JP3781351B2 - 建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造 - Google Patents
建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3781351B2 JP3781351B2 JP2001347201A JP2001347201A JP3781351B2 JP 3781351 B2 JP3781351 B2 JP 3781351B2 JP 2001347201 A JP2001347201 A JP 2001347201A JP 2001347201 A JP2001347201 A JP 2001347201A JP 3781351 B2 JP3781351 B2 JP 3781351B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- bracket
- bucket
- fitted
- bosses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の建設機械におけるアタッチメント構造の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の建設機械のなかには、バケットや、リッパ、フォーク、グラップル等のアタッチメントを、ピン軸を介して揺動自在に軸支したものがある。このような軸支部の構造として、例えば、バケットをアーム先端部に揺動自在に軸支する場合、バケットの基端部に一体的に形成された左右一対のブラケットに、ピン軸を貫通支持する貫通孔が開設された筒状のボスを一体的に設ける一方、アーム先端部に、上記左右のブラケット間に配され、かつ上記ピン軸を回動自在に支承するボス筒部を一体的に形成し、そして前記ボスの貫通孔およびボス筒部の筒内部にピン軸を挿通せしめるようにしたものがあるが、このものにおいて、前記ブラケットにボスを一体的に設けるにあたり、従来、図7(A)、(B)に示すようなものが知られている。
まず、図7(A)に示すものは、ボス30を単品で仕上げ加工してから、該ボス30をブラケット31に開設のボス取付用孔31aに嵌め込み、しかる後、ボス30をブラケット31に溶接32している。この場合、溶接時に治工具を用いて、ボスの精度を確保するようにしている。また、図7(B)に示すものは、ボス32を二分割されたもの(ダブリングボス)とし、これらボス32をブラケット33の両面に溶接34した後で、ピン軸35が挿通される貫通孔32a、33aの内周面、および左右内方側のボス端面32bの仕上げ加工を行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記図7(A)に示すものは、バケット作業時におけるピン軸からの負荷が、全て溶接部分を通してブラケットに伝わるため、溶接金属量を多くしないと、必要な強度を確保することができない。このため、溶接金属量が多くなってコスト上昇の一因となるうえ、ボスを仕上げ加工した後に溶接を行うため、溶接時に治工具を用いても、貫通孔の孔径、端面の最終的な寸法精度が低下する惧れがあり、特に、溶接金属量が多いと歪も大きくなって、精度がさらに低下してしまうという問題がある。
これに対し、図7(B)に示すものは、ピン軸が直接ブラケットに接しているため、バケット作業時におけるピン軸からの負荷のうちの一部をブラケットが負担することになって、溶接部分に全負荷がかかるようなことがなく、このため、溶接金属量が図7(A)のものよりも少なくて済むという利点がある。また、ボス溶接後に、貫通孔の内周面、および左右内方側のボス端面の仕上げ加工を行うため、加工精度が良好であるという利点もある。しかるにこのものは、ダブリングボス方式であるから部品点数が増加するうえ、ボス溶接後の仕上げ加工は、ブラケットが固着されるバケット本体ごと行うことになるため、段取りやマテハン(materials handling)が大変であって、コスト上昇の要因となる。特に、ボス端面の加工は、貫通孔から工具を挿入して行うことになるため、非常に手間がかかってしまうという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、アタッチメントを、ピン軸を介して揺動自在に軸支してなる建設機械において、アタッチメントに一体的に形成されたブラケットに、前記ピン軸を貫通支持する貫通孔が開設された筒状のボスを固定すると共に、ブラケットにボス取付用孔を開設し、該ボス取付用孔の内周部に、ボスの外周部を圧入状態で嵌合せしめるにあたり、ブラケットのボス取付用孔の内周部およびボスの外周部に、圧入状態で嵌合する部位に隣接して、互いに嵌合する嵌合部を形成したことを特徴とする建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造である。
そして、この様にすることにより、ピン軸からの負荷を、直接ボスからブラケットに流すことができることになって、必要な強度を確実に確保できる。しかもこの場合、ボスは、単品で仕上げ加工した後にブラケットに取付ければ良いから、硬度を必要とするボス端面や貫通孔内径部について熱処理等の加工を容易に行うことができ、非調質綱などの高価な鋼材を使用する必要がない許りか、マテハンや加工作業が困難となることがなく、製造が容易であってコストダウンに寄与できると共に、ボスの端面からの横荷重を、嵌合部を介してブラケットで受け止めることができると共に、ボスとボス取付用孔とのあいだの寸法精度を上げることができるという利点がある。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3に装着される作業部4等の各部から構成されており、さらに作業部4は、基端部が上部旋回体3に上下揺動自在に連結されるブーム5、該ブーム5の先端部に前後揺動自在に連結されるアーム6、該アーム6の先端部に前後揺動自在に連結されるバケット7、さらにこれらブーム5、アーム6、バケット7を作動せしめるためのブームシリンダ8、アームシリンダ9、バケットシリンダ10等の部材装置から構成されている等の基本的構成は、従来通りである。
【0006】
前記バケット7は、次のようにしてアーム6の先端部、およびバケットシリンダ10の先端部に連結されている。
つまり、バケット本体7aの基端部には、所定間隔を存して左右一対のブラケット11、12が溶接により一体的に形成されているが、各ブラケット11、12の前後部(バケット溝底部側を前側とし、バケット開口側を後側とする)には、ボス13、14、15、16が一体的に取り付けられている。そして、これらボス13、14、15、16には、前後のサポートピン(本発明のピン軸に相当する)17、18の両端側が貫通支持される貫通孔13a、14a、15a、16aがそれぞれ開設されている。一方、アーム6の先端部には、後側のサポートピン18の中間部に軸受19を介して軸回り方向回動自在に外嵌するボス筒部20が、一体的に形成されている。そして、該ボス筒部20の左右両側に、上記左右のブラケット11、12の後側のボス14、16を位置せしめた状態で、後側のサポートピン18をボス14、16の貫通孔14a、16aおよびボス筒部20の筒内部に挿通せしめ、該サポートピン18を止めボルト21によりボス14に止着することにより、バケット7はアーム6の先端部に揺動自在に軸支される。また、バケットシリンダ10の先端部には、連結リンク22の基端側が揺動自在に軸支されているが、該連結リンク22の先端部には、前側のサポートピン17に軸回り方向回動自在に外嵌するボス筒部(図示せず)が一体的に形成されており、そして、前述した後側サポートピン18の場合と同様にして前側サポートピン17を組み付けることにより、バケット7は連結リンク22を介してバケットシリンダ10の先端部に連結されている。さらに、バケットシリンダ10の先端部とアーム6の先端部とは左右のリンク杆23を介して連結されており、而してバケット7は、バケットシリンダ10の伸縮作動に基づいて後側サポートピン18を軸として前後方向に揺動するように構成されている。尚、図3中、24はシール材である。
【0007】
ここで、前述したように、左右のブラケット11、12の前後部にはボス13〜16がそれぞれ一体的に固定されているが、これらボス13〜16のブラケット11、12に対する固定構造は同様のものであるため、右側のブラケット12の後側に取付けられるボス16を例にとって説明する。
まず、ブラケット12には、ボス16が内嵌されるボス取付用孔12aが開設されるが、該ボス取付用孔12aの加工は、ブラケット12をバケット本体7aに溶着した後に行われる。
一方、ボス16は、サポートピン18が貫通する貫通孔16aが開設された筒状のものであって、単品で仕上げ加工されるが、該ボス16の外径寸法は、前記ブラケット12のボス取付用孔12aに圧入(Tight-fit)状態で内嵌されるように、ボス取付用孔12aの内径寸法に対し、スキマ0あるいは締りばめとなる寸法に設定されている。さらに、ボス16の外周部は、前記ボス取付用孔12aに圧入内嵌される部位の左右内方側(アーム6のボス筒部20に対向する側)が、段差面16bを介して大径に形成されている。そしてボス16は、該段差面16bがブラケット12の左右内方側面12bに突き当る状態で、ボス取付用孔12aに圧入内嵌されるようになっており、これにより、ボス16の左右内方側端面16cからの横荷重を、ブラケット12で受け止めることができるように構成されている。
さらに、前記圧入内嵌せしめたボス16とブラケット12との嵌合部を溶接25する。この場合、ボス16の最終仕上げ寸法の精度を確保できるように、治工具を用いて溶接を行うことになるが、該溶接は、ボス16のブラケット12に対する回転を規制したり、ボス16とブラケット12との間の防水を計る程度で良く、少量の溶接金属量を用いて、あるいは溶接金属を用いることなく施工される。而して、ボス16はブラケット12に一体的に固定されるように構成されている。
尚、前述した右側のブラケット12に取付けられるボス16は、該ボス16の左右外方側面16dと右側ブラケット12の左右外方側面12cとが略面一状となるように設定されているが、左側のブラケット11に取付けられるボス14は、図3に示す如く、ボス14とサポートピン18とを止着する止めボルト21が挿通されるため、左側ブラケット11の左右外方側面11cからボス14の左右外方側面14dが突出する状態で取付けられる。そして、ボス14をブラケット11に取付けるとき、まず上記突出する部位がボス取付用孔11aに挿通されることになるが、この場合、突出部位のボス14の外径寸法をボス取付用孔11aの内径寸法よりも少し小径に設定することにより、該突出部位の挿入抵抗をなくすことができる。
【0008】
叙述の如く構成されたものにおいて、バケット7に一体的に形成されたブラケット11、12に、サポートピン17、18を貫通支持する貫通孔13a〜16aが開設された筒状のボス13〜16を固定するにあたり、これらボス13〜16は、単品仕上げ加工された後、ブラケット11、12に開設されたボス取付用孔11a、12aに圧入状態で内嵌され、しかる後、ボス13〜16とボス取付用孔11a、12aとの嵌合部に溶接が施されることになる。
この様に、本実施の形態にあっては、ボス13〜16は、ブラケット11、12のボス取付用孔11a、12aに圧入内嵌されることになり、この結果、バケット作業時におけるサポートピン17、18からの負荷を、直接ボス13〜16からブラケット11、12に流すことができることになって、必要な強度を確実に確保することができる許りか、溶接部にかかる負担が大幅に低減するため、溶接金属量を少なく、あるいはなくすことができ、コストダウンに寄与できる。
しかもこのものでは、ボス13〜16は単品で仕上げ加工されるため、ボス端面や貫通孔13a〜16aの内径部に熱処理等の加工を容易に行うことができ、また、硬度を必要とするボス端面や内径部について、限定的に熱処理等の加工を行えることから、従来使用していた非調質綱などの高価な鋼材を使用する必要が無く、コスト的に有利である。さらに、ブラケットが固着されるバケット本体ごとボスの仕上げ加工を行うダブリングボス方式のもののように、マテハンや加工作業が困難となることがなく、製造も容易であって、さらなるコストダウンに寄与できる。
またこのものでは、ボス13〜16の仕上げ加工後に溶接が行われることになるが、この場合、前述したように溶接金属量は少量、あるいは溶接金属を用いないで施工されるため、溶接時の歪が殆ど無く、治工具を用いるだけで、ボス13〜16の最終仕上げ寸法の精度を充分に確保することができる。
そのうえ、本実施の形態では、ボス13〜16の外周部に、ブラケット11、12の左右内方側面11b、12bに突当る段差面14b、16b(ボス13、15の段差面は図示せず)が形成されているため、ボス13〜16の左右内方側端面からの横荷重が、段差面14b、16bを介してブラケット11、12で受け止められることになって、強度的にさらに優位なものとすることができる。
【0009】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、例えば、図6(A)に示す第二の実施の形態の如く、ボス26に、ブラケット27に突当る段差面が形成されないものとすることもできるが、さらに、図6(B)に示す第三の実施の形態の如く、ブラケット28のボス取付用孔28aの内周部およびボス29の外周部に、圧入状態で嵌合する部位に隣接して、互いに嵌合する嵌合部28b、29aを形成したものでも良い。そして、この様な嵌合部28b、29aが形成されたものでは、ボス29の端面29bからの横荷重を、嵌合部28b、29aを介してブラケット28で受け止めることができると共に、ボス29とボス取付用孔28aとのあいだの寸法精度を上げることができるという利点がある。尚、図6(A)、(B)において、36はピン軸である。
さらに本発明は、バケットだけでなく、建設機械に設けられる種々のアタッチメントに実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの斜視図である。
【図2】バケット連結部の側面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】バケットの斜視図である。
【図5】要部断面図である。
【図6】(A)は第二実施の形態を示す要部断面図、(B)は第三の実施の形態を示す要部断面図である。
【図7】(A)、(B)は従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
7 バケット
11、12 ブラケット
11a、12a ボス取付用孔
13〜16 ボス
13a〜16a 貫通孔
14b、16b 段差面
17、18 サポートピン
26 ボス
27 ブラケット
28 ブラケット
28a ボス取付用孔
28b 嵌合部
29 ボス
29a 嵌合部
36 ピン軸
Claims (1)
- アタッチメントを、ピン軸を介して揺動自在に軸支してなる建設機械において、アタッチメントに一体的に形成されたブラケットに、前記ピン軸を貫通支持する貫通孔が開設された筒状のボスを固定すると共に、ブラケットにボス取付用孔を開設し、該ボス取付用孔の内周部に、ボスの外周部を圧入状態で嵌合せしめるにあたり、ブラケットのボス取付用孔の内周部およびボスの外周部に、圧入状態で嵌合する部位に隣接して、互いに嵌合する嵌合部を形成したことを特徴とする建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001347201A JP3781351B2 (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001347201A JP3781351B2 (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003147802A JP2003147802A (ja) | 2003-05-21 |
JP3781351B2 true JP3781351B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=19160243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001347201A Expired - Fee Related JP3781351B2 (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3781351B2 (ja) |
-
2001
- 2001-11-13 JP JP2001347201A patent/JP3781351B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003147802A (ja) | 2003-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3932687B2 (ja) | ピン連結構造 | |
US20140334906A1 (en) | Arm for construction machine | |
JP4247222B2 (ja) | トラクターローダーバックホーの掘削装置固定構造 | |
JPWO2008047505A1 (ja) | パイプの補強構造およびこれを備えた建設機械のキャブ構造 | |
JPH09302706A (ja) | 作業機 | |
JP3781351B2 (ja) | 建設機械におけるアタッチメントの軸支部構造 | |
JP3652924B2 (ja) | 走行装置のトラックフレーム並びにその組立方法 | |
JP3730551B2 (ja) | オフセットブーム式建設機械 | |
JP2009036324A (ja) | 軸受装置 | |
JP2004108055A (ja) | 建設機械の作業装置 | |
JP2012021336A (ja) | 建設機械のアーム及びその製作方法 | |
JP2003129521A (ja) | 建設機械の旋回フレーム | |
JP3562945B2 (ja) | 油圧ショベルの作業機 | |
JP2005163375A (ja) | 建設機械のアーム | |
WO2019130819A1 (ja) | 作業機のアーム、軸受部材、及び作業機のアームの製造方法 | |
JPH09151934A (ja) | 軸受装置 | |
JP2002339403A (ja) | 建設機械の旋回フレーム | |
JP2005336920A (ja) | 建設機械の旋回フレーム | |
JP4830460B2 (ja) | 建設機械の管状構造物の製造方法及び建設機械の管状構造物 | |
JPH09125441A (ja) | 油圧ショベルの作業機のアーム | |
JPH0960030A (ja) | 側溝掘りアタッチメント | |
JP2004108020A (ja) | 建設機械のシリンダ支持ブラケットの固定装置及びその固定方法 | |
JP2000336692A (ja) | 建設機械およびそれに用いる軸受装置 | |
JPH052691Y2 (ja) | ||
JPH0542125Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060302 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3781351 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140317 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |