JPH0677058A - ロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装置 - Google Patents
ロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装置Info
- Publication number
- JPH0677058A JPH0677058A JP4248711A JP24871192A JPH0677058A JP H0677058 A JPH0677058 A JP H0677058A JP 4248711 A JP4248711 A JP 4248711A JP 24871192 A JP24871192 A JP 24871192A JP H0677058 A JPH0677058 A JP H0677058A
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- JP
- Japan
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- lead wire
- winding
- coil
- wire winding
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- Prior art date
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- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平型のロータリートランスのコイルのリード
線を真直に仕上げる。 【構成】 線材Wを折り曲げてリード線巻き始め部24
を形成し、線材Wを巻いてコイル巻線部22を形成し、
線材Wを折り曲げてリード線巻き終り部26を形成し、
リード線巻き始め部24とリード線巻き終り部26を所
定の長さで切断すると共に、リード線巻き始め部24と
リード線巻き終り部26を同時に整形してコイル巻線部
22を含む平面に関連してリード線巻き始め部24とリ
ード線巻き終り部26を位置するロータリートランス用
コイルの巻線方法。
線を真直に仕上げる。 【構成】 線材Wを折り曲げてリード線巻き始め部24
を形成し、線材Wを巻いてコイル巻線部22を形成し、
線材Wを折り曲げてリード線巻き終り部26を形成し、
リード線巻き始め部24とリード線巻き終り部26を所
定の長さで切断すると共に、リード線巻き始め部24と
リード線巻き終り部26を同時に整形してコイル巻線部
22を含む平面に関連してリード線巻き始め部24とリ
ード線巻き終り部26を位置するロータリートランス用
コイルの巻線方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばVTR用の録
画,再生信号を伝達するためのロータリトランスに装着
されるコイルの巻線方法とその巻線装置に関する。
画,再生信号を伝達するためのロータリトランスに装着
されるコイルの巻線方法とその巻線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリートランス用の
コイルを巻回するためのコイル巻線機においては、図1
9に示すような形状にコイルを巻くようにしている。す
なわちリード線巻き始め部1とリード線巻き終り部2
は、コイルの本体であるコイル巻線部3の含まれる平面
と同一平面で横方向に延出させる。つまり、巻き始め部
1と巻き終り部2は、コイル巻線部3の平面を通る中心
線CLに平行である。ここで、図19に示すように、巻
き始め部1と巻き終り部2の根元である領域Aでは、こ
れら巻き始め部1と巻き終り部2は中心線CLを互いに
こえていない。
コイルを巻回するためのコイル巻線機においては、図1
9に示すような形状にコイルを巻くようにしている。す
なわちリード線巻き始め部1とリード線巻き終り部2
は、コイルの本体であるコイル巻線部3の含まれる平面
と同一平面で横方向に延出させる。つまり、巻き始め部
1と巻き終り部2は、コイル巻線部3の平面を通る中心
線CLに平行である。ここで、図19に示すように、巻
き始め部1と巻き終り部2の根元である領域Aでは、こ
れら巻き始め部1と巻き終り部2は中心線CLを互いに
こえていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような形状のコイ
ルは、従来のコイル巻線機ではロータリインデックス上
に巻線治具(巻治具)を多数配置して、リード線巻き始
め部1のフォーミング(形成もしくは整形)と、リード
