JPS6244232Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244232Y2 JPS6244232Y2 JP1983138243U JP13824383U JPS6244232Y2 JP S6244232 Y2 JPS6244232 Y2 JP S6244232Y2 JP 1983138243 U JP1983138243 U JP 1983138243U JP 13824383 U JP13824383 U JP 13824383U JP S6244232 Y2 JPS6244232 Y2 JP S6244232Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- tube
- diameter portion
- vertical
- trough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は管の連結構造の改良に関する。
従来より例えば雨樋の連結構造としては、第１
図に示すものが一般的であり、以下これについて
説明する。１は円筒状をなす管たる竪樋で、これ
の一端部内周面には径大部２を竪樋１と同心状に
形成して該竪樋１の内面に全周にわたつて段面３
を形成している。一方、円筒状をなす他の管たる
他の竪樋４はその一端部を竪樋１の段面３に当接
させるよう径大部２内に差込んで竪樋１に連結さ
れている。
図に示すものが一般的であり、以下これについて
説明する。１は円筒状をなす管たる竪樋で、これ
の一端部内周面には径大部２を竪樋１と同心状に
形成して該竪樋１の内面に全周にわたつて段面３
を形成している。一方、円筒状をなす他の管たる
他の竪樋４はその一端部を竪樋１の段面３に当接
させるよう径大部２内に差込んで竪樋１に連結さ
れている。
しかしながら上記従来構造のものでは、竪樋１
と他の竪樋４とを連結して斜めに配設した場合
に、これら連結部分において、竪樋１の段面３と
他の竪樋４の連結側端面間に生ずる環状の溝Ａの
うち下側に位置する部分に水やゴミ等が流れきら
ずに滞る問題があり、特に竪樋１及び４が金属性
の場合にはそこから錆が発生し腐食の原因となつ
ていた。
と他の竪樋４とを連結して斜めに配設した場合
に、これら連結部分において、竪樋１の段面３と
他の竪樋４の連結側端面間に生ずる環状の溝Ａの
うち下側に位置する部分に水やゴミ等が流れきら
ずに滞る問題があり、特に竪樋１及び４が金属性
の場合にはそこから錆が発生し腐食の原因となつ
ていた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、管の連結部分において水
やゴミ等が滞ることを防止し得る管の連結構造を
提供するにある。
り、従つてその目的は、管の連結部分において水
やゴミ等が滞ることを防止し得る管の連結構造を
提供するにある。
以下本考案を雨樋に適用した第一実施例につき
第２図及び第３図を参照して説明する。１１は管
たる竪樋で、これは内径寸法がＢの円筒状をなす
と共に、家屋に斜めに配設されている。竪樋１１
の上端部内周面には、その内径寸法Ｂより竪樋１
１の肉厚分の略２倍大きい内径寸法Ｃの径大部１
２が竪樋１１に対し肉厚分上方に偏心して形成さ
れ、これにて竪樋１１の内面に段面１３が形成さ
れている。この場合、径大部１２を竪樋１１に対
し肉厚分上方に偏心させているので、竪樋１１の
下部においては径大部１２の内面の一部が竪樋１
１の端部内面と面一に連なつて段面１３は形成さ
れず面一部１４が形成されている。一方、１５は
他の管たるやはり家屋に斜めに取付けられた他の
竪樋で、これは竪樋１１の径大部１２の内径寸法
Ｃと略同一の外径寸法Ｄを有する円筒状をなして
おり、下端部が竪樋１１の径大部１２内に差込ま
れて竪樋１１の段面１３に当接し、竪樋１１と連
結されている。
第２図及び第３図を参照して説明する。１１は管
たる竪樋で、これは内径寸法がＢの円筒状をなす
と共に、家屋に斜めに配設されている。竪樋１１
の上端部内周面には、その内径寸法Ｂより竪樋１
１の肉厚分の略２倍大きい内径寸法Ｃの径大部１
２が竪樋１１に対し肉厚分上方に偏心して形成さ
れ、これにて竪樋１１の内面に段面１３が形成さ
れている。この場合、径大部１２を竪樋１１に対
し肉厚分上方に偏心させているので、竪樋１１の
下部においては径大部１２の内面の一部が竪樋１
１の端部内面と面一に連なつて段面１３は形成さ
れず面一部１４が形成されている。一方、１５は
他の管たるやはり家屋に斜めに取付けられた他の
竪樋で、これは竪樋１１の径大部１２の内径寸法
Ｃと略同一の外径寸法Ｄを有する円筒状をなして
おり、下端部が竪樋１１の径大部１２内に差込ま
れて竪樋１１の段面１３に当接し、竪樋１１と連
結されている。
上記構成によれば、竪樋１１と他の竪樋１５と
の連結部分において竪樋１１の下側に位置する部
分には面一部１４が形成されているので、管の内
面の全周にわたつて溝Ａが形成されこの溝Ａのう
ち下側に位置する部分に水やゴミ等が滞る問題が
あつた従来とは異なり、連結部分において水やゴ
ミ等を滞らせることなく流すことができる。従つ
て、竪樋１１及び他の竪樋１５が金属製であつて
も、滞留した水やゴミ等が原因で錆が発生するこ
となく、腐食を防止し得る。
の連結部分において竪樋１１の下側に位置する部
分には面一部１４が形成されているので、管の内
面の全周にわたつて溝Ａが形成されこの溝Ａのう
ち下側に位置する部分に水やゴミ等が滞る問題が
あつた従来とは異なり、連結部分において水やゴ
ミ等を滞らせることなく流すことができる。従つ
て、竪樋１１及び他の竪樋１５が金属製であつて
も、滞留した水やゴミ等が原因で錆が発生するこ
となく、腐食を防止し得る。
次に第４図には本考案の第二実施例を示してお
り、この第二実施例では径大部１２を有する竪樋
１６の他端側を曲成したもので、これにても第一
実施例と同様の効果を得ることができる。
り、この第二実施例では径大部１２を有する竪樋
１６の他端側を曲成したもので、これにても第一
実施例と同様の効果を得ることができる。
また第５図は本考案の第三実施例を示してお
り、この第三実施例では一端部に径大部１２を形
成し且つ他端部に径小部１７を形成した継手管１
８として構成したもので、この径小部１７を別の
竪樋１９に連結させている。
り、この第三実施例では一端部に径大部１２を形
成し且つ他端部に径小部１７を形成した継手管１
８として構成したもので、この径小部１７を別の
竪樋１９に連結させている。
更に第６図は本考案の第四実施例を示してお
り、この第四実施例では竪樋２０に対し径大部１
２を肉厚分以上に偏心させて、該径大部１２の内
面の一部（図中下部）が竪樋２０の内方（竪樋２
０の図中右下側の非偏心部分の図中上部と下部の
間）に位置するようにしたものであり、この場
合、段面１３には下部に他の竪樋１５の端部と当
接しない非当接断面２１が形成されており、従つ
てこのようにしても非当接段面２１部分において
他の竪樋１５の端面との間に溝は形成されない。
り、この第四実施例では竪樋２０に対し径大部１
２を肉厚分以上に偏心させて、該径大部１２の内
面の一部（図中下部）が竪樋２０の内方（竪樋２
０の図中右下側の非偏心部分の図中上部と下部の
間）に位置するようにしたものであり、この場
合、段面１３には下部に他の竪樋１５の端部と当
接しない非当接断面２１が形成されており、従つ
てこのようにしても非当接段面２１部分において
他の竪樋１５の端面との間に溝は形成されない。
尚、上記各実施例では竪樋１１，１５，１６，
１９，２０及び継手管１８をいずれも金属製とし
て例示したが、管の材質はこれに限られず、例え
ばプラスチツク製としてもよく、この場合でも連
結部分において一方の管の段面と他方の管の連結
部側の端面との間に溝が生じないので、この溝に
ゴミ等が引掛つて雨水の流れを阻害するに至るこ
とを未然に防止できる。また、本考案は雨樋に限
らず、例えば土中に埋設される排水管等に適用し
てもよいことは勿論である。
１９，２０及び継手管１８をいずれも金属製とし
て例示したが、管の材質はこれに限られず、例え
ばプラスチツク製としてもよく、この場合でも連
結部分において一方の管の段面と他方の管の連結
部側の端面との間に溝が生じないので、この溝に
ゴミ等が引掛つて雨水の流れを阻害するに至るこ
とを未然に防止できる。また、本考案は雨樋に限
らず、例えば土中に埋設される排水管等に適用し
てもよいことは勿論である。
本考案は以上の記述から明らかなように、管の
一端部内周面に径大部を形成して該管の内面に段
面を生ぜしめ、他の管の一端部を前記管の前記段
面に当接させるよう差込んで連結するものにおい
て、前記径大部を、これの内面の一部が前記管の
端部内面と面一又はそれよりも管の内方に位置す
るようにその管に対し偏心させたので、管の連結
部分において水やゴミ等が滞ることを防止し得る
という優れた効果を奏する管の連結構造を提供で
きる。
一端部内周面に径大部を形成して該管の内面に段
面を生ぜしめ、他の管の一端部を前記管の前記段
面に当接させるよう差込んで連結するものにおい
て、前記径大部を、これの内面の一部が前記管の
端部内面と面一又はそれよりも管の内方に位置す
るようにその管に対し偏心させたので、管の連結
部分において水やゴミ等が滞ることを防止し得る
という優れた効果を奏する管の連結構造を提供で
きる。
第１図は従来例を示す縦断側面図、第２図及び
第３図は本考案の第一実施例を示し、第２図は縦
断側面図、第３図は他の竪樋を外して示す拡大正
面図であり、第４図乃至第６図は本考案の第二実
施例乃至第四実施例を示す夫々縦断側面図であ
る。 図面中、１１，１６，２０は竪樋（管）、１２
は径大部、１３は段面、１４は面一部、１５は他
の竪樋（他の管）、２１は非当接段面である。
第３図は本考案の第一実施例を示し、第２図は縦
断側面図、第３図は他の竪樋を外して示す拡大正
面図であり、第４図乃至第６図は本考案の第二実
施例乃至第四実施例を示す夫々縦断側面図であ
