JPH09149271A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH09149271A
JPH09149271A JP7300098A JP30009895A JPH09149271A JP H09149271 A JPH09149271 A JP H09149271A JP 7300098 A JP7300098 A JP 7300098A JP 30009895 A JP30009895 A JP 30009895A JP H09149271 A JPH09149271 A JP H09149271A
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雅裕 久保
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功一 谷口
Naoki Takaoka
直樹 高岡
Mamoru Shinohara
衛 篠原
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    • H04N1/6011Colour correction or control with simulation on a subsidiary picture reproducer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿画像に基づいてデジタル露光によって面
露光と同等の品質のプリントを得るための画像入力系を
備えた画像処理装置。 【解決手段】 写真画像処理システム10は、スキャナ
32から読み込んで面順次に出力する画像データを、ス
キャナ/原稿特性補正部44で原稿画像に応じた濃度デ
ータeに変換し、この濃度データを原稿/ペーパー特性
補正部48で面露光系をエミュレートしたプリント濃度
データに変換し、写真プリンタ34で面露光系と同等の
プリントが得られるようにしている。また、プリント濃
度データは、ペーパー/モニタ特性補正部50で、プリ
ント濃度データをプリントしたときの画像と同等の画像
をモニタ30状に表示するためのRGBモニタデータg
に変換している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真プリント、写
真フィルム等の原稿に記録された画像をスキャナ等の画
像入力装置によって画像データに変換する処理を行うと
きの画像処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩写真技術における露光系で
は、一般にアナログ露光(面露光)によって、プリント
する。すなわち、現像済ネガフィルムを所定の焼付位置
に位置決めし、白色光源(ハロゲンランプ等)からの光
を照射し、ネガフィルムからの透過画像を印画紙へ結像
し、露光するようになっている。
【0003】このような、面露光系では、ネガフィルム
に記録された原稿画像を忠実に再現することができる。
【0004】ところで、近年、原稿画像をデジタルデー
タに変換し、所定の画像処理を施して感光材料へ露光
し、画像を得る、所謂デジタルプリンタの技術が進歩
し、銀塩写真とほぼ同等な画像を作成することができる
ようになった。
【0005】上記デジタル露光では、原稿画像をスキャ
ナで読取り、読み取った各色の画像濃度信号をプリント
するペーパの分光感度特性に合わせて濃度データに変換
し、例えば、半導体レーザビームを走査することによっ
て記録している。
【0006】このように、原稿画像をデジタル化するこ
とにより、様々な付随的な処理(サイズ変更、文字入力
等)を簡単に行うことができ、写真分野の発展に寄与す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ル露光では、実際にネガフィルムの透過画像を印画紙へ
焼付けているのではなく、スキャナによって原稿画像を
読み取っているが、異なる種類のフィルムを読み取って
も、読み取った画像濃度信号に変化がでない要素があ
る。
【0008】すなわち、階調、色調等は、ネガフィルム
に準ずるのではなく、スキャナの解像度やプリンタの解
像度に大きく影響されるため、何ら補正しなければ忠実
に再現することができない。
【0009】また、ネガフィルムには、グレード(軟
調、中間調、硬調、最硬調、超硬調)、感光度、コント
ラスト、カブリ、感色性、画質特性(粒状性、解像力、
鮮鋭度、MTF 「modulation transfer function」 )等
の異なる、様々な種類が存在する。このような異なる種
類のネガフィルムを用いて撮影した画像であっても、ス
キャナで読み取った画像濃度信号としては、変化がでな
い要素がある。
【0010】例えば、色材の分光分布が異なるフィルム
で、異なる色を撮影した場合に、スキャナの分光感度に
よっては読み取られた濃度信号が同一になってしまう場
合がある。従って、この画像濃度信号に基づいてプリン
トすると、全く同一の画像として記録されることにな
る。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、原稿画像に基
づいてデジタル露光によってプリントする場合に、原稿
画像読取時に読み取った画像データに変化が出ない要素
を加味して、忠実に再現するための画像処理方法及び装
置を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像入力装置によって原稿画像を読取り、この読み
取った画像データを、感光材料へプリントするときの濃
度データに変換して、該感光材料へデジタル露光して画
像を得る画像処理方法であって、前記画像データから感
光材料へプリントするときの濃度データへの変換処理時
に、面露光系で原稿画像を感光材料へ焼付けたときのプ
リント画像に影響を及ぼす、少なくとも画像入力装置特
性、原稿種、感光材料種、露光量特性を含むプリント仕
上がり特性のそれぞれの組み合わせで決定されるパラメ
ータに基づいて、画像データを補正することを特徴とし
ている。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、画像入力
装置によって原稿画像を読取り、この読み取った画像デ
ータを、感光材料へプリントするときの濃度データに変
換して、該感光材料へデジタル露光して画像を得る画像
処理方法であって、前記画像データから感光材料へプリ
ントするときの濃度データへの変換処理時に、面露光系
で原稿画像を感光材料へ焼付けたときのプリント画像に
影響を及ぼす、少なくとも画像入力装置特性、原稿種、
感光材料種、露光量特性を含むプリント仕上がり特性の
それぞれの組み合わせで決定されるパラメータに基づい
て、画像データを補正しながら感光材料へプリントする
ときの濃度データを得ると共に、モニタへ画像を表示す
るために、該濃度データに基づいて、前記管区材料へプ
リントしたときの階調及び色調と、モニタに表示したと
きの階調及び色調の見えが一致するようにモニタ表示用
データを生成することを特徴としている。
【0014】請求項1及び請求項2に記載の発明によれ
ば、例えば原稿としてネガフィルムを用い、このネガフ
ィルムの透過画像を読取り、この読み取られた画像デー
タに基づいてデジタル露光して印画紙へ画像を形成する
場合に、これを面露光系のプリンタで感光材料としての
印画紙へ焼付けるときと同一な仕上がり状態を得るた
め、プリント仕上がり特性のそれぞれの組み合わせで決
定されるパラメータに基づいて、画像データを補正しな
がら濃度データを得ている。このため、デジタル露光に
おける画像仕上がりプリントは、面露光系における仕上
がりプリントと同等の画質を得ることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記露光量特性
が、前記面露光系におけるカラーフィルタによる焼付濃
度の変化特性であり、この露光量特性に基づいて該焼付
濃度の変化を計算で疑似することを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、通常、面
露光系では、カラーフィルタを光源の光照射方向に配置
し、各色の露光量調整を行っている。すなわち、カラー
フィルタの挿入量によって各色毎の光量が調整できるた
め、各色一定時間で露光処理を行っても、実際に感光材
料上の露光量が各色毎に調整されたことになる。
【0017】一方、デジタル露光系では、カラーフィル
タのような光量を直接各色毎に調整する手段がなく、カ
ラーフィルタによる焼付濃度の変化を計算で疑似してい
る。すなわち、例えば半導体レーザによる画像記録の場
合等では、各色に発色する半導体レーザの出力比を露光
量特性から求めるようにすれば、カラーフィルタを用い
た場合と同等の色調整を行うことができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記画像入力装
置特性と原稿種が入力又は選択されることによって、こ
れらの組み合わせに基づいて予め記憶されている画像デ
ータ補正パラメータを読み出すことを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、画像デー
タの補正パラメータは、例えばLUT(ルックアップテ
ーブル)等によって複数の画像入力装置特性と原稿種の
組み合わせに対応して記憶されており、これから使用さ
れる画像入力装置特性と原稿種を入力又は選択すること
により、補正パラメータを読み出すことができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記原稿種とエ
ミュレートする感光材料種が入力又は選択されることに
よって、これらの組み合わせに基づいて予め記憶されて
いる画像データ補正パラメータを読み出すことを特徴と
している。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、画像デー
タの補正パラメータは、例えばLUT(ルックアップテ
ーブル)等によって複数の原稿種とエミュレートする感
光材料種の組み合わせに対応して記憶されており、これ
から使用される原稿種と感光材料種を入力又は選択する
ことにより、補正パラメータを詠み出すことができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、前記画像データ
から濃度データへの変換途中において、前記画像入力装
置から入力された画像データを読取画像データとして記
憶し、前記画像データから得た濃度データを中間画像デ
ータとして記憶し、前記RGBモニタ表示用データを表
示画像データとして記憶し、それぞれ独立して読出し可
能、更新可能としたことを特徴としている。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、画像デー
タから濃度データへの変換途中に得られる読取画像デー
タ、中間画像データ、表示画像データをそれぞれ記憶
し、それぞれ独立して読出し可能、更新可能とすること
により、一端読み取った画像データから読取画像デー
タ、中間画像データ、表示画像データを得た後、画像入
力装置特性に関わる場合には、読取画像データを読み出
した時点から後の処理を行う。また、画像入力装置特性
に関わらない場合には、中間画像データを読み出した時
点から後の処理を行う。
【0024】これにより、最初の原稿画像入力から処理
を開始しなくても済み、作業時間の短縮化を図ることが
できる。
【0025】請求項7に記載の発明は、前記請求項6に
記載の発明において、前記画像入力装置が、少なくとも
有効画像領域の判別、倍率の設定のために作動する第1
のモード、一部の画像データに基づいて濃度データに変
換するために必要な各パラメータ決定のために作動する
第2のモード、全画像データを濃度データに変換処理す
るために作動する第3のモードを備え、前記第1のモー
ドは低解像度かつ単一色、第2のモードは低解像度かつ
カラー、第3のモードは高解像度かつカラーで原稿画像
を読み取ることを特徴としている。
【0026】請求項7に記載の発明によれば、第1のモ
ードは画像入力装置における読取可能領域と、原稿画像
領域との一致を図るために設定されるモードであり、例
えば、A3サイズまで読取可能な画像入力装置を用い
て、写真サイズであるキャビネサイズの画像を入力する
場合には、画像入力装置で読み取った画像データのどの
部分(領域)を採用すればよいかを判別する。なお、倍
率も加味されるため、原稿サイズと常に同サイズとは限
らない。このような場合、画像の細かいデータは不要で
あり、また、色も不要であるため、低解像度かつモノク
ロスキャンで十分である。
【0027】次に、第2のモードは画像データに基づい
て濃度データに変換するために必要な各パラメータ決定
のために設定されるモードであり、高解像度で行う必要
はなく、一部の画像データ(全画像データから略均等に
分布させた一部の画像データであり、本システムではモ
ニタで評価するため、前記画素数が4700×3400画素に対
して256 ×256 画素〜512 ×512 画素程度の画像データ
を必要とする。)からパラメータを決めればよい。従っ
て、低解像度かつカラースキャンが実行される。
【0028】最後に、第3のモードは全画像データを濃
度データに変換処理するために設定されるモードであ
り、当然、高解像度かつカラースキャンが実行される。
【0029】上記の如く、その適用に応じて、スキャニ
ング形態を変えることにより、迅速な処理を図ることが
できる。
【0030】請求項8に記載の発明は、前記画像入力装
置で入力されたカラー画像のグレー画素を含む一部領域
を拡大して表示し、並行して予め設定された複数のリフ
ァレンスグレーの1つを選択して表示し、この一部領域
内のグレー画素を選択されたリファレンスグレーに仕上
がるように、入力された各画素毎の色バランス量を演算
し、前記入力された画像データを補正することを特徴と
している。
【0031】請求項8に記載の発明によれば、予め複数
のリファレンスグレーを設定記憶しておき、その内の1
つを選択してモニタに表示する。一方、画像入力装置で
入力された画像の内の一部を拡大して前記リファレンス
グレーと見比べられるような状態で並行表示する。この
一部領域内のグレー画素が、選択されたリファレンスグ
レーに仕上がるように、入力された各画素毎の色バラン
ス量を演算し、補正する。このように、モニタ上で画像
データとリファリンスグレーとを見比べながら作業が行
え、迅速かつ正確に処理を行うことができる。
【0032】請求項9に記載の発明は、前記請求項6又
は請求項7に記載の発明において、前記画像入力装置で
入力されたカラー画像のグレー画素を含む一部領域を拡
大して表示し、並行して予め設定された複数のリファレ
ンスグレーの1つを選択して表示し、この一部領域内の
グレー画素を選択されたリファレンスグレーに仕上がる
ように、入力された各画素毎の色バランス量を演算し、
前記入力された画像データを補正することを特徴として
いる。
【0033】請求項9に記載の発明によれば、画像入力
装置において、第1のモードでの読取り時に、原稿画像
の濃度ヒストグラムを作成する。この濃度ヒストグラム
に基づいて、画像データの濃度に適合するダイナミック
レンジを設定することにより、最適な読取条件を認識す
ることができ、階調の設定等の最も読取精度のよい状態
で第2のモード又は第3のモードでの読取を行うことが
できる。なお、読取条件は、通常読取時間の調整である
が、必要に応じて光量調整を行ってもよい。
【0034】請求項10に記載の発明は、前記画像入力
装置特性、原稿種、感光材料種、露光量特性を含むプリ
ント仕上がり特性のそれぞれの組み合わせで得られたパ
ラメータを、それぞれ独立に記憶し、かつ独立して変
更、追加、削除を含む編集が可能であることを特徴とし
ている。
【0035】請求項10に記載の発明によれば、画像入
力装置特性、原稿種、感光材料種、露光量特性を含むプ
リント仕上がり特性のそれぞれの組み合わせで得られた
パラメータは、リソースとして独立して記憶しておき、
以後、これと同様又は近似する条件でのパラメータ設定
時等に、前記パラメータを独立して編集することによ
り、パラメータ設定時間の短縮を図ることができる。
【0036】請求項11に記載の発明は、予め登録され
た前記原稿種及び感光材料種をモニタに表示し、この表
示された原稿種又は感光材料種のいずれかが複数種に亘
る場合には、特定の原稿種又は感光材料種を選択してカ
スタマイズし、予め登録された原稿種又は感光材料種の
いずれかが単一種の場合には、この単一種が自動的にカ
スタマイズされることを特徴としている。
【0037】請求項11に記載の発明によれば、原稿種
及び感光材料種の設定手順であり、予め登録された前記
原稿種及び感光材料種をモニタに表示し、この表示され
た原稿種又は感光材料種のいずれかが複数種に亘る場合
には、特定の原稿種又は感光材料種を選択してカスタマ
イズし、予め登録された原稿種又は感光材料種のいずれ
かが単一種の場合には、この単一種が自動的にカスタマ
イズする。これにより、原稿種及び感光材料種の設定を
容易に行うことができる。
【0038】請求項12に記載の発明は、前記感光材料
にプリントされるプリント画像サイズとして、少なくと
も写真プリント用定型サイズが予め登録されており、こ
の登録された定型サイズから選択されたサイズ又は縦横
実寸の数値入力によって設定されたサイズと、プリント
出力解像度とから画像データの画素数を演算し、前記画
像入力装置における原稿画像の読取時の解像度及び読取
範囲を決定することを特徴としている。
【0039】請求項12に記載の発明によれば、感光材
料にプリントされるプリント画像サイズとして、少なく
とも写真プリント用定型サイズが予め登録されている。
この登録された定型サイズから選択されたサイズと、プ
リント出力解像度とから画像データの画素数を演算し、
前記画像入力装置における原稿画像の読取時の解像度及
び読取範囲を決定することができる。なお、定型サイズ
以外のサイズは、縦横の実寸を数値入力することによ
り、上記と同様にプリント出力解像度とから画像データ
の画素数が演算される。
【0040】請求項13に記載の発明は、前記モニタ上
に前記画像入力装置で読み取られた原稿画像の全画像を
所望の倍率でモニタ中央を基準に表示し、この表示画像
に重複して同一倍率でプリント範囲を指標することによ
り、この指標されたプリント画像サイズ及び解像度がプ
リント出力解像度とから画像データの画素数を演算し、
前記画像入力装置における原稿画像の読取時の解像度及
び読取範囲を決定することを特徴ととしている。
【0041】請求項13に記載の発明によれば、モニタ
上で読取画像とプリント画像サイズとを重複して、かつ
中央を基準に表示させるため、仕上がり状態をプリント
前に認識することができ、作業性が向上する。
【0042】請求項14に記載の発明は、原稿画像を読
み取って入力する画像入力手段(32)と、読み取った
画像データを面順次画像フォーマットに変換する画像デ
ータ変換手段(40)と、前記画像データ変換手段によ
り変換された画像データを、前記画像入力手段及び原稿
画像の特性に基づいて、輝度信号に変換した後、第1の
濃度データに変換する第1の補正手段(44)と、前記
第1の補正手段で補正された第1の濃度データを、前記
原稿及び前記読み取った画像データによりデジタル露光
を行う感光材料の特性に基づいて、プリント露光量に変
換した後、前記感光材料へプリントと行うための第2の
濃度データに変換する第2の補正手段と、前記第2の補
正手段により補正された第2の濃度データを、前記感光
材料に面露光したときに得られる階調及び色調を予測し
該階調及び色調と、前記感光材料へデジタル露光したと
きに得られる階調及び色調とが一致するように変換し、
さらに、モニタに表示したときの階調及び色調の見え
が、前記感光材料へデジタル露光したときに得られる階
調及び色調と一致するように変換してモニタ表示用デー
タを生成するモニタ表示用データ生成手段(50)と、
を有している。
【0043】請求項14に記載の発明によれば、画像入
力手段で原稿画像を入力する。この入力された画像デー
タは、画像データ変換手段で面順次画像に変換される。
すなわち、画像入力手段の種類によっては、点順次(半
導体レーザビームを用いた走査装置等)、線順次(所謂
スリット走査等)、面順次(3CCDカラーイメージセ
ンサでの読取等)で読取りを行う場合があり、このよう
なデータは統一しておいた方が後処理が行い易い。そこ
で、請求項13では、面順次画像に変換することによ
り、面露光系とほぼ同様に各色毎に行うことができる。
【0044】面順次画像に変換された画像データは、第
1の補正手段によって、リニアな輝度信号に変換され、
前記原稿入力手段の分光感度分布特性と原稿の分光分布
の組み合わせに基づいて、該輝度信号の輝度値を、予め
規格化された濃度値変換手段で変換可能な標準輝度値に
変換するための係数が定められる。この定められた係数
に基づいて前記輝度信号が第1の濃度データに変換され
る。
【0045】次に、第2の補正手段では、第1の補正手
段で補正された第1の濃度データが、前記原稿の分光分
布と感光材料の分光感度分布との組み合わせに基づく色
調、階調での露光量に変換されると共に、この露光量に
基づいて、感光材料上への第2の濃度データに変換され
る。
【0046】前記第2の補正手段で補正された第2の濃
度データからは、モニタ表示用データ生成手段によっ
て、前記感光材料上へのプリント濃度及び色と一致する
RGBモニタ表示用データを生成する。
【0047】上記、データ変換(補正)工程により、読
み取られた画像データは、第2の濃度データでプリント
されることにより、面露光系でプリントした時と同等の
階調、色調でプリントされ、例えば、ネガフィルムを用
いたプリント時、面露光系でしか得ることができなかっ
たグレード(軟調、中間調、硬調、最硬調、超硬調)、
感光度、コントラスト、カブリ、感色性、画質特性(粒
状性、解像力、鮮鋭度、MTF)等の違いをデジタル露
光(画像)で表現することが可能となる。
【0048】なお、画像入力装置の分光感度分布又は原
稿(例えば、フィルム)の分光分布が不明の場合には、
適正露光により撮影したチャート原稿を画像入力装置又
は濃度計等の測定器で読み取って、輝度値に変換すれば
よい。また、上記係数の設定は、最小自乗法等で求めれ
ばよい。
【0049】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の一形態を説明する。図1には、本実施の形態に
適用した写真画像処理システム10を示している。この
写真画像処理システム10は、装置の制御、種々の処理
及び演算、各種入出力機器の制御を行うパーソナルコン
ピュータ(以下「パソコン」と言う)12を備えてい
る。パソコン12は、演算及び各種の制御を行うCPU
14、CPU14の演算及び制御プログラムを記憶した
図示しないROM、作業エリアを備えたRAM16、入
出力機器の制御用プログラムや各種データ(データファ
イル)等を記憶するハードディスクドライブ(HDD)
18及び入出力インターフェース20等が図示しないデ
ータバス及びコントロールバスによって接続されて構成
されている。
【0050】入出力インターフェイス20には、キーボ
ード22及びマウス24等の外部操作手段が接続され、
また、パソコン12には、VRAM26が設けられ、こ
のVRAM26に一時記憶したデータに基づいた画像を
モニタ30に表示しながら種々の処理操作が可能となっ
ている。
【0051】また、この入出力インターフェイス20に
は、画像入力装置として複数台のスキャナ32A、32
B(本実施の形態では一例として2台を図示、以下総称
するときにはスキャナ32と言う)が接続され、画像出
力装置として写真プリンタ34が接続されている。パソ
コン12は、スキャナ32から1台を選択して画像デー
タの読み込みを行うと共に、写真プリンタ34へ画像デ
ータを出力する。
【0052】なお、入出力インターフェイス20として
は、SCSI(Small Computer System Interface )又
はSCSI−2を用いて、スキャナ32及び写真プリン
タ34をシリアルないしパラレルに接続しており、複数
台のスキャナ32と共に複数台の写真プリンタ34を接
続してもよい。また、この入出力インターフェイス20
には、外部ハードディスク装置等の外部記憶装置を接続
してもよい。
【0053】スキャナ32は、写真プリント等を反射型
原稿として、この原稿画像に照射した光の反射光を受光
して画像データとして出力する。また、スキャナ32
は、ネガフィルムやポジフィルム等を透過型原稿とし
て、この原稿画像に照射した光の透過光(又は透過して
反射する光)を受光して画像データとして出力する。
【0054】また、写真プリンタ34としては、種々の
サイズのカラー印画紙等の感光材料(以下「ペーパー」
と言う)を、パソコン12から出力された画像データに
応じてデジタル露光してプリントを作成する。なお、写
真プリンタ34には、パソコン12から出力される画像
データを一次記憶するメモリを備えており、このメモリ
に一次記憶したデータに基づいてプリントを作成する。
このような写真プリンタ34としては、富士写真フイル
ム(株)製のPictrography 3000 (商品名)を用いるこ
とができる。
【0055】図2には、写真画像処理システム10で主
にパソコン12内に構成される機能ブロック図を示して
いる。スキャナ32によって読み込まれた画像データ
は、画像データ変換部40に入力される。この画像デー
タ変換部40は、スキャナ32の機種毎に予め設定され
ているルックアップテーブル(以下「LUT」と言う)
0を記憶しており、スキャナ32の機種に応じて選択し
たLUT0から変換データを読み込み、この変換データ
に基づいて画像データの変換を行う。これによって、ス
キャナ32がR、G、Bの各色成分を一走査ライン毎に
出力する機種であれば、1画像分の画像データを読み込
むと、R画像フレーム、G画像フレーム及B画像フレー
ムの面順次の画像データに変換し、何れの機種のスキャ
ナ32であっても、画像データを面順次に出力する。
【0056】この画像データ変換部40で変換されて出
力される画像データは、スキャナ32からの読取画像と
して変換データメモリ42上に保存される。この変換デ
ータメモリ42上に保存した画像データに応じた画像を
モニタ30上に表示できるようになっている。
【0057】スキャナ/原稿特性補正部44は、第1の
補正手段として設けられ、画像データ変換部40から出
力される画像データ又は変換データメモリ42上に保存
されている画像データを読み込む。このスキャナ/原稿
特性補正部44には、画像データ補正用のパラメータと
して予めLUT1、マトリックス係数( matrixl1)及
びLUT2が設定されている。
【0058】LUT1は、スキャナ32によって読み取
って画像データを輝度リニアな信号に変換するテーブル
であり、濃度の異なる複数のフィルタ(NDフィルタ)
をスキャナによって読み込んだ値と、フィルタ透過濃度
を輝度に変換した値とを比較し、スキャナによって読み
込んだ値をフィルタ透過濃度値と一致させるようにスキ
ャナ32毎(機種毎)と原稿種(透過原稿であるか反射
原稿であるか及び透過原稿であるときには、ネガ型かポ
ジ型か)に応じて予め設定されている。
【0059】マトリックス係数 Matrixl1は、スキャナ
の分光感度分布を補正し、StatusM(透過原稿)又はSt
atusA(反射原稿)での読取値に変換するための演算に
用いる。このマトリックス係数 matrixl1は、スキャナ
の分光感度分布及び透過原稿であるフィルム(ネガ型又
はポジ型)の分光分布が判っているときには、原稿であ
るフィルムの画像をスキャナによって読み取った輝度値
とStatusM又はStatusAで読み取ったときの輝度値を計
算で求める。また、スキャナの分光感度分布あるいはフ
ィルムの分光分布が判らないときには、適正条件で撮影
したフィルム原稿又は適正露光により作成したチャート
原稿をスキャナ又は濃度計等の測定器によって読み取っ
て輝度値に変換し、スキャナ32によって読み取ったと
きのR、G、Bの輝度値又はY、M、Cの輝度値がStat
usM又はStatusAで読み取ったときのR、G、Bの輝度
値又はY、M、Cの輝度値に変換されるように最小自乗
法等によって求められる。
【0060】なお、適性露光によって作成するチャート
原稿としては、例えばネガフィルムに記録したチャート
原稿画像を従来の写真プリントを作成するために用いら
れている面露光系によって、チャート原稿画像の透過光
によってカラー印画紙をアナログ露光して作成した写真
プリントを用いる。
【0061】LUT2は、輝度信号を濃度値に変換する
テーブルである。スキャナ/原稿特性補正部44では、
LUT1、2及びマトリックス係数 matrixl1に予め記
憶しているデータを、画像データの補正用のパラメータ
として読み込んで、読み込んだパラメータに基づいて画
像データを補正し、透過原稿及び反射原稿の画像データ
を同一レベルの濃度信号の濃度データeに変換してい
る。
【0062】このスキャナ/原稿特性補正部44から出
力された画像データ(濃度データe)は、モニタ30上
に中間画像を表示する画像データとして濃度データメモ
リ46上に保存される。
【0063】原稿/ペーパー特性補正部48は、第2の
補正手段として設けられ、スキャナ/原稿特性補正部4
4から出力された画像データ又は濃度メモリ46上に保
存されている画像データ(何れも濃度データe)を読み
込む。
【0064】原稿/ペーパー特性補正部48は、LUT
3、マトリックス係数 matrixl2LUT4が予め設定さ
れている。LUT3は、スキャナ/原稿特性補正部44
から入力される画像データであるR、G、B又はC、
M、Yの原稿濃度値をCMY及びD(濃度)の各フィル
タによってシフトするテーブルであり、予め原稿種に応
じて設定されて記憶されている。
【0065】マトリックス係数 matrixl2は、R、G、
B又はC、M、Yの原稿濃度をペーパーへの露光量に変
換するために3×3のマトリックス演算を行うときに用
いる係数であり、このマトリックス係数 matrixl2は、
原稿、例えばフィルムの分光分布と写真プリンタ34で
画像露光するペーパーの分光分布から演算によって求め
て、原稿種及び感材種の組み合わせに応じて予め記憶さ
れている。
【0066】LUT4は、ペーパーへの露光量からペー
パー上へのプリント濃度に変換するテーブルであり、ペ
ーパーのセンシトメトリーデータをテーブル化して設定
している。なお、マトリックス係数 matrixl2及びLU
T4を算出するデータがないときには、適性露光により
撮影してチャート画像を記録したフィルム原稿を濃度計
等の測定器によって読み取ったR、G、B又はC、M、
Yの濃度値と、該フィルム原稿を標準条件で面露光によ
って焼付けた写真プリントから測定したC、M、Yの各
色のプリント濃度値を用い、R、G、B又はC、M、Y
の濃度値が、カラーペーパー上のC、M、Yのプリント
濃度値に変換されるように演算して設定することができ
る。
【0067】このように、原稿/ペーパー特性補正部4
8では、原稿種と感材種に応じてLUT3、4及びマト
リックス係数 matrixl2から選択したデータをパラメー
タとして、スキャナ/原稿特性補正部44から出力され
た画像データを、原稿とペーパーのそれぞれの特性に合
わせて補正することにより、感材種に拘らずプリント濃
度を一定にできる画像データ(プリント濃度データf)
として出力する。
【0068】原稿/ペーパー特性補正部48から出力さ
れた画像データ(プリント濃度データf)は、ペーパー
/モニタ特性補正部50へ入力される。
【0069】ペーパー/モニタ特性補正部50は、モニ
タ表示用データ生成手段として設けられ、LUT5、マ
トリックス係数 matrixl3及びLUT6が予め記憶され
ており、プリント濃度データfとして入力される画像デ
ータをモニタ30に適切に表示するためのRGBモニタ
信号(RGBモニタデータg)に変換する。ここで、変
換されるRGBモニタデータgは、写真プリンタ34で
プリント濃度データfに基づいてペーパーを露光してプ
リントを作成したときに得られるプリントの階調及び色
調がモニタ30に表示されたときの階調及び色調の見え
(apperance)と一致するように変換される。
【0070】ここで必要となるのは、ペーパー上にプリ
ントした画像のC、M、Yの各色のプリント濃度と測定
値(X、Y、Z及びLABなど)を対比するときに、ペ
ーパーの色材及びベースの分光分布、色関数(x、y、
z)から演算するか、チャート原稿の画像をモニタ30
に表示したときの輝度とチャート原稿を標準条件で焼付
けた写真プリントの濃度を実測することにより、画像デ
ータに応じてカラーペーパーに焼付けた画像とモニタ3
0に表示したときの画像を対応させることができる。
【0071】また、画像データに応じた画像をモニタ3
0上に表示するときには、カラーペーパー上の測色値と
モニタ30上の測色値を対応させる必要がある。画像デ
ータに応じた画像をモニタ30上に表示するときには、
色再現域、すなわち、色の圧縮、伸張によって所望の色
をモニタ30上に再現できないときがある。これを防止
するために、カラーペーパー上の測色値とモニタ30上
の測色値を対応させる必要がある。
【0072】このために、カラーペーパー上で再現され
る色とモニタ30上で再現させる色の相関関係を計算に
よって求めるためには、色順応予測色を用いてカラーペ
ーパー上の測色値をモニタ30上の測色値に対応させ、
モニタ30上で再現できない色については、色差が最小
となるモニタ30の色再現域内の色に対応させる。ま
た、実測によって求めるときには、チャート原稿を標準
条件で面露光(アナログ露光)によって焼付けた写真プ
リントを用い、このチャート原稿プリントとモニタ30
上に表示した画像を比較しながら、両者が同じ色に見え
るようにモニタ30上の色を決定しておく。
【0073】また、モニタ30上の画像の測色値をRG
Bモニタ信号に対応させる必要がある。これは、γ値、
色温度及び蛍光体色度などのモニタ30の特性から計算
によって求めることができる。
【0074】上記3点を考慮して、LUT5、LUT6
及びマトリックス係数 matrixl3を予め設定してけば、
プリント濃度データfに基づいた画像のペーパー上での
C、M、Yのプリント濃度に対応したRGBモニタデー
タgに変換することができる。LUT5及びLUT6
は、濃度から輝度への変換及び輝度からRGBモニタ信
号への変換を行うようにそれぞれ作成したテーブルとし
ており、マトリックス係数 matrixl3は、ペーパー上の
C、M、Yのプリント輝度値をモニタ30上のR、G、
Bの輝度値に変換するように決定している。プリント濃
度データfは、ペーパー/モニタ特性補正部50でRG
Bモニタデータgに変換されて、モニタデータメモリ5
2上に表示画像として保存される。このモニタデータメ
モリ52上に保存された画像データ(RGBモニタデー
タ)に基づいたモニタ30上の表示画像は、プリント濃
度データfに応じてペーパーにプリントした画像と色
調、階調等が同じ画像となる。これにより、スキャナ3
2で読み込んだ画像から写真プリンタ34によって作成
するプリントの画像を、モニタ30上で的確に予測でき
るようにしている。
【0075】ペーパー/モニタ特性補正部50の出力又
はモニタデータメモリ52上のRGBモニタデータg
は、スキャナ32から読み込んだ原稿の画像データとし
てデータ転送部54へ送られる。パソコン12では、こ
のRGBモニタデータgをスキャナ32から読み込んだ
原稿の画像データとして種々の処理(例えばフォトレタ
ッチングソフト等の種々の画像処理用ソフトウェアによ
って処理)が可能である。このとき、写真プリンタ34
によってプリント出力したときの仕上がり状態をモニタ
30上で的確に予測しながら処理することができる。
【0076】なお、スキャナ32から読み込んだ原稿の
画像データをRGBモニタデータgとして出力する処理
は、画像入力プログラム(以下「入力モジュール」と言
う)によって実行される。
【0077】パソコン12に設けている入力モジュール
では、低解像度で、R、G、Bの何れ1色の画像データ
のみを読み込むファーストスキャンと、低解像度でカラ
ー画像を読み込むプレスキャン及び、スキャナ32の能
力範囲内の高解像度のカラー画像を読み込むファインス
キャンの3モードが設定されている。
【0078】この入力モジュールでは、スキャナ種及び
原稿種(反射原稿か透過原稿か)の設定を行ってからフ
ァーストスキャンを実行する。このファーストスキャン
によって変換データメモリ42に単色、例えばR色のみ
の画像データが保存される。
【0079】次にこの変換データメモリ42上に保存し
た画像データに応じた読取画像をモニタ30上に表示
し、原稿種の詳細な設定及び原稿から読み込む画像の読
み込み領域等を設定する。これによって、入力モジュー
ルでは、LUT1、2及びマトリックス係数 matrixl1
からデータ変換するためのパラメータが選択される。
【0080】ここで、プレスキャンを実行することによ
り、低解像度のカラー画像を読み込み、スキャナ/原稿
特性補正部44で選択したパラメータに基づいて画像デ
ータの補正を行い、濃度データeとして濃度データメモ
リ46上に保存する。
【0081】次に、濃度データメモリ46上に保存して
いる濃度データeに基づいた画像をモニタ上に表示し、
写真プリンタ34で露光する感材種等の設定を行う。こ
れによって、LUT3〜6及びマトリックス係数 matri
xl2、3から原稿種、感材種及びモニタ30に応じたパ
ラメータが選択される。
【0082】次にこの選択されたパラメータに基づいて
濃度データメモリ46上に保存している濃度データを原
稿/ペーパー特性補正部48に読み込んでプリント濃度
データfに変換し、さらに、ペーパー/モニタ特性補正
部50でRGBモニタデータgに変換する。なお、写真
プリント等の反射原稿から読み込んだ画像データは、プ
リント濃度データfとなっているために、色調整のみが
行われる。また、プレスキャンによってスキャナ32か
ら読み込まれた画像データは、読取画像データ、中間画
像データ及び表示画像データ等のテンポラリー画像デー
タとして変換データメモリ42、濃度データメモリ46
及びモニタデータメモリ52上にそれぞれ保存される。
【0083】すなわち、画像データ変換部40から出力
された画像データは、スキャナ/原稿特性補正部44に
入力される。このスキャナ/原稿特性補正部44では、
StatusM又はStatusA濃度値に変換した濃度データeを
出力する。これによって、以降の画像処理では、スキャ
ナ種に依存しない画像データを用いた処理を可能にして
いる。この濃度データeは、濃度データメモリ46上に
保存されると共に、中間画像としてモニタ30上に表示
される。
【0084】濃度データeは、原稿/ペーパー特性補正
部48に読み込まれ予め設定されているLUT3、マト
リックス係数 matrixl2及びLUT4によって原稿特性
及びこの画像データに応じてペーパーを露光するときの
ペーパーの特性を考慮して、ペーパー上に適切な階調及
び色調となるように補正され、プリント濃度に応じた画
像データ(プリント濃度データf)として、ペーパー/
モニタ特性補正部50へ出力する。
【0085】これにより、原稿/ペーパー特性補正部4
8では、原稿の画像を面露光系でプリントしたのと同等
の画質でプリントできるようにプリント濃度データを得
るようにしている。したがって、従来、ネガフィルムに
記録されている画像をデジタル露光によってプリントし
たときに得ることができなかったグレード(軟調、中間
調、硬調、最硬調、超硬調)、感光度、コントラスト、
カブリ、感色性、画質特性(粒状性、解像力、鮮鋭度、
MTF)等の違いを、デジタル露光によって再現でき
る。
【0086】ペーパー/モニタ特性補正部50では、予
め設定されているLUT5、マトリックス係数 matrixl
3及びLUT6によってペーパーの分光特性及びモニタ
30の色再現特性を考慮して、プリント濃度データfに
応じた画像をモニタ30に表示するための画像データ
(RGBモニタデータg)に変換する。ペーパー/モニ
タ特性補正部50から出力されたRGBモニタデータg
は、表示画像メモリ52上に保存され、モニタ30上に
は、表示画像として表示される。
【0087】このように、入力モジュールでは、スキャ
ナ32から読み込んだ原稿画像に応じた濃度データeを
作成し、さらに、自動的に濃度データeをRGBモニタ
データgに変換するオートセットアップを行う。
【0088】この後、ファインスキャンを指示すること
により、スキャナ32から高解像度(スキャナ32の最
高能力の解像度)で画像データを読み込み、設定されて
いるパラメータに基づいて画像データを補正し、画像デ
ータ(RGBモニタデータg)に変換してデータ転送部
54へ出力する。なお、プレスキャンによって読み込ん
だ画像データをRGBモニタデータgとしてデータ転送
部54へ出力することもできる。
【0089】このように、入力モジュールでは、スキャ
ン時間、データサイズ及び画像処理時間等が異なり、ス
キャン時間、データサイズ及び画像処理時間が最も短い
か小さいファーストスキャンによって画像読み込み領域
を設定した後、スキャン時間、データサイズ及び画像処
理時間の比較的短いプレスキャンによって読み込んだ画
像データに対して種々の処理を施して、最終的なファイ
ンスキャンを行うときの種々のパラメータを設定するこ
とにより、画像データの読み込みのための操作時間の短
縮を図ることができるようにしている。
【0090】一方、写真画像処理システム10には、写
真プリンタ34へ出力される画像データが入力されるデ
ータ取込み部56が設けられており、このデータ取込み
部56からプリントデータ変換部58を経て写真プリン
タ34へ出力される。なお、プリントデータ変換部58
は、写真プリンタ34に設けてあってもよい。
【0091】データ取込み部56では、パソコン12に
設定されている出力処理プログラム(以下「出力モジュ
ール」と言う)に応じて動作し、画像データ(RGBモ
ニタデータg)に応じた画像をモニタ30上に表示しな
がら、キーボード22及びマウス24を操作して、写真
プリンタ34からプリント出力するときのプリントサイ
ズ、プリント枚数と共に、倍率等のプリント条件を設定
すると、プリントするときの画像の自動レイアウトを行
うようになっている。
【0092】プリントデータ変換部58では、前記した
ペーパー/モニタ特性補正部50での補正と逆の補正を
行っている。すなわち、ペーパー/モニタ特性補正部5
0では、プリント濃度データfを、RGBモニタデータ
gに変換して出力しており、データ取込み部56では、
RGBモニタデータgを画像データとして処理してい
る。プリンタデータ変換部58では、LUT5、LUT
6及びマトリックス係数matrixl3を用いた変換と逆変
換を行い、RGBモニタデータgからプリント濃度デー
タfを出力する。
【0093】以下に本実施の形態に適用した写真画像処
理システム10の具体的な画像処理操作の一例を、図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明及び
説明に用いる表示等は一例を示すものであり、本発明の
構成を限定するものではない。
【0094】写真画像処理システム10は、パソコン1
2と共にスキャナ32等の接続機器が立ち上げられ、入
力モジュールが起動されると、モニタ30に入力設定メ
ニューを表示する。
【0095】図3には、モニタ30に表示する入力設定
メニュー(ダイヤログボックス)61の一例を示してい
る。この入力設定メニューでは、スキャナ種及び原稿種
の設定を行う。例えばスキャナ種を選択するときには、
カーソル60をスキャナ種設定項目へマウス24等の操
作によって移動させ、マウス24をクリックして指定
(以下「クリック操作」と言う)することにより、ポッ
プアップメニュー(図示省略)が開かれ、予めパソコン
12にスキャナ32として登録されている機種名が表示
され、この表示から画像入力に使用するスキャナ32を
選択することができる。また、画像が記録されている原
稿に対しては、対象原稿設定項目62のクリック操作に
よって、原稿種がポップアップメニュー形式で表示され
る。この原稿種の設定は、写真プリント等の反射原稿で
あるか又はネガフィルム、ポジフィルム等の透過原稿で
あるかの選択を行う。
【0096】スキャナ種及び対象原稿種を選択し実行ボ
タン62をクリック操作することにより、選択されたス
キャナ種及び原稿種が設定される。なお、スキャナ制御
プログラム・パラメータ及び原稿種とペーパー種の組み
合わせの許可・禁止の情報と画像処理パラメータ保存し
ておき、さらに画像処理パラメータ毎に選択可能なスキ
ャナ種、原稿種、ペーパー種を設定して保存しておくこ
とにより、例えばスキャナ種、原稿種を選択したとき
に、適用可能なペーパー種又は適用不可能なペーパー種
の組み合わせを明確にすることができる。また、それぞ
れのデータを予め指定したファイルに保存することによ
り、データの変更、更新、削除等のメンテナンスが容易
となる。
【0097】スキャナ種及び原稿種の設定が終了する
と、モニタ30の表示は、図4に示すメインメニューに
切り換わる。このメインメニュー63には、ファースト
スキャンボタン65、プレスキャンボタン66及びファ
インスキャンボタン67が表示されており、ファースト
スキャンボタン65をクリック操作することにより、選
択したスキャナ32から低解像度で画像の読み込みが行
われる。
【0098】これによって、スキャナ32から原稿画像
に応じた単色分の画像データを読み込み、画像データ変
換部40でこの画像データをLUT0に設定されている
データに応じて読み込み、変換データメモリ42上に保
存する。
【0099】変換データメモリ42上に保存された画像
データは、メインメニュー63上の画像表示エリア68
にモノトーンの画像として表示される。このとき、画像
表示エリア68は、スキャナ32の画像読取領域を全表
示し、原稿の画像は、スキャナ32上での原稿配置位置
に応じた位置に表示される。これと共に、画像表示アリ
ア68には、出力枠69が表示される。なお、メインメ
ニュー63には、位置モニタ表示エリア70及び位置モ
ニタボタン71が設けられており、位置モニタボタン7
1のクリック操作によって、位置モニタ表示エリア70
にスキャナ32の画像読取領域に対する原稿位置及び出
力枠69の位置が表示される。
【0100】画像表示エリア68に表示されている画像
は、枠移動ボタン72の操作によって出力枠69に対し
て画像の表示位置が移動し、倍率設定ボタン73の操作
又はキーボード22からのキー入力によってによって倍
率を設定することにより、画像表示エリア68に表示さ
れている出力枠69が拡縮する。この操作によって、画
像データとして読み込む画像領域の設定が行われる。
【0101】なお、メインメニュー63では、原稿の画
像に対して後述する写真プリンタ34で画像露光すると
きの感材種の設定と共に面露光エミュレーションかデジ
タルモードエミュレーションかの設定、プリント速度重
視か画質重視からのプリント設定、出力サイズの設定等
の出力設定を行う。これによって、出力枠69内の画像
の倍率と共に、読み込んだ画像データの処理に用いるL
UT1〜6及び各マトリックス係数 matrixl1〜3の選
択、すなわち画像データを補正するためのパラメータの
設定が行われる。
【0102】ネガフィルム等の写真フィルムに記録され
ている画像に応じて面露光(アナログ露光)したときに
は、プリント階調は、写真フィルムの特性値とペーパー
の特性値から定まる固定階調となり、面露光エミュレー
ションモードでは、原稿特性とペーパー特性によって定
まる固定階調に変換する。また、デジタルイメージモー
ドでは、オートセットアップ演算により原稿に記録され
ている画像のシーン、すなわち、原稿画像がアンダー露
光された画像かオーバー露光された画像であるか、昼に
撮影された原稿であるか夜に撮影された画像であるか、
等に応じて最適に仕上がるようにプリント階調を計算す
る。
【0103】また、このメインメニュー63上では、原
稿種の詳細な設定を行う。原稿種の設定は、例えば透過
原稿であれば、ネガ型(ネガフィルム)であるかポジ型
(ポジフィルム)であるかの設定、さらに、原稿の特性
を明確にするために、品番まで設定する。この品番の設
定は、予め登録されている品番をポップアップメニュー
によって開いて選択できるようにしている。
【0104】これらの種々の設定が終了した後、プレス
キャンボタン66をクリック操作することにより、プレ
スキャンが実行される。プレスキャンでは、原稿の画像
を読み込むと、画像データをR、G、Bの面順次に変換
して、スキャナ/原稿特性補正部44に入力する。スキ
ャナ/原稿特性補正部44では、スキャナ種及び原稿種
が設定されていることにより、LUT1、LUT2及び
マトリックス係数 matrixl1からパラメータを選択して
画像データのスキャナ補正を行い、濃度データeとして
濃度データメモリ46上に保存する。
【0105】メインメニューの画像表示エリア68に
は、濃度データメモリ46上に保存している濃度データ
に基づいた画像が中間画像として表示される。
【0106】一方、メインメニュー63には、カラーコ
ントロールを行うためのカラーキーボタン74、指定色
仕上げボタン75、読取レンジボタン76、トーンカー
ブボタン77等が表示されており、これらを操作によ
り、濃度データeをプリント濃度データf及びRGBモ
ニタデータgに変換するときのパラメータの設定、変更
を行う。
【0107】それぞれの設定値を保存ボタン78のクリ
ック操作によってHDD18上のデータファイルに保存
することができると共に、読み込みボタン79によって
保存している設定値を読みだすことができる。また、デ
フォルト設定ボタン80の操作によって、予め設定され
ている標準値、すなわち、スキャナ種、原稿種及び感材
種に応じてLUT3〜6及びマトリックス係数 matrixl
2、3からパラメータを選択することができ、原稿/ペ
ーパー特性補正部48及びペーパー/モニタ特性補正部
50でオートセットアップを行う。
【0108】カラーキーボタン74が操作されると、モ
ニタ30上には、図5に示すカラーキーメニュー81が
表示される。このカラーキーメニュー81は、面露光系
におけるC、M、Yの各色フィルタによる色調整(CC
フィルタに相当)及び露光量(濃度)補正をエミュレー
トしたものであり、C、M、Y及びDの比率(%)をキ
ー入力等によって設定できるようにしている。
【0109】また、読取レンジ設定ボタン76が操作さ
れると、モニタ30には、図6に示す如き読取レンジ設
定メニュー82が表示される。この読取レンジ設定メニ
ュー82では、原稿上の濃度レンジをプリント時のハイ
ライト/シャドウに割り付けるものであり、原稿濃度を
R、G、Bの各色のヒストグラム85R、85G、85
Bに表示し、これらのヒストグラム85R、85G、8
5B上で、ハイライト/シャドウ点を指定するか、濃度
値をキー入力するかあるいは、プレスキャンによって画
像が表示されているときには表示画像上の点を指定して
設定することができる。
【0110】カラーキー及び読み取りレンジの設定は、
次の画像読取時にプリント濃度信号に露光量、露光時間
に反映されるようにするか、スキャナ32での画像読み
込み時の露光量、露光時間を変更するのに使用される。
【0111】トーンカーブボタン77が操作されると、
モニタ30上には、図7に示すトーンカーブ設定メニュ
ー83が表示される。このトーンカーブ設定メニュー8
3では、面露光エミュレーションモード、デジタルイメ
ージモードの何れでも設定でき、Y、M、Cの各色及び
D(濃度)についての階調変化を選択して設定できる。
このトーンカーブ設定は、セットアップモードで設定さ
れるデフォルト値に対して、C、M、Yの各色毎にカス
ケードして設定できる。
【0112】また、指定色仕上げボタン75が操作され
ると、モニタ30上には、図8に示す指定色仕上げメニ
ュー84が表示される。この指定色仕上げメニュー84
は、プレスキャンによって入力された画像をモニタ30
上に表示しているときにのみ有効であり、この指定色仕
上げメニュー84には、メインメニュー63の画像表示
エリア68に表示した画像の任意の点(例えば5×5の
25ドット分)を拡大表示エリア86に拡大表示すると
共に、リファレンスエリア87にリファレンス画像(グ
レー画像:リファレンスグレー)を表示する。ここで、
拡大表示エリア86に表示した任意の画素にカーソル6
0を合わせてクリック操作することにより、該当する画
素の色をリファレンスグレーに一致させると共に、これ
に合わせて他の画素の色をシフトさせる。リファレンス
グレーは、リファレンス変更ボタン88の操作によって
階調変更が可能となっている。これによって、グレーバ
ランスの調整を迅速かつ容易に行うことができるように
している。
【0113】このようにして、中間画像に対して種々の
設定が行われると、原稿/ペーパー特性補正部48及び
ペーパー/モニタ特性補正部50のパラメータが設定さ
れる。これらの設定に基づいて濃度データメモリ46上
に保存している濃度データeを、プリント濃度データf
及びRGBモニタデータgに変換することができる。R
GBモニタデータgは、モニタデータメモリ52上に保
存されると共に、モニタ30上のメインメニューの画像
表示エリア68に表示される。
【0114】このようにして、画像表示エリア86に表
示された画像は、原稿とペーパーの特性及びペーパーと
モニタ30の特性を考慮して、写真プリンタ34でペー
パーを露光して得られるプリントと色調及び階調等が一
致する。すなわち、プリント濃度データfによってペー
パーにプリントした画像を、RGBモニタデータによっ
てモニタ30上に表示される画像から的確にイメージす
ることができる。
【0115】このようにして、プレスキャンによって読
み込まれた画像に基づいて、画像データとして読み込む
RGBモニタデータgとして読み込まれる画像データの
仕上がりの確認が終了した後、ファインスキャンボタン
67を操作することにより、スキャナ32から高解像度
で原稿画像に応じた画像データを取込み、取り込んだ画
像データを、設定した種々のパラメータに応じて補正
し、画像データをRGBモニタデータgとしてデータ変
換部54へ出力する。
【0116】このように、低解像度で読み込んだ画像デ
ータに対して、種々の設定処理を施し、画像を確認した
後に、高解像度で画像データを読み込み、予め設定され
ている補正条件で補正した後に、モニタデータメモリ5
2上に保存することにより、処理条件の設定から確認ま
でを短時間で行うことができる。
【0117】一方、入力モジュールによってRGBモニ
タデータgとして読み込まれた画像データは、データ変
換部54から写真プリンタ34へ出力されるか、又は種
々のアプリケーションソフトによって処理されて写真プ
リンタ34へ出力される。この画像データ(RGBモニ
タデータ)から写真プリントを作成するきには、出力出
力モジュールを起動する。この出力モジュールは、単独
で起動可能であると共に、他のアプリケーションからプ
リント処理が選択されると起動される。
【0118】出力モジュールが起動されると、モニタ3
0上には、出力用のメインメニュー90が表示される。
図9(A)には、出力用のメインメニュー90の一例を
示しており、このメインメニュー90では、出力サイ
ズ、出力方向(写真プリンタ34での感材の搬送方向に
対する画像の向き)、カラー情報、プリント枚数等の種
々の設定条件が表示される。
【0119】出力モジュールでは、出力サイズを設定す
るときに、画像データのサイズ及び解像度からプリント
するときの実寸サイズを算出し、予め登録されている感
材のサイズ(定型サイズ)から実寸サイズの一致するサ
イズを検索し、このサイズを出力サイズとして表示す
る。このとき、定型サイズの中に一致するサイズが無け
ればカスタムサイズとして扱う(フリーサイズ指定)。
また、カラー情報は、カラー画像かモノクロ画像(B/
W)かを表し、プリント枚数はデフォルト値として
「1」を設定する。これらの情報は、メインメニュー9
0のプリント登録表示エリア91に表示される。なお、
プリント登録表示エリア91には、同時に、プリント時
に画像の周囲に白フチを付けるか否かのフチ情報及び、
画像の大きさと設定されているプリントサイズが合わな
いときに自動的にトリミングを行ったか、手動でトリミ
ングを行ったかのトリミング情報も表示している。
【0120】このメインメニュー90には、プリント指
示の追加用の追加ボタン92、既に登録されている(プ
リント登録表示エリア91に表示されている)プリント
指示の変更ボタン93、削除ボタン94及びプリント設
定ボタン95、改ページボタン96等、保存されている
設定値を読み込むための読み込みボタン97、設定値を
所定のファイルに保存する保存ボタン98等が設けられ
ている。
【0121】ここで、追加ボタン92をクリック操作す
ることにより、モニタ30上には、図10に示すトリミ
ング設定用のダイアログボックス100が表示される。
このダイアログボックス100には、出力枠101内に
画像データに応じた画像がモノクロ画像として表示され
る。なお、モノクロ画像として表示することにより処理
の迅速化を図るものであり、カラー画像を表示してもよ
い。
【0122】また、このダイアログボックス100で
は、プリントサイズ、色調、白縁、プリント枚数等の設
定が可能となっている。これらは、予め保存している設
定値を表示している。出力枠101は、設定されている
プリントサイズに応じた縦横比で、長手方向が一定とな
るように表示され、画像は設定されている引き伸ばし率
に応じて表示される。
【0123】サイズ、色調及び白フチは、それぞれプル
ダウンメニューによって表示された項目から選択できる
ようにしている。図11(A)〜図11(C)には、プ
ルダウンメニューの一例を示している。図11(A)の
定型サイズメニュー102に示すように、プリントサイ
ズとしては、種々の定型サイズが表示されるようになっ
ている。ここで定型サイズの何れかを選択すると、図1
0に示すダイアログボックス100に、そのサイズの
「幅」及び「高さ」の実寸が表示される。
【0124】また、図10に示すダイアログボックス1
00のチェックボタン103又はチェックボタン104
によって画像を縦にプリントするか横にプリントするか
を設定できるようにしている。また、登録されている定
型サイズ以外は「カスタム(フリー)」を選択すること
により、「幅」及び「高さ」の実寸を任意に設定でき
る。
【0125】図11(B)の色調メニュー105に示す
ように、色調として「白黒」(モノクロ:B/W)を選
択すると、さらに、プルダウンメニュー106が表示さ
れて詳細なトーンの選択が可能となっている。これらの
トーンの中から選択することにより、選択したトーンに
応じたグレーバランス、階調のモノクロ画像をプリント
できるようにしている。これによって、カラー画像をモ
ノクロ画像に変換したときの階調の粗さが現れたり、グ
レーバランスの偏りが生じるなどの仕上がり不良を防止
することができる。
【0126】また、図11(C)に示すように、白フチ
のプルダウンメニュー107には、フチ幅が表示される
ようになっており、表示されたフチ幅から所望の寸法を
選択可能にしている。
【0127】図10に示すダイアログボックス100に
は、設定されたプリントサイズ、色調、白フチが表示さ
れると共に、枚数焼きとしてプリント枚数が表示され
る。枚数焼きは、同じ設定値で何枚プリントするかを設
定するものであり、矢印ボタン108のクリック操作に
よる数値の増減又は数値のキー入力によって設定する。
【0128】また、トリミング枠109内では、トリミ
ング範囲を指定するコントロールボタン110及び引き
伸ばし率を設定する矢印ボタン111を表示している。
コントロールボタン110の矢印のクリック操作によっ
て、出力枠101内に表示している画像を上下、左右に
移動させることができる。また、引き伸ばし率は、直接
数値を入力してもよく、矢印ボタン111によって引き
伸ばし率を増減させてもよい。このようにして、手動で
トリミングを行い出力枠101内に倍率を変化させた画
像を表示し、プリントしたい範囲を出力枠101に一致
させればよい。
【0129】ところで、出力モジュールでは、自動トリ
ミングが可能となっている。この自動トリミングでは、
画像データのサイズとプリントサイズが一致すれば全画
像範囲をプリントするように設定するが、画像データの
サイズとプリントサイズが不一致のときには、出力枠1
01内に画像が収まる範囲で画像データを自動的に拡大
又は縮小して、出力枠101内の画像中央部をプリント
するように設定する。なお、トリミング枠109内に表
示しているリセットボタン112をクリック操作するこ
とにより、手動トリミングをキャンセルして自動トリミ
ングを行う。このために、トリミング作業の効率化を図
ることができる。
【0130】このように種々の設定を自動又は手動で行
うことにより、図10に示すダイアログボックス100
のプリント登録表示エリア91には、設定変更に応じて
表示変更がなされる。なお、メインメニュー90のプリ
ント登録表示エリア91内に表示されているプリント項
目を選択して、変更ボタン93を操作することにより、
該当する項目のみの設定変更を上記した追加処理と同様
に行うことができる。
【0131】また、一つの画像データに基づいてサイ
ズ、色調、階調、白フチの有無等の条件の異なる複数の
画像を指定してプリントすることができるようにしてい
るので、プリント作業の効率化を図ることができる。
【0132】図9(A)に示すメインメニュー90にお
いてプリント設定ボタン95をクリック操作することに
より、プリント登録表示エリア91に表示されている全
項目に対して共通のプリント設定処理を行う。プリント
設定操作が選択されると、図12に示すダイアログボッ
クス113がモニタ30上に表示される。
【0133】このダイアログボックス113では、プリ
ンタ設定、用紙方向、用紙サイズ、解像度等の設定を行
う。これと共に、トンボを印字するか否かのトンボ設
定、画像名を用紙にプリントするか否かの画像名印刷設
定等を行うことができる。
【0134】画像名は、キーボード22のキー操作によ
って入力することができ、プリントに画像名を入力する
ことにより、仕上がったプリントに付加価値を持たせる
ことができる。
【0135】トンボの設定は、白フチを選択していると
きのみ有効としており、図13(A)に示すように、白
フチが選択されている画像に対しては、白フチの幅を含
んだ領域が一つの画像として認識され、この画像の四隅
にトンボ114がそれぞれプリントされる。このトンボ
114を目印にしてペーパーを裁断(図13(A)に破
線で示すライン)することにより、所望の幅の白フチが
設けられたプリントが得られるようにしている。
【0136】なお、図13(B)に示すように、画像を
ペーパーの周縁部に配置するときには、プリント可能範
囲内に実際の画像を配置し、このプリント可能範囲より
ペーパーの周縁側に生じる余白部分を白フチの一部とし
て使用するように画像のレイアウトを行い、ペーパー上
のプリント可能領域を最大限に使用するようにしてい
る。このとき、トンボ114と共にトンボ114を変形
させたトンボ114Aを、プリント可能領域内にのみに
記す。
【0137】このダイアログボックス113の表示の設
定及び内容の確認が成され設定ボタン115をクリック
操作すると、出力モジュールでは、自動レイアウト設定
を行う。
【0138】この自動レイアウト設定は、登録されたプ
リント設定に基づいて画像データをプリンタ34に装填
されているサイズのペーパーに収まるように画像のレイ
アウトする。この自動レイアウト設定では、画像をプリ
ントするペーパーに余白が多くなるなどの無駄が生じな
いように、必要に応じて写真プリンタ34に装填されて
いるペーパーのサイズを切り換えて使用するようにレイ
アウトする。
【0139】例えば、登録されている一つのプリント項
目(メインメニュー90のプリント登録表示エリア91
の中のプリントサイズからプリント枚数までの1ライン
の項目)に対して、必要に応じて1枚目のプリントと2
枚目のプリントに分けてプリントする。すなわち、図1
4に示すように、1枚目のペーパーに3画像分プリント
できないときには、必然的に2枚のペーパーにプリント
されることになるが、このとき、1枚目及び2枚目のペ
ーパーに他のサイズの画像を分けてレイアウトし、ペー
パーに生じる余白を最小に抑える。
【0140】なお、図9(B)に示すように、改ページ
ボタン96の操作によってプリント登録表示エリア91
の表示項目の間に改ページマーク117が入力される。
自動レイアウト設定は、改ページボタン96のクリック
操作によって入力された改ページマーク117によって
グループ化された登録項目毎にレイアウトする。
【0141】自動レイアウト設定が終了すると、図9
(A)に示すメインメニュー90が表示される。ここ
で、メインメニュー90内のプリントボタン116をク
リック操作することにより、自動レイアウトされたプリ
ント用の画像データを写真プリンタ34へ出力する。な
お、画像データの写真プリンタ34への出力に先立って
自動レイアウト結果をモニタ30上に表示して、適否等
の確認を行うようにしてもよい。
【0142】写真プリンタ34では、パソコン12から
プリント用の画像データ(プリント濃度データf)が入
力されると、設定されたプリント条件、レイアウトに応
じてペーパーを露光してプリントを作成する。これによ
って、モニタ30上に表示した画像と一致した画像が記
録されたプリントを得ることができる。
【0143】このように、本実施の形態に適用した写真
画像処理システム10では、原稿に記録されている画像
を面露光系によって得られる写真プリントと同等の画質
でデジタル露光によってプリントすることができる。ま
た、モニタ30上に表示する画像を写真プリンタ34で
プリントする画像と略一致させることができるため、モ
ニタ30上に表示した画像から写真プリンタ34によっ
て得られるプリントの仕上がりを適切にかつ正確にイメ
ージすることができるため、プリントの仕上がりを予測
しながら種々の画像処理を適切に行うことができる。
【0144】なお、前記した如く、本実施の形態は、本
発明の一例を示すものであり、本発明の構成及び処理の
流れを限定するものではない。
【0145】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像処理
方法及び装置は、画像入力系において、原稿画像に基づ
いてデジタル露光によってプリントする場合に、原稿画
像読取時に読み取った画像データに変化が出ない要素を
加味して、忠実に再現することができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に適用した写真画像処理
システムの概略構成図である。
【図2】写真画像処理システムを示す機能ブロック図で
ある。
【図3】入力処理を行うときにモニタに表示する設定画
面の一例を示す概略図である。
【図4】入力処理を行うときにモニタに表示されるメイ
ンメニューの一例を示す概略図である。
【図5】カラーキー設定を行うときの表示の一例を示す
概略図である。
【図6】読取レンジ設定を行うときの表示の一例を示す
概略図である。
【図7】トーンカーブ設定を行うときの表示の一例を示
す概略図である。
【図8】指定色仕上げを行うときの表示の一例を示す概
略図である。
【図9】(A)は出力処理を行うときに表示するメイン
メニューの一例を示す概略図、(B)は(A)に示すメ
インメニューに改ページマークを入れたメインメニュー
の一部を示す概略図である。
【図10】プリントする画像のトリミング設定を行うと
きの表示の一例を示す概略図である。
【図11】(A)はサイズを設定する表示の一例を示す
概略図、(B)は色調を設定する表示の一例を示す概略
図、(C)は白フチ設定をするときの表示の一例を示す
概略図である。
【図12】プリント設定を行うときの表示の一例を示す
概略図である。
【図13】(A)及び(B)はそれぞれプリント上での
トンボの表示の一例を示す概略図である。
【図14】写真プリンタによってプリントされた画像の
配置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 写真画像処理システム 12 パソコン 32 スキャナ 40 画像データ変換部 42 変換データメモリ 44 スキャナ/原稿特性補正部(第1の補正手段) 46 濃度データメモリ 48 原稿/ペーパー特性補正部(第2の補正手段) 50 ペーパー/モニタ特性補正部(モニタ表示用デ
ータ生成手段) 52 モニタデータメモリ 63 メインメニュー 65 ファーストスキャンボタン 66 プレスキャンボタン 67 ファインスキャンボタン 81 カラーキーメニュー 82 読み取りレンジ設定メニュー 83 トーンカーブ設定メニュー 84 指定色仕上げメニュー e 濃度データ(第1の濃度データ) f プリント濃度データ(第2の濃度データ) g RGBモニタデータ(モニタ表示用データ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 衛 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力装置によって原稿画像を読取
    り、この読み取った画像データを、感光材料へプリント
    するときの濃度データに変換して、該感光材料へデジタ
    ル露光して画像を得る画像処理方法であって、 前記画像データから感光材料へプリントするときの濃度
    データへの変換処理時に、面露光系で原稿画像を感光材
    料へ焼付けたときのプリント画像に影響を及ぼす、少な
    くとも画像入力装置特性、原稿種、感光材料種、露光量
    特性を含むプリント仕上がり特性のそれぞれの組み合わ
    せで決定されるパラメータに基づいて、画像データを補
    正することを特徴とした画像処理方法。
  2. 【請求項2】 画像入力装置によって原稿画像を読取
    り、この読み取った画像データを、感光材料へプリント
    するときの濃度データに変換して、該感光材料へデジタ
    ル露光して画像を得る画像処理方法であって、 前記画像データから感光材料へプリントするときの濃度
    データへの変換処理時に、面露光系で原稿画像を感光材
    料へ焼付けたときのプリント画像に影響を及ぼす、少な
    くとも画像入力装置特性、原稿種、感光材料種、露光量
    特性を含むプリント仕上がり特性のそれぞれの組み合わ
    せで決定されるパラメータに基づいて、画像データを補
    正しながら感光材料へプリントするときの濃度データを
    得ると共に、モニタへ画像を表示するために、該濃度デ
    ータに基づいて、前記管区材料へプリントしたときの階
    調及び色調と、モニタに表示したときの階調及び色調の
    見えが一致するようにモニタ表示用データを生成するこ
    とを特徴とした画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記露光量特性が、前記面露光系におけ
    るカラーフィルタによる焼付濃度の変化特性であり、こ
    の露光量特性に基づいて該焼付濃度の変化を計算で疑似
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記画像入力装置特性と原稿種が入力又
    は選択されることによって、これらの組み合わせに基づ
    いて予め記憶されている画像データ補正パラメータを読
    み出すことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画
    像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記原稿種とエミュレートする感光材料
    種が入力又は選択されることによって、これらの組み合
    わせに基づいて予め記憶されている画像データ補正パラ
    メータを読み出すことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記画像データから濃度データへの変換
    途中において、前記画像入力装置から入力された画像デ
    ータを読取画像データとして記憶し、前記画像データか
    ら得た濃度データを中間画像データとして記憶し、前記
    RGBモニタ表示用データを表示画像データとして記憶
    し、それぞれ独立して読出し可能、更新可能としたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】 前記画像入力装置が、少なくとも有効画
    像領域の判別、倍率の設定のために作動する第1のモー
    ド、一部の画像データに基づいて濃度データに変換する
    ために必要な各パラメータ決定のために作動する第2の
    モード、全画像データを濃度データに変換処理するため
    に作動する第3のモードを備え、前記第1のモードは低
    解像度かつ単一色、第2のモードは低解像度かつカラ
    ー、第3のモードは高解像度かつカラーで原稿画像を読
    み取ることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記画像入力装置で入力されたカラー画
    像のグレー画素を含む一部領域を拡大して表示し、並行
    して予め設定された複数のリファレンスグレーの1つを
    選択して表示し、この一部領域内のグレー画素を選択さ
    れたリファレンスグレーに仕上がるように、入力された
    各画素毎の色バランス量を演算し、前記入力された画像
    データを補正することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記画像入力装置において、前記第1の
    モードでの読取り時に原稿画像の濃度ヒストグラムを作
    成し、該濃度ヒストグラムに基づいて、前記画像データ
    の濃度に適合するダイナミックレンジを設定し、第2の
    モード又は第3のモードにおける読取条件を得ることを
    特徴とする請求項6又は請求項7記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記画像入力装置特性、原稿種、感光
    材料種、露光量特性を含むプリント仕上がり特性のそれ
    ぞれの組み合わせで得られたパラメータを、それぞれ独
    立に記憶し、かつ独立して変更、追加、削除を含む編集
    が可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 予め登録された前記原稿種及び感光材
    料種をモニタに表示し、この表示された原稿種又は感光
    材料種のいずれかが複数種に亘る場合には、特定の原稿
    種又は感光材料種を選択してカスタマイズし、予め登録
    された原稿種又は感光材料種のいずれかが単一種の場合
    には、この単一種が自動的にカスタマイズされることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記感光材料にプリントされるプリン
    ト画像サイズとして、少なくとも写真プリント用定型サ
    イズが予め登録されており、この登録された定型サイズ
    から選択されたサイズ又は縦横実寸の数値入力によって
    設定されたサイズと、プリント出力解像度とから画像デ
    ータの画素数を演算し、前記画像入力装置における原稿
    画像の読取時の解像度及び読取範囲を決定することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記モニタ上に前記画像入力装置で読
    み取られた原稿画像の全画像を所望の倍率でモニタ中央
    を基準に表示し、この表示画像に重複して同一倍率でプ
    リント範囲を指標することにより、この指標されたプリ
    ント画像サイズ及び解像度がプリント出力解像度とから
    画像データの画素数を演算し、前記画像入力装置におけ
    る原稿画像の読取時の解像度及び読取範囲を決定するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 原稿画像を読み取って入力する画像入
    力手段(32)と、読み取った画像データを面順次画像
    フォーマットに変換する画像データ変換手段(40)
    と、 前記画像データ変換手段により変換された画像データ
    を、前記画像入力手段及び原稿画像の特性に基づいて、
    輝度信号に変換した後、第1の濃度データに変換する第
    1の補正手段(44)と、 前記第1の補正手段で補正された第1の濃度データを、
    前記原稿及び前記読み取った画像データによりデジタル
    露光を行う感光材料の特性に基づいて、プリント露光量
    に変換した後、前記感光材料へプリントと行うための第
    2の濃度データに変換する第2の補正手段と、 前記第2の補正手段により補正された第2の濃度データ
    を、前記感光材料に面露光したときに得られる階調及び
    色調を予測し該階調及び色調と、前記感光材料へデジタ
    ル露光したときに得られる階調及び色調とが一致するよ
    うに変換し、さらに、モニタに表示したときの階調及び
    色調の見えが、前記感光材料へデジタル露光したときに
    得られる階調及び色調と一致するように変換してモニタ
    表示用データを生成するモニタ表示用データ生成手段
    (50)と、 を有する画像処理装置。
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