JPS6243531B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243531B2 JPS6243531B2 JP55168368A JP16836880A JPS6243531B2 JP S6243531 B2 JPS6243531 B2 JP S6243531B2 JP 55168368 A JP55168368 A JP 55168368A JP 16836880 A JP16836880 A JP 16836880A JP S6243531 B2 JPS6243531 B2 JP S6243531B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- wire
- lead wire
- processing device
- spring
- Prior art date
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 33
- 210000004919 hair shaft Anatomy 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 11
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/10—Connecting leads to windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高周波コイルやバルストランスのよ
うに端子ピンを有し細い線材を巻回した電気部品
のリード線端末を処理する装置、すなわち、リー
ド線を端子ピンに巻きつけて切断する装置に関す
るものである。
うに端子ピンを有し細い線材を巻回した電気部品
のリード線端末を処理する装置、すなわち、リー
ド線を端子ピンに巻きつけて切断する装置に関す
るものである。
従来知られているこの種の装置としては、先に
出願人が提案した特許1002190号のようなものが
ある。これは、先端に端子ピン挿入孔を有するか
らげ軸と、からげ軸に嵌挿された筒状のスライダ
を具えたもので、スライダに設けた2個の突起で
リード線を保持し、スライダとからげ軸を端子ピ
ンのまわりに回転させることにより、リード線を
端子ピンに巻きつけて切断するものである。そし
て、この従来の装置では、ポビンに巻線した後の
リード線を端子ピンに巻きつけたとき、切断され
た残りの線材がスライダに巻きついて保持される
ようになつている。この線材は次の巻線に使用で
きるので、引き続き同線材を用いて巻線する場合
には好都合である。
出願人が提案した特許1002190号のようなものが
ある。これは、先端に端子ピン挿入孔を有するか
らげ軸と、からげ軸に嵌挿された筒状のスライダ
を具えたもので、スライダに設けた2個の突起で
リード線を保持し、スライダとからげ軸を端子ピ
ンのまわりに回転させることにより、リード線を
端子ピンに巻きつけて切断するものである。そし
て、この従来の装置では、ポビンに巻線した後の
リード線を端子ピンに巻きつけたとき、切断され
た残りの線材がスライダに巻きついて保持される
ようになつている。この線材は次の巻線に使用で
きるので、引き続き同線材を用いて巻線する場合
には好都合である。
しかしながら、その反面、たとえば直径が異な
る2種の線材を一つのボビンに巻線するコイル等
に対しては本装置が2台必要となるし、2本の線
材を一緒に重ねてボビンに巻線してから別々の端
子ピンにそれぞれの線材の端末を接続する、いわ
ゆるバイフアイラー巻きのコイルの場合には本装
置を使用できないという問題がある。また、スラ
イダに巻きついて無駄になる線材の量が多く、定
期的に巻線作業を中断して、蓄積した不要な線材
を除去しなければならない欠点があつた。
る2種の線材を一つのボビンに巻線するコイル等
に対しては本装置が2台必要となるし、2本の線
材を一緒に重ねてボビンに巻線してから別々の端
子ピンにそれぞれの線材の端末を接続する、いわ
ゆるバイフアイラー巻きのコイルの場合には本装
置を使用できないという問題がある。また、スラ
イダに巻きついて無駄になる線材の量が多く、定
期的に巻線作業を中断して、蓄積した不要な線材
を除去しなければならない欠点があつた。
本発明は上記のような従来の欠点を解消するた
めになされたもので、ボビンに2種の線材を続け
て巻線するコイルやバイフアイラー巻きのコイル
にも使用でき、線材のロスが少なく、作業を中断
せずに自動的に不要な線材を除去することのでき
るリード線端末処理装置を提供することを目的と
するものである。
めになされたもので、ボビンに2種の線材を続け
て巻線するコイルやバイフアイラー巻きのコイル
にも使用でき、線材のロスが少なく、作業を中断
せずに自動的に不要な線材を除去することのでき
るリード線端末処理装置を提供することを目的と
するものである。
本発明によるリード線端末処理装置は、線材を
挾んで保持できる線材保持部を設け、この線材保
持部がからげ軸のまわりを回転するように構成し
たことを特徴とするもので、線材を挾持した線材
保持部を、からげ軸の回転方向と同方向に回転さ
せることにより、リード線の巻きつけ及び切断を
行なうようにしたものである。以下、本発明の一
実施例について図面とともに説明する。
挾んで保持できる線材保持部を設け、この線材保
持部がからげ軸のまわりを回転するように構成し
たことを特徴とするもので、線材を挾持した線材
保持部を、からげ軸の回転方向と同方向に回転さ
せることにより、リード線の巻きつけ及び切断を
行なうようにしたものである。以下、本発明の一
実施例について図面とともに説明する。
第1図は部分的に断面にした本装置の側面図で
ある。1は、前後左右及び上下方向に自由に移動
可能なホルダー、2は円筒形のスリーブである。
スリーブ2はボールベアリング3を介してホルダ
ー1に回転自在に取付けてある。4はスリーブ2
がホルダー1から外れないように係止するための
ストツパーリングである。5は、スリーブ2に挿
入して取付けたからげ軸で、先細にして丸みを持
たせたその先端には、コイル等の端子ピンを収容
できる端子ピン挿入孔5aを設けてある。このか
らげ軸5は、スリーブ2内をからげ軸5の長手方
向に移動可能で、かつこの長手方向の軸線を中心
に回転自在にしてある。からげ軸5とスリーブ2
は、図示されていないがモーターでそれぞれ同方
向に回転されるようになつている。6は、からげ
軸5を後方(図で右方向を後方とする)に付勢す
る復帰用のスプリング、7はからげ軸5を前進さ
せるための押圧部材である。8は連結ブロツク9
を介してスリーブ2に固着された筒体、10は筒
体8内を滑動自在な受け軸であり、受け軸10は
長手方向に貫通した孔10aを有している。11
は押圧子で、その後部を受け軸10の孔10aに
貫通させて滑動自在となるように取付けてある。
この押圧子11の頭部と受け軸10の頭部で、線
材を挾持するための挾持部12が形成されてい
る。すなわち、第2図イ及びロから明らかなよう
に、押圧子11の後面11aと受け軸10の前面
10bとで線材が挾持されるものである。図示の
押圧子11は略T字形に形成し、その左右両側の
どちらででも線材を挾持できるようにしてある。
そのため、この押圧子11と受け軸10は、筒体
8内を回動しないように構成されている。なお、
第2図は、挾持部12が開いた状態を示してい
る。13は、押圧子11を受け軸10の後方に付
勢して線材の挾持力を生じるためにスプリングで
ある。スプリング13としては、挾持部12で保
持した線材を強く引いたときでもこの線材が外れ
ないような強いスプリングが選ばれている。一
方、14は受け軸10を筒体8の後方に付勢する
スプリングで、スプリング14はスプリング13
よりもはるかに小さな弾力のものにしてあり、挾
持部12で保持される線材の引張り強度よりも小
さな力で収縮する。したがつて、挾持部12で保
持した線材に張力が作用した場合、スプリング1
4は容易に収縮するがスプリング13は全く変形
しないので、押圧子11と受け軸10は挾持部1
2を閉じたまま共に筒体8内を前進することにな
る。15及び16は、それぞれ押圧子11及び受
け軸10の後端に取付けたスプリング止めであ
る。連結ブロツク9でスリーブ2に固着されたこ
れらの筒体8及び受け軸10、押圧子11等によ
り、線材保持部が構成されている。線材保持部
は、スリーブ2に固着されているので、スリーブ
2を回転させるとからげ軸5を中心にして共に回
転することになる。
ある。1は、前後左右及び上下方向に自由に移動
可能なホルダー、2は円筒形のスリーブである。
スリーブ2はボールベアリング3を介してホルダ
ー1に回転自在に取付けてある。4はスリーブ2
がホルダー1から外れないように係止するための
ストツパーリングである。5は、スリーブ2に挿
入して取付けたからげ軸で、先細にして丸みを持
たせたその先端には、コイル等の端子ピンを収容
できる端子ピン挿入孔5aを設けてある。このか
らげ軸5は、スリーブ2内をからげ軸5の長手方
向に移動可能で、かつこの長手方向の軸線を中心
に回転自在にしてある。からげ軸5とスリーブ2
は、図示されていないがモーターでそれぞれ同方
向に回転されるようになつている。6は、からげ
軸5を後方(図で右方向を後方とする)に付勢す
る復帰用のスプリング、7はからげ軸5を前進さ
せるための押圧部材である。8は連結ブロツク9
を介してスリーブ2に固着された筒体、10は筒
体8内を滑動自在な受け軸であり、受け軸10は
