JPH04248748A - テレビドアホン - Google Patents

テレビドアホン

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Publication number
JPH04248748A
JPH04248748A JP1421791A JP1421791A JPH04248748A JP H04248748 A JPH04248748 A JP H04248748A JP 1421791 A JP1421791 A JP 1421791A JP 1421791 A JP1421791 A JP 1421791A JP H04248748 A JPH04248748 A JP H04248748A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
handset
control circuit
signal lines
side control
Prior art date
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Pending
Application number
JP1421791A
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English (en)
Inventor
Shinya Sakaida
信也 境田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH04248748A publication Critical patent/JPH04248748A/ja
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関子機とモニタ親機
を信号線で接続し、来訪者の映像を見ながら通話を行な
うテレビドアホンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテレビドアホンとして、
例えば図5に示すようなものが知られている。このテレ
ビドアホンは、玄関子機21とモニタ親機41を一対の
信号線A1,A2で接続してなる。玄関子機21は、レ
ンズ31,固体撮像素子32,映像信号処理回路33を
もつテレビカメラ22と、スピーカ34,マイク35,
音声回路36をもつ送受話器23と、映像信号処理回路
33からの映像信号Svと音声回路36に対する音声信
号Soとを複合,分離して送受する複合・分離回路24
と、信号線A1,A2から供給される直流電力Pwを各
回路に分配する電源回路25と、この電源回路25から
常時給電され、呼出ボタン26が押されたとき信号線A
1,A2に呼出信号Scを出力するとともに、電圧監視
回路27が信号線A1,A2間の高電圧,低インピーダ
ンスを検出したとき、電源回路25から各回路に至る給
電スイッチ28を閉じる制御回路29で構成される。一
方、モニタ親機41は、ディスプレイ51,映像信号処
理回路52をもつ表示部42と、スピーカ53,マイク
54,音声回路55をもつ送受話器43と、映像信号処
理回路52への映像信号Svと音声回路55に対する音
声信号Soとを複合,分離して送受する複合・分離回路
44と、アダプタ56からの直流電力を各回路および信
号線A1,A2に供給する電源回路45と、この電源回
路45から常時給電され、モニタボタン46が押された
とき、あるいは電圧監視回路47が信号線A1,A2か
らの呼出信号Scを検出したとき、電源回路45から各
回路および信号線A1,A2に至る給電スイッチ48お
よび49を閉じる制御回路50で構成される。
【0003】そして、来客が玄関子機21の呼出ボタン
26を押すと、制御回路29がスイッチ30を短時間閉
じ、信号線A1,A2間の電圧が一瞬低下する(呼出信
号Sc)。モニタ親機41の電圧監視回路47は、この
電圧低下を検出し、この検出により制御回路50が給電
スイッチ48,49を閉じ、親機の各回路に給電が始ま
るとともに、高電圧,低インピーダンスとなった信号線
A1,A2を経て直流電力Pwが玄関子機21に供給さ
れる。 すると、玄関子機21の電圧監視回路27が信号線A1
,A2の上記状態変化を検出し、この検出により制御回
路25が給電スイッチ28を閉じて、各回路24,32
,33,36に電力が供給され、玄関子機も動作状態と
なる。かくて、テレビカメラ22とマイク35からの映
像信号Svと音声信号Soは、複合・分離回路24で多
重化されて信号線A1,A2に送出され、モニタ親機4
1で受信,再生されて、映像としてディスプレイ51に
表示され、音声としてスピーカ53から出力される。ま
た、モニタ親機41のマイク54からの音声信号Soは
、信号線A1,A2を経て玄関子機21に送出され、ス
ピーカ34から音声として出力される。
【0004】さて、上記玄関子機21は、図6に示すよ
うに、1台のモニタ親機41に対して複数台接続される
。この場合、各玄関子機21a,21b,21cは、夫
々別個の一対の信号線A1,A2;B1,B2;C1,
C2でモニタ親機41に接続される一方、モニタ親機4
1の電圧監視回路47’は、どの一対の信号線に呼出信
号Sc(電圧の瞬時低下)が生じたかを検出して、その
信号線に対応する信号Sc’を制御回路50’に出力し
、制御回路50’は、上記信号Sc’によりその信号線
にのみ電圧を供給するように多接点の給電スイッチ49
’を閉じるようになっている。従って、呼出ボタン26
(図5参照)が押された玄関子機のみに給電され、この
玄関子機とモニタ親機間で通信が行なわれる。また、モ
ニタ親機41のモニタボタン46を玄関子機を指定して
押した場合は、音声回路55(図5参照)に対する音声
信号Soの入出力を停止したまま、その玄関子機のみに
上述と同様に給電が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
テレビドアホンは、モニタ親機41と各玄関子機21a
,21b,21cを個々の信号線で接続しているため、
玄関子機の台数が増えると信号線の本数も増え、配線作
業が手間のかかる煩雑なものになるという欠点がある。 また、モニタ親機41にも、信号線の数だけ端子台57
を設け、信号線の数に見合った接点数をもつ給電スイッ
チ49’を設けなければならず、構造が複雑になるばか
りでなく、接続できる玄関子機の台数が物理的に制約さ
れるという欠点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、子機識別用の信
号を伝送される信号などに重畳することによって、複数
の子機を共通の2本の信号線により親機に並列に接続で
き、配線作業および親機の構造を簡素化でき、多数の子
機を接続できるテレビドアホンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明のテレビドアホンは、呼出ボタン,送受話器お
よびテレビカメラをもつ複数の子機と、送受話器および
表示部をもつ親機を信号線で接続し、この信号線を介し
て子機に電力を供給し、両機間で呼出信号,音声信号,
映像信号を伝送するものにおいて、上記信号線を2本と
し、この信号線に子機を並列に接続するとともに、各子
機に設けられ、上記2本の信号線から送受話機とテレビ
カメラへの電力の供給を制御するためのスイッチ手段と
、各子機に設けられ、非動作時に子機の呼出ボタンが押
されたとき、上記2本の信号線間の電圧信号または上記
呼出信号にその子機の番号を表わす識別信号を重畳して
送出するとともに、上記信号線からの電力をその子機の
送受話器とテレビカメラに供給するように上記スイッチ
手段を切り換える子機側制御回路と、上記親機に設けら
れ、上記識別信号を受けたと判別したとき、上記信号線
間を高電圧かつ低インピーダンスにして電力供給を開始
するとともに、上記識別信号に基づいて子機に対する接
続を制御する親機側制御回路を備えたことを特徴とする
【0008】また、上記親機側制御回路を、非動作時に
そのモニタボタンが特定の子機を指定して押されたとき
、上記2本の信号線間の電圧信号または上記呼出信号に
特定の子機番号を表わす接続要求信号を重畳して送出し
た後、上記信号線間を高電圧かつ低インピーダンスにし
て電力供給を開始するようにする一方、上記子機側制御
回路を、受信した上記接続要求信号が自己に対するもの
であると判別したとき、上記信号線間の電力を自己の送
受話器とテレビカメラに供給するようにスイッチ手段を
切り換えるようにしてもよい。
【0009】さらに、上記子機側制御回路を、動作中に
その呼出ボタンが押されたとき、上記映像信号または音
声信号に自己の子機番号を表わす通話要求信号を重畳し
て送出するようにする一方、上記親機側制御回路を、モ
ニタ中に上記通話要求信号を受けたとき、その子機番号
に基づいて自己の送受話器を動作させるように、例えば
呼び出し音を鳴動させてもよい。
【0010】
【作用】請求項1のテレビドアホンにおいて、非動作の
複数の子機のうち1つの呼出ボタンが押されると、その
子機の子機側制御回路は、2本の信号線間の電圧信号ま
たは呼出信号に自己の子機番号を表わす識別信号を重畳
して、これを上記信号線に送出するとともに、上記信号
線からの電力を自己の送受話器とテレビカメラに供給す
るようにスイッチ手段を切り換える。一方、親機側制御
回路は、信号線を経て届く電圧信号または呼出信号に含
まれる上記識別信号を受けたと判別したとき、上記信号
線間を高電圧かつ低インピーダンスにして電力供給を開
始する。すると、信号線を経て送られる電力は、上記子
機のスイッチ手段を介してその送受話器とテレビカメラ
に供給され、これらが起動することにより呼出ボタンが
押された子機と親機の間で映像信号および音声信号の通
信が行なわれる。なお、親機の親機側制御回路は、上記
識別信号に基づいて、子機が同時通信状態にならぬよう
に接続を制御する。
【0011】請求項2のテレビドアホンでは、上述の作
用に加えて、非動作時に親機のモニタボタンが特定の子
機を指定して押されると、親機側制御回路は、2本の信
号線間の電圧信号または呼出信号に特定の子機番号を表
わす接続要求信号を重畳して、これを上記信号線に送出
した後、この信号線間を高電圧かつ低インピーダンスに
して電圧供給を開始する。なお、この場合モニタモード
であるので、親機の表示部のみが動作し、送受話器は動
作しない。一方、子機側制御回路は、信号線を経て届く
電圧信号または呼出信号に含まれる上記接続要求信号が
、自己に対するものであると判別したとき、上記信号線
からの電力を自己の送受話器とテレビカメラに供給する
ようにスイッチ手段を切り換える。これにより、送受話
器とテレビカメラが起動するが、モニタ親機の送受話器
が動作していないため、指定された子機と親機の間で映
像信号の通信のみが行なわれる。
【0012】請求項3のテレビドアホンでは、上述の作
用に加えて、動作中に子機の呼出ボタンが押されると、
子機側制御回路は、その映像信号または音声信号に自己
の子機番号を表わす通話要求信号を重畳して、これを信
号線に送出する。一方、親機側制御回路は、信号線を経
て届く上記通話要求信号をモニタ中に受けると、その子
機番号に基づいて他の子機との接続を拒否するとともに
自己の送受話器を動作させる。従って、モニタの際、子
機からの映像信号のみを再生していた親機は、上記子機
からの音声信号も再生し始め、両機間で映像信号および
音声信号の通信が行なわれる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は本発明のテレビドアホンの一例を示す概
略ブロック図であり、このテレビドアホンは、モニタ親
機11に、2本の信号線L1,L2を介して複数の玄関
子機1a,1b,1cを並列に接続している。上記各玄
関子機1の構造は、その子機側制御回路9が異なるのを
除いて、図5,図6で述べた玄関子機21と同じであり
、上記モニタ親機11の構造は、その親機側制御回路2
0,電圧監視回路17,給電スイッチ19および選択ス
イッチ12が異なるのを除いて、図5,図6で述べたモ
ニタ親機41と同じである。従って、従来例と同じ回路
等には同一番号を付しているので、図1に図示しない回
路等については、図5を参照されたい。
【0014】上記玄関子機1の子機側制御回路9は、非
動作時に呼出ボタン26が押されたとき、信号線L1,
L2間の電圧信号に、スイッチ30を介して自己の子機
番号(1,2または3)を表わす識別信号Srを重畳す
るとともに、信号線L1,L2からの電力を、給電スイ
ッチ28を介して自己の送受話器23とテレビカメラ2
2に供給する。一方、上記モニタ親機11の親機側制御
回路20は、信号線L1,L2および電圧監視回路17
を介して上記識別信号Srを受けたと判別したとき、給
電スイッチ19を閉じて信号線L1,L2間を高電圧か
つ低インピーダンスにして電力供給を開始するようにな
っている。なお、上記識別信号Srは、玄関子機のスイ
ッチ30が、その子機番号に相当する回数(例えば3回
)だけ短周期で閉じて、親機11の電圧監視回路17に
、図2(A)に示すような電圧低下を検出させるもので
ある。
【0015】また、モニタ親機11の親機側制御回路2
0は、非動作時にモニタボタン46が特定の玄関子機を
指定して押されたとき、信号線L1,L2間の電圧信号
にその子機番号(例えば2)を表わす接続要求信号Sq
(図2(B)参照)を、選択スイッチ12を介して重畳
する。 一方、玄関子機1の子機側制御回路9は、信号線L1,
L2を経て届く上記接続要求信号Sqが自己に対するも
のであると判別したとき、自己の子機番号(例えば2)
を表わす応答信号Sq’(図2(B)参照)をスイッチ
30を介して信号線L1,L2に返送した後、信号線L
1,L2からの電力を自己の送受話器23とテレビカメ
ラ22に供給するように給電スイッチ28を切り換える
。そして、モニタ親機11の親機側制御回路20は、電
圧監視回路17が上記応答信号Sq’を検出したとき、
給電スイッチ19を閉じて信号線L1,L2を経る子機
への電力供給を開始するようになっている。
【0016】さらに、玄関子機1の子機側制御回路9は
、動作中に呼出ボタン26が押されたとき、映像信号処
理回路33からの映像信号Svまたは音声回路36から
の音声信号Soに、自己の子機番号を表わす通話要求信
号Stを、図3,図4に示すように重畳して送出する。 一方、モニタ親機11の親機側制御回路20は、子機か
らの映像信号のみを再生しているモニタ動作中に、映像
信号Svまたは音声信号Soに含まれる上記通話要求信
号Stを受けたとき、その子機番号に基づいて他の子機
との接続を拒否するとともに自己の送受話器23を動作
させる。
【0017】上記構成のテレビドアホンは、次のように
動作する。まず、総ての玄関子機1a,1b,1cが非
動作のとき、例えば玄関子機1cの呼出ボタン26が押
されたとする。すると、玄関子機1cの子機側制御回路
9は、信号線L1,L2からの電圧信号に、図2(A)
に示すような自己の子機番号3を表わす識別信号Srを
重畳するとともに、信号線L1,L2からの電力を自己
の送受話器23とテレビカメラ22に供給するように給
電スイッチ28を切り換える。一方、モニタ親機11は
、信号線L1,L2を経て届く上記識別信号Srを電圧
監視回路17を介して検出し、給電スイッチ19を閉じ
て信号線L1,L2間を、図2(A)に示すように、高
電圧かつ低インピーダンスにして電力供給を開始する。 かくて、信号線L1,L2を経て送られる電力は、上記
玄関子機1cの給電スイッチ28を介して送受話器23
とテレビカメラ22に供給され、これらが起動すること
により玄関子機1cとモニタ親機11の間で映像信号S
vおよび音声信号Soの通信が行なわれる。なお、モニ
タ親機11の親機側制御回路20は、上記識別信号Sr
に基づいて子機が同時通信状態にならぬように接続を制
御する。
【0018】次に、総ての玄関子機1a,1b,1cが
非動作のとき、モニタ親機11のモニタボタン46が例
えば玄関子機1bを指定して押されたとする。すると、
モニタ親機11の親機側制御回路20は、信号線L1,
L2間の電圧信号に、図2(B)に示すような玄関子機
1bの子機番号2を表わす接続要求信号Sqを重畳する
。一方、玄関子機1bの子機側制御回路9は、信号線L
1,L2を経て届く上記接続要求信号Sqが自己に対す
るものであると判別し、自己の子機番号2を表わす応答
信号Sq’を信号線L1,L2に送出した後(図2(B
)参照)、信号線L1,L2からの電力を自己の送受話
器23とテレビカメラ22に供給するように給電スイッ
チ28を切り換える。そして、モニタ親機11の親機側
制御回路20は、電圧監視回路17を介して上記応答信
号Sq’を検出したとき、給電スイッチ19を閉じて信
号線L1,L2を経る電力供給を開始する(図2(B)
参照)。なお、この場合モニタモードであるので、モニ
タ親機11の表示部42のみが動作し、送受話器43は
動作しない。かくて、信号線L1,L2からの電力によ
り、玄関子機1bの送受話器23とテレビカメラ22が
起動するが、モニタ親機11の送受話器43が動作して
いないため、玄関子機1bとモニタ親機11の間で映像
信号Svの通信のみが開始する。
【0019】さらに、モニタ親機11によりモニタされ
ている玄関子機1の呼出ボタン26が、親機付近の人物
の注意を喚起すべく来訪者によって押されたとする。す
ると、その玄関子機1の子機側制御回路9は、映像信号
処理回路33からの映像信号Svまたは音声回路36か
らの音声信号Soに、自己の子機番号を表わす通話要求
信号Stを重畳して、信号線L1,L2に送出する。次
いで、モニタ親機11の親機側制御回路20は、信号線
L1,L2を経て届く映像信号または音声信号に含まれ
る上記通話要求信号Stを受けると、この通話要求信号
が表わす子機番号に基づき他の子機との接続を拒否する
とともに、自己の送受話器43を動作させる。従って、
モニタモードで映像信号Svのみを再生していたモニタ
親機11は、上記玄関子機1からの音声信号Soも再生
し始め、モニタ親機11のフックを上げれば、両機間で
映像信号および音声信号の通信が行なわれることになる
【0020】図3は、上記通話要求信号Stを映像信号
Svに重畳した信号波形を示している。図3(A)は、
映像信号の垂直ブランキング期間Tv内に、子機番号1
に相当するパルス幅変調した信号コード”0,0,0,
1”を重畳している。また、図3(B)は、水平ブラン
キング期間内の水平同期信号Hsの底の電圧を、子機番
号3に相当する周期(3回に1回の割合)で通常の0.
