JP2007027670A - エッジワイズコイルの巻線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エッジワイズコイルの製造の完全自動化を図るようにする。
【解決手段】モータを駆動源として回転するエッジワイズコイルの巻線装置にあって、線材面が垂直に配置された回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線の先端を第1のクランパーにクランプさせる手段と、そのクランプされている平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、その平角線の先端部分を巻芯軸側に設けた第2のクランパーにクランプさせる手段と、回転軸を回転させて巻芯軸に平角線を巻回する手段と、その巻回されたコイルの後方部分における平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、その巻回されたコイルに通電を行ってコイルを融着する手段と、巻回されたコイルの後方の平角線を第1のクランパーにクランプさせるとともに、そのクランプ部分の先方の平角線をカットする手段と、巻回されたコイルを取り出す手段とを設けるようにしたエッジワイズコイルの巻線装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、エッジワイズコイルを自動的に製造する巻線装置に関する。
従来、図2に示すように、パルスモータ14を駆動源として回転する垂直に配置された回転軸3と、その回転軸3の軸方向に穿設された断面偏平円状の孔部6にそれぞれ上方からあいだにスペーサ18を挟んで緩く差し込まれる2本の巻芯軸71,72(図3参照)と、その巻芯軸71.72の上部に装着された重錘9とからなり、線材面が回転軸3の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線10を回転軸3の上端面と重錘9との間に挟持させて、回転軸3の回転により重錘9とともに巻芯軸71,72を上方に押し上げながら巻芯軸71,72に平角線10を巻回していくようにしたエッジワイズコイルの巻線装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開2005−109420号公報
解決しようとする問題点は、従来のエッジワイズコイルの巻線装置では、事前に人手により平角線10の先端を重錘9側に設けた止めネジ部分にからげて仮止めしたうえでコイルの巻回を行い、巻回後に人手によりコイル後方の平角線10をカットして、巻芯軸71,72を重錘9とともに上方に引き抜き、加熱治具を用いて巻回されたコイルの加熱融着を行ったうえで、その巻回されたコイル17を巻芯軸71,72から取り出すようにしており、エッジワイズコイルの製造に人手を要して作業性が悪くなっていることである。
本発明は、モータを駆動源として回転する垂直に配置された回転軸と、その回転軸の軸方向に穿設された孔に上方から遊嵌された巻芯軸と、その巻芯軸の上部に装着された重錘とからなり、線材面が回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線を回転軸の上端面とその巻芯軸の上部に装着した重錘との間に挟持させて、回転軸の回転により重錘とともに巻芯軸を上方に押し上げながら巻芯軸に平角線を巻回していくエッジワイズコイルの巻線装置にあって、線材面が垂直に配置された回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線の先端を、回転軸と同軸状に設けられた回転板における平角線が送られてくる側の一端に回動自在に取り付けられた第1のクランパーにクランプさせる手段と、そのクランプされている手前部分における平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、回転板を所定角度回転させて平角線を回転軸の上端面と回転軸の軸方向に穿設された孔に上方から遊嵌された巻芯軸の上部に装着した重錘との間に挟持させて巻芯軸に押し当て、その平角線の先端部分を巻芯軸側に設けた第2のクランパーにクランプさせる手段と、回転軸を回転させて重錘とともに巻芯軸を上方に押し上げながら巻芯軸に平角線を巻回する手段と、その巻回されたコイルの後方部分における平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、その巻回されたコイルの後方の剥離部分と先方の剥離部分とにそれぞれ電極を押し当てて通電を行ってコイルを融着する手段と、巻回されたコイルの後方の平角線を第1のクランパーにクランプさせるとともに、そのクランプ部分の先方の平角線をカットする手段と、巻芯軸を上方に引き上げて巻回されたコイルを取り出す手段とを設けるようにしている。
本発明によれば、エッジワイズコイルの製造を完全自動化で行わせることができるようになる。
図1は、断面長が楕円形状のエッジワイズコイルを巻回するようにした巻線装置の基本的な構成例を示している。
ここでは、その巻線装置が、架台1に設置された巻線装置本体20と、固定側の支持部材21に回転できるように支持されたボビン22に装着された平角線10を所定の引っ張り力をもって送り出して巻線装置本体20に供給する線材供給部23と、巻線装置本体20における平角線巻回時の巻きテンションの変動を緩和するテンション変動緩和機構部24とからなっている。
巻線装置本体20は、図2に示すように、架台1の上部にネジ止めされた軸受け2によって回転自在に垂直方向に配設された回転軸3と、架台1の下部にネジ止めされたパルスモータ4と、回転軸3とパルスモータ4の回転軸41とを連結するカップリング5と、回転軸3の軸方向に穿設された断面偏平円状の孔部6にそれぞれ上方からあいだにスペーサ18を挟んで緩く差し込まれる2本の巻芯軸71,72と(図3参照)、その一対の巻芯軸71,72の上部に装着された重錘9とによって構成されている。
また、回転軸の上端面をコイル受け面として、その面と水平になる位置に平角線10の受け面がくるように受台11が配設され、その受け台11上に重り12がガイド13によって上下動可能なように取り付けられたテンション機構部14を平角線10の供給系統に設け、その受台11と重り12との間に図示しない線材供給部から送られてくる平角線10を厚み方向に挟んで、巻回時のテンションを生じさせるようにしている。
そのテンション機構部14における受台11は、架台1上にネジ止めされた軸受15によって回転自在に取り付けられて、テンションがかけられた平角線10をスムーズに送り出すことができるようにしている。
テンション変動緩和機構部24としては、線材供給部23と巻線装置本体20との間にあって、固定側に設けられた一対のローラ25,26を介してボビン22から送り出される線材10で動滑車27を吊す構造になっている。そして、動滑車27の取付け部材28に鎖29の一端が取り付けられ、その鎖29の他端が床面30に自由に載置され、コイル巻回時に平角線10に作用する引張力により鎖29とともに動滑車27が上昇して、その鎖29および動滑車27の重量によるトルクがボビン22を回転させるトルクに達したときに平角線10を送り出すようになっている。
このように構成された巻線装置では、巻線装置本体20にあって、回転軸3のコイル受け面(上端面)に沿うように横方向に送られる平角線10の始端を重錘9の自重により回転軸3のコイル受け面と重錘9との間に挟持させたうえで、回転軸3を一定の速度で回転させると、その回転に応じて重錘9とともに巻芯軸71,72を押し上げながら、テンション機構部14によって一定の巻きテンションがかけられた状態で、一対の巻芯軸71,72のまわりに平角線10が巻回されていく。
その場合、図5に示すように、断面が長円形状のエッジワイズコイル17を巻回するに際して、長径と短径との差により平角線10の巻取り速度が変化してテンションが変動してしまうが、その変動分に応じてテンション変動緩和機構部24における動滑車27が鎖29とともに適宜上昇、下降してテンションの変動分を吸収、緩和して、その鎖29および動滑車27の重量によるトルクが常にボビン22を回転させるトルクになるように保持させる。
このように、回転軸3の回転速度を早めても、平角線10に吊るされた動滑車27の上,下動によって鎖29の吊り下げられる長さが変化して、そのときの重みによって平角線10が引っ張られたり緩んだりしたテンションの変動分が応答性良く吸収、緩和されて、常に一定の巻きテンションをもって断面が長円形状のエッジワイズコイル17を巻回させることができるようになる。
また、巻線装置本体20の構造が、供給されてくる平角線10をコイル受け面と先に巻芯軸71,72に巻回された平角線との間に挟み込んで、回転軸3の回転に応じて重錘9とともに巻芯軸71,72を押し上げながら、重錘9の自重によりコイルを押圧して密着性良く巻回していくようにしているため、場合によっては供給されてくる平角線10がコイル受け面と先に巻芯軸71,72に巻回された平角線との間にうまく挟み込まれずにコイルの巻き上げに乱れを生じて、密着巻きが崩壊してしまうおそれがある。
そのため、図1に示すように、巻芯軸71,72を重錘9とともに平角線10の供給側とは反対の方向に傾斜させる機構部31を設けるようにしている。
その傾斜機構部31としては、ここではマグネット32を前、後進させるピストン・シリンダ機構33を採用して、マグネット32を重錘9に吸着させて引き寄せるようにしている。
図4に示すように、傾斜機構部31によってコイル巻回時に平角線10の供給側に隙間sができるように巻芯軸71,72を傾斜させることにより、供給されてくる平角線10がその隙間sに引き込まれやすくなり、密着巻きが崩壊することなくコイルを巻き上げていくことができるようになる。
また、その際、巻芯軸71,72の傾倒側では隙間なく重錘9の自重によりコイルが有効に押圧されて、密着性良く巻回できるようになる。
このようなエッジワイズコイルの巻線装置にあって、特に本発明では、エッジワイズコイルの巻回を人手を要することなく完全自動化で行わせることができるように、以下の手段を講ずるようにしている。
まず、第1の手段として、図6および図7に示すように、回転軸3と同軸状になるように軸受けを介して回転板34を設けて、その回転板34上の一端にクランパー35を回動自在に設置して、横方向から送られてくる平角線10の先端を、平角線10が送られてくる側の一端において、クランパー35にクランプさせるようにする。その際、図8に示すように、エアシリンダ36によって押し込み矢37を下降させて平角線10をクランパー35の溝内に押し込んでクランプさせるとともに、その押し込み矢37とともに下降するカッター38により、クランパー35の溝からはみ出した平角線10の先端部分をカットする。
次いで、第2の手段として、クランパー35にクランプされている手前部分における平角線10の表面の皮膜を剥離するようにする。その際、図9ないし図11に示すように、モータ39の回転軸にスプリング40を介してヤスリ41を回転および上下動できるように設けて、剥離時にシリンダ42によりスプリング40に抗してヤスリ41を引き下げて平角線10の表面に押し当てるようにする。
次いで、第3の手段として、図12に示すように、シリンダ43を駆動してラック44を手前に引くことによってそのラック44とギヤ結合している回転板34を所定角度回転させて、平角線10を回転軸3の上端面と重錘9との間に挟持させて巻芯軸71に押し当てる。その際、クランパー35の姿勢を維持するために、先端がクランパー35に連結し、ピボットP点に対して回動、引き出し自在に設けられたアーム45を介して回転板34を回転させるようにしている。
次いで、第4の手段として、図13および図14に示すように、平角線10の先端部分をクランパー35から引き外して、巻芯軸71,72と一体に回転するように巻芯軸71,72側に取り付けたプレート46のクランパー47部分にクランプさせる。その際、エアシリンダ48によって押し込み矢49を上昇させて平角線10をクランパー47の溝内に押し込んでクランプさせる(このときクランパー35側にクランプされている平角線10の先端部分は溝から引き出される)。
次いで、第5の手段として、図15および図16に示すように、回転軸3を回転させて重錘9とともに巻芯軸71,72を上方に押し上げながら巻芯軸71,72に平角線10を所定に巻回する。そして、図17に示すように、前述と同様にしてヤスリ41を引き下げて、そのコイル巻回部分の後方における平角線10の表面の皮膜を剥離する。
次いで、第6の手段として、そのコイル巻回部分の後方の剥離部分と先に剥離されている先方の剥離部分とにそれぞれ電極を押し当てて通電を行って巻回されたコイルの融着を行う。その際、図18に示すように、エアシリンダ50を駆動して、その出力軸の先端に取り付けた電極51をコイル巻回部分の後方における平角線10の剥離部分に押し当てる。同時に、図19に示すように、エアシリンダ52を駆動して、その出力軸の先端に取り付けた電極53をコイル巻回部分の先方における平角線10の剥離部分に押し当てる。
次いで、第7の手段として、図20に示すように、コイル巻回部分の後方の平角線10を前述と同様にしてクランパー35にクランプさせてカットする。
次いで、第8の手段として、図21ないし図23に示すように、特に図示していないシリンダによって重錘9およびプレート46とともに巻芯軸71,72を上方に引き上げて、巻回されたエッジワイズコイル17を巻芯軸71,72から取り外すようにする。その際、固定側に、重錘9を通過させてプレート46を係止する穴54が形成されたコイル取り外し用の枠55が設けられており、重錘9とともに上方に引き上げられたプレート46が穴54に係止し、さらに重錘9とともに巻芯軸71,72が上方に引き上げられて巻芯軸71,72から巻回されたエッジワイズコイル17が取り外される。
なお、以上の構成にあって、各部モータおよびエアシリンダの駆動が、図示しないECUのプログラム制御下においてなされるようになっている。
本発明によれば、モータを駆動源として回転する垂直に配置された回転軸と、その回転軸の軸方向に穿設された孔に上方から遊嵌された巻芯軸と、その巻芯軸の上部に装着された重錘とからなり、線材面が回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線を回転軸の上端面とその巻芯軸の上部に装着した重錘との間に挟持させて、回転軸の回転により重錘とともに巻芯軸を上方に押し上げながら巻芯軸に平角線を巻回していくエッジワイズコイルの巻線装置にあって、線材面が垂直に配置された回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線の先端を、回転軸と同軸状に設けられた回転板における平角線が送られてくる側の一端に回動自在に取り付けられた第1のクランパーにクランプさせる手段と、そのクランプされている手前部分における平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、回転板を所定角度回転させて平角線を回転軸の上端面と回転軸の軸方向に穿設された孔に上方から遊嵌された巻芯軸の上部に装着した重錘との間に挟持させて巻芯軸に押し当て、その平角線の先端部分を巻芯軸側に設けた第2のクランパーにクランプさせる手段と、回転軸を回転させて重錘とともに巻芯軸を上方に押し上げながら巻芯軸に平角線を巻回する手段と、その巻回されたコイルの後方部分における平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、その巻回されたコイルの後方の剥離部分と先方の剥離部分とにそれぞれ電極を押し当てて通電を行ってコイルを融着する手段と、巻回されたコイルの後方の平角線を第1のクランパーにクランプさせるとともに、そのクランプ部分の先方の平角線をカットする手段と、巻芯軸を上方に引き上げて巻回されたコイルを取り出す手段とを設けるようにすることにより、何ら人手を要することなく、エッジワイズコイルの製造を完全自動化で行わせることができるようになり、利用価値が多大となる。
エッジワイズコイルの巻線装置の基本的な構成例を示す正面図である。 同構成例における巻線装置本体の概略的な構造を示す正断面図である。 同構成例における回転軸の軸方向に穿設された断面偏平円状の孔部にそれぞれ上方からあいだにスペーサを挟んで2本の巻芯軸が遊嵌された状態を示す平断面図である。 同構成例における傾斜機構部によってコイル巻回時に平角線の供給側に隙間ができるように巻芯軸を傾斜させた状態を示す部分的な正断面図である。 同構成例の巻線装置によって巻回されたエッジワイズコイルを示す斜視図である。 回転板上にクランパーが設けられている状態を示す平面図である。 回転板上のクランパーに平角線の先端をクランプするとともに、平角線をカットするための構成部分を示す正面図である。 回転板上のクランパーに平角線の先端をクランプするとともに、平角線をカットしている状態を示す正面図である。 平角線の表面の皮膜を剥離するための構成部分を示す平面図である。 その剥離部分の正断面図である。 平角線の表面の皮膜を剥離している状態を示す正断面図である。 回転板を回転させて平角線を巻芯軸に押し当てるための構成部分を示す平面図である。 回転板を回転させて平角線を巻芯軸に押し当てた状態で平角線を巻芯軸側のプレートにクランプさせるための構成部分を示す正断面図である。 回転板を回転させて平角線を巻芯軸に押し当てた状態で平角線を巻芯軸側のプレートにクランプさせる状態を示す正断面図である。 平角線の先端を巻芯軸側のプレートにクランプさせた状態を示す正断面図である。 平角線の先端を巻芯軸側のプレートにクランプさせて回転軸を回転させてコイルを巻回した状態を示す正断面図である。 コイル巻回部分の後方における平角線の表面の皮膜を剥離している状態を示す正断面図である。 コイル巻回部分の後方における平角線の皮膜の剥離部分に電極を押し当てるための構成を示す正断面図である。 コイル巻回部分の先方における平角線の皮膜の剥離部分に電極を押し当てるための構成を示す正断面図である。 コイル巻回部分の後方で平角線を回転板上のクランパーにクランプさせてカットしている状態を示す正面図である。 重錘およびプレートとともに巻芯軸を上方へ引き上げている状態を示す正断面図である。 重錘および巻芯軸を上方へ引き上げたときにプレートが固定側のコイル取り外し用の枠55の穴54に係止している状態を示す正断面図である。 重錘および巻芯軸をさらに上方へ引き上げて巻回されたコイルを巻芯軸から取り外した状態を示す正断面図である。
符号の説明
3 回転軸
71 巻芯軸
72 巻芯軸
9 重錘
10 平角線
34 回転板
35 クランパー
37 押し込み矢
38 カッター
41 ヤスリ
45 アーム
46 プレート
47 クランパー
49 押し込み矢
51 電極
53 電極

Claims (3)

  1. モータを駆動源として回転する垂直に配置された回転軸と、その回転軸の軸方向に穿設された孔に上方から遊嵌された巻芯軸と、その巻芯軸の上部に装着された重錘とからなり、線材面が回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線を回転軸の上端面とその巻芯軸の上部に装着した重錘との間に挟持させて、回転軸の回転により重錘とともに巻芯軸を上方に押し上げながら巻芯軸に平角線を巻回していくエッジワイズコイルの巻線装置にあって、線材面が垂直に配置された回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線の先端を、回転軸と同軸状に設けられた回転板における平角線が送られてくる側の一端に回動自在に取り付けられた第1のクランパーにクランプさせる手段と、そのクランプされている手前部分における平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、回転板を所定角度回転させて平角線を回転軸の上端面と回転軸の軸方向に穿設された孔に上方から遊嵌された巻芯軸の上部に装着した重錘との間に挟持させて巻芯軸に押し当て、その平角線の先端部分を巻芯軸側に設けた第2のクランパーにクランプさせる手段と、回転軸を回転させて重錘とともに巻芯軸を上方に押し上げながら巻芯軸に平角線を巻回する手段と、その巻回されたコイルの後方部分における平角線の表面の皮膜を剥離する手段と、その巻回されたコイルの後方の剥離部分と先方の剥離部分とにそれぞれ電極を押し当てて通電を行ってコイルを融着する手段と、巻回されたコイルの後方の平角線を第1のクランパーにクランプさせるとともに、そのクランプ部分の先方の平角線をカットする手段と、巻芯軸を上方に引き上げて巻回されたコイルを取り出す手段とを設けるようにしたエッジワイズコイルの巻線装置。
  2. モータを駆動源として回転する垂直に配置された回転軸と、その回転軸の軸方向に穿設された孔に上方から遊嵌された巻芯軸と、その巻芯軸の上部に装着された重錘とからなり、線材面が回転軸の上端面に沿うように横方向から送られてくる平角線を回転軸の上端面とその巻芯軸の上部に装着した重錘との間に挟持させて、回転軸の回転により重錘とともに巻芯軸を上方に押し上げながら巻芯軸に平角線を巻回していくエッジワイズコイルの巻線装置にあって、前記回転軸と同軸状になるように、その回転軸とは別途に駆動される回転板を設けるとともに、その回転板における平角線が送られてくる側の一端に第1のクランパーを回動自在に設けて、平角線の先端をその第1のクランパーにクランプさせたうえで、回転板を所定角度回転させて平角線を回転軸の上端面と重錘との間に挟持させて巻芯軸に押し当て、その平角線の先端部分を巻線軸側に設けた第2のクランパーにクランプさせるようにしたことを特徴とするエッジワイズコイルの巻線装置。
  3. 先端が第1のクランパーに連結し、ピボットに対して回動、引き出し自在に設けられたアームを介して回転板を回転させるようにしたことを特徴とする請求項2の記載によるエッジワイズコイルの巻線装置。
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