JPH09162058A - 自動巻線機および自動巻線方法 - Google Patents

自動巻線機および自動巻線方法

Info

Publication number
JPH09162058A
JPH09162058A JP7319295A JP31929595A JPH09162058A JP H09162058 A JPH09162058 A JP H09162058A JP 7319295 A JP7319295 A JP 7319295A JP 31929595 A JP31929595 A JP 31929595A JP H09162058 A JPH09162058 A JP H09162058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
core
clamper
nozzle portion
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7319295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3561355B2 (ja
Inventor
Shigeo Hara
茂雄 原
Takahiro Shiobara
隆弘 塩原
Sakuyuki Mikoshiba
作之 御子柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koa Corp
Original Assignee
Koa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koa Corp filed Critical Koa Corp
Priority to JP31929595A priority Critical patent/JP3561355B2/ja
Publication of JPH09162058A publication Critical patent/JPH09162058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3561355B2 publication Critical patent/JP3561355B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ型コアに巻掛ける電線の端部の切断
や、これに伴って発生する電線切れくずの廃棄処理を自
動的に行うこと。 【解決手段】 コア両端をそれぞれ把持するチャッキン
グ部15、16と、前記コアの軸線に対し所定角度をも
って電線を送り出すノズル部20と、該ノズル部20の
近傍に設けられたクランパ21とを具備し、電線の端部
の熱圧着部から外側に突出する部分をクランプした状態
でクランパ21を電線の軸線方向に進退させることによ
り前記電線の端部を切断する共に、先端側の電線切れく
ずをクランパ21により廃棄するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角柱形のチップ型
コアに電線を巻掛けると共に、該コアの両端の電極に前
記電線の両端部をそれぞれ接続する面実装部品用の自動
巻線機およびその巻線方法に係り、特にチップインダク
タの巻線工程における好適な自動巻線機および自動巻線
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の巻線機の一例を示す斜視図
で、図中、1は面実装部品、例えばチップインダクタの
チップ型コアで、このコア1は四角柱形状に形成され、
両端のつば部1a、1bと中間の胴部1cとからなり、
該つば部1a、1bの1つの側面(図9の上面)にはそ
れぞれ電極2、3が設けられている。
【0003】図9に示す従来の巻線機4は、コア1両端
のつば部1a、1bをそれぞれ把持し、コア1の軸線を
中心にして回転する一対のチャッキング部5、6を備え
ており、この一対のチャッキング部5、6は、ベアリン
グ7、8によりそれぞれ回転可能に支持され、図示しな
いモータにより回転駆動される。
【0004】前記チャッキング部5、6はほぼ半円筒形
に形成され、図9の上側に、コア1両端の電極2、3と
面一な平坦面5a、6aを有している。該チャッキング
部5、6の各端部には、前記つば部1a、1bをそれぞ
れ受け入れる凹部5b、6bが設けられ、該つば部1
a、1bを受け入れた状態で、一方のチャッキング部5
に対して他方のチャッキング部6を図示しないばねによ
り付勢することによりコア1をチャッキング(把持)す
るようになっている。
【0005】一方のチャッキング部5の平坦面5aに
は、電線9の始端を絡げる絡げ棒10が立設され、該平
坦面5aの凹部5b近傍に、前記電線9の位置決め用ピ
ン11が立設されている。同様に、他方のチャッキング
部6の平坦面6aには、電線9の終端を絡げる絡げ棒1
2が立設され、該平坦面6aの凹部6b近傍に、前記電
線9の位置決め用ピン13が立設されている。
【0006】この従来の巻線機4によりチップインダク
タの巻線処理を施すに際しては、まずコア1両端のつば
部1a、1bをチャッキング部5、6によりそれぞれ把
持した後、図示しないノズル部から送り出した電線9の
始端を平坦面5aの絡げ棒10に絡げて、該電線9の始
端を位置決め用ピン11に係合させることにより該電線
9の始端の位置決めを行なう。次いで、前記チャッキン
グ部5、6を一定速度で回転させると共に、前記ノズル
部より電線9を送り出しながら該ノズル部をコア1の軸
線方向に沿って移動させることにより、該コア1に電線
9を所定の回数巻掛け、チャッキング部5、6を停止さ
せた後、電線9の終端を平坦面6aの位置決め用ピン1
3に係合させることにより該電線9の終端の位置決めを
行ない、該電線9の終端を絡げ棒12に絡げる。次い
で、電線9の始端および終端をそれぞれコア1両端の電
極2、3に接続した後、該電線9の始端を位置決め用ピ
ン11の近傍で切断すると共に、該電線9の終端を位置
決め用ピン13の近傍で切断し、完成した部品(すなわ
ちチップインダクタ)をチャッキング部5、6から取り
外す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の巻線機4では、電線9の始端や終端を手作業で絡げ
たり、はさみ等で切断する煩雑な手間を要するため、作
業性の向上が要望されていた。また、これを自動化した
場合、多軸の制御装置や電線切断機構が必要となるた
め、設備が大型化し、高価であった。さらに、電線9の
始端および終端を絡げるために無駄な部分が多く製造コ
ストが余計に掛ると共に、これに伴って発生する電線切
れくずの廃棄にも煩雑な手間が必要であるため、この点
からも作業性の向上が要望されていた。
【0008】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、チップ型コアに
巻掛ける電線の端部の切断や、これに伴って発生する電
線切れくずの廃棄処理を自動的に行うことができ、作業
性の向上や製造コストの低減を図れる小型で安価な自動
巻線機および自動巻線方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、角柱形のチップ型コアに電線を巻掛けると共に、該
コアの両端に形成された一対の電極に前記電線の始端と
終端をそれぞれ接続する自動巻線機において、前記コア
の両端をそれぞれ把持し、該コアの軸線を中心にして回
転する一対のチャッキング部と、前記コアの軸線に対し
所定角度をもって前記電線を送り出し、前記コアの軸線
に沿って移動するノズル部と、該ノズル部の近傍に設け
られ、前記電線をクランプすると共に該電線の軸線方向
に進退可能なクランパと、前記電極に前記電線の始端お
よび終端を熱圧着するヒータチップとを具備することに
よって達成される。
【0010】また、上記した本発明の目的は、角柱形の
チップ型コアの両端を一対のチャッキング部に把持した
後、ノズル部から送り出した電線の始端を前記コアの一
端に形成された電極に熱圧着し、しかる後、電線の該始
端の熱圧着部より外側に突出する部分をクランパでクラ
ンプして、該クランパを前記電線の軸線方向に進出させ
ることにより該電線の始端を切断し、次いで、前記チャ
ッキング部を前記コアの軸線を中心にして回転すると共
に、前記ノズル部より前記電線を送り出しながら該ノズ
ル部を前記コアの軸線に沿って移動することにより該コ
アに前記電線を巻掛け、前記コアの他端に形成された電
極に前記電線の終端を熱圧着した後、電線の該終端の熱
圧着部より外側に突出する部分を前記クランパでクラン
プして、該クランパを前記電線の軸線方向に後退させる
ことにより該電線の終端を切断することによって達成さ
れる。
【0011】このように構成された本発明によれば、電
線の始端の熱圧着部より外側に突出する部分をクランパ
でクランプして、該クランパを前記電線の軸線方向に進
出させることにより該クランパの引張力で電線の始端を
切断した後、先端側の電線切れくずをクランプ解除し
て、前記クランパより集塵装置等で吸着廃棄する。その
後、電線の終端の熱圧着部より外側に突出する部分を前
記クランパでクランプして、該クランパを前記電線の軸
線方向に後退させることにより、該クランパの引張力で
電線の終端を切断する。これによって、電線の端部の切
断や、これに伴って発生する電線切れくずの廃棄処理を
自動的に行うことができるため、作業性の向上を図れ
る。また、従来のように電線の端部を絡げる必要がない
ため、無駄な部分が少なくて済み製造コストを低減する
こともできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施例に係る自動
巻線機を示す平面図、図2は該自動巻線機からノズル部
およびクランパなどを取り除いた状態の正面図、図3は
該自動巻線機に備えられるノズル部およびクランパの部
分を示す斜視図、図4は該ノズル部およびクランパの動
作を説明する図、図5は該自動巻線機により巻線処理を
施したチップインダクタの斜視図、図6は該自動巻線機
に備えられるチャッキング部の先端部を示す斜視図、図
7は該自動巻線機を用いてチップインダクタの巻線作業
を行なう際の処理手順を示すフローチャート、図8は該
自動巻線機に備えられる回転制御手段の制御動作を説明
するタイミングチャートである。なお、図3〜図5にお
いて前述した図9に示すものと同等のものには同一符号
を付してある。
【0013】図1に示す本実施例の自動巻線機14は、
チップ型コア1両端のつば部1a、1bをそれぞれ把持
し、該コア1の軸線を中心にして回転する一対のチャッ
キング部15、16と、該チャッキング部15、16を
回転駆動するパルスモータ17と、このパルスモータ1
7の動作を制御する回転制御手段18と、パルスモータ
17の回転駆動力をチャッキング部15、16の両方に
伝達する駆動力伝達機構19と、ノズル部およびクラン
パ全体をコア1の軸線に沿って移動させる機構26と、
コア1の軸線に沿って移動しながら電線9を送り出すノ
ズル部20と、このノズル部20の外側に設けられ、ノ
ズル部20の前方で電線9を把持可能なクランパ21
と、該ノズル部20およびクランパ21のそれぞれを水
平方向へスライド可能に保持するスライド・保持機構2
2と、このスライド・保持機構22を上下動させる上下
動機構23と、コア1両端の電極2、3に電線9の始端
および終端を順次400〜500°Cで0.1〜1秒
間、加熱することにより熱圧着するヒータチップ24と
を備えている。
【0014】前記ノズル部20は、コア1の軸線に対し
所定角度θをもって配置され、該所定角度θの方向に電
線9を送り出すようになっている。前記クランパ21
は、図3に示すように、開閉可能な一対の腕部21a、
21bからなり、該腕部21a、21bはノズル部20
に対して相対的移動可能に保持され、電線9の軸線方向
に進退可能である。なお、これらノズル部20およびク
ランパ21は、スライド・保持機構22および移動機構
26の作動により図4のX軸方向(コア1の軸線と平行
な方向)およびZ軸方向(電線の軸線方向)に移動可能
であり、Z軸方向にノズル部20から電線9が送り出さ
れる。
【0015】前記チャッキング部15、16は、図6に
示すように、平板状に形成され、該チャッキング部1
5、16の先端に、コア1のつば部1a、1bをそれぞ
れ受け入れる凹部15a、16aが設けられ、該つば部
1a、1bを受け入れた状態でチャッキング部15、1
6のいずれか一方を他方に対して付勢することによりコ
ア1をチャッキング(把持)するようになっている。
【0016】上記の如く構成された自動巻線機14にあ
っては、図7に示す処理手順にしたがって巻線作業を行
ない、面実装部品、例えば図5に示すチップインダクタ
25を得るようになっている。すなわち、まず手順S1
としてコア1両端のつば部1a、1bをチャッキング部
15、16によりそれぞれ把持した後、手順S2として
ノズル部20およびクランパ21の両方を、スライド・
保持機構22および移動機構26の作動によりコア1一
端の電極2の付近(図4の右側の始端位置)まで移動さ
せると共に、上下動機構23の作動によりコア1一端の
直上まで降下させる。この時、ノズル部20から送り出
した電線9は、クランパ21先端を閉じた状態で保持さ
れている。手順S3としてノズル部20から送り出した
電線9の始端をヒータチップ24により電極2のうち、
点P1、P2、P3、P4で囲まれた領域Asに熱圧着させ
る。次いで、手順S4としてノズル部20が停止した状
態で該クランパ21を電線9の軸線方向(図4のZ軸方
向)に進出させることにより、クランパ21の引張力に
より電線9を領域Asの端部の点P1で切断して、該切
断箇所および先端間の電線切れくずを、クランパ21の
先端を開いて図4の右斜め上方向へ集塵装置等で吸着し
廃棄する。
【0017】次いで、手順S5としてスライド・保持機
構22の作動によりノズル部20およびクランパ21の
両方を図4の−Z軸方向に後退させ、クランパ21の先
端がコア1に接触しない位置に配置した後、回転制御手
段18の制御によりパルスモータ17を起動させて、駆
動力伝達機構19を介してチャッキング部15、16を
回転させると共に、ノズル部20より電線9を図4のZ
軸方向に送り出しながら該ノズル部20を図4の−X軸
に沿って移動させることにより該コア1に電線9を巻掛
ける。このとき、図8に示すように、まずパルスモータ
17の起動時間t0から時間t1までにおいて、チャッキ
ング部15、16を比較的遅い回転数ω1で回転させて
コア1の一端に電線9を1回転程度巻掛け、その後の時
間t1から時間t2までにおいてチャッキング部15、1
6を比較的速い回転数ω2で回転させてコア1の中間部
に電線9を巻掛け、時間t2からチャッキング部15、
16を再び比較的遅い回転数ω1で回転させてコア1の
他端に電線9を1回転程度巻掛けた後、時間t3でパル
スモータ17を停止させ、コア電極2,3が上向きの状
態でチャッキング部15、16を停止させる。
【0018】次いで、手順S6としてヒータチップ24
により電線9の終端を電極3のうち、点P5、P6
7、P8で囲まれた領域Afに熱圧着させた後、手順S
7としてクランパ21の先端を閉じて、スライド・保持
機構22の作動によりノズル部20およびクランパ21
の両方を図4の−Z軸方向にさらに後退させることによ
り、クランパ21の引張力により電線9を領域Afの端
部の点P7で切断し、手順S8として完成したチップイ
ンダクタ25をチャッキング部15、16から取り外す
ようになっている。
【0019】さらに、次の巻線作業を連続して行なう場
合、手順S1に戻って次のコア1をチャッキング部1
5、16により把持した後、手順S2としてノズル部2
0およびクランパ21を図4の左側の終端位置から右側
の始端位置まで移動させる。このとき、前記手順S7で
クランパ21の引張力により電線9を領域Afの端部の
点P7で切断したため、電線9の始端はクランパ21の
先端より多少突出している。次いで、前記手順S3〜手
順S8を繰り返して行なうようになっている。
【0020】このように上記実施例にあっては、電線9
の始端の切断および先端の電線切れくずの廃棄処理や、
電線9の終端の切断をクランパ21の作動により自動的
に行なうため、従来のように電線9を手作業で絡げた
り、はさみ等で切断する煩雑な手間を要せずに済むため
作業性を向上できると共に、電線9を絡げる必要がなく
無駄な部分が少ないため設備の小型化が可能となり、製
造コストを低減できる。
【0021】また、コア1の両端に電線9を巻掛ける
際、回転制御手段18の制御によりチャッキング部1
5、16を比較的遅い回転数ω1で回転させるため、一
端のつば部1aと胴部1cとの間の段差部分、および他
端のつば部1bと胴部1cとの間の段差部分において電
線9にテンションを掛けながら、該電線9を正確に、か
つ強固に巻掛けることができる。したがって、コア1に
巻掛けた電線9が次第にゆるくなってずれることを防止
できる。さらに、コア1の胴部1cに電線9を巻掛ける
際には、チャッキング部15、16を比較的速い回転数
ω2で回転させるため、良好な作業性を得ることもでき
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チップ型コアに巻掛ける電線の端部の切断やこれに伴っ
て発生する電線切れくずの廃棄処理を、クランパの作動
により自動的に行うことで、面実装部品の巻線工程にお
ける作業性の向上および製造コストの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動巻線機を示す平面
図である。
【図2】該自動巻線機からノズル部およびクランパなど
を取り除いた状態の正面図である。
【図3】該自動巻線機に備えられるノズル部およびクラ
ンパの部分を示す斜視図である。
【図4】該ノズル部およびクランパの動作を説明する図
である。
【図5】該自動巻線機により巻線処理を施したチップイ
ンダクタの斜視図である。
【図6】該自動巻線機に備えられるチャッキング部の先
端部を示す斜視図である。
【図7】該自動巻線機を用いてチップインダクタの巻線
作業を行なう際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】該自動巻線機に備えられる回転制御手段の制御
動作を説明するタイミングチャートである。
【図9】従来の巻線機の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コア 1a、1b つば部 1c 胴部 2、3 電極 9 電線 14 自動巻線機 15、16 チャッキング部 17 パルスモータ 18 回転制御手段 19 駆動力伝達機構 20 ノズル部 21 クランパ 22 スライド・保持機構 23 上下動機構 24 ヒータチップ 25 チップインダクタ(面実装部品) 26 移動機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角柱形のチップ型コアに電線を巻掛ける
    と共に、該コアの両端に形成された一対の電極に前記電
    線の始端と終端をそれぞれ接続する自動巻線機におい
    て、 前記コアの両端をそれぞれ把持し、該コアの軸線を中心
    にして回転する一対のチャッキング部と、前記コアの軸
    線に対し所定角度をもって前記電線を送り出し、前記コ
    アの軸線に沿って移動する機構を有するノズル部と、該
    ノズル部の近傍に設けられ、前記電線をクランプすると
    共に該電線の軸線方向に進退可能なクランパと、前記電
    極に前記電線の始端および終端を熱圧着するヒータチッ
    プとを具備したことを特徴とする自動巻線機。
  2. 【請求項2】 角柱形のチップ型コアの両端を一対のチ
    ャッキング部に把持した後、ノズル部から送り出した電
    線の始端を前記コアの一端に形成された電極に熱圧着
    し、しかる後、電線の該始端の熱圧着部より外側に突出
    する部分をクランパでクランプして、該クランパを前記
    電線の軸線方向に進出させることにより該電線の始端を
    切断し、次いで、前記チャッキング部を前記コアの軸線
    を中心にして回転させると共に、前記ノズル部より前記
    電線を送り出しながら該ノズル部を前記コアの軸線に沿
    って移動することにより該コアに前記電線を巻掛け、前
    記コアの他端に形成された電極に前記電線の終端を熱圧
    着した後、電線の該終端の熱圧着部より外側に突出する
    部分を前記クランパでクランプして、該クランパを前記
    電線の軸線方向に後退させることにより該電線の終端を
    切断することを特徴とする自動巻線方法。
JP31929595A 1995-12-07 1995-12-07 自動巻線機および自動巻線方法 Expired - Fee Related JP3561355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31929595A JP3561355B2 (ja) 1995-12-07 1995-12-07 自動巻線機および自動巻線方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31929595A JP3561355B2 (ja) 1995-12-07 1995-12-07 自動巻線機および自動巻線方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09162058A true JPH09162058A (ja) 1997-06-20
JP3561355B2 JP3561355B2 (ja) 2004-09-02

Family

ID=18108607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31929595A Expired - Fee Related JP3561355B2 (ja) 1995-12-07 1995-12-07 自動巻線機および自動巻線方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3561355B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289453A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Nittoku Eng Co Ltd コイルの製造装置および製造方法
JP2007027670A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Toyo Denso Co Ltd エッジワイズコイルの巻線装置
CN109994307A (zh) * 2019-04-17 2019-07-09 湖州师范学院求真学院 一种模压绕线电感器加工用自动输送线

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289453A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Nittoku Eng Co Ltd コイルの製造装置および製造方法
JP2007027670A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Toyo Denso Co Ltd エッジワイズコイルの巻線装置
JP4517979B2 (ja) * 2005-07-20 2010-08-04 東洋電装株式会社 エッジワイズコイルの巻線装置
CN109994307A (zh) * 2019-04-17 2019-07-09 湖州师范学院求真学院 一种模压绕线电感器加工用自动输送线

Also Published As

Publication number Publication date
JP3561355B2 (ja) 2004-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200420305Y1 (ko) 권선기의 코일 그립 및 커팅장치
JPH04289753A (ja) ステータコイル巻線およびリード線終端方法および装置
JP4615750B2 (ja) コイルの製造装置および製造方法
JP2747167B2 (ja) 自動巻線機
JP4778389B2 (ja) コイル巻線方法および装置
CN111064328A (zh) 一种vcm线圈绕线系统
JPH09162059A (ja) 自動巻線機および自動巻線方法
JPH09162058A (ja) 自動巻線機および自動巻線方法
JP3140729B2 (ja) 巻線装置および巻線方法
JPH03103056A (ja) リード線仕上げ方法、リード線矯正方法、リード線矯正装置およびリード線捕捉装置
JP3621050B2 (ja) 巻線装置
JPH0888069A (ja) 超音波溶着用の電線集束保持装置および該装置を用いた芯線溶着方法
JP2005051916A (ja) コイル及び巻線方法及び巻線装置
JP2575062B2 (ja) コイル用ボビン及びコイルのワイヤ端末処理方法
JPH0677058A (ja) ロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装置
CN216597275U (zh) 一种电感生产设备
JP2002028815A (ja) コイルリードの切断方法および切断装置
JP3043943B2 (ja) 巻線装置
CN211296506U (zh) 一种vcm线圈绕线系统
CN216945599U (zh) 绕线机
JP2604142B2 (ja) 空芯コイルの製造方法
CN114334430A (zh) 一种电感生产设备及生产方法
JPH11329879A (ja) 巻線装置およびその方法
CN113968515A (zh) 绕线机
JP2586893Y2 (ja) 巻線クリップ受渡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040528

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees