JPH11136529A - 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および記録媒体

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JPH11136529A
JPH11136529A JP9295562A JP29556297A JPH11136529A JP H11136529 A JPH11136529 A JP H11136529A JP 9295562 A JP9295562 A JP 9295562A JP 29556297 A JP29556297 A JP 29556297A JP H11136529 A JPH11136529 A JP H11136529A
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color
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JP9295562A
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English (en)
Inventor
Naoki Takaoka
直樹 高岡
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体シーンに応じてより高画質な画像を得
ることのできる画像処理装置、画像処理方法および記録
媒体を提供する。 【解決手段】 色領域解析部114により、入力画像デ
ータにおいて使用されている色領域と使用されていない
色領域を解析し、必要に応じて画像中心選択部115に
より、被写体または原稿画像の被写体が人物中心か風景
中心かを選択指示し、色再現パラメータ設定116によ
り、少なくとも入力記録メディアおよび画像入力手段2
32,233の特性、デジタル露光を行う出力記録メデ
ィアの特性、露光量特性を含む出力仕上がり特性、色領
域解析部114の解析結果並びに画像中心選択部115
における選択指示のそれぞれの組み合わせに応じて、出
力画像に影響を及ぼす色再現パラメータを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入力手段によ
って入力記録メディア上の原稿画像を読み取るか、また
は、被写体を撮像して画像データを入力し、該入力画像
データを出力記録メディアへ出力するときの濃度データ
に変換して、該出力記録メディアへデジタル露光して画
像を得る画像処理装置、画像処理方法およびその画像処
理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムと
して記憶したコンピュータにより読み取り可能な記録媒
体に係り、特に、使用色領域や被写体情報に応じて色の
重み付けを変えて色再現パラメータを設定して、被写体
シーンに応じてより高画質な画像を得ることの可能な画
像処理装置、画像処理方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀塩写真技術における露光系で
は、一般にアナログ露光(面露光)によってプリントが
行われている。すなわち、現像済みのネガフィルムを所
定の焼付位置に位置決めして、白色光源(ハロゲンラン
プ等)からの光を照射し、ネガフィルムからの透過画像
を印画紙に結像して露光するものである。このような面
露光系では、ネガフィルムに記録された原稿画像を好ま
しく再現することができる。
【0003】ところで、近年、原稿画像をデジタルデー
タに変換し、所定の画像処理を施し、感光材料へ露光し
て画像を得る、いわゆるデジタルプリンタの技術が進歩
してきており、銀塩写真とほぼ同等の画像を作成するこ
とができるようになっている。
【0004】このようなデジタル露光では、原稿画像を
スキャナ等の画像入力手段で読取り、読み取った各色の
画像濃度信号を、プリントしようとするペーパーの分光
感度特性に合わせて濃度データに変換し、例えば、半導
体レーザビームを走査することによって記録している。
このように、原稿画像をデジタル化することにより、様
々な付随的処理、例えば、サイズ変更や文字入力等を簡
単に行うことが可能となり、写真分野の発展に寄与する
ことが可能である。
【0005】また、画像入力手段によって原稿画像を読
取り、この読み取った画像データを、感光材料へプリン
トするときの濃度データに変換して、該感光材料へデジ
タル露光して画像を得る場合、画像データから感光材料
へプリントするときの濃度データへの変換処理時には、
面露光系で原稿画像を感光材料へ焼付けたときのプリン
ト画像に影響を及ぼす、例えば画像入力手段の特性、原
稿種、感光材料種、露光量特性を含むプリント仕上がり
特性等々のそれぞれの組み合わせで決定される色再現パ
ラメータに基づいて、画像データを補正するようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来の
デジタル露光では、面露光エミュレーションにおける色
再現パラメータは、面露光系で色再現可能な広い範囲で
破綻が起きないように最適化されている。しかしなが
ら、被写体シーンによっては、明らかに主要な色がある
場合や、また使用されていない色が存在する場合などが
ある。例えば、夏の田園風景の撮影においては明らかに
「緑」が主要な色であり、「赤」等の色については使用
されない場合が多い。このような場合についても、従来
は、色再現可能な広い範囲で最適化を行うために、色再
現に関して多少の違和感が残るという事情があった。
【0007】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たものであって、使用色領域や被写体情報に応じて色の
重み付けを変えて色再現パラメータの設定することによ
り、被写体シーンに応じてより高画質に再現し得る画像
処理装置、画像処理方法および記録媒体を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の請求項1記載の発明は、入力記録メディア上
の原稿画像を読み取るか、または、被写体を撮像して画
像データを入力する画像入力手段と、少なくとも前記入
力記録メディアおよび前記画像入力手段の特性、デジタ
ル露光を行う出力記録メディアの特性、並びに露光量特
性を含む出力仕上がり特性のそれぞれの組み合わせに応
じて、面露光系で原稿画像または撮像画像を出力記録メ
ディアへ焼付けたときの出力画像に影響を及ぼす色再現
パラメータを設定する色再現パラメータ設定手段と、前
記画像入力手段により入力した画像データを、前記色再
現パラメータに基づいて、中間画像データに変換する第
1画像処理手段と、前記第1画像処理手段により変換さ
れた中間画像データを、前記色再現パラメータに基づい
て、可視露光量に変換した後、前記出力記録メディアへ
出力するための第2中間画像データに変換する第2画像
処理手段と、前記第2画像処理手段により変換された第
2中間画像データを、前記色再現パラメータに基づい
て、前記出力記録メディアおよび前記出力記録メディア
へ出力するかまたは表示出力する画像出力手段の種別に
依存した出力画像データに変換する第3画像処理手段
と、を有する画像処理装置において、該画像処理装置
が、さらに、前記入力画像データにおいて使用されてい
る色領域と使用されていない色領域を解析する色領域解
析手段を有し、該色領域解析手段の解析結果を前記色再
現パラメータ設定手段へ送り、前記組み合わせの1要素
とすることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の画像処理装置において、前記画像処理装置が、さら
に、前記被写体または前記原稿画像の被写体が人物中心
か風景中心かを選択指示する画像中心選択手段を有し、
該画像中心選択手段の選択指示結果を前記色再現パラメ
ータ設定手段へ送り、前記組み合わせの1要素とするこ
とを特徴とするものである。
【0010】そして、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の画像処理装置において、前記色再現パラ
メータ設定手段は、少なくとも前記色領域解析手段の解
析結果およびまたは前記画像中心選択手段による選択指
示のそれぞれの組み合わせに応じて、色再現パラメータ
を算定するデータの内の色の重み付けを変化させること
を特徴とするものである。
【0011】また、請求項4記載の発明は、画像入力手
段によって入力記録メディア上の原稿画像を読み取る
か、または、被写体を撮像して画像データを入力し、該
入力画像データを出力記録メディアへ出力するときの濃
度データに変換して、該出力記録メディアへデジタル露
光して画像を得る画像処理方法であって、前記入力画像
データから前記出力記録メディアへ出力するときの濃度
データへの変換処理時に、少なくとも前記入力記録メデ
ィアおよび前記画像入力手段の特性、前記出力記録メデ
ィアの特性、並びに露光量特性を含む出力仕上がり特性
のそれぞれの組み合わせに応じて、面露光系で原稿画像
または撮像画像を出力記録メディアへ焼付けたときの出
力画像に影響を及ぼす色再現パラメータを設定する色再
現パラメータ設定ステップと、前記色再現パラメータ設
定ステップで決定された色再現パラメータに基づいて、
前記入力画像データを補正する補正ステップと、を有す
ることを特徴とする前記画像処理方法において、該画像
処理方法が、さらに、前記入力画像データにおいて使用
されている色領域と使用されていない色領域を解析する
色領域解析ステップを有し、該色領域解析ステップの解
析結果を前記色再現パラメータ設定ステップへ送り、前
記組み合わせの1要素とすることを特徴とするものであ
る。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の画像処理方法において、該画像処理方法が、さら
に、前記被写体または前記原稿画像の被写体が人物中心
か風景中心かを選択指示する画像中心選択ステップを有
し、該画像中心選択ステップの選択指示結果を前記色再
現パラメータ設定ステップへ送り、前記組み合わせの1
要素とすることを特徴とするものである。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項4ま
たは5記載の画像処理方法において、前記色再現パラメ
ータ設定ステップは、少なくとも前記色領域解析ステッ
プの解析結果およびまたは前記画像中心選択ステップに
おける選択指示のそれぞれの組み合わせに応じて、色再
現パラメータを算定するデータの内の色の重み付けを変
化させることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項4〜
6のいずれか1項記載の画像処理方法をコンピュータに
実行させるためのプログラムとして記憶した、コンピュ
ータにより読み取り可能な記憶媒体を特徴とするもので
ある。
【0015】ここで、画像入力手段としてデジタルカメ
ラ、スキャナ等が該当し、入力記録メディアとして反射
プリント、ネガフィルム、ポジフィルム等が該当し、画
像出力手段としてモニタ(CRT)、プロジェクタ、
(銀塩方式プリンタ、インクジェットプリンタ、昇華型
プリンタ、熱転写プリンタ等の各)プリンタ、印刷機等
が該当し、出力記録メディアとして銀塩方式プリンタ、
インクジェットプリンタ、昇華型プリンタ、熱転写プリ
ンタ等の各プリンタにおけるペーパー等が該当する。
【0016】本発明の画像処理装置、画像処理方法およ
び記録媒体では、画像入力手段により、入力記録メディ
ア上の原稿画像を読み取るか、または、被写体を撮像し
て画像データを入力すると、色領域解析手段(色領域解
析ステップ)により、入力画像データにおいて使用され
ている色領域と使用されていない色領域を解析し、色再
現パラメータ設定手段(色再現パラメータ設定ステッ
プ)により、少なくとも入力記録メディアおよび画像入
力手段の特性、デジタル露光を行う出力記録メディアの
特性、露光量特性を含む出力仕上がり特性並びに色領域
解析手段(色領域解析ステップ)の解析結果のそれぞれ
の組み合わせに応じて、面露光系で原稿画像または撮像
画像を出力記録メディアへ焼付けたときの出力画像に影
響を及ぼす色再現パラメータを設定する。次に、第1画
像処理手段(補正ステップ)により、画像データを色再
現パラメータに基づき中間画像データに変換し、第2画
像処理手段(補正ステップ)により、中間画像データを
色再現パラメータに基づき可視露光量に変換した後、出
力記録メディアへ出力するための第2中間画像データに
変換し、さらに第3画像処理手段(補正ステップ)によ
り、第2中間画像データを色再現パラメータに基づき出
力記録メディアおよび出力記録メディアへ出力するかま
たは表示出力する画像出力手段の種別に依存した出力画
像データに変換するようにしている。
【0017】また、本発明の画像処理装置、画像処理方
法および記録媒体では、画像中心選択手段(画像中心選
択ステップ)によって、被写体または原稿画像の被写体
が人物中心か風景中心かを選択指示し、色再現パラメー
タ設定手段(色再現パラメータ設定ステップ)におい
て、画像中心選択手段(画像中心選択ステップ)におけ
る選択指示をも考慮して色再現パラメータを設定するよ
うにしてもよく、また特に、色再現パラメータ設定手段
(色再現パラメータ設定ステップ)において、色領域解
析手段の解析結果および画像中心選択手段による選択指
示のそれぞれの組み合わせに応じて、色再現パラメータ
を算定するデータの内、色の重み付けを変化させるのが
望ましい。
【0018】例えば、色再現パラメータを設定するため
のデータとして、マクベスチャート(色見本)をネガフ
ィルムに撮影したときのそれぞれのパッチのフィルム濃
度、プリント濃度、モニタ信号等を予め保持しておき、
被写体シーンの透過原稿およびそれを面露光でプリント
した反射原稿を、それぞれ透過スキャナおよび反射スキ
ャナで読み込み、該被写体シーンの中で使用されている
色領域と使用されていない色領域を色領域解析手段によ
って解析し、必要に応じて、画像中心選択手段によって
被写体シーンが人物中心か風景中心かを選択指示して、
色再現パラメータ設定手段では、使用色領域や被写体情
報に応じてパラメータ作成用データの中の色の重み付け
を変え、その重みに応じて面露光エミュレーションの色
再現パラメータを計算する。
【0019】このようにして設定された色再現パラメー
タは、その被写体シーンで使用されている色領域で最適
化されており、従来の面露光系で色再現可能な広い範囲
で破綻が起きないように設定された色再現パラメータよ
りも、該被写体シーンに関しては色再現が優れており、
被写体シーンに応じたより高画質な再現が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置、画
像処理方法および記録媒体の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施形態に係る画像処理
装置の構成図である。また、図2には、本実施形態の画
像処理装置が適用される写真画像処理システムの構成図
を示す。
【0022】まず図2において、写真画像処理システム
200は、装置の制御、種々の処理および演算、並びに
各種入出力機器の制御を行うパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)212を備えている。また、
パソコン212は、外部操作手段としてのキーボード2
22およびマウス224、画像表示手段としてのモニタ
230、画像入力手段としてのスキャナ232およびデ
ジタルカメラ233、並びに、画像出力手段としての写
真プリンタ234を備えた構成である。
【0023】パソコン212は、演算および各種の制御
を行うCPU214、CPU214の演算および制御プ
ログラムを記憶したROM(図示せず)、作業エリアと
してのRAM216、入出力機器の制御用プログラムや
各種データ(データファイル)等を記憶するハードディ
スクドライブ218および入出力インタフェース220
等を備え、これらは図示しないデータバスおよびコント
ロールバスを介して接続された構成となっている。
【0024】入出力インタフェース220には、キーボ
ード222およびマウス224等の外部操作手段が接続
されている。また、パソコン212はVRAM226を
備えており、該VRAM226に一時記憶されたデータ
に基づいた画像をモニタ230に表示しながら種々の処
理操作が可能となっている。また、入出力インタフェー
ス220には、画像入力手段としてスキャナ232およ
びデジタルカメラ233が接続され、画像出力手段とし
て写真プリンタ234が接続されている。尚、スキャナ
232、デジタルカメラ233および写真プリンタ23
4については複数台を備えた構成としてもよく、また、
入出力インタフェース220に外部ハードディスク装置
等の外部記憶装置を接続した構成としてもよい。
【0025】パソコン212は、スキャナ232または
デジタルカメラ233から画像データの読み込みを行う
と共に、写真プリンタ234へ画像データを出力する。
尚、入出力インタフェース220としては、SCSI
(Small Computer System Interface)またはSCSI
−2が用いられ、スキャナ232、デジタルカメラ23
3および写真プリンタ234をシリアルまたはパラレル
に接続している。
【0026】スキャナ232は、写真プリント等を反射
型原稿として、該原稿画像に照射した光の反射光を受光
して画像データとして出力する。また、スキャナ232
は、ネガフィルムやポジフィルム等を透過型原稿とし
て、該原稿画像に照射した光の透過光(または透過して
反射する光)を受光して画像データとして出力する。ま
た、デジタルカメラ233は、被写体を撮像して画像デ
ータとして出力する。
【0027】また、写真プリンタ234としては、種々
のサイズのカラー印画紙等の感光材料(以下、ペーパー
という)を、パソコン212から出力された画像データ
に応じてデジタル露光してプリントを作成する。尚、写
真プリンタ234には、パソコン212から出力される
画像データを一時記憶するメモリを備えており、該メモ
リに一時記憶したデータに基づいてプリントを作成す
る。このような写真プリント234として、例えば、富
士写真フイルム(株)製の「Pictrography 3000(商品
名)」を用いることができる。
【0028】次に、図1では、本実施形態の画像処理装
置において、主としてパソコン212によって実現され
る機能ブロックの構成を示している。
【0029】図1において、本実施形態の画像処理装置
は、特徴的な機能ブロックの構成として、入力記録メデ
ィア上の原稿画像を読み取って入力する画像入力手段と
してのスキャナ232と、被写体を撮像して入力する画
像入力手段としてのデジタルカメラ233と、入力画像
データにおいて使用されている色領域と使用されていな
い色領域を解析する色領域解析114と、被写体または
原稿画像の被写体が人物中心か風景中心かを選択指示す
る画像中心選択部115と、少なくとも入力記録メディ
アおよび画像入力手段(スキャナ232またはデジタル
カメラ233)の特性、出力記録メディアの特性、露光
量特性を含む出力仕上がり特性、色領域解析部114の
解析結果並びに画像中心選択部115における選択指示
のそれぞれの組み合わせに応じて、面露光系で原稿画像
または撮像画像を出力記録メディアへ焼付けたときの出
力画像に影響を及ぼす色再現パラメータを設定する色再
現パラメータ設定部116とを備えた構成である。
【0030】また、主な機能ブロックの構成として、画
像入力手段(スキャナ232またはデジタルカメラ23
3)により入力した画像データを面順次画像フォーマッ
トに変換する画像データ変換部100と、画像データ変
換部100により変換された画像データを、色再現パラ
メータに基づいて中間画像データeに変換する第1画像
処理部104と、第1画像処理部104により変換され
た中間画像データeを、色再現パラメータに基づいて可
視露光量に変換した後、出力記録メディアへ出力するた
めの第2中間画像データfに変換する第2画像処理部1
08と、第2画像処理部108により変換された第2中
間画像データfを、色再現パラメータに基づいて出力記
録メディアおよび出力記録メディアへ出力する画像出力
手段としてのプリンタ234かまたは表示出力する画像
出力手段としてのモニタ230の種別に依存した出力画
像データgに変換する第3画像処理手段110とを備え
た構成である。
【0031】まず、スキャナ232によって読み込まれ
た、或いは、デジタルカメラ233によって撮像された
入力画像データは、画像データ変換部100に入力され
る。この画像データ変換部100は、スキャナ232ま
たはデジタルカメラ233の機種毎に予め設定されてい
る第0ルックアップテーブル(以下、LUTと略記す
る)120を参照しており、スキャナ232またはデジ
タルカメラ233の機種に応じて選択した第0LUT1
20から変換データを読み込み、該変換データに基づい
て入力画像データの変換を行う。例えば、スキャナ23
2がR,G,Bの各色成分を一走査ライン毎に出力する
機種であれば、1画像分の画像データを読み込むと、R
画像フレーム,G画像フレームおよびB画像フレームの
面順次の画像データに変換し、何れの機種のスキャナ2
32であっても、画像データを面順次に出力する。ま
た、デジタルカメラ233についても同様である。
【0032】画像データ変換部100によって変換され
て出力される画像データは、スキャナ232またはデジ
タルカメラ233からの入力画像として変換データメモ
リ102上に保存される。この変換データメモリ102
上に保存された画像データに対応した画像は、モニタ2
30上に表示可能となっている。
【0033】次に、第1画像処理部104では、スキャ
ナ232またはデジタルカメラ233の分光特性とリニ
アリティーを補正し、スキャナ232またはデジタルカ
メラ233からの入力画像データをStatus M(透過原
稿)またはStatus A(反射原稿)濃度値に変換する。こ
れにより、以降の(中間画像データeを扱う)画像処理
では画像入力手段の種別に依存しない処理が可能とな
る。
【0034】第1画像処理部104は、画像データ変換
部100から出力される画像データまたは変換データメ
モリ102上に保存されている画像データを取り込む。
第1画像処理部104に対しては、画像データ補正用の
色再現パラメータとして、予め、第1LUT121、第
1係数マトリクス131および第2LUT122が設定
されている。これら第1LUT121、第1係数マトリ
クス131および第2LUT122の内容は、画像入力
手段(スキャナ232またはデジタルカメラ233)の
種別と原稿種の組み合わせで変更され、特に、第1係数
マトリクス131を算出するときの色の重み付けは、色
領域解析部114の解析結果および画像中心選択部11
5における選択指示に応じて色再現パラメータ設定部1
16により変更される。
【0035】第1LUT121は、スキャナ232また
はデジタルカメラ233によって入力された入力画像デ
ータを輝度リニアな信号に変換するテーブルであり、濃
度の異なる複数のフィルタ(NDフィルタ)をスキャナ
232またはデジタルカメラ233によって入力した値
と、フィルタ透過濃度を輝度に変換した値とを比較し、
スキャナ232またはデジタルカメラ233によって入
力した値をフィルタ透過濃度値と一致させる。尚、第1
LUT121は、予め、スキャナ232またはデジタル
カメラ233の機種毎に、また原稿種(透過原稿か反射
原稿かにより、並びに、透過原稿であるときにはネガ型
かポジ型かにより)に応じて設定されている。
【0036】また、第1係数マトリクス131は、スキ
ャナ232またはデジタルカメラ233の分光感度分布
を補正し、透過原稿(Status M)または反射原稿(Stat
us A)での読取値に変換するための演算に使用される。
第1係数マトリクス131は、スキャナ232またはデ
ジタルカメラ233の分光感度分布およびフィルム(ネ
ガ型またはポジ型)の分光分布が判っている場合には、
例えば、原稿であるフィルムの画像をスキャナ232に
よって読み取った輝度値とStatus MまたはStatus Aで読
み取ったときの輝度値を計算で求める。
【0037】また、スキャナ232またはデジタルカメ
ラ233の分光感度分布或いはフィルムの分光分布が判
らない場合には、例えば、適性条件で撮影したフィルム
原稿または適性露光により作成したチャート原稿をスキ
ャナ232または濃度計等の測定器によって読み取った
輝度値に変換し、スキャナ232によって入力したとき
のR,G,Bの輝度値またはY,M,Cの輝度値がStat
us MまたはStatus Aで入力したときのR,G,Bの輝度
値またはY,M,Cの輝度値に変換されるように最小自
乗法等によって求められる。尚、適性露光によって作成
するチャート原稿としては、例えば、ネガフィルムに記
録したチャート原稿画像を従来の写真プリントを作成す
るために用いられる面露光系によって、チャート原稿画
像の透過光によってカラー印画紙をアナログ露光して作
成した写真プリントを用いる。
【0038】また、色再現パラメータを設定するための
データとして、マクベスチャート(色見本)をネガフィ
ルムに撮影したときのそれぞれのパッチのフィルム濃
度、プリント濃度、モニタ信号等を予め保持しておき、
被写体シーンの透過原稿およびそれを面露光でプリント
した反射原稿を、それぞれ透過スキャナおよび反射スキ
ャナで読み込み、該被写体シーンの中で使用されている
色領域と使用されていない色領域を色領域解析部114
によって解析し、必要に応じて、画像中心選択部115
によって被写体シーンが人物中心か風景中心かを選択指
示して、色再現パラメータ設定部116では、使用色領
域や被写体情報に応じて第1係数マトリクス131を算
出するときの色の重み付けを変える。
【0039】図3(a)には、マクベスチャート(色見
本)の構成の一部分を示す。このようなマクベスチャー
トに対し、従来の面露光系で色再現可能な広い範囲で破
綻が起きないように設定される色再現パラメータ(第1
係数マトリクス131)を算出する際には、図3(b)
に示すように、全ての色に対して等しく「1.0」の重
みを持つ色の重み付けが使用されていた。これに対し
て、本実施形態では、例えば、被写体シーンが森の中
で、緑が画面の殆どを占めているようなシーンである場
合には、図3(c)に示すように、緑系統の色について
より大きい値(2.0)の重みを持つ色の重み付けが使
用され、また、被写体シーンが海水浴で、海と空が画面
の殆どを占めているようなシーンである場合には、図3
(d)に示すように、青系統の色についてより大きい値
(2.0)の重みを持つ色の重み付けが使用されること
となる。
【0040】さらに、第2LUT122は、輝度信号を
濃度値に変換するテーブルである。尚、変換された値
は、原稿が反射プリントの場合はプリント濃度値であ
り、原稿が透過フィルムの場合は透過濃度値である。
【0041】このように、第1画像処理部104では、
第1LUT121、第2LUT122および第1係数マ
トリクス131に予め保持されているデータを、画像デ
ータの補正用の色再現パラメータとして読み込んで、読
み込んだ色再現パラメータに基づいて画像データを補正
し、透過原稿および反射原稿の画像データを同一レベル
の濃度信号の中間画像データeに変換している。第1画
像処理部104から出力された中間画像データ(濃度デ
ータ)eは、モニタ230上に中間画像を表示する画像
データとして中間画像データメモリ106上に保存され
る。
【0042】次に、第2画像処理部108では、画像の
色調および階調を調整すると同時に、原稿濃度値をプリ
ント濃度値に変換する。第2画像処理部108は、第1
画像処理部104から出力された中間画像データまたは
中間画像データメモリ106上に記録されている中間画
像データ(何れも濃度データ)eを読み込む。
【0043】第2画像処理部108に対しては、画像デ
ータ補正用の色再現パラメータとして、予め第3LUT
123、第2係数マトリクス132および第4LUT1
24が設定されている。これら第3LUT123、第2
係数マトリクス132および第4LUT124の内容
は、原稿種(フィルム種)とプリントペーパー種の組み
合わせ、および、色調整機能で設定された値によって変
更され、特に、第2係数マトリクス132を算出すると
きの色の重み付けは、色領域解析部114の解析結果お
よび画像中心選択部115における選択指示に応じて色
再現パラメータ設定部116により変更される。
【0044】第3LUT123は、第1画像処理部10
4から入力される中間画像データであるR,G,Bまた
はC,M,Yの原稿濃度値をCMYおよびD(濃度)の
各フィルタによってシフトするテーブルであり、予め原
稿種に応じて設定されて記憶されている。
【0045】第2係数マトリクス132は、R,G,B
またはC,M,Yの原稿濃度値をペーパーへの露光量に
変換するために3×3のマトリクス演算を行う時に用い
る係数であり、第2係数マトリクス132は、原稿、例
えばフィルムの分光分布と写真プリンタ234で画像露
光するペーパーの分光分布から演算によって求められ、
原稿種および感材種の組み合わせに応じて予め記憶され
るものである。尚、第2係数マトリクス132を算出す
るときの色の重み付けの色再現パラメータ設定部116
による変更は、第1係数マトリクス131と同様であ
る。
【0046】第4LUT124は、ペーパーの露光量か
らペーパー上へのプリント濃度に変換するテーブルであ
り、ペーパーのセンシメトリーデータをテーブル化して
設定されるものである。
【0047】尚、第2係数マトリクス132および第4
LUT124を算出するデータがないときには、適性露
光により撮影してチャート画像を記録したフィルム原稿
を濃度計等の測定器によって読み取ったR,G,Bまた
はC,M,Yの濃度値と、該フィルム原稿を標準条件で
面露光によって焼付けた写真プリントから測定したC,
M,Yの各色のプリント濃度値を用い、R,G,Bまた
はC,M,Yの濃度値が、カラーペーパー上のC,M,
Yのプリント濃度値に変換されるように演算して設定す
ることができる。
【0048】このように、第2画像処理部108では、
原稿種と感材種に応じて選択された第3LUT123、
第2係数マトリクス132および第4LUT124の色
再現パラメータを用いて、第1画像処理部104から出
力された中間画像データeを、原稿とペーパーのそれぞ
れの特性に合わせて補正することにより、感材種によら
ずプリント濃度を一定にできる第2中間画像データ(プ
リント濃度データ)fとして出力する。第2画像処理1
08から出力された第2中間画像データ(プリント濃度
データ)fは、第3画像処理部110に供給される。
【0049】原稿が透過フィルムの場合、フィルムの特
性値とプリントペーパーの特性値から、原稿がペーパー
に焼付けられたときのプリント濃度を算出する。プリン
ト濃度算出の際には、色調整機能としてのカラーフィル
タ量の設定値を加味して、原稿濃度をシフトさせる。こ
のカラーフィルタ量は、オートセットアップ演算によ
り、原稿が適切に焼付けられるように設定される。ま
た、オペレータがカラーフィルタ量を直接操作すること
も可能である。
【0050】画像処理モードが「面露光エミュレーショ
ンモード」に選択されている場合には、プリント階調は
フィルムの特性値とプリントペーパーの特性値から決ま
る固定階調となるが、「デジタルイメージモード」が選
択されている場合には、オートセットアップ演算によ
り、原稿シーンが最適に仕上がるように、プリント階調
が計算される。尚、「面露光エミュレーションモード」
および「デジタルイメージモード」の何れの場合におい
ても、トーンカーブを操作することにより、オペレータ
はそれぞれのモードで設定されたプリント階調に対して
調整を行うことが可能である。
【0051】さらに、プリントされたときのハイライト
/シャドウに対応する原稿上の濃度レンジにおいても、
「面露光エミュレーションモード」の場合は、フィルム
の特性値とプリントペーパーの特性値から決まる固定レ
ンジとなるが、「デジタルイメージモード」が選択され
ている場合には、オートセットアップ演算により、原稿
シーンが最適に仕上がるように、レンジを計算する。
尚、「面露光エミュレーションモード」および「デジタ
ルイメージモード」の何れの場合においても、レンジ調
整機能により、オペレータはそれぞれのモードで設定さ
れたレンジに対して調整を行うことが可能である。
【0052】以上、透過原稿について説明したが、原稿
が反射プリントの場合には、第2画像処理部108の入
力信号は既にプリント濃度になっているため、色調整機
能による色調・階調の調整のみが行われることとなる。
また、デジタルカメラ233についても同様である。
【0053】次に、第3画像処理部110では、プリン
ト濃度値からプリント上の色を算出し、モニタ230上
で好ましく見えるような信号値に対応させる。第3画像
処理部110は、第2中間画像データ(プリント濃度デ
ータ)fとして入力される画像データをモニタ230に
適切に表示するためのRGBモニタ信号(RGBモニタ
データg)に変換する。ここで、変換されるRGBモニ
タデータgは、写真プリンタ234で第2中間画像デー
タ(プリント濃度データ)fに基づいてペーパーを露光
してプリントを作成したときに得られるプリントの階調
および色調がモニタ230に表示されたときの階調およ
び色調の見え(apperance)と一致するように変換され
る。
【0054】第3画像処理部110に対しては、画像デ
ータ補正用の色再現パラメータとして、予め第5LUT
125、第3係数マトリクス133および第6LUT1
26が設定されている。これら第5LUT125、第3
係数マトリクス133および第6LUT126の内容
は、プリントペーパー種によって変更され、特に、第3
係数マトリクス133を算出するときの色の重み付け
は、色領域解析部114の解析結果および画像中心選択
部115における選択指示に応じて色再現パラメータ設
定部116により変更される。
【0055】ここで必要となるのは、ペーパー上にプリ
ントした画像のC,M,Yの各色のプリント濃度と測定
値(X,Y,ZおよびLAB等)を対比するときに、ペ
ーパーの色材およびベースの分光分布、色関数(x,
y,z)から演算するか、或いは、チャート原稿の画像
をモニタ230に表示したときの輝度とチャート原稿の
画像を標準条件で焼付けた画像とを実測することによ
り、画像データに応じてカラーペーパーに焼付けた画像
とモニタ230に表示したときの画像を対応させること
ができる。
【0056】また、画像データに応じた画像をモニタ2
30上に表示するときには、カラーペーパー上の測色値
とモニタ230上の測色値を対応させる必要がある。画
像データに応じた画像をモニタ230上に表示させると
きには、色再現域、すなわち、色の圧縮、伸長によって
所望の色をモニタ230上に再現できないときがある。
これを防止するために、カラーペーパー上の測色値とモ
ニタ230上の測色値を対応させる必要があるのであ
る。
【0057】このため、カラーペーパー上で再現される
色とモニタ230上で再現させる色の相関関係を計算に
よって求めるためには、色順応予測色を用いてカラーペ
ーパー上の測色値をモニタ230上の測色値に対応さ
せ、モニタ230上で再現できない色については、色差
が最小となるモニタ230の色再現域内の色に対応させ
る。また、実測によって求めるときには、チャート原稿
を標準条件で面露光(アナログ露光)によって焼付けた
写真プリントを用い、このチャート原稿プリントとモニ
タ230上に表示した画像を比較しながら、両者が同じ
色に見えるようにモニタ230上の色を決定しておく。
【0058】また、モニタ230上の画像の測色値をR
GBモニタ信号に対応させる必要がある。これは、γ
値、色温度および蛍光体色度等のモニタ230の特性か
ら計算によって求めることができる。
【0059】上記3点を考慮して、第5LUT125、
第3係数マトリクス133および第6LUT126を予
め設定しておけば、第2中間画像データ(プリント濃度
データ)fに基づいた画像のペーパー上でのC,M,Y
のプリント濃度に対応したRGBモニタデータgに変換
することができる。
【0060】第5LUT125および第6LUT126
は、濃度から輝度への変換および輝度からRGBモニタ
信号への変換を行うようにそれぞれ作成したテーブルで
あり、また第3係数マトリクス133は、ペーパー上の
C,M,Yのプリント輝度値をモニタ230上のR,
G,Bの輝度値に変換するように設定されている。
【0061】第2中間画像データ(プリント濃度デー
タ)fは、第3画像処理部110でRGBモニタデータ
gに変換されて、表示メモリ112上に表示画像として
保存される。この表示メモリ112上に保持された画像
データ(RGBモニタデータ)に基づいたモニタ230
上の表示画像は、第2中間画像データ(プリント濃度デ
ータ)fに応じてペーパーにプリントした画像と、色
調、階調等について同じ画像となる。これにより、スキ
ャナ232またはデジタルカメラ233で入力した画像
から、写真プリンタ234によって作成するプリントの
画像を、モニタ230上で的確に予測できることとな
る。
【0062】第3画像処理部110の出力または表示メ
モリ112上のRGBモニタデータgは、プリントデー
タ変換部118を介して写真プリンタ234に供給され
る。尚、プリントデータ変換部118は、写真プリンタ
234内に設けた構成としてもよい。
【0063】プリントデータ変換部118では、前述の
第3画像処理部110における補正と逆の処理を行って
いる。すなわち、第3画像処理部110では、第2中間
画像データ(プリント濃度データ)fをRGBモニタデ
ータgに変換して出力するのに対し、プリントデータ変
換部118では、RGBモニタデータgを画像データと
して扱い、第5LUT125、第3係数マトリクス13
3および第6LUT126を用いた変換と逆の変換を行
って、第2中間画像データ(プリント濃度データ)fを
出力する。
【0064】次に、以上説明した各構成要素に基づい
て、写真画像処理システムにおける処理動作について詳
しく説明する。
【0065】まず、スキャナ232またはデジタルカメ
ラ233から入力した画像データをRGBモニタデータ
gとして出力する処理は、パソコン212に備えられて
いる画像入力プログラム(以下、入力モジュールとい
う)によって実行される。
【0066】入力モジュールでは、ファーストスキャ
ン、プレスキャンおよびファインスキャンの3つのモー
ドが設定される。ファーストスキャンは低解像度でR,
G,B何れか1色の画像データのみを読み込むモードで
あり、プレスキャンは低解像度でカラー画像を読み込む
モードであり、また、ファインスキャンはスキャナ23
2等の能力範囲内の高解像度のカラー画像を読み込むモ
ードである。
【0067】入力モジュールでは、まず、画像入力手段
の種別および(反射原稿か透過原稿かの)原稿種の設定
を行った後、ファーストスキャンを実行する。このファ
ーストスキャンによって、変換データメモリ102内に
単色、例えばRのみの画像データが保存される。
【0068】次に、変換データメモリ102上に保存さ
れている画像データに応じた読取画像をモニタ230上
に表示し、原稿種の詳細な設定および原稿から読み込む
画像の読み込み領域等を設定する。この設定操作によっ
て、第1LUT121、第1係数マトリクス131およ
び第2LUT122における色再現パラメータが選択設
定される。尚、ここで、第1係数マトリクス131を算
出するときの色の重み付けについては、色領域解析部1
14の解析結果および画像中心選択部115における選
択指示に応じて色再現パラメータ設定部116により変
更される。
【0069】次に、プレスキャンを実行すると、低解像
度のカラー画像が読み込まれ、ファーストスキャンで選
択された第1LUT121、第1係数マトリクス131
および第2LUT122の色再現パラメータに基づい
て、第1画像処理部104により画像データの補正が行
われ、その結果として得られる中間画像データ(濃度デ
ータ)eが中間画像データメモリ106上に保存され
る。
【0070】次に、中間画像データメモリ106上に保
存されている中間画像データ(濃度データ)eに基づく
画像をモニタ230上に表示し、写真プリンタ234で
露光する感材種等の設定を行う。この設定操作によっ
て、原稿種、感材種およびモニタ230に応じた第3L
UT123、第2係数マトリクス132および第4LU
T124、並びに、第5LUT125、第3係数マトリ
クス133および第6LUT126の色再現パラメータ
が選択設定される。尚、ここで、第2係数マトリクス1
32および第3係数マトリクス133を算出するときの
色の重み付けについては、色領域解析部114の解析結
果および画像中心選択部115における選択指示に応じ
て色再現パラメータ設定部116により変更される。
【0071】次に、中間画像データメモリ106上に保
存されている中間画像データ(濃度データ)eを第2画
像処理部108に読み込んで、上記設定された第3LU
T123、第2係数マトリクス132および第4LUT
124の色再現パラメータに基づいて第2中間画像デー
タ(プリント濃度データ)fに変換し、さらに、該プリ
ント濃度データfを第3画像処理部110に読み込ん
で、上記設定された第5LUT125、第3係数マトリ
クス133および第6LUT126の色再現パラメータ
に基づいてRGBモニタデータgに変換する。尚、写真
プリント等の反射原稿から読み込んだ画像データは、第
2中間画像データ(プリント濃度データ)fとなってい
るため、色調整のみが行われる。
【0072】また、プレスキャンによって、スキャナ2
32等から読み込まれた画像データは、読取画像デー
タ、中間画像データおよび表示画像データ等のテンポラ
リー画像データとして、変換データメモリ102、中間
画像データメモリ106および表示メモリ112上にそ
れぞれ保存される。
【0073】つまり、画像データ変換部100から出力
された画像データは、第1画像処理部104に入力され
る。この第1画像処理部104では、Status MまたはSt
atusA濃度値に変換した中間画像データ(濃度データ)
eを出力する。これにより、以降の画像処理では、画像
入力手段の種別に依存しない画像データを用いた処理を
可能にしている。この中間画像データ(濃度データ)e
は、中間画像データメモリ106上に保存されると共
に、中間画像としてモニタ230上に表示される。
【0074】中間画像データ(濃度データ)eは、第2
画像処理部108に読み込まれ、予め設定されている第
3LUT123、第2係数マトリクス132および第4
LUT124の色再現パラメータに基づき、原稿特性お
よびこの画像データに応じペーパーを露光するときのペ
ーパーの特性を考慮して、ペーパー上に適切な階調およ
び色調となるように補正され、プリント濃度に応じた第
2中間画像データ(プリント濃度データ)fとして、第
3画像処理部110に出力される。
【0075】これにより、第3画像処理部108では、
原稿の画像を面露光系でプリントしたのと同等の画質で
プリントできるように第2中間画像データ(プリント濃
度データ)fを獲得することが可能である。すなわち、
ネガフィルムに記録されている画像を露光によってプリ
ントしたときに獲得すべきグレード(軟調、中間調、硬
調、最硬調、超硬調)、感光度、コントラスト、カブ
リ、感色性、画質特性(粒状性、解像力、鮮鋭度、MT
F)等の違いを、デジタル露光によって再現できる。
【0076】また、第3画像処理部110では、予め設
定されている第5LUT125、第3係数マトリクス1
33および第6LUT126の色再現パラメータに基づ
き、ぺーパーの分光特性およびモニタ230の色再現特
性を考慮して、第2中間画像データ(プリント濃度デー
タ)fに応じた画像を、モニタ230に表示するための
画像データ、すなわちRGBモニタデータgに変換す
る。第3画像処理部110から出力されたRGBモニタ
データgは、表示メモリ112上に保存され、モニタ2
30上には表示画像として表示される。
【0077】このように入力モジュールでは、スキャナ
232等から読み込んだ原稿画像に応じた中間画像デー
タ(濃度データ)eを作成し、さらに、自動的に該濃度
データeをRGBモニタデータgに変換するオートセッ
トアップを行う。
【0078】また、パソコン212には出力処理プログ
ラム(以下、出力モジュールという)がある。これは、
画像データ(RGBモニタデータg)に応じた画像をモ
ニタ230上に表示しながら、キーボード222および
マウス224を操作して、写真プリンタ234からプリ
ント出力するときのプリントサイズ、プリント枚数と共
に、倍率等のプリント条件をユーザが設定すると、プリ
ント時の画像の自動レイアウトを行うものである。
【0079】以上説明したように、本実施形態では、画
像入力手段232,233により、入力記録メディア上
の原稿画像を読み取るか、または、被写体を撮像して画
像データを入力すると、色領域解析部114により、入
力画像データにおいて使用されている色領域と使用され
ていない色領域を解析し、また必要に応じて画像中心選
択部115によって、被写体または原稿画像の被写体が
人物中心か風景中心かを選択指示し、色再現パラメータ
設定116により、少なくとも入力記録メディアおよび
画像入力手段232,233の特性、デジタル露光を行
う出力記録メディアの特性、露光量特性を含む出力仕上
がり特性、色領域解析部114の解析結果並びに画像中
心選択部115における選択指示のそれぞれの組み合わ
せに応じて、面露光系で原稿画像または撮像画像を出力
記録メディアへ焼付けたときの出力画像に影響を及ぼす
色再現パラメータを設定しておき、次に、第1画像処理
部104により、画像データを色再現パラメータに基づ
き中間画像データeに変換し、第2画像処理部108に
より、中間画像データeを色再現パラメータに基づき可
視露光量に変換した後、出力記録メディアへ出力するた
めの第2中間画像データfに変換し、さらに第3画像処
理部110により、第2中間画像データfを色再現パラ
メータに基づき出力記録メディアおよび出力記録メディ
アへ出力するかまたは表示出力する画像出力手段の種別
に依存した出力画像データgに変換するようにしてい
る。また特に、色再現パラメータ設定部116において
は、色領域解析部114の解析結果および画像中心選択
部115による選択指示のそれぞれの組み合わせに応じ
て、色再現パラメータを算定するデータの内、色の重み
付けを変化させる。
【0080】つまり、色再現パラメータを設定するため
のデータとして、マクベスチャート(色見本)をネガフ
ィルムに撮影したときのそれぞれのパッチのフィルム濃
度、プリント濃度、モニタ信号等を予め保持しておき、
被写体シーンの透過原稿およびそれを面露光でプリント
した反射原稿を、それぞれ透過スキャナおよび反射スキ
ャナで読み込み、該被写体シーンの中で使用されている
色領域と使用されていない色領域を色領域解析部114
によって解析し、必要に応じて、画像中心選択部115
によって被写体シーンが人物中心か風景中心かを選択指
示して、色再現パラメータ設定部116では、使用色領
域や被写体情報に応じてパラメータ作成用データの中の
色の重み付けを変え、その重みに応じて面露光エミュレ
ーションの色再現パラメータを設定するので、設定され
た色再現パラメータは、その被写体シーンで使用されて
いる色領域で最適化されており、従来の面露光系で色再
現可能な広い範囲で破綻が起きないように設定された色
再現パラメータよりも、該被写体シーンに関しては色再
現が優れており、被写体シーンに応じたより高画質な再
現が可能となる。
【0081】また、以上のような画像処理方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムをコンピュータに
より読み取り可能な記録媒体上に記録しておくことによ
り、この記録媒体が可搬できるため、任意のパソコンに
この記録媒体の内容をロードすることでかかる処理を簡
単に行わせることができるようになり、いっそう便利と
なる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置、画像処理方法および記録媒体によれば、画像入力
手段により、入力記録メディア上の原稿画像を読み取る
か、または、被写体を撮像して画像データを入力する
と、色領域解析手段(色領域解析ステップ)により、入
力画像データにおいて使用されている色領域と使用され
ていない色領域を解析し、また必要に応じて画像中心選
択手段によって、被写体または原稿画像の被写体が人物
中心か風景中心かを選択指示し、色再現パラメータ設定
手段(色再現パラメータ設定ステップ)により、少なく
とも入力記録メディアおよび画像入力手段の特性、デジ
タル露光を行う出力記録メディアの特性、露光量特性を
含む出力仕上がり特性色領域解析手段(色領域解析ステ
ップ)の解析結果並びに画像中心選択手段(画像中心選
択ステップ)における選択指示のそれぞれの組み合わせ
に応じて、面露光系で原稿画像または撮像画像を出力記
録メディアへ焼付けたときの出力画像に影響を及ぼす色
再現パラメータを設定し、第1画像処理手段(補正ステ
ップ)により、画像データを色再現パラメータに基づき
中間画像データに変換し、第2画像処理手段(補正ステ
ップ)により、中間画像データを色再現パラメータに基
づき可視露光量に変換した後、出力記録メディアへ出力
するための第2中間画像データに変換し、さらに第3画
像処理手段(補正ステップ)により、第2中間画像デー
タを色再現パラメータに基づき出力記録メディアおよび
出力記録メディアへ出力するかまたは表示出力する画像
出力手段の種別に依存した出力画像データに変換するこ
ととしたので、使用色領域や被写体情報に応じて色の重
み付けを変えた色再現パラメータの設定が可能となり、
被写体シーンに応じてより高画質に再現し得る画像処理
装置、画像処理方法および記録媒体を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成
図である。
【図2】実施形態の画像処理装置が適用される写真画像
処理システムの構成図である。
【図3】図3(a)はマクベスチャート(色見本)の構
成の一部分を例示する説明図、図3(b)は従来の色再
現パラメータ作成用の色の重み付けを例示する説明図、
図3(c)は実施形態の色再現パラメータ作成用の色の
重み付けを例示する説明図(被写体シーンが森の中の場
合)、図3(d)は実施形態の色再現パラメータ作成用
の色の重み付けを例示する説明図(被写体シーンが海水
浴の場合)である。
【符号の説明】
100 画像データ変換部 102 変換データメモリ 104 第1画像処理部 106 中間画像データメモリ 108 第2画像処理部 110 第3画像処理部 112 表示メモリ 114 色領域解析部 115 画像中心選択部 116 色再現パラメータ設定部 118 プリントデータ変換部 120〜126 LUT(ルックアップテーブル) 131〜133 係数マトリクス e 中間画像データ f 第2中間画像データ g 出力画像データ 200 画像処理装置 212 パソコン(パーソナルコンピュータ) 214 CPU 216 RAM 218 HDD(ハードディスクドライブ) 220 入出力インタフェース 222 キーボード 224 マウス 230 モニタ(画像表示手段) 232 スキャナ(画像入力手段) 233 デジタルカメラ(画像入力手段) 234 写真プリンタ(画像出力手段) 226 VRAM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力記録メディア上の原稿画像を読み取
    るか、または、被写体を撮像して画像データを入力する
    画像入力手段と、 少なくとも前記入力記録メディアおよび前記画像入力手
    段の特性、デジタル露光を行う出力記録メディアの特
    性、並びに露光量特性を含む出力仕上がり特性のそれぞ
    れの組み合わせに応じて、面露光系で原稿画像または撮
    像画像を出力記録メディアへ焼付けたときの出力画像に
    影響を及ぼす色再現パラメータを設定する色再現パラメ
    ータ設定手段と、 前記画像入力手段により入力した画像データを、前記色
    再現パラメータに基づいて、中間画像データに変換する
    第1画像処理手段と、 前記第1画像処理手段により変換された中間画像データ
    を、前記色再現パラメータに基づいて、可視露光量に変
    換した後、前記出力記録メディアへ出力するための第2
    中間画像データに変換する第2画像処理手段と、 前記第2画像処理手段により変換された第2中間画像デ
    ータを、前記色再現パラメータに基づいて、前記出力記
    録メディアおよび前記出力記録メディアへ出力するかま
    たは表示出力する画像出力手段の種別に依存した出力画
    像データに変換する第3画像処理手段と、を有する画像
    処理装置において、 該画像処理装置が、さらに、前記入力画像データにおい
    て使用されている色領域と使用されていない色領域を解
    析する色領域解析手段を有し、 該色領域解析手段の解析結果を前記色再現パラメータ設
    定手段へ送り、前記組み合わせの1要素とすることを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記画像処理装置が、さらに、前記被写体または前記原
    稿画像の被写体が人物中心か風景中心かを選択指示する
    画像中心選択手段を有し、 該画像中心選択手段の選択指示結果を前記色再現パラメ
    ータ設定手段へ送り、前記組み合わせの1要素とするこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像処理装置に
    おいて、 前記色再現パラメータ設定手段は、少なくとも前記色領
    域解析手段の解析結果およびまたは前記画像中心選択手
    段による選択指示のそれぞれの組み合わせに応じて、色
    再現パラメータを算定するデータの内の色の重み付けを
    変化させることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像入力手段によって入力記録メディア
    上の原稿画像を読み取るか、または、被写体を撮像して
    画像データを入力し、該入力画像データを出力記録メデ
    ィアへ出力するときの濃度データに変換して、該出力記
    録メディアへデジタル露光して画像を得る画像処理方法
    であって、 前記入力画像データから前記出力記録メディアへ出力す
    るときの濃度データへの変換処理時に、 少なくとも前記入力記録メディアおよび前記画像入力手
    段の特性、前記出力記録メディアの特性、並びに露光量
    特性を含む出力仕上がり特性のそれぞれの組み合わせに
    応じて、面露光系で原稿画像または撮像画像を出力記録
    メディアへ焼付けたときの出力画像に影響を及ぼす色再
    現パラメータを設定する色再現パラメータ設定ステップ
    と、 前記色再現パラメータ設定ステップで決定された色再現
    パラメータに基づいて、前記入力画像データを補正する
    補正ステップと、を有することを特徴とする前記画像処
    理方法において、 該画像処理方法が、さらに、前記入力画像データにおい
    て使用されている色領域と使用されていない色領域を解
    析する色領域解析ステップを有し、該色領域解析ステッ
    プの解析結果を前記色再現パラメータ設定ステップへ送
    り、前記組み合わせの1要素とすることを特徴とする画
    像処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像処理方法において、 該画像処理方法が、さらに、前記被写体または前記原稿
    画像の被写体が人物中心か風景中心かを選択指示する画
    像中心選択ステップを有し、該画像中心選択ステップの
    選択指示結果を前記色再現パラメータ設定ステップへ送
    り、前記組み合わせの1要素とすることを特徴とする画
    像処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の画像処理方法に
    おいて、 前記色再現パラメータ設定ステップは、少なくとも前記
    色領域解析ステップの解析結果およびまたは前記画像中
    心選択ステップにおける選択指示のそれぞれの組み合わ
    せに応じて、色再現パラメータを算定するデータの内の
    色の重み付けを変化させることを特徴とする画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1項記載の画像
    処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
    として記憶した、コンピュータにより読み取り可能な記
    憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283627A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Minolta Co Ltd プリンティングシステム
JP2007081747A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

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