JPH09151934A - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
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- JPH09151934A JPH09151934A JP7338026A JP33802695A JPH09151934A JP H09151934 A JPH09151934 A JP H09151934A JP 7338026 A JP7338026 A JP 7338026A JP 33802695 A JP33802695 A JP 33802695A JP H09151934 A JPH09151934 A JP H09151934A
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- bushes
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- arm
- boss
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2350/00—Machines or articles related to building
- F16C2350/26—Excavators
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い荷重に対する機械的強度を十分に向上で
き、ブッシュをボス部のブッシュ嵌合穴に確実に位置決
めできるようにする。 【解決手段】 長尺の軸寸法L1 を有した各第1ブッシ
ュ20と、短尺の軸寸法L2 を有した各第2ブッシュ2
1とをそれぞれ焼結含油合金によって別個に一体成形す
る。そして、各第1,第2ブッシュ20,21によって
ブッシュ19を構成することにより、ブッシュ19全体
の軸寸法を長めの寸法Lに設定する。また、各アームボ
ス16(アーム9)のブッシュ嵌合穴16A内には、軸
方向外側部に各第1ブッシュ20を、軸方向中間部には
各第2ブッシュ21をそれぞれ嵌着し、各挿通穴20
A,21A内には連結ピン24を摺動可能に挿嵌する。
そして、連結ピン24の両端側をバケット10の各ブラ
ケット18に一体に取付けることにより、バケット10
をアーム9の先端側に連結ピン24を介して回動可能に
保持する。
き、ブッシュをボス部のブッシュ嵌合穴に確実に位置決
めできるようにする。 【解決手段】 長尺の軸寸法L1 を有した各第1ブッシ
ュ20と、短尺の軸寸法L2 を有した各第2ブッシュ2
1とをそれぞれ焼結含油合金によって別個に一体成形す
る。そして、各第1,第2ブッシュ20,21によって
ブッシュ19を構成することにより、ブッシュ19全体
の軸寸法を長めの寸法Lに設定する。また、各アームボ
ス16(アーム9)のブッシュ嵌合穴16A内には、軸
方向外側部に各第1ブッシュ20を、軸方向中間部には
各第2ブッシュ21をそれぞれ嵌着し、各挿通穴20
A,21A内には連結ピン24を摺動可能に挿嵌する。
そして、連結ピン24の両端側をバケット10の各ブラ
ケット18に一体に取付けることにより、バケット10
をアーム9の先端側に連結ピン24を介して回動可能に
保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設機械に
装備される作業装置のピン結合部等に好適に用いられる
軸受装置に関する。
装備される作業装置のピン結合部等に好適に用いられる
軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内周側に一対のブッシュ嵌合穴
が形成された筒状のボス部と、該ボス部の各ブッシュ嵌
合穴内に嵌着された一対のブッシュと、該各ブッシュを
介して前記ボス部を一対のブラケットに回動可能に連結
する連結ピンとを備えた軸受装置は知られている。
が形成された筒状のボス部と、該ボス部の各ブッシュ嵌
合穴内に嵌着された一対のブッシュと、該各ブッシュを
介して前記ボス部を一対のブラケットに回動可能に連結
する連結ピンとを備えた軸受装置は知られている。
【0003】この種の従来技術による軸受装置を油圧シ
ョベル等に装備される作業装置のピン結合部等に用いる
場合には、例えばアームの先端側に各ボス部を設け、該
各ボス部のブッシュ嵌合穴内に内周側が挿通穴となった
各ブッシュを嵌着すると共に、連結ピンを各ブッシュの
挿通穴内に摺動可能な状態で挿通し、該連結ピンの両端
側をバケットの一側に設けられた各ブラケットに一体に
取付けることにより、バケットを連結ピンを介してアー
ムに回動可能に連結するようにしている。
ョベル等に装備される作業装置のピン結合部等に用いる
場合には、例えばアームの先端側に各ボス部を設け、該
各ボス部のブッシュ嵌合穴内に内周側が挿通穴となった
各ブッシュを嵌着すると共に、連結ピンを各ブッシュの
挿通穴内に摺動可能な状態で挿通し、該連結ピンの両端
側をバケットの一側に設けられた各ブラケットに一体に
取付けることにより、バケットを連結ピンを介してアー
ムに回動可能に連結するようにしている。
【0004】そして、アームの先端側に配設されたバケ
ットは、リンク機構等を介してバケットシリンダを作動
させることにより、連結ピンを中心としてアームに対し
て回動し掘削作業等を行うようになっている。
ットは、リンク機構等を介してバケットシリンダを作動
させることにより、連結ピンを中心としてアームに対し
て回動し掘削作業等を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
技術による軸受装置では、バケットの各ブラケットに一
体に取付けられた連結ピンを各ボス部内に嵌着された一
対のブッシュによって支持する構成としているため、ブ
ッシュの挿通穴内周面には連結ピンの外周面からバケッ
トの全重量分(土砂等の掘削時にはさらに土砂の重量も
加算される)に相当する面圧が常時作用する。
技術による軸受装置では、バケットの各ブラケットに一
体に取付けられた連結ピンを各ボス部内に嵌着された一
対のブッシュによって支持する構成としているため、ブ
ッシュの挿通穴内周面には連結ピンの外周面からバケッ
トの全重量分(土砂等の掘削時にはさらに土砂の重量も
加算される)に相当する面圧が常時作用する。
【0006】このため、例えばバケットの重量、連結ピ
ンの径寸法等に基づいて、ブッシュの軸方向寸法を可能
な限り長く形成し、連結ピンの外周面に対する各ブッシ
ュ内周面の接触面積を大きくすることにより、各ブッシ
ュに作用する連結ピンからの面圧を相対的に小さくし、
これによってブッシュが連結ピンからの外力(荷重)に
よって、損傷、破損等を受けるのを防止するようにして
いる。
ンの径寸法等に基づいて、ブッシュの軸方向寸法を可能
な限り長く形成し、連結ピンの外周面に対する各ブッシ
ュ内周面の接触面積を大きくすることにより、各ブッシ
ュに作用する連結ピンからの面圧を相対的に小さくし、
これによってブッシュが連結ピンからの外力(荷重)に
よって、損傷、破損等を受けるのを防止するようにして
いる。
【0007】しかし、前記ブッシュを焼結合金等によっ
て軸方向寸法を長めに形成した場合には、ブッシュの製
作が難しくなり、例えばブッシュの材料密度(内部密
度)に部分的なバラツキが生じ易くなって、ブッシュの
寸法精度や加工性および強度が低下してしまうという問
題がある。
て軸方向寸法を長めに形成した場合には、ブッシュの製
作が難しくなり、例えばブッシュの材料密度(内部密
度)に部分的なバラツキが生じ易くなって、ブッシュの
寸法精度や加工性および強度が低下してしまうという問
題がある。
【0008】一方、ブッシュを焼結含油合金等により軸
寸法を短めに形成した場合には、ブッシュを高精度に形
成できるものの、上述したように連結ピンからの面圧が
大きくなり、ブッシュが損傷、破損を起こし易くなると
いう問題がある。
寸法を短めに形成した場合には、ブッシュを高精度に形
成できるものの、上述したように連結ピンからの面圧が
大きくなり、ブッシュが損傷、破損を起こし易くなると
いう問題がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は高い荷重が作用した場合でも十
分な耐久性を確保できると共に、ブッシュがボス部のブ
ッシュ嵌合穴内でブッシュを確実に位置決めでき、ボス
部とブラケットとの円滑な相対回動を長期に亘って補償
できるようにした軸受装置を提供することを目的として
いる。
されたもので、本発明は高い荷重が作用した場合でも十
分な耐久性を確保できると共に、ブッシュがボス部のブ
ッシュ嵌合穴内でブッシュを確実に位置決めでき、ボス
部とブラケットとの円滑な相対回動を長期に亘って補償
できるようにした軸受装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、内周側に一対のブッシュ嵌合穴が形成
された筒状のボス部と、該ボス部の各ブッシュ嵌合穴内
に嵌着された一対のブッシュと、該各ブッシュを介して
前記ボス部を一対のブラケットに回動可能に連結する連
結ピンとを備えた軸受装置に適用される。
ために本発明は、内周側に一対のブッシュ嵌合穴が形成
された筒状のボス部と、該ボス部の各ブッシュ嵌合穴内
に嵌着された一対のブッシュと、該各ブッシュを介して
前記ボス部を一対のブラケットに回動可能に連結する連
結ピンとを備えた軸受装置に適用される。
【0011】そして、請求項1に記載の発明が採用する
構成の特徴は、前記ブッシュを、外周側が前記各ブッシ
ュ嵌合穴内に嵌着され、内周側に前記連結ピン用の挿通
穴が形成された一対の第1ブッシュと、該各第1ブッシ
ュ間に位置して前記ブッシュ嵌合穴内に配設され、内周
側に前記連結ピン用の挿通穴が形成された一対の第2ブ
ッシュとから構成し、前記各第1ブッシュを各第2ブッ
シュよりも軸方向寸法を長く形成したことにある。
構成の特徴は、前記ブッシュを、外周側が前記各ブッシ
ュ嵌合穴内に嵌着され、内周側に前記連結ピン用の挿通
穴が形成された一対の第1ブッシュと、該各第1ブッシ
ュ間に位置して前記ブッシュ嵌合穴内に配設され、内周
側に前記連結ピン用の挿通穴が形成された一対の第2ブ
ッシュとから構成し、前記各第1ブッシュを各第2ブッ
シュよりも軸方向寸法を長く形成したことにある。
【0012】このように構成することにより、第1ブッ
シュと第2ブッシュによってブッシュ全体の軸方向寸法
を長くすることができると共に、ブッシュ全体に作用す
る連結ピン外周面からの面圧を相対的に小さくできる。
シュと第2ブッシュによってブッシュ全体の軸方向寸法
を長くすることができると共に、ブッシュ全体に作用す
る連結ピン外周面からの面圧を相対的に小さくできる。
【0013】また、偏荷重が加わり、相対的に第2ブッ
シュより大きな荷重がかかる第1ブッシュの軸方向寸法
を長くすることにより、ボス部のブッシュ嵌合穴に対す
る第1ブッシュ外周面の接触面積(接触抵抗)を大きく
することができ、外部から当該軸受装置に衝撃等が加え
られた場合でも、この衝撃力によって各第1ブッシュが
ブッシュ嵌合穴で位置ずれするのを防止することができ
る。
シュより大きな荷重がかかる第1ブッシュの軸方向寸法
を長くすることにより、ボス部のブッシュ嵌合穴に対す
る第1ブッシュ外周面の接触面積(接触抵抗)を大きく
することができ、外部から当該軸受装置に衝撃等が加え
られた場合でも、この衝撃力によって各第1ブッシュが
ブッシュ嵌合穴で位置ずれするのを防止することができ
る。
【0014】また、請求項2に記載の発明では、前記各
第1,第2ブッシュを焼結含油合金からなる筒状体とし
て形成したことにある。
第1,第2ブッシュを焼結含油合金からなる筒状体とし
て形成したことにある。
【0015】このように構成することにより、各第1,
第2ブッシュを焼結含油合金によってそれぞれ別個に成
形することができ、該各第1,第2ブッシュの製作を容
易にできると共に、第1,第2ブッシュに自己潤滑性を
与えることができる。
第2ブッシュを焼結含油合金によってそれぞれ別個に成
形することができ、該各第1,第2ブッシュの製作を容
易にできると共に、第1,第2ブッシュに自己潤滑性を
与えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
軸受装置を油圧ショベルのピン結合部に適用した場合を
例に挙げて、添付図面に従って詳細に説明する。
軸受装置を油圧ショベルのピン結合部に適用した場合を
例に挙げて、添付図面に従って詳細に説明する。
【0017】ここで、図1ないし図3は本発明の実施例
を示している。
を示している。
【0018】図において、1は油圧ショベルの下部走行
体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された作業
機本体となる上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回
フレーム3を有し、該旋回フレーム3上には運転室4、
機械室5およびカウンタウエイト6等が設けられてい
る。
体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された作業
機本体となる上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回
フレーム3を有し、該旋回フレーム3上には運転室4、
機械室5およびカウンタウエイト6等が設けられてい
る。
【0019】7は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設
けられた作業装置を示し、該作業装置7は、上部旋回体
2の旋回フレーム3にピン結合されたブーム8と、該ブ
ーム8の先端側にピン結合されたアーム9と、該アーム
9の先端側にピン結合されたバケット10とから大略構
成され、これらブーム8、アーム9およびバケット10
は、それぞれピン結合部を介して連結されたブームシリ
ンダ11,アームシリンダ12,バケットシリンダ13
およびリンク14,14等を作動させることにより回動
操作を行うようになっている。
けられた作業装置を示し、該作業装置7は、上部旋回体
2の旋回フレーム3にピン結合されたブーム8と、該ブ
ーム8の先端側にピン結合されたアーム9と、該アーム
9の先端側にピン結合されたバケット10とから大略構
成され、これらブーム8、アーム9およびバケット10
は、それぞれピン結合部を介して連結されたブームシリ
ンダ11,アームシリンダ12,バケットシリンダ13
およびリンク14,14等を作動させることにより回動
操作を行うようになっている。
【0020】そして、これら各ピン結合部には、本実施
例の軸受装置が装備されており、例えばアーム9とバケ
ット10とは、図2および図3に示す軸受装置を介して
回動可能に結合されている。
例の軸受装置が装備されており、例えばアーム9とバケ
ット10とは、図2および図3に示す軸受装置を介して
回動可能に結合されている。
【0021】15はアーム9の先端側に設けられた筒状
のボス部を示し、該ボス部15は、アーム9の先端側に
幅方向に離間してそれぞれ突出形成され、内周側にブッ
シュ嵌合穴16A,16Aが形成された筒体状の一対の
アームボス16と、該各アームボス16を溶接等の手段
により互いに一体的に連結したボスパイプ17とから構
成されている。
のボス部を示し、該ボス部15は、アーム9の先端側に
幅方向に離間してそれぞれ突出形成され、内周側にブッ
シュ嵌合穴16A,16Aが形成された筒体状の一対の
アームボス16と、該各アームボス16を溶接等の手段
により互いに一体的に連結したボスパイプ17とから構
成されている。
【0022】18,18はバケット10の外側に突設さ
れ、アーム9のアームボス16を挟むように配置された
一対のブラケットを示し、該各ブラケット18には後述
の連結ピン24が挿通されるピン挿通穴18A,18A
が穿設されている。
れ、アーム9のアームボス16を挟むように配置された
一対のブラケットを示し、該各ブラケット18には後述
の連結ピン24が挿通されるピン挿通穴18A,18A
が穿設されている。
【0023】19,19はアームボス16のブッシュ嵌
合穴16A内に設けられた筒状のブッシュを示し、該各
ブッシュ19は後述の第1ブッシュ20と第2ブッシュ
21とから構成されている。そして、該各ブッシュ19
全体の軸方向寸法は図3に示す如く、長めの寸法L(例
えば、約80mm程度)に設定されている。
合穴16A内に設けられた筒状のブッシュを示し、該各
ブッシュ19は後述の第1ブッシュ20と第2ブッシュ
21とから構成されている。そして、該各ブッシュ19
全体の軸方向寸法は図3に示す如く、長めの寸法L(例
えば、約80mm程度)に設定されている。
【0024】20,20は各ブッシュ19の一部を構成
する一対の第1ブッシュを示し、該各第1ブッシュ20
は図2および図3に示す如く、焼結含油合金から筒体状
として一体成形されている。ここで、各第1ブッシュ2
0の製造方法としては、例えば、鉄を主成分とし、銅
(16〜22wt%)および炭素(0.6〜1.0wt
%)を含んだ焼結合金からなる筒状体に浸炭焼入れを施
すと共に、真空含油処理によってこの筒状体に高粘度油
(ISO規格VG460)を含浸させた後に、仕上げ加
工を施すことにより製作される。
する一対の第1ブッシュを示し、該各第1ブッシュ20
は図2および図3に示す如く、焼結含油合金から筒体状
として一体成形されている。ここで、各第1ブッシュ2
0の製造方法としては、例えば、鉄を主成分とし、銅
(16〜22wt%)および炭素(0.6〜1.0wt
%)を含んだ焼結合金からなる筒状体に浸炭焼入れを施
すと共に、真空含油処理によってこの筒状体に高粘度油
(ISO規格VG460)を含浸させた後に、仕上げ加
工を施すことにより製作される。
【0025】そして、各第1ブッシュ20は内周側に後
述の連結ピン24用の挿通穴20Aが形成され、各アー
ムボス16のブッシュ嵌合穴16Aにその軸方向中間部
の位置まで圧入されている。
述の連結ピン24用の挿通穴20Aが形成され、各アー
ムボス16のブッシュ嵌合穴16Aにその軸方向中間部
の位置まで圧入されている。
【0026】ここで、各第1ブッシュ20の軸方向寸法
は長尺の寸法L1 (例えば、約60mm程度)に設定さ
れ、これによってブッシュ嵌合穴16A内周面に対する
各ブッシュ19内周面の接触面積(接触抵抗)を大きく
できるようにしている。なお、寸法L1 はブッシュ19
の成形加工が容易に施せるように、例えば、約70mm
程度以下に設定するのがよい。
は長尺の寸法L1 (例えば、約60mm程度)に設定さ
れ、これによってブッシュ嵌合穴16A内周面に対する
各ブッシュ19内周面の接触面積(接触抵抗)を大きく
できるようにしている。なお、寸法L1 はブッシュ19
の成形加工が容易に施せるように、例えば、約70mm
程度以下に設定するのがよい。
【0027】21,21は各第1ブッシュ20間に位置
して、各アームボス16のブッシュ嵌合穴16A内に設
けられた一対の第2ブッシュを示し、該各第2ブッシュ
21は図2および図3に示す如く、前記各第1ブッシュ
20と同様の製造方法によって焼結含油合金等から成形
され、内周側には連結ピン24用の挿通穴21Aが形成
されている。ここで、各第2ブッシュ21の軸方向寸法
は、前記各第1ブッシュ20よりも短尺の寸法L2 (例
えば、約20mm程度)に設定されている。
して、各アームボス16のブッシュ嵌合穴16A内に設
けられた一対の第2ブッシュを示し、該各第2ブッシュ
21は図2および図3に示す如く、前記各第1ブッシュ
20と同様の製造方法によって焼結含油合金等から成形
され、内周側には連結ピン24用の挿通穴21Aが形成
されている。ここで、各第2ブッシュ21の軸方向寸法
は、前記各第1ブッシュ20よりも短尺の寸法L2 (例
えば、約20mm程度)に設定されている。
【0028】そして、各第2ブッシュ21は各アームボ
ス16のブッシュ嵌合穴16A内に圧入され、その軸方
向外側の端面を各第1ブッシュ20の軸方向内側の端面
に当接させると共に、軸方向内側端面を後述のシール用
パイプ22の両端面に当接させることにより、ブッシュ
嵌合穴16A内に抜止め状態で嵌着される。
ス16のブッシュ嵌合穴16A内に圧入され、その軸方
向外側の端面を各第1ブッシュ20の軸方向内側の端面
に当接させると共に、軸方向内側端面を後述のシール用
パイプ22の両端面に当接させることにより、ブッシュ
嵌合穴16A内に抜止め状態で嵌着される。
【0029】22は各第2ブッシュ21間に位置し、連
結ピン24の外周側に配設された円筒状のシール用パイ
プを示し、該シール用パイプ22はその軸方向両端側が
各ブッシュ嵌合穴16A(アームボス16)内に液密状
態で圧入されている。そして、シール用パイプ22と連
結ピン24との間には前記高粘度油と同様の潤滑油Gが
封入され、該潤滑油Gは各ブッシュ20,21と連結ピ
ン24との摺動面等に常時供給される。
結ピン24の外周側に配設された円筒状のシール用パイ
プを示し、該シール用パイプ22はその軸方向両端側が
各ブッシュ嵌合穴16A(アームボス16)内に液密状
態で圧入されている。そして、シール用パイプ22と連
結ピン24との間には前記高粘度油と同様の潤滑油Gが
封入され、該潤滑油Gは各ブッシュ20,21と連結ピ
ン24との摺動面等に常時供給される。
【0030】23,23はシール部材を示し、該各シー
ル部材23は、例えばリップシール等から構成され、第
1ブッシュ20よりも軸方向外側に位置して各アームボ
ス16のブッシュ嵌合穴16A内に装着されている。そ
して、各シール部材23は各ブッシュ20,21と連結
ピン24との各摺動面間等に異物が侵入するのを防止す
ると共に、シール用パイプ22と連結ピン24との間に
封入された潤滑油Gが該各摺動面間から外部に漏洩する
のを防止するものである。
ル部材23は、例えばリップシール等から構成され、第
1ブッシュ20よりも軸方向外側に位置して各アームボ
ス16のブッシュ嵌合穴16A内に装着されている。そ
して、各シール部材23は各ブッシュ20,21と連結
ピン24との各摺動面間等に異物が侵入するのを防止す
ると共に、シール用パイプ22と連結ピン24との間に
封入された潤滑油Gが該各摺動面間から外部に漏洩する
のを防止するものである。
【0031】24は各ブラケット18間にアームボス1
6を回動可能に連結した連結ピンを示し、該連結ピン2
4は両端側が各第1,第2ブッシュ20,21の挿通穴
20A,21A内に摺動可能に挿嵌されると共に、各ブ
ラケット18のピン挿通穴18A内に挿嵌されている。
そして、連結ピン24は、その軸方向一端側に設けられ
た大径頭部24A側が一方のブラケット18に取付けら
れると共に、軸方向他端側に抜止めピン25および固定
リング26を介して他方のブラケット18に取付けら
れ、一対のブラケット18に対して抜止め、廻り止め状
態に保持されている。
6を回動可能に連結した連結ピンを示し、該連結ピン2
4は両端側が各第1,第2ブッシュ20,21の挿通穴
20A,21A内に摺動可能に挿嵌されると共に、各ブ
ラケット18のピン挿通穴18A内に挿嵌されている。
そして、連結ピン24は、その軸方向一端側に設けられ
た大径頭部24A側が一方のブラケット18に取付けら
れると共に、軸方向他端側に抜止めピン25および固定
リング26を介して他方のブラケット18に取付けら
れ、一対のブラケット18に対して抜止め、廻り止め状
態に保持されている。
【0032】本実施例による軸受装置は上述の如き構成
を有するもので、当該軸受装置を介してアーム9の先端
側にピン結合されたバケット10は、アームボス16に
取付つけた各ブッシュ19に対し、連結ピン24を回動
させることにより、アーム9の先端側で回動動作を行
う。このとき、各ブッシュ19の内周面にはバケット1
0と各ブラケット18を介して一体となった連結ピン2
4から高荷重が負荷となって作用する。
を有するもので、当該軸受装置を介してアーム9の先端
側にピン結合されたバケット10は、アームボス16に
取付つけた各ブッシュ19に対し、連結ピン24を回動
させることにより、アーム9の先端側で回動動作を行
う。このとき、各ブッシュ19の内周面にはバケット1
0と各ブラケット18を介して一体となった連結ピン2
4から高荷重が負荷となって作用する。
【0033】ここで、各ブッシュ19は長尺の軸寸法L
1 を有した各第1ブッシュ20と,短尺の軸寸法L2 を
有した各第2ブッシュ21とから構成されるため、各ブ
ッシュ19全体の軸寸法を長めの寸法Lに設定すること
ができる。この結果、連結ピン24の外周面に対する各
ブッシュ19(挿通穴21A,20Aの内周面)の接触
面積を効果的に大きくすることができると共に、バケッ
ト10と一体となった連結ピン24外周面からの各ブッ
シュ19に作用する面圧を相対的に小さくすることがで
き、これによって各ブッシュ19の機械的強度(耐久
性)を大幅に向上させることができる。
1 を有した各第1ブッシュ20と,短尺の軸寸法L2 を
有した各第2ブッシュ21とから構成されるため、各ブ
ッシュ19全体の軸寸法を長めの寸法Lに設定すること
ができる。この結果、連結ピン24の外周面に対する各
ブッシュ19(挿通穴21A,20Aの内周面)の接触
面積を効果的に大きくすることができると共に、バケッ
ト10と一体となった連結ピン24外周面からの各ブッ
シュ19に作用する面圧を相対的に小さくすることがで
き、これによって各ブッシュ19の機械的強度(耐久
性)を大幅に向上させることができる。
【0034】そして、各第1ブッシュ20の軸寸法を長
尺の寸法L1 に設定することにより、アームボス16の
ブッシュ嵌合穴16A内周面に対する接触面積(接触抵
抗)を効果的に大きくすることができ、これによって各
第1ブッシュ20をブッシュ嵌合穴16A内に抜止め状
態で強固に嵌着しておくことができる。
尺の寸法L1 に設定することにより、アームボス16の
ブッシュ嵌合穴16A内周面に対する接触面積(接触抵
抗)を効果的に大きくすることができ、これによって各
第1ブッシュ20をブッシュ嵌合穴16A内に抜止め状
態で強固に嵌着しておくことができる。
【0035】この結果、掘削作業時等にバケット10に
対して外部から衝撃等が加えられ、各ブラケット18の
内側端面が各アームボス16の外側端面に対して強く衝
突するような場合でも、この衝撃力によって第1ブッシ
ュ20がブッシュ嵌合穴16Aからシール部材23側に
位置ずれしてしまい、該各シール部材23が各ブラケッ
ト18の内側端面側に押し出されてしまうのを確実に防
止できる。
対して外部から衝撃等が加えられ、各ブラケット18の
内側端面が各アームボス16の外側端面に対して強く衝
突するような場合でも、この衝撃力によって第1ブッシ
ュ20がブッシュ嵌合穴16Aからシール部材23側に
位置ずれしてしまい、該各シール部材23が各ブラケッ
ト18の内側端面側に押し出されてしまうのを確実に防
止できる。
【0036】また、各第2ブッシュ21は、その両端面
をそれぞれ各第1ブッシュ20の軸方向外側端面とシー
ル用パイプ22の両端面に対して当接させているから、
各第1ブッシュ20とシール用パイプ22とがそれぞれ
ストッパとなり、各第2ブッシュ21がブッシュ嵌合穴
16A内から軸方向に位置ずれしてしまうのを確実に防
止することができる。
をそれぞれ各第1ブッシュ20の軸方向外側端面とシー
ル用パイプ22の両端面に対して当接させているから、
各第1ブッシュ20とシール用パイプ22とがそれぞれ
ストッパとなり、各第2ブッシュ21がブッシュ嵌合穴
16A内から軸方向に位置ずれしてしまうのを確実に防
止することができる。
【0037】従って、本実施例では、各ブッシュ19を
長尺の軸寸法L1 を有した各第1ブッシュ20と、短尺
の軸寸法L2 を有した第2ブッシュ21とから二つの別
個の部材によって構成することにより、各第1,第2ブ
ッシュ20,21を焼結含油合金によって容易に製作、
加工することができ、寸法精度を確実に向上させること
ができる。しかも、各ブッシュ19の軸方向寸法を長め
の寸法Lに設定することができ、これによってバケット
10と一体となった連結ピン24からの大きな荷重に対
しても耐久性を向上できると共に、ブッシュ19全体の
機械的強度を確実に高めることができる。
長尺の軸寸法L1 を有した各第1ブッシュ20と、短尺
の軸寸法L2 を有した第2ブッシュ21とから二つの別
個の部材によって構成することにより、各第1,第2ブ
ッシュ20,21を焼結含油合金によって容易に製作、
加工することができ、寸法精度を確実に向上させること
ができる。しかも、各ブッシュ19の軸方向寸法を長め
の寸法Lに設定することができ、これによってバケット
10と一体となった連結ピン24からの大きな荷重に対
しても耐久性を向上できると共に、ブッシュ19全体の
機械的強度を確実に高めることができる。
【0038】また、掘削作業時に外部からバケット10
等に強い衝撃が加えられた場合でも、この衝撃力によっ
て各ブッシュ19全体がアームボス16の各ブッシュ嵌
合穴16A内から軸方向に位置ずれしてしまうのを確実
に防止でき、連結ピン24を各ブッシュ19を介してボ
ス部15により確実に支承でき、ボス部15と各ブラケ
ット18とを円滑に相対回動させることができる。
等に強い衝撃が加えられた場合でも、この衝撃力によっ
て各ブッシュ19全体がアームボス16の各ブッシュ嵌
合穴16A内から軸方向に位置ずれしてしまうのを確実
に防止でき、連結ピン24を各ブッシュ19を介してボ
ス部15により確実に支承でき、ボス部15と各ブラケ
ット18とを円滑に相対回動させることができる。
【0039】なお、前記実施例では、シール用パイプ2
2と連結ピン24との間に収容された潤滑油Gを各第
1,第2ブッシュ20,21に常時供給するものとして
述べたが、本発明はこれに限らず、例えばシール用パイ
プ22内に潤滑油G等を収容しない場合でも、焼結含油
合金からなる各第1,第2ブッシュ20,21によって
連結ピン24との摺動面を潤滑状態に保持できるもので
ある。
2と連結ピン24との間に収容された潤滑油Gを各第
1,第2ブッシュ20,21に常時供給するものとして
述べたが、本発明はこれに限らず、例えばシール用パイ
プ22内に潤滑油G等を収容しない場合でも、焼結含油
合金からなる各第1,第2ブッシュ20,21によって
連結ピン24との摺動面を潤滑状態に保持できるもので
ある。
【0040】また、前記実施例では、各第1,第2ブッ
シュ20,21を焼結含油合金等によって形成するもの
として述べたが、本発明はこれに限らず、例えば機械構
造用炭素鋼(STKM16A)等の高強度の金属材料等
で形成してもよく、また、エンジニアリングプラスチッ
ク等の自己潤滑性を有する高強度材料で形成してもよ
い。
シュ20,21を焼結含油合金等によって形成するもの
として述べたが、本発明はこれに限らず、例えば機械構
造用炭素鋼(STKM16A)等の高強度の金属材料等
で形成してもよく、また、エンジニアリングプラスチッ
ク等の自己潤滑性を有する高強度材料で形成してもよ
い。
【0041】さらに、前記実施例では、当該軸受装置を
アーム9とバケット10との間のピン結合部に設けるも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図1
に示した作業装置7のうち、旋回フレーム3とブーム8
との間のピン結合部、ブーム8とアーム9との間のピン
結合部に当該軸受装置を適用してもよく、また油圧ショ
ベルに限らず、油圧クレーン等の他の建設機械に適用し
てもよい。
アーム9とバケット10との間のピン結合部に設けるも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図1
に示した作業装置7のうち、旋回フレーム3とブーム8
との間のピン結合部、ブーム8とアーム9との間のピン
結合部に当該軸受装置を適用してもよく、また油圧ショ
ベルに限らず、油圧クレーン等の他の建設機械に適用し
てもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、請求
項1に記載の如く、ボス部のブッシュ嵌合穴内に嵌着さ
れるブッシュを、2個の別部材からなる第1ブッシュと
第2ブッシュとから構成し、前記各第1ブッシュは各第
2ブッシュよりも軸方向寸法を長く形成したから、ブッ
シュ全体の軸方向寸法を長く設定することができ、連結
ピンの外周面から第1,第2ブッシュのブッシュ嵌合穴
内周面に作用する面圧を効果的に小さくできると共に、
ブッシュ嵌合穴の内周面に対する第1ブッシュの外周面
の接触面積(接触抵抗)を効果的に大きくすることがで
きる。
項1に記載の如く、ボス部のブッシュ嵌合穴内に嵌着さ
れるブッシュを、2個の別部材からなる第1ブッシュと
第2ブッシュとから構成し、前記各第1ブッシュは各第
2ブッシュよりも軸方向寸法を長く形成したから、ブッ
シュ全体の軸方向寸法を長く設定することができ、連結
ピンの外周面から第1,第2ブッシュのブッシュ嵌合穴
内周面に作用する面圧を効果的に小さくできると共に、
ブッシュ嵌合穴の内周面に対する第1ブッシュの外周面
の接触面積(接触抵抗)を効果的に大きくすることがで
きる。
【0043】従って、ブッシュに対してブラケットと一
体となった連結ピンから大きな外力(荷重)が作用した
場合でも、このような荷重に対して耐久性を向上できる
と共に、ブッシュ全体の機械的強度を確実に高めること
ができる。
体となった連結ピンから大きな外力(荷重)が作用した
場合でも、このような荷重に対して耐久性を向上できる
と共に、ブッシュ全体の機械的強度を確実に高めること
ができる。
【0044】また、当該軸受装置に外部から大きな衝撃
等が加えられた場合でも、このときの衝撃力によってブ
ッシュ全体がブッシュ嵌合穴から軸方向に位置ずれして
しまうのを確実に防止でき、各ブラケットと各ボス部と
の円滑な相対回動を長期に亘って補償することができ
る。
等が加えられた場合でも、このときの衝撃力によってブ
ッシュ全体がブッシュ嵌合穴から軸方向に位置ずれして
しまうのを確実に防止でき、各ブラケットと各ボス部と
の円滑な相対回動を長期に亘って補償することができ
る。
【0045】さらに、請求項2に記載の発明では、各第
1,第2ブッシュを焼結含油合金によって容易に製作、
加工することができ、各ブッシュ全体の寸法精度を確実
に向上させることができると共に、第1,第2ブッシュ
に自己潤滑性を与えることができ、各ブラケットと各ボ
ス部との円滑な相対回動を長期に亘って確実に補償する
ことができる。
1,第2ブッシュを焼結含油合金によって容易に製作、
加工することができ、各ブッシュ全体の寸法精度を確実
に向上させることができると共に、第1,第2ブッシュ
に自己潤滑性を与えることができ、各ブラケットと各ボ
ス部との円滑な相対回動を長期に亘って確実に補償する
ことができる。
【図1】本発明の実施例による軸受装置が適用される油
圧ショベルの作業装置等を示す外観図である。
圧ショベルの作業装置等を示す外観図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた軸受装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図3】図2中のボス部、ブッシュおよび連結ピン等を
拡大して示す要部断面図である。
拡大して示す要部断面図である。
7 作業装置 9 アーム 10 バケット 15 ボス部 16 アームボス 16A ブッシュ嵌合穴 18 ブラケット 19 ブッシュ 20 第1ブッシュ 20A 挿通穴 21 第2ブッシュ 21A 挿通穴 22 シール用パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 盛雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 小笠原 学 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 内周側に一対のブッシュ嵌合穴が形成さ
れた筒状のボス部と、該ボス部の各ブッシュ嵌合穴内に
嵌着された一対のブッシュと、該各ブッシュを介して前
記ボス部を一対のブラケットに回動可能に連結する連結
ピンとを備えた軸受装置において、 前記ブッシュは、外周側が前記各ブッシュ嵌合穴内に嵌
着され、内周側に前記連結ピン用の挿通穴が形成された
一対の第1ブッシュと、該各第1ブッシュ間に位置して
前記ブッシュ嵌合穴内に配設され、内周側に前記連結ピ
ン用の挿通穴が形成された一対の第2ブッシュとから構
成し、前記各第1ブッシュは各第2ブッシュよりも軸方
向寸法を長く形成したことを特徴とする軸受装置。 - 【請求項2】 前記各第1,第2ブッシュは焼結含油合
金からなる筒状体として形成してなる請求項1に記載の
軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7338026A JPH09151934A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7338026A JPH09151934A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151934A true JPH09151934A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18314243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7338026A Pending JPH09151934A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09151934A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000046037A (ja) * | 1998-06-09 | 2000-02-15 | Rexnord Corp | 複合ベアリング構造体 |
JP2009287669A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 軸受装置 |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP7338026A patent/JPH09151934A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000046037A (ja) * | 1998-06-09 | 2000-02-15 | Rexnord Corp | 複合ベアリング構造体 |
JP2009287669A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 軸受装置 |
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