線巻き終り部2のフォーミングと、コイル巻線部3のフ
ォーミングを別々に行っている。そのために次の問題が
ある。
ルは、従来のコイル巻線機ではロータリインデックス上
に巻線治具(巻治具)を多数配置して、リード線巻き始
め部1のフォーミング(形成もしくは整形)と、リード
線巻き終り部2のフォーミングと、コイル巻線部3のフ
ォーミングを別々に行っている。そのために次の問題が
ある。
【0004】(1)リード線巻き始め部1と巻き終り部
2のフォーミング時に線材を押さえながら行う必要があ
り、強いテンションを線材にかけることができず、リー
ド線巻き始め部1と巻き終り部2を真っ直ぐに仕上げる
ことが困難であった。 (2)このため、後工程でのリード線の絶縁層の剥離
(半田ディップ等による)やコイルの挿入が難しくな
り、作業が安定しない。
2のフォーミング時に線材を押さえながら行う必要があ
り、強いテンションを線材にかけることができず、リー
ド線巻き始め部1と巻き終り部2を真っ直ぐに仕上げる
ことが困難であった。 (2)このため、後工程でのリード線の絶縁層の剥離
(半田ディップ等による)やコイルの挿入が難しくな
り、作業が安定しない。
【0005】(3)コイルのリード線巻き始め部1とコ
イル巻線部のつなぎ部分と、リード線巻き終り部2とコ
イル巻線部のつなぎ部分を直角に形成することが難しい
ために、リード線巻き始め部1とリード線巻き終り部2
とコイル巻線部3との間にはがれ(ばらけ)が生じやす
くなる。
イル巻線部のつなぎ部分と、リード線巻き終り部2とコ
イル巻線部のつなぎ部分を直角に形成することが難しい
ために、リード線巻き始め部1とリード線巻き終り部2
とコイル巻線部3との間にはがれ(ばらけ)が生じやす
くなる。
【0006】本発明の目的は、上記課題に鑑み、巻線後
に作業者がリード線巻き始め部と巻き終り部を折り曲げ
る必要がなく、そのままロータリートランスのコイルと
して用いることができ、リード線巻き始め部と巻き終り
部の形状をコイル巻線部に関して真っ直ぐに仕上げるこ
とができ、しかもばらけにくく線材間の融着力が強くな
るロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装
置を提供することにある。
に作業者がリード線巻き始め部と巻き終り部を折り曲げ
る必要がなく、そのままロータリートランスのコイルと
して用いることができ、リード線巻き始め部と巻き終り
部の形状をコイル巻線部に関して真っ直ぐに仕上げるこ
とができ、しかもばらけにくく線材間の融着力が強くな
るロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、平型のロータリートランスのコアに対して装着さ
れるコイルであって、コイル巻線部と、このコイル巻線
部の各端末であるリード線巻き始め部とリード線巻き終
り部とを有するコイルを形成するロータリートランス用
コイルの巻線方法において、線材を折り曲げてリード線
巻き始め部を形成し、線材を巻いてコイル巻線部を形成
し、線材を折り曲げてリード線巻き終り部を形成し、リ
ード線巻き始め部とリード線巻き終り部を所定の長さで
切断すると共に、リード線巻き始め部とリード線巻き終
り部を同時に整形してコイル巻線部を含む平面に関連し
てリード線巻き始め部とリード線巻き終り部を位置する
ロータリートランス用コイルにより、達成される。
れば、平型のロータリートランスのコアに対して装着さ
れるコイルであって、コイル巻線部と、このコイル巻線
部の各端末であるリード線巻き始め部とリード線巻き終
り部とを有するコイルを形成するロータリートランス用
コイルの巻線方法において、線材を折り曲げてリード線
巻き始め部を形成し、線材を巻いてコイル巻線部を形成
し、線材を折り曲げてリード線巻き終り部を形成し、リ
ード線巻き始め部とリード線巻き終り部を所定の長さで
切断すると共に、リード線巻き始め部とリード線巻き終
り部を同時に整形してコイル巻線部を含む平面に関連し
てリード線巻き始め部とリード線巻き終り部を位置する
ロータリートランス用コイルにより、達成される。
【0008】本発明では、好ましくは、前記リード線巻
き始め部と前記リード線巻き終り部は、前記コイル巻線
部を含む平面を通る中心線で交差して、中心線を超えた
位置で曲折されている
き始め部と前記リード線巻き終り部は、前記コイル巻線
部を含む平面を通る中心線で交差して、中心線を超えた
位置で曲折されている
【0009】さらに、上記目的は、本発明によれば、平
型のロータリートランスのコアに対して装着されるコイ
ルであって、コイル巻線部と、このコイル巻線部の各端