3Vよりも低くして(例えば0.6V)、通話要求信号
Stの信号コード”3”の重畳を行っている。
【0021】また、図4は、上記通話要求信号Stを音
声信号Soに重畳した信号波形を示している。即ち、図
4(A)の如く、音声帯域と明確に区別できる周波数(
例えば20kHz)で子機番号2に相当する信号コード
”0010”を生成し、これを図4(B)に示す音声信
号Soに重畳して、図4(C)の如き信号を得ている。 そして、これらの重畳された信号を玄関子機1からモニ
タ親機11に送出する。さらに、図示しないが、通常の
電話のダイヤル信号に用いられるDTMF(デュアルト
ーン・マルチ・フリークェンシ)信号を、1〜16の子
機番号に対応させて両機相互間の識別信号Sr,接続要
求信号Sq,通話要求信号Stに用いることもできる。
【0022】このように、本発明のテレビドアホンでは
、複数の玄関子機1a,1b,1cとモニタ親機11を
2本の信号線L1,L2で並列に接続するとともに、各
玄関子機の子機側制御回路9により、非動作時にその呼
出ボタン26が押されたとき、信号線L1,L2の電圧
信号または呼出信号に自己の子機番号を表わす識別信号
Srを重畳して送出し、かつ信号線L1,L2からの電
力を自己の送受話器23とテレビカメラ22に供給する
ように給電スイッチ28を切り換える一方、モニタ親機
11の親機側制御回路20により、上記識別識別Srを
受けたと判別したとき、信号線L1,L2間を高電圧か
つ低インピーダンスにして電力供給を開始し、かつ識別
信号Srに基づき玄関子機に対する接続を制御するので
、2本の信号線L1,L2だけで済んで配線作業を大幅
に簡素化することができるとともに、端子台や給電スイ
ッチの接点数の減少によりモニタ親機の構造を簡素化し
、物理的制約を受けずに多数の玄関子機を接続すること
ができる。
【0023】また、上記実施例では、モニタ親機11の
親機側制御回路20により、非動作時にモニタボタン4
6が特定の玄関子機を指定して押されたとき、信号線L
1,L2間の電圧信号または呼出信号にその子機番号を
表わす接続要求信号Sqを重畳して送出した後、信号線
L1,L2間を高電圧かつ低インピーダンスにして電力
供給を開始するとともに、玄関子機1の子機側制御回路
9により、受信した上記接続要求信号Sqが自己に対す
るものだと判別したとき、信号線L1,L2からの電力
を自己の送受話器23とテレビカメラ22に供給するよ
うに給電スイッチ28を切り換えるようにしているので
、モニタ親機11側から必要に応じて任意の玄関子機を
起動してモニタすることができるという利点がある。
【0024】さらに、上記実施例では、玄関子機1の子
機側制御回路9により、動作中に呼出ボタン26が押さ
れたとき、映像信号Svまたは音声信号Soに自己の子
機番号を表わす通話要求信号Stを重畳して送出し、モ
ニタ親機11の親機側制御回路20により、モニタ中に
上記通話要求信号Stを受けたとき、その子機番号に基
づいて自己の送受話器43を動作させるようにしている
ので、玄関子機側の来訪者が、必要に応じてモニタ親機
付近の人物の注意を喚起して、相互通話を開始させるこ
とができるという利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
テレビドアホンは、複数の子機と親機を2本の信号線で
並列に接続するとともに、各子機の子機側制御回路によ
り、非動作時にその呼出ボタンが押されたとき、上記信
号線の電圧信号または呼出信号に自己の子機番号を表わ
す識別信号を重畳して送出し、かつ上記信号線からの電
力を自己の送受話器とテレビカメラに供給するようにス
イッチ手段を切り換える一方、親機の親機側制御回路に
より、上記識別信号を受けたと判別したとき、信号線間
を高電圧かつ低インピーダンスにして電力供給を開始し
、かつ上記識別信号に基づき子機に対する接続を制御す
るので、2本の信号線だけで済んで配線作業を大幅に簡
素化することができるとともに、端子台や給電スイッチ
の接点数の減少により親機の構造を簡素化し、物理的制
約を受けずに多数の玄関子機を接続することができる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明のテレビドアホンの一実施例を示す
概略ブロック図である。
【図2】  信号線間の電圧信号に子機番号を表わす識
別信号または接続要求信号を重畳した例を示す図である
