JP2000165853A - テレビドアホン装置 - Google Patents
テレビドアホン装置Info
- Publication number
- JP2000165853A JP2000165853A JP10340673A JP34067398A JP2000165853A JP 2000165853 A JP2000165853 A JP 2000165853A JP 10340673 A JP10340673 A JP 10340673A JP 34067398 A JP34067398 A JP 34067398A JP 2000165853 A JP2000165853 A JP 2000165853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- button
- unit
- monitor
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】操作基板と制御基板とを接続するコネクタリー
ド線の本数を最少にし、製造コストの抑制および実装
性、電気特性、保守性等の信頼性の向上を図る。 【解決手段】子機1のカメラ12および親機2のモニタ
2cをそれぞれ能動にするために操作されるモニタボタ
ン43、カメラの視野方向を上下左右にパンチルト制御
するために操作されるパンチルトボタン44、玄関ドア
3の電気錠3aを施錠/解錠するために操作される電気
錠ボタン45を操作基板2b上に搭載させ、これらのボ
タンの操作をデータCPU46にて検出し、検出データ
である制御信号をコードレス信号送信回路47を介して
赤外線等のコードレス信号に信号変換して制御基板2a
上に搭載されるコードレス信号受信回路39に送信させ
ることにより、制御基板と操作基板とを接続するコネク
タリード線L11の本数を電源供給ラインの2本のみに最
少化することができる。
ド線の本数を最少にし、製造コストの抑制および実装
性、電気特性、保守性等の信頼性の向上を図る。 【解決手段】子機1のカメラ12および親機2のモニタ
2cをそれぞれ能動にするために操作されるモニタボタ
ン43、カメラの視野方向を上下左右にパンチルト制御
するために操作されるパンチルトボタン44、玄関ドア
3の電気錠3aを施錠/解錠するために操作される電気
錠ボタン45を操作基板2b上に搭載させ、これらのボ
タンの操作をデータCPU46にて検出し、検出データ
である制御信号をコードレス信号送信回路47を介して
赤外線等のコードレス信号に信号変換して制御基板2a
上に搭載されるコードレス信号受信回路39に送信させ
ることにより、制御基板と操作基板とを接続するコネク
タリード線L11の本数を電源供給ラインの2本のみに最
少化することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビドアホン装置
に係わり、特に操作基板と制御基板とを接続するコネク
タリード線の本数を最少にすることにより、製造コスト
の抑制および実装性、電気特性、保守性等の信頼性が向
上されたテレビドアホン装置に関する。
に係わり、特に操作基板と制御基板とを接続するコネク
タリード線の本数を最少にすることにより、製造コスト
の抑制および実装性、電気特性、保守性等の信頼性が向
上されたテレビドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のテレビドアホン装置
として、図2のブロック図に示す構成のテレビドアホン
装置が提案されている。同図に示すテレビドアホン装置
は、呼出ボタン60、子機呼出検出回路61、カメラ6
2、変調回路63、子機CPU64、パンチルト駆動回
路65、通話回路66、子機スピーカ67、子機マイク
68、電源供給回路69、多重回路70を有し住戸の玄
関(以下、住戸玄関と称す)に設置される子機51と、
親機呼出検出回路80、復調回路81、親機CPU8
2、呼出音発生回路83、拡声スピーカ84、通話回路
85、親機マイク86aとレシーバ86bからなるハン
ドセット86、子機電源供給回路87、電気錠リレース
イッチ89、多重回路90、制御部コネクタリード回路
91が搭載された制御基板52aと、モニタボタン9
2、パンチルトボタン93、電気錠ボタン94、操作部
コネクタリード回路95が搭載された操作基板52b
と、モニタ52cとを有し住戸内に設置される親機52
と、電気錠53aの解錠/施錠により開閉される玄関ド
ア53とで構成されている。
として、図2のブロック図に示す構成のテレビドアホン
装置が提案されている。同図に示すテレビドアホン装置
は、呼出ボタン60、子機呼出検出回路61、カメラ6
2、変調回路63、子機CPU64、パンチルト駆動回
路65、通話回路66、子機スピーカ67、子機マイク
68、電源供給回路69、多重回路70を有し住戸の玄
関(以下、住戸玄関と称す)に設置される子機51と、
親機呼出検出回路80、復調回路81、親機CPU8
2、呼出音発生回路83、拡声スピーカ84、通話回路
85、親機マイク86aとレシーバ86bからなるハン
ドセット86、子機電源供給回路87、電気錠リレース
イッチ89、多重回路90、制御部コネクタリード回路
91が搭載された制御基板52aと、モニタボタン9
2、パンチルトボタン93、電気錠ボタン94、操作部
コネクタリード回路95が搭載された操作基板52b
と、モニタ52cとを有し住戸内に設置される親機52
と、電気錠53aの解錠/施錠により開閉される玄関ド
ア53とで構成されている。
【0003】子機51の多重回路70と親機52の多重
回路90は、信号伝送ライン、電源供給ラインからなる
伝送路L51により接続されている。また、親機52の電
気錠リレースイッチ89の切替接点およびメイク接点
は、2線からなる制御ラインL52を介して玄関ドア53
の電気錠53aに接続されている。更に、親機52の操
作部コネクタリード回路95には、当該操作ボタンをな
すモニタボタン92、パンチルトボタン93、電気錠ボ
タン94にそれぞれ割り当てれられた7線の信号伝送ラ
インからなるコネクタリード線L61を介して制御部コネ
クタリード回路91が接続されており、この操作部コネ
クタリード回路95には、各操作ボタン92、93、9
4がそれぞれ接続されている。
回路90は、信号伝送ライン、電源供給ラインからなる
伝送路L51により接続されている。また、親機52の電
気錠リレースイッチ89の切替接点およびメイク接点
は、2線からなる制御ラインL52を介して玄関ドア53
の電気錠53aに接続されている。更に、親機52の操
作部コネクタリード回路95には、当該操作ボタンをな
すモニタボタン92、パンチルトボタン93、電気錠ボ
タン94にそれぞれ割り当てれられた7線の信号伝送ラ
インからなるコネクタリード線L61を介して制御部コネ
クタリード回路91が接続されており、この操作部コネ
クタリード回路95には、各操作ボタン92、93、9
4がそれぞれ接続されている。
【0004】このように構成されたテレビドアホン装置
において、訪問者が住戸内の居住者を呼び出すために、
住戸玄関に設置された子機51の呼出ボタン60を操作
すると、子機呼出検出回路61がこの操作を検出し、多
重回路70を介して伝送路L51の直流電圧レベルを電圧
降下させる。呼び出された住戸内に設置された親機52
の親機呼出検出回路80は、伝送路L51の直流電圧レベ
ルの電圧降下による呼出操作を検出した呼出検出信号S
51を親機CPU82に出力する。親機CPU82は入力
された呼出検出信号S51から訪問者による呼出操作を検
出し、呼出音発生回路83、復調回路81、子機電源供
給回路87、モニタ52cをそれぞれ能動にする。能動
にされた呼出音発生回路83は、拡声スピーカ84を鳴
動させるための呼出音信号S52を出力する。これによ
り、拡声スピーカ84から呼出音が放音され、居住者に
訪問者による呼び出しが報知される。また、能動にされ
た子機電源供給回路87からの電源は、多重回路90、
伝送路L51、子機51の多重回路70を介して電源供給
回路69より子機51内の各回路(各部)に適宜に供給
される。
において、訪問者が住戸内の居住者を呼び出すために、
住戸玄関に設置された子機51の呼出ボタン60を操作
すると、子機呼出検出回路61がこの操作を検出し、多
重回路70を介して伝送路L51の直流電圧レベルを電圧
降下させる。呼び出された住戸内に設置された親機52
の親機呼出検出回路80は、伝送路L51の直流電圧レベ
ルの電圧降下による呼出操作を検出した呼出検出信号S
51を親機CPU82に出力する。親機CPU82は入力
された呼出検出信号S51から訪問者による呼出操作を検
出し、呼出音発生回路83、復調回路81、子機電源供
給回路87、モニタ52cをそれぞれ能動にする。能動
にされた呼出音発生回路83は、拡声スピーカ84を鳴
動させるための呼出音信号S52を出力する。これによ
り、拡声スピーカ84から呼出音が放音され、居住者に
訪問者による呼び出しが報知される。また、能動にされ
た子機電源供給回路87からの電源は、多重回路90、
伝送路L51、子機51の多重回路70を介して電源供給
回路69より子機51内の各回路(各部)に適宜に供給
される。
【0005】親機52の子機電源供給回路87からの電
源により能動にされた子機51のカメラ62は、訪問者
の画像を撮像した映像信号S61を変調回路63に出力す
る。この映像信号S61は変調回路63にて変調(FM変
調)された映像変調信号S62として、多重回路70、伝
送路L51、親機52の多重回路90を介して復調回路8
1に伝送され、復調回路81にて復調(FM復調)され
た映像復調信号S63としてモニタ52cに入力される。
モニタ52cは入力された映像復調信号S63から子機5
1のカメラ62にて撮像された訪問者の画像を出画す
る。
源により能動にされた子機51のカメラ62は、訪問者
の画像を撮像した映像信号S61を変調回路63に出力す
る。この映像信号S61は変調回路63にて変調(FM変
調)された映像変調信号S62として、多重回路70、伝
送路L51、親機52の多重回路90を介して復調回路8
1に伝送され、復調回路81にて復調(FM復調)され
た映像復調信号S63としてモニタ52cに入力される。
モニタ52cは入力された映像復調信号S63から子機5
1のカメラ62にて撮像された訪問者の画像を出画す
る。
【0006】ここで、親機52の拡声スピーカ84から
放音された呼出音、およびモニタ52cにて出画された
訪問者の画像により、音声と画像双方で訪問者による呼
出操作を確認した居住者が、モニタ52cに出画された
訪問者の画像をより正確な画像とするためにパンチルト
ボタン93を操作すると、この操作データが含有された
制御信号S71が出力され、操作部コネクタリード回路9
5、コネクタリード線L61、制御部コネクタリード回路
91、親機CPU82、多重回路90、伝送路L51、子
機51の多重回路70を介して子機CPU64に入力さ
れる。子機CPU64は入力された制御信号S71からパ
ンチルト駆動回路65を適宜に制御してカメラ62をパ
ンチルト動作させる。これにより、カメラ62にて順次
各フレームで撮像される居住者の画像は、居住者により
パンチルト制御された良好な画像として親機52のモニ
タ52cにて出画される。また、呼び出された居住者が
呼出応答のためにハンドセット86を取り上げると、通
話路が形成され通話が成立する(詳述せず)。
放音された呼出音、およびモニタ52cにて出画された
訪問者の画像により、音声と画像双方で訪問者による呼
出操作を確認した居住者が、モニタ52cに出画された
訪問者の画像をより正確な画像とするためにパンチルト
ボタン93を操作すると、この操作データが含有された
制御信号S71が出力され、操作部コネクタリード回路9
5、コネクタリード線L61、制御部コネクタリード回路
91、親機CPU82、多重回路90、伝送路L51、子
機51の多重回路70を介して子機CPU64に入力さ
れる。子機CPU64は入力された制御信号S71からパ
ンチルト駆動回路65を適宜に制御してカメラ62をパ
ンチルト動作させる。これにより、カメラ62にて順次
各フレームで撮像される居住者の画像は、居住者により
パンチルト制御された良好な画像として親機52のモニ
タ52cにて出画される。また、呼び出された居住者が
呼出応答のためにハンドセット86を取り上げると、通
話路が形成され通話が成立する(詳述せず)。
【0007】また、親機52のモニタ52cにて出画さ
れるパンチルト制御された良好な画像を確認した居住者
が、玄関ドア53の電気錠53aを解錠させるために電
気錠ボタン94を操作すると、この操作データが含有さ
れた制御信号S72が出力され、操作部コネクタリード回
路95、コネクタリード線L61、制御部コネクタリード
回路91を介して親機CPU82に入力される。親機C
PU82は入力された制御信号S72から居住者による電
気錠ボタン94の操作を検出し電気錠リレースイッチ8
9をオンにする。これにより、玄関ドア53の電気錠5
3aが解錠される。
れるパンチルト制御された良好な画像を確認した居住者
が、玄関ドア53の電気錠53aを解錠させるために電
気錠ボタン94を操作すると、この操作データが含有さ
れた制御信号S72が出力され、操作部コネクタリード回
路95、コネクタリード線L61、制御部コネクタリード
回路91を介して親機CPU82に入力される。親機C
PU82は入力された制御信号S72から居住者による電
気錠ボタン94の操作を検出し電気錠リレースイッチ8
9をオンにする。これにより、玄関ドア53の電気錠5
3aが解錠される。
【0008】更に、住戸内の居住者が、待受時において
住戸玄関の周囲環境の様子を確認するために親機52の
モニタボタン92を操作すると、この操作データが含有
された制御信号S73が出力され、上述の制御信号S72と
同様な経路を介して親機CPU82に入力される。親機
CPU82は入力された制御信号S73から居住者による
モニタボタン92の操作を検出し、復調回路81、子機
電源供給回路87、モニタ52cをそれぞれ能動にす
る。能動にされた子機電源供給回路87は、上述の訪問
者による呼出操作時と同様な経路を介して子機51内の
各回路(各部)に電源を供給する。
住戸玄関の周囲環境の様子を確認するために親機52の
モニタボタン92を操作すると、この操作データが含有
された制御信号S73が出力され、上述の制御信号S72と
同様な経路を介して親機CPU82に入力される。親機
CPU82は入力された制御信号S73から居住者による
モニタボタン92の操作を検出し、復調回路81、子機
電源供給回路87、モニタ52cをそれぞれ能動にす
る。能動にされた子機電源供給回路87は、上述の訪問
者による呼出操作時と同様な経路を介して子機51内の
各回路(各部)に電源を供給する。
【0009】親機52の子機電源供給回路87からの電
源により能動にされた子機51のカメラ62は、待受時
