JPH09145718A - 分析検査装置における攪拌装置の制御装置 - Google Patents

分析検査装置における攪拌装置の制御装置

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JPH09145718A
JPH09145718A JP7304807A JP30480795A JPH09145718A JP H09145718 A JPH09145718 A JP H09145718A JP 7304807 A JP7304807 A JP 7304807A JP 30480795 A JP30480795 A JP 30480795A JP H09145718 A JPH09145718 A JP H09145718A
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stirring
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analysis
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sample
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JP7304807A
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Kenji Nomura
賢治 野村
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A & T Kk
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A & T Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分析条件に応じて攪拌装置の攪拌条件を自動
的に最適に設定する。 【解決手段】 検体の液量、試薬の種類、液量、希釈液
の種類、液量、希釈倍率などの分析条件を可変設定され
る分析検査装置における攪拌装置の制御装置において、
分析条件に適合する攪拌条件を分析条件に応じて記憶し
た攪拌条件パラメータ記憶部235と、分析条件に関す
る情報を入力し、当該分析条件に応じて攪拌条件パラメ
ータ記憶部235より攪拌条件を読み出して分析条件に
応じて攪拌装置の攪拌条件を自動設定する攪拌条件自動
設定部237と、攪拌条件自動設定部237により設定
された攪拌条件により攪拌装置15を駆動する駆動回路
251を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、血液、尿などの
検体を化学分析する免疫化学分析検査装置などの分析検
査装置に組み込まれて検体と希釈液、試薬とを攪拌する
攪拌装置の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】免疫化学分析検査装置などの分析検査装
置においては、希釈カップや分析セル(反応セル)など
の小容器において検体と希釈液、試薬とを攪拌装置によ
って攪拌することが行われる。
【0003】この攪拌装置としては、回転攪拌子による
回転式のものや、攪拌ブレードによる振動式のものなど
があり、ピエゾ素子を駆動源とする振動式のものは、特
開平3−232524号公報、特開平4−363665
号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の分析検査装置に
おける攪拌条件、例えば、回転攪拌子の回転速度、攪拌
ブレードの振動数、振幅、攪拌時間、回転攪拌子あるい
は攪拌ブレードの被攪拌液に対する進入量は、予め一定
値に定められている。
【0005】これは、従来の分析検査装置では、検体の
液量、試薬の種類、液量、希釈液の種類、液量、希釈倍
率などの分析条件が多岐に亙ることがないことから一つ
の分析検査装置において最適攪拌条件が大きく変動する
ことがなく、攪拌条件が一定値であっても充分であった
からである。
【0006】このことに対して、最近の分析検査装置に
おいては、検体の液量、試薬の種類、液量、希釈液の種
類、液量、希釈倍率などの分析条件が多岐に亙る傾向が
あり、このことによって一つの分析検査装置でも最適攪
拌条件が検査項目、分析条件によって異なったものにな
り、攪拌条件が一定値であると、検査項目、分析条件の
如何によっては良好な攪拌が行われなくなり、攪拌不良
が発生する。この攪拌不良は分析検査結果の精度を低下
させる原因になる。
【0007】また分析検査の高速化により、攪拌時間に
制約が与えられることがあり、この場合には攪拌条件が
一定値であると、制約された攪拌時間内に所要の攪拌が
行われないことがある。
【0008】これらのことは、検査項目、分析条件に応
じて回転攪拌子の回転速度、攪拌ブレードの振動数、振
幅、攪拌時間、回転攪拌子あるいは攪拌ブレードの被攪
拌液に対する進入量などの攪拌条件が可変設定されてい
れば、一応解決されるが、しかし、これら攪拌条件が検
査項目や分析条件の入力とは個別にオペレータによって
マニュアル設定されると、設定ミスにより返って攪拌条
件が不適切な値に設定される可能性があり、これは分析
検査結果の信憑性を低下させる原因になる。また攪拌条
件のマニュアル設定は分析検査装置の全自動化を妨げる
ことになる。
【0009】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、回転攪拌子の回転速度、攪拌ブレー
ドの振動数、振幅、攪拌時間、回転攪拌子あるいは攪拌
ブレードの被攪拌液に対する進入量などの攪拌条件を、
検査項目、分析条件に応じて自動的に最適設定し、攪拌
条件がミス設定される虞れがなく、併せて分析検査装置
の全自動化を推進できる分析検査装置における攪拌装置
の制御装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1による分析検査装置における
攪拌装置の制御装置は、検体の液量、試薬の種類、液
量、希釈液の種類、液量、希釈倍率などの分析条件を可
変設定される分析検査装置における攪拌装置の制御装置
において、前記分析条件に適合する攪拌条件を分析条件
に応じて記憶した攪拌条件パラメータ記憶部と、分析条
件に関する情報を入力し、当該分析条件に応じて前記攪
拌条件パラメータ記憶部より攪拌条件を読み出して分析
条件に応じて攪拌装置の攪拌条件を自動設定する攪拌条
件自動設定部と、前記攪拌条件自動設定部により設定さ
れた攪拌条件により攪拌装置を駆動する駆動部とを有し
ている。
【0011】この分析検査装置における攪拌装置の制御
装置では、攪拌条件自動設定部に分析条件に関する情報
が入力されることによって攪拌条件自動設定部がその分
析条件に応じた攪拌条件を攪拌条件パラメータ記憶部よ
り読み出して攪拌装置の攪拌条件を自動設定し、駆動部
が攪拌条件自動設定部によって設定された攪拌条件によ
り攪拌装置を駆動する。
【0012】また上述の目的を達成するために、この発
明の請求項2による分析検査装置における攪拌装置の制
御装置は、請求項1に記載の分析検査装置における攪拌
装置の制御装置において、前記攪拌条件自動設定部が、
前記分析条件を設定する分析条件設定部とリンクしてお
り、前記分析条件設定部より分析条件に関する情報を入
力することを特徴としている。
【0013】この分析検査装置における攪拌装置の制御
装置では、分析条件設定部に設定された分析条件に関す
る情報が分析条件設定部より通信により攪拌条件自動設
定部に自動入力され、攪拌条件自動設定部に分析条件を
別途にマニュアル入力する必要がない。
【0014】また上述の目的を達成するために、この発
明の請求項3による分析検査装置における攪拌装置の制
御装置は、検査項目に応じて検体の液量、試薬の種類、
液量、希釈液の種類、液量、希釈倍率などの分析条件を
検査項目毎に予め設定された設定値に従って可変設定さ
れる分析検査装置における攪拌装置の制御装置におい
て、前記分析条件に適合する攪拌条件を各検査項目毎に
記憶した攪拌条件パラメータ記憶部と、攪拌対象の被攪
拌液の検査項目に関する情報を入力し、当該検査項目に
応じて前記攪拌条件パラメータ記憶部より攪拌条件を読
み出して検査項目に応じて攪拌装置の攪拌条件を自動設
定する攪拌条件自動設定部と、前記攪拌条件自動設定部
により設定された攪拌条件により攪拌装置を駆動する駆
動部とを有している。
【0015】この分析検査装置における攪拌装置の制御
装置では、攪拌条件自動設定部に検査項目に関する情報
が入力されることによって攪拌条件自動設定部がその検
査項目に応じた攪拌条件を攪拌条件パラメータ記憶部よ
り読み出して攪拌装置の攪拌条件を自動設定し、駆動部
が攪拌条件自動設定部によって設定された攪拌条件によ
り攪拌装置を駆動する。
【0016】また上述の目的を達成するために、この発
明の請求項4による分析検査装置における攪拌装置の制
御装置は、請求項3に記載の分析検査装置における攪拌
装置の制御装置において、分析検査装置が検体搬送シス
テムの検体容器担持ラックに保持されている検体容器よ
り検体を取り込むように構成されており、前記攪拌条件
自動設定部は前記検体容器担持ラックあるいは前記検体
容器に付けられたデータキャリアの読み込みにより検査
項目に関する情報を入力することを特徴としている。
【0017】この分析検査装置における攪拌装置の制御
装置では、検体担持ラックあるいは検体容器に付けられ
たデータキャリアの読み込みにより検査項目に関する情
報が攪拌条件自動設定部に自動入力され、攪拌条件自動
設定部に検査項目を別途にマニュアル入力する必要がな
い。
【0018】また上述の目的を達成するために、この発
明の請求項5による分析検査装置における攪拌装置の制
御装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の分析検査装
置における攪拌装置の制御装置において、前記攪拌装置
が回転攪拌子による回転式のものであり、前記攪拌条件
パラメータ記憶部は攪拌条件として前記回転攪拌子の回
転速度、攪拌時間、前記回転攪拌子の被攪拌液に対する
進入量の少なくとも何れか一つを分析条件あるいは検査
項目に応じて記憶しており、前記攪拌条件自動設定部は
分析条件あるいは検査項目に応じて前記回転攪拌子の回
転速度、攪拌時間、前記回転攪拌子の被攪拌液に対する
進入量の少なくとも何れか一つを自動設定することを特
徴としている。
【0019】この分析検査装置における攪拌装置の制御
装置では、攪拌条件自動設定部が分析条件あるいは検査
項目に応じて回転攪拌子の回転速度、攪拌時間、回転攪
拌子の被攪拌液に対する進入量の少なくとも何れか一つ
が自動設定される。
【0020】また上述の目的を達成するために、この発
明の請求項6による分析検査装置における攪拌装置の制
御装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の分析検査装
置における攪拌装置の制御装置において、前記攪拌装置
が攪拌ブレードによる振動式のものであり、前記攪拌条
件パラメータ記憶部は攪拌条件として前記攪拌ブレード
の振動数、振幅、攪拌時間、前記攪拌ブレードの被攪拌
液に対する進入量の少なくとも何れか一つを分析条件あ
るいは検査項目に応じて記憶しており、前記攪拌条件自
動設定部は分析条件あるいは検査項目に応じて前記攪拌
ブレードの振動数、振幅、攪拌時間、前記攪拌ブレード
の被攪拌液に対する進入量の少なくとも何れか一つを自
動設定することを特徴としている。
【0021】この分析検査装置における攪拌装置の制御
装置では、攪拌条件自動設定部が攪拌ブレードの振動
数、振幅、攪拌時間、攪拌ブレードの被攪拌液に対する
進入量の少なくとも何れか一つが自動設定される。
【0022】この発明による分析検査装置における攪拌
装置の制御装置において一貫して云えることは、最適攪
拌条件は、検査項目、分析条件に対して1対1の関係が
あり、検査項目、分析条件が決まれば、それに応じて最
適攪拌条件が一義的に決まると云うことに着目している
ものであり、この発明による分析検査装置における攪拌
装置の制御装置では、検査項目、あるいは分析条件の設
定に連繋して攪拌条件が自動設定されるから、検査項
目、分析条件の設定と攪拌条件の設定とに食い違いが発
生することがなく、検査項目、あるいは分析条件の設定
に伴い最適攪拌条件が必然的に自動設定される。
【0023】なお、各検査項目は固有の分析条件群を有
しているものであり、検査項目の設定により各種分析条
件が自動設定されるから、検査項目と分析条件との関係
が明かになっていれば、攪拌条件パラメータ記憶部は分
析条件に応じて攪拌条件を記憶しておけばよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明を実施の形態例について詳細に説明する。
【0025】図1、図2はこの発明による攪拌装置の制
御装置が適用される全自動型の免疫化学分析検査装置を
示している。免疫化学分析検査装置1は、複数個の希釈
カップ3を保持する希釈カップ担持ラック5の循環式ラ
ック搬送路7と、検体カツプ9を取り外し可能に支持し
て分割回転駆動される検体テーブル11と、純水希釈機
能付きの旋回式の検体分取クレーン装置13と、検体攪
拌装置15と、各希釈液ボトル17に所要の希釈液を貯
蔵する希釈液庫19と、旋回式の希釈クレーン装置21
と、希釈攪拌装置23と、旋回式の検体分注クレーン装
置25と、複数個の分析セル27を有して分割回転駆動
されるターンテーブル29と、各試薬ボトル31に第一
試薬を貯蔵する回転式の第一試薬庫33と、旋回式の第
一試薬クレーン装置35と、第一試薬攪拌装置37と、
各試薬ボトル39に第二試薬を貯蔵する回転式の第二試
薬庫41と、旋回式の第二試薬クレーン装置43と、第
二試薬攪拌装置45と、旋回式のDRCクレーン装置4
7と、DRC攪拌装置49と、所定の分割回転位置(測
光位置h)に位置している分析セル27の被分析液を光
透過量などにより分析するための測光ユニット51と、
循環式ラック搬送路7のストック通路部7bの途中に設
けられた希釈カップ洗浄再生ユニット53とを有してい
る。
【0026】免疫化学分析検査装置1において、希釈カ
ップ担持ラック5の希釈カップ3は、希釈カップ洗浄再
生ユニット53にて洗浄再生され、ストック通路部7b
より分析検査のスタート位置Aに搬送され、ここでデー
タリーダ54によって希釈カップ担持ラック5に設けら
れているIDセンサ6よりラックIDを読み取られ、こ
れより循環式ラック搬送路7の分析検査通路部7aによ
って検体注入攪拌位置B、希釈液注入攪拌位置C、分注
位置Dに順に移送される。
【0027】検体注入攪拌位置B、希釈液注入攪拌位置
C、分注位置Dを通過した希釈カップ担持ラック5は分
析検査通路部7aとストック通路部7bとの分岐位置E
に至り、全ての分析検査を完了している場合にはストッ
ク通路部7bの希釈カップ洗浄再生ユニット53へ送ら
れ、そうでない場合には、再度、分析検査のスタート位
置Aに搬送されてデータリーダ54により希釈カップ担
持ラック5に設けられているIDセンサ6(図3参照)
によりラックIDを読み取られ、分析検査通路部7aに
よって検体注入攪拌位置B、希釈液注入攪拌位置C、分
注位置Dに順に再移送される。
【0028】この実施例では、一つの希釈カップ担持ラ
ック5が5個の希釈カップ3を保持するようになってい
る。なお、この希釈カップ担持ラック5については図3
を参照されたい。
【0029】免疫化学分析検査装置1は、データリーダ
54によるIDセンサ6のローカルなラックIDの読み
取りにより、検体注入攪拌位置B、希釈液注入攪拌位置
C、分注位置Dに順に位置する希釈カップ担持ラック5
のラックIDを分析検査通路部7aに存在する希釈カッ
プ担持ラック5の順序通りに認識する。
【0030】検体分注クレーン装置25は、洗浄器55
の位置をホームポジションとして後述するラック取り込
みエリア215(図6参照)の検体容器担持ラック20
5の位置と検体注入攪拌位置Bの希釈カップ担持ラック
5との間、および検体テーブル11と検体注入攪拌位置
Bの希釈カップ担持ラック5との間に旋回可能で、試験
管203あるいは検体カップ9より血液、尿などの検体
を取り出してこれを検体注入攪拌位置Bの希釈カップ担
持ラック5の希釈カップ3に注入し、選択的に純水希釈
する。
【0031】検体攪拌装置15は、洗浄器57の位置を
ホームポジションとして、このホームポジションと検体
注入攪拌位置Bの希釈カップ担持ラック5との間に旋回
可能で、純水希釈時に検体注入攪拌位置Bの希釈カップ
担持ラック5の希釈カップ3内の検体と純水との攪拌を
行う。
【0032】希釈クレーン装置21は、洗浄器59の位
置をホームポジションとして希釈液庫19と希釈液注入
攪拌位置Cの希釈カップ担持ラック5との間に旋回可能
で、希釈液庫19の任意の希釈液ボトル17より希釈液
を取り出してこれを希釈液注入攪拌位置Cの希釈カップ
担持ラック5の希釈カップ3に注入する。
【0033】希釈攪拌装置23は、洗浄器61の位置を
ホームポジションとして、このホームポジションと希釈
液注入攪拌位置Cの希釈カップ担持ラック5との間に旋
回可能で、希釈液注入攪拌位置Cの希釈カップ担持ラッ
ク5の希釈カップ3内の検体と希釈液との攪拌を行う。
【0034】検体分注クレーン装置25は、洗浄器63
の位置をホームポジションとして分注位置Dとターンテ
ーブル29との間に旋回可能で、分注位置Dの希釈カッ
プ担持ラック5の希釈カップ3内の検体を取り出してこ
れをターンテーブル29の分注位置aに位置している分
析セル27に注入する。
【0035】第一試薬クレーン装置35は、洗浄器65
の位置をホームポジションとして第一試薬庫33とター
ンテーブル29との間に旋回可能で、第一試薬庫33の
試薬ボトル31より第一試薬を取り出してこれをターン
テーブル29の第一試薬注入位置bに位置している分析
セル27に注入する。
【0036】第一試薬攪拌装置37は、洗浄器67の位
置をホームポジションとして、このホームポジションと
第一試薬攪拌位置cに位置している分析セル27bとの
間に旋回可能で、第一試薬攪拌位置cに位置している分
析セル27内の検体と第一試薬との攪拌を行う。
【0037】第二試薬クレーン装置43は、洗浄器69
の位置をホームポジションとして第二試薬庫41とター
ンテーブル29との間に旋回可能で、第二試薬庫41の
試薬ボトル39より第二試薬を取り出してこれをターン
テーブル29の第二試薬注入位置dに位置している分析
セル27に注入する。
【0038】第二試薬攪拌装置45は、洗浄器71の位
置をホームポジションとして、このホームポジションと
第二試薬攪拌位置eに位置している分析セル27との間
に旋回可能で、第二試薬攪拌位置dに位置している分析
セル27b内の検体と第二試薬との攪拌を行う。
【0039】DRCクレーン装置47は、洗浄器73の
位置をホームポジションとして、DRC液ボトル48と
ターンテーブル29との間に旋回可能で、DRC液ボト
ル48よりDRC液を取り出してこれをターンテーブル
29のDRC位置fに位置している分析セル27に注入
する。
【0040】DRC攪拌装置49は、洗浄器75の位置
をホームポジションとして、このホームポジションとD
RC攪拌位置gに位置している分析セル27との間に旋
回可能で、DRC位置gに位置している分析セル27内
の検体とDRC液の攪拌を行う。
【0041】この免疫化学分析検査装置1は、上述のよ
うに検体攪拌装置15と希釈攪拌装置23と第一試薬攪
拌装置37と第二試薬攪拌装置45とDRC攪拌装置4
9の合計5個の攪拌装置を有し、この実施例では、検体
攪拌装置15と希釈攪拌装置23とが回転式のものによ
り構成され、第一試薬攪拌装置37と第二試薬攪拌装置
45とDRC攪拌装置49とが振動式のものにより構成
されており、この全てが攪拌条件を自動設定される対象
になる。なお、検体攪拌装置15と希釈攪拌装置23と
が回転式のものにより構成され、第一試薬攪拌装置37
と第二試薬攪拌装置45とDRC攪拌装置49とが振動
式のものにより構成されている理由は、検体攪拌装置1
5と希釈攪拌装置23は横断面形状が円形の希釈カップ
3内にて攪拌を行い、これに対し第一試薬攪拌装置37
と第二試薬攪拌装置45とDRC攪拌装置49とが横断
面形状が四角形の分析セル27内にて攪拌を行うからで
ある。
【0042】図4は検体攪拌装置15、希釈攪拌装置2
3として使用される回転式攪拌装置の実施例を示してい
る。この攪拌装置は、上部プレート76と下部プレート
77と接続バー79による固定フレーム81を有し、上
部プレート76において軸受スリーブ83により可動支
持軸85を回転可能に且つ軸線方向、即ち上下方向に移
動可能に支持している。可動支持軸85の上端には水平
マウント板87が取り付けられており、水平マウント板
87にモータ89により回転駆動される回転攪拌子91
が取り付けられている。
【0043】上部プレート76と下部プレート77との
間には送りねじ軸93が回転可能に取り付けられてお
り、送りねじ軸93には、送りナット95が螺合してい
る。送りナット95は、連繋アーム97によって可動支
持軸85と連結され、可動支持軸85が固定アーム99
によりバー101と上下方向に摺動可能に回り止め係合
していることによって回り止めされている。
【0044】従って送りナット95は上下動モータ10
3による送りねじ軸93の回転駆動により上下動し、ア
ーム97によって可動支持軸85が送りナット95と一
体的に上下動する。
【0045】可動支持軸85にはプーリ105が係合し
ており、プーリ105には旋回モータ107に取り付け
られたプーリ109とタイミングベルト111と駆動連
結されている。これにより可動支持軸85は旋回モータ
107によって自身の中心軸線周りに回転駆動される。
【0046】この攪拌装置における攪拌条件のパラメー
タには、回転攪拌子91の回数速度を決定するモータ8
9の電流、その通電時間(攪拌時間)、希釈カップ3内
の被攪拌液に対する回転攪拌子91の進入量、即ち可動
支持軸85の上下動位置を決定する上下動モータ103
の回転角などがある。
【0047】回転攪拌子91の進入量の適正値は、攪拌
による泡立ちを回避するために回転攪拌子91の全てが
希釈カップ3内の被攪拌液内に浸積される位置であり、
これは希釈カップ3における被攪拌液の液位により決ま
り、この被攪拌液の液位は、分析条件により決まる検体
および希釈液の液量より解るから、回転攪拌子91の進
入量の適正値は分析条件により決まる。
【0048】図5は第一試薬攪拌装置37と第二試薬攪
拌装置45とDRC攪拌装置49として使用される振動
式攪拌装置の実施例を示している。尚、図5に於いて、
図4に対応する部分は図4に付した符号と同一の符号を
付けてその説明を省略する。
【0049】この攪拌装置は、水平マウント板87にピ
エゾ素子による振動発生器113が取り付けられてお
り、振動発生器113にばね性を有する攪拌ブレード1
15が取り付けられている。
【0050】この攪拌装置における攪拌条件のパラメー
タは、攪拌ブレード115の振動数、振動モードを決定
する振動発生器113の駆動交流の周波数、攪拌ブレー
ド115の振幅を決定する振動発生器113に対する印
加電圧、通電時間、分析セル27内の被攪拌液に対する
攪拌ブレード115の進入量、即ち可動支持軸85の上
下動位置を決定する上下動モータ103の回転角であ
る。
【0051】この場合の攪拌ブレード115の進入量の
適正値は、攪拌による泡立ちを回避するために攪拌ブレ
ード115が多次共振モードで多節の弦振動を行う場合
において、節が被攪拌液の液位に位置する位置であり、
分析セル27における被攪拌液の液位は、分析条件によ
り決まる検体および希釈液、試薬の液量より解るから、
攪拌ブレード115の進入量の適正値も分析条件により
決まる。
【0052】次に図6を参照して免疫化学分析検査装置
1を含む免疫化学分析検査システムについて説明する。
【0053】免疫化学分析検査装置1の側部には検体搬
送ライン201が走っており、検体搬送ライン201
は、図7に示されているような試験管(検体容器)20
3を複数個保持する検体容器担持ラック205を搬送す
る。試験管203にはデータキャリヤとして検体識別コ
ードを示すバーコード207を印刷された検体ラベル2
09が貼り付けられており、また検体容器担持ラック2
05にはラック識別コードを示すバーコード211を印
刷されたラックラベル213が貼り付けられている。
【0054】検体搬送ライン201には免疫化学分析検
査装置1のためのラック取り込みエリア215が設けら
れており、免疫化学分析検査装置1により分析検査を行
う必要がある検体を有する試験管203は検体容器担持
ラック205ごとラック取り込みエリア215に取り込
まれる。この取り込み時に、ゲートを兼ねたバーコード
リーダ216がラックラベル213のバーコード211
を読み取ることにより、ホストコンピュータ217がラ
ック識別コードを識別して検体容器担持ラック205の
所在位置情報を取得し、ラック取り込みエリア215に
てバーコードリーダ218が検体ラベル209のバーコ
ード207を読み取ることにより、ホストコンピュータ
217が検体識別コードを識別して検体識別コード情報
を取得する。
【0055】ホストコンピュータ217には検体情報デ
ータベース219が接続されており、ホストコンピュー
タ217は、検体識別コードを検索キーとして検体情報
データベース219より検体識別コードに対応する検体
の種別、検査項目の情報を取得し、これら情報をLAN
などによる通信線221により免疫化学分析検査装置1
のコンピュータ223へオンライン送信する。
【0056】免疫化学分析検査装置1のコンピュータ2
23は、データリーダ54によるIDセンサ6のラック
IDの読み取りにより検体注入攪拌位置Bに位置してい
る検体容器担持ラック59のラックIDを認識してお
り、試験管203よりの検体取り込みにおいては、現
在、検体注入攪拌位置Bに位置している検体容器担持ラ
ック59のラックIDにその試験管203の検体識別コ
ードに対応する検体の種別、検査項目の情報を割り付
け、これに対し検体テーブル11の検体容器9よりの検
体取り込みにおいては、その検体の種別、検査項目ある
いは分析条件のオペレータ入力によって現在、検体注入
攪拌位置Bに位置しているラックIDに検体の種別、検
査項目あるいは分析条件を割り付ける。
【0057】コンピュータ223は、検査項目に応じて
検体の液量、試薬の種類、液量、希釈液の種類、液量、
希釈倍率などの分析条件を検査項目毎に予め記憶してい
る分析条件データベース225と、分析条件、検査項目
に応じて回転攪拌子の回転速度、攪拌ブレードの振動
数、振幅、攪拌時間、回転攪拌子あるいは攪拌ブレード
の被攪拌液に対する進入量などの攪拌条件(最適攪拌条
件)を各攪拌装置毎に記憶した攪拌条件データベース2
27とを有し、分析条件データベース225に記憶され
ている検査項目対応の分析条件によって検査項目に応じ
て分析条件を自動設定し、これに伴い攪拌条件データベ
ース227に記憶されている分析条件、検査項目対応の
攪拌条件によって分析条件、検査項目に応じて各攪拌装
置の攪拌条件を自動設定する。
【0058】図8は免疫化学分析検査装置1の分析条件
設定制御と攪拌条件設定制御とを行う制御系の具体例を
示している。この制御系は、分析条件パラメータ記憶部
231と、分析条件設定部233と、攪拌条件パラメー
タ記憶部235と、攪拌条件自動設定部237とを有し
ている。
【0059】分析条件パラメータ記憶部231は、上述
の分析条件データベース213と等価のものであり、検
査項目毎に検体の液量、試薬の種類、液量、希釈液の種
類、液量、希釈倍率などの所要の分析条件を記憶してい
る。
【0060】分析条件設定部233は、ホストコンピュ
ータ217より検査項目に関する情報を入力することに
より対応する分析条件を分析条件パラメータ記憶部23
1より読み出して分析条件を自動設定し、またキーボー
ドなどの入力手段(図示省略)よる入力情報よりより分
析条件を設定する。
【0061】この分析条件に関する情報が検体分取クレ
ーン装置13、希釈クレーン装置21、検体分注クレー
ン装置25、第一試薬クレーン装置35、第二試薬クレ
ーン装置43、DRCクレーン装置47の各々の駆動回
路239、241、243、245、247、249へ
出力されることにより、検体分取クレーン装置13、希
釈クレーン装置21、検体分注クレーン装置25、第一
試薬クレーン装置35、第二試薬クレーン装置43、D
RCクレーン装置47の各々が分析条件設定部233で
設定された分析条件に応じて作動する。
【0062】これにより、例えば、検体分取クレーン装
置13は、取り込みエリア65に取り込まれた検体容器
担持ラック205の試験管203より検体を、設定され
た分析条件により決められた液量分、吸引し、その検体
を検体注入攪拌位置Bに位置している希釈カップ担持ラ
ック5の希釈カップ3に注入すると共に、設定された分
析条件に応じて選択的に所定液量の純水を希釈カップ3
に注入し、所定の希釈倍率をもって検体を純水希釈す
る。
【0063】攪拌条件パラメータ記憶部235は、上述
の攪拌条件データベース215と等価のものであり、分
析条件、検査項目に応じて回転攪拌子の回転速度、攪拌
ブレードの振動数、振幅、攪拌時間、回転攪拌子あるい
は攪拌ブレードの被攪拌液に対する進入量などの攪拌条
件を各攪拌装置毎に記憶している。
【0064】攪拌条件自動設定部237は、ホストコン
ピュータ217より検査項目に関する情報を入力、ある
いは分析条件設定部233より分析条件に関する情報を
入力することにより対応する攪拌条件を攪拌条件パラメ
ータ記憶部235より読み出して攪拌条件を自動設定す
る。
【0065】この攪拌条件に関する情報が検体攪拌装置
15、希釈攪拌装置23、第一試薬攪拌装置37、第二
試薬攪拌装置45、DRC攪拌装置49の各々の駆動回
路251、253、255、257、259へ出力され
ることにより、検体攪拌装置15、希釈攪拌装置23、
第一試薬攪拌装置37、第二試薬攪拌装置45、DRC
攪拌装置49の各々が攪拌条件自動設定部237によっ
て自動設定された攪拌条件に応じて作動する。換言すれ
ば、駆動回路251、253、255、257、259
は各々、攪拌条件自動設定部237により自動設定され
た攪拌条件に応じて検体攪拌装置15、希釈攪拌装置2
3、第一試薬攪拌装置37、第二試薬攪拌装置45、D
RC攪拌装置49を駆動する。
【0066】上述のように、検査項目、あるいは分析条
件の設定に連繋して検体攪拌装置15、希釈攪拌装置2
3、第一試薬攪拌装置37、第二試薬攪拌装置45、D
RC攪拌装置49の各々の攪拌条件が自動設定されるか
ら、検査項目、分析条件の設定と攪拌条件の設定とに食
い違いが発生することがなく、検査項目、あるいは分析
条件の設定に伴い最適攪拌条件が必然的に自動設定され
る。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1による分析検査装置における攪拌装置の制御装置にお
いては、攪拌条件自動設定部に分析条件に関する情報が
入力されることによって攪拌条件自動設定部がその分析
条件に応じた攪拌条件を攪拌条件パラメータ記憶部より
読み出して攪拌装置の攪拌条件を自動設定するから、攪
拌条件が分析条件に応じて自動的に最適設定され、攪拌
条件がミス設定される虞れがなくなり、また分析検査装
置の全自動化が推進される。
【0068】請求項2による分析検査装置における攪拌
装置の制御装置では、分析条件設定部に設定された分析
条件に関する情報が分析条件設定部より攪拌条件自動設
定部に自動入力され、攪拌条件自動設定部に分析条件を
別途にマニュアル入力する必要がないから、入力作業が
効率よく行われると共に攪拌条件がミス設定される虞れ
がなくなる。
【0069】請求項3による分析検査装置における攪拌
装置の制御装置においては、攪拌条件自動設定部に検査
項目に関する情報が入力されることによって攪拌条件自
動設定部がその検査項目に応じた攪拌条件を攪拌条件パ
ラメータ記憶部より読み出して攪拌装置の攪拌条件を自
動設定するから、攪拌条件が検査項目に応じて自動的に
最適設定され、攪拌条件がミス設定される虞れがなくな
り、また分析検査装置の全自動化が推進される。
【0070】請求項4による分析検査装置における攪拌
装置の制御装置では、検体担持ラックあるいは検体容器
に付けられたデータキャリアの読み込みにより検査項目
に関する情報が攪拌条件自動設定部に自動入力され、攪
拌条件自動設定部に検査項目を別途にマニュアル入力す
る必要がないから、入力作業が効率よく行われると共に
攪拌条件がミス設定される虞れがなくなる。
【0071】請求項5による分析検査装置における攪拌
装置の制御装置では、攪拌条件自動設定部が分析条件あ
るいは検査項目に応じて回転攪拌子の回転速度、攪拌時
間、回転攪拌子の被攪拌液に対する進入量の少なくとも
何れか一つが自動設定されるから、これらの攪拌条件が
ミス設定される虞れがなくなり、常に検査項目、分析条
件に応じた攪拌条件が設定される。
【0072】請求項6による分析検査装置における攪拌
装置の制御装置では、攪拌条件自動設定部が攪拌ブレー
ドの振動数、振幅、攪拌時間、攪拌ブレードの被攪拌液
に対する進入量の少なくとも何れか一つが自動設定され
るから、これらの攪拌条件がミス設定される虞れがなく
なり、常に検査項目、分析条件に応じた攪拌条件が設定
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による攪拌装置の制御装置が適用され
る全自動型の免疫化学分析検査装置の一実施例を示す平
面図である。
【図2】この発明による攪拌装置の制御装置が適用され
る全自動型の免疫化学分析検査装置の一実施例を示す動
作説明図である。
【図3】全自動型の免疫化学分析検査装置にて使用され
る希釈カップ担持ラックの一実施例を示す側面図であ
る。
【図4】この発明による制御装置が適用される回転式の
攪拌装置の一実施例を示す側面図である。
【図5】この発明による制御装置が適用される振動式の
攪拌装置の一実施例を示す側面図である。
【図6】免疫化学分析検査装置を含む免疫化学分析検査
システムの一実施例を示すシステム構成図である。
【図7】全自動型の免疫化学分析検査装置にて使用され
る試験管と検体容器担持ラック希釈カップ担持ラックの
一実施例を示す側面図である。
【図8】全自動型の免疫化学分析検査装置の分析条件設
定制御と攪拌条件設定制御とを行う制御系の具体例を示
すブロック線図である。
【符号の説明】
1 免疫化学分析検査装置 3 希釈カップ 5 希釈カップ担持ラック 7 循環式ラック
搬送路 9 検体カツプ 11 検体テーブル 13 検体分取クレーン装置 15 検体攪拌装
置 17 希釈液ボトル 19 希釈液庫 21 希釈クレーン装置 23 希釈攪拌装
置 25 検体分注クレーン装置 27 分析セル 29 ターンテーブル 31 試薬ボトル 33 第一試薬庫 35 第一試薬ク
レーン装置 37 第一試薬攪拌装置 39 試薬ボトル 41 第二試薬庫 43 第二試薬ク
レーン装置 45 第二試薬攪拌装置 47 DRCクレ
ーン装置 49 DRC攪拌装置 51 測光ユニッ
ト 53 希釈カップ洗浄再生ユニット 54 データリー
ダ 55,57,59,61,63 洗浄器 65,67,69,71,73,75 洗浄器 76 上部プレート 77 下部プレー
ト 79 接続バー 81 固定フレー
ム 83 軸受スリーブ 85 可動支持軸 87 水平マウント板 89 モータ 91 回転攪拌子 93 送りねじ軸 95 送りナット 97 連繋アーム 99 固定アーム 101 バー 103 上下動モータ 105 プーリ 107 旋回モータ 109 プーリ 111 タイミングベルト 113 振動発生
器 115 攪拌ブレード 201 検体搬送
ライン 203 試験管 205 検体容器
担持ラック 207 バーコード 209 検体ラベ
ル 211 バーコード 213 ラックラ
ベル 215 ラック取り込みエリア 216 バーコー
ドリーダ 217 ホストコンピュータ 218 バーコー
ドリーダ 219 検体情報データベース 221 通信線 223 コンピュータ 225 分析条件
データベース 227 攪拌条件データベース 231 分析条件
パラメータ記憶部 233 分析条件設定部 235 攪拌条件
パラメータ記憶部 237 攪拌条件自動設定部 239,241,243,245,247,249 駆
動回路 251,253,255,257,259 駆動回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体の液量、試薬の種類、液量、希釈液
    の種類、液量、希釈倍率などの分析条件を可変設定され
    る分析検査装置における攪拌装置の制御装置において、 前記分析条件に適合する攪拌条件を分析条件に応じて記
    憶した攪拌条件パラメータ記憶部と、 分析条件に関する情報を入力し、当該分析条件に応じて
    前記攪拌条件パラメータ記憶部より攪拌条件を読み出し
    て分析条件に応じて攪拌装置の攪拌条件を自動設定する
    攪拌条件自動設定部と、 前記攪拌条件自動設定部により設定された攪拌条件によ
    り攪拌装置を駆動する駆動部と、 を有していることを特徴とする分析検査装置における攪
    拌装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記攪拌条件自動設定部は、前記分析条
    件を設定する分析条件設定部とリンクしており、前記分
    析条件設定部より分析条件に関する情報を入力すること
    を特徴とする請求項1に記載の分析検査装置における攪
    拌装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 検査項目に応じて検体の液量、試薬の種
    類、液量、希釈液の種類、液量、希釈倍率などの分析条
    件を検査項目毎に予め設定された設定値に従って可変設
    定される分析検査装置における攪拌装置の制御装置にお
    いて、 前記分析条件に適合する攪拌条件を各検査項目毎に記憶
    した攪拌条件パラメータ記憶部と、 攪拌対象の被攪拌液の検査項目に関する情報を入力し、
    当該検査項目に応じて前記攪拌条件パラメータ記憶部よ
    り攪拌条件を読み出して検査項目に応じて攪拌装置の攪
    拌条件を自動設定する攪拌条件自動設定部と、 前記攪拌条件自動設定部により設定された攪拌条件によ
    り攪拌装置を駆動する駆動部と、 を有していることを特徴とする分析検査装置における攪
    拌装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 分析検査装置が検体搬送システムの検体
    容器担持ラックに保持されている検体容器より検体を取
    り込むように構成されており、前記攪拌条件自動設定部
    は前記検体容器担持ラックあるいは前記検体容器に付け
    られたデータキャリアの読み込みにより検査項目に関す
    る情報を入力することを特徴とする請求項3に記載の分
    析検査装置における攪拌装置の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記攪拌装置が回転攪拌子による回転式
    のものであり、前記攪拌条件パラメータ記憶部は攪拌条
    件として前記回転攪拌子の回転速度、攪拌時間、前記回
    転攪拌子の被攪拌液に対する進入量の少なくとも何れか
    一つを分析条件あるいは検査項目に応じて記憶してお
    り、前記攪拌条件自動設定部は分析条件あるいは検査項
    目に応じて前記回転攪拌子の回転速度、攪拌時間の少な
    くとも何れか一つを自動設定することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の分析検査装置における攪拌
    装置の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記攪拌装置が攪拌ブレードによる振動
    式のものであり、前記攪拌条件パラメータ記憶部は攪拌
    条件として前記攪拌ブレードの振動数、振幅、攪拌時
    間、前記回転攪拌子の被攪拌液に対する進入量の少なく
    とも何れか一つを分析条件あるいは検査項目に応じて記
    憶しており、前記攪拌条件自動設定部は分析条件あるい
    は検査項目に応じて前記攪拌ブレードの振動数、振幅、
    攪拌時間、前記回転攪拌子の被攪拌液に対する進入量の
    少なくとも何れか一つを自動設定することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の分析検査装置における
    攪拌装置の制御装置。
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