JPH0913508A - ユニット住宅の増築方法及びユニット住宅 - Google Patents

ユニット住宅の増築方法及びユニット住宅

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JPH0913508A
JPH0913508A JP16071095A JP16071095A JPH0913508A JP H0913508 A JPH0913508 A JP H0913508A JP 16071095 A JP16071095 A JP 16071095A JP 16071095 A JP16071095 A JP 16071095A JP H0913508 A JPH0913508 A JP H0913508A
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JP
Japan
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unit
foundation
floor
space
residential
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JP16071095A
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English (en)
Inventor
Hideki Yoshioka
秀記 吉岡
Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 増築作業効率を向上させかつスペース上の制
約を最小限に抑える。 【構成】 既設の基礎本体20に対し追加基礎22を延
設し、移動の対象となる一階部分の居住用ユニット14
Aと基礎本体20との連結状態等を解除し、この追加基
礎22上へ一階部分の居住用ユニット14A及び二階部
分の居住用ユニット16Aを移動させ、移動することに
より形成された空間部72に外壁パネル74、床・天井
パネル76、屋根ユニット78を取り付ける。従って、
ユニット住宅10の増築作業を極めて単純化することが
でき、増築作業効率を向上させることができる。また、
近隣が住宅密集地域である場合においても、追加基礎2
2を設けるスペースさえあればよく、足場を組むスペー
スや部材を仮置きするスペースを確保する必要がなくな
るので、スペース上の制約を最小限に抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット住宅の増築方
法及びユニット住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅、例えば建築済のユニット住宅にお
いて、これを増築しようとする場合には、以下の要領で
行われる。まず、ユニット住宅の外周に面したユニット
の外壁、外建を取り壊す。次いで、増築する追加ユニッ
トを据え付ける。その後、追加屋根を取り付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た増築方法による場合、作業が複雑なため、作業が大が
かりになる。このため、作業日数、作業者数、熟練作業
者を要し、コストアップを招くと共に作業効率が低下す
るという問題がある。
【0004】また、近隣が住宅密集地域である場合に
は、足場を組むスペースや部材を仮置きするスペースを
確保することが困難になり、スペース上大きな制約を受
けるという問題もある。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、増築作業効率
を向上させかつスペース上の制約を最小限に抑えること
ができるユニット住宅の増築方法及びユニット住宅を得
ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、既設のユニット住宅の基礎に対し追加基礎を延設
し、任意の既設のユニットとその基礎及び当該ユニット
に隣接する既設のユニットとの連結状態を各々解除し、
前記任意の既設のユニットを前記追加基礎上へ移動し、
移動することにより形成された空間部に外壁、床、天
井、屋根を取り付ける、ことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の発明において、前記空間部に、前記外壁、床、天井、
屋根に替えて、居住用ユニット、屋根ユニット等の住宅
構成用ユニットを取り付ける、ことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の本発明は、請求項1に記載
のユニット住宅の増築方法における追加基礎を、ユニッ
ト住宅の基礎を設ける際に予め設けた、ことを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、まず、既設
のユニット住宅の基礎に対し追加基礎が延設される。次
いで、任意の既設のユニットとその基礎及び当該ユニッ
トに隣接する既設のユニットとの連結状態が各々解除さ
れる。次に、前記任意の既設のユニットが追加基礎上へ
移動される。その後、移動させたことにより形成された
空間部に外壁、床、天井、屋根が取り付けられる。従っ
て、本発明によれば、ユニット住宅の増築作業が極めて
単純化される。このため、増築作業を行うための作業日
数、作業者数が従来工法に比べ削減されると共に、熟練
作業者を必要とすることもない。
【0010】また、近隣が住宅密集地域である場合にお
いても、追加基礎を設けるスペースさえあればよく、足
場を組むスペースや部材を仮置きするスペースを確保す
る必要はない。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、任意の既設のユニットを追加
基礎上へ移動することにより形成された空間部に、外
壁、床、天井、屋根に替えて、居住用ユニット、屋根ユ
ニット等の住宅構成用ユニットを取り付ける構成である
ので、ユニット住宅の増築作業がより一層単純化され
る。
【0012】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載のユニット住宅の増築方法における追加基礎
を、ユニット住宅の基礎を設ける際に予め設けたので、
増築する必要が生じた場合には前述した如く任意の既設
のユニットをこの追加基礎上へ移動させて増築用の空間
部を確保することが可能となる他、増築する要望がない
場合にはこの追加基礎をアウトドアデッキ等に利用する
ことが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図8を用いて、本発明の一実施
例について説明する。
【0014】図1には増築する際の状況を示すユニット
住宅の概略斜視図が示されており、又図2には図1に示
されるユニット住宅の基礎の概略斜視図が示されてい
る。
【0015】これらの図に示されるように、ユニット住
宅10は、基礎12と、この基礎12(正確には、後述
する基礎本体20)上に据え付けられて一階部分を構成
する複数の居住用ユニット14と、これらの居住用ユニ
ット14の上端面に据え付けられて二階部分を構成する
複数の居住用ユニット16と、これらの居住用ユニット
16の上端面に据え付けられて屋根を構成する複数の屋
根ユニット18と、によって構成されている。なお、図
1においては、要部ではない部分の屋根ユニットを省略
している。また、住宅本体を支承する基礎12は、基礎
本体20と、この基礎本体20の所定部位から一体的に
延設された追加基礎22と、によって構成されている。
なお、この実施例では、追加基礎22は、基礎本体20
を設ける際に同時に設けられるようになっている。
【0016】図3〜図5には基礎本体20と一階部分の
居住用ユニット14との組付状態が示されており、以下
に詳細に説明する。
【0017】図3には、基礎本体20の一般部20A
(図2にも図示)における組付状態の縦断面構造が示さ
れている。この図に示されるように、一階部分の居住用
ユニット14は、底面側に断熱材24を備えた床パネル
26を備えている。床パネル26の底面側所定位置に
は、断面コ字形の床大梁28及び断面矩形の床小梁30
が配設されている。また、居住用ユニット14の屋外側
の面には外壁パネル32が配置されており、この外壁パ
ネル32に対向して屋内側には内壁材34が配設されて
いる。外壁パネル32の屋内側には、両端部が互いに離
反する方向へ屈曲されたブラケット36を介して外壁フ
レーム38が取り付けられており、この外壁フレーム3
8を介して外壁パネル32が居住用ユニット14の屋外
側の面に取り付けられている。なお、外壁パネル32の
下端部裏面には床大梁28との間隙寸法を規制する位置
決め用の別のブラケット40が配設されていると共に、
所定形状の水切り42が配設されている。また、外壁パ
ネル32と内壁材34との間には、複数本のプレ配管4
4が床パネル26を貫通した状態で予め設けられてい
る。
【0018】図4には、基礎本体20のアンカー部20
B(図2にも図示)における組付状態の縦断面構造が示
されている。この図に示されるように、移動の対象とな
る一階部分の居住用ユニット14Aの柱46の下端部と
基礎本体20の上端部との間には、所定形状のジョイン
ト48が配設されている。なお、このジョイント48
は、図6に示される如く、平面視で方形状とされ断面視
でH型とされている。ジョイント48の頂壁48A及び
底壁48Bには、同軸上のボルト挿通孔50、52がそ
れぞれ形成されている。頂壁48Aは、そのボルト挿通
孔50内へボルト54が挿通されてナット56と螺合さ
れることにより、移動前の状態の一階部分の居住用ユニ
ット14Aの柱46に固定されている。一方、底壁48
Bは、そのボルト挿通孔52内へアンカーボルト58が
挿通されてナット60が螺合されることにより基礎本体
20上に固定されている。これにより、基礎本体20と
居住用ユニット14Aとが連結されている。なお、この
居住用ユニット14Aに関するアンカー部20Bは、計
四箇所(図2参照)に設定されている。
【0019】図5には、基礎本体20のローラ部20C
(図2にも図示)における組付状態の縦断面構造が示さ
れている。この図に示されるように、移動の対象となる
居住用ユニット14Aの床大梁28の下フランジ28A
の下方には、基礎本体20の上端面に固定された断面略
コ字形のガイド部材62が配置されている。なお、この
ガイド部材62は、ローラ部20Cが設けられる計六箇
所(図2参照)に配設されている。ガイド部材62の両
側壁62Aには、複数のガイドローラ64が軸支されて
いる。なお、ガイドローラ64の上端周面は、前述した
ジョイント48の頂壁48Aの頂面と同一平面上或いは
頂面よりも若干上方の平面上に位置されている。また、
ガイド部材62の屋外側の側壁62Aの内面には台座6
6が固着されており、この台座66にはボール68が回
転自在に支持されている。このボール68は、一階部分
の居住用ユニット14Aを移動させる際に、床大梁28
をガイドするガイド手段として機能すると共に、移動時
における居住用ユニット14Aが図5図示上において左
右方向へずれるのを防止する位置決め手段として機能す
る。
【0020】次に、本実施例の作用並びに効果を説明す
る。まず、移動の対象となる一階部分の居住用ユニット
14Aと基礎本体20との連結状態、当該居住用ユニッ
ト14Aとこれに隣接する居住用ユニット14B(図2
参照)との連結状態、並びに当該居住用ユニット14A
の上階に位置する二階部分の居住用ユニット16Aとこ
れに隣接する居住用ユニット16Bとの連結状態がそれ
ぞれ解除される。具体的には、一階部分の居住用ユニッ
ト14Aと基礎本体20とを連結しているアンカーボル
ト58、ナット60及びボルト54、ナット56の連結
状態が解除されると共に、当該居住用ユニット14A及
びこれに隣接する居住用ユニット14B並びに二階部分
の居住用ユニット16A及びこれに隣接する居住用ユニ
ット16Bとをそれぞれ連結しているジョイント部(図
示省略)の連結状態が解除される。これにより、移動の
対象となる居住用ユニット14A、16Aが移動可能な
状態となる。
【0021】次いで、図1に示される如く、ウインチ7
0等の牽引手段を用いて、新築時に既に設けられている
追加基礎22上へ一階部分の居住用ユニット14Aが二
階部分の居住用ユニット16Aと共に矢印A方向へスラ
イドされる。この際、居住用ユニット14Aは、その床
大梁28の下フランジ28Aによって複数のガイドロー
ラ64を転動させながらスライドするため、比較的小さ
い牽引力で足りる。なお、スライドさせた後、新たなア
ンカー部20B’(図2参照)にて一階部分の居住用ユ
ニット14Aが固定される。
【0022】その後、一階部分の居住用ユニット14A
及び二階部分の居住用ユニット16Aを移動させたこと
により形成された空間部72に、外壁パネル74、床・
天井パネル76、屋根ユニット78がそれぞれ取り付け
られる。これにより、ユニット住宅10の増築作業が終
了する。
【0023】以下に、図7及び図8に示される間取り図
を用いて、増築状況を補足説明する。図7には、増築前
の状態の一階部分の間取り図が示されている。この図に
示されるように、増築前の状態では、予め設けられた追
加基礎22上には、一階部分の居住用ユニット14A及
び二階部分の居住用ユニット16Aは存在しない。その
替わりに、追加基礎22上には、アウトドアデッキ80
が設けられている。なお、この間取りは居住者が少ない
場合を想定したものであり、従ってソファー82やテー
ブル84、椅子86等の家具類も比較的小人数であるこ
とを考慮して配置されている。
【0024】一方、図8には増築後の状態の一階部分の
間取り図が示されている。なお、この間取りは、居住者
が増えた場合を想定したものである。この図に示される
ように、この状態ではアウトドアデッキ80は撤去さ
れ、追加基礎22上には前述した方法によって一階部分
の居住用ユニット14A及び二階部分の居住用ユニット
16Aが据え付けられている。このため、居住空間が空
間部72分だけ拡大されている。従って、この空間部7
2を利用して、大きめのテーブル88を配置し、椅子9
0やソファー92も増やすことが可能となる。
【0025】このように本実施例では、既設の基礎本体
20に対し追加基礎22を延設し、移動の対象となる一
階部分の居住用ユニット14Aと基礎本体20との連結
状態等を解除し、この追加基礎22上へ移動の対象とな
る一階部分の居住用ユニット14A及び二階部分の居住
用ユニット16Aを移動させ、移動することにより形成
された空間部72に外壁パネル74、床・天井パネル7
6、屋根ユニット78を取り付ける増築方法を案出した
ので、ユニット住宅10の増築作業を極めて単純化する
ことができる。このため、従来工法に比べ、熟練作業者
が必要になることもなく、又増築作業を行うための作業
日数、作業者数を著しく削減することができる。この結
果、本実施例によれば、増築作業効率を向上させること
ができる。
【0026】また、本実施例によれば、近隣が住宅密集
地域である場合においても、追加基礎22を設けるスペ
ースさえあればよく、足場を組むスペースや部材を仮置
きするスペースを確保する必要がなくなる。従って、ス
ペース上の制約を最小限に抑えることができる。
【0027】さらに、本実施例によれば、一階部分の居
住用ユニット14A及び二階部分の居住用ユニット16
Aをそのままスライドさせる構成であるので、外壁パネ
ル32等を取り壊す必要がなく、言い換えればそのまま
用いることができる。従って、廃材が出ることもないの
で、資材の有効利用を図ることができる。
【0028】また、本実施例によれば、一階部分の居住
用ユニット14A及び二階部分の居住用ユニット16A
をそのままスライドさせる構成であるので、家具類、収
納物も同時に移動される。このため、家具類、収納物を
移動させる作業を省くことができる。
【0029】なお、本実施例では、増築時の作業効率を
考慮して、新築時に基礎本体20に加えて追加基礎22
を設置したが、これに限らず、増築時に追加基礎22を
設置するようにしてもよい。
【0030】また、本実施例では、南側に位置する一階
部分の居住用ユニット14A及び二階部分の居住用ユニ
ット16Aを更に南側にスライドさせる例について説明
したが、これに限らず、北側、東側、西側に居住用ユニ
ット14、16をスライドさせる構成を採ることも可能
である。すなわち、本発明によれば、ユニット住宅10
の外周に面した任意の居住空間の拡充もさることなが
ら、ユニット住宅10の内部に位置する居住空間の拡充
も可能になる。
【0031】さらに、本実施例では、増築前の状態にお
ける追加基礎22をアウトドアデッキ80用の基礎とし
て用いたが、これに限らず、追加基礎22のみをシート
等を被せて或いは何もせずに存置しておいても差し支え
ない。しかし、前者の場合には、追加基礎22の有効利
用を図ることができると共に、ガイド部材62、ガイド
ローラ64等の防錆上のメリットがある。
【0032】また、本実施例では、居住用ユニット14
Aをスライドさせるためにガイドローラ64を用いた
が、これに限らず、ボール等を用いることも可能であ
り、総じていえば転動手段、より広義には任意の既設の
ユニットを移動させるスライド手段であればすべて適用
可能である。
【0033】さらに、本実施例では、一階部分の居住用
ユニット14A及び二階部分の居住用ユニット16Aを
スライドさせることにより形成された空間部72に外壁
パネル74、床・天井パネル76、屋根ユニット78を
取り付ける方法を採ったが、これに限らず、この空間部
72に別の居住用ユニット(図1の居住用ユニット1
4、16と同一のユニット或いはハーフユニット)及び
屋根ユニット(図1の屋根ユニット78と同一のユニッ
ト或いはハーフユニット)等の住宅構成用ユニットを据
え付ける構成を採ってもよい。なお、住宅構成用ユニッ
トには、バスユニット等も含まれる。この場合、ユニッ
ト化を促進することができ、より一層増築作業効率を向
上させることができる。
【0034】また、本実施例では、二階建てのユニット
住宅10を例にしたが、これに限らず、一階建てのユニ
ット住宅、三階建てのユニット住宅についても本発明は
適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明に係るユニット住宅の増築方法は、既設のユニッ
ト住宅の基礎に対し追加基礎を延設し、任意の既設のユ
ニットとその基礎及び当該ユニットに隣接する既設のユ
ニットとの連結状態を各々解除し、前記任意の既設のユ
ニットを前記追加基礎上へ移動し、移動することにより
形成された空間部に外壁、床、天井、屋根を取り付ける
方法なので、増築作業効率を向上させかつスペース上の
制約を最小限に抑えることができるという優れた効果を
有する。
【0036】また、本発明によれば、追加基礎を設ける
位置を任意に選択することができるので、ユニット住宅
の外周に面した任意の居住空間を拡充させることができ
るのみならず、ユニット住宅の内部に位置する居住空間
を拡充させることもできるという優れた効果を有する。
【0037】請求項2に記載の本発明に係るユニット住
宅の増築方法は、請求項1に記載の発明において、任意
の既設のユニットを追加基礎上へ移動することにより形
成された空間部に、外壁、床、天井、屋根に替えて、居
住用ユニット、屋根ユニット等の住宅構成用ユニットを
取り付ける構成であるので、ユニット化を促進すること
ができ、より一層増築作業効率を向上させることができ
るという優れた効果を有する。
【0038】請求項3に記載の本発明に係るユニット住
宅は、請求項1に記載のユニット住宅の増築方法におけ
る追加基礎を、ユニット住宅の基礎を設ける際に予め設
けたので、状況に応じてこの追加基礎の用途を使い分け
ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る増築方法によってユニット住宅
を増築する際の状況を示すユニット住宅の概略斜視図で
ある。
【図2】図1に示されるユニット住宅の基礎を示す概略
斜視図である。
【図3】基礎本体の一般部における組付状態の縦断面構
造を示す断面図である。
【図4】基礎本体のアンカー部における組付状態の縦断
面構造を示す断面図である。
【図5】基礎本体のローラ部における組付状態の縦断面
構造を示す断面図である。
【図6】図4に示されるジョイントの拡大斜視図であ
る。
【図7】増築前の状態の一階部分の間取り図である。
【図8】増築後の状態の一階部分の間取り図である。
【符号の説明】
10 ユニット住宅 14A 居住用ユニット(任意の既設のユニット) 14B 居住用ユニット(隣接する既設のユニット) 20 基礎本体(既設のユニット住宅の基礎) 22 追加基礎 58 アンカーボルト 60 ナット 72 空間部 74 外壁パネル(外壁) 76 床・天井パネル(床、天井) 78 屋根ユニット(屋根)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設のユニット住宅の基礎に対し追加基
    礎を延設し、 任意の既設のユニットとその基礎及び当該ユニットに隣
    接する既設のユニットとの連結状態を各々解除し、 前記任意の既設のユニットを前記追加基礎上へ移動し、 移動することにより形成された空間部に外壁、床、天
    井、屋根を取り付ける、 ことを特徴とするユニット住宅の増築方法。
  2. 【請求項2】 前記空間部に、前記外壁、床、天井、屋
    根に替えて、居住用ユニット、屋根ユニット等の住宅構
    成用ユニットを取り付ける、 ことを特徴とする請求項1に記載のユニット住宅の増築
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のユニット住宅の増築方
    法における追加基礎を、ユニット住宅の基礎を設ける際
    に予め設けた、 ことを特徴とするユニット住宅。
JP16071095A 1995-06-27 1995-06-27 ユニット住宅の増築方法及びユニット住宅 Pending JPH0913508A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163791A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物の施工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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