における住戸玄関の周囲環境の画像を撮像した映像信号
S81を変調回路63に出力する。この映像信号S81は、
上述の映像信号S61と同様な経路を介して信号処理(変
調、復調)された映像復調信号S83としてモニタ52c
に入力される。モニタ52cは入力された映像復調信号
S83から子機51のカメラ62にて撮像された待受時に
おける住戸玄関の周囲環境の画像を出画し、ここで居住
者によりパンチルトボタン93が操作されるとパンチル
ト制御された良好な画像を出画することもできる。
源により能動にされた子機51のカメラ62は、待受時
における住戸玄関の周囲環境の画像を撮像した映像信号
S81を変調回路63に出力する。この映像信号S81は、
上述の映像信号S61と同様な経路を介して信号処理(変
調、復調)された映像復調信号S83としてモニタ52c
に入力される。モニタ52cは入力された映像復調信号
S83から子機51のカメラ62にて撮像された待受時に
おける住戸玄関の周囲環境の画像を出画し、ここで居住
者によりパンチルトボタン93が操作されるとパンチル
ト制御された良好な画像を出画することもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビドアホン装置は上述のように構成されているので
親機52の制御基板52a上に搭載される制御部コネク
タリード回路91と、操作基板52b上に搭載される操
作部コネクタリード回路95とを接続するためには、操
作部コネクタリード回路95に接続される各操作ボタン
92、93、94に対応した本数のコネクタリード線が
必要となることから、当該基板上にコネクタリード線を
通すための穴(スルーホール)を空ける等の製造コスト
が増大するとともに実装面積が大きくなる難点があっ
た。また、多機能になるほど操作ボタンが増加され、こ
れとともに実装性、電気特性、保守性等の信頼性の向上
が阻害される難点があった。
テレビドアホン装置は上述のように構成されているので
親機52の制御基板52a上に搭載される制御部コネク
タリード回路91と、操作基板52b上に搭載される操
作部コネクタリード回路95とを接続するためには、操
作部コネクタリード回路95に接続される各操作ボタン
92、93、94に対応した本数のコネクタリード線が
必要となることから、当該基板上にコネクタリード線を
通すための穴(スルーホール)を空ける等の製造コスト
が増大するとともに実装面積が大きくなる難点があっ
た。また、多機能になるほど操作ボタンが増加され、こ
れとともに実装性、電気特性、保守性等の信頼性の向上
が阻害される難点があった。
【0011】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、操作基板と制御基板とを接続するコネクタ
リード線の本数を最少とし、コネクタリード線の基板上
での実装面積の低減および多ピン化による製造コストの
増大を抑制することにより、実装性、電気特性、保守性
等の信頼性の向上を図るテレビドアホン装置を提供する
ことを目的とする。
れたもので、操作基板と制御基板とを接続するコネクタ
リード線の本数を最少とし、コネクタリード線の基板上
での実装面積の低減および多ピン化による製造コストの
増大を抑制することにより、実装性、電気特性、保守性
等の信頼性の向上を図るテレビドアホン装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明によるテレビドアホン装置は、訪問者に
より子機の呼出ボタンが操作されたとき親機の親機呼出
検出回路が呼び出しを検出して呼出音発生回路を駆動し
呼出音信号を発生させ、拡声スピーカから呼出音を鳴動
させ、子機電源供給回路により子機に電源を供給し、子
機のカメラで訪問者を撮像した映像信号をモニタで出画
し、ハンドセットを取り上げることにより子機の子機ス
ピーカ、子機マイクと親機のハンドセットの間で通話を
可能とし、親機のモニタボタンを操作することにより子
機のカメラ前方視野を撮像した映像信号をモニタで出画
し、親機のパンチルトボタンを操作することによりカメ
ラの視野方向をパンチルト制御し、訪問者を撮像した映
像信号を視認して親機の電気錠ボタンを操作することに
より玄関ドアの電気錠を解錠するテレビドアホン装置で
あって、親機は、モニタボタン、パンチルトボタン、電
気錠ボタンを含む各種操作ボタンを操作基板上に搭載
し、親機呼出検出回路、呼出音発生回路、子機電源供給
回路を含む制御回路を制御基板上に搭載し、操作基板と
制御基板との間の信号をコードレス信号で送受するコー
ドレス信号送受信回路を備えたものである。
るため、本発明によるテレビドアホン装置は、訪問者に
より子機の呼出ボタンが操作されたとき親機の親機呼出
検出回路が呼び出しを検出して呼出音発生回路を駆動し
呼出音信号を発生させ、拡声スピーカから呼出音を鳴動
させ、子機電源供給回路により子機に電源を供給し、子
機のカメラで訪問者を撮像した映像信号をモニタで出画
し、ハンドセットを取り上げることにより子機の子機ス
ピーカ、子機マイクと親機のハンドセットの間で通話を
可能とし、親機のモニタボタンを操作することにより子
機のカメラ前方視野を撮像した映像信号をモニタで出画
し、親機のパンチルトボタンを操作することによりカメ
ラの視野方向をパンチルト制御し、訪問者を撮像した映
像信号を視認して親機の電気錠ボタンを操作することに
より玄関ドアの電気錠を解錠するテレビドアホン装置で
あって、親機は、モニタボタン、パンチルトボタン、電
気錠ボタンを含む各種操作ボタンを操作基板上に搭載
し、親機呼出検出回路、呼出音発生回路、子機電源供給
回路を含む制御回路を制御基板上に搭載し、操作基板と
制御基板との間の信号をコードレス信号で送受するコー
ドレス信号送受信回路を備えたものである。
【0013】このようなテレビドアホン装置によれば、
子機のカメラおよび親機のモニタをそれぞれ能動にする
ために操作されるモニタボタン、カメラの視野方向を上
下左右にパンチルト制御するために操作されるパンチル
トボタン、玄関ドアの電気錠を施錠/解錠するために操
作される電気錠ボタンを操作基板上に搭載させ、これら
のボタンによる操作をデータCPUにて検出し、操作デ
ータである制御信号をコードレス信号送信回路を介して
赤外線等のコードレス信号に変換して制御基板上に搭載
されるコードレス信号受信回路に送信させることによ
り、制御基板と操作基板とを接続するコネクタリード線
の本数を電源供給ラインのみの2線に最少化することが
できる。
子機のカメラおよび親機のモニタをそれぞれ能動にする
ために操作されるモニタボタン、カメラの視野方向を上
下左右にパンチルト制御するために操作されるパンチル
トボタン、玄関ドアの電気錠を施錠/解錠するために操
作される電気錠ボタンを操作基板上に搭載させ、これら
のボタンによる操作をデータCPUにて検出し、操作デ
ータである制御信号をコードレス信号送信回路を介して
赤外線等のコードレス信号に変換して制御基板上に搭載
されるコードレス信号受信回路に送信させることによ
り、制御基板と操作基板とを接続するコネクタリード線
の本数を電源供給ラインのみの2線に最少化することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるテレビドアホ
ン装置を適用した好ましい形態の一実施例について、図
面を参照して説明する。図1は本発明によるテレビドア
ホン装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、訪
問者による呼出操作機能、訪問者の画像、周囲環境の画
像をそれぞれ撮像する画像撮像機能およびパンチルト制
御による撮像制御機能、後述する呼び出した住戸内の居
住者との通話機能をそれぞれ備え住戸玄関に設置される
子機1と、上述の呼出操作時における呼出報知機能、子
機1にて撮像された画像を出画する画像再生機能および
そのパンチルト制御機能、呼び出した訪問者との通話機
能、後述する玄関ドア3の電気錠3aを施錠/解錠する
電気錠制御機能をそれぞれ備え住戸内に設置される親機
2と、親機2の電気錠制御機能により開閉される玄関ド
ア3とで構成され、子機1と親機2は、信号伝送ライ
ン、電源供給ラインからなる伝送路L1により接続さ
れ、親機2と玄関ドア3は、2線からなる制御ラインL
2により接続されている。
ン装置を適用した好ましい形態の一実施例について、図
面を参照して説明する。図1は本発明によるテレビドア
ホン装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、訪
問者による呼出操作機能、訪問者の画像、周囲環境の画
像をそれぞれ撮像する画像撮像機能およびパンチルト制
御による撮像制御機能、後述する呼び出した住戸内の居
住者との通話機能をそれぞれ備え住戸玄関に設置される
子機1と、上述の呼出操作時における呼出報知機能、子
機1にて撮像された画像を出画する画像再生機能および
そのパンチルト制御機能、呼び出した訪問者との通話機
能、後述する玄関ドア3の電気錠3aを施錠/解錠する
電気錠制御機能をそれぞれ備え住戸内に設置される親機
2と、親機2の電気錠制御機能により開閉される玄関ド
ア3とで構成され、子機1と親機2は、信号伝送ライ
ン、電源供給ラインからなる伝送路L1により接続さ
れ、親機2と玄関ドア3は、2線からなる制御ラインL
2により接続されている。
【0015】子機1には、訪問者が住戸内の居住者を呼
び出すために操作する呼出ボタン10と、呼出ボタン1
0の操作を検出し伝送路L1の直流電圧を電圧降下させ
る子機呼出検出回路11と、訪問者の画像および住戸玄
関の周囲環境の画像をそれぞれ撮像し順次各フレームで
映像信号を出力するカメラ12と、カメラ12から出力
された映像信号を変調(FM変調)する変調回路13
と、子機1内の構成各部を制御する子機CPU14と、
子機CPU14の制御によりカメラ12の視野方向を上
下左右にパンチルト制御するパンチルト駆動回路15
と、訪問者が呼び出した住戸内の居住者との通話を成立
させるために用いる子機スピーカ17、子機マイク18
が接続され通話路を形成する通話回路16と、後述する
親機2の電源供給回路37から伝送路L1を介した電源
を子機1内の各回路(各部)に適宜に供給する電源供給
回路19と、上述の子機1内の各回路(各部)とライン
接続端子T1を介して伝送路L1間で送受信される諸信号
を多重させる多重回路20とが備えられている。
び出すために操作する呼出ボタン10と、呼出ボタン1
0の操作を検出し伝送路L1の直流電圧を電圧降下させ
る子機呼出検出回路11と、訪問者の画像および住戸玄
関の周囲環境の画像をそれぞれ撮像し順次各フレームで
映像信号を出力するカメラ12と、カメラ12から出力
された映像信号を変調(FM変調)する変調回路13
と、子機1内の構成各部を制御する子機CPU14と、
子機CPU14の制御によりカメラ12の視野方向を上
下左右にパンチルト制御するパンチルト駆動回路15
と、訪問者が呼び出した住戸内の居住者との通話を成立
させるために用いる子機スピーカ17、子機マイク18
が接続され通話路を形成する通話回路16と、後述する
親機2の電源供給回路37から伝送路L1を介した電源
を子機1内の各回路(各部)に適宜に供給する電源供給
回路19と、上述の子機1内の各回路(各部)とライン
接続端子T1を介して伝送路L1間で送受信される諸信号
を多重させる多重回路20とが備えられている。
【0016】親機2には、訪問者からの呼び出しを検出
する親機呼出検出回路30、子機1から伝送路L1を介
した映像変調信号を復調(FM復調)する復調回路3
1、親機2内の構成各部を制御する親機CPU32、親
機CPU32の制御により能動にされ呼出音信号を出力
する呼出音発生回路33、呼出音発生回路33からの呼
出音信号を呼出音として放音する拡声スピーカ34、住
戸内の居住者が呼び出した訪問者との通話を成立させる
ために用いる親機マイク36aとレシーバ36bからな
るハンドセット36が接続され通話路を形成する通話回
路35、子機1内の各回路(各部)を動作開始させるた
めの電源を供給する子機電源供給回路37、後述する操
作基板2b上に搭載される各回路(各部)を能動にする
ために電源を供給する操作部電源供給回路38、操作基
板2bからのコードレス信号を受信して電気信号に変換
するコードレス信号受信回路39、電気錠3aを解錠/
施錠制御して玄関ドア3を開閉させるためにオン/オフ
切り替えられる電気錠リレースイッチ40、上述の復調
回路31、親機CPU32、通話回路35、子機電源供
給回路37とライン接続端子T2を介して伝送路L1間で
送受信される諸信号を多重させる多重回路41、操作部
電源供給回路38からの電源を2線の電源供給ラインか
らなるコネクタリード線L11を介して供給する制御部コ
ネクタリード回路42が搭載された制御基板2aと、子
機1のカメラ12および後述するモニタ2cをそれぞれ
能動にするために操作されるモニタボタン43、子機1
のカメラ12の視野方向を上下左右にパンチルト制御す
るために操作されるパンチルトボタン44、電気錠リレ
ースイッチ40をオン/オフ切り替えるために操作され
る電気錠ボタン45、各操作ボタン43、44、45の
操作を検出し操作データである制御信号を出力するデー
タCPU46、データCPU46からの制御信号を赤外
線等のコードレス信号に信号変換して制御基板2aに送
信するコードレス信号送信回路47、コネクタリード線
L11を伝送された電源をデータCPU46、コードレス
信号送信回路47に供給するとともに、上述の構成各部
43、44、45、46に接続される操作部コネクタリ
ード回路48が搭載された操作基板2bと、子機1のカ
メラ12にて撮像された訪問者の画像および住戸玄関の
周囲環境の画像をそれぞれ出画するモニタ2cとが備え
られている。
する親機呼出検出回路30、子機1から伝送路L1を介
した映像変調信号を復調(FM復調)する復調回路3
1、親機2内の構成各部を制御する親機CPU32、親
機CPU32の制御により能動にされ呼出音信号を出力
する呼出音発生回路33、呼出音発生回路33からの呼
出音信号を呼出音として放音する拡声スピーカ34、住
戸内の居住者が呼び出した訪問者との通話を成立させる
ために用いる親機マイク36aとレシーバ36bからな
るハンドセット36が接続され通話路を形成する通話回
路35、子機1内の各回路(各部)を動作開始させるた
めの電源を供給する子機電源供給回路37、後述する操
作基板2b上に搭載される各回路(各部)を能動にする
ために電源を供給する操作部電源供給回路38、操作基
板2bからのコードレス信号を受信して電気信号に変換
するコードレス信号受信回路39、電気錠3aを解錠/
施錠制御して玄関ドア3を開閉させるためにオン/オフ
切り替えられる電気錠リレースイッチ40、上述の復調
回路31、親機CPU32、通話回路35、子機電源供
給回路37とライン接続端子T2を介して伝送路L1間で
送受信される諸信号を多重させる多重回路41、操作部
電源供給回路38からの電源を2線の電源供給ラインか
らなるコネクタリード線L11を介して供給する制御部コ
ネクタリード回路42が搭載された制御基板2aと、子
機1のカメラ12および後述するモニタ2cをそれぞれ
能動にするために操作されるモニタボタン43、子機1
のカメラ12の視野方向を上下左右にパンチルト制御す
るために操作されるパンチルトボタン44、電気錠リレ
ースイッチ40をオン/オフ切り替えるために操作され
る電気錠ボタン45、各操作ボタン43、44、45の
操作を検出し操作データである制御信号を出力するデー
タCPU46、データCPU46からの制御信号を赤外
線等のコードレス信号に信号変換して制御基板2aに送
信するコードレス信号送信回路47、コネクタリード線
L11を伝送された電源をデータCPU46、コードレス
信号送信回路47に供給するとともに、上述の構成各部
43、44、45、46に接続される操作部コネクタリ
ード回路48が搭載された操作基板2bと、子機1のカ
メラ12にて撮像された訪問者の画像および住戸玄関の
周囲環境の画像をそれぞれ出画するモニタ2cとが備え
られている。
【0017】ライン接続端子T1を介して伝送路L1に接
続された子機1の多重回路20には、入力側に他端が基
準電位点に接続された呼出ボタン10の一端が接続され
た子機呼出検出回路11の出力側と、変調回路13を介
したカメラ12の映像出力側と、出力端子P2がパンチ
ルト駆動回路15を介してカメラ12の制御入力側に接
続された子機CPU14の入力端子P1と、子機スピー
カ17および子機マイク18が接続された通話回路16
と、電源供給回路19の入力側がそれぞれ接続されてい
る。
続された子機1の多重回路20には、入力側に他端が基
準電位点に接続された呼出ボタン10の一端が接続され
た子機呼出検出回路11の出力側と、変調回路13を介
したカメラ12の映像出力側と、出力端子P2がパンチ
ルト駆動回路15を介してカメラ12の制御入力側に接
続された子機CPU14の入力端子P1と、子機スピー
カ17および子機マイク18が接続された通話回路16
と、電源供給回路19の入力側がそれぞれ接続されてい
る。
【0018】ライン接続端子T2を介して伝送路L1に接
続された親機2の多重回路41には、親機呼出検出回路
30の入力側と、出力側がモニタ2cの映像入力側に接
続された復調回路31の映像入力側と、ハンドセット3
6が接続された通話回路35と、子機電源供給回路37
の出力側がそれぞれ接続されている。親機CPU32の
第1の入力端子P11には親機呼出検出回路30の出力側
が、第2の入力端子P12にはコードレス信号受信回路3
9の出力側が、第1の出力端子P13には出力側が拡声ス
ピーカ34に接続された呼出音発生回路33の入力(制
御入力)側が、第2の出力端子P14には復調回路31の
制御入力側が、第3の出力端子P15には子機電源供給回
路37の制御入力側が、第4の出力端子P16にはモニタ
2cの制御入力側が、第5の出力端子P17には多重回路
41が、第6の出力端子P18には電気錠リレースイッチ
40の制御(切替制御)側がそれぞれ接続されている。
また、データCPU46の第1、第2、第3、第4の入
力端子P21、P22、P23、P24にはコネクタリード回路
48、モニタボタン43、パンチルトボタン44、電気
錠ボタン45がそれぞれ接続され、出力端子P25にはコ
ードレス信号送信回路47の入力側が接続されており、
操作部電源供給回路38には制御部コネクタリード回路
42、コネクタリード線L11を介して操作部コネクタリ
ード回路48が接続されている。更に、電気錠リレース
イッチ40のメイク接点および切替接点には、ライン接
続端子T3、T4および制御ラインL2を介して玄関ドア
3の電気錠3aが接続されている。
続された親機2の多重回路41には、親機呼出検出回路
30の入力側と、出力側がモニタ2cの映像入力側に接
続された復調回路31の映像入力側と、ハンドセット3
6が接続された通話回路35と、子機電源供給回路37
の出力側がそれぞれ接続されている。親機CPU32の
第1の入力端子P11には親機呼出検出回路30の出力側
が、第2の入力端子P12にはコードレス信号受信回路3
9の出力側が、第1の出力端子P13には出力側が拡声ス
ピーカ34に接続された呼出音発生回路33の入力(制
御入力)側が、第2の出力端子P14には復調回路31の
制御入力側が、第3の出力端子P15には子機電源供給回
路37の制御入力側が、第4の出力端子P16にはモニタ
2cの制御入力側が、第5の出力端子P17には多重回路
41が、第6の出力端子P18には電気錠リレースイッチ
40の制御(切替制御)側がそれぞれ接続されている。
また、データCPU46の第1、第2、第3、第4の入
力端子P21、P22、P23、P24にはコネクタリード回路
48、モニタボタン43、パンチルトボタン44、電気
錠ボタン45がそれぞれ接続され、出力端子P25にはコ
ードレス信号送信回路47の入力側が接続されており、
操作部電源供給回路38には制御部コネクタリード回路
42、コネクタリード線L11を介して操作部コネクタリ
ード回路48が接続されている。更に、電気錠リレース
イッチ40のメイク接点および切替接点には、ライン接
続端子T3、T4および制御ラインL2を介して玄関ドア
3の電気錠3aが接続されている。
【0019】このように構成されたテレビドアホン装置
において、以下、その動作について説明する。親機2の
データCPU46およびコードレス信号送信回路47
は、操作部電源供給回路38から供給され、制御部コネ
クタリード回路42、コネクタリード線L11、操作部コ
ネクタリード回路48を介した電源により待受時から常
時能動にされている。ここで、訪問者が住戸内の居住者
を呼び出すために、住戸玄関に設置された子機1の呼出
ボタン10を操作すると、子機呼出検出回路11がこの
操作を検出し、多重回路20を介して伝送路L1が接続
されたライン接続端子T1、親機2のライン接続端子T2
間の直流電圧レベルを電圧降下させる。呼び出された住
戸内に設置された親機2の親機呼出検出回路30は、伝
送路L1の直流電圧レベルの電圧降下による呼出操作を
検出した呼出検出信号S1を親機CPU32に出力す
る。親機CPU32は第1の入力端子P11を介して入力
された呼出検出信号S1から訪問者による呼出操作を検
出し、第1、第2、第3、第4の出力端子P13、P14、
P15、P16からの制御(詳述せず)により、呼出音発生
回路33、復調回路31、子機電源供給回路37、モニ
タ2cをそれぞれ能動にする。能動にされた呼出音発生
回路33は、拡声スピーカ34を鳴動させるための呼出
音信号S2を出力する。これにより、拡声スピーカ34
から呼出音が放音され、居住者に訪問者による呼び出し
が報知される。また、能動にされた子機電源供給回路3
7からの電源は、多重回路41、ライン接続端子T2、
伝送路L1、子機1のライン接続端子T1、多重回路20
を介して、電源供給回路19より子機1内の各回路(各
部)に適宜に供給される。
において、以下、その動作について説明する。親機2の
データCPU46およびコードレス信号送信回路47
は、操作部電源供給回路38から供給され、制御部コネ
クタリード回路42、コネクタリード線L11、操作部コ
ネクタリード回路48を介した電源により待受時から常
時能動にされている。ここで、訪問者が住戸内の居住者
