JPH09158604A - 開閉装置 - Google Patents
開閉装置Info
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- JPH09158604A JPH09158604A JP33770795A JP33770795A JPH09158604A JP H09158604 A JPH09158604 A JP H09158604A JP 33770795 A JP33770795 A JP 33770795A JP 33770795 A JP33770795 A JP 33770795A JP H09158604 A JPH09158604 A JP H09158604A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing
- balancer
- lid
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開閉部材を安全に開放しておくことができ、
しかも、開閉操作に際して、重量負担が少ないように工
夫した開閉装置を提供する。 【解決手段】 固定体に開閉自在に設けた開閉部材の開
閉装置において、開閉部材の少なくとも一側にサイドス
テーを枢着し、上記開閉部材の開閉時に、上記サイドス
テーの基端に設けた支持部材を案内するガイド部材を固
定体側に設け、上記開閉部材の開状態において上記支持
部材をロックするロック部材を上記ガイド部材に設けて
おり、また、上記固定体側に枢着したバランサーに弾持
機構を設け、上記バランサーにより開閉部材を開方向に
弾持するように構成したことを特徴とする。
しかも、開閉操作に際して、重量負担が少ないように工
夫した開閉装置を提供する。 【解決手段】 固定体に開閉自在に設けた開閉部材の開
閉装置において、開閉部材の少なくとも一側にサイドス
テーを枢着し、上記開閉部材の開閉時に、上記サイドス
テーの基端に設けた支持部材を案内するガイド部材を固
定体側に設け、上記開閉部材の開状態において上記支持
部材をロックするロック部材を上記ガイド部材に設けて
おり、また、上記固定体側に枢着したバランサーに弾持
機構を設け、上記バランサーにより開閉部材を開方向に
弾持するように構成したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、一般居住
用の建築物の床下収納庫に採用される床蓋等の開閉装置
に関するものである。
用の建築物の床下収納庫に採用される床蓋等の開閉装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】開閉装置を床下収納庫の床蓋を例に説明
すると、通常、床下収納庫の構造は、床下収納庫の床面
開口部に設けた開口縁枠に対して、床面の一部を構成す
る床蓋を嵌合するものであり、取り分けて、開閉装置を
装備したものではない。このため、収納庫を利用する場
合には、床蓋を持ち上げ、周囲の適当な箇所に置き、使
用後は、再び、床蓋を持ち上げて、開口縁枠に嵌め込む
のであるが、床蓋は、床強度を保持するために、周囲の
床材量と同一、あるいは、同等の素材で構成するので、
可成りの重量、例えば、６００ｍｍ角で約５ｋｇｆ程度
の重量になるから、これを取り扱う者の負担が大きい。
すると、通常、床下収納庫の構造は、床下収納庫の床面
開口部に設けた開口縁枠に対して、床面の一部を構成す
る床蓋を嵌合するものであり、取り分けて、開閉装置を
装備したものではない。このため、収納庫を利用する場
合には、床蓋を持ち上げ、周囲の適当な箇所に置き、使
用後は、再び、床蓋を持ち上げて、開口縁枠に嵌め込む
のであるが、床蓋は、床強度を保持するために、周囲の
床材量と同一、あるいは、同等の素材で構成するので、
可成りの重量、例えば、６００ｍｍ角で約５ｋｇｆ程度
の重量になるから、これを取り扱う者の負担が大きい。
【０００３】特に、周囲の家具の配置などで、床蓋の開
閉に際しての足場が悪いと、一層、取り扱いが困難にな
り、床蓋を取り落したり、手足、指先などを挟むなどの
危険性も増す。
閉に際しての足場が悪いと、一層、取り扱いが困難にな
り、床蓋を取り落したり、手足、指先などを挟むなどの
危険性も増す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】既に、収納庫開放時
に、床蓋を自立保持するように、開口縁枠に、床蓋を直
立した状態で、その縁を嵌め込んで置く嵌め込み溝部を
備えたものもあるが、開閉時の重量負担を軽減する配慮
がなされていない。
に、床蓋を自立保持するように、開口縁枠に、床蓋を直
立した状態で、その縁を嵌め込んで置く嵌め込み溝部を
備えたものもあるが、開閉時の重量負担を軽減する配慮
がなされていない。
【０００５】そこで、これらの問題を解決するために、
本発明は、収納庫開放時に床蓋を安全に自立させて置く
ことができ、しかも、開閉操作に際して、重量負担が少
ないように工夫した床蓋等の開閉装置を提供することを
目的としている。
本発明は、収納庫開放時に床蓋を安全に自立させて置く
ことができ、しかも、開閉操作に際して、重量負担が少
ないように工夫した床蓋等の開閉装置を提供することを
目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
固定体に開閉自在に設けた開閉部材の開閉装置におい
て、開閉部材の少なくとも一側にサイドステーを枢着
し、上記開閉部材の開閉時に、上記サイドステーの基端
に設けた支持部材を案内するガイド部材を固定体側に設
け、上記開閉部材の開状態において上記支持部材をロッ
クするロック部材を上記ガイド部材に設けており、ま
た、上記固定体側に枢着したバランサーに弾持機構を設
け、上記バランサーにより開閉部材を開方向に弾持する
ように構成している。
固定体に開閉自在に設けた開閉部材の開閉装置におい
て、開閉部材の少なくとも一側にサイドステーを枢着
し、上記開閉部材の開閉時に、上記サイドステーの基端
に設けた支持部材を案内するガイド部材を固定体側に設
け、上記開閉部材の開状態において上記支持部材をロッ
クするロック部材を上記ガイド部材に設けており、ま
た、上記固定体側に枢着したバランサーに弾持機構を設
け、上記バランサーにより開閉部材を開方向に弾持する
ように構成している。
【０００７】また、上記開閉部材は、床下収納庫の床面
開口部に設けた開口縁枠に嵌合して床面の一部を構成す
る床蓋であって、上記開口縁枠に対して開閉する床蓋開
閉装置において、上記床蓋を上記開口縁枠の一端にヒン
ジすると共に、上記床蓋の、少なくとも一側にサイドス
テーを枢着し、上記床蓋の開閉時に、上記サイドステー
の基端に設けた支持部材を案内するガイド部材を上記開
口縁枠に設け、上記床蓋の開状態において上記支持部材
をロックするロック部を上記ガイド部材に設けており、
また、上記開口縁枠に枢着したバランサーに弾持機構を
設けて、上記バランサーにより上記床蓋を上向きに弾持
するように構成している。
開口部に設けた開口縁枠に嵌合して床面の一部を構成す
る床蓋であって、上記開口縁枠に対して開閉する床蓋開
閉装置において、上記床蓋を上記開口縁枠の一端にヒン
ジすると共に、上記床蓋の、少なくとも一側にサイドス
テーを枢着し、上記床蓋の開閉時に、上記サイドステー
の基端に設けた支持部材を案内するガイド部材を上記開
口縁枠に設け、上記床蓋の開状態において上記支持部材
をロックするロック部を上記ガイド部材に設けており、
また、上記開口縁枠に枢着したバランサーに弾持機構を
設けて、上記バランサーにより上記床蓋を上向きに弾持
するように構成している。
【０００８】この場合、上記バランサーは、上記床蓋側
に当接する転接ローラを具備し、また、上記床蓋側に
は、上記転接ローラをガイドするカム部材が設けられて
いて、上記カム部材の形状で、床蓋の開閉の過程におけ
るバランサーの支持作用の程度を設定していることが好
ましい。また、上記弾持機構は、一端を上記開口縁枠側
に固定し、他端を上記バランサーに固定して、上記バラ
ンサーに捻り力を作用するトーションバーで構成されて
いるとよい。
に当接する転接ローラを具備し、また、上記床蓋側に
は、上記転接ローラをガイドするカム部材が設けられて
いて、上記カム部材の形状で、床蓋の開閉の過程におけ
るバランサーの支持作用の程度を設定していることが好
ましい。また、上記弾持機構は、一端を上記開口縁枠側
に固定し、他端を上記バランサーに固定して、上記バラ
ンサーに捻り力を作用するトーションバーで構成されて
いるとよい。
【０００９】従って、開閉部材を開くと、サイドステー
がガイドで案内されて枢軸を中心に開放され、遂にはそ
の支持部材をロック部にロックするので開放状態が安全
に確保できる。また、開閉部材の開閉時には、バランサ
ーが働いて、弾持機構により、開閉過程の間、開閉部材
を弾持するために、開閉操作がしやすい。
がガイドで案内されて枢軸を中心に開放され、遂にはそ
の支持部材をロック部にロックするので開放状態が安全
に確保できる。また、開閉部材の開閉時には、バランサ
ーが働いて、弾持機構により、開閉過程の間、開閉部材
を弾持するために、開閉操作がしやすい。
【００１０】また、開閉部材が収納庫の床蓋である場合
には、床蓋に設けた把手を持って、床蓋を引き上げる
と、サイドステーがガイドで案内され、ヒンジを中心に
床蓋が開放される。そして、床蓋がほぼ直立した状態
で、その支持部材をロック部にロックすることができる
ので、開放状態が安全に確保できる。また、床蓋の開閉
時には、バランサーが働いて、弾持機構により、開閉過
程の間、床蓋を弾持するために、開閉操作を行う者の負
担を軽減でき、取り扱いに危険を伴わない。
には、床蓋に設けた把手を持って、床蓋を引き上げる
と、サイドステーがガイドで案内され、ヒンジを中心に
床蓋が開放される。そして、床蓋がほぼ直立した状態
で、その支持部材をロック部にロックすることができる
ので、開放状態が安全に確保できる。また、床蓋の開閉
時には、バランサーが働いて、弾持機構により、開閉過
程の間、床蓋を弾持するために、開閉操作を行う者の負
担を軽減でき、取り扱いに危険を伴わない。
【００１１】さらに、本発明は、上記開閉装置における
固定体側に設けたガイド部材に、開閉部材が閉じる直前
に、一旦停止又は減速するようにノッチ又はせり上がり
部を設けた構成としている。
固定体側に設けたガイド部材に、開閉部材が閉じる直前
に、一旦停止又は減速するようにノッチ又はせり上がり
部を設けた構成としている。
【００１２】またさらに、本発明は、上記開閉装置にお
ける開閉部材に枢着したサイドステーを、開閉部材と固
定体側部材との隙間を覆う形状としている。これにより
手等をはさまれることが防止される。
ける開閉部材に枢着したサイドステーを、開閉部材と固
定体側部材との隙間を覆う形状としている。これにより
手等をはさまれることが防止される。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、床
下収納庫の床蓋を例に図面を参照しながら具体的に説明
する。本発明に係わる床蓋の開閉装置は、基本的には、
床下収納庫の床面開口部に設けたアルミ製の開口縁枠１
に嵌合して床面の一部を構成する床蓋２を、開口縁枠１
に対して開閉する構造であり、床蓋２を開口縁枠１の一
端に枢支ピン３によって回転自由に軸支している。な
お、この実施の形態では、床蓋２は、アルミ枠で床板材
を縁取り、支持した構造になっている。
下収納庫の床蓋を例に図面を参照しながら具体的に説明
する。本発明に係わる床蓋の開閉装置は、基本的には、
床下収納庫の床面開口部に設けたアルミ製の開口縁枠１
に嵌合して床面の一部を構成する床蓋２を、開口縁枠１
に対して開閉する構造であり、床蓋２を開口縁枠１の一
端に枢支ピン３によって回転自由に軸支している。な
お、この実施の形態では、床蓋２は、アルミ枠で床板材
を縁取り、支持した構造になっている。
【００１４】床蓋２は、その、少なくとも一側に（床蓋
２の両側に設けられていても良い）サイドステー４を枢
着しており、また、開口縁枠１の側部には、床蓋２の開
閉時に、サイドステー４の基端に設けた、例えば、ピン
状の支持部材５を案内するガイド部材６が設けられてい
る。この実施の形態では、ガイド部材６に、支持部材を
誘導する誘導スリット６Ａが形成されており、また、誘
導スリット６Ａの延長端に位置して、段差により、床蓋
２の開状態において支持部材５をロックするロック部６
Ｂが設けられている。
２の両側に設けられていても良い）サイドステー４を枢
着しており、また、開口縁枠１の側部には、床蓋２の開
閉時に、サイドステー４の基端に設けた、例えば、ピン
状の支持部材５を案内するガイド部材６が設けられてい
る。この実施の形態では、ガイド部材６に、支持部材を
誘導する誘導スリット６Ａが形成されており、また、誘
導スリット６Ａの延長端に位置して、段差により、床蓋
２の開状態において支持部材５をロックするロック部６
Ｂが設けられている。
【００１５】また、誘導スリット６Ａの反対端には、ガ
イド部材６に沿って設けたスプリング板材よりなるロッ
ク板７が配置してあり、床蓋２が閉じられる際の最終段
階の前に、ロック板７に、支持部材５の動きを抑制する
ようなノッチングの働きをさせている。
イド部材６に沿って設けたスプリング板材よりなるロッ
ク板７が配置してあり、床蓋２が閉じられる際の最終段
階の前に、ロック板７に、支持部材５の動きを抑制する
ようなノッチングの働きをさせている。
【００１６】また、開口縁枠１には、バランサー８が枢
着してあり、バランサー８には、弾持機構９が設けられ
て、バランサー８により、床蓋２を上向きに弾持するよ
うに構成してある。なお、この実施の形態では、バラン
サー８は、レバーの形状になっていて、その先端に、床
蓋２側に当接する縁付きの転接ローラ８Ａを具備してお
り、また、基端側をブラケット１０を介して開口縁枠１
の下側に枢着されている。
着してあり、バランサー８には、弾持機構９が設けられ
て、バランサー８により、床蓋２を上向きに弾持するよ
うに構成してある。なお、この実施の形態では、バラン
サー８は、レバーの形状になっていて、その先端に、床
蓋２側に当接する縁付きの転接ローラ８Ａを具備してお
り、また、基端側をブラケット１０を介して開口縁枠１
の下側に枢着されている。
【００１７】また、床蓋２側には、転接ローラ８Ａをガ
イドする、例えば、板状のカム部材１１が設けられてい
て、カム部材１１の形状で、床蓋２の開閉の過程におけ
るバランサー８の支持作用の程度を設定している。
イドする、例えば、板状のカム部材１１が設けられてい
て、カム部材１１の形状で、床蓋２の開閉の過程におけ
るバランサー８の支持作用の程度を設定している。
【００１８】更に、要すれば、弾持機構９は、一端を開
口縁枠１側に固定し、他端をバランサー８に固定して、
上記バランサーに捻り力を作用するトーションバーで構
成されている。
口縁枠１側に固定し、他端をバランサー８に固定して、
上記バランサーに捻り力を作用するトーションバーで構
成されている。
【００１９】このような構成では、収納庫を開口する場
合に、床蓋２に設けた把手（図示せず）を持って、床蓋
２を引き上げると、サイドステー４がガイド部材６で案
内され、ヒンジ（枢支ピン）３を中心に床蓋２が開放さ
れる。そして、床蓋２がほぼ直立した状態（この実施の
形態では、水平から９０度〜１００度）で、サイドステ
ー４の支持部材５をロック部６Ｂにロックすることがで
きるので、開放状態が安全に確保できる。ここでサイド
ステー４を、開口縁枠１と床蓋２との隙間を覆う形状に
すると、この隙間に指や足先等がはさみ込まれるのが防
止でき好ましい。
合に、床蓋２に設けた把手（図示せず）を持って、床蓋
２を引き上げると、サイドステー４がガイド部材６で案
内され、ヒンジ（枢支ピン）３を中心に床蓋２が開放さ
れる。そして、床蓋２がほぼ直立した状態（この実施の
形態では、水平から９０度〜１００度）で、サイドステ
ー４の支持部材５をロック部６Ｂにロックすることがで
きるので、開放状態が安全に確保できる。ここでサイド
ステー４を、開口縁枠１と床蓋２との隙間を覆う形状に
すると、この隙間に指や足先等がはさみ込まれるのが防
止でき好ましい。
【００２０】また、床蓋２の開閉時には、バランサー８
が働いて、弾持機構９により、開閉過程の間、床蓋２を
弾持するために、開閉操作を行う者の負担を軽減でき、
取り扱いに危険を伴わない。特に、この実施の形態で
は、床蓋２の閉止の直前（水平より３０度）の位置で、
ロック板７が働き、支持部材５の動きを抑制するので、
手足や指を挟む危険を予防できる。なお、ロック板７の
代わりに、誘導スリット６Ａの端部にせり上がり部６Ｃ
を形成しても良い（図７の（Ｃ）を参照）。
が働いて、弾持機構９により、開閉過程の間、床蓋２を
弾持するために、開閉操作を行う者の負担を軽減でき、
取り扱いに危険を伴わない。特に、この実施の形態で
は、床蓋２の閉止の直前（水平より３０度）の位置で、
ロック板７が働き、支持部材５の動きを抑制するので、
手足や指を挟む危険を予防できる。なお、ロック板７の
代わりに、誘導スリット６Ａの端部にせり上がり部６Ｃ
を形成しても良い（図７の（Ｃ）を参照）。
【００２１】尚、開閉装置の代表例として床下収納庫の
床蓋について説明したが、本発明は前記実施の態様に限
定されるものではない。
床蓋について説明したが、本発明は前記実施の態様に限
定されるものではない。
【００２２】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明は、固
定体に開閉自在に設けた開閉部材の開閉装置において、
開閉部材の少なくとも一側に開閉部材と固定体側部材と
の隙間を覆う形状にしたサイドステーを枢着し、上記開
閉部材の開閉時に、上記サイドステーの基端に設けた支
持部材を案内するガイド部材を固定体側に設け、上記開
閉部材の開状態において上記支持部材をロックするロッ
ク部及び開閉部材の閉止直前に停止又は減速するノッチ
部又はせり上がり部を上記ガイド部材に設けており、ま
た、上記固定体側に枢着したバランサーに弾持機構を設
け、上記バランサーが開閉部材に設けたカム部材に当接
し開閉部材を開方向に弾持するように構成したので開閉
部材の開放状態は支持部材がロック部にロックされ安全
に保持でき、閉止直前に一旦停止又は減速するので安全
に閉止でき、開閉時にはバランサーが働いて弾持機構に
より、開閉過程の間、開閉部材を弾持するため、開閉操
作が容易となり、サイドステーが、開閉部材と固定体側
部材との隙間を覆うので、閉止の際に指，足先等をはさ
み込むことが無いので安全であり、又開閉部材に設けら
れたカム部材とバランサーが当接しているために、取外
しができる開閉部材の場合は、取外しが容易になる。
定体に開閉自在に設けた開閉部材の開閉装置において、
開閉部材の少なくとも一側に開閉部材と固定体側部材と
の隙間を覆う形状にしたサイドステーを枢着し、上記開
閉部材の開閉時に、上記サイドステーの基端に設けた支
持部材を案内するガイド部材を固定体側に設け、上記開
閉部材の開状態において上記支持部材をロックするロッ
ク部及び開閉部材の閉止直前に停止又は減速するノッチ
部又はせり上がり部を上記ガイド部材に設けており、ま
た、上記固定体側に枢着したバランサーに弾持機構を設
け、上記バランサーが開閉部材に設けたカム部材に当接
し開閉部材を開方向に弾持するように構成したので開閉
部材の開放状態は支持部材がロック部にロックされ安全
に保持でき、閉止直前に一旦停止又は減速するので安全
に閉止でき、開閉時にはバランサーが働いて弾持機構に
より、開閉過程の間、開閉部材を弾持するため、開閉操
作が容易となり、サイドステーが、開閉部材と固定体側
部材との隙間を覆うので、閉止の際に指，足先等をはさ
み込むことが無いので安全であり、又開閉部材に設けら
れたカム部材とバランサーが当接しているために、取外
しができる開閉部材の場合は、取外しが容易になる。
【００２３】また、本発明は、開閉部材が床下収納庫の
床面開口部に設けた開口縁枠に嵌合して床面の一部を構
成する床蓋であって、上記床蓋を上記開口縁枠の一端に
ヒンジすると共に、上記床蓋の、少なくとも一側にサイ
ドステーを枢着し、上記床蓋の開閉時に、上記サイドス
テーの基端に設けた支持部材を案内するガイド部材を上
記開口縁枠に設け、上記床蓋の開状態において上記支持
部材をロックするロック部を上記ガイド部材に設けてお
り、また、上記開口縁枠に枢着したバランサーに弾持機
構を設けて、上記バランサーにより上記床蓋を上向きに
弾持するように構成している。
床面開口部に設けた開口縁枠に嵌合して床面の一部を構
成する床蓋であって、上記床蓋を上記開口縁枠の一端に
ヒンジすると共に、上記床蓋の、少なくとも一側にサイ
ドステーを枢着し、上記床蓋の開閉時に、上記サイドス
テーの基端に設けた支持部材を案内するガイド部材を上
記開口縁枠に設け、上記床蓋の開状態において上記支持
部材をロックするロック部を上記ガイド部材に設けてお
り、また、上記開口縁枠に枢着したバランサーに弾持機
構を設けて、上記バランサーにより上記床蓋を上向きに
弾持するように構成している。
【００２４】従って、収納庫開放時に床蓋を安全に自立
させて置くことができ、しかも、開閉操作に際して、重
量負担が少ないという効果が得られる。
させて置くことができ、しかも、開閉操作に際して、重
量負担が少ないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わる実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
ある。
【図２】同じく、要部の拡大斜視図である。
【図３】同じく、要部の弾性機構の縦断面図である。
【図４】同じく、要部の転接ローラの縦断面図である。
【図５】同じく、要部の使用態様を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図６】同じく、サイドステーの使用態様を示す縦断側
面図である。
面図である。
【図７】同じく、（ａ）（ｂ）（ｃ）で示す、ガイド部
材の構成の一部の側面図、縦断端面図、および、他の構
成例を示す側面図である。
材の構成の一部の側面図、縦断端面図、および、他の構
成例を示す側面図である。
１ 開口縁枠 ２ 床蓋 ３ 枢支ピン ４ サイドステー ５ 支持部材 ６ ガイド部材 ６Ａ 誘導スリット ６Ｂ ロック部 ６Ｃ せり上がり部 ７ ロック板 ８ バランサー ８Ａ 転接ローラ ９ 弾性機構 １０ ブラケット １１ カム部材
Claims (6)
- 【請求項１】 固定体に開閉自在に設けた開閉部材の開
閉装置において、開閉部材の少なくとも一側にサイドス
テーを枢着し、上記開閉部材の開閉時に、上記サイドス
テーの基端に設けた支持部材を案内するガイド部材を固
定体側に設け、上記開閉部材の開状態において上記支持
部材をロックするロック部材を上記ガイド部材に設けて
おり、また、上記固定体側に枢着したバランサーに弾持
機構を設け、上記バランサーにより開閉部材を開方向に
弾持するように構成したことを特徴とする開閉装置。 - 【請求項２】 上記バランサーは、上記開閉部材側に当
接する転接ローラを具備し、また、上記開閉部材側に
は、上記転接ローラをガイドするカム部材が設けられて
いて、上記カム部材の形状で、開閉部材の開閉の過程に
おけるバランサーの支持作用の程度を設定していること
を特徴とする請求項１に記載の開閉装置。 - 【請求項３】 上記弾持機構は、一端を上記固定体側に
固定し、他端を上記バランサーに固定して、上記バラン
サーに捻り力を作用するトーションバーで構成されてい
ることを特徴とする請求項１あるいは２に記載の開閉装
置。 - 【請求項４】 上記開閉部材は、床下収納庫の床面開口
部に設けた開口縁枠に嵌合して床面の一部を構成する床
蓋であって、上記床蓋を上記開口縁枠の一端にヒンジす
ると共に、上記床蓋の、少なくとも一側にサイドステー
を枢着し、上記床蓋の開閉時に、上記サイドステーの基
端に設けた支持部材を案内するガイド部材を上記開口縁
枠に設け、上記床蓋の開状態において上記支持部材をロ
ックするロック部を上記ガイド部材に設けており、ま
た、上記開口縁枠に枢着したバランサーに弾持機構を設
けて、上記バランサーにより上記床蓋を上向きに弾持す
るように構成したことを特徴とする請求項１，２または
３記載の開閉装置。 - 【請求項５】 請求項１記載の開閉装置において、固定
体側に設けたガイド部材に、開閉部材が閉じる直前に、
一旦停止又は減速するようにノッチ又はせり上がり部を
設けたことを特徴とする開閉装置。 - 【請求項６】 請求項１記載の開閉装置において、開閉
部材に枢着したサイドステーを、開閉部材と固定体側部
材との隙間を覆う形状にしたことを特徴とする開閉装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33770795A JPH09158604A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33770795A JPH09158604A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158604A true JPH09158604A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18311211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33770795A Pending JPH09158604A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09158604A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005103514A1 (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-03 | Nhk Spring Co., Ltd. | ヒンジ装置 |
| JP2008539343A (ja) * | 2005-04-28 | 2008-11-13 | ジュリウス ブルム ゲゼルシャフト エム．ビー．エイチ． | 動くことが可能な家具部品のための放出装置 |
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1995
- 1995-12-04 JP JP33770795A patent/JPH09158604A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005103514A1 (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-03 | Nhk Spring Co., Ltd. | ヒンジ装置 |
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