長手方向に貫通した孔10aを有している。11
は押圧子で、その後部を受け軸10の孔10aに
貫通させて滑動自在となるように取付けてある。
この押圧子11の頭部と受け軸10の頭部で、線
材を挾持するための挾持部12が形成されてい
る。すなわち、第2図イ及びロから明らかなよう
に、押圧子11の後面11aと受け軸10の前面
10bとで線材が挾持されるものである。図示の
押圧子11は略T字形に形成し、その左右両側の
どちらででも線材を挾持できるようにしてある。
そのため、この押圧子11と受け軸10は、筒体
8内を回動しないように構成されている。なお、
第2図は、挾持部12が開いた状態を示してい
る。13は、押圧子11を受け軸10の後方に付
勢して線材の挾持力を生じるためにスプリングで
ある。スプリング13としては、挾持部12で保
持した線材を強く引いたときでもこの線材が外れ
ないような強いスプリングが選ばれている。一
方、14は受け軸10を筒体8の後方に付勢する
スプリングで、スプリング14はスプリング13
よりもはるかに小さな弾力のものにしてあり、挾
持部12で保持される線材の引張り強度よりも小
さな力で収縮する。したがつて、挾持部12で保
持した線材に張力が作用した場合、スプリング1
4は容易に収縮するがスプリング13は全く変形
しないので、押圧子11と受け軸10は挾持部1
2を閉じたまま共に筒体8内を前進することにな
る。15及び16は、それぞれ押圧子11及び受
け軸10の後端に取付けたスプリング止めであ
る。連結ブロツク9でスリーブ2に固着されたこ
れらの筒体8及び受け軸10、押圧子11等によ
り、線材保持部が構成されている。線材保持部
は、スリーブ2に固着されているので、スリーブ
2を回転させるとからげ軸5を中心にして共に回
転することになる。
17は押圧子11を前進させるために押圧板で
ある。押圧板17は、ホルダー1を貫通した手柱
18にガイドされて押圧子11の長手方向に軸線
に沿つて移動自在にしてあり、エアーシリンダ等
で駆動される。19は支柱18同士をつなぐ連結
板、20は押圧板17及び連結板19を支柱18
に固定しているナツトである。
ある。押圧板17は、ホルダー1を貫通した手柱
18にガイドされて押圧子11の長手方向に軸線
に沿つて移動自在にしてあり、エアーシリンダ等
で駆動される。19は支柱18同士をつなぐ連結
板、20は押圧板17及び連結板19を支柱18
に固定しているナツトである。
次に、本装置を高周波コイルの端末処理に適用
した場合を例にとり、その動作について説明す
る。
した場合を例にとり、その動作について説明す
る。
第3図において、21はチヤツク、22はチヤ
ツク21に保持された高周波コイルのボビン、2
3はボビン22を固着し端子ピン24を植設した
ベース、25は巻き枠等から繰り出される線材で
あり、今、線材25の一端が端子ピン24の根元
に巻きつけられた後、ボビン22に対する巻線を
終えた状態にある。このとき、まず、本装置の押
圧板17を左方に前進させることにより、スプリ
ング14及びスプリング13を順次圧縮して挾持
部12を開き、さらにホルダー1と共に本装置全
体を移動して挾持部12に線材25を引掛ける。
これが第3図の状態である。
ツク21に保持された高周波コイルのボビン、2
3はボビン22を固着し端子ピン24を植設した
ベース、25は巻き枠等から繰り出される線材で
あり、今、線材25の一端が端子ピン24の根元
に巻きつけられた後、ボビン22に対する巻線を
終えた状態にある。このとき、まず、本装置の押
圧板17を左方に前進させることにより、スプリ
ング14及びスプリング13を順次圧縮して挾持
部12を開き、さらにホルダー1と共に本装置全
体を移動して挾持部12に線材25を引掛ける。
これが第3図の状態である。
次に、押圧板17を後退させると、スプリング
13の弾力で挾持部12が閉じ、線材25は線材
保持部でしつかりと保持される。この後、高周波
コイルのリード線部25aを残し、繰り出し側の
線材25をカツター(図示せず)で切断する。
13の弾力で挾持部12が閉じ、線材25は線材
保持部でしつかりと保持される。この後、高周波
コイルのリード線部25aを残し、繰り出し側の
線材25をカツター(図示せず)で切断する。
そして、本装置全体を移動するとともにからげ
軸5を前進させて、からげ軸5の先端の端子ピン
挿入孔5aに、このリード線部25aを巻きつけ
るべき端子ピン24を挿入する(第4図)。
軸5を前進させて、からげ軸5の先端の端子ピン
挿入孔5aに、このリード線部25aを巻きつけ
るべき端子ピン24を挿入する(第4図)。
この際、リード線部25aはベース23の側面
に設けた溝(図示せず)を通してからげ軸5の先
端に接触するように導かれるようにし、からげ軸