を呼び出すために、住戸玄関に設置された子機1の呼出
ボタン10を操作すると、子機呼出検出回路11がこの
操作を検出し、多重回路20を介して伝送路L1が接続
されたライン接続端子T1、親機2のライン接続端子T2
間の直流電圧レベルを電圧降下させる。呼び出された住
戸内に設置された親機2の親機呼出検出回路30は、伝
送路L1の直流電圧レベルの電圧降下による呼出操作を
検出した呼出検出信号S1を親機CPU32に出力す
る。親機CPU32は第1の入力端子P11を介して入力
された呼出検出信号S1から訪問者による呼出操作を検
出し、第1、第2、第3、第4の出力端子P13、P14、
P15、P16からの制御(詳述せず)により、呼出音発生
回路33、復調回路31、子機電源供給回路37、モニ
タ2cをそれぞれ能動にする。能動にされた呼出音発生
回路33は、拡声スピーカ34を鳴動させるための呼出
音信号S2を出力する。これにより、拡声スピーカ34
から呼出音が放音され、居住者に訪問者による呼び出し
が報知される。また、能動にされた子機電源供給回路3
7からの電源は、多重回路41、ライン接続端子T2、
伝送路L1、子機1のライン接続端子T1、多重回路20
を介して、電源供給回路19より子機1内の各回路(各
部)に適宜に供給される。
【0020】親機2の子機電源供給回路37からの電源
により能動にされた子機1のカメラ12は、訪問者の画
像を撮像した映像信号S11を変調回路13に出力する。
この映像信号S11は変調回路13にて変調(FM変調)
された映像変調信号S12として、多重回路20、ライン
接続端子T1、伝送路L1、親機2のライン接続端子T
2、多重回路41を介して復調回路31に伝送され、復
調回路31にて復調(FM復調)された映像復調信号S
13としてモニタ2cに入力される。モニタ2cは入力さ
れた映像復調信号S13から子機1のカメラ12にて撮像
された訪問者の画像を出画する。
により能動にされた子機1のカメラ12は、訪問者の画
像を撮像した映像信号S11を変調回路13に出力する。
この映像信号S11は変調回路13にて変調(FM変調)
された映像変調信号S12として、多重回路20、ライン
接続端子T1、伝送路L1、親機2のライン接続端子T
2、多重回路41を介して復調回路31に伝送され、復
調回路31にて復調(FM復調)された映像復調信号S
13としてモニタ2cに入力される。モニタ2cは入力さ
れた映像復調信号S13から子機1のカメラ12にて撮像
された訪問者の画像を出画する。
【0021】ここで、親機2の拡声スピーカ34から放
音された呼出音、およびモニタ2cにて出画された訪問
者の画像により、音声と画像双方で訪問者による呼出操
作を確認した居住者が、モニタ2cに出画される訪問者
の画像をより正確な画像とするためにパンチルトボタン
44を操作すると、データCPU46がこの操作を第3
の入力端子P23を介して検出し、検出された操作データ
が含有された制御信号S21を出力端子P25からコードレ
ス信号送信回路47に出力する。コードレス信号送信回
路47は入力された制御信号S21を赤外線等のコードレ
ス信号S21aに信号変換して送信する。このコードレス
信号S21aはコードレス信号受信回路39にて受信さ
れ、電気信号に信号変換された制御信号S21bとして親
機CPU32の第2の入力端子P12に入力される。親機
CPU32は入力された制御信号S21bより居住者によ
るパンチルトボタン44の操作を検出し、この制御信号
S21bを第5の出力端子P17から出力する。この制御信
号S21bは、多重回路41、ライン接続端子T2、伝送路
L1、子機1のライン接続端子T1を介して子機CPU1
4の入力端子P1に入力される。子機CPU14は入力
された制御信号S21bからパンチルト駆動回路15を適
宜に制御しカメラ12をパンチルト動作させる。これに
より、カメラ12にて順次各フレームで撮像される居住
者の画像は、居住者によりパンチルト制御された良好な
画像として親機2のモニタ2cにて出画される。また、
居住者が呼出応答のためにハンドセット36を取り上げ
ると、通話回路35から多重回路41、ライン接続端子
T2、伝送路L1、子機1のライン接続端子T1、多重回
路20を介して通話回路16間の通話路が形成される。
これにより、居住者が用いるハンドセット36と、形成
された通話路を介して訪問者が用いる子機スピーカ1
7、子機マイク18間において音声(音声信号)の送受
が可能となり通話が成立する。
音された呼出音、およびモニタ2cにて出画された訪問
者の画像により、音声と画像双方で訪問者による呼出操
作を確認した居住者が、モニタ2cに出画される訪問者
の画像をより正確な画像とするためにパンチルトボタン
44を操作すると、データCPU46がこの操作を第3
の入力端子P23を介して検出し、検出された操作データ
が含有された制御信号S21を出力端子P25からコードレ
ス信号送信回路47に出力する。コードレス信号送信回
路47は入力された制御信号S21を赤外線等のコードレ
ス信号S21aに信号変換して送信する。このコードレス
信号S21aはコードレス信号受信回路39にて受信さ
れ、電気信号に信号変換された制御信号S21bとして親
機CPU32の第2の入力端子P12に入力される。親機
CPU32は入力された制御信号S21bより居住者によ
るパンチルトボタン44の操作を検出し、この制御信号
S21bを第5の出力端子P17から出力する。この制御信
号S21bは、多重回路41、ライン接続端子T2、伝送路
L1、子機1のライン接続端子T1を介して子機CPU1
4の入力端子P1に入力される。子機CPU14は入力
された制御信号S21bからパンチルト駆動回路15を適
宜に制御しカメラ12をパンチルト動作させる。これに
より、カメラ12にて順次各フレームで撮像される居住
者の画像は、居住者によりパンチルト制御された良好な
画像として親機2のモニタ2cにて出画される。また、
居住者が呼出応答のためにハンドセット36を取り上げ
ると、通話回路35から多重回路41、ライン接続端子
T2、伝送路L1、子機1のライン接続端子T1、多重回
路20を介して通話回路16間の通話路が形成される。
これにより、居住者が用いるハンドセット36と、形成
された通話路を介して訪問者が用いる子機スピーカ1
7、子機マイク18間において音声(音声信号)の送受
が可能となり通話が成立する。
【0022】また、親機2のモニタ2cにて出画される
パンチルト制御された良好な画像を確認した居住者が、
玄関ドア3の電気錠3aを解錠させるために電気錠ボタ
ン45を操作すると、データCPU46が第4の入力端
子P24を介してこの操作を検出し、検出された操作デー
タが含有された制御信号S22を出力端子P25からコード
レス信号送信回路47に出力する。コードレス信号送信
回路47は入力された制御信号S22を、上述のパンチル
トボタン44の操作時と同様に赤外線等のコードレス信
号S22aに信号変換して送信する。このコードレス信号
S22aはコードレス信号受信回路39にて受信され、電
気信号に信号変換された制御信号S22bとして親機CP
U32の第2の入力端子P12に入力される。親機CPU
32は入力された制御信号S22bから居住者による電気
錠ボタン45の操作を検出し、第6の出力端子P18から
の制御により電気錠リレースイッチ40をオンにする。
これにより、制御ラインL2が接続されたライン接続端
子T3、T4間がメイクされ、玄関ドア3の電気錠3aが
開錠される。
パンチルト制御された良好な画像を確認した居住者が、
玄関ドア3の電気錠3aを解錠させるために電気錠ボタ
ン45を操作すると、データCPU46が第4の入力端
子P24を介してこの操作を検出し、検出された操作デー
タが含有された制御信号S22を出力端子P25からコード
レス信号送信回路47に出力する。コードレス信号送信
回路47は入力された制御信号S22を、上述のパンチル
トボタン44の操作時と同様に赤外線等のコードレス信
号S22aに信号変換して送信する。このコードレス信号
S22aはコードレス信号受信回路39にて受信され、電
気信号に信号変換された制御信号S22bとして親機CP
U32の第2の入力端子P12に入力される。親機CPU
32は入力された制御信号S22bから居住者による電気
錠ボタン45の操作を検出し、第6の出力端子P18から
の制御により電気錠リレースイッチ40をオンにする。
これにより、制御ラインL2が接続されたライン接続端
子T3、T4間がメイクされ、玄関ドア3の電気錠3aが
開錠される。
【0023】更に、住戸内の居住者が、待受時において
住戸玄関の周囲環境の様子を確認するために親機2のモ
ニタボタン43を操作すると、データCPU46が第2
の入力端子P22を介してこの操作を検出し、検出された
操作データが含有された制御信号S23を出力端子P25か
らコードレス信号送信回路47に出力する。コードレス
信号送信回路47は入力された制御信号S23を、上述の
パンチルトボタン44、電気錠ボタン45の各操作時と
同様に赤外線等のコードレス信号S23aに信号変換して
送信する。このコードレス信号S23aはコードレス信号
受信回路39にて受信され、電気信号に信号変換された
制御信号S23bとして親機CPU32の第2の入力端子
P12に入力される。親機CPU32は入力された制御信
号S23bから居住者によるモニタボタン43の操作を検
出し、第2、第3、第4の出力端子P14、P15、P16か
らの制御(詳述せず)により復調回路31、子機電源供
給回路37、モニタ2cをそれぞれ能動にする。能動に
された子機電源供給回路37は、上述の訪問者による呼
出操作時と同様な経路を介して子機1内の各回路(各
部)に電源を供給する。
住戸玄関の周囲環境の様子を確認するために親機2のモ
ニタボタン43を操作すると、データCPU46が第2
の入力端子P22を介してこの操作を検出し、検出された
操作データが含有された制御信号S23を出力端子P25か
らコードレス信号送信回路47に出力する。コードレス
信号送信回路47は入力された制御信号S23を、上述の
パンチルトボタン44、電気錠ボタン45の各操作時と
同様に赤外線等のコードレス信号S23aに信号変換して
送信する。このコードレス信号S23aはコードレス信号
受信回路39にて受信され、電気信号に信号変換された
制御信号S23bとして親機CPU32の第2の入力端子
P12に入力される。親機CPU32は入力された制御信
号S23bから居住者によるモニタボタン43の操作を検
出し、第2、第3、第4の出力端子P14、P15、P16か
らの制御(詳述せず)により復調回路31、子機電源供
給回路37、モニタ2cをそれぞれ能動にする。能動に
された子機電源供給回路37は、上述の訪問者による呼
出操作時と同様な経路を介して子機1内の各回路(各
部)に電源を供給する。
【0024】親機2の子機電源供給回路37からの電源
により能動にされた子機1のカメラ12は、待受時にお
ける住戸玄関の周囲環境の画像を撮像した映像信号S31
を変調回路13に出力する。この映像信号S31は、上述
の映像信号S11と同様な経路を介して信号処理(変調、
復調)された映像復調信号S33としてモニタ2cに入力
される。モニタ2cは入力された映像復調信号S33から
子機1のカメラ12にて撮像された待受時における住戸
玄関の周囲環境の画像を出画し、ここで居住者によりパ
ンチルトボタン44が操作されるとパンチルト制御され
た良好な画像を出画することもできる。
により能動にされた子機1のカメラ12は、待受時にお
ける住戸玄関の周囲環境の画像を撮像した映像信号S31
を変調回路13に出力する。この映像信号S31は、上述
の映像信号S11と同様な経路を介して信号処理(変調、
復調)された映像復調信号S33としてモニタ2cに入力
される。モニタ2cは入力された映像復調信号S33から
子機1のカメラ12にて撮像された待受時における住戸
玄関の周囲環境の画像を出画し、ここで居住者によりパ
ンチルトボタン44が操作されるとパンチルト制御され
た良好な画像を出画することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテレビドアホン装置によれば、親機の操作基板上に搭
載される操作ボタンの操作データを、赤外線等のコード
レス信号を用いて制御基板に伝送させることにより、テ
レビドアホンが多機能化し操作ボタンが増加しても、制
御基板と操作基板とを接続するコネクタリード線の本数
を電源供給ラインの2本のみで構成することができる。
これにより、コネクタの実装面積が低減され、コクタリ
ード線の本数の増加による製造コストの抑制も可能とな
ることから、実装性、電気特性、保守性等の信頼性が向
上される。
のテレビドアホン装置によれば、親機の操作基板上に搭
載される操作ボタンの操作データを、赤外線等のコード
レス信号を用いて制御基板に伝送させることにより、テ
レビドアホンが多機能化し操作ボタンが増加しても、制
御基板と操作基板とを接続するコネクタリード線の本数
を電源供給ラインの2本のみで構成することができる。
これにより、コネクタの実装面積が低減され、コクタリ
ード線の本数の増加による製造コストの抑制も可能とな
ることから、実装性、電気特性、保守性等の信頼性が向
上される。
【図1】本発明によるテレビドアホン装置の一実施例の
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】従来のテレビドアホン装置の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
1・・・・・子機 2・・・・・親機 2a・・・・・制御基板 2b・・・・・操作基板 2c・・・・・モニタ 3・・・・・玄関ドア 3a・・・・・電気錠 10・・・・・呼出ボタン 12・・・・・カメラ 17・・・・・子機スピーカ 18・・・・・子機マイク 30・・・・・親機呼出検出回路 33・・・・・呼出音発生回路 34・・・・・拡声スピーカ 36・・・・・ハンドセット 37・・・・・子機電源供給回路 39・・・・・コードレス信号受信回路 43・・・・・モニタボタン 44・・・・・パンチルトボタン 45・・・・・電気錠ボタン 47・・・・・コードレス信号送信回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA01 DA07 DA08 EA03 EA05 HA22 5C056 AA05 BA10 CA01 DA01 EA02 EA12 5K022 GG00 5K038 CC02 DD09 DD15 DD23 FF01 GG06
Claims (1)
- 【請求項1】訪問者により子機(1)の呼出ボタン(1
0)が操作されたとき親機(2)の親機呼出検出回路
(30)が呼び出しを検出して呼出音発生回路(33)
を駆動し呼出音信号を発生させ、拡声スピーカ(34)
から呼出音を鳴動させ、子機電源供給回路(37)によ
り前記子機に電源を供給し、前記子機のカメラ(12)
で前記訪問者を撮像した映像信号をモニタ(2c)で出
画し、ハンドセット(36)を取り上げることにより前
記子機の子機スピーカ(17)、子機マイク(18)と
前記親機の前記ハンドセットの間で通話を可能とし、前
記親機のモニタボタン(43)を操作することにより前
記子機のカメラ前方視野を撮像した映像信号を前記モニ
タで出画し、前記親機のパンチルトボタン(44)を操
作することにより前記カメラの視野方向をパンチルト制
御し、前記訪問者を撮像した映像信号を視認して前記親
機の電気錠ボタン(45)を操作することにより玄関ド
ア(3)の電気錠(3a)を解錠するテレビドアホン装
置であって、 前記親機は、前記モニタボタン、前記パンチルトボタ
ン、前記電気錠ボタンを含む各種操作ボタンを操作基板
(2b)上に搭載し、前記親機呼出検出回路、前記呼出
音発生回路、前記子機電源供給回路を含む各種制御回路
を制御基板(2a)上に搭載し、前記操作基板と前記制
御基板との間の信号をコードレス信号で送受するコード
レス信号送受信回路(47、39)を備えたことを特徴
とするテレビドアホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10340673A JP2000165853A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | テレビドアホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10340673A JP2000165853A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | テレビドアホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000165853A true JP2000165853A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18339226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10340673A Withdrawn JP2000165853A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | テレビドアホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000165853A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2397726A (en) * | 2003-01-06 | 2004-07-28 | Vtech Telecomm Ltd | Cordless telephone system with camera unit for monitoring |
US7738917B2 (en) | 2003-03-31 | 2010-06-15 | Vtech Telecommunications Limited | Intercom/wireless door bell for multi-handset telephone system |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10340673A patent/JP2000165853A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2397726A (en) * | 2003-01-06 | 2004-07-28 | Vtech Telecomm Ltd | Cordless telephone system with camera unit for monitoring |
US7062291B2 (en) | 2003-01-06 | 2006-06-13 | Vtech Telecommunications Limited | Wireless multi-handset telephone system with integrated video monitoring accessories |
GB2397726B (en) * | 2003-01-06 | 2006-08-09 | Vtech Telecomm Ltd | Wireless multi-handset telephone system with integrated video monitoring accessories |
US7738917B2 (en) | 2003-03-31 | 2010-06-15 | Vtech Telecommunications Limited | Intercom/wireless door bell for multi-handset telephone system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2003088636A1 (en) | Video doorphone | |
JP2000165853A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2004304551A (ja) | テレビドアホンシステム | |
JP3126592B2 (ja) | テレビ通話装置 | |
JP2007174146A (ja) | インターホン装置 | |
JP3624092B2 (ja) | 集合住宅インターホン方式 | |
JP2001186509A (ja) | テレビドアホンシステム | |
JP3726549B2 (ja) | ドアホン子機アダプタ | |
JP2000115386A (ja) | ドアホン装置 | |
JP3687227B2 (ja) | テレビドアホンシステム | |
JPH09238329A (ja) | 子機、親機、電気機器システムおよびtvドアホーンシステム | |
JP2007228410A (ja) | テレビインターホン装置 | |
JPH04248748A (ja) | テレビドアホン | |
JP3574229B2 (ja) | テレビ通話装置 | |
JP3752777B2 (ja) | テレビドアホンシステム | |
JP3436855B2 (ja) | ビデオドアホン装置 | |
JP2978616B2 (ja) | テレビモニタ付ホームテレホン | |
JP2000115757A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2007150886A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2004229107A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2008034984A (ja) | 親機及びインターホンシステム | |
JP2004201082A (ja) | カラーテレビドアホン装置 | |
JPH08298662A (ja) | テレビインターホン | |
JP2000069464A (ja) | 監視カメラシステム | |
JP2001119489A (ja) | テレビドアホン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |