JP2824045B2 - 外壁パネル取付構造 - Google Patents

外壁パネル取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄骨ラーメンユ
ニット構法住宅等の鉄骨系建物における非耐力の外壁パ
ネル取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】鉄骨ラー
メンユニット構法住宅等では、一般に非耐力の外壁パネ
ルが取付けられる。この外壁パネルは、パネルフレーム
に外装材を張ったものであり、例えば上下辺のフレーム
材をユニットボックスの天井梁および床梁にボルト固定
する取付構造が採用される。一般の鉄骨系工業化住宅に
おいても、非耐力の外壁パネルの取付けに、前記と同様
な取付構造が採用される。
【0003】しかし、このように外壁パネルを天井梁お
よび床梁にボルト固定すると、風圧荷重や地震等の水平
力により躯体が層間変位を生じたときに、外壁パネルに
菱形に変形させるような応力が生じる。この場合に、躯
体構造としては大きな層間変位に耐え得る構成とされて
いても、外壁パネルの変形の許容度は低く、層間変位に
よって外壁パネルがフレームの塑性変形や外装材のひび
割れ等の破損を生じることがある。また、タイル貼りの
外壁面とした場合はタイルの剥れが生じることがある。
【0004】一方、中低層の事務所ビル等の鉄骨系建物
では、カーテンウォールの取付構造として、鉄骨梁に設
けたアングル材等の受け金具を、外壁パネルの裏面に取
付けたイナヅマ形プレート等で挟み付けるなどの、若干
のずれを許容する取付構造を採用している。これによ
り、躯体の層間変位に外壁パネルを追随させながらしか
も外壁パネルに無理な応力が生じないようにしている。
また、鉄骨系住宅においても、ALC版を外壁に用いた
ものでは、前記と同様にALC版を上下の鉄骨梁に対し
て、ずれ許容方式の取付構造で取付ける場合がある。こ
のような外壁パネルの取付構造を、前記の鉄骨ラーメン
ユニット構法住宅に採用すれば、前記の層間変位による
外壁パネルの損傷の問題が解消される。
【0005】しかし、前記のビル用のカーテンウォール
やALC版の取付構造は、構造が複雑で高価であり、パ
ネルフレームに外装材を張った標準級仕様の外壁パネル
の取付構造として採用すると、コスト面での制約の厳し
い戸建や低層集合住宅等においては、建物全体に対して
コスト高となる大きな要因となる。また、鉄骨ラーメン
ユニット構法建物では、前記のようなずれを許容する取
付構造を、梁と外壁パネルとの間に設けることは、取付
スペースや組立の都合上、難しい。
【0006】この発明は、このような課題を解消し、地
震や風などによる建物の層間変位量が軽減されて外壁パ
ネルに伝わり、外壁パネルの破損を防止でき、かつ構造
が簡単で取付作業も行い易く、コスト低下が図れる外壁
パネル取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の外壁パネル取
付構造は、鋼製の柱の屋外面に沿ってパネルフレームの
竪枠材が位置する外壁パネルを前記柱に取付ける外壁パ
ネル取付構造であって、前記外壁パネルの前記竪枠材の
複数箇所を各々前記鋼製柱に上下にスライド可能に取付
ける可動取付具を設けたものである。この構成によれ
ば、柱が斜めに変形したとき、可動取付具が柱に沿って
上下にスライドすることにより、柱の変形が外壁パネル
に伝わるのを回避できる。そのため、建物が地震や風で
大きな層間変位を生じても、それに伴い外壁パネルが破
損するのを防止できる。外壁パネルは柱に取付けるた
め、梁に取付けるスペースが得難いような外壁部の仕様
の場合にも、外壁パネルの取付が容易に行える。
【0008】前記外壁パネル取付構造において、前記可
動取付具は、前記柱の屋内面から側方へ張り出して先端
が屋内側に屈曲した外壁パネル取付板と、前記外壁パネ
ルの前記竪枠材の複数箇所に取付けられて前記外壁パネ
ル取付板の側方張出部分と前記柱の側面との間に形成さ
れる溝部に各々嵌り込む複数の取付金具とからなるもの
としてもよい。この構成の場合、柱に設けられた外壁パ
ネル取付板に、外壁パネル側の取付金具を嵌め込むこと
で外壁パネルの取付が行えるので、取付作業が簡単であ
る。
【0009】前記外壁パネルの竪枠材は角パイプ製と
し、この竪枠材の屋内面とパネル内側面の間の角部にス
リットを設け、前記取付金具を、前記スリットに一部が
差し込まれる差込み金物と、この差込み金物に取付けら
れて前記柱と外壁パネル取付板間の前記溝部に嵌り込む
嵌込金物とで構成してもよい。この構成の場合、竪枠材
のスリットに差込み金物を差し込み、この差込み金物に
嵌込金物を取付けるだけで取付金具の取付が行えるの
で、その取付作業が一層簡単になる。また、取付金具
は、外壁パネルを取付けるときまで外壁パネルから外し
ておくことができるので、外壁パネルから取付金具が突
出せず、外壁パネルの運搬や取扱の邪魔にならない。
【0010】前記構成において、前記差込み金物が、前
記竪枠材のパネル内側面に係合するパネル位置合わせ片
と、前記竪枠材内への挿入部分に切起し状に形成されて
前記竪枠材の前記パネル位置合わせ片が係合する内面部
分に先端が係合可能な外れ止め片とを有するものとして
もよい。この構成の場合、差込み金物が前記竪枠材のス
リットに差し込まれた状態で、その外れ止め片により抜
け止めが図られ、パネル位置合わせ片で位置決めされ
る。この場合に、外壁パネルは、柱から離れる方向には
前記パネル位置合わせ片で位置決めされ、柱に近づく方
向、つまり外壁パネル間の目地が狭まる方向には、外れ
止め片が竪枠材の内面に当たるまで移動が自在となる。
そのため、この移動許容範囲によっても、躯体の変形量
が外壁パネルに伝わることが軽減され、一層、層間変位
への対応性が良好となる。
【0011】また、前記構成において、前記差込み金物
が、コ字状に屈曲した屈曲板状であって、一方の対向片
が前記スリットへの差し込み部分となり、他方の対向片
にねじ孔を有し、かつ外面に前記差込み部分から中間片
に連続して補強リブを有するものとし、前記嵌込金物
が、前記差込み金物と対向するコ字状に屈曲板状であっ
て、一方の対向片が前記差込み金物の前記ねじ孔の形成
された対向片に重ねられてこの対向片にねじ止めされる
ものとしてもよい。この構成の場合、一層構造が簡単で
あり、また差込み金物は補強リブを有するので嵌込金物
を支持するのに十分な強度を確保できる。
【0012】前記各構成において、前記柱は、建物の一
部となるユニットボックスの間柱であってもよい。この
ように間柱付きのユニットボックスに応用した場合に、
前記各構成の外壁パネル取付構造による取付作業性の向
上効果が一層良好となる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図5と共に説明する。この実施形態に係る外壁パネル
取付構造は、建物の一部となる図3のようなユニットボ
ックス1に外壁パネル2を取付けるものである。前記ユ
ニットボックス1のユニットボックスフレームは、角形
鋼管等の鉄骨製の四隅の各柱3間に、溝形鋼等の鉄骨製
の天井梁4と床梁5とを溶接またはボルト止め等で接合
してボックスラーメン構造に骨組みしたものであり、前
記柱3間には、同じく角形鋼管等からなる複数本の間柱
3Aが設けられている。
【0014】外壁パネル2は、図5に背面図で示すよう
に、軽量鉄骨(この例では角パイプ)で組み込んだパネ
ルフレーム6の表面に外装面材7を張付けて構成したも
のであり、パネルフレーム6の両竪枠材6a,6a間に
は複数の補強横桟8が設けられている。このように構成
した外壁パネル2は、図4に水平断面図で示すように、
そのパネルフレーム6の竪枠材6aがユニットボックス
1の柱3A(3)の屋外面に沿って位置するように配置
し、図1に示すように可動取付具9を介して柱3(3
A)に取付ける。可動取付具9は、外壁パネル2の竪枠
材6aの複数箇所を各々前記鋼管柱3A(3)に上下に
スライド可能に取付けるものである。
【0015】可動取付具9は、前記柱3A(3)の屋外
面から両側方へ張り出して先端が屋内側に屈曲した溝形
の外壁パネル取付板11と、外壁パネル2の竪枠材6a
の複数箇所(図5に黒三角形の符号で示す)に取付けら
れる複数の取付金具13とからなる。外壁パネル取付板
11は柱3A(3)の屋外面に溶接またはボルト止め等
で接合される。取付金具13は、外壁パネル取付板11
の側方張出部分11aと前記柱3A(3)の側面との間
に形成される溝部12に各々嵌り込むものとする。
【0016】取付金具13の各取付箇所となる竪枠材6
aの屋内面とパネル内側面の間の角部には、それぞれ上
下に延びるスリット14が設けられる。取付金具13
は、前記スリット14に一部が差し込まれる差込み金物
15と、この差込み金物15に取付けられて柱3A
(3)と外壁パネル取付板11間の溝部12に嵌り込む
角筒状の嵌込金物16とで構成される。このように、竪
枠材6aのスリット14に差込み金物15を差し込み、
この差込み金物15に嵌込金物16を取付けるだけで取
付金具13を取付けることができるので、取付け作業が
簡単に行える。
【0017】差込み金物15は、図2に示すように中間
片15dから一対の対向片15c,15eが屈曲して延
びた概形コ字形の屈曲板状の部材であり、片方の対向片
15eに、この対向片15eの基端側が起き上がった切
り起し片状の外れ止め片15bを有している。また、中
間片15dから、外れ止め片15bの先端側へ延出して
パネル位置合わせ片15aが形成されている。このパネ
ル位置合わせ片15aは、竪枠材6aのパネル内側面に
係合させるものである。外れ止め片15bは、竪枠材6
aのパネル位置合わせ片15aが係合する内面部分に先
端が係合可能としてある。他方の対向片15cにはビス
挿通孔17が設けられている。このビス挿通孔17に挿
通したビス18を嵌込金物16のねじ孔19に螺合させ
ることにより、差込み金物15に嵌込金物16がねじ止
めされる。
【0018】この構成の外壁パネル取付構造によると、
地震や風で建物が層間変位を生じてユニットボックス1
の柱3A(3)が斜めになっても、可動取付具9の取付
金具13が前記溝部12に沿って上下にスライドするこ
とにより、柱3A(3)に対する外壁パネル2の変位が
許容される。そのため、柱3A(3)の変形が外壁パネ
ル2に伝わることが回避され、建物躯体の大きな層間変
位によって外壁パネル2が破損することが防止される。
【0019】図6ないし図8は、この発明の他の実施形
態に係る外壁パネル取付構造を示す。この実施形態で
は、取付金具13を次の形状の差込み金物15Aと嵌入
金物16Aとで構成している。差込み金物15Aは、図
7(A)〜(C)に正面図,平面図および側面図で示す
ように、コ字状に屈曲した屈曲板状とし、一方の対向片
15eを前記スリット14への差込み部分とし、他方の
対向片15cをねじ孔20の設けられた取付片としてい
る。また、この差込み金物15Aの前記差込み部分から
中間片15dに連続して、外面に補強リブ21が形成し
てある。
【0020】また、取付金具13の嵌込金物16Aは、
図8(A)〜(C)に正面図,平面図および側面図で示
すように、差込み金物15Aと対向するコ字状の屈曲板
状としてあり、その一方の対向片16aに形成したビス
挿通孔22に挿通するビス23を、差込み金物15Aの
ねじ孔20にねじ込むことにより、ねじ孔20の形成さ
れた差込み金物15Aの対向片15cに、嵌込金物16
Aの対向片16aが重ねられてねじ止めされる。
【0021】この実施形態の場合にも、先の実施形態の
場合と同様にして、地震や風でユニットボックス1の柱
3A(3)が斜めに変形しても、柱3(3A)の外壁パ
ネル取付板11の溝12内に沿って嵌込金物16Aが上
下に移動でき、これにより外壁パネル2の破損を防止す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】この発明の外壁パネル取付構造は、鋼製
の柱に外壁パネルを取付ける取付構造において、外壁パ
ネルの竪枠材の複数箇所を各々前記鋼製柱に上下にスラ
イド可能に取付ける可動取付具を設けたため、地震や風
で建物の骨組に層間変位が生じても、可動取付具が柱に
沿って上下にスライドすることにより、外壁パネルが層
間変位に対応でき、外壁パネルが破損することが防止さ
れる。また、外壁パネルは柱に取付けるため、梁に取付
けるスペースが得難いような外壁部の仕様の場合にも、
外壁パネルの取付が容易に行える。前記可動取付具を、
柱に設けられた外壁パネル取付板と、外壁パネルの竪枠
材に取付けられて外壁パネル取付板の溝部に各々嵌り込
む取付金具とからなるものとした場合は、構造が簡単
で、かつ取付作業が容易に行える。また、外壁パネルの
竪枠材を角パイプ製とし、前記取付金具を、前記竪枠材
に設けたスリットに差し込まれる差込み金物と、この差
込み金物に取付けられて柱の外壁パネル取付板の溝部に
嵌り込む嵌込金物とで構成した場合は、取付け作業が一
層簡単になり、また外壁パネルの取付前は取付金具を取
り外しておくことができて、取付金具が外壁パネルの運
搬や保管の邪魔になることがない。この構成において、
前記差込み金物が、竪枠材のパネル内側面に係合するパ
ネル位置合わせ片と、竪枠材内への挿入部分に切起し状
に形成されて竪枠材の内面に係合する外れ止め片とを有
する構成とした場合は、差込み金物を抜け止め状態に簡
単に取付けることができ、また差込み金物が竪枠材に対
して若干の横方向の変位も自在となって、一層の取付作
業の容易と、層間変位量に対する外壁パネルの許容力の
向上が得られる。
【0023】請求項5の発明の場合は、前記差込み金物
を、コ字状の屈曲板状とし、その一方の対向片が前記ス
リットへの差し込み部分となり、他方の対向片にねじ孔
を有し、かつ前記差込み部分から中間片の連続して外面
に補強リブを有するものとし、前記嵌込金具を、前記差
込み金物と対向するコ字状に屈曲板状とし、その一方の
対向片が前記差込み金物の前記ねじ孔の形成された対向
片に重ねられてこの対向片にねじ止めされるものとした
ため、取付金具を、簡単な構成で取付作業性が良く、か
つ強度にも優れたものとできる。これらの構成の外壁パ
ネル取付構造を間柱付きのユニットボックスに応用した
場合は、取付作業性の向上効果が一層良好となり、鉄骨
ラーメンユニット構法建物において、躯体の層間変位へ
の外壁パネルの追従性を有する取付構造を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態に係る外壁パネ
ル取付構造の水平断面図、(B)は同斜視図である。
【図2】同外壁パネル取付構造に使用する取付金具の分
解斜視図である。
【図3】同外壁パネル取付構造を適用するユニットボッ
クスの斜視図である。
【図4】同外壁パネル取付け構造の配置構成を示す水平
断面図である。
【図5】同外壁パネル取付構造を適用する外壁パネルの
背面図である。
【図6】この発明の他の実施形態に係る外壁パネル取付
構造の水平断面図である。
【図7】(A)〜(C)は同外壁パネル取付構造に使用
する取付金具を構成する差込み金物の正面図,平面図お
よび側面図である。
【図8】(A)〜(C)は同外壁パネル取付構造に使用
する取付金具を構成する嵌込金物の正面図,平面図およ
び側面図である。
【符号の説明】
2…外壁パネル、3,3A…柱、6…パネルフレーム、
6a…竪枠材、9…可動取付具、11…外壁パネル取付
板、12…溝部、13…取付金具、14…スリット、1
5,15A…差込み金物、15a…パネル位置合わせ
片、15b…外れ止め片、15c…取付片、16,16
A…嵌込金物、21…リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 605 E04B 2/56 605E 611 611B 643 643A 643B 1/348 1/348 L

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼製の柱の屋外面に沿ってパネルフレー
    ムの竪枠材が位置する外壁パネルを前記柱に取付ける外
    壁パネル取付構造であって、前記外壁パネルの前記竪枠
    材の複数箇所を各々前記鋼製柱に上下にスライド可能に
    取付ける可動取付具を設けた外壁パネル取付構造。
  2. 【請求項2】 前記可動取付具は、前記柱の屋外面から
    側方へ張り出して先端が屋内側に屈曲した外壁パネル取
    付板と、前記外壁パネルの前記竪枠材の複数箇所に取付
    けられて前記外壁パネル取付板の側方張出部分と前記柱
    の側面との間に形成される溝部に各々嵌り込む複数の取
    付金具とからなる請求項1記載の外壁パネル取付構造。
  3. 【請求項3】 前記外壁パネルの竪枠材を角パイプ製と
    し、この竪枠材の屋内面とパネル内側面の間の角部にス
    リットを設け、前記取付金具を、前記スリットに一部が
    差し込まれる差込み金物と、この差込み金物に取付けら
    れて前記柱と外壁パネル取付板間の前記溝部に嵌り込む
    嵌込金物とで構成した請求項2記載の外壁パネル取付構
    造。
  4. 【請求項4】 前記差込み金物が、前記竪枠材のパネル
    内側面に係合するパネル位置合わせ片と、前記竪枠材内
    への挿入部分に切起し状に形成されて前記竪枠材の前記
    パネル位置合わせ片が係合する内面部分に先端が係合可
    能な外れ止め片とを有するものである請求項3記載の外
    壁パネル取付構造。
  5. 【請求項5】 前記差込み金物が、コ字状に屈曲した屈
    曲板状であって、一方の対向片が前記スリットへの差し
    込み部分となり、他方の対向片にねじ孔を有し、かつ外
    面に前記差込み部分から中間片に連続する補強リブを有
    し、前記嵌込金物が、前記差込み金物と対向するコ字状
    の屈曲板状であって、一方の対向片が前記差込み金物の
    前記ねじ孔の形成された対向片に重ねられてこの対向片
    にねじ止めされる請求項3記載の外壁パネル取付構造。
  6. 【請求項6】 前記柱がユニットボックスの間柱である
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の外壁パネル
    取付構造。
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