JPH07129460A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH07129460A
JPH07129460A JP5294350A JP29435093A JPH07129460A JP H07129460 A JPH07129460 A JP H07129460A JP 5294350 A JP5294350 A JP 5294350A JP 29435093 A JP29435093 A JP 29435093A JP H07129460 A JPH07129460 A JP H07129460A
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JP5294350A
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Yoshihiro Osada
嘉浩 長田
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Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理する画像データが格納されるフレー
ムメモリの使用効率を向上させた画像処理方法及びその
装置を提供する。 【構成】 伝送路から受け取ったシリアル形式の画像デ
ータを、フレームメモリワード単位のワード画素データ
に変換して、フレームメモリ1の各格納領域1aに書き
込み、各格納領域1aの一群からワード画素データを読
み出して画像処理部側に出力するに当たり、読み出しア
ドレスと書き込みアドレスとが共に矢印Bで示す順序で
進み、ある格納領域1aからワード画素データが読み出
される際に追従して、同じ格納領域1a、若しくは前記
矢印Bの順序において上流側の格納領域1aに対して、
伝送路側からのワード画素データが書き込まれるよう
に、読み出しアドレス及び書き込みアドレスをそれそれ
生成するようにした。 【効果】 画像処理の迅速化を、構成を大型化すること
なく実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン映
像等の画像データに対して、例えばデジタルフィルタリ
ング処理等の画像処理を行う画像処理方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン映像の1画面分の画
像データは、図24に示すように、表示画面5中の左上
から右上へ、左下から右下へと1画素ずつ時系列的に伝
送される。
【0003】このような画像データに対して、例えばデ
ジタルフィルタリング処理等の画像処理を行う画像処理
装置では、1画素ずつシリアル形式で伝送されてくる画
像データを、例えばシフトレジスタで構成されるシリア
ル/パラレル変換回路で、1画素×W画素のワード形式
に変換してフレームメモリに書き込み、このフレームメ
モリ中の画像データを縦m画素×横n画素(例えば縦3
画素×横3画素)の複数画素ずつ画像処理している。
【0004】図25は、前記フレームメモリのアドレス
構成を示す説明図であり、図中符号1で示すフレームメ
モリは、1×W(メモリワード分)画素の画像データを
格納できる格納領域1aが縦横に配列され、画像データ
に対応した縦Pのm乗、横Pの(n−m)乗のP進n桁
の格納空間を有し、各格納領域1aには、フレームメモ
リ1の左上側から右上側へ、左下側から右下側へと連続
する順列で、「0」から「(Pのn乗)−1」までのア
ドレスが割りつけられている。
【0005】このような構成のフレームメモリ1に対し
ては、上述したパラレル形式の画像データが、図26の
模式図中の矢印Cで示すように、各格納領域1aのアド
レス番号が若い方から順に書き込まれ、最終アドレス番
号の格納領域1aに画像データが書き込まれた時点で、
フレームメモリ1は縦pのm乗画素分の画像データを格
納した状態となる。
【0006】フレームメモリ1に縦pのm乗画素分の画
像データが書き込まれたならば、図27に示すように、
表示画面5上の任意の矩形領域5a内に含まれる複数画
素分に相当する画像データを、フレームメモリ1上の任
意の格納領域1aの一群(図25(b)の1b)から読
み出して、別途設けられた画像処理部(図示せず)で所
定の画像処理を施し、その画像処理が施された画像デー
タを、図28に示すように、画像処理前の画像データが
書き込まれていた元の矩形領域5aに書き込んでいる。
【0007】このとき、フレームメモリ1から前記画像
処理部への画像データの読み出しは、該画像処理部で1
画面分の画像データをブロック単位、つまり各格納領域
1a毎に処理するのに都合が良いことから、図29の模
式図中の矢印Bで示すように、フレームメモリ1の左上
側の格納領域1aから左下側の格納領域1aへ、右上側
の格納領域1aから右下側の格納領域1aへと進む順序
で行われる。
【0008】1画面分の画像データの画像処理が終わ
り、フレームメモリ1中に画像処理後の1画面分の画像
データが書き込まれたならば、その1画面分の画像処理
後の画像データを、図26中の矢印Cで示す順で、フレ
ームメモリ1の左上側の格納領域1aから右上側の格納
領域1aへ、左下側の格納領域1aから右下側の格納領
域1aへと進む順序で読み出し、再びシリアルの1画素
ずつの画像データとした後に、表示部側に出力させる。
【0009】表示部側への画像データ出力が済んだなら
ば、次の1画面分の画像データについて、上述と同様の
流れで画像処理を行う。このような処理を行う従来の画
像処理装置には、シングルバッファ方式を採用したもの
と、ダブルバッファ方式を採用したものとがある。
【0010】シングルバッファ方式の画像処理装置に
は、図30に要部をブロック図で示すように、書き込み
アドレス生成部2、読み出しアドレス生成部3、及びマ
ルチプレクサ4が設けられている。
【0011】前記書き込みアドレス生成部2では、パラ
レルの画像データをフレームメモリ1の各格納領域1a
に書き込む際の、左上側の格納領域1aから右上側の格
納領域1aへ、左下側の格納領域1aから右下側の格納
領域1aへと進む順序の書き込みアドレスAwが生成さ
れる。
【0012】また、前記読み出しアドレス生成部3で
は、各格納領域1aからパラレルの画像データを読み出
して画像処理する際の、左上側の格納領域1aから左下
側の格納領域1aへ、右上側の格納領域1aから右下側
の格納領域1aへと進む順序の読み出しアドレスArが
生成される。
【0013】前記マルチプレクサ4では、書き込みアド
レス生成部2と読み出しアドレス生成部3とのどちらか
一方で生成されたアドレスAw又はアドレスArが、実
効アドレスEAとしてフレームメモリ1に出力される。
図30中enablew、enablerは、書き込み
を行ってもよいか、読み出しを行ってもよいかを示す。
【0014】このような構成のシングルバッファ方式の
画像処理装置では、図31に模式的に示すように、マル
チプレクサ4から出力される実効アドレスEA(アドレ
スAw又は読み出しアドレスAr)に応じて、伝送路
(図示せず)から受け取った画像データのフレームメモ
リ1への書き込みと、データバスラインを介して前記画
像処理部へ伝送する画像データのフレームメモリ1から
の読み出しとが、1画面分ずつ交互に行われる。
【0015】一方、ダブルバッファ方式の画像処理装置
は、図32に要部をブロック図で示すように、前記フレ
ームメモリ1が2つ(フレームメモリ1A,1B)設け
られ、これらに1対1で対応する2つのマルチプレクサ
4A,4Bが設けられ、該両マルチプレクサ4A,4B
は互いに連動して動作する。図32中nextw、ne
xtrは、次の書き込み、読み出しアドレスに進むこと
を示す。
【0016】このような構成のダブルバッファ方式の画
像処理装置では、図33に模式的に示すように、一方の
マルチプレクサ4Aから実効アドレスEA0として出力
される書き込みアドレスAwにより、前記伝送路から受
け取った画像データが一方のフレームメモリ1Aに書き
込まれている間、他方のフレームメモリ1Bでは、他方
のマルチプレクサ4Bから実効アドレスEA1として出
力される読み出しアドレスArにより、前記画像処理部
への画像データの読み出しが行われる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシングルバッファ方式では、フレームメモリ1から画
像処理部へ画像データを読み出している間は、伝送路か
ら受け取った画像データをフレームメモリ1に書き込む
ことができない。
【0018】このため、実質的にフレームメモリ1の使
用効率が50%になってしまい、フレームメモリ1が有
効に利用されないという問題点があった。また、見方を
変えると、シングルバッファ方式では、伝送路からの画
像データをフレームメモリ1に書き込んでいる間は、フ
レームメモリ1から画像処理部へ画像データを読み出す
ことができない。
【0019】このため、1つの格納領域1aから読み出
した画像データの画像処理が終了してから、次の格納領
域1aから読み出した画像データの画像処理が開始され
るまでに待ち時間が発生し、効率良く高速で画像処理を
行うことができないという問題点があった。
【0020】一方、上述したダブルバッファ方式では、
伝送路からの画像データを一方のフレームメモリ1に書
き込んでいる間に、他方のフレームメモリ1から画像デ
ータを読み出して画像処理側へ送ることができるので、
画像処理に待ち時間が発生せず、効率良く高速で画像処
理を行うことができる。
【0021】しかし、そのためにフレームメモリ1を2
つ設けなければならないため、装置の大型化、コストア
ップにつながるという問題点があった。また、ダブルバ
ッファ方式においても、2つのフレームメモリ1をそれ
ぞれ単独で見ると、シングルバッファ方式と同様に、画
像データの読み出し中に書き込みが行えないため、各フ
レームメモリ1の使用効率はそれぞれ50%となり、シ
ングルバッファ方式の場合と同様に、各フレームメモリ
1が有効に利用されないという問題点があった。
【0022】そこで本発明は、上記問題点を解決するた
め、装置の大型化を招くことなく、画像処理する画像デ
ータが格納されるフレームメモリの使用効率を向上させ
た画像処理方法及びその装置を提供することを課題とす
るものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による画像処理方法は、画像データが一画素
ずつ伝送される伝送路から受け取った前記画像データ
を、複数画素ずつ一列にまとめてワード画素データとし
て出力し、前記画像データが格納されるフレームメモリ
の縦横複数配列された格納領域に前記出力されたワード
画素データを書き込み、前記各格納領域に書き込まれた
前記ワード画素データの所定の順序での読み出しに追従
させて、前記出力された新たなワード画素データを前記
各格納領域に書き込むようにしたことを特徴とする。
【0024】また上記課題を解決するために、本発明に
よる画像処理装置は、画像データが1画素ずつ伝送され
る伝送路から受け取った前記画像データを、複数画素ず
つ一列にまとめてワード画素データとして出力するシリ
アル/パラレル変換手段と、前記ワード画素データが格
納される格納領域が縦横複数配列され、前記画像データ
が格納されるフレームメモリと、前記格納領域の一群中
のワード画素データを画像処理する画像処理手段とを備
える画像処理装置において、前記各格納領域から所定の
順序で前記ワード画素データを読み出すための読み出し
アドレスを生成する読み出しアドレス生成手段と、前記
シリアル/パラレル変換手段からの前記ワード画素デー
タを、前記読み出しアドレスの格納領域、若しくは前記
所定の順序における前記読み出しアドレスより上流側の
アドレスの格納領域に書き込むための書き込みアドレス
を生成する書き込みアドレス生成手段と、前記読み出し
アドレスに従って前記各格納領域から前記画像処理手段
へのワード画素データの読み出しを制御すると共に、前
記書き込みアドレスに従い、前記ワード画素データの読
み出しに追従させて前記シリアル/パラレル変換手段か
ら前記各格納領域への前記ワード画素データの書き込み
を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明によれば、フレームメモリの各格納領域
に対するワード画素データの読み出しと書き込みとが同
じ順序で行われ、ワード画素データの書き込みアドレス
として、読み出しアドレスと同じか若しくは手前のアド
レスが割り当てられる。
【0026】しかも、ワード画素データの書き込みが、
ワード画素データの読み出しに追従して行われるため、
ワード画素データの書き込み動作と読み出し動作とが、
両者が干渉することなく並行して同時に行われる。
【0027】このため、書き込み動作中に読み出し動作
を待機させたり、読み出し動作中に書き込み動作を待機
させる必要がなくなり、画像処理に待ち時間が発生せ
ず、効率良く高速で画像処理を行うことができる。
【0028】また、ワード画素データの書き込み動作と
読み出し動作とが並行して同時に行われることから、フ
レームメモリ上の未使用空間をほとんどなくすことが可
能となるため、フレームメモリの有効利用を図ることが
でき、しかも、そのために並行処理用のフレームメモリ
を別途設ける必要もなく、コスト的にも有利となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1乃至図19は本発明による画像処理装
置の第1実施例を示す図であり、図1はその第1実施例
に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0030】図1に示す本実施例の画像処理装置は、シ
リアル入力部11及びシリアル出力部12からなる入出
力系と、フレームメモリ1と、画像処理部13、ROM
14、及びRAM15からなる画像処理プロセッサ系
と、コントローラ16とを備え、これらは図1に示すよ
うにデータバスライン17で相互に接続されている。
【0031】前記シリアル入力部11には、図24で示
したようなテレビジョン映像等の1画面分の画像データ
が1画素ずつ時系列的に入力される。前記シリアル出力
部12からは、前記画像処理部13で画像処理された後
の1フレームバッファ分の画像データが、前記シリアル
入力部11への画像処理前の画像データの入力時と同様
の順序で、1画素ずつ不図示の表示部に向けて出力され
る。
【0032】前記画像処理部13は、算術論理演算ユニ
ット(ALU)を構成して、前記シリアル入力部11で
受け取った画像データに対する画像処理を行う。また、
前記ROM14やRAM15には、前記画像処理部13
による画像処理時に論理演算で必要とするルックアップ
テーブル(LUT)等の情報が記憶されている。
【0033】前記コントローラ16は、シリアル入力部
11で受け取った画像データを前記フレームメモリ1に
対して書き込む際や、画像処理部13で画像処理した後
の画像データを前記フレームメモリ1に対して書き込む
際に、画像データの書き込み先の格納領域1aのアドレ
スを決定する。
【0034】同様に、コントローラ16は、画像処理部
13で画像処理する画像処理前の画像データをフレーム
メモリ1から読み出す際や、画像処理後の画像データを
フレームメモリ1から前記シリアル出力部12への読み
出す際に、画像データの読み出し先の格納領域1aのア
ドレスを決定する。
【0035】次に、図1に示した本実施例の画像処理装
置の構成中の、前記シリアル入力部11に入力された画
像データを前記各格納領域1aに書き込むのに必要な構
成と、書き込まれた画像データを各格納領域1aから読
み出して前記画像処理部13に出力するのに必要な構成
とを、図2のブロック図を参照してさらに詳細に説明す
る。
【0036】図2において符号11aはシリアル/パラ
レル変換部で、前記シリアル入力部11に入力された1
画素分ずつの画像データをシリアル/パラレル変換し、
縦1画素×横W画素の複数画素ずつのワード画素データ
とするもので、シリアル入力部11に内蔵されている。
【0037】符号13aは、フレームメモリ1の各格納
領域1aから読み出されたワード画素データが格納され
る画像処理用ワークメモリ、13bは、画像処理用ワー
クメモリ13aへのワード画素データの取り込みを制御
する画像処理用制御部であり、共に画像処理部13に設
けられている。
【0038】符号16aはアクセス権調停部で、シリア
ル/パラレル変換部11aから格納領域1aへの前記ワ
ード画素データの書き込みと、格納領域1aから画像処
理用ワークメモリ13aへのワード画素データの読み出
しとが交互に実行されるように制御する。
【0039】符号16bはメモリ制御部であり、前記フ
レームメモリ1に対する画像データの書き込み/読み出
し動作を制御する。これらアクセス権調停部16a及び
メモリ制御部16bは、共に前記コントローラ16に設
けられている。
【0040】図2に示す構成では、前記シリアル/パラ
レル変換部11aから格納領域1aへ前記ワード画素デ
ータを書き込む際に、シリアル/パラレル変換部11a
からアクセス権調停部16aに前記メモリ制御部16b
へのアクセス要求信号が出力される。
【0041】同様に、前記格納領域1aから前記画像処
理用ワークメモリ13aへ前記ワード画素データを読み
出す際に、前記画像処理用制御部13bからアクセス権
調停部16aに前記メモリ制御部16bへのアクセス要
求信号が出力される。
【0042】シリアル/パラレル変換部11aや画像処
理用制御部13bからのアクセス要求を受けたアクセス
権調停部16aは、それらのアクセス要求を交互に承認
し、シリアル/パラレル変換部11aと画像処理用制御
部13bとにアクセス承認信号を交互に返送する。
【0043】また、アクセス権調停部16aは、シリア
ル/パラレル変換部11aや画像処理用制御部13bに
アクセス承認信号を出力する際、これと同時に、前記メ
モリ制御部16bへアクセスを承認した対象(シリアル
/パラレル変換部11a又は画像処理用制御部13b)
を示す書き込み/読み出し信号を出力する。
【0044】前記シリアル/パラレル変換部11aで
は、前記アクセス要求信号に応答してアクセス権調停部
16aからアクセス承認信号が返送されてきた場合に、
前記メモリ制御部16bに書き込み要求信号を出力す
る。
【0045】同様に、前記画像処理用制御部13bで
は、前記アクセス要求信号に応答してアクセス権調停部
16aからアクセス承認信号が返送されてきた場合に、
前記メモリ制御部16bに読み出し要求信号を出力す
る。
【0046】前記メモリ制御部16bでは、シリアル/
パラレル変換部11aからの前記書き込み要求信号や、
画像処理用制御部13bからの前記読み出し要求信号を
受けた際に、アクセス権調停部16aから入力される前
記書き込み/読み出し信号を参照する。
【0047】そして、前記書き込み/読み出し信号によ
り、例えばアクセス権調停部16aによりシリアル/パ
ラレル変換部11aからのアクセス要求が承認されたこ
とを確認した場合に、メモリ制御部16bは、前記書き
込み要求信号に応答して、書き込み許可信号をシリアル
/パラレル変換部11aに返送する。
【0048】この書き込み許可信号をシリアル/パラレ
ル変換部11aが受け取ることで、前記ワード画素デー
タのシリアル/パラレル変換部11aから各格納領域1
aへの書き込みが実行される。
【0049】また、前記書き込み/読み出し信号によ
り、例えばアクセス権調停部16aにより画像処理用制
御部13bからのアクセス要求が承認されたことを確認
した場合に、メモリ制御部16bは、前記読み出し要求
信号に応答して、読み出し許可信号を画像処理用制御部
13bに返送する。
【0050】この読み出し許可信号を画像処理用制御部
13bが受け取ることで、前記ワード画素データの格納
領域1aから画像処理用ワークメモリ13aへの読み出
しが実行される。
【0051】従って、フレームメモリ1では、アクセス
権調停部16aによる調停結果に応じたメモリ制御部1
6bの制御により、シリアル/パラレル変換部11aか
ら格納領域1aへのワード画素データの書き込みと、格
納領域1aから画像処理用ワークメモリ13aへのワー
ド画素データの読み出しとが交互に行われる。
【0052】次に、前記メモリ制御部16bの詳細な構
成を、図3のブロック図を参照して説明する。図3に示
すように、前記メモリ制御部16bは、書き込み/読み
出しアドレス生成部(以下、アドレス生成部と略記す
る)16c、シーケンスカウンタ16d、及び、マッパ
/ローテータ16eを備える。
【0053】前記アドレス生成部16cは、シリアル/
パラレル変換部11aで変換されたワード画素データを
書き込むフレームメモリ1中の格納領域1aの書き込み
アドレス(Aw)と、フレームメモリ1から読み出して画
像処理部13により画像処理するワード画素データが格
納された格納領域1aの読み出しアドレス(Ar)とに共
通な書き込み/読み出しアドレス(A )を生成する。
【0054】このアドレス生成部16cには画像処理用
制御部13bからの前記読み出し要求信号が入力され、
この信号の入力時にアドレス生成部16cは生成する書
き込み/読み出しアドレスを、前記格納領域1aに付与
されたアドレス番号順に1つずつインクリメントする。
【0055】従って、アドレス生成部16cで生成され
る書き込み/読み出しアドレスは、図26中の矢印Cで
示すように、アドレスの番号順に変更される。尚、アド
レス生成部16cで生成される書き込みアドレスと読み
出しアドレスとは、共通、つまり同じアドレスであるた
め、シリアル/パラレル変換部11aからの前記書き込
み要求信号はこの場合使用されない。
【0056】また、生成された書き込み/読み出しアド
レスが、格納領域1aに付与された最終のアドレス番号
となった場合、その次には、格納領域1aに付与された
先頭のアドレス番号が生成される。
【0057】また、これと同時に、生成されたアドレス
が前記先頭のアドレス番号に戻ったことを示すキャリー
(carry )信号が、アドレス生成部16cから前記シー
ケンスカウンタ16dに出力される。そして、アドレス
生成部16cにより生成された書き込み/読み出しアド
レスは、前記マッパ/ローテータ16eに出力される。
【0058】前記シーケンスカウンタ16dには、アド
レス生成部16cからの前記キャリー信号が入力され、
これに応じてシーケンスカウンタ16dは、内部のカウ
ント値Sを「0」から1つずつインクリメントする。
【0059】前記マッパ/ローテータ16eでは、前記
アドレス生成部16cからの書き込み/読み出しアドレ
スと、前記シーケンスカウンタ16dによるカウント値
Sとに応じて、シリアル/パラレル変換部11aからフ
レームメモリ1へのワード画素データの書き込みに使用
する写像書き込みアドレスと、フレームメモリ1から画
像処理用ワークメモリ13aへのワード画素データの読
み出しに使用する写像読み出しアドレスとが生成され
る。
【0060】前記写像書き込みアドレスの生成は、前記
アドレス生成部16cからの書き込み/読み出しアドレ
スを、図25中の右方向に所定アドレス分ローテートさ
せることで行われ、前記写像読み出しアドレスの生成
は、前記アドレス生成部16cからの書き込み/読み出
しアドレスを、前記写像書き込みアドレスの場合と異な
る所定アドレス分だけ図25中の右方向にローテートさ
せることで行われる。以下、この点について詳説する。
【0061】まず、前記フレームメモリ1の格納空間が
図25に示すようにp進n桁であり、前記書き込み/読
み出しアドレスをA(但し、Aは整数、0≦A<(pの
n乗))とした場合、前記写像書き込みアドレスや写像
読み出しアドレスを生成する際に適用され、前記書き込
み/読み出しアドレスを図34中右方向にp進γ桁ロー
テートさせるローテーション関数Rot(A,γ)は、
下記の数式1のように定義される。
【0062】
【数1】
【0063】尚、上記数式1中のローテーション回数γ
は、前記シーケンスカウンタ16dによるカウント値S
に応じて決定される。前記カウント値Sからローテーシ
ョン回数γを導き出すマッピング関数map(S)は、
下記の数式2のように定義され、この数式2で関係付け
られるカウント値Sとローテーション回数γとの関係は
下記の表1に示す通りである。
【0064】
【数2】
【0065】
【表1】
【0066】また、前記ローテーション関数には、Ro
t(Rot(A,γ1),γ2)=Rot(A,γ1
γ2)という関係式と、Rot(A,kn)=A(但し
kは整数)という関係式と、Rot(Rot(A,
γ),−γ)=Aという関係式とがそれぞれ成り立つ。
【0067】ここで、ローテーション関数Rot(A,
map(S))のマッピングで実空間P上の書き込み/
読み出しアドレスAに写像するような空間を、図4に示
す論理空間Lmap(S)と定義する。
【0068】例えば、前記実空間P上の各格納領域1a
を、伝送路から受け取ったワード画素データをフレーム
メモリ1に書き込む際の従来のアクセス順のように、図
26に示すような順序でアクセスするためには、Rot
(A,0)をアドレスポインタとすればよい。
【0069】また、前記実空間P上の各格納領域1a
を、画像処理するワード画素データをフレームメモリ1
から読み出す際のアクセス順のように、図29に示すよ
うな順序でアクセスするためには、Rot(A,m)を
アドレスポインタとすればよい(但し、pのm乗はフレ
ームメモリ1の行数)。
【0070】そして、上述した定義に従い前記実空間P
を前記論理空間Lmap(S)に写像すると、実空間P
に対するRot(A,0)をアドレスポインタとしたア
クセスは、先に述べた関係式から、前記論理空間Lma
p(S)に対するRot(Rot(A,0),map
(S))=Rot(A,map(S))をアドレスポイ
ンタとしたアクセスとなり、このアクセスは、図5に示
すように、図29に示す順序と同じになる。
【0071】同様に、前記実空間Pを前記論理空間Lm
ap(S)に写像すると、実空間Pに対するRot
(A,m)をアドレスポインタとしたアクセスは、先に
述べた関係式から、前記論理空間Lmap(S)に対す
るRot(Rot(A,m),map(S))をアドレ
スポインタとしたアクセスとなる。
【0072】そして、これは、前記論理空間Lmap
(S)の1つ先の論理空間Lmap(S+1)に対する
Rot(A,map(S+1))をアドレスポインタと
したアクセスと同じことになり、このアクセスは、図6
に示すように、図26に示す順序と同じになる。
【0073】さらに、前記論理空間Lmap(S+1)
を前記論理空間Lmap(S)に写像すると、論理空間
Lmap(S+1)に対するRot(A,map(S+
1))をアドレスポインタとしたアクセスは、先に述べ
た関係式から、論理空間Lmap(S)に対するRot
(A,map(S))をアドレスポインタとしたアクセ
スとなり、このアクセスは、図7に示すように、図29
と同じ順序のアクセスとなる。
【0074】従って、前記マッパ/ローテータ16e
は、前記アドレス生成部16cからの書き込み/読み出
しアドレスAと、前記シーケンスカウンタ16dのカウ
ント値Sとを基に、前記実空間Pに対するRot(A,
map(S))なる写像書き込みアドレスを生成し、ま
た、前記実空間Pに対するRot(A,map(S+
1))なる写像読み出しアドレスを生成する。
【0075】これにより、前記実空間Pの写像空間であ
る前記論理空間Lmap(S)上で、シリアル/パラレ
ル変換部11aからフレームメモリ1へのワード画素デ
ータの書き込みと、フレームメモリ1から画像処理用ワ
ークメモリ13aへのワード画素データの読み出しと
が、常に同じ格納領域1a上で行われることになる。
【0076】即ち、ある格納領域1aから画像処理用ワ
ークメモリ13aへワード画素データを読み出した後に
生じるフレームメモリ1の未使用空間(図5中左側白抜
き部)に、シリアル/パラレル変換部11aから得られ
た次画面のワード画素データが追従して書き込まれ(図
7中左側斜線部)、フレームメモリ1の格納空間が10
0%有効に使用される。
【0077】尚、前記未使用空間とは、当然のことなが
ら、画像処理後のワード画素データが同じ格納領域1a
に書き込まれ、さらにその画像処理後のワード画素デー
タがシリアル出力部12へ読み出された側に出力された
後に生じるものである。
【0078】また、前記実空間Pに対するRot(A,
map(S))なるアドレスポインタを読み出しアドレ
スに用い、Rot(A,map(S+1))なるアドレ
スポインタを書き込みアドレスに用いても、同様の作用
効果が生じる。
【0079】以上は、フレームメモリ1の縦横のフレー
ムサイズがpのべき乗である場合について述べたが、次
に、縦横の少なくとも一方のフレームサイズがpのべき
乗でない場合について、図8乃至図19の模式図を参照
して説明する。
【0080】まず、フレームメモリ1の横フレームサイ
ズがpのべき乗でない実空間Pに対する、写像書き込み
アドレスRot(A,0)をアドレスポインタとしたア
クセスを、前記論理空間Lmap(S)上に写像する
と、図8に示すようになり、このアクセスは図29と同
じ順序のアクセスとなる。
【0081】一方、同じ実空間Pに対する写像読み出し
アドレスRot(A,m)をアドレスポインタとしたア
クセスを、論理空間Lmap(S+1)上に写像する
と、図9に示すようになり、さらにこれを論理空間Lm
ap(S)上に写像すると、図10に示すようになり、
このアクセスは図29と同じ順序のアクセスとなる。
【0082】そして、図8及び図10を比べて分かるよ
うに、図10中の書き込み使用空間内(図中斜線部分が
使用空間を示している)の格納領域1aに、図8に示す
読み出しアドレスが重なることはなく、従って、論理空
間Lmap(S)に対するワード画素データの書き込み
と読み出しとが干渉することはない。
【0083】また、上述したRot(A,0)なるアド
レスポインタを読み出しアドレスに用い、Rot(A,
m)なるアドレスポインタを書き込みアドレスに用い
て、横フレームサイズがpのべき乗でない実空間Pに対
するアクセスを行う場合にも、図13中の読み出し使用
空間内(図13中斜線部分が使用空間を示している)の
格納領域1aに、図11に示す書き込みアドレスが重な
ることはなく、画像データの書き込みと読み出しとは干
渉しない。
【0084】次に、フレームメモリ1の縦フレームサイ
ズがpのべき乗でない実空間Pに対する、写像書き込み
アドレスRot(A,0)をアドレスポインタとしたア
クセスを、前記論理空間Lmap(S)上に写像する
と、図14に示すようになり、このアクセスは図29と
同じ順序のアクセスとなる。
【0085】一方、同じ実空間Pに対する写像読み出し
アドレスRot(A,m)をアドレスポインタとしたア
クセスを、論理空間Lmap(S+1)上に写像する
と、図15に示すようになり、さらにこれを論理空間L
map(S)上に写像すると、図16に示すようにな
り、このアクセスは図29と同じ順序のアクセスとな
る。
【0086】そして、図16に示す論理空間Lmap
(S)上でのアドレスポインタRot(A,m)による
アクセスを、図15の論理空間Lmap(S+1)のよ
うに下詰めして行えば、その状態での使用空間内に、図
14に示す書き込みアドレスが重なることはなく、従っ
て、論理空間Lmap(S)に対するワード画素データ
の書き込みと読み出しとが干渉することはない。
【0087】また、上述したRot(A,0)なるアド
レスポインタを読み出しアドレスに用い、Rot(A,
m)なるアドレスポインタを書き込みアドレスに用いて
も、論理空間Lmap(S)上でのアドレスポインタR
ot(A,m)によるアクセスを上詰めして行えば、同
様の作用効果が生じる。
【0088】続いて、フレームメモリ1の縦フレームサ
イズ及び横フレームサイズの両方がpのべき乗でない実
空間Pに対する、写像書き込みアドレスRot(A,
0)をアドレスポインタとしたアクセスを、前記論理空
間Lmap(S)上に写像すると、図17に示すように
なり、このアクセスは図29と同じ順序のアクセスとな
る。
【0089】一方、同じ実空間Pに対する写像読み出し
アドレスRot(A,m)をアドレスポインタとしたア
クセスを、論理空間Lmap(S+1)上に写像する
と、図18に示すようになり、さらにこれを論理空間L
map(S)上に写像すると、図19に示すようにな
り、このアクセスは図29と同じ順序のアクセスとな
る。
【0090】そして、図19に示す論理空間Lmap
(S)上でのアドレスポインタRot(A,m)による
アクセスを、図18の論理空間Lmap(S+1)のよ
うに左下詰めして行えば、その状態での使用空間内に、
図17に示す書き込みアドレスが重なることはなく、従
って、論理空間Lmap(S)に対するワード画素デー
タの書き込みと読み出しとが干渉することはない。
【0091】また、上述したRot(A,0)なるアド
レスポインタを読み出しアドレスに用い、Rot(A,
m)なるアドレスポインタを書き込みアドレスに用いて
も、論理空間Lmap(S)上でのアドレスポインタR
ot(A,m)によるアクセスを右上詰めして行えば、
同様の作用効果が生じる。
【0092】以上の第1実施例では、ワード画素データ
の書き込みアドレスと読み出しアドレスとが同じである
場合について説明したが、書き込み動作と読み出し動作
との干渉をさらに確実に回避するため、書き込み動作と
読み出し動作との間に時間差(アクセス箇所の差)を設
けるバッファリング方式を採用することも可能である。
【0093】以下、上記バッファリング方式を採用した
本発明の第2実施例について説明する。この第2実施例
において、画像処理装置全体の概略構成や、前記シリア
ル入力部11から前記各格納領域1aへのワード画素デ
ータの書き込み、並びに各格納領域1aから前記画像処
理部13へのワード画素データの読み出しに必要な構成
は、図1及び図2に示す第1実施例の構成と同じであ
る。
【0094】しかし、第1実施例と第2実施例とでは、
前記メモリ制御部16bの構成が若干異なる。そこで、
図20のブロック図を参照して、第2実施例の画像処理
装置における前記メモリ制御部16bの詳細な構成を説
明する。
【0095】尚、図20において図3のブロック図で示
したものと同一の部分には、図3で付したものと同じ引
用符号を付して説明を省略し、ここでは、新たに設けた
部分を中心に説明する。
【0096】図20に示す本実施例のメモリ制御部16
bは、書き込みアドレス生成部16f、読み出しアドレ
ス生成部16g、アドレス選択用マルチプレクサ16
h、書き込み側シーケンスカウンタ16j、読み出し側
シーケンスカウンタ16k、カウンタ用マルチプレクサ
16m、コンパレータ16n、及び、マッパ/ローテー
タ16eを備える。
【0097】前記書き込みアドレス生成部16fは、シ
リアル/パラレル変換部11aで変換されたワード画素
データを書き込むフレームメモリ1中の格納領域1aの
アドレス(Aw)を生成し、前記アドレス選択用マルチプ
レクサ16hとコンパレータ16nとにそれぞれ出力す
る。
【0098】この書き込みアドレス生成部16fは、シ
リアル/パラレル変換部11aからの前記書き込み要求
信号に応じて、生成する書き込みアドレスを前記格納領
域1aのアドレス番号順に1つずつインクリメントし、
アドレスが格納領域1aの最終のアドレス番号となった
場合、その次には、格納領域1aに付与された先頭のア
ドレス番号を生成する。尚、生成されたアドレスが前記
先頭のアドレス番号に戻ったことを示すキャリー信号
は、前記書き込み側シーケンスカウンタ16jに出力さ
れる。
【0099】前記読み出しアドレス生成部16gは、フ
レームメモリ1から読み出して画像処理部13により画
像処理するワード画素データが格納された格納領域1a
のアドレス(Ar)を生成し、前記アドレス選択用マルチ
プレクサ16hとコンパレータ16nとにそれぞれ出力
する。
【0100】この読み出しアドレス生成部16gは、画
像処理用制御部13bからの前記読み出し要求信号に応
じて、生成する読み出しアドレスを前記格納領域1aの
アドレス番号順に1つずつインクリメントし、アドレス
が格納領域1aの最終のアドレス番号となった場合、そ
の次には、格納領域1aに付与された先頭のアドレス番
号を生成する。尚、生成されたアドレスが前記先頭のア
ドレス番号に戻ったことを示すキャリー信号は、前記読
み出し側シーケンスカウンタ16kに出力される。
【0101】前記アドレス選択用マルチプレクサ16h
は、前記書き込みアドレス生成部16fで生成されたア
ドレスと、読み出しアドレス生成部16gで生成された
アドレスとのいずれか一方を選択して出力する。
【0102】このアドレス選択用マルチプレクサ16h
には、前記アクセス権調停部16aからの前記書き込み
/読み出し信号が入力され、この書き込み/読み出し信
号を基にアドレス選択用マルチプレクサ16hは、前記
両アドレスのうちどちらを出力するかを決定する。
【0103】即ち、アクセス権調停部16aによりシリ
アル/パラレル変換部11aからのアクセス要求が承認
された場合、前記書き込み/読み出し信号を基にアドレ
ス選択用マルチプレクサ16hは、書き込みアドレス生
成部16fで生成されたアドレスを選択して出力する。
【0104】反対に、アクセス権調停部16aにより画
像処理用制御部13bからのアクセス要求が承認された
場合、前記書き込み/読み出し信号を基にアドレス選択
用マルチプレクサ16hは、読み出しアドレス生成部1
6gで生成されたアドレスを選択して出力する。
【0105】前記書き込み側シーケンスカウンタ16j
には、書き込みアドレス生成部16fからの前記キャリ
ー信号が入力され、前記読み出し側シーケンスカウンタ
16kには、読み出しアドレス生成部16gからの前記
キャリー信号が入力される。
【0106】このキャリー信号の入力に応じて書き込み
側シーケンスカウンタ16j及び読み出し側シーケンス
カウンタ16kは、内部のカウント値(Sw,Sr )を
「0」から1つずつインクリメントする。
【0107】これら書き込み側シーケンスカウンタ16
j及び読み出し側シーケンスカウンタ16kによる前記
カウント値は、前記カウンタ用マルチプレクサ16m及
びコンパレータ16nにそれぞれ出力される。
【0108】前記カウンタ用マルチプレクサ16mは、
書き込み側シーケンスカウンタ16jによるカウント値
と、読み出し側シーケンスカウンタ16kによるカウン
ト値とのいずれか一方を選択して出力する。
【0109】このカウンタ用マルチプレクサ16mに
は、前記アクセス権調停部16aからの前記書き込み/
読み出し信号が入力され、この書き込み/読み出し信号
を基にカウンタ用マルチプレクサ16mは、前記両カウ
ント値のうちどちらを出力するかを決定する。
【0110】従って、前記アドレス選択用マルチプレク
サ16hが出力するアドレスが、例えば書き込みアドレ
ス生成部16fで生成されたアドレスである場合には、
カウンタ用マルチプレクサ16mからは、書き込み側シ
ーケンスカウンタ16jによるカウント値が出力され
る。
【0111】前記コンパレータ16nは、前記書き込み
アドレス生成部16fで生成されたアドレスと、読み出
しアドレス生成部16gで生成されたアドレスとを比較
し、また、前記書き込み側シーケンスカウンタ16j及
び読み出し側シーケンスカウンタ16kによる前記カウ
ント値同士を比較し、それら比較結果を基に、前記シリ
アル/パラレル変換部11aや画像処理用制御部13b
に、前記書き込み許可信号や読み出し許可信号を出力す
る。
【0112】ここで、コンパレータ16nによる書き込
み許可や読み出し許可の具体的な判定論理について説明
する。まず、書き込みアドレス生成部16fで生成され
たアドレスを書き込みアドレスAw(0≦Aw<(pの
n乗))、読み出しアドレス生成部16gで生成された
アドレスを読み出しアドレスAr(0≦Ar<(pのn
乗))、書き込み側シーケンスカウンタ16jによるカ
ウント値をカウント値Sw、読み出し側シーケンスカウ
ンタ16kによるカウント値をカウント値Srとする。
【0113】また、書き込みアドレスAwと読み出しア
ドレスArとがそれぞれ示す実空間P上のアドレスは、
Aw=Rot(Aw,map(Sw+1))、Ar=R
ot(Ar,map(Sr+1))である。
【0114】以上の定義のもとに、初期状態では、ne
xtseq(Sw)=Sr、及び、Aw=Ar=0であ
るものとする。そして、前記書き込み許可の判定論理
は、nextseq(Sw)=Sr、又は、Sw=Sr
で且つAw<Ar、或は、Sw=nextseq(S
r)で且つRot(Aw,map(nextseq
(0)))<Arである。
【0115】但し、図26に示す順序のアクセスから図
29に示す順序のアクセスへの変換では、nextse
q(S)=S+1であり、その逆では、nextseq
(S)=S−1である。また、nextseq(0)=
Sw−Srである。
【0116】一方、前記読み出し許可の判定論理は、S
w=nextseq(Sr)、又は、Sw=Sr、或
は、nextseq(Sw)=Srで且つAw<Rot
(Ar,map(nextseq(0)))である。但
し、nextseq(0)=Sr−Swである。
【0117】そして、以上の判定論理に従って、コンパ
レータ16nからシリアル/パラレル変換部11aや画
像処理用制御部13bに、書き込み許可信号や読み出し
許可信号が出力され、これに応じて、シリアル/パラレ
ル変換部11aや画像処理用制御部13bによるワード
画素データの書き込み動作や読み出し動作が実行され
る。
【0118】前記マッパ/ローテータ16eでは、前記
アドレス選択用マルチプレクサ16hから出力されたア
ドレスと、前記カウンタ用マルチプレクサ16mから出
力されたカウント値とに応じて、シリアル/パラレル変
換部11aからフレームメモリ1へのワード画素データ
の書き込みに使用する写像書き込みアドレスや、フレー
ムメモリ1から画像処理用ワークメモリ13aへのワー
ド画素データの読み出しに使用する写像読み出しアドレ
スが交互に生成される。このマッパ/ローテータ16e
による写像書き込みアドレスや写像読み出しアドレス
は、第1実施例で説明した手順により生成される。
【0119】このようにして生成された写像書き込みア
ドレスや写像読み出しアドレスにより、シリアル/パラ
レル変換部11aや画像処理用制御部13bによるワー
ド画素データの書き込み動作や読み出し動作が実行され
ると、論理空間Lmap(Sw),Lmap(Sr)上
で、前記写像書き込みアドレスや写像読み出しアドレス
のアドレスポインタは、図21(a),(b)に示すよ
うに移動する。
【0120】この図21(a),(b)を見て分かるよ
うに、シリアル/パラレル変換部11aからフレームメ
モリ1へのワード画素データの書き込み(同図(b))
と、フレームメモリ1から画像処理用ワークメモリ13
aへのワード画素データの読み出し(同図(a))とが
並行して行われ、しかも、読み出し側のアドレスポイン
タが書き込み側のアドレスポインタより先行するため、
確実に書き込み動作が読み出し動作に干渉することがな
い。このような第2実施例によっても、フレームメモリ
1の格納空間を100%有効に使用できるという第1実
施例と同様の効果を奏することができる。
【0121】そして、以上説明した第1及び第2実施例
のいずれにおいても、フレームメモリ1に対するワード
画素データの書き込み及び読み出しが並行して同時に行
われるため、画像処理部13での画像処理に待ち時間が
発生せず、効率良く高速で画像処理を行え、しかも、そ
のために、並行処理用のフレームメモリを別途設ける必
要がないため、コスト的にも有利である。
【0122】尚、上述した両実施例では、論理空間Lm
ap(S)上でのアドレスポインタの移動を、図29に
示す順序に統一する場合について説明したが、図26に
示す順序に統一してもよいことはいうまでもない。
【0123】また、両実施例で述べた書き込み/読み出
しアドレスの変換は、画像処理後のワード画素データの
フレームメモリ1への書き込みと、フレームメモリ1か
らシリアル出力部12への画像処理後のワード画素デー
タの読み出しとを行う際にも適用できることは勿論のこ
とである。
【0124】また、本発明が適用できる画像処理装置の
全体構成は、図1に示す構成に限定されない。例えば、
図22に示すように、前記シリアル入力部11と前記書
き込みアドレス生成部16fとを一体化してシリアル入
力/書き込みアドレス生成部18とし、同様に、前記シ
リアル出力部12と、フレームメモリ1から読み出され
てシリアル形式に変換された画像処理後の画像データに
シリアルのアドレスを付与するアドレス生成部とを一体
化して、シリアル出力/アドレス生成部19としてもよ
い。そのようにすれば、入出力部分のハードウェア化が
図られ、高速の画像データにも対応することができるよ
うになる。
【0125】さらに、前記画像処理部13、ROM1
4、及びRAM15からなる画像処理系を、図23に示
すようにハードウェア化して、画像処理ロジック20を
組むと共に、フレームメモリ1を2つ設けてもよい。
【0126】この場合には、シリアル入力/書き込みア
ドレス生成部18を経たワード画素データを一方のフレ
ームメモリ1に書き込んで、そのフレームメモリ1から
画像処理ロジック20に読み出させ、画像処理ロジック
20で画像処理されたワード画素データを、他方のフレ
ームメモリ1に書き込んで、そのフレームメモリ1から
読み出した画像処理後のワード画素データを、シリアル
出力/アドレス生成部19を経て表示部側に出力させ
る。これにより、より高速な画像データに対応すること
ができ、しかも、画像処理の高効率化を図ることができ
る。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
レームメモリの各格納領域に対するワード画素データの
読み出しと書き込みとが同じ順序で行われ、書き込みア
ドレスとして、読み出しアドレスと同じ、若しくは手前
のアドレスが割り当てられる。しかも、書き込みアドレ
スに従ったワード画素データの書き込みが、読み出しア
ドレスに従ったワード画素データの読み出しに追従して
行われる。
【0128】従って、ワード画素データの書き込み動作
と読み出し動作とが、両者が干渉することなく並行して
同時に行われる。このため、書き込み動作中に読み出し
動作を待機させたり、読み出し動作中に書き込み動作を
待機させる必要がなくなり、画像処理に待ち時間が発生
せず、効率良く高速で画像処理を行うことができる。
【0129】また、ワード画素データの書き込み動作と
読み出し動作とが並行して同時に行われることから、フ
レームメモリ上の未使用空間をほとんどなくすことが可
能となるため、フレームメモリの有効利用を図ることが
でき、しかも、そのために、並行処理用のフレームメモ
リを別途設ける必要もなく、コスト的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の第1実施例の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す画像処理装置の要部を示すブロック
図である。
【図3】図2に示すメモリ制御部16bの詳細な構成を
示すブロック図である。
【図4】図1に示すフレームメモリの実空間アドレスと
これに写像する論理空間アドレスとの対比を示す説明図
である。
【図5】Rot(A,o)をアドレスポインタとした実
空間アドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアク
セスに写像した場合のアクセス箇所を示す説明図であ
る。
【図6】Rot(A,m)をアドレスポインタとした実
空間アドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアク
セスに写像した場合のアクセス箇所を示す説明図であ
る。
【図7】図6に示す論理空間アドレスへのアクセスを1
つ手前の論理空間アドレスへのアクセスに写像した場合
のアクセス箇所を示す説明図である。
【図8】フレームメモリ1の横サイズがpのべき乗でな
くRot(A,o)をアドレスポインタとした実空間ア
ドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアクセスに
写像した場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図9】フレームメモリ1の横サイズがpのべき乗でな
くRot(A,m)をアドレスポインタとした実空間ア
ドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアクセスに
写像した場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図10】図9に示す論理空間アドレスへのアクセスを
1つ手前の論理空間アドレスへのアクセスに写像した場
合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図11】Rot(A,m)をアドレスポイントとした
実空間アドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのア
クセスに写像した場合のアクセス箇所を示す説明図であ
る。
【図12】Rot(A,o)をアドレスポイントとした
実空間アドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのア
クセスに写像した場合のアクセス箇所を示す説明図であ
る。
【図13】図12に示す論理空間アドレスへのアクセス
を1つ手前の論理空間アドレスへのアクセスに写像した
場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図14】フレームメモリの縦サイズがpのべき乗でな
くRot(A,o)をアドレスポイントとした実空間ア
ドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアクセスに
写像した場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図15】フレームメモリの縦サイズがpのべき乗でな
くRot(A,m)をアドレスポイントとした実空間ア
ドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアクセスに
写像した場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図16】図15に示す論理空間アドレスへのアクセス
を1つ手前の論理空間アドレスへのアクセスに写像した
場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図17】フレームメモリの縦横両サイズがpのべき乗
でなくRot(A,o)をアドレスポイントとした実空
間アドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアクセ
スに写像した場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図18】フレームメモリの縦横両サイズがpのべき乗
でなくRot(A,m)をアドレスポイントとした実空
間アドレスへのアクセスを論理空間アドレスへのアクセ
スに写像した場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図19】図18に示す論理空間アドレスへのアクセス
を1つ手前の論理空間アドレスへのアクセスに写像した
場合のアクセス箇所を示す説明図である。
【図20】本発明による画像処理装置の第2実施例に係
るメモリ制御部16bの詳細な構成を示すブロック図で
ある。
【図21】図21(a),(b)は、図4に示す実空間
アドレスへのアクセスを時間差を設けて論理空間アドレ
スへのアクセスに写像した場合のアクセス箇所の対比を
示す説明図である。
【図22】本発明が適用される画像処理装置の変形構成
例を示すブロック図である。
【図23】本発明が適用される画像処理装置の他の変形
構成例を示すブロック図である。
【図24】1画面分の画像データの伝送画素順を示す模
式図である。
【図25】図25(a)は画像処理装置内のフレームメ
モリのアドレス構成を示す説明図、図25(b)は任意
の格納領域1aの一群bの内容図である。
【図26】図25のフレームメモリに対してパラレル形
式の画像データを書き込む際の従来の書き込み動作の進
行順を示す説明図である。
【図27】図25のフレームメモリから画像処理部へ読
み出される複数画素分の画像データのフレームメモリ中
の領域を示す説明図である。
【図28】図27に示す領域から読み出された複数画素
分の画像データが画像処理後にフレームメモリに書き込
まれる状態を示す説明図である。
【図29】図25のフレームメモリからワード形式の画
像データを読み出す際の従来の読み出し動作の進行順を
示す説明図である。
【図30】従来のシングルバッファ方式の画像処理装置
の要部を示すブロック図である。
【図31】図30の画像処理装置のフレームメモリ1に
対する画像データの書き込み動作と読み出し動作との進
行の流れを模式的に示す説明図である。
【図32】従来のダブルバッファ方式の画像処理装置の
要部を示すブロック図である。
【図33】図32の画像処理装置のフレームメモリに対
する画像データの書き込み動作と読み出し動作との進行
の流れを模式的に示す説明図である。
【図34】フレームメモリ1の書き込み/読み出しアド
レスのローテートを説明する図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 1a 格納領域 1b 任意の格納領域1aの一群 2,16f 書き込みアドレス生成部 3,16g 読み出しアドレス生成部 4 マルチプレクサ 5 表示画面 5a 矩形領域 11 シリアル入力部 11a シリアル/パラレル変換部 12 シリアル出力部 13 画像処理部 13a 画像処理用ワークメモリ 13b 画像処理用制御部 14 ROM 15 RAM 16 コントローラ 16a アクセス権調停部 16b メモリ制御部 16c 書き込み/読み出しアドレス生成部 16d シーケンスカウンタ 16e マッパ/ローテータ 16h アドレス選択用マルチプレクサ 16j 書き込み側シーケンスカウンタ 16k 読み出し側シーケンスカウンタ 16m カウンタ用マルチプレクサ 16n コンパレータ 17 データバスライン 18 シリアル入力/書き込みアドレス生成部 19 シリアル出力/アドレス生成部 20 画像処理ロジック A,Aw,Ar アドレス B,C アドレスの進行順 EA,EA0,EA1 実効アドレス Lmap(S),Lmap(S+1) 論理空間 P 実空間 S,Sw,Sr カウント値

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データが一画素ずつ伝送される伝送
    路から受け取った前記画像データを、複数画素ずつ一列
    にまとめてワード画素データとして出力し、 前記画像データが格納されるフレームメモリの縦横複数
    配列された格納領域に前記出力されたワード画素データ
    を書き込み、 前記各格納領域に書き込まれた前記ワード画素データの
    所定の順序での読み出しに追従させて、前記出力された
    新たなワード画素データを前記各格納領域に書き込むよ
    うにした、 ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 画像データが1画素ずつ伝送される伝送
    路から受け取った前記画像データを、複数画素ずつ一列
    にまとめてワード画素データとして出力するシリアル/
    パラレル変換手段と、 前記ワード画素データが格納される格納領域が縦横複数
    配列され、前記画像データが格納されるフレームメモリ
    と、 前記格納領域の一群中のワード画素データを画像処理す
    る画像処理手段とを備える画像処理装置において、 前記各格納領域から所定の順序で前記ワード画素データ
    を読み出すための読み出しアドレスを生成する読み出し
    アドレス生成手段と、 前記シリアル/パラレル変換手段からの前記ワード画素
    データを、前記読み出しアドレスの格納領域、若しくは
    前記所定の順序における前記読み出しアドレスより上流
    側のアドレスの格納領域に書き込むための書き込みアド
    レスを生成する書き込みアドレス生成手段と、 前記読み出しアドレスに従って前記各格納領域から前記
    画像処理手段へのワード画素データの読み出しを制御す
    ると共に、前記書き込みアドレスに従い、前記ワード画
    素データの読み出しに追従させて前記シリアル/パラレ
    ル変換手段から前記各格納領域への前記ワード画素デー
    タの書き込みを制御する制御手段と、 を設けたことを特徴とする画像処理装置。
JP5294350A 1993-10-29 1993-10-29 画像処理方法及びその装置 Pending JPH07129460A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100539837B1 (ko) * 2001-06-07 2005-12-28 캐논 가부시끼가이샤 방사선촬상장치 및 그 구동방법
CN111885410A (zh) * 2020-07-30 2020-11-03 京东方科技集团股份有限公司 图像数据处理装置、方法及显示装置

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