JPH09131937A - ホーム位置検出装置及びホーム位置検出方法 - Google Patents

ホーム位置検出装置及びホーム位置検出方法

Info

Publication number
JPH09131937A
JPH09131937A JP8276492A JP27649296A JPH09131937A JP H09131937 A JPH09131937 A JP H09131937A JP 8276492 A JP8276492 A JP 8276492A JP 27649296 A JP27649296 A JP 27649296A JP H09131937 A JPH09131937 A JP H09131937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
home
carriage
home position
sensing
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8276492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2914921B2 (ja
Inventor
Jong-Yang Choo
鍾楊 秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH09131937A publication Critical patent/JPH09131937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2914921B2 publication Critical patent/JP2914921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • B41J19/202Drive control means for carriage movement
    • B41J19/205Position or speed detectors therefor

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホーム位置検出時間を短縮し、ホーム位置検
出のためのキャリッジ移動時の騒音や消費電力を減少さ
せる。 【解決手段】 軸14に沿うキャリッジ12の移動方向
に沿って所定間隔で設けた2つの感知片18a,18b
と、感知片18a,18bの移動行程中の所定位置に設
けられたホトセンサなどのホームセンサ20と、により
ホーム位置を検出する。感知片18a、18bのいずれ
か一方がホームセンサ20に感知されるようにキャリッ
ジ12を停止位置から移動させた後に、基準に設定した
感知片18bがホームセンサ20の感知位置にくるよう
にキャリッジ12を追加移動させることでホーム位置を
検出する。従来では位置検出開始時のキャリッジ位置に
関係なく常に低速でキャリッジを移動させてホーム位置
検出を行っていたが、位置検出開始時のキャリッジ位置
に応じて高速移動と低速移動を組み合わせ、短い区間で
のみ低速制御するようにできるので、ホーム位置検出時
間が短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置制御を必要とす
る機器に関するもので、特に、その位置制御の基準位置
となるホーム位置(home position) を感知する装置及び
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に位置制御を必要とする機器は、基
準位置を設定してその基準位置から必要な移動距離の制
御を遂行するようにしている。このような機器として
は、ドットマトリックス(dot matrix)記録方式やインク
ジェット(ink jet) 記録方式を採用したプリンタやプロ
ッタ(plotter) があげられる。特に、記録ヘッドを水平
方向に移動させながらプリントを行うプリンタでは正確
なプリントのために基準位置が重要となる。例えばイン
クジェットプリンタにおける記録ヘッドは、キャリッジ
(carriage)モータによって駆動されるキャリッジ(搬送
体)に装着されてキャリッジと共に移動するようにして
あり、プリンタの電源がONされたときにプリンタの制
御部がキャリッジつまり記録ヘッドを予め設定された初
期位置に位置させて初期化(initial) 動作を遂行するよ
うになっている。通常、その初期位置をホーム位置と
し、初期化以降のキャリッジ移動制御を行うときの基準
位置となる。
【0003】一例として、インクジェットプリンタのキ
ャリッジメカニズムの構造を図1に示している。キャリ
ッジ移動方向に伸張する軸14がその両端でプリンタの
フレーム10に固定され、この軸方向に沿って移動可能
にキャリッジ12が取り付けられている。キャリッジ1
2は、キャリッジモータ(図示略)により駆動されて軸
14に従い移動し、これにインクカートリッジ(ink car
trige)16が装着される。通常のインクジェットプリン
タにおけるインクカートリッジは、インク室と記録ヘッ
ドが一体化された形態で交換可能になっている。従っ
て、キャリッジ12の移動に伴いインクカートリッジ1
6が横方向(軸方向)に移動することでプリントが遂行
可能になる。
【0004】キャリッジ移動行程中の一端部には、例え
ば図2A及び図2Bに示すようなホームセンサ20が設
置されており、そしてキャリッジ12の底面の縁部に、
ホームセンサ20に対応させて感知片18が突設されて
いる。この感知片18は平板状で、キャリッジ12の底
面から下方へ突設されている。図2A及び図2Bは、感
知片18及びホームセンサ20の相互関連動作状態を説
明した斜視図であって、図2Aは感知片18がホームセ
ンサ20から外れているときの状態を示し、図2Bは感
知片18がホームセンサ20の発光部22と受光部24
との間にあるときの状態を示す。尚、ホームセンサ20
は、このように発光部22と受光部24で構成される光
センサを使用するものの他にも、接触センサを使用する
ものなどもある。このようなホームセンサ20は、キャ
リッジ12つまり感知片18の移動行程中の左端或いは
右端に設けられる。
【0005】キャリッジ12が軸14に沿って移動する
と、図2Aのように感知片18がホームセンサ20から
外れる場合には発光部22による光が受光部24で受光
され、一方、図2Bのように感知片18がホームセンサ
20の発光部22と受光部24との間にくる場合には光
路が遮断される。ホームセンサ20は、受光部24で受
光がある場合にOFF、光路遮断の場合にONとなるも
のとする。従ってホームセンサ20は、キャリッジ12
の位置によりON状態あるいはOFF状態となり、プリ
ンタの制御部でこのようなホームセンサ20の感知状態
を検査することにより、現在のキャリッジ12がホーム
位置にあるかどうかを判定可能である。即ち、ホームセ
ンサ20がON状態の場合にはキャリッジ12がホーム
位置にあると判定し、初期化動作を遂行する。一方、ホ
ームセンサ20がOFF状態の場合にはