JPH09158420A - 軒樋用ドレン - Google Patents

軒樋用ドレン

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JPH09158420A
JPH09158420A JP32291795A JP32291795A JPH09158420A JP H09158420 A JPH09158420 A JP H09158420A JP 32291795 A JP32291795 A JP 32291795A JP 32291795 A JP32291795 A JP 32291795A JP H09158420 A JPH09158420 A JP H09158420A
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JP
Japan
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drain
gutter
eaves
eaves gutter
rubber
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Application number
JP32291795A
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English (en)
Inventor
Hidetaka Sakai
秀隆 酒井
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 係止筒2と排水筒3とからなる軒樋用ド
レン1において、排水筒3の外周面に竪樋またはドレン
に入る形状のゴム状弾性体6を設けている。 【効果】 夏冬の温度差によって軒樋が長手方向(水平
方向)に伸縮する。しかし、竪樋は壁等の取付面に固定
しているから水平方向に移動しない。従って、この間に
ある軒樋用ドレン1には水平方向の剪断力が働く。しか
し、排水筒3の外周面に設けられているゴム状弾性体6
が変形するから、どこにも無理な力がかからない。従っ
て、軒樋、軒樋用ドレン、竪樋等が破損しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軒樋用ドレンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋用ドレンは、実公昭61−9
488号公報、実公昭63−48740号公報に記載あ
るように、軒樋係止フランジを有する係止筒と、この係
止筒に螺合される排水筒とからなるものであって、係止
筒が挿入できる通孔を軒樋に設け、この軒樋の通孔に上
方から係止筒を軒樋係止フランジの下面まで挿入して軒
樋の下側に突出させ、この軒樋の下側に突出している係
止筒に軒樋の下側から排水筒を螺入させて、軒樋係止フ
ランジの下面と排水筒の上端面とで軒樋を挟んで軒樋用
ドレンを軒樋に取り付け、この排水筒の下方に直接竪樋
を取り付けるか、エルボを取り付け、このエルボの先方
に這樋を介して竪樋を取り付けて使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て軒樋に軒樋用ドレンを取り付け、この軒樋用ドレンに
直接竪樋を取り付けたり、エルボを取り付け、このエル
ボの先端に這樋を介して竪樋を取り付けていると、軒樋
は夏冬の温度差によって軒樋の長手方向、即ち、水平方
向に伸縮するが、竪樋は竪樋取付具で壁等の取付面に水
平方向に移動しないように取り付けられている。従っ
て、この軒樋と竪樋との間にある軒樋ドレンには軒樋の
膨張収縮によって生ずる水平方向の剪断力が働き、軒
樋、軒樋用ドレン、竪樋等のいずれかが破損するという
問題がある。そこで、本発明の目的は、夏冬の温度差に
よって軒樋が膨張収縮しても軒樋、軒樋用ドレン、竪樋
等が破損しない軒樋用ドレンを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、軒樋係止フランジを有する係止筒と、この係止筒に
螺合される排水筒とからなる軒樋用ドレンにおいて、前
記排水筒には外周面に竪樋またはエルボに入る形状のゴ
ム状弾性体が設けられているものである。
【0005】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明に使用するゴム状弾性体が排水筒の外周面に設け
られた筒体と、この筒体の外周面に設けられた周方向に
長い複数本の環状片とからなり、この環状片の先端の形
状が竪樋またはエルボの内径とほぼ等しいか若干大きく
なされているものである。
【0006】又、請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明に使用するゴム状弾性体が排水筒の外周面に設け
られた筒体と、この筒体の外周面に設けられた周方向に
長い複数本の環状片とからなり、この環状片は、外側に
突出し、更に、その先端が上方に折曲された断面鍵形で
あり、先端の形状が竪樋またはエルボの内径とほぼ等し
いか若干大きくなされているものである。
【0007】本発明の排水筒の外周面に設けられている
ゴム状弾性体は、排水筒の外周面に一体に設けられても
よいし、ゴム状弾性体を別に製造し、これを排水筒に嵌
めて設けられてもよい。又、このゴム状弾性体の形状は
表面が平滑な筒体であってもよいし、周方向に長い環状
片であってもよいが、請求項2記載の発明や請求項3記
載の発明のように、排水筒の外周面に設けられた筒体
と、この筒体の外周面に設けられた周方向に長い環状片
とからなると、排水筒を竪樋またはエルボに挿入すると
きに筒状体が排水筒に強固に付着して、環状片が移動し
ないし、又、この環状片が変形し易く挿入し易いので好
ましい。
【0008】又、排水筒を竪樋またはエルボの中に挿入
して接続して使用していると、軒樋の膨張収縮によって
排水筒が移動し、竪樋が移動しなくとも、環状片が変形
し易いので好ましい。排水筒を竪樋またはエルボの中に
挿入したときに、この排水筒と竪樋またはエルボとが外
れないように強固に取り付ける方が好ましい。このよう
に強固に取り付けるためには、排水筒と竪樋またはエル
ボとを接着してもよいし、密着するようにしてもよい。
しかし、密着する方が施工が簡単で便利である。このよ
うに強固に密着させるためには、密着する面積を大きく
することが好ましい。このように面積を大きくするため
には、請求項3記載のように、環状片の先端を上方に折
曲された断面鍵形にするとよい。
【0009】(作用)本発明軒樋用ドレンの使用方法
は、従来の軒樋用ドレンと同様に、軒樋に係止筒が挿入
できる通孔を設け、この軒樋の通孔に上方から係止筒を
軒樋係止フランジの下面まで挿入して軒樋の下側に突出
させ、この軒樋の下側に突出している係止筒に軒樋の下
側から排水筒を螺入させて、軒樋係止フランジの下面と
排水筒の上端面とで軒樋を挟んで軒樋用ドレンを軒樋に
取り付けた後、排水筒を竪樋またはエルボの中に挿入し
て排水筒の下方に直接竪樋を取り付けたり、エルボを取
り付け、このエルボの先端に這樋を介して竪樋を取り付
ける。
【0010】このようにして軒樋用ドレンで軒樋と竪樋
とを接続して使用していると、夏冬の温度差によって軒
樋が伸縮して、軒樋が水平方向に移動するが、竪樋は水
平方向に移動しない。その結果、この軒樋と竪樋の間に
ある軒樋用ドレンには水平方向の剪断力が働く。しか
し、本発明では、排水筒の外周面にゴム状弾性体が設け
られているから、上記のように夏冬の温度差によって軒
樋が移動し、軒樋用ドレンに剪断力が働くと、この排水
筒の外周面に設けられているゴム状弾性体は他の部分よ
り変形し易いので、このゴム状弾性体が変形する。この
ように、軒樋が水平方向に移動し、竪樋が移動しなくと
も、ゴム状弾性体が変形するだけで、どこにも無理な力
がかからず、従って、軒樋、軒樋用ドレン、竪樋等が破
損することがない。
【0011】請求項2記載の発明では、ゴム状弾性体が
排水筒の外径とほぼ同じ内径を有する筒体と、この筒体
の外周面に設けられた周方向に長い複数本の環状片とか
らなり、この環状片の先端の形状が竪樋またはエルボの
内径とほぼ等しいか若干大きくなされているから、排水
筒を竪樋またはエルボの中に挿入するときに、環状片が
変形し易いので挿入し易い。又、挿入した後に環状片の
先端が竪樋またはエルボの内周面に密着するので強固に
取り付けられる。尚、さらに強固に取り付けるために、
環状片の先端を竪樋やエルボの内周面に接着剤で接着し
てもよい。又、このように排水筒を竪樋やエルボの中に
挿入して使用していると、夏冬の温度差によって竪樋が
膨張収縮したときに、断面積の小さく変形し易い環状片
が変形し軒樋、軒樋用ドレン、竪樋等が破損することが
ない。
【0012】又、請求項3記載の発明では、環状片が、
外側に突出し、更に、その先端が上方に折曲された断面
鍵形であり、先端の形状が竪樋またはエルボの内径とほ
ぼ等しいか若干大きくなされているから、請求項2記載
の発明と同様に、排水筒を竪樋またはエルボの中に挿入
し易い。しかも、挿入した後に、環状片の先端の面積が
大きく、竪樋またはエルボの内周面に強固に取り付けら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。図1〜図3は本発明軒樋用ドレンの一実施例を示す
もので、図1は軒樋用ドレンを分解し、一部切欠して示
す説明図、図2は軒樋用ドレンを軒樋に取り付けている
状態を示す説明図、図3は軒樋用ドレンを軒樋に取り付
けた状態の断面を示す説明図である。
【0014】1は軒樋用ドレンであり、この軒樋用ドレ
ン1は係止筒2と排水筒3とからなる。係止筒2は筒状
の係止筒本体21と、この係止筒本体21の上端に設け
られた軒樋係止フランジ23と、係止筒本体21の上方
開口部に被せられた網状のゴミ除け24とからなる。そ
して、この係止筒本体21の外周面には雄ネジ22が穿
設されている。排水筒3は、排水筒本体35と、この排
水筒本体35の上端に設けられたフランジ31と、排水
筒本体35の内周面に設けられた前記係止筒3の雄ネジ
22に螺合する雌ネジ32とからなる。
【0015】6は合成ゴム製のゴム状弾性体であり、こ
のゴム状弾性体6は、図1に示すように、排水筒3の外
径とほぼ同じ内径を有する筒体61と、この筒体の外周
面に設けられた周方向に長い7本の断面角形の環状片6
2とからなる。このゴム状弾性体6の環状片62の先端
の形状は後述する竪樋7の内径より若干大きくなされて
いる。従って、排水筒3を竪樋7の中に挿入すると、排
水筒3の下端は竪樋7の上端部の中に入り、排水筒3の
中を流れ落ちた雨水はすべて竪樋7の中に落下するよう
になっている。又、ゴム状弾性体6が竪樋7の内周面に
密着するから、排水筒3に竪樋7が強固に取り付けられ
る。尚、密着が不十分な場合には、接着剤で接着すると
よい。
【0016】7は竪樋であり、この竪樋7の上端開口部
61の中に排水筒3の下部が挿入できるようになってい
る。8は軒樋であり、この軒樋8は図示されない軒先に
軒樋取付具で取り付けられている、そして、この軒樋8
の軒樋用ドレン1を取り付ける位置には、係止筒2の係
止筒本体21が挿入できる通孔81が設けられている。
【0017】次に、この軒樋用ドレンの施工方法および
作用について説明する。軒樋8の軒樋用ドレン1を取り
付ける位置に、係止筒本体21が挿入できる通孔81を
穿設し、この通孔81の上方から係止筒本体21を軒樋
係止フランジ23まで挿入する。すると、軒樋8の下方
に係止筒本体21が突出する。この軒樋8の下方に突出
している係止筒本体21の雄ネジ22に、下方から排水
筒3の雌ネジ32を螺入して、係止筒2の軒樋係止フラ
ンジ23の下面と、排水筒3のフランジ31の上面と
で、軒樋8の通孔周縁部を挟み、軒樋8に軒樋用ドレン
1を強固に取り付ける。
【0018】次に、ゴム状弾性体6の環状片62の先端
に接着剤を塗布し、排水筒3の下部を竪樋7の中に挿入
して、環状片62と竪樋7とを接着して排水筒3に竪樋
7を取り付ける。尚、この竪樋7の中に排水筒3を挿入
する際に、環状片62が変形し易いので挿入し易い。
又、ゴム状弾性体6の先端の形状が竪樋7の内径より若
干大きくなされているから、このゴム状弾性体6を竪樋
7の中に挿入すると、ゴム状弾性体6が挟圧された状態
に設けられるし、接着剤で接着されているので、排水筒
3が竪樋8に強固に取り付けられる。
【0019】このようにして軒樋用ドレン1を取り付け
て使用していると、屋根に降った雨水は軒樋8を通って
通孔81から軒樋用ドレン1に入る。雨水が軒樋用ドレ
ン1に入る際に、落ち葉やゴミがゴミ除け24に引っ掛
かって軒樋用ドレン1の中に入らないようになってい
る。この軒樋用ドレン1の中に入った雨水は竪樋7通っ
て地上に導かれる。
【0020】又、夏冬の温度差によって軒樋8が長手方
向(水平方向)に移動するが、竪樋7は建物の壁に固定
されて移動しない。しかし、排水筒3の外周面にはゴム
状弾性体6が設けられ、しかも、このゴム状弾性体6は
他の部分より変形し易い。従って、上記のように夏冬の
温度差によって軒樋8が移動し、軒樋用ドレン1に剪断
力が働くと、排水筒3の外周面に設けられているゴム状
弾性体6が変形する。このように、軒樋8が水平方向に
移動し、竪樋7が移動しなくとも、ゴム状弾性体6が変
形するだけで、どこにも無理な力がかからず、従って、
軒樋8、軒樋ドレン1、竪樋7等が破損することがな
い。
【0021】(実施例2)次に、図4および図5に示す
実施例2について説明する。図4および図5に示す実施
例2を図1〜図3に示す実施例1と比較すると、ゴム状
弾性体6aの形状が異なる。従って、このゴム状弾性体
6aの構造について説明する。6aは合成ゴム製のゴム
状弾性体であり、このゴム状弾性体6aは排水筒3aの
外径とほぼ同じ内径を有する筒体61aと、この筒体6
1aの外周面に設けられた周方向に長い5本の環状片6
2aとからなる。この環状片62aは筒体61aの外周
面から外側に突出し、更に、先端が上方に折曲された断
面鍵形をしている。
【0022】次に、この軒樋用ドレン1aの使用方法お
よび作用について説明する。軒樋8aの軒樋用ドレン1
aを取り付ける位置に、係止筒本体21aが挿入できる
通孔81aを穿設し、この通孔81aの上方から係止筒
本体21aを軒樋係止フランジ23aまで挿入する。す
ると、軒樋8aの下方に係止筒本体21aが突出する。
この軒樋8aの下方に突出している係止筒本体21aの
雄ネジ22aに、下方から排水筒3aの雌ネジ32aを
螺入する。すると、係止筒2aの軒樋係止フランジ23
aの下面と、排水筒3aのフランジ31aの上面とで、
軒樋8aの通孔周縁部が挟まれて、軒樋8aに軒樋用ド
レン1aが強固に取り付けられる。
【0023】次に、排水筒3aの下方に突出している下
部を竪樋7aの中に挿入して、排水筒3aに竪樋7aを
取り付ける。尚、この竪樋7の中に排水筒3を挿入する
際に、環状片62が変形し易いので挿入し易い。又、環
状片62aが筒体61aの外側に突出し、さらにその先
端が上方に折れ曲された断面鍵形をしているし、先端の
形状が竪樋7aの内径より若干大きくなされているか
ら、このゴム状弾性体6aを竪樋7aの中に挿入する
と、ゴム状弾性体6aが挟圧された状態に設けられる
し、環状片62の先端の面積が、実施例1の環状片より
大きいから、接着剤を使用しなくとも、排水筒3aが竪
樋7aに強固に取り付けられる。
【0024】このようにして軒樋用ドレン1aを取り付
けて使用していると、屋根に降った雨水は軒樋8aを通
って通孔81aから軒樋用ドレン1aに入る。雨水が軒
樋用ドレン1aに入る際に、落ち葉やゴミがゴミ除け2
4aに引っ掛かって軒樋用ドレン1aの中に入らないよ
うになっている。この軒樋用ドレン1aの中に入った雨
水は竪樋7a通って地上に導かれる。又、夏冬の温度差
によって軒樋8aが長手方向(水平方向)に移動する
が、竪樋7aは建物の壁に固定されて移動しないが、排
水筒3aの外周面にはゴム状弾性体6aが設けられ、し
かも、排水筒3aの外周面に設けられているゴム状弾性
体6aは他の部分より変形し易い。従って、上記のよう
に夏冬の温度差によって軒樋8aが移動し、軒樋用ドレ
ン1aに剪断力が働くと、このゴム状弾性体6aが変形
する。このように、軒樋8aが水平方向に移動し、竪樋
7aが移動しなくとも、ゴム状弾性体6aが変形するだ
けで、どこにも無理な力がかからず、従って、軒樋8
a、軒樋ドレン1a、竪樋7a等が破損することがな
い。
【0025】
【発明の効果】本発明では、排水筒の外周面にゴム状弾
性体が設けられているから、夏冬の温度差によって軒樋
が移動し、軒樋用ドレンに剪断力が働くと、この排水筒
の外周面に設けられているゴム状弾性体は他の部分より
変形し易いので、このゴム状弾性体が変形する。このよ
うに、軒樋が水平方向に移動し、竪樋が移動しなくと
も、ゴム状弾性体が変形するだけで、どこにも無理な力
がかからず、従って、軒樋、軒樋用ドレン、竪樋等が破
損することがない。
【0026】請求項2記載の発明では、ゴム状弾性体が
排水筒の外径とほぼ同じ内径を有する筒体と、この筒体
の外周面に設けられた周方向に長い複数本の環状片とか
らなり、この環状片の先端の形状が竪樋またはエルボの
内径とほぼ等しいか若干大きくなされているから、排水
筒を竪樋またはエルボの中に挿入するときに、環状片が
変形し易いので挿入し易い。又、このように排水筒を竪
樋やエルボの中に挿入して使用していると、夏冬の温度
差によって竪樋が膨張収縮したときに、断面積の小さく
変形し易い環状片が変形し軒樋、軒樋用ドレン、竪樋等
が破損することがない。
【0027】請求項3記載の発明では、環状片が、外側
に突出し、更に、その先端が上方に折曲された断面鍵形
であり、先端の形状が竪樋またはエルボの内径とほぼ等
しいか若干大きくなされているから、請求項2記載の発
明と同様に、排水筒を竪樋またはエルボの中に挿入し易
い。しかも、挿入した後に、環状片の先端の面積が大き
く、竪樋またはエルボの内周面に強固に取り付けられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明軒樋用ドレンの一実施例を示すもので、
軒樋用ドレンを分解し、一部切欠して示す説明図であ
る。
【図2】軒樋用ドレンを軒樋に取り付けている状態を示
す説明図である。
【図3】軒樋用ドレンを軒樋に取り付けた断面を示す説
明図である。
【図4】本発明軒樋用ドレンの他の実施例を示すもの
で、軒樋用ドレンを分解し、一部切欠して示す説明図で
ある。
【図5】軒樋用ドレンを軒樋に取り付けた断面を示す説
明図である。
【符号の説明】
1、1a 軒樋用ドレン 2、2a 係止筒 21、21a 係止筒本体 22、22a 雄ネジ 23、23a 軒樋係止フランジ 3、3a 排水筒 31、31a フランジ 32、32a 雌ネジ 6、6a ゴム状弾性体 61、61a 筒体 62、62a 環状片 7、7a 竪樋 8、8a 軒樋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋係止フランジを有する係止筒と、こ
    の係止筒に螺合される排水筒とからなる軒樋用ドレンに
    おいて、前記排水筒には外周面に竪樋またはエルボに入
    る形状のゴム状弾性体が設けられていることを特徴とす
    る軒樋用ドレン。
  2. 【請求項2】 ゴム状弾性体が排水筒の外周面に設けら
    れた筒体と、この筒体の外周面に設けられた周方向に長
    い複数本の環状片とからなり、この環状片の先端の形状
    が竪樋またはエルボの内径とほぼ等しいか若干大きくな
    されていることを特徴とする請求項1記載の軒樋用ドレ
    ン。
  3. 【請求項3】 ゴム状弾性体が排水筒の外周面に設けら
    れた筒体と、この筒体の外周面に設けられた周方向に長
    い複数本の環状片とからなり、この環状片は、外側に突
    出し、更に、その先端が上方に折曲された断面鍵形であ
    り、先端の形状が竪樋またはエルボの内径とほぼ等しい
    か若干大きくなされていることを特徴とする請求項1記
    載の軒樋用ドレン。
JP32291795A 1995-12-12 1995-12-12 軒樋用ドレン Pending JPH09158420A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109339169A (zh) * 2018-10-23 2019-02-15 浙江欧琳生活健康科技有限公司 一种水槽下水器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109339169A (zh) * 2018-10-23 2019-02-15 浙江欧琳生活健康科技有限公司 一种水槽下水器

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