【図3】  通話要求信号を映像信号に重畳した信号波
形の例を示す図である。
【図4】  通話要求信号を音声信号に重畳した信号波
形の例を示す図である。
【図5】  従来のテレビドアホンを示すブロック図で
ある。
【図6】  従来のテレビドアホンの親機と子機の接続
状態を示す図である。
【符号の説明】
1…玄関子機、9…子機側制御回路、11…モニタ親機
、12…選択スイッチ、17…電圧監視回路、19…給
電スイッチ、20…親機側制御回路、22…テレビカメ
ラ、23…送受話器、26…呼出ボタン、27…電圧監
視回路、42…表示部、43…送受話器、46…モニタ
ボタン、L1,L2…信号線、Sv…映像信号、So…
音声信号、Sr…識別信号、Sq…接続要求信号、St
…通話要求信号、Pw…電力。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  呼出ボタン,送受話器およびテレビカ
    メラをもつ複数の子機と、送受話器および表示部をもつ
    親機を信号線で接続し、この信号線を介して子機に電力
    を供給し、両機間で呼出信号,音声信号,映像信号を伝
    送するテレビドアホンにおいて、上記信号線を2本とし
    、この信号線に子機を並列に接続するとともに、各子機
    に設けられ、上記2本の信号線から送受話機とテレビカ
    メラへの電力の供給を制御するためのスイッチ手段と、
    各子機に設けられ、非動作時に子機の呼出ボタンが押さ
    れたとき、上記2本の信号線間の電圧信号または上記呼
    出信号にその子機の番号を表わす識別信号を重畳して送
    出するとともに、上記信号線からの電力をその子機の送
    受話器とテレビカメラに供給するように上記スイッチ手
    段を切り換える子機側制御回路と、上記親機に設けられ
    、上記識別信号を受けたと判別したとき、上記信号線間
    を高電圧かつ低インピーダンスにして電力供給を開始す
    るとともに、上記識別信号に基づいて子機に対する接続
    を制御する親機側制御回路を備えたことを特徴とするテ
    レビドアホン。
  2. 【請求項2】  上記親機側制御回路は、非動作時にそ
    のモニタボタンが特定の子機を指定して押されたとき、
    上記2本の信号線間の電圧信号または上記呼出信号に特
    定の子機番号を表わす接続要求信号を重畳して送出した
    後、上記信号線間を高電圧かつ低インピーダンスにして
    電力供給を開始する一方、上記子機側制御回路は、受信
    した上記接続要求信号が自己に対するものであると判別
    したとき、上記信号線間の電力を自己の送受話器とテレ
    ビカメラに供給するようにスイッチ手段を切り換えるよ
    うになっている請求項1のテレビドアホン。
  3. 【請求項3】  上記子機側制御回路は、動作中にその
    呼出ボタンが押されたとき、上記映像信号または音声信
    号に自己の子機番号を表わす通話要求信号を重畳して送
    出する一方、上記親機側制御回路は、モニタ中に上記通
    話要求信号を受けたとき、その子機番号に基づいて自己
    の送受話器を動作させるようになっている請求項1また
    は2のテレビドアホン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060409A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP2009239517A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Aiphone Co Ltd インターホン装置
JP2017229072A (ja) * 2017-06-27 2017-12-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホンシステムおよび通信方法
US10284357B2 (en) 2015-11-10 2019-05-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Intercom system and communication method thereof

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