る。 図面中、１１，１６，２０は竪樋（管）、１２
は径大部、１３は段面、１４は面一部、１５は他
の竪樋（他の管）、２１は非当接段面である。
Claims (1)
- 管の一端部内周面に径大部を形成して該管の内
面に段面を生ぜしめ、他の管の一端部を前記管の
前記段面に当接させるよう差込んで連結するもの
において、前記径大部を、これの内面の一部が前
記管の端部内面と面一又はそれよりも管の内方に
位置するようにその管に対し偏心させたことを特
徴とする管の連結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13824383U JPS6045994U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 管の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13824383U JPS6045994U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 管の連結構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6045994U JPS6045994U (ja) | 1985-04-01 |
| JPS6244232Y2 true JPS6244232Y2 (ja) | 1987-11-19 |
Family
ID=30310247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13824383U Granted JPS6045994U (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 管の連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045994U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6486846B2 (ja) * | 2016-02-19 | 2019-03-20 | ダイキン工業株式会社 | ドレン水排水機構 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS541215B2 (ja) * | 1976-05-20 | 1979-01-22 | ||
| JPS5428854U (ja) * | 1977-07-29 | 1979-02-24 | ||
| JPS5449615A (en) * | 1977-09-28 | 1979-04-19 | Takiron Co | Method of joinning rain water gutters |
| JPS5563087A (en) * | 1978-11-04 | 1980-05-12 | Kubota Ltd | Pipe joint |
| JPS5641027B2 (ja) * | 1975-02-20 | 1981-09-25 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS555247Y2 (ja) * | 1971-03-31 | 1980-02-06 | ||
| JPS5744155Y2 (ja) * | 1977-06-06 | 1982-09-29 | ||
| JPS5938820Y2 (ja) * | 1979-09-06 | 1984-10-29 | ダイコ−化学工業株式会社 | 雨樋の連結装置 |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP13824383U patent/JPS6045994U/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5641027B2 (ja) * | 1975-02-20 | 1981-09-25 | ||
| JPS541215B2 (ja) * | 1976-05-20 | 1979-01-22 | ||
| JPS5428854U (ja) * | 1977-07-29 | 1979-02-24 | ||
| JPS5449615A (en) * | 1977-09-28 | 1979-04-19 | Takiron Co | Method of joinning rain water gutters |
| JPS5563087A (en) * | 1978-11-04 | 1980-05-12 | Kubota Ltd | Pipe joint |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6045994U (ja) | 1985-04-01 |
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