JPH04129227U - 伸縮ドレン具 - Google Patents

伸縮ドレン具

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Publication number
JPH04129227U
JPH04129227U JP3549691U JP3549691U JPH04129227U JP H04129227 U JPH04129227 U JP H04129227U JP 3549691 U JP3549691 U JP 3549691U JP 3549691 U JP3549691 U JP 3549691U JP H04129227 U JPH04129227 U JP H04129227U
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JP
Japan
Prior art keywords
gutter
drain
eaves gutter
drain tool
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3549691U
Other languages
English (en)
Inventor
吉明 古川
泰夫 清水
臣久 鶴野
良徳 丸山
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮吸収部のない長尺の軒樋であっても、温
度変化による軒樋の伸縮に伴う障害が軒樋、竪樋、また
ドレン具自体に生ずることなく、軒樋と竪樋とを接続し
て雨水の排水が可能な伸縮ドレン具の提供。 【構成】 軒樋1の底部に固定し軒樋から下方に雨水を
落すドレン具本体3と、ドレン具本体3と竪樋2とを連
結して軒樋からの雨水を竪樋に放出する伸縮接合部5と
よりなる伸縮ドレン具であって、前記伸縮接合部5は伸
縮性・可撓性を有する蛇腹部分5aの上部をドレン具本
体3に固定し下部には竪樋2を接続する接続パイプ部5
cを形成し、前記ドレン具本体3には前記蛇腹部分5a
の外周を囲むスカート部3cを有することを特徴とする
構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、略水平方向の軒樋内の雨水を竪樋に落下させる伸縮ドレン具に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、軒樋から竪樋に雨水を落すドレン具は、例えば実開昭53−22221 号公報に開示されているように軒樋の底部と竪樋の頂部の両方に固定して取付け 、軒樋から竪樋に雨水を放出するようになっていた。また軒樋は、長尺物になる と温度変化による伸縮量が大きくなり外壁に取付けた竪樋との位置関係にズレが 生じ、軒樋が曲がる、取付けが外れる、最悪の場合は軒樋その他が破損する等の 障害が発生するので、軒樋に伸縮吸収部を設けることもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、軒樋は横方向に伸縮移動するのに対し竪樋の 位置は固定されているために、両者を連結して雨水を落すドレン具に応力が集中 し軒樋とドレン具との接続部、或はドレン具と竪樋との接続部が破損する、或は 軒樋ドレン具自体を破損させる等の事故が発生していた。また軒樋に伸縮吸収部 を設けた場合には外観を損なう、コスト高になる等の問題もあった。
【0004】 この考案は、上記従来技術の問題点を解消するために成されたもので、伸縮吸 収部のない長尺の軒樋であっても、温度変化による軒樋の伸縮に伴う障害が軒樋 、竪樋、また両者を連結するドレン具自体に生ずることなく軒樋と竪樋との接続 が可能な伸縮ドレン具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、この考案に係る伸縮ドレン具は、軒樋の底部に固定し軒樋から下方 に雨水を落すドレン具本体と、該ドレン具本体と竪樋とを連結して軒樋からの雨 水を竪樋に放出する伸縮接合部とよりなる伸縮ドレン具であって、前記伸縮接合 部は伸縮性・可撓性を有する蛇腹部分の上部をドレン具本体に固定し下部には竪 樋を接続する接続パイプ部を形成し、前記ドレン具本体には前記蛇腹部分の外周 を囲むスカート部を有することを特徴とする構成によって、前記の目的を達成し ようとするものである。
【0006】
【作用】
以上の構成により、ドレン具本体は軒樋の底部に固定されて軒樋の雨水を下方 に落し、伸縮接合部の上部はドレン具本体に固定されておりドレン具本体からの 雨水を受け、伸縮接合部の下部に形成した接続パイプ部から竪樋に雨水を放出す る。
【0007】 そして、伸縮接合部の蛇腹部分は伸縮性・可撓性を有しており、下部の接続パ イプ部に接続した竪樋に対してドレン具本体は上下・水平方向に一定範囲の位置 移動が可能であり、例え軒樋が水平方向に多少移動しても竪樋は旧位置を保持で き、軒樋の伸縮移動を妨げることも、また軒樋の伸縮移動により障害を発生させ ることもない。
【0008】 即ち、この考案に係る伸縮ドレン具を使用することにより、伸縮吸収部のない 長尺の軒樋であっても温度変化による伸縮障害を生ずることなく竪樋と接続し雨 水を竪樋に流すことができる。
【0009】 また、ドレン具本体に設けたスカート部は、伸縮接合部の蛇腹部分の外周を囲 んでおり、蛇腹部分が日射・風雨にさらされる等により劣化・損傷することを防 止し耐用年数を延長する作用効果を有する。
【0010】
【実施例】
以下、この考案に係る伸縮ドレン具を実施例により説明する。 図1は、この考案の一実施例の構成を示す断面図である。同図において、1は 軒樋、2は竪樋である。3はこの考案に係る伸縮ドレン具のドレン具本体であり 、円筒部3aの内面には雌ねじを有し上端面部3bは軒樋1の底裏、開口部分に 接着して固定する。上端面部3bの外周部から下方には底が開放した円筒状のス カート部3cが形成してある。
【0011】 4はキャップであり中央に開口を有する円筒部4aの外周面には雄ねじが加工 してあり、軒樋1の底上面からドレン具本体3の円筒部3aの雌ねじにねじ込み 軒樋1を挟んでドレン具本体3に取付ける。軒樋1内の雨水はキャップ4の開口 部の頂面に設けた複数の透かし穴4aからドレン具本体3の円筒部3aを通り落 下する。
【0012】 5はドレン具本体3からの雨水を竪樋2に導く伸縮接合部であり、伸縮性・可 撓性を有する蛇腹部分5aの上部リング5bはドレン具本体3の円筒部3aの外 周部に接着固定され、蛇腹部分5aの下部は竪樋2を接続する接続パイプ部5c が接着形成してあり、蛇腹部分5aの全部または大部分の外周はドレン具本体3 に設けたスカート部3cによって囲まれている。
【0013】 ドレン具本体3、キャップ4、および伸縮接合部5の上部リング5b、接続パ イプ部5cは金属製であっても合成樹脂製であってもよく、また蛇腹部分5aは 天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の薄い材料により、伸縮性・可撓性を有するよ う蛇腹状に形成してあるが、柔軟性に富む大径のパイプ形状のもので代用するこ ともできる。
【0014】 以上の構成により、軒樋1の底部に固定したドレン具本体3は竪樋2の頂部に 固定した伸縮接合部5の接続パイプ部5cに対して或る程度の垂直方向・水平方 向の自由性を有しており、例え軒樋1が水平方向に多少移動しても伸縮接合部5 の蛇腹部分5aにより軒樋1の移動を吸収して、竪樋2は旧位置を保持でき、軒 樋1の伸縮移動を妨げることがなく、軒樋1の伸縮移動により強い応力が発生し 軒樋その他に障害を発生することもない。
【0015】 そして、ドレン具本体3に設けたスカート部3cは、伸縮接合部5の蛇腹部分 5aの外周を囲んでおり、蛇腹部分5aが日射・風雨にさらされる等により劣化 ・損傷することを防止し耐用年数を延長する。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係る伸縮ドレン具を使用することにより、例 え軒樋が伸縮して多少位置が移動しても蛇腹部分により吸収し軒樋と伸縮ドレン 具との接続部、或は伸縮ドレン具と竪樋との接続部が破損する、或は伸縮ドレン 具自体や軒樋、竪樋自体を破損させる等の事故を発生させることがなく、伸縮吸 収部のない長尺の軒樋であっても温度変化による伸縮障害を生ずることなく竪樋 と接続し雨水を竪樋に流すことができ、外観を損なうこともない。
【0017】 そして、伸縮接合部の蛇腹部分は外周をドレン具本体に設けたスカート部によ ってを囲んであり、蛇腹部分が日射・風雨にさらされる等により劣化・損傷する ことを防止しており耐用年数の長い伸縮ドレン具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軒樋 2 竪樋 3 ドレン具本体 3c スカート部 4 キャップ 5 伸縮接合部 5a 蛇腹部分 5c 接続パイプ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋の底部に固定し軒樋から下方に雨水
    を落すドレン具本体と、該ドレン具本体と竪樋とを連結
    して軒樋からの雨水を竪樋に放出する伸縮接合部とより
    なる伸縮ドレン具であって、前記伸縮接合部は伸縮性・
    可撓性を有する蛇腹部分の上部をドレン具本体に固定し
    下部には竪樋を接続する接続パイプ部を形成し、前記ド
    レン具本体には前記蛇腹部分の外周を囲むスカート部を
    有することを特徴とする伸縮ドレン具。
JP3549691U 1991-05-20 1991-05-20 伸縮ドレン具 Pending JPH04129227U (ja)

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JP3549691U JPH04129227U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 伸縮ドレン具

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JP3549691U JPH04129227U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 伸縮ドレン具

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JPH04129227U true JPH04129227U (ja) 1992-11-25

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ID=31917631

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