JPH09147549A - プログラマブル論理回路付メモリ装置 - Google Patents

プログラマブル論理回路付メモリ装置

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JPH09147549A
JPH09147549A JP7303054A JP30305495A JPH09147549A JP H09147549 A JPH09147549 A JP H09147549A JP 7303054 A JP7303054 A JP 7303054A JP 30305495 A JP30305495 A JP 30305495A JP H09147549 A JPH09147549 A JP H09147549A
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JP
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data
address
programmable logic
logic circuit
input terminal
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JP7303054A
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Takeshi Oki
健 大木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の機能が固定であるため柔軟性がなく、
汎用メモリ装置より出荷個数が少ないため高価になると
いう課題を有していたメモリ装置において、ユーザー固
有の専用回路を自由にプログラムできるコストダウン可
能なプログラマブル論理回路付メモリ装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 複数のセルの各々にデータを記憶するメ
モリセルアレイ1と、その複数のセルの各々に対するア
ドレスを受信するアドレス入力端子31と、その受信さ
れたアドレスに基づいて、メモリセルアレイ1のセルを
選択する行デコーダ12及び列デコーダ13と、その選
択されたセルのデータ又はセルに対するデータに対し
て、所定の処理を適用するプログラマブル論理回路4と
を備え、前記所定の処理に基づいて生成されたデータ
は、外部に送信されるか、或いはメモリセルアレイ1の
前記選択されたセルに転送されるかのどちらかであるこ
とを特徴とするプログラマブル論理回路付メモリ装置で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザー固有の専
用回路を自由にプログラムでき、ユーザー固有の画像処
理等の専用メモリ装置を容易に実現できるプログラマブ
ル論理回路付メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの集積度が向上し、メモリ
のバスネックを解決するためにメモリ装置内に画像処理
用の専用回路を付加した種々の画像専用メモリ装置があ
る。
【0003】従来の画像専用のメモリ装置としては、例
えば、「3次元グラフィックス用メモリを三菱と米Su
nが開発」(日経エレクトロニクス、1994.8.2
2、P15〜16)に示されている。
【0004】図5はこの従来のメモリ装置のブロック図
である。図5において、21はメモリセルアレイであ
る。例えば、この従来のメモリ装置が、1画素のデータ
が8ビットである画像データを取り扱う場合、同一アド
レスで選択されるメモリセルアレイ21の各セルには、
その1画素分のデータが記憶される。22は、メモリセ
ルアレイ21との間で行データを入出力し、それを保持
するラインバッファである。23は、メモリセルアレイ
21とデータ転送の高速化を図るキャッシュメモリであ
る。24はALUであり、例えば、Zバッファ処理やブ
レンディング等の処理を行なう。25は、外部から制御
ピン30に入力された制御信号によって、メモリセルア
レイ21のタイミング制御を行なうタイミング制御部で
ある。26は、外部入力アドレスピン31に入力された
入力アドレスに含まれる行アドレスにより、メモリセル
アレイ21の指定行を選択する行デコーダである。27
は、外部入力アドレスピン31に入力された入力アドレ
スに含まれる列アドレスにより、メモリセルアレイ21
の指定列を選択する列デコーダである。28は、ライン
バッファ22の列アドレスをカウントするカウンタであ
る。29は、ラインバッファ22の指定列を選択する列
セレクタである。
【0005】以上のように構成された従来のメモリ装置
について以下その動作を説明する。
【0006】まず、ランダムアクセス用入出力データピ
ン32からメモリセルアレイ21に画像データを格納す
る際の動作について説明する。
【0007】タイミング制御部25は、制御ピン30を
介して入力された制御信号に基づいて、メモリセルアレ
イ21に書き込み又は読みだしを指定する。それと共
に、演算コードが、ランダムアクセス用入出力データピ
ン32を介してALU24に指定される。また、外部入
力アドレスピン31に入力されたアドレスは、行デコー
ダ26と列デコーダ27に入力される。行デコーダ26
は、入力されたアドレスに含まれる行アドレスに基づい
て、メモリセルアレイ21の指定行を選択する。列デコ
ーダ27は、入力されたアドレスに含まれる列アドレス
に基づいて、メモリセルアレイ21の指定列を選択す
る。
【0008】ここで、ALU24に指定された演算コー
ドがZバッファ処理の場合について説明する。ALU2
4は、上記のようにして選択された指定行と指定列によ
り特定されるメモリセルアレイ21のセルと、ランダム
アクセス用入出力データピン32から入力されたZ値と
を比較し、そのメモリセルアレイ21のセルを小さい方
のZ値により更新する。この場合の小さい方のZ値が、
ランダムアクセス用入出力ピン32から入力された方で
あれば、ALU24は、キャッシュメモリ23を介し
て、そのZ値とその輝度値をペアでメモリセルアレイ2
1に書き込む。
【0009】次に、メモリセルアレイ21に格納された
画像データを、シリアルアクセス用出力データピン33
から出力する際の動作について説明する。
【0010】タイミング制御部25は、制御ピン30を
介して入力された制御信号により、メモリセルアレイ2
1に行読み出しを指定する。それと共に、アドレスが、
外部入力アドレスピン31に入力される。行デコーダ2
6は、入力されたアドレスに含まれる行アドレスに基づ
いて、メモリセルアレイ21の指定行を選択する。そし
て、その選択された指定行のデータは、ラインバッファ
22に転送される。また、カウンタ28は、外部入力ア
ドレスピン31に入力されたアドレスに含まれる列アド
レスの初期値を格納し、そして外部から制御ピン30に
入力されるシリアルアクセス用のクロックにより、その
格納した列アドレスの初期値をカウントアップしてい
く。列セレクタ29は、カウンタ28によりカウントア
ップされる列アドレスに基づいて、ラインバッファ22
に転送された指定行のデータの列データを選択し、それ
をシリアルアクセス用出力ピン33に出力する。このよ
うにして、画像データがシリアルアクセス用出力ピン3
3から順次出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、専用回路は機能が固定であるため柔軟性
がなく、しかも汎用メモリ装置と比較して出荷個数が少
ないため高価になるという課題を有していた。
【0012】本発明はかかる点に鑑み、メモリ装置のバ
スネック等の問題を解決するため、メモリ装置内の入出
力ピンとメモリセルアレイ間に専用回路等を付加する際
に、ユーザー固有の専用回路を自由にプログラムできる
コストダウン可能なプログラマブル論理回路付メモリ装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明は、複数のセルの各々にデータを記憶するメモ
リセルアレイと、そのメモリセルアレイの複数のセルの
各々に対するアドレスを受信するアドレス入力端子と、
そのアドレス入力端子により受信されたアドレスに基づ
いて、前記メモリセルアレイのセルを選択するセル選択
手段と、そのセル選択手段により選択されたセルのデー
タ又はセルに対するデータに対して、所定の処理を適用
するプログラマブル論理回路とを備え、前記プログラマ
ブル論理回路により適用される所定の処理に基づいて生
成されたデータは、外部に送信されるか、或いは前記セ
ル選択手段により選択された前記メモリセルアレイのセ
ルに転送されるかのどちらかであることを特徴とするプ
ログラマブル論理回路付メモリ装置である。
【0014】或いは、複数のセルの各々にデータを記憶
するメモリセルアレイと、そのメモリセルアレイの複数
のセルの各々に関連するアドレスを受信するアドレス入
力端子と、そのアドレス入力端子により受信されたアド
レスに、所定のアドレス変換を適用させるための命令を
受信する命令入力端子と、その命令入力端子により受信
された命令に基づいて、前記アドレス入力端子により受
信されたアドレスに、前記所定のアドレス変換を適用す
るプログラマブル論理回路と、そのプログラマブル論理
回路により前記所定のアドレス変換が適用されたアドレ
スに基づいて、前記メモリセルアレイのセルを選択する
セル選択手段とを備え、前記セル選択手段により選択さ
れたセルのデータは外部に送信されるか、或いは外部か
ら送信された別のデータが前記セル選択手段により選択
された前記メモリセルアレイのセルに転送されるかのど
ちらかであることを特徴とするプログラマブル論理回路
付メモリ装置である。
【0015】これらの発明により、ユーザー固有の専用
回路を自由にプログラムできると共に、専用メモリ装置
より汎用性があるため、コストダウンが可能になり、オ
リジナルでかつ安価なメモリ装置を実現することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明は、複数
のセルの各々にデータを記憶するメモリセルアレイと、
そのメモリセルアレイの複数のセルの各々に対するアド
レスを受信するアドレス入力端子と、そのアドレス入力
端子により受信されたアドレスに基づいて、前記メモリ
セルアレイのセルを選択するセル選択手段と、そのセル
選択手段により選択されたセルのデータ又はセルに対す
るデータに対して、所定の処理を適用するプログラマブ
ル論理回路とを備え、前記プログラマブル論理回路によ
り適用される所定の処理に基づいて生成されたデータ
は、外部に送信されるか、或いは前記セル選択手段によ
り選択された前記メモリセルアレイのセルに転送される
かのどちらかであることを特徴とするプログラマブル論
理回路付メモリ装置である。
【0017】請求項2に記載の本発明は、前記セル選択
手段により選択されたセルのデータ又はセルに対するデ
ータに対して、所定の処理を適用させるための処理用デ
ータを受信するための処理用データ入力端子を備え、前
記プログラマブル論理回路は、前記処理用データに基づ
いて、前記セル選択手段により選択されたセルのデータ
又はセルに対するデータに対して、前記所定の処理を適
用することを特徴とする請求項1記載のプログラマブル
論理回路付メモリ装置である。
【0018】請求項3に記載の本発明は、前記セル選択
手段は、前記アドレス入力端子により受信されたアドレ
スに基づいて特定されるシリアルアクセス用データに対
応する少なくとも2つ以上のセルを選択し、前記外部と
は、前記所定の処理が適用されて生成されたデータをシ
リアルアクセス用データとして出力する、前記プログラ
マブル論理回路に接続されたシリアルアクセス用データ
出力端子であることを特徴とする請求項2記載のプログ
ラマブル論理回路付メモリ装置である。
【0019】請求項4に記載の本発明は、前記セル選択
手段は、前記アドレス入力端子により受信されたアドレ
スに基づいて特定されるシリアルアクセス用データに対
応する少なくとも2つ以上のセルを選択し、前記処理用
データとは、演算コードと演算データであり、前記処理
用データ入力端子とは、前記プログラマブル論理回路に
接続された、前記演算データをシリアルアクセス用デー
タとして入力するシリアルアクセス用データ入力端子及
び前記演算コードをランダムアクセス用データとして入
力するランダムアクセス用データ入力端子であり、前記
外部とは、前記所定の処理が適用されて生成されたデー
タをシリアルアクセス用データとして出力する、前記プ
ログラマブル論理回路に接続されたシリアルアクセス用
データ出力端子であることを特徴とする請求項2記載の
プログラマブル論理回路付メモリ装置である。
【0020】請求項5に記載の本発明は、前記所定の処
理とは、Zバッファ、ブレンディング、ラスターオペレ
ーション、フィルタリング又はカラー空間変換に関する
処理であることを特徴とする請求項1、2、3または4
記載のプログラマブル論理回路付メモリ装置である。
【0021】請求項6に記載の本発明は、複数のセルの
各々にデータを記憶するメモリセルアレイと、そのメモ
リセルアレイの複数のセルの各々に関連するアドレスを
受信するアドレス入力端子と、そのアドレス入力端子に
より受信されたアドレスに、所定のアドレス変換を適用
させるための命令を受信する命令入力端子と、その命令
入力端子により受信された命令に基づいて、前記アドレ
ス入力端子により受信されたアドレスに、前記所定のア
ドレス変換を適用するプログラマブル論理回路と、その
プログラマブル論理回路により前記所定のアドレス変換
が適用されたアドレスに基づいて、前記メモリセルアレ
イのセルを選択するセル選択手段とを備え、前記セル選
択手段により選択されたセルのデータは外部に送信され
るか、或いは外部から送信された別のデータが前記セル
選択手段により選択された前記メモリセルアレイのセル
に転送されるかのどちらかであることを特徴とするプロ
グラマブル論理回路付メモリ装置である。
【0022】請求項7に記載の本発明は、前記プログラ
マブル論理回路のプログラム情報を格納し、外部から格
納データを変更できる不揮発性メモリを備えたことを特
徴とする請求項1から4又は6の何れかに記載のプログ
ラマブル論理回路付メモリ装置である。
【0023】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0024】本発明に係る第1の実施の形態のプログラ
マブル論理回路付メモリ装置について、その構成図であ
る図1を参照しながら説明する。図1において、1は、
画像データ等を格納するメモリセルアレイある。4は、
ピクセル演算等の機能を実現するため、ユーザーが論理
を定義できるプログラマブル論理回路である。8は、プ
ログラマブル論理回路4のプログラム情報を格納/更新
する不揮発性メモリである。9は、メモリセルアレイ1
との間でデータを入出力するワークメモリである。10
は、制御ピン30を介して入力した制御信号により、メ
モリセルアレイ1のタイミング制御を行なうタイミング
制御部である12は、外部入力アドレスピン31に入力
された入力アドレスに含まれる行アドレスにより、メモ
リセルアレイ1の指定行を選択する行デコーダである。
13は、外部入力アドレスピン31に入力された入力ア
ドレスに含まれる列アドレスにより、メモリセルアレイ
1の指定列を選択する列デコーダである。
【0025】以上のように構成されたプログラマブル論
理回路付メモリ装置について、以下その動作を説明す
る。
【0026】まず、不揮発性メモリ8を介してプログラ
ム情報をプログラマブル論理回路4に設定する方法につ
いて説明する。
【0027】タイミング制御部10は、制御ピン30を
介して外部から入力した制御信号に基づいて、不揮発性
メモリ8を書き込みモードに指定する。書き込みモード
に指定された不揮発性メモリ8は、ランダムアクセス用
入出力データピン32を介して外部から入力されるプロ
グラマブル論理回路4のプログラム情報を記憶する。そ
して、タイミング制御部10は、制御ピン30を介して
外部から入力した制御信号に基づいて、不揮発性メモリ
8を読み出しモードに指定する。読み出しモードに指定
された不揮発性メモリ8は、記憶しているプログラマブ
ル論理回路4のプログラム情報を、プログラマブル論理
回路4にローディングする。これによって、ユーザー固
有のラスターオペレーション回路やZバッファ処理回路
やブレンディング回路等を自由にプログラムできる。
【0028】次に、上述のようにしてプログラムがロー
ドされたプログラマブル論理回路4とメモリセルアレイ
1との間のアクセス動作について説明する。
【0029】タイミング制御部10は、制御ピン30を
介して外部から入力した制御信号に基づいて、メモリセ
ルアレイ1に書き込みや読みだしを指定する。それと共
に、演算コードが、ランダムアクセス用入出力データピ
ン32を介して外部からプログラマブル論理回路4に指
定される。また、アドレスが、外部入力アドレスピン3
1に入力される。行デコーダ12は、その入力されたア
ドレスに含まれる行アドレスに基づいて、メモリセルア
レイ1の指定行を選択する。列デコーダ13は、入力さ
れたアドレスに含まれる列アドレスに基づいて、メモリ
セルアレイ1の指定列を選択する。
【0030】プログラマブル論理回路4は、上記のよう
にして選択された指定行と指定列により特定されるメモ
リセルアレイ1のセルと、ランダムアクセス用入出力デ
ータピン32を介して指定された演算コードとに基づい
て、そのセルを加工し、そしてその加工されたセルの書
き込み又は読み出しを行う。
【0031】例えば、不揮発性メモリ8からロードされ
プログラムされたプログラマブル論理回路4がZバッフ
ァ処理回路の時は従来例と同様の処理となる。
【0032】また、プログラムされたプログラマブル論
理回路4の機能や演算コードによっては、メモリセルア
レイ1とワークメモリ9との間で、データのバースト転
送が行なわれたり、ワークメモリ9を利用してプログラ
マブル論理回路4で高速演算を実行したりもできる。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、ラン
ダムアクセス用入出力データピン32とメモリセルアレ
イ1間にプログラマブル論理回路4を設けることによ
り、バスネックを解除するラスターオペレーション回路
やZバッファ処理回路やブレンディング回路等の機能を
有するオリジナルでかつ安価なメモリ装置を実現するこ
とができる。
【0034】さらに、不揮発性メモリ8を付加すること
により、上記プログラマブル論理回路4の機能をラスタ
ーオペレーションやZバッファ処理やブレンディングの
機能に時系列でモード変換することができる。
【0035】また、アクセス速度が高速なワークメモリ
9を付加することにより、上記プログラマブル論理回路
4での処理をより高速にすることやより複雑な処理にす
ることができる。
【0036】なお、本実施の形態では、プログラマブル
論理回路4はすべてプログラマブルにして説明したが、
予めALUや積和演算器等のライブラリを用意し、制御
回路のみをプログラマブルにしてもよい。
【0037】また、外部入力アドレスピン31は、本発
明のプログラマブル論理回路付メモリ装置のアドレス入
力端子に対応する。また、行デコーダ12と列デコーダ
13は、同発明のセル選択手段に対応する。更に、プロ
グラマブル論理回路1がZバッファ処理回路である場合
の演算コードとZ値は、同発明の処理用データに対応す
る。
【0038】本発明に係る第2の実施の形態のプログラ
マブル論理回路付メモリ装置について、その構成図であ
る図2を参照しながら説明する。図2において、1はメ
モリセルアレイ、10はタイミング制御部、12は行デ
コーダ、13は列デコーダであり、以上は第1の実施の
形態と同一の構成である。また、5は、アドレス変換等
の機能を実現するため、ユーザーが論理を定義できるプ
ログラマブル論理回路である。
【0039】以上のように構成されたプログラマブル論
理回路付メモリ装置について、以下その動作を説明す
る。
【0040】プログラマブル論理回路5は、予めプログ
ラムされているものとする。
【0041】タイミング制御部10は、制御ピン30を
介して外部から入力した制御信号に基づいて、メモリセ
ルアレイ1に書き込みや読みだしを指定する。それと共
に、演算コードが、ランダムアクセス用入出力データピ
ン32を介して、外部からプログラマブル論理回路5に
指定される。プログラマブル論理回路5は、外部入力ア
ドレスピン31を介して外部からアドレスを入力し、そ
の入力したアドレスを演算コードに基づいてアドレス変
換した後、行デコーダ12と列デコーダ13とに出力す
る。行デコーダ12は、アドレス変換されたアドレスに
含まれる行アドレスに基づき、メモリセルアレイ1の指
定行を選択する。列デコーダ13は、アドレス変換され
たアドレスに含まれる列アドレスに基づき、メモリセル
アレイ1の指定列を選択する。これにより、プログラマ
ブル論理回路5は、メモリセルアレイ1とランダムアク
セス用入出力データピン32との間で、上記ようにして
選択された指定行と指定列により特定されるセルのデー
タの書き込み又は読み出しを行わせることができる。
【0042】例えば、プログラムされたプログラマブル
論理回路5が、メモリセルアレイ1への書き込み時と読
み出し時とで異なるアドレス変換を行なうような時に使
用できる。
【0043】以上のように本実施の形態によれば、外部
入力アドレスピン31とメモリセルアレイ1との間にプ
ログラマブル論理回路5を設けることにより、アドレス
変換回路等の機能を有するオリジナルでかつ安価なメモ
リ装置を実現することができる。
【0044】なお、本実施の形態では、プログラマブル
論理回路5はすべてプログラマブルとにして説明した
が、予めアドレス変換テーブルとして不揮発性メモリ等
を備えて、制御回路のみをプログラマブルにしてもよ
い。
【0045】また、外部入力アドレスピン31は、本発
明の請求項4に記載のプログラマブル論理回路付メモリ
装置のアドレス入力端子に対応する。また、演算コード
は、同発明の命令に対応する。更に、行デコーダ12と
列デコーダ13は、同発明のセル選択手段に対応する。
【0046】本発明に係る第3の実施の形態のプログラ
マブル論理回路付メモリ装置について、その構成図であ
る図3を参照しながら説明する。図3において、2は、
画像データ等を格納するメモリセルアレイである。3
は、メモリセルアレイ2との間で行データを双方向に転
送し、その行データを保持するラインバッファである。
6は、ピクセル演算等の機能を実現するため、ユーザー
が論理を定義できるプログラマブル論理回路である。1
1は、制御ピン30を介して外部から入力した制御信号
により、メモリセルアレイ2のタイミング制御を行なう
タイミング制御部である。14は、外部入力アドレスピ
ン31を介して外部から入力されたアドレスに含まれる
行アドレスにより、メモリセルアレイ2の指定行を選択
する行デコーダである。15は、外部入力アドレスピン
31を介して外部から入力されたアドレスに含まれる列
アドレスにより、メモリセルアレイ2の指定列を選択す
る列デコーダである。16は、ラインバッファ3の列ア
ドレスをカウントするカウンタである。17は、ライン
バッファ3の指定列を選択する列セレクタである。
【0047】以上のように構成されたプログラマブル論
理回路付メモリ装置について、以下その動作を説明す
る。
【0048】プログラマブル論理回路6は予めプログラ
ムされているものとする。
【0049】ランダムアクセス用入出力データピン32
を介して、メモリセルアレイ2にアクセスする場合の動
作については、通常のメモリ装置と同一なので説明を省
略する。
【0050】タイミング制御部11は、制御ピン30を
介して外部から入力した制御信号に基づいて、メモリセ
ルアレイ2に行読み出し又は行書き込みを指定する。そ
れと共に、外部入力アドレスピン31にアドレスが入力
される。行デコーダ14は、その入力されたアドレスに
含まれる行アドレスに基づいて、メモリセルアレイ2の
指定行を選択する。ラインバッファ3は、行デコーダ1
4により選択された指定行に基づいて、メモリセルアレ
イ2との間で、その指定行の行データを入出力する。カ
ウンタ16は、外部入力アドレスピン31に入力された
アドレスに含まれる列アドレスの初期値を格納し、そし
て外部から制御ピン30に入力されるシリアルアクセス
用のクロックにより、その格納した列アドレスの初期値
をカウントアップしていく。列セレクタ17は、カウン
タ16によりカウントアップされる列アドレスに基づい
て、ラインバッファ3の行データの中の列データを選択
する。
【0051】プログラマブル論理回路6は、列セレクタ
17により選択されたデータを、ラインバッファ3との
間で入出力する。また、プログラマブル論理回路6は、
シリアルアクセス用入出力データピン33との間におい
てもデータを入出力する。そして、プログラマブル論理
回路6は、シリアルアクセス用入出力データピン33か
ら入力された演算コードによる指定に応じて、その両者
のどちらかから入力されたデータを所定のプログラムに
応じて加工し、ラインバッファ3又シリアルアクセス用
入出力データピン33のどちらか一方との間で、その加
工されたデータを入出力する。
【0052】これにより、例えば、縦横両方向に画素を
間引くフィルタリング回路やRGB信号からYUV信号
への変換するカラー空間変換回路等を実現できる。
【0053】以上のように本実施の形態によれば、シリ
アルアクセス用入出力データピン33とラインバッファ
3との間にプログラマブル論理回路6を設けることによ
り、フィルタリング回路やカラー空間変換回路等の機能
を有するオリジナルでかつ安価なメモリ装置を実現する
ことができる。
【0054】なお、本実施の形態では、プログラマブル
論理回路6は予めプログラムされているものとしたが、
不揮発性メモリを設けてプログラム情報を書き換えるこ
とにより、入力時の処理と出力時の処理とを切替えたり
することができるとしてもよい。
【0055】また、外部入力アドレスピン31は、本発
明のプログラマブル論理回路付メモリ装置のアドレス入
力端子に対応する。また、行デコーダ14、制御ピン3
0、カウンタ16、列セレクタ17及びラインバッファ
3は、同発明のセル選択手段に対応する。更に、演算コ
ードは、同発明の処理用データに対応する。
【0056】本発明に係る第4の実施の形態のプログラ
マブル論理回路付メモリ装置について、その構成図であ
る図4を参照しながら説明を行う。図4において、2は
メモリセルアレイ、3はラインバッファ、11はタイミ
ング制御部、14は行デコーダ、15は列デコーダ、1
6はカウンタ、17は列セレクタであり、以上は第3の
実施の形態と同一の構成である。また、7はピクセル演
算等の機能を実現するためユーザーが論理を定義できる
プログラマブル論理回路である。
【0057】以上のように構成されたプログラマブル論
理回路付メモリ装置について、以下その動作を説明す
る。
【0058】ただし、動作は第3の実施の形態とほぼ同
様であり、違いはプログラマブル論理回路7なので、そ
の部分のみ説明する。
【0059】プログラマブル論理回路7は、予めブレン
ディング回路にプログラムされているものとする。
【0060】プログラマブル論理回路7に、シリアルア
クセス用入力データピン34を介して外部のMPEGデ
コーダ等からYUVのビデオデータが入力される。一
方、それと同期してプログラマブル論理回路7に、ライ
ンバッファ3を介してメモリセルアレイ2に格納されて
いるRGBのグラフィックスデータが入力される。そし
て、プログラマブル論理回路7は、入力されたYUVの
ビデオデータをRGBに色空間変換し、RGBに統一さ
れて同期したビデオデータとグラフィックスデータとを
積和演算によりブレンディング処理し、そしてその処理
により合成されたビデオデータをシリアルアクセス用出
力データピン35に順次出力する。
【0061】以上のように本実施の形態によれば、シリ
アルアクセス用入力データピン34及びシリアルアクセ
ス用出力データピン35と、ラインバッファ3との間に
プログラマブル論理回路7を設けることにより、ビデオ
入力とメモリセルアレイ2のグラフィックス出力とをブ
レンディングしてビデオ出力する機能等を有するオリジ
ナルでかつ安価なメモリ装置を実現することができる。
【0062】なお、本実施の形態では、プログラマブル
論理回路7はすべてプログラマブルとにして説明した
が、予め積和演算器等のライブラリを用意し、制御回路
のみをプログラマブルにしてもよい。
【0063】また、外部入力アドレスピン31は、本発
明のプログラマブル論理回路付メモリ装置のアドレス入
力端子に対応する。また、行デコーダ14、制御ピン3
0、カウンタ16、列セレクタ17およびラインバッフ
ァ3は、同発明のセル選択手段に対応する。更に、YU
Vのビデオデータは、同発明の処理用データに対応す
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ユーザ
ー固有の専用回路を自由にプログラムできると共に、専
用メモリ装置より汎用性があるため、コストダウンが可
能になり、オリジナルでかつ安価なメモリ装置を実現す
ることができ、その実用的効果は大きい。
【0065】また、本発明は、不揮発性メモリを備える
ことにより、プログラマブル論理回路の機能を時系列的
にモード変換することができる。
【0066】更に、本発明は、アクセス速度が高速なワ
ークメモリを備えることにより、プログラマブル論理回
路での処理をより高速でより複雑な処理にすることがで
き、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるプログラマ
ブル論理回路付メモリ装置のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるプログラマ
ブル論理回路付メモリ装置のブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるプログラマ
ブル論理回路付メモリ装置のブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるプログラマ
ブル論理回路付メモリ装置のブロック図である。
【図5】従来の画像専用に使用するメモリ装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1、2 メモリセルアレイ 3 ラインバッファ 4、5、6、7 プログラマブル論理回路 8 不揮発性メモリ 9 ワークメモリ 10、11 タイミング制御部 12、14 行デコーダ 13、15 列デコーダ 16 カウンタ 17 列セレクタ 30 制御ピン 31 外部入力アドレスピン 32 ランダムアクセス用入出力データピン 33 シリアルアクセス用出力データピン 34 シリアルアクセス用入力データピン 35 シリアルアクセス用出力データピン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルの各々にデータを記憶するメ
    モリセルアレイと、 そのメモリセルアレイの複数のセルの各々に対するアド
    レスを受信するアドレス入力端子と、 そのアドレス入力端子により受信されたアドレスに基づ
    いて、前記メモリセルアレイのセルを選択するセル選択
    手段と、 そのセル選択手段により選択されたセルのデータ又はセ
    ルに対するデータに対して、所定の処理を適用するプロ
    グラマブル論理回路とを備え、 前記プログラマブル論理回路により適用される所定の処
    理に基づいて生成されたデータは、外部に送信される
    か、或いは前記セル選択手段により選択された前記メモ
    リセルアレイのセルに転送されるかのどちらかであるこ
    とを特徴とするプログラマブル論理回路付メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記セル選択手段により選択されたセル
    のデータ又はセルに対するデータに対して、所定の処理
    を適用させるための処理用データを受信するための処理
    用データ入力端子を備え、 前記プログラマブル論理回路は、前記処理用データに基
    づいて、前記セル選択手段により選択されたセルのデー
    タ又はセルに対するデータに対して、前記所定の処理を
    適用することを特徴とする請求項1記載のプログラマブ
    ル論理回路付メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記セル選択手段は、前記アドレス入力
    端子により受信されたアドレスに基づいて特定されるシ
    リアルアクセス用データに対応する少なくとも2つ以上
    のセルを選択し、 前記外部とは、前記所定の処理が適用されて生成された
    データをシリアルアクセス用データとして出力する、前
    記プログラマブル論理回路に接続されたシリアルアクセ
    ス用データ出力端子であることを特徴とする請求項2記
    載のプログラマブル論理回路付メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記セル選択手段は、前記アドレス入力
    端子により受信されたアドレスに基づいて特定されるシ
    リアルアクセス用データに対応する少なくとも2つ以上
    のセルを選択し、 前記処理用データとは、演算コードと演算データであ
    り、 前記処理用データ入力端子とは、前記プログラマブル論
    理回路に接続された、前記演算データをシリアルアクセ
    ス用データとして入力するシリアルアクセス用データ入
    力端子及び前記演算コードをランダムアクセス用データ
    として入力するランダムアクセス用データ入力端子であ
    り、 前記外部とは、前記所定の処理が適用されて生成された
    データをシリアルアクセス用データとして出力する、前
    記プログラマブル論理回路に接続されたシリアルアクセ
    ス用データ出力端子であることを特徴とする請求項2記
    載のプログラマブル論理回路付メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の処理とは、Zバッファ、ブレ
    ンディング、ラスターオペレーション、フィルタリング
    又はカラー空間変換に関する処理であることを特徴とす
    る請求項1、2、3または4記載のプログラマブル論理
    回路付メモリ装置。
  6. 【請求項6】 複数のセルの各々にデータを記憶するメ
    モリセルアレイと、 そのメモリセルアレイの複数のセルの各々に関連するア
    ドレスを受信するアドレス入力端子と、 そのアドレス入力端子により受信されたアドレスに、所
    定のアドレス変換を適用させるための命令を受信する命
    令入力端子と、 その命令入力端子により受信された命令に基づいて、前
    記アドレス入力端子により受信されたアドレスに、前記
    所定のアドレス変換を適用するプログラマブル論理回路
    と、 そのプログラマブル論理回路により前記所定のアドレス
    変換が適用されたアドレスに基づいて、前記メモリセル
    アレイのセルを選択するセル選択手段とを備え、 前記セル選択手段により選択されたセルのデータは外部
    に送信されるか、或いは外部から送信された別のデータ
    が前記セル選択手段により選択された前記メモリセルア
    レイのセルに転送されるかのどちらかであることを特徴
    とするプログラマブル論理回路付メモリ装置。
  7. 【請求項7】 前記プログラマブル論理回路のプログラ
    ム情報を格納し、外部から格納データを変更できる不揮
    発性メモリを備えたことを特徴とする請求項1から4又
    は6の何れかに記載のプログラマブル論理回路付メモリ
    装置。
JP7303054A 1995-11-21 1995-11-21 プログラマブル論理回路付メモリ装置 Pending JPH09147549A (ja)

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