5の先端とベース23との間には僅かなすき間が
あくようにする。この状態で線材保持部とからげ
軸5を、端子ピン24の長手軸を中心にして同方
向に回転すると、第5図に示すようにリード線部
25aは、からげ軸5の先端を滑つて端子ピン2
4の根元に正確に巻きつけられる。このとき、か
らげ軸5を線材保持部と同方向に回転させてある
ので、リード線部25aは、円滑に端子ピン24
の根元に送られ、からげ軸5にからみつくことが
ない。からげ軸5と線材保持部とは同一速度で回
転させてもよいが、からげ軸5の回転速度を線材
保持部の回転速度よりも速くしておけば、線材の
送り動作がさらに円滑になり、一層よい結果が得
られる。
に設けた溝(図示せず)を通してからげ軸5の先
端に接触するように導かれるようにし、からげ軸
5の先端とベース23との間には僅かなすき間が
あくようにする。この状態で線材保持部とからげ
軸5を、端子ピン24の長手軸を中心にして同方
向に回転すると、第5図に示すようにリード線部
25aは、からげ軸5の先端を滑つて端子ピン2
4の根元に正確に巻きつけられる。このとき、か
らげ軸5を線材保持部と同方向に回転させてある
ので、リード線部25aは、円滑に端子ピン24
の根元に送られ、からげ軸5にからみつくことが
ない。からげ軸5と線材保持部とは同一速度で回
転させてもよいが、からげ軸5の回転速度を線材
保持部の回転速度よりも速くしておけば、線材の
送り動作がさらに円滑になり、一層よい結果が得
られる。
端子ピン24の根元に巻きつけられたリード線
部25aは、端子ピン24に巻きつくに従い次第
に緊張するので、スプリング14に抗して押圧子
11と受け軸10を筒体8から前進させる。しか
し、スプリング止め16が連結ブロツク9に当た
ると押圧子11及び受け軸10は停止し、その結
果リード線部25aには線材の引張り強さ以上の
張力がかかつて、リード線部25aは端子ピン2
4の根元で切断される。したがつて、スプリング
止め16と連結ブロツク9との距離、及びコイル
スプリング14の強さを適当に選ぶことにより、
端子ピン24に巻きつけられるリード線部25a
の量を決定することができる。なお、切断されて
挾持部12に残つた不要な線材25は、押圧板1
7を作動させて挾持部12を開くことにより落下
して簡単に取に除かれる。
部25aは、端子ピン24に巻きつくに従い次第
に緊張するので、スプリング14に抗して押圧子
11と受け軸10を筒体8から前進させる。しか
し、スプリング止め16が連結ブロツク9に当た
ると押圧子11及び受け軸10は停止し、その結
果リード線部25aには線材の引張り強さ以上の
張力がかかつて、リード線部25aは端子ピン2
4の根元で切断される。したがつて、スプリング
止め16と連結ブロツク9との距離、及びコイル
スプリング14の強さを適当に選ぶことにより、
端子ピン24に巻きつけられるリード線部25a
の量を決定することができる。なお、切断されて
挾持部12に残つた不要な線材25は、押圧板1
7を作動させて挾持部12を開くことにより落下
して簡単に取に除かれる。
以上は、高周波コイルのボビン22に巻線した
後のリード線部25aの端末処理について述べた
が、ボビン22に巻線する前のリード線部25a
の端末処理は、次のようにして行なうことができ
る。
後のリード線部25aの端末処理について述べた
が、ボビン22に巻線する前のリード線部25a
の端末処理は、次のようにして行なうことができ
る。
第6図に示すように、繰り出し側の線材25の
端部を挾持部12で保持した本装置を、高周波コ
イルの下側に一旦くぐらせることにより、線材2
5をボビン22の周囲に半周程度巻回する。この
後の動作は、繰り出し側の線材25を切断する必
要がないのを除いて、前述した巻線後のリード線
部25aの端末を処理する場合と全く同様であ
る。すなわち、本装置全体を移動して、リード線
部25aをベース23の側面の溝を通して端子ピ
ン24の方向に導くとともに、からげ軸5を前進
させ、先端の端子ピン挿入孔5aに、このリード
線部5aを巻きつけるベき端子ピン24を挿入す
る。そして、線材保持部及びからげ軸5を回転さ
せてリード線部25aの巻きつけと切断を行なつ
た後、チヤツク21を回転してボビン22に線材
25を巻回すれば第3図の状態となる。以後は、
前述の動作を繰り返し行なえばよい。
端部を挾持部12で保持した本装置を、高周波コ
イルの下側に一旦くぐらせることにより、線材2
5をボビン22の周囲に半周程度巻回する。この
後の動作は、繰り出し側の線材25を切断する必
要がないのを除いて、前述した巻線後のリード線
部25aの端末を処理する場合と全く同様であ
る。すなわち、本装置全体を移動して、リード線
部25aをベース23の側面の溝を通して端子ピ
ン24の方向に導くとともに、からげ軸5を前進
させ、先端の端子ピン挿入孔5aに、このリード
線部5aを巻きつけるベき端子ピン24を挿入す
る。そして、線材保持部及びからげ軸5を回転さ
せてリード線部25aの巻きつけと切断を行なつ
た後、チヤツク21を回転してボビン22に線材
25を巻回すれば第3図の状態となる。以後は、
前述の動作を繰り返し行なえばよい。
以上は、一実施例について説明したが、本発明
の具体的な構成は種々変更できることは勿論であ
る。
の具体的な構成は種々変更できることは勿論であ
る。
たとえば、実施例に示したからげ軸の先端は、
端子ピン挿入孔を有しているので筒状になつてい
るが、このからげ軸の先端を長手方向の軸に沿つ
て2分割しその一方を取り除いたような、端子ピ
ン挿入孔のないからげ軸を用いることもできる。
このようにした場合には、線材保持部とからげ軸
の回転速度を等しくするとともに、からげ軸の先
端は線材保持部のある側を残すようにし、からげ
軸の先端に線材通過用の溝を設けるなど、線材が
からげ軸から離脱しないような手段を講じること
は言うまでもない。
端子ピン挿入孔を有しているので筒状になつてい
るが、このからげ軸の先端を長手方向の軸に沿つ
て2分割しその一方を取り除いたような、端子ピ
ン挿入孔のないからげ軸を用いることもできる。
このようにした場合には、線材保持部とからげ軸
の回転速度を等しくするとともに、からげ軸の先
端は線材保持部のある側を残すようにし、からげ
軸の先端に線材通過用の溝を設けるなど、線材が
からげ軸から離脱しないような手段を講じること
は言うまでもない。
上述のように、本発明のリード線端末処理装置
は、線材を挾んで保持する線材保持部を設け、こ
の線材保持部をからげ軸のまわりに回転させるよ
うにしたので、巻きつけ方向を自由に選べるのは
勿論、一つのボビンに2種の線材を巻線するコイ
ルやバイフアイラー巻線のコイル等の端末処理に
も使用することができる。また、線材のロスが少
なく、不要になつた線材は挾持部を開くだけでそ
のつど除去されるため、作業を中断することなく
連続的な動作が可能であり、端末処理作業を自動
化する上できわめて有用なものである。
は、線材を挾んで保持する線材保持部を設け、こ
の線材保持部をからげ軸のまわりに回転させるよ
うにしたので、巻きつけ方向を自由に選べるのは
勿論、一つのボビンに2種の線材を巻線するコイ
ルやバイフアイラー巻線のコイル等の端末処理に
も使用することができる。また、線材のロスが少
なく、不要になつた線材は挾持部を開くだけでそ
のつど除去されるため、作業を中断することなく
連続的な動作が可能であり、端末処理作業を自動
化する上できわめて有用なものである。
第1図は本発明によるリード線端末処理装置の
一部を断面にした概略側面図、第2図イはその部
分平面図、ロは同斜視図、第3図は本装置の動作
状態を示す一部を切欠した側面図、第4図〜第6
図はそれぞれ異なる動作状態を示す要部の側面図
である。 2……スリーブ、5……からげ軸、5a……端
子ピン挿入孔、8……筒体、10……受け軸、1
1……押圧子、12……挾持部、25……線材。
一部を断面にした概略側面図、第2図イはその部
分平面図、ロは同斜視図、第3図は本装置の動作
状態を示す一部を切欠した側面図、第4図〜第6
図はそれぞれ異なる動作状態を示す要部の側面図
である。 2……スリーブ、5……からげ軸、5a……端
子ピン挿入孔、8……筒体、10……受け軸、1
1……押圧子、12……挾持部、25……線材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 端子ピンを有する電気部品のリード線端末処
理装置において、長手方向に移動可能で端子ピン
の長手軸を中心に回転自在なからげ軸と、線材を
挟持可能で該からげ軸のまわりを該からげ軸と同
方向に回転自在に構成された線材保持部を具え、
該線材保持部が、筒体と、該筒体を貫通し第1の
スプリングで筒体の後方に付勢された受け軸と、
受け軸を貫通し第1のスプリングよりも弾力の大
きな第2のスプリングで受け軸の後方に付勢され
た押圧子とからなることを特徴とするリード線端
末処理装置。 2 からげ軸が線材保持部よりも速く回転するよ
うに構成した特許請求の範囲第1項記載のリード
線端末処理装置。 3 からげ軸と線材保持部の回転速度を等しく構
成した特許請求の範囲第1項記載のリード線端末
処理装置。 4 端子ピンを有する電気部品のリード線端末処
理装置において、移動可能なホルダーに回転自在
に取付けられた略円筒形のスリーブと、先端に端
子ピン挿入孔を有し、該スリーブ内を長手方向に
移動可能でかつ長手方向の中心軸線を中心に回転
自在となるようにスリーブに挿入して取付けられ
たからげ軸と、線材を挟持可能でからげ軸と同方
向にスリーブと共に回転自在に構成された線材保
持部とを具えたとこを特徴とするリード線端末処
理装置。 5 線材保持部が、スリーブに連結固着された筒
体と、該筒体を貫通し第1のスプリングで筒体の
後方に付勢された受け軸と、受け軸を貫通し第1
のスプリングよりも弾力の大きな第2のスプリン
グで受け軸の後方に付勢された押圧子とからなる
特許請求の範囲第4項記載のリード線端末処理装
置。 6 からげ軸が線材保持部よりも速く回転するよ
うに構成した特許請求の範囲第4項記載のリード
線端末処理装置。 7 からげ軸と線材保持部の回転速度を等しく構
成した特許請求の範囲第4項記載のリード線端末
処理装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55168368A JPS5791509A (en) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | Lead wire terminal treating device |
GB8134784A GB2090172B (en) | 1980-11-28 | 1981-11-18 | Device for disposing of end portions of lead wires in automatic winding machines |
CH755081A CH644329A5 (fr) | 1980-11-28 | 1981-11-25 | Dispositif pour effectuer la separation des parties terminales des fils conducteurs dans une machine a enrouler automatique. |
NL8105352A NL191041C (nl) | 1980-11-28 | 1981-11-26 | Inrichting voor het op aansluitpennen van een elektrische component wikkelen van aansluitdraden daarvoor. |
IT25338/81A IT1142083B (it) | 1980-11-28 | 1981-11-27 | Dispositivo per disporre le porzioni terminali di fili conduttori in bobinatrici automatiche |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55168368A JPS5791509A (en) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | Lead wire terminal treating device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5791509A JPS5791509A (en) | 1982-06-07 |
JPS6243531B2 true JPS6243531B2 (ja) | 1987-09-14 |
Family
ID=15866789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP55168368A Granted JPS5791509A (en) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | Lead wire terminal treating device |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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IT (1) | IT1142083B (ja) |
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DE3412236C1 (de) * | 1984-04-02 | 1985-08-29 | Norbert Dipl.-Ing. 5275 Bergneustadt Weiner | Verfahren zum Herstellen einer elektrischen Schalenkernspule, Wickeldorn zur Durchführung des Verfahrens und Anschlußträger für die Schalenkernspule |
DE3504422A1 (de) * | 1985-02-07 | 1986-08-07 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Vorrichtung zum bewickeln eines spulenkoerpers, abtrennen von drahtenden und anwickeln der drahtenden an anschlussstifte des spulenkoerpers |
JPH0690989B2 (ja) * | 1990-07-27 | 1994-11-14 | 東光株式会社 | 自動巻線機のクランパーおよび線材の保持方法 |
JP3068538B2 (ja) * | 1997-11-28 | 2000-07-24 | 日特エンジニアリング株式会社 | 巻線機 |
CN114325230A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-12 | 江苏金陵安全技术有限公司 | 一种防雷检测用接地电阻监测装置及其使用方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54124256A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-27 | Chiba Nitsutoku Yuugengaishiya | Method of and apparatus for winding lead of coil around metal pin of electronic component such a bobbins |
Family Cites Families (1)
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DE2710551C3 (de) * | 1977-03-08 | 1979-09-27 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Vorrichtung zum Anwickeln eines zwischen einer Spule und einer Klemmeinrichtung aufgespannten Drahtendes an einen Anschlußstift der Spule |
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1980
- 1980-11-28 JP JP55168368A patent/JPS5791509A/ja active Granted
-
1981
- 1981-11-18 GB GB8134784A patent/GB2090172B/en not_active Expired
- 1981-11-25 CH CH755081A patent/CH644329A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1981-11-26 NL NL8105352A patent/NL191041C/xx not_active IP Right Cessation
- 1981-11-27 IT IT25338/81A patent/IT1142083B/it active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54124256A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-27 | Chiba Nitsutoku Yuugengaishiya | Method of and apparatus for winding lead of coil around metal pin of electronic component such a bobbins |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1142083B (it) | 1986-10-08 |
NL8105352A (nl) | 1982-06-16 |
NL191041C (nl) | 1994-12-16 |
IT8125338A0 (it) | 1981-11-27 |
JPS5791509A (en) | 1982-06-07 |
GB2090172B (en) | 1984-05-16 |
NL191041B (nl) | 1994-07-18 |
GB2090172A (en) | 1982-07-07 |
CH644329A5 (fr) | 1984-07-31 |
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