JPH0734409B2 - 捩線機 - Google Patents

捩線機

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JPH0734409B2
JPH0734409B2 JP62039067A JP3906787A JPH0734409B2 JP H0734409 B2 JPH0734409 B2 JP H0734409B2 JP 62039067 A JP62039067 A JP 62039067A JP 3906787 A JP3906787 A JP 3906787A JP H0734409 B2 JPH0734409 B2 JP H0734409B2
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秀一 和田
雅浩 久保田
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/17Construction or disposition of windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、ワークから導出された一対の線材の端部同士
を自動的に合わせる捩線機に関する。
「従来技術およびその問題点」 例えば、磁気ヘッド等の小型部品は、その巻線柱に、線
径60μm程度の細い線材が複数回巻き付けられ、巻線柱
から導出された一対の線材の端部同士は捩り合わされ
て、1本のリード線としての端部処理が行なわれる。第
8図には、ワークとしての磁気ヘッドWの巻線柱Aに、
コイルボビンBを介して、線材Cが巻き付けられている
状態が示されている。この巻線柱Aから導出された線材
Cの端部同士の捩り合わせを、従来では、第9図に示す
ように、磁気ヘッドWの方を固定しつつ、線材Cの方を
動かしながら、作業者の手作業で行なっているのが現状
である。
しかしながら、線材Cの捩り作業を手作業で行なう場合
には、次のような問題が生じている。
極めて細い線材の捩り合わせを行なうため、作業者
の高い熟練度が要求される。
目視と感に頼って捩り合わせを行なうため、捩り部
分が不均一となりがちであり、完成品の品質にばらつき
が生じる。
捩る力の加え方にばらつきが生じるため、線材の断
線が生じ易く、不良品が出易い。
線材の端部部分を比較的長くとらなければならない
ため、作業性が悪く、製品1ケ当りのコストが高くな
る。
「発明の目的」 本発明は、線材端部の捩り作業を自動的に行なうことで
上記の問題点を解消し、特に磁気ヘッド等の小物物品に
おける極めて細い線材の捩り作業に好適な捩線機を得る
ことを目的としている。
「発明の概要」 本発明は、ワークから導出された線材の端部同士の捩り
作業を手作業によらずに行なえないか、という新たな発
想に基いてなされたものである。すなわち、本発明は、
捩り合わせるべき一対の線材を導出させたワークを支持
し、定位置で回転させるワーク支持回転体と、ワークか
らの一対の線材の端末を、ワーク支持回転体上の回転中
心に関するほぼ対称位置でそれぞれ保持する線材保持手
段と、この線材保持手段を、上記ワーク支持回転体に対
し拡縮させる拡縮機構とを備えてなり、かつ、ワーク支
持回転体の回転運動と、線材保持手段による線材端末の
保持と、同期して行なわれる拡縮機構による、線材保持
手段の拡縮運動によって、ワークから導出された一対の
線材の端部同士を連続的に捩り合わせることを特徴とす
る。
「発明の実施例」 以下、図示実施例に基いて、本発明を説明する。
第8図(a)、(b)は、本発明が対象とするワークの
一例としての磁気ヘッドWを示したもので、線材Cが複
数巻き付けられる巻線柱Aを有している。そして、線材
CはコイルボビンBを介して巻線柱Aに複数巻き付けら
れ、その一対の線材端部C1,C2が適宜長さで導出されて
いる。
この巻線柱Aから導出した線材Cの端部C1,C2を捩り合
わせる本捩線機は、第1図ないし第4図に示すように、
磁気ヘッドWを支持して定位置で回転するワーククラン
プフィンガー11、線材Cの端部C1、C2の端末を保持する
一対のワイヤークランプフィンガー21,22、このワイヤ
ークランプフィンガー21,22を支持して揺動する左右の
支持アーム31,32、この支持アーム31,32の開き角度を拡
縮させる開き角可変機構37主たる構成要素としている。
ワーククランプフィンガー11は、第5図に示すように、
回転軸12に設けられたピン13を中心に開閉可能な一対の
ワーク保持爪14,15を有し、その内面に形成されたワー
ク保持凹部16により、磁気ヘッドコアWを両側から保持
する。これらのワーク保持爪14,15の開閉は、図示しな
いアクチュエータ等により行なわれる。磁気ヘッドコア
Wは、その巻線柱Aがワーククランプフィンガー11の回
転中心と略一致するようにして保持される。
回転軸12には、傘歯車45が固定され、この傘歯車45は、
駆動軸46側に固定された傘歯車47に咬み合わされてい
る。48は駆動軸46を回転駆動させるモータである。した
がって、ワーククランプフィンガー11は、モータ48の駆
動により、駆動軸46、傘歯車47、傘歯車45を介して、そ
の回転が回転軸12に伝達されることで回転する。また、
回転軸12には、フォトインタラプタ49が固定されてい
る。このフォトインタラプタ49は、外周縁部分に被検知
部を備えており、一回転する毎にセンサ部50によって検
知されるようになっている。したがって、フォトインタ
ラプタ49とセンサ部50は、ワーククランプフィンガー11
の回転数を制御する働きをする。
ワイヤークランプフィンガー21,22は、回転軸12に対し
対称位置にあり、それぞれ支持アーム31,32によって支
持されている。このワイヤークランプフィンガー21,22
は、図示しないアクチュエータによって開閉可能な一対
のワイヤー保持爪23,24を有し、線材Cの端部C1、C2の
端末を保持する。また、ワイヤークランプフィンガー2
1,22に、それぞれ端部C1、C2を適当な張りをもって保持
させるため、支持アーム31,32上には補助フィンガー25
がスライド可能に設けられている。この補助フィンガー
25は、第6図に示すように、ワイヤークランプフィンガ
ー21,22に隣接する前方位置で端部C1、C2保持する、開
閉可能な爪26、この爪26を支持して支持アーム31、32の
長手方向にスライドするスライダ27、およびこのスライ
ダ27を作動させるシリンダ28を備えている。爪26の内面
には、線材Cとの摩擦抵抗を少なくする部材が貼られて
いる。したがって、ワイヤークランプフィンガー21、、
22が端部C1、C2の端末をそれぞれ保持したとき、線材C
に弛みが生じている場合には、補助フィンガー25が作動
し、その爪26によって線材Cを挟み、摺接しながら引っ
張ることで、線材Cに適当な張りを持たせることができ
る。
ワイヤークランプフィンガー2、22をそれぞれ支持する
支持アーム31、32は、その一端部同士が共通支軸33によ
つて揺動可能に取り付けられている。この共通支軸33
は、ワーククランプフィンガー11の回転中心後方に直立
する支柱34に設けられている。また、支持アーム31、32
のそれぞれの他端部には、ピン35を介して同一長さに設
定された一対の揺動補助腕36の一端が連結され、この揺
動補助腕36の他端は支柱34側の連結スライダ41に支持さ
れている。したがって、支持アーム31と32は、ワークク
ランプフィンガ11の回転中心に対し、左右対称となって
いる。
この支持アーム31、32を、共通支軸33を中心に揺動させ
て拡縮させ、両者で形成される開き角度θを可変とする
ため、支柱34の背面に、開き角可変機構37が設けられて
いる。この開き角可変機構37は、支柱34に固定されたシ
リンダ38、このシリンダ38により進退するロッド39、こ
のロッド39に固定され、2本のガイドバー40に嵌められ
てスライドする連結スライダ41を備えている。そして、
この連結スライダ41に、揺動補助腕36の他端が、ピン42
を介して揺動可能に連結されている。したがって、シリ
ンダ38が作動すると、ロッド39の進退によって、連結ス
ライダ41がガイドバー40をスライドし、揺動補助腕36が
揺動することで、支持アーム31と32の開き角度が変更さ
れる。シリンダ38の作動スピードは、その構造によっ
て、一定、あるいは可変とすることができる。
以下、上記構成による本発明装置の作動を説明する。
磁気ヘッドコアWは、コイルボビンBを介した巻線柱A
に、線材Cが所定回数巻き付けられたものである。ま
ず、ワーククランプフィンガー11のワーク保持爪14、15
を開放し、上記の磁気ヘッドコアWを所定位置にセット
して閉じる。これで磁気ヘッドコアWの巻線柱Aは、回
転軸12のほぼ回転中心に位置する。次に、線材Cの端部
C1、C2を、それぞれワイヤークランプフィンガー21、22
にそのワイヤー保持爪23と24で挟んで保持させる。この
とき、端部C1、C2の弛みを取るため、線材Cを補助フィ
ンガー25の爪26に挟み、シリンダ28を作動させる。これ
で、スライダ27が支持アーム31、32上を若干スライド
し、爪26によって線材Cに適当な張りが生じる。この線
材Cの張りは、その端部C1、C2の均一な捩り合わせをす
る上で重要である。これで、磁気ヘッドコアWはワーク
クランプフィンガー11に保持され、線材Cの端部C1、C2
は、それぞれ適当な張りを保ってワイヤークランプフィ
ンガー21、22に保持される。また、支持アーム31、32に
よって形成される開き角度θは、大きくとられている。
この状態でモータ48を作動させ、これと同期してシリン
ダ38を作動させると、ワーククランプフィンガー11が磁
気ヘッドコアWを保持して回転するとともに、支持アー
ム31と32が揺動補助腕36によって共通支軸33を中心にそ
れぞれ開き角度θを締める方向に揺動する。このワーク
クランプフィンガー11の回転と支持アーム31、32の揺動
とによって、線材Cの端部C1とC2が連続して捩り合わせ
られる。この場合、捩り始めにおける支持アーム31と32
の開き角度θを大きくとっておき、この角度を徐々に小
さくしていけば、始めに形成される捩り部分はきつく捩
られ、次の捩り部分からは弱く捩られる。そして、ワー
ククランプフィンガー11が所定回数回転したときには、
線材Cの端部C1、C2はその回転数に応じて複数の均一な
捩り部分が生じる。
以上は磁気ヘッドコアを例にして説明したものである
が、本発明は、線材の端部同士の捩り合わせを必要とす
る部品のすべての場合に適用することができる 「発明の効果」 以上説明したように、本発明の捩線機によれば、ワーク
から導出された一対の線材をの端部は、ワーク支持回転
体の回転運動と、線材保持手段による線材端末保持と、
拡縮機構による線材保持手段の拡縮運動によって、自動
的に適宜回数捩り合わせることができる。よって、従来
のように、作業者の熟練度が不要となり、捩り合わせ部
分が均一化し、断線等による不良品の発生が大幅に抑制
され、作業性も極めて良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による捩線機の一実施例を示す断面正面
図、第2図は第1図の一側面図、第3図は第1図の背面
図、第4図は第1図の平面図、第5図は本発明を構成す
る線材保持手段の拡大図、第6図は本発明を構成する補
助フィンガー部分の正面図、第7図は本発明による線材
の端末の捩り状態を示す正面図、第8図(a)、(b)
は本発明に適用されるワークとしての磁気ヘッドの正面
図および平面図、第9図は従来の巻線端末の捩り方を示
す正面図である。 11…ワーククランプフィンガー、12…回転軸、14,15…
ワーク保持爪、21,22…ワイヤークランプフィンガー、2
3,24…ワイヤー保持爪、25…補助フィンガー、26…爪、
27…スライダ、28,38…シリンダ、31,32…支持アーム、
33…共通支軸、34…支柱、36…揺動補助腕、37…開き角
可変機構、39…ロッド、40…ガイドバー、41…連結スラ
イダ、48…モータ、49…フォトインタラプタ、50…セン
サ部50、W…磁気ヘッドコア、A…巻線柱、C…線材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】捩り合わせるべき一対の線材を導出させた
    ワークを支持し、定位置で回転させるワーク支持回転
    体; 上記ワークからの一対の線材の端末を、ワーク支持回転
    体の回転中心軸に関するほぼ対称位置でそれぞれ保持す
    る線材保持手段;および この線材保持手段を、上記ワーク支持回転体に対し拡縮
    させる拡縮機構; とを備えたことを特徴とする捩線機。
JP62039067A 1987-02-24 1987-02-24 捩線機 Expired - Fee Related JPH0734409B2 (ja)

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JP5149680B2 (ja) * 2008-04-15 2013-02-20 株式会社タムラ製作所 コイル搬出装置
CN107359047B (zh) * 2017-07-28 2023-03-24 海目星激光科技集团股份有限公司 扭线设备

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