタスイッチQ1へベース電流が流れるために、トランジスタスイッチQ1はオンしてコレクタ側に電圧が発生する。また、このときテレビ親機2は、カメラ子機1Aの端子電圧をバックトーン送出時電圧Vbkに上昇させる。この端子電圧の上昇によりトランジスタスイッチQ2は、ツェナーダイオードZD1と抵抗R1を通じてベース電流が供給されるためオンし、トランジスタスイッチQ1のベース電流を流す。このベース電流により、呼出スイッチSWの呼出釦SWBを押操作された後は端子電圧がバックトーン送出時電圧Vbk以上であれば、第一電圧スイッチ14が自己保持状態を継続する。
【0035】
その後、テレビ親機2が待機状態へ移行するために端子電圧を待機電圧Vstへ下げたときには、ツェナーダイオードZD1の両端に加わる電圧がツェナー電圧である所定の電源電圧値V3以下になることによりトランジスタスイッチQ2のベース電圧が低下し、その結果、トランジスタスイッチQ2、Q1が共にオフ状態となる。この動作により、待機状態においてはカメラ子機1の通話回路123は動作停止状態となる。
【0036】
以上説明したテレビドアホンシステムによると、テレビ親機2は、カメラ子機1の一のカメラ子機1との通話時において他のカメラ子機1からの呼び出し信号を入力したときに、呼出操作のなされた他のカメラ子機1への電源供給電圧を変化させて、呼出操作のなされた他のカメラ子機1の第1の電源電圧値に基づいて通話回路123の起動制御をおこなう第一電圧スイッチ14を制御し、呼出操作のなされた他のカメラ子機1の通話回路123起動させるとともに、呼出操作のなされた他のカメラ子機1に向けてバックトーン報知出力をおこなうものとなるので、給電回路231が1つの場合においても、複数のカメラ子機1に対してバックトーンを発生させることが出来、以て、簡単で小型の回路構成にてバックトーン報知を確実に行うことが出来て、給電回路を複数持つ方式に比して大幅に回路を低コスト化出来る。また、バックトーン報知出力は、カメラ子機1がテレビ親機2を呼び出すための呼出スイッチSWの操作と連動し自己保持する第一電圧スイッチ14を介して電源供給される通話回路123が起動されておこなわれるものとなるので、テレビ親機2からの供給電圧の上昇を待たずに、バックトーン報知出力のための切換回路24b、24cを接続させることが可能となり、バックトーンの返送をより早く行うことができて呼出スイッチSWの操作の違和感のないものとなる。
【0037】
[第2の実施の形態]
図4は、第2の実施の形態のテレビドアホンシステムの構成図である。
【0038】
このテレビドアホンシステムは、カメラ子機1の通話回路123の起動制御とテレビ親機2の電源供給の構成とが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一である。そして、テレビ親機2が、前記カメラ子機1の一のカメラ子機1との通話時において他のカメラ子機1からの呼び出し信号を入力したときに、該他のカメラ子機1への電源供給電圧を呼び出し待機状態の供給電圧を維持するとともに、該他のカメラ子機1に向けてバックトーン報知出力をおこなうこととしている。
【0039】
詳しくは、このもののカメラ子機1は、図4に示すように、通話回路123の起動制御用の第一電源検出スイッチ18が、図2に示す第1の実施の形態のものの第一電圧スイッチ14と、この第一電圧スイッチ14への操作入力である呼出スイッチSWに並設されたタイマー回路181とによって構成されている。タイマー回路181は、呼出スイッチSWの押操作の信号によりタイマーを起動させ、テレビ親機2側からのバックトーン報知出力の送出期間中の所定の時間(例えば約3秒間)だけ第一電圧スイッチ14をオンする機能をもった回路である。また、第一電圧スイッチ14は、前記したように電源電圧の検出値に基づいて通話回路123の起動制御をおこなうが、その動作閾値は、カメラ子機1の端子17の端子電圧が通話動作電圧VLから待機電圧Vstの間に設定されており、通話動作電圧VLの印加時にはでオン、待機電圧Vstの印加時にはオフする。
【0040】
以上説明したテレビドアホンシステムは、まず、すべてのカメラ子機1が待機状態であるときに、テレビ親機2の切換回路24a、24bは、どちら側へも倒れておらずに中立の状態を維持しており、カメラ子機1の端子17、17には、待機時給電回路232から待機電圧Vstが印加されている。このとき、来訪者がカメラ子機1A側の呼出スイッチSWの呼出釦SWBを押操作した場合に、カメラ子機1Aの呼出回路16により呼出信号が出力され、この呼出信号により、タイマー回路181が起動して第一電圧スイッチ14がオンする。このタイマー回路181は、テレビ親機2側からのバックトーン報知出力の送出期間中、第一電圧スイッチ14をオンし続ける。従って、その間にテレビ親機2により伝送された報知音の音声信号は、通話回路123によりバックトーンとしてスピーカ121を鳴動させることが出来、その後のタイマー回路181の停止した以降では第一電圧スイッチ14はオフするために、待機状態では通話回路123は動作しないものとなる。
【0041】
また、上記の呼出信号は、テレビ親機2の待機時給電回路232の呼出検出回路によって検出され、呼出検出結果信号がマイコン241へ入力される。すると、マイコン241にて切換回路24aが端子T1側に倒されて、給電回路231からカメラ子機1Aに給電が開始される。この給電にて、カメラ子機1A側の端子17の端子電圧は、待機電圧Vstから通話動作電圧VLに上昇し、テレビ親機2が通話を行おうとしてさらに、テレビ親機2側の図示していない通話スイッチを押操作した場合には、第一電圧スイッチ14は通話動作電圧VLを検出してオン状態となるため、通話回路123へ電源を供給することが出来てテレビ親機2との通話が可能となる。
【0042】
以上説明したテレビドアホンシステムによると、テレビ親機2は、カメラ子機1の一のカメラ子機1との通話時において他のカメラ子機1からの呼び出し信号を入力したときに、該他のカメラ子機1への電源供給電圧を呼び出し待機状態の供給電圧を維持するとともに、該他のカメラ子機1に向けてバックトーン報知出力をおこなうものとなるので、テレビ親機2側にてバックトーン報知出力時に給電回路231を切り替える必要がないため、マイコン241による制御プログラムが単純となって開発コストの低減が図れ、またさらに、テレビ親機2側にバックトーン報知出力用に別の給電回路を用意する必要がなく、テレビ親機2をより安価に構成することが出来る。
【0043】
【発明の効果】
請求項1記載のテレビドアホンシステムは、テレビ付きインターホン親機は、カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、呼出操作のなされた他のカメラ付きドアホン子機への電源供給電圧を変化させて、呼出操作のなされた他のカメラ付きドアホン子機の第1の電源電圧値に基づいて通話回路の起動制御をおこなう第一電源検出スイッチを制御し、呼出操作のなされた他のカメラ付きドアホン子機の通話回路を起動させるとともに、呼出操作のなされた他のカメラ付きドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうものとなるので、給電回路が1つの場合においても、複数のカメラ付ドアホン子機に対してバックトーンを発生させることが出来、以て、簡単で小型の回路構成にてバックトーン報知を確実に行うことが出来て、給電回路を複数持つ方式に比して大幅に回路を低コスト化出来る。
【0044】
また、請求項2記載のテレビドアホンシステムは、請求項1記載のものの効果に加え、バックトーン報知出力は、カメラ付きドアホン子機がテレビ付きインターホン親機を呼び出すための呼出スイッチの操作と連動し自己保持する第一電源検出スイッチを介して電源供給される通話回路が起動されておこなわれるものとなるので、テレビ付きインターホン親機からの供給電圧の上昇を待たずに、バックトーン報知出力のための切換回路を接続させることが可能となり、バックトーンの返送をより早く行うことができて呼出スイッチの操作の違和感のないものとなる。
【0045】
また、請求項3記載のテレビドアホンシステムは、テレビ付きインターホン親機は、カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、該他のカメラ付ドアホン子機への電源供給電圧を呼び出し待機状態の供給電圧を維持するとともに、該他のカメラ付きドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうものとなるので、テレビ付きインターホン親機側にてバックトーン報知出力時に給電回路を切り替える必要がないため、制御プログラムが単純となって開発コストの低減が図れ、またさらに、テレビ付きインターホン親機側にバックトーン報知出力用に別の給電回路を用意する必要がなく、テレビ付きインターホン親機をより安価に構成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のテレビドアホンシステムの構成図である。
【図2】図1に示すテレビドアホンシステムの要部である、カメラ付きドアホン子機の第一電圧スイッチの構成図である。
【図3】図1に示すテレビドアホンシステムの要部である、テレビ付きインターホン親機の第二給電回路の構成図である。
【図4】第2の実施の形態のテレビドアホンシステムの構成図である。
【図5】テレビドアホンシステムの構成の説明図である。
【図6】従来例のテレビドアホンシステムの構成図である。
【符号の説明】
1(1A、1B) カメラ付きドアホン子機(カメラ子機)
112 映像回路
123 通話回路
14 第一電圧スイッチ(第一電源検出スイッチ)
15 第二電圧スイッチ(第二電源検出スイッチ)
18 一定時間のみ通話回路を動作させ得る通話回路起動制御用の第一電源検出スイッチ
SW 呼出スイッチ
2 テレビ付きインターホン親機(テレビ親機)
V1 第1の電源電圧値
V2 第2の電源電圧値
W 2線平衡ケーブル(2線ケーブル)
Claims (3)
- テレビカメラによって撮影した映像信号を出力する少なくとも2つのカメラ付きドアホン子機と、映像信号を入力してカメラ付きドアホン子機にて撮影された映像を映し出すテレビ付きインターホン親機と、を備え、
テレビ付きインターホン親機及びカメラ付きドアホン子機間をそれぞれ2線ケーブルによって接続し、テレビ付きインターホン親機がカメラ付きドアホン子機へ電源供給するとともにバックトーン報知制御を行うテレビドアホンシステムにおいて、
前記カメラ付きドアホン子機は、第1の電源電圧値に基づいて通話回路の起動制御をおこなう第一電源検出スイッチと、第2の電源電圧値に基づいて映像回路の起動制御をおこなう第二電源検出スイッチと、を有し、
前記テレビ付きインターホン親機が、前記カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、呼出操作のなされた他のカメラ付きドアホン子機への電源供給電圧を変化させて前記第一電源検出スイッチを制御し呼出操作のなされた他のカメラ付ドアホン子機の通話回路を起動させるとともに、呼出操作のなされた他のカメラ付ドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうことを特徴とするテレビドアホンシステム。 - 前記第一電源検出スイッチを、前記カメラ付きドアホン子機が前記テレビ付きインターホン親機を呼び出すための呼出スイッチの操作と連動し自己保持する構成としたことを特徴とする請求項1記載のテレビドアホンシステム。
- テレビカメラによって撮影した映像信号を出力する少なくとも2つのカメラ付きドアホン子機と、映像信号を入力してカメラ付きドアホン子機にて撮影された映像を映し出すテレビ付きインターホン親機と、を備え、
テレビ付きインターホン親機及びカメラ付きドアホン子機間をそれぞれ2線ケーブルによって接続し、テレビ付きインターホン親機がカメラ付きドアホン子機へ電源供給するとともにバックトーン報知制御を行うテレビドアホンシステムにおいて、
前記カメラ付きドアホン子機は、カメラ付きドアホン子機が前記テレビ付きインターホン親機を呼び出すための呼出スイッチの操作に連動して一定時間のみ通話回路を動作させ得る通話回路起動制御用の第一電源検出スイッチと、第2の電源電圧値に基づいて映像回路の起動制御をおこなう第二電源検出スイッチと、を有し、
前記テレビ付きインターホン親機が、前記カメラ付きドアホン子機の一のカメラ付きドアホン子機との通話時において他のカメラ付きドアホン子機からの呼び出し信号を入力したときに、該他のカメラ付ドアホン子機への電源供給電圧を呼び出し待機状態の供給電圧を維持するとともに、該他のカメラ付ドアホン子機に向けてバックトーン報知出力をおこなうことを特徴とするテレビドアホンシステム。
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