JP2001065127A - 雨水貯留用継手及びその施工方法 - Google Patents
雨水貯留用継手及びその施工方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工時、雨水貯留用継手の施工に手間が
かからず、施工後、竪樋の温度差による伸縮を吸収する
ことができる雨水貯留用継手を提供するものである。 【解決手段】 両端部に竪樋接続部21、23を有する
管状の継手本体2と、この継手本体2の上端竪樋接続部
21の下部に設けられた取水口22とからなる雨水貯留
用継手Aにおいて、継手本体2のほぼ中央部が伸縮可能
になされているものである。
かからず、施工後、竪樋の温度差による伸縮を吸収する
ことができる雨水貯留用継手を提供するものである。 【解決手段】 両端部に竪樋接続部21、23を有する
管状の継手本体2と、この継手本体2の上端竪樋接続部
21の下部に設けられた取水口22とからなる雨水貯留
用継手Aにおいて、継手本体2のほぼ中央部が伸縮可能
になされているものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水貯留槽に対し
て、竪樋の中間部分に装着して竪樋内を流下する雨水を
取水して、雨水貯留槽に導入するための雨樋の取水口付
き雨水貯留用継手に関する。
て、竪樋の中間部分に装着して竪樋内を流下する雨水を
取水して、雨水貯留槽に導入するための雨樋の取水口付
き雨水貯留用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雨水の有効利用を目的として、竪
樋内を流入する雨水を取水して、貯留槽に導入する方法
は、種々の方法が取られている。例えば、実願平5−6
1143号公報に記載されている雨水貯留用継手が知ら
れている。この雨水貯留用継手は短管状からなる取水装
置本体の内壁面に案内溝を傾斜するように設け、この案
内溝の下位部分に互いに連通する取水口を設け、案内溝
の下面に、この案内溝の内周側壁を基端として先端部側
が内壁面に近接するように傾斜された排水案内板を設け
てなるものである。
樋内を流入する雨水を取水して、貯留槽に導入する方法
は、種々の方法が取られている。例えば、実願平5−6
1143号公報に記載されている雨水貯留用継手が知ら
れている。この雨水貯留用継手は短管状からなる取水装
置本体の内壁面に案内溝を傾斜するように設け、この案
内溝の下位部分に互いに連通する取水口を設け、案内溝
の下面に、この案内溝の内周側壁を基端として先端部側
が内壁面に近接するように傾斜された排水案内板を設け
てなるものである。
【0003】この雨水貯留用継手は、竪樋内を流下する
雨水を効率よく取水して、貯留槽に導入することができ
るものであって、簡便なものである。
雨水を効率よく取水して、貯留槽に導入することができ
るものであって、簡便なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の雨水
貯留用継手では、施工時、竪樋を一定長さ切り取って、
竪樋の一端部と他端部を雨水貯留用継手に接続するが、
竪樋の切り取られた長さは雨水貯留用継手の長さより両
端部の接続代分だけ短くなされているため、雨水貯留用
継手を竪樋に取り付けるとき、竪樋を固定している固定
具を外し、上側と下側の竪樋を移動させて、雨水貯留用
継手を嵌めて接着して、元に戻して、竪樋に雨水貯留用
継手を取り付けねばならず、施工に手間がかかるという
問題があった。
貯留用継手では、施工時、竪樋を一定長さ切り取って、
竪樋の一端部と他端部を雨水貯留用継手に接続するが、
竪樋の切り取られた長さは雨水貯留用継手の長さより両
端部の接続代分だけ短くなされているため、雨水貯留用
継手を竪樋に取り付けるとき、竪樋を固定している固定
具を外し、上側と下側の竪樋を移動させて、雨水貯留用
継手を嵌めて接着して、元に戻して、竪樋に雨水貯留用
継手を取り付けねばならず、施工に手間がかかるという
問題があった。
【0005】又、施工後、雨水貯留用継手には竪樋の温
度差による伸縮を吸収する機能がなく、竪樋の温度差に
よる伸縮によって、竪樋に繋がれている継手に余分な力
がかかり、継手が破損するという問題があった。
度差による伸縮を吸収する機能がなく、竪樋の温度差に
よる伸縮によって、竪樋に繋がれている継手に余分な力
がかかり、継手が破損するという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、施工時、雨水貯
留用継手の施工に手間がかからず、しかも、施工後、竪
樋の温度差による伸縮を吸収することができる雨水貯留
用継手を提供するものである。
留用継手の施工に手間がかからず、しかも、施工後、竪
樋の温度差による伸縮を吸収することができる雨水貯留
用継手を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1の発明では、両
端部に竪樋接続部を有する管状の継手本体と、この継手
本体の上端竪樋接続部の下部に設けられた取水口とから
なる雨水貯留用継手において、継手本体のほぼ中央部が
伸縮可能になされているものである。
成するためになされたもので、請求項1の発明では、両
端部に竪樋接続部を有する管状の継手本体と、この継手
本体の上端竪樋接続部の下部に設けられた取水口とから
なる雨水貯留用継手において、継手本体のほぼ中央部が
伸縮可能になされているものである。
【0008】請求項2の発明では、両端部に竪樋接続部
を有する管状の継手本体と、この継手本体の上端竪樋接
続部の下部に設けられた取水口とからなる雨水貯留用継
手において、継手本体の一部に、竪樋の長さ吸収部が設
けられているものである。
を有する管状の継手本体と、この継手本体の上端竪樋接
続部の下部に設けられた取水口とからなる雨水貯留用継
手において、継手本体の一部に、竪樋の長さ吸収部が設
けられているものである。
【0009】請求項3の発明では、竪樋の一部を切断
し、上側竪樋と下側竪樋とになされた両竪樋が接続で
き、かつ、雨水が取水できるようになされる雨水貯留用
継手の施工方法であって、雨水貯留用継手の継手本体の
上端竪樋接続部に上側竪樋を接続し、継手本体の一部を
縮めたり、継手本体と上側竪樋とをスライドさせて、両
軒樋を上下方向に移動させることなく、継手本体の下端
竪樋接続部に下側竪樋を接続し、雨水貯留用継手で雨水
を取水できるように両竪樋と雨水貯留用継手とを施工す
るものである。
し、上側竪樋と下側竪樋とになされた両竪樋が接続で
き、かつ、雨水が取水できるようになされる雨水貯留用
継手の施工方法であって、雨水貯留用継手の継手本体の
上端竪樋接続部に上側竪樋を接続し、継手本体の一部を
縮めたり、継手本体と上側竪樋とをスライドさせて、両
軒樋を上下方向に移動させることなく、継手本体の下端
竪樋接続部に下側竪樋を接続し、雨水貯留用継手で雨水
を取水できるように両竪樋と雨水貯留用継手とを施工す
るものである。
【0010】本発明において、雨水貯留用継手の材質
は、適宜でよいが、軽量、腐食等の点で、合成樹脂、中
でも、ポリ塩化ビニル樹脂が好ましい。
は、適宜でよいが、軽量、腐食等の点で、合成樹脂、中
でも、ポリ塩化ビニル樹脂が好ましい。
【0011】請求項1の発明において、継手本体のほぼ
中央部が伸縮可能になされているが、この伸縮の方法に
ついては、継手本体のほぼ中央部で伸縮できれば、適宜
な方法でよく、例えば、継手本体のほぼ中央部を蛇腹状
にすると、施工時、継手本体の長さを竪樋の切り取られ
た長さとほぼ同じ長さに縮めて、上側と下側の竪樋間に
入れて、上側と下側の竪樋を移動させることなく、継手
本体の上側竪樋接続部を上側の竪樋に、下側竪樋接続部
を下側の竪樋に差し込んで接着して、竪樋に雨水貯留用
継手を簡単に取り付けることができる。
中央部が伸縮可能になされているが、この伸縮の方法に
ついては、継手本体のほぼ中央部で伸縮できれば、適宜
な方法でよく、例えば、継手本体のほぼ中央部を蛇腹状
にすると、施工時、継手本体の長さを竪樋の切り取られ
た長さとほぼ同じ長さに縮めて、上側と下側の竪樋間に
入れて、上側と下側の竪樋を移動させることなく、継手
本体の上側竪樋接続部を上側の竪樋に、下側竪樋接続部
を下側の竪樋に差し込んで接着して、竪樋に雨水貯留用
継手を簡単に取り付けることができる。
【0012】又、継手本体のほぼ中央部が蛇腹状になさ
れていると、上下方向の伸縮だけでなく、上側竪樋の中
心軸と下側竪樋の中心軸が若干ずれている場合でも、横
方向にずらせて位置調整をすることができる。
れていると、上下方向の伸縮だけでなく、上側竪樋の中
心軸と下側竪樋の中心軸が若干ずれている場合でも、横
方向にずらせて位置調整をすることができる。
【0013】請求項2の発明において、竪樋の長さ吸収
部の形状は、竪樋を継手本体の上端竪樋接続部に差し込
んで、係止することができ、かつ、施工後、竪樋の温度
差による伸縮を吸収することができれば、適宜な形状で
よく、例えば、継手本体の上側竪樋接続部に竪樋の外径
より若干小さい内径をもったゴム製のOリングを取り付
けておくと、このOリング内に上側竪樋を差し込むこと
によって、上側竪樋と継手本体とが係止でき、継手本体
の下側竪樋接続部に下側竪樋を嵌め込んで、継手本体と
下側竪樋とを接着して、竪樋に雨水貯留用継手を簡単に
取り付けることができる。又、施工後は、Oリングで竪
樋の温度差による伸縮を吸収することができる。
部の形状は、竪樋を継手本体の上端竪樋接続部に差し込
んで、係止することができ、かつ、施工後、竪樋の温度
差による伸縮を吸収することができれば、適宜な形状で
よく、例えば、継手本体の上側竪樋接続部に竪樋の外径
より若干小さい内径をもったゴム製のOリングを取り付
けておくと、このOリング内に上側竪樋を差し込むこと
によって、上側竪樋と継手本体とが係止でき、継手本体
の下側竪樋接続部に下側竪樋を嵌め込んで、継手本体と
下側竪樋とを接着して、竪樋に雨水貯留用継手を簡単に
取り付けることができる。又、施工後は、Oリングで竪
樋の温度差による伸縮を吸収することができる。
【0014】請求項1及び請求項2において、取水口に
ついては、継手本体内を流れる雨水を取水できれば、適
宜な形状でよく、例えば、継手本体の内周面全部に受け
溝を設けてもよく、内周面の一部分(取水口の下側部を
継手本体内に延設して、その先端を上方向に折曲して)
に受け溝を設けたものでもよい。継手本体の内周面全部
に受け溝を設けると、短時間で効率良く取水できるの
で、好ましい。
ついては、継手本体内を流れる雨水を取水できれば、適
宜な形状でよく、例えば、継手本体の内周面全部に受け
溝を設けてもよく、内周面の一部分(取水口の下側部を
継手本体内に延設して、その先端を上方向に折曲して)
に受け溝を設けたものでもよい。継手本体の内周面全部
に受け溝を設けると、短時間で効率良く取水できるの
で、好ましい。
【0015】(作用)請求項1の発明では、継手本体の
ほぼ中央部が伸縮可能になされているから、施工時、継
手本体の長さを竪樋の切り取られた長さとほぼ同じ長さ
に縮めて、上側竪樋と下側竪樋間に入れることによっ
て、上側竪樋と下側竪樋を移動させることなく、継手本
体の上側竪樋接続部を上側竪樋に、下側竪樋接続部を下
側竪樋に差し込んで接着して、竪樋に雨水貯留用継手を
簡単に取り付けることができる。又、施工後、竪樋の温
度差による伸縮を吸収することができる。
ほぼ中央部が伸縮可能になされているから、施工時、継
手本体の長さを竪樋の切り取られた長さとほぼ同じ長さ
に縮めて、上側竪樋と下側竪樋間に入れることによっ
て、上側竪樋と下側竪樋を移動させることなく、継手本
体の上側竪樋接続部を上側竪樋に、下側竪樋接続部を下
側竪樋に差し込んで接着して、竪樋に雨水貯留用継手を
簡単に取り付けることができる。又、施工後、竪樋の温
度差による伸縮を吸収することができる。
【0016】又、継手本体のほぼ中央部が伸縮可能にな
されているから、上側竪樋の中心軸と下側竪樋の中心軸
が若干ずれている場合でも、横方向にずらせて位置調整
をすることができる。
されているから、上側竪樋の中心軸と下側竪樋の中心軸
が若干ずれている場合でも、横方向にずらせて位置調整
をすることができる。
【0017】請求項2の発明では、継手本体の一部に、
竪樋の長さ吸収部が設けられているから、継手本体の上
端部に設けられた長さ吸収部に竪樋を差し込むことによ
って、竪樋と継手本体とが係止でき、継手本体の下端竪
樋接続部に竪樋を嵌め込んで、継手本体と竪樋とを接着
して、竪樋に雨水貯留用継手を簡単に取り付けることが
できる。又、施工後は、継手本体の竪樋の長さ吸収部で
竪樋の温度差による伸縮を吸収することができる。
竪樋の長さ吸収部が設けられているから、継手本体の上
端部に設けられた長さ吸収部に竪樋を差し込むことによ
って、竪樋と継手本体とが係止でき、継手本体の下端竪
樋接続部に竪樋を嵌め込んで、継手本体と竪樋とを接着
して、竪樋に雨水貯留用継手を簡単に取り付けることが
できる。又、施工後は、継手本体の竪樋の長さ吸収部で
竪樋の温度差による伸縮を吸収することができる。
【0018】請求項3の発明では、竪樋の一部を切断
し、上側竪樋と下側竪樋とになされた両竪樋が接続で
き、かつ、雨水が取水できるようになされる雨水貯留用
継手の施工方法であって、雨水貯留用継手の継手本体の
上端竪樋接続部に上側竪樋を接続し、継手本体の一部を
縮めたり、継手本体と上側竪樋とをスライドさせて、両
軒樋を上下方向に移動させることなく、継手本体の下端
竪樋接続部に下側竪樋を接続し、雨水貯留用継手で雨水
を取水できるように両竪樋と雨水貯留用継手とを施工す
るから、雨水貯留用継手を竪樋に取り付けるとき、竪樋
を固定している固定具を外し、上側と下側の竪樋を移動
させることがなく、施工に手間がかからない。
し、上側竪樋と下側竪樋とになされた両竪樋が接続で
き、かつ、雨水が取水できるようになされる雨水貯留用
継手の施工方法であって、雨水貯留用継手の継手本体の
上端竪樋接続部に上側竪樋を接続し、継手本体の一部を
縮めたり、継手本体と上側竪樋とをスライドさせて、両
軒樋を上下方向に移動させることなく、継手本体の下端
竪樋接続部に下側竪樋を接続し、雨水貯留用継手で雨水
を取水できるように両竪樋と雨水貯留用継手とを施工す
るから、雨水貯留用継手を竪樋に取り付けるとき、竪樋
を固定している固定具を外し、上側と下側の竪樋を移動
させることがなく、施工に手間がかからない。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1及び図2
に基づいて説明する。図1は本発明の雨水貯留用継手の
断面説明図、図2は雨水貯留用継手の使用状態を説明図
である。
に基づいて説明する。図1は本発明の雨水貯留用継手の
断面説明図、図2は雨水貯留用継手の使用状態を説明図
である。
【0020】図1及び図2に示すように,Aは雨水貯留
用継手であり、この雨水貯留用継手Aは、硬質塩化ビニ
ル製で、雨水貯留槽4に対して、竪樋1の中間部分に装
着して竪樋1内を流下する雨水を取水して、雨水貯留槽
4に導入するもので、短管状の継手本体2と、取水口2
2とからなっている。
用継手であり、この雨水貯留用継手Aは、硬質塩化ビニ
ル製で、雨水貯留槽4に対して、竪樋1の中間部分に装
着して竪樋1内を流下する雨水を取水して、雨水貯留槽
4に導入するもので、短管状の継手本体2と、取水口2
2とからなっている。
【0021】継手本体2には、上端部に上端竪樋接続部
21と、上端竪樋接続部21の下部に取水口22と、内
周面に案内溝25と、下端部に下端竪樋接続部23とが
設けられている。この取水口22の一端部は案内溝25
と連通しており、この案内溝25は継手本体2の内周面
全部にわたって設けられ、この案内溝25は、取水口2
2の一端部の対向する部分が高い位置になるように傾斜
して設けられている。取水口22の他端部は継手本体2
の外側に突き出されている。
21と、上端竪樋接続部21の下部に取水口22と、内
周面に案内溝25と、下端部に下端竪樋接続部23とが
設けられている。この取水口22の一端部は案内溝25
と連通しており、この案内溝25は継手本体2の内周面
全部にわたって設けられ、この案内溝25は、取水口2
2の一端部の対向する部分が高い位置になるように傾斜
して設けられている。取水口22の他端部は継手本体2
の外側に突き出されている。
【0022】継手本体2のほぼ中央部で、取水口22と
下端竪樋接続部23との間には、蛇腹部24が設けら
れ、蛇腹部24では、上下方向の伸縮と、横方向への若
干の移動ができるようになされている。
下端竪樋接続部23との間には、蛇腹部24が設けら
れ、蛇腹部24では、上下方向の伸縮と、横方向への若
干の移動ができるようになされている。
【0023】次に,この雨水貯留用継手Aと竪樋1との
施工方法と作用を説明する。先ず、竪樋1内を流下する
雨水を竪樋1から取水する位置を決める。次に、継手本
体2の長さから両端部の竪樋接続部21、23の長さを
差し引いた長さとほぼ同じ長さだけ竪樋1を切り取る。
施工方法と作用を説明する。先ず、竪樋1内を流下する
雨水を竪樋1から取水する位置を決める。次に、継手本
体2の長さから両端部の竪樋接続部21、23の長さを
差し引いた長さとほぼ同じ長さだけ竪樋1を切り取る。
【0024】次に、上側竪樋11と下側竪樋12の端部
に接着剤を塗布する。次に、継手本体2の蛇腹部24を
縮めて、切り取られた竪樋間に継手本体2を入れて、継
手本体2の上端竪樋接続部21を上側竪樋11に差し込
み、次に、蛇腹部24を伸ばしながら、継手本体2の下
端竪樋接続部23を下側竪樋12に差し込んで、接着
し、上側竪樋11と下側竪樋12とを雨水貯留用継手A
で繋ぐ。
に接着剤を塗布する。次に、継手本体2の蛇腹部24を
縮めて、切り取られた竪樋間に継手本体2を入れて、継
手本体2の上端竪樋接続部21を上側竪樋11に差し込
み、次に、蛇腹部24を伸ばしながら、継手本体2の下
端竪樋接続部23を下側竪樋12に差し込んで、接着
し、上側竪樋11と下側竪樋12とを雨水貯留用継手A
で繋ぐ。
【0025】次に、図2に示すように、継手本体2の取
水口22の他端部と、雨水貯留槽4の取入口41とをホ
ース26で繋ぎ、竪樋1内を流下する雨水を取水して、
雨水貯留槽4に導入する。
水口22の他端部と、雨水貯留槽4の取入口41とをホ
ース26で繋ぎ、竪樋1内を流下する雨水を取水して、
雨水貯留槽4に導入する。
【0026】このようにすると、継手本体2のほぼ中央
部が蛇腹部24が設けられ、伸縮可能になされているか
ら、施工時、継手本体2の長さを竪樋1の切り取られた
長さとほぼ同じ長さに縮めて、上側竪樋11と下側竪樋
12間に入れることによって、上側竪樋11と下側竪樋
12を移動させることなく、継手本体2の上側竪樋接続
部21を上側竪樋11に、下側竪樋接続部23を下側竪
樋12に差し込んで接着して、竪樋1に雨水貯留用継手
Aを簡単に取り付けることができる。又、施工後、竪樋
1の温度差による伸縮を吸収することができる。
部が蛇腹部24が設けられ、伸縮可能になされているか
ら、施工時、継手本体2の長さを竪樋1の切り取られた
長さとほぼ同じ長さに縮めて、上側竪樋11と下側竪樋
12間に入れることによって、上側竪樋11と下側竪樋
12を移動させることなく、継手本体2の上側竪樋接続
部21を上側竪樋11に、下側竪樋接続部23を下側竪
樋12に差し込んで接着して、竪樋1に雨水貯留用継手
Aを簡単に取り付けることができる。又、施工後、竪樋
1の温度差による伸縮を吸収することができる。
【0027】又、継手本体2のほぼ中央部が蛇腹部24
が設けられ、伸縮可能になされているから、上側竪樋1
1の中心軸と下側竪樋12の中心軸が若干ずれている場
合でも、横方向にずらせて位置調整をすることができ
る。
が設けられ、伸縮可能になされているから、上側竪樋1
1の中心軸と下側竪樋12の中心軸が若干ずれている場
合でも、横方向にずらせて位置調整をすることができ
る。
【0028】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
3は本発明の雨水貯留用継手の断面説明図である。一実
施例と異なるところは、継手本体のほぼ中央部の蛇腹部
による伸縮可能部分が竪樋の長さ吸収部になされている
ところがことなるだけで、その他の構造、取付方法と作
用はほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、そ
の他は省略する。
3は本発明の雨水貯留用継手の断面説明図である。一実
施例と異なるところは、継手本体のほぼ中央部の蛇腹部
による伸縮可能部分が竪樋の長さ吸収部になされている
ところがことなるだけで、その他の構造、取付方法と作
用はほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、そ
の他は省略する。
【0029】図3に示すように,Bは雨水貯留用継手で
あり、この雨水貯留用継手Bは、硬質塩化ビニル製で、
短管状の継手本体2aと、取水口22aとからなってい
る。
あり、この雨水貯留用継手Bは、硬質塩化ビニル製で、
短管状の継手本体2aと、取水口22aとからなってい
る。
【0030】継手本体2aには、上端部に上端竪樋接続
部21aと、上端竪樋接続部21aの下部に取水口22
aと、内周面に案内溝25aと、下端部に下端竪樋接続
部23aとが設けられている。この上端竪樋接続部21
aには、竪樋の長さ吸収部29が設けられている。この
長さ吸収部29は、上端竪樋接続部21aの内周面設け
られた溝部27と、この溝部27に嵌め込まれたOリン
グ28とで形成されている。このOリング28の内径は
竪樋(図示省略)の外径より若干小さくなされ、Oリン
グ28に竪樋が差し込むと、Oリング28で竪樋を係止
することができるようになされている。
部21aと、上端竪樋接続部21aの下部に取水口22
aと、内周面に案内溝25aと、下端部に下端竪樋接続
部23aとが設けられている。この上端竪樋接続部21
aには、竪樋の長さ吸収部29が設けられている。この
長さ吸収部29は、上端竪樋接続部21aの内周面設け
られた溝部27と、この溝部27に嵌め込まれたOリン
グ28とで形成されている。このOリング28の内径は
竪樋(図示省略)の外径より若干小さくなされ、Oリン
グ28に竪樋が差し込むと、Oリング28で竪樋を係止
することができるようになされている。
【0031】次に,この雨水貯留用継手Bと竪樋(図示
省略)との施工方法と作用を説明する。切り取られた竪
樋の下側竪樋の端部に接着剤を塗布する。次に、竪樋の
上側竪樋の端部を、先端が取水口22a近傍まで継手本
体2aの上端竪樋接続部21aのOリング28に差し込
む。次に、継手本体2aを下方向にずらしながら、継手
本体2aの下端竪樋接続部23aを下側竪樋に差し込ん
で、接着し、上側竪樋と下側竪樋とを雨水貯留用継手B
で繋ぐ。
省略)との施工方法と作用を説明する。切り取られた竪
樋の下側竪樋の端部に接着剤を塗布する。次に、竪樋の
上側竪樋の端部を、先端が取水口22a近傍まで継手本
体2aの上端竪樋接続部21aのOリング28に差し込
む。次に、継手本体2aを下方向にずらしながら、継手
本体2aの下端竪樋接続部23aを下側竪樋に差し込ん
で、接着し、上側竪樋と下側竪樋とを雨水貯留用継手B
で繋ぐ。
【0032】このようにすると、継手本体2aの上端竪
樋接続部21aに、竪樋の長さ吸収部29が設けられて
いるから、継手本体2aの上端竪樋接続部21aに設け
られた長さ吸収部29に竪樋を差し込むことによって、
竪樋と継手本体2aとが係止でき、継手本体2aの下端
竪樋接続部23aに竪樋を嵌め込んで、継手本体2aと
竪樋とを接着して、竪樋に雨水貯留用継手Bを簡単に取
り付けることができる。又、施工後は、継手本体2aの
竪樋の長さ吸収部29で竪樋の温度差による伸縮を吸収
することができる。
樋接続部21aに、竪樋の長さ吸収部29が設けられて
いるから、継手本体2aの上端竪樋接続部21aに設け
られた長さ吸収部29に竪樋を差し込むことによって、
竪樋と継手本体2aとが係止でき、継手本体2aの下端
竪樋接続部23aに竪樋を嵌め込んで、継手本体2aと
竪樋とを接着して、竪樋に雨水貯留用継手Bを簡単に取
り付けることができる。又、施工後は、継手本体2aの
竪樋の長さ吸収部29で竪樋の温度差による伸縮を吸収
することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明では、継手本体のほぼ中央部が伸縮可能になされてい
るから、施工時、継手本体の長さを竪樋の切り取られた
長さとほぼ同じ長さに縮めて、上側竪樋と下側竪樋間に
入れることによって、上側竪樋と下側竪樋を移動させる
ことなく、継手本体の上側竪樋接続部を上側竪樋に、下
側竪樋接続部を下側竪樋に差し込んで接着して、竪樋に
雨水貯留用継手を簡単に取り付けることができる。又、
施工後、竪樋の温度差による伸縮を吸収することができ
る。
明では、継手本体のほぼ中央部が伸縮可能になされてい
るから、施工時、継手本体の長さを竪樋の切り取られた
長さとほぼ同じ長さに縮めて、上側竪樋と下側竪樋間に
入れることによって、上側竪樋と下側竪樋を移動させる
ことなく、継手本体の上側竪樋接続部を上側竪樋に、下
側竪樋接続部を下側竪樋に差し込んで接着して、竪樋に
雨水貯留用継手を簡単に取り付けることができる。又、
施工後、竪樋の温度差による伸縮を吸収することができ
る。
【0034】又、継手本体のほぼ中央部が伸縮可能にな
されているから、上側竪樋の中心軸と下側竪樋の中心軸
が若干ずれている場合でも、横方向にずらせて位置調整
をすることができる。
されているから、上側竪樋の中心軸と下側竪樋の中心軸
が若干ずれている場合でも、横方向にずらせて位置調整
をすることができる。
【0035】請求項2の発明では、継手本体の一部に、
竪樋の長さ吸収部が設けられているから、継手本体の上
端部に設けられた長さ吸収部に竪樋を差し込むことによ
って、竪樋と継手本体とが係止でき、継手本体の下端竪
樋接続部に竪樋を嵌め込んで、継手本体と竪樋とを接着
して、竪樋に雨水貯留用継手を簡単に取り付けることが
できる。又、施工後は、継手本体の竪樋の長さ吸収部で
竪樋の温度差による伸縮を吸収することができる。
竪樋の長さ吸収部が設けられているから、継手本体の上
端部に設けられた長さ吸収部に竪樋を差し込むことによ
って、竪樋と継手本体とが係止でき、継手本体の下端竪
樋接続部に竪樋を嵌め込んで、継手本体と竪樋とを接着
して、竪樋に雨水貯留用継手を簡単に取り付けることが
できる。又、施工後は、継手本体の竪樋の長さ吸収部で
竪樋の温度差による伸縮を吸収することができる。
【0036】請求項3の発明では、竪樋の一部を切断
し、上側竪樋と下側竪樋とになされた両竪樋が接続で
き、かつ、雨水が取水できるようになされる雨水貯留用
継手の施工方法であって、雨水貯留用継手の継手本体の
上端竪樋接続部に上側竪樋を接続し、継手本体の一部を
縮めたり、継手本体と上側竪樋とをスライドさせて、両
軒樋を上下方向に移動させることなく、継手本体の下端
竪樋接続部に下側竪樋を接続し、雨水貯留用継手で雨水
を取水できるように両竪樋と雨水貯留用継手とを施工す
るから、雨水貯留用継手を竪樋に取り付けるとき、竪樋
を固定している固定具を外し、上側と下側の竪樋を移動
させることがなく、施工に手間がかからない。
し、上側竪樋と下側竪樋とになされた両竪樋が接続で
き、かつ、雨水が取水できるようになされる雨水貯留用
継手の施工方法であって、雨水貯留用継手の継手本体の
上端竪樋接続部に上側竪樋を接続し、継手本体の一部を
縮めたり、継手本体と上側竪樋とをスライドさせて、両
軒樋を上下方向に移動させることなく、継手本体の下端
竪樋接続部に下側竪樋を接続し、雨水貯留用継手で雨水
を取水できるように両竪樋と雨水貯留用継手とを施工す
るから、雨水貯留用継手を竪樋に取り付けるとき、竪樋
を固定している固定具を外し、上側と下側の竪樋を移動
させることがなく、施工に手間がかからない。
【図1】本発明の一実施例の雨水貯留用継手の断面説明
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例の雨水貯留用継手の使用状態
を説明図である。
を説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の雨水貯留用継手の断面説
明図である。
明図である。
A、B 雨水貯留用継手 1 竪樋 11 上側竪樋 12 下側竪樋 2、2a 継手本体 21、21a 上端竪樋接続部 22、22a 取水口 23、23a 下端竪樋接続部 24 蛇腹部 25、25a 案内溝 26 ホース 27 溝部 28 Oリング 29 長さ吸収部 4 雨水貯留槽 41 取入口
Claims (3)
- 【請求項1】 両端部に竪樋接続部を有する管状の継手
本体と、この継手本体の上端竪樋接続部の下部に設けら
れた取水口とからなる雨水貯留用継手において、 前記継手本体のほぼ中央部が伸縮可能になされているこ
とを特徴とする雨水貯留用継手。 - 【請求項2】 両端部に竪樋接続部を有する管状の継手
本体と、この継手本体の上端竪樋接続部の下部に設けら
れた取水口とからなる雨水貯留用継手において、 前記継手本体の一部に、竪樋の長さ吸収部が設けられて
いることを特徴とする雨水貯留用継手。 - 【請求項3】 竪樋の一部を切断し、上側竪樋と下側竪
樋とになされた両竪樋が接続でき、かつ、雨水が取水で
きるようになされる雨水貯留用継手の施工方法であっ
て、 雨水貯留用継手の継手本体の上端竪樋接続部に上側竪樋
を接続し、継手本体の一部を縮めたり、継手本体と上側
竪樋とをスライドさせて、両軒樋を上下方向に移動させ
ることなく、継手本体の下端竪樋接続部に下側竪樋を接
続し、雨水貯留用継手で雨水を取水できるように両竪樋
と雨水貯留用継手とを施工することを特徴とする雨水貯
留用継手の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23995599A JP2001065127A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 雨水貯留用継手及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23995599A JP2001065127A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 雨水貯留用継手及びその施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001065127A true JP2001065127A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17052326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23995599A Pending JP2001065127A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 雨水貯留用継手及びその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001065127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011140850A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 雨水貯留装置 |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP23995599A patent/JP2001065127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011140850A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 雨水貯留装置 |
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