末であるリード線巻き始め部とリード線巻き終り部とを
有するコイルを形成するためのロータリートランス用コ
イルの巻線装置において、リード線巻き始め部とリード
線巻き終り部とを着脱自在に挟むためのつかみ部と、リ
ード線巻き始め部とリード線巻き終り部に対してこのつ
かみ部を進退させるための移動部と、つかみ部を所定角
度回転して、コイル巻線部を含む平面に関連してリード
線巻き始め部とリード線巻き終り部を位置させる回転操
作部とを備えているロータリートランス用コイルの巻線
装置により、達成される。
型のロータリートランスのコアに対して装着されるコイ
ルであって、コイル巻線部と、このコイル巻線部の各端
末であるリード線巻き始め部とリード線巻き終り部とを
有するコイルを形成するためのロータリートランス用コ
イルの巻線装置において、リード線巻き始め部とリード
線巻き終り部とを着脱自在に挟むためのつかみ部と、リ
ード線巻き始め部とリード線巻き終り部に対してこのつ
かみ部を進退させるための移動部と、つかみ部を所定角
度回転して、コイル巻線部を含む平面に関連してリード
線巻き始め部とリード線巻き終り部を位置させる回転操
作部とを備えているロータリートランス用コイルの巻線
装置により、達成される。
【0010】
【作用】上記構成によれば、線材を折り曲げてリード線
巻き始め部を形成し、線材を巻いてコイル巻線部を形成
し、線材を折り曲げてリード線巻き終り部を形成する。
これらの形成は連続して行う。
巻き始め部を形成し、線材を巻いてコイル巻線部を形成
し、線材を折り曲げてリード線巻き終り部を形成する。
これらの形成は連続して行う。
【0011】そして、リード線巻き始め部とリード線巻
き終り部を所定の長さで切断すると共に、リード線巻き
始め部とリード線巻き終り部を同時に整形してコイル巻
線部を含む平面に関連してリード線巻き始め部とリード
線巻き終り部を位置する。このため、リード線巻き始め
部とリード線巻き終り部の形成(フォーミング)時に、
強いテンションをかけることができる。この場合、好ま
しくは、リード線巻き始め部とリード線巻き終り部と
は、コイル巻線部を含む平面を通る中心線で交差させ
る。これにより、リード線巻き始め部とリード線巻き終
り部は、ばらけ難くなる。
き終り部を所定の長さで切断すると共に、リード線巻き
始め部とリード線巻き終り部を同時に整形してコイル巻
線部を含む平面に関連してリード線巻き始め部とリード
線巻き終り部を位置する。このため、リード線巻き始め
部とリード線巻き終り部の形成(フォーミング)時に、
強いテンションをかけることができる。この場合、好ま
しくは、リード線巻き始め部とリード線巻き終り部と
は、コイル巻線部を含む平面を通る中心線で交差させ
る。これにより、リード線巻き始め部とリード線巻き終
り部は、ばらけ難くなる。
【0012】つかみ部(実施例ではチャック80)が、
リード線巻き始め部とリード線巻き終り部とを着脱自在
に挟む。移動部(実施例ではスライドテーブル210)
は、リード線巻き始め部とリード線巻き終り部に対して
このつかみ部を進退させる。回転操作部(実施例では、
ロータリアクチュエータ220、ベアリング230、カ
ップリング240)は、つかみ部を所定角度回転して、
コイル巻線部を含む平面に関連してリード線巻き始め部
とリード線巻き終り部を位置させる。
リード線巻き始め部とリード線巻き終り部とを着脱自在
に挟む。移動部(実施例ではスライドテーブル210)
は、リード線巻き始め部とリード線巻き終り部に対して
このつかみ部を進退させる。回転操作部(実施例では、
ロータリアクチュエータ220、ベアリング230、カ
ップリング240)は、つかみ部を所定角度回転して、
コイル巻線部を含む平面に関連してリード線巻き始め部
とリード線巻き終り部を位置させる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0014】図1に示すように、平型のロータリートラ
ンスは、フェライトコア10とコイル20で構成されて
いる。このロータリートランスは、コイルの端末である
リード線巻き始め部24とリード線巻き終り部26を溝
16、18に通してコイル巻線部22の平面と水平に、
もしくは側方に引き出す形式のトランスである。
ンスは、フェライトコア10とコイル20で構成されて
いる。このロータリートランスは、コイルの端末である
リード線巻き始め部24とリード線巻き終り部26を溝
16、18に通してコイル巻線部22の平面と水平に、
もしくは側方に引き出す形式のトランスである。
【0015】このロータリートランスは、たとえばVT
R用の記録,再生信号を伝達するものである。 フェラ
イトコア10は略円形であり、円形の溝12,14と、
切欠形の2つの溝16、18を有している。溝12,1
4は同心円上に形成されている。
R用の記録,再生信号を伝達するものである。 フェラ
イトコア10は略円形であり、円形の溝12,14と、
切欠形の2つの溝16、18を有している。溝12,1
4は同心円上に形成されている。
【0016】溝12,14は、図2と図3に示すよう
に、大きさの異なる2つのコイル20、20をはめ込む
ためにある。これらの2つのコイル20、20は、図1
に示すようにコイル部22、リード線巻き始め部24と
リード線巻き終り部26、リード線折り曲げ部27、2
8を有している。2つの溝16、18は、リード線巻き
始め部24とリード線巻き終り部26を引き出すための
ものである。
に、大きさの異なる2つのコイル20、20をはめ込む
ためにある。これらの2つのコイル20、20は、図1
に示すようにコイル部22、リード線巻き始め部24と
リード線巻き終り部26、リード線折り曲げ部27、2
8を有している。2つの溝16、18は、リード線巻き
始め部24とリード線巻き終り部26を引き出すための
ものである。
【0017】後述するようにコイル巻線部22は、リー
ド線巻き始め部24とリード線巻き終り部26の根元領
域Aで交差している。しかも、図1と図2で示すよう
に、リード線巻き始め部24の折り曲げ部27とリード
線巻き終り部26の折り曲げ部28は、根元領域Aで直
角にそれぞれ形成されている。
ド線巻き始め部24とリード線巻き終り部26の根元領
域Aで交差している。しかも、図1と図2で示すよう
に、リード線巻き始め部24の折り曲げ部27とリード
線巻き終り部26の折り曲げ部28は、根元領域Aで直
角にそれぞれ形成されている。
【0018】次に、本発明の上記コイル20の巻線方法
と巻線装置を説明する。図4および図5は、この巻線方
法を実施する巻線装置の巻治具50を示している。巻治
具50は、巻軸52と主軸54を有している。巻軸52
はリード線でなる線材Wを巻いてコイルをつくるための
ものである。巻軸52は線材Wを巻き付ける段差56を
有している。線材Wの外径が大きい場合には段差56は
固定であり、かつ段差56の幅は線材Wの外径よりも幾
分小さい寸法になっている。
と巻線装置を説明する。図4および図5は、この巻線方
法を実施する巻線装置の巻治具50を示している。巻治
具50は、巻軸52と主軸54を有している。巻軸52
はリード線でなる線材Wを巻いてコイルをつくるための
ものである。巻軸52は線材Wを巻き付ける段差56を
有している。線材Wの外径が大きい場合には段差56は
固定であり、かつ段差56の幅は線材Wの外径よりも幾
分小さい寸法になっている。
【0019】主軸54は、回転駆動源であるモータMに
接続されている。主軸54には凸部58と、この凸部5
8から図において下方へ段差ともいう逃げ60,62を
隔てて、かつ巻軸52に向かって突出するように形成さ
れた2つの駆動ピン64を有している。凸部58はリー
ド線巻始め部24と巻終り部26のフォーミング(整形
もしくは形成)を行う。逃げ60は、リード線巻始め部
をフォーミングする際の逃げである。逃げ62は、リー
ド線巻終部をフォーミングする際の逃げとして機能す
る。駆動ピン64は、巻軸52の穴66に挿入されるこ
とにより巻軸52と主軸54とドッキングし、一体化す
るもので、モータMの駆動回転力を巻軸52に伝達す
る。なお、主軸54には、リード線巻始め部24をこの
主軸54に対して固定するクランプピン(図示せず)
と、巻線を巻回後、巻軸52と離れる際に完成したコイ
ルを巻軸52側へ押し付けるインジェクトピン(図示せ
ず)を有する。
接続されている。主軸54には凸部58と、この凸部5
8から図において下方へ段差ともいう逃げ60,62を
隔てて、かつ巻軸52に向かって突出するように形成さ
れた2つの駆動ピン64を有している。凸部58はリー
ド線巻始め部24と巻終り部26のフォーミング(整形
もしくは形成)を行う。逃げ60は、リード線巻始め部
をフォーミングする際の逃げである。逃げ62は、リー
ド線巻終部をフォーミングする際の逃げとして機能す
る。駆動ピン64は、巻軸52の穴66に挿入されるこ
とにより巻軸52と主軸54とドッキングし、一体化す
るもので、モータMの駆動回転力を巻軸52に伝達す
る。なお、主軸54には、リード線巻始め部24をこの
主軸54に対して固定するクランプピン(図示せず)
と、巻線を巻回後、巻軸52と離れる際に完成したコイ
ルを巻軸52側へ押し付けるインジェクトピン(図示せ
ず)を有する。
【0020】まず始めに、図6と図7に示すように、定
位置に保持されている線材Wの端を旋回チャック(図示
せず)でつかむ。そしてこの旋回チャックにより主軸5
4の凸部58を中心にして線材Wを矢印A1方向に旋回
してリード線巻始め部24を形成する。この巻始め部2
4をクランクピン(図示せず)で固定する。この状態の
まま、主軸54を図6の矢印Y1の方向に移動させて、
主軸54と巻軸52の間にギャップGを作る(図8参
照)。このギャップGは線材Wの外径よりも少し大きく
する。これにより図8に示すように主軸54と巻軸52
は、駆動ピン64により連結される。主軸54を回転さ
せることにより線材Wは段差56に沿って順に重られる
ように巻かれ任意の巻数のコイル巻線部22を形成す
る。
位置に保持されている線材Wの端を旋回チャック(図示
せず)でつかむ。そしてこの旋回チャックにより主軸5
4の凸部58を中心にして線材Wを矢印A1方向に旋回
してリード線巻始め部24を形成する。この巻始め部2
4をクランクピン(図示せず)で固定する。この状態の
まま、主軸54を図6の矢印Y1の方向に移動させて、
主軸54と巻軸52の間にギャップGを作る(図8参
照)。このギャップGは線材Wの外径よりも少し大きく
する。これにより図8に示すように主軸54と巻軸52
は、駆動ピン64により連結される。主軸54を回転さ
せることにより線材Wは段差56に沿って順に重られる
ように巻かれ任意の巻数のコイル巻線部22を形成す
る。
【0021】この際のコイル22の各線材W間の融着
は、(a)〜(c)のいずれかにより行う。 (a)線材Wへのエチルアルコール等の溶剤を塗布する
溶剤融着。 (b)巻線時に熱風を吹きつける熱風加熱融着。 (c)コイル部22を形成後,電流を流して通電加熱融
着する。
は、(a)〜(c)のいずれかにより行う。 (a)線材Wへのエチルアルコール等の溶剤を塗布する
溶剤融着。 (b)巻線時に熱風を吹きつける熱風加熱融着。 (c)コイル部22を形成後,電流を流して通電加熱融
着する。
【0022】図10と図11を参照すると、コイル部2
2を形成後、旋回チャックで線材Wをつかみ、そして旋
回方向Y2に沿って線材Wを旋回する。これにより、リ
ード線巻終り部26を形成する。この巻終り部26と巻
始め部24は任意の長さで切断する。この際、図12と
図13に示すように、リード線巻始め部24、リード線
巻終り部26を所定の長さで切断すると同時に、クラン
パー機構のチャック80のチャック爪82、82でリー
ド線巻始め部24、リード線巻終り部26を掴む。そし
て、その状態のまま旋回方向Y3に沿ってチャック80
を角度θ(好ましくは約90度)回転させる。この動作
により、リード線巻始め部24、リード線巻終り部26
は、強いテンションをかけながらコイル巻線部22が含
まれる平面と垂直の状態から水平(同一平面)へ整形
(フォーミング)される。なおリード線巻始め部24、
リード線巻終り部26を切断する時には、後からリード
線巻始め部24、リード線巻終り部26の判別を用意に
するために相互に長さを変えて切断してもよい。
2を形成後、旋回チャックで線材Wをつかみ、そして旋
回方向Y2に沿って線材Wを旋回する。これにより、リ
ード線巻終り部26を形成する。この巻終り部26と巻
始め部24は任意の長さで切断する。この際、図12と
図13に示すように、リード線巻始め部24、リード線
巻終り部26を所定の長さで切断すると同時に、クラン
パー機構のチャック80のチャック爪82、82でリー
ド線巻始め部24、リード線巻終り部26を掴む。そし
て、その状態のまま旋回方向Y3に沿ってチャック80
を角度θ(好ましくは約90度)回転させる。この動作
により、リード線巻始め部24、リード線巻終り部26
は、強いテンションをかけながらコイル巻線部22が含
まれる平面と垂直の状態から水平(同一平面)へ整形
(フォーミング)される。なおリード線巻始め部24、
リード線巻終り部26を切断する時には、後からリード
線巻始め部24、リード線巻終り部26の判別を用意に
するために相互に長さを変えて切断してもよい。
【0023】図14に示すように、インジェクトピン
(図示せず)で巻軸52に対してコイル巻線部22を押
し付けながら、主軸54を矢印Y4方向に移動する。最
後にコイル巻線部22を取り出すために、図15に示す
ように巻軸52のインジェクトピン72を突出させて、
コイル巻線部22を巻軸52の段部56から外す。 こ
れにより、図1で示したコイル20が得られる。
(図示せず)で巻軸52に対してコイル巻線部22を押
し付けながら、主軸54を矢印Y4方向に移動する。最
後にコイル巻線部22を取り出すために、図15に示す
ように巻軸52のインジェクトピン72を突出させて、
コイル巻線部22を巻軸52の段部56から外す。 こ
れにより、図1で示したコイル20が得られる。
【0024】ここで、図16から図18を参照してクラ
ンパー機構200を説明する。このクランパー機構20
0は、つかみ部と、移動部と、回転操作部を有してい
る。つかみ部は、図12と図13で既に示したようにチ
ャック80である。移動部は、スライドテーブル210
である。さらに、回転操作部は、、ロータリアクチュエ
ータ220、ベアリング230、カップリング240な
どを有している。
ンパー機構200を説明する。このクランパー機構20
0は、つかみ部と、移動部と、回転操作部を有してい
る。つかみ部は、図12と図13で既に示したようにチ
ャック80である。移動部は、スライドテーブル210
である。さらに、回転操作部は、、ロータリアクチュエ
ータ220、ベアリング230、カップリング240な
どを有している。
【0025】チャック80は、平行チャックともいい平
行のチャック爪82、82と、シリンダ84を有してい
る。図17に示すように、チャック爪82、82は、シ
リンダ84の操作により、互いに矢印方向に移動して図
12に示すように、リード線巻始め部24とリード線巻
終り部26を着脱自在に挟むことができる。
行のチャック爪82、82と、シリンダ84を有してい
る。図17に示すように、チャック爪82、82は、シ
リンダ84の操作により、互いに矢印方向に移動して図
12に示すように、リード線巻始め部24とリード線巻
終り部26を着脱自在に挟むことができる。
【0026】スライドテーブル210はシリンダ(図示
せず)を内蔵している。図18の矢印Rで示すように、
このシリンダの操作により、2本のシャフト212、2
14に沿って移動できるようになっている。図17と図
18に示すように、スライドテーブル210には、ロー
タリアクチュエータ220が設けられている。このエア
ー回転式のロータリアクチュエータ220の出力軸に
は、カップリング240を介してシャフト242に連結
されている。このシャフト242は、2つのベアリング
230により回転可能に支持されている。
せず)を内蔵している。図18の矢印Rで示すように、
このシリンダの操作により、2本のシャフト212、2
14に沿って移動できるようになっている。図17と図
18に示すように、スライドテーブル210には、ロー
タリアクチュエータ220が設けられている。このエア
ー回転式のロータリアクチュエータ220の出力軸に
は、カップリング240を介してシャフト242に連結
されている。このシャフト242は、2つのベアリング
230により回転可能に支持されている。
【0027】ロータリアクチュエータ220の操作によ
り、図18の矢印Nで示すように、図18の状態のチャ
ック80は90度回転される。つまり、既に説明したよ
うに図12と図13で示すように、チャック爪82、8
2によりリード線巻始め部24とリード線巻終り部26
を挟んだ状態で、チャック80を、θが90度だけ矢印
Y3の方向に折り曲げることができる。これにより、コ
イル巻線部22を含む平面に関連して、リード線巻始め
部24とリード線巻終り部26を配置もしくは位置させ
ることができる。
り、図18の矢印Nで示すように、図18の状態のチャ
ック80は90度回転される。つまり、既に説明したよ
うに図12と図13で示すように、チャック爪82、8
2によりリード線巻始め部24とリード線巻終り部26
を挟んだ状態で、チャック80を、θが90度だけ矢印
Y3の方向に折り曲げることができる。これにより、コ
イル巻線部22を含む平面に関連して、リード線巻始め
部24とリード線巻終り部26を配置もしくは位置させ
ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、リード線巻始め部の形成とリード線巻終り部の形
成、およびコイル巻線部の形成を連続して行うことがで
きる。このため、リード線巻始め部の形成とリード線巻
終り部の形成時に、リード線巻始め部とリード線巻終り
部に強いテンションをかけることができ、真直のリード
線巻始め部とリード線巻終り部に仕上げることができ
る。請求項2の発明によれば、リード線巻始め部とリー
ド線巻終り部が交差するように巻線されるので、相互の
融着力が強く、後工程でリード線巻始め部とリード線巻
終り部とコイル巻線部がばらけ難くなる。請求項3の発
明によれば、リード線巻始め部とリード線巻終り部のそ
れぞれの折り曲げ部分を直角に形成すれば、後工程でリ
ード線巻始め部とリード線巻終り部とコイル巻線部がば
らけ難くなる。請求項4の発明によれば、簡単な構成な
がら、平型のロータリトランス用にコイル巻線部を含む
平面に関連して、リード線巻始め部とリード線巻終り部
を配置もしくは位置させることができる。
れば、リード線巻始め部の形成とリード線巻終り部の形
成、およびコイル巻線部の形成を連続して行うことがで
きる。このため、リード線巻始め部の形成とリード線巻
終り部の形成時に、リード線巻始め部とリード線巻終り
部に強いテンションをかけることができ、真直のリード
線巻始め部とリード線巻終り部に仕上げることができ
る。請求項2の発明によれば、リード線巻始め部とリー
ド線巻終り部が交差するように巻線されるので、相互の
融着力が強く、後工程でリード線巻始め部とリード線巻
終り部とコイル巻線部がばらけ難くなる。請求項3の発
明によれば、リード線巻始め部とリード線巻終り部のそ
れぞれの折り曲げ部分を直角に形成すれば、後工程でリ
ード線巻始め部とリード線巻終り部とコイル巻線部がば
らけ難くなる。請求項4の発明によれば、簡単な構成な
がら、平型のロータリトランス用にコイル巻線部を含む
平面に関連して、リード線巻始め部とリード線巻終り部
を配置もしくは位置させることができる。
【図1】本発明に係るロータリトランス用コイルの巻線
方法により形成されたコイルと、このコイルを装着する
平型のフェライトコアを示す斜視図。
方法により形成されたコイルと、このコイルを装着する
平型のフェライトコアを示す斜視図。
【図2】図1のフェライトコアに装着された2つのコイ
ルを示す斜視図。
ルを示す斜視図。
【図3】図2のフェライトコアの断面図。
【図4】本発明のロータリトランス用コイルの巻線方法
によりロータリートランス用コイルを巻線するための巻
線装置の巻治具を示す図。
によりロータリートランス用コイルを巻線するための巻
線装置の巻治具を示す図。
【図5】図4の巻治具の主軸を示す斜視図。
【図6】図4の巻治具の主軸により、リード線巻始め部
を形成した状態を示す図。
を形成した状態を示す図。
【図7】図4の巻治具の主軸によりリード線巻始め部を
形成した状態を示す斜視図。
形成した状態を示す斜視図。
【図8】図4の巻治具により、コイルの巻線部を形成し
た状態を示す図。
た状態を示す図。
【図9】図4の巻治具により、コイルのコイル巻線部を
形成した状態を示す斜視図。
形成した状態を示す斜視図。
【図10】図4の巻治具により、コイルのリード線巻終
り部を形成した状態を示す図。
り部を形成した状態を示す図。
【図11】図4の巻治具により、コイルのリード線巻終
り部を形成した状態を示す斜視図。
り部を形成した状態を示す斜視図。
【図12】チャックによりコイルのリード線巻始め部と
リード線巻終り部を保持した状態を示す図。
リード線巻終り部を保持した状態を示す図。
【図13】チャックによりコイルのリード線巻始め部と
リード線巻終り部を90度曲げた状態を示す図。
リード線巻終り部を90度曲げた状態を示す図。
【図14】巻軸から主軸を離した状態を示す図。
【図15】コイルを巻軸から外そうとしている状態を示
す図。
す図。
【図16】クランパー機構によりリード線巻始め部とリ
ード線巻終り部をつかんで折り曲げようとしている状態
を示す図。
ード線巻終り部をつかんで折り曲げようとしている状態
を示す図。
【図17】図16に示したクランパー機構の側面図。
【図18】図16に示したクランパー機構の正面図。
【図19】従来の巻線機により作られたコイルの形状を
示す図。
示す図。
10 フェライトコア 12,14 溝 16,18 溝 W 線材 20 コイル 22 コイル巻線部 24 リード線巻始め部 26 リード線巻終り部 50 巻治具 52 巻軸 54 主軸 64 駆動ピン 80 チャック(つかみ部) 200 クランパー機構 210 スライドテーブル(移動部) 220 ロータリアクチュエータ(回転操作部) 230 ベアリング(回転操作部) 240 カップリング(回転操作部)
Claims (4)
- 【請求項1】平型のロータリートランスのコアに対して
装着されるコイルであって、コイル巻線部と、このコイ
ル巻線部の各端末であるリード線巻き始め部とリード線
巻き終り部とを有するコイルを形成するロータリートラ
ンス用コイルの巻線方法において、 線材を折り曲げてリード線巻き始め部を形成し、 線材を巻いてコイル巻線部を形成し、 線材を折り曲げてリード線巻き終り部を形成し、 リード線巻き始め部とリード線巻き終り部を所定の長さ
で切断すると共に、リード線巻き始め部とリード線巻き
終り部を同時に整形してコイル巻線部を含む平面に関連
してリード線巻き始め部とリード線巻き終り部を位置す
ることを特徴とする、ロータリートランス用コイルの巻
線方法。 - 【請求項2】前記リード線巻き始め部と前記リード線巻
き終り部は、前記コイル巻線部を含む平面を通る中心線
で交差して、中心線を超えた位置で曲折されていること
を特徴とする、請求項1に記載したロータリートランス
用コイルの巻線方法。 - 【請求項3】前記リード線巻き始め部から前記コイル巻
線部につながる部分と、前記リード線巻き終り部から前
記コイル巻線部につながる部分は、直角に形成する請求
項2に記載のロータリートランス用コイルの巻線方法。 - 【請求項4】平型のロータリートランスのコアに対して
装着されるコイルであって、コイル巻線部と、このコイ
ル巻線部の各端末であるリード線巻き始め部とリード線
巻き終り部とを有するコイルを形成するためのロータリ
ートランス用コイルの巻線装置において、 リード線巻き始め部とリード線巻き終り部とを着脱自在
に挟むためのつかみ部と、 リード線巻き始め部とリード線巻き終り部に対してこの
つかみ部を進退させるための移動部と、 つかみ部を所定角度回転して、コイル巻線部を含む平面
に関連してリード線巻き始め部とリード線巻き終り部を
位置させる回転操作部とを備えていることを特徴とす
る、ロータリートランス用コイルの巻線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24871192A JP3318625B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24871192A JP3318625B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677058A true JPH0677058A (ja) | 1994-03-18 |
JP3318625B2 JP3318625B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=17182205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24871192A Expired - Fee Related JP3318625B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ロータリートランス用コイルの巻線方法とその巻線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3318625B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007080921A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Nittoku Eng Co Ltd | 線材のフォーミング方法、及びそれを用いた装置 |
JP2013162107A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Nittoku Eng Co Ltd | コイルの多連巻線装置及びその多連巻線方法 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP24871192A patent/JP3318625B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007080921A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Nittoku Eng Co Ltd | 線材のフォーミング方法、及びそれを用いた装置 |
JP4729372B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2011-07-20 | 日特エンジニアリング株式会社 | 線材のフォーミング方法、及びそれを用いた装置 |
JP2013162107A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Nittoku Eng Co Ltd | コイルの多連巻線装置及びその多連巻線方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3318625B2 (ja) | 2002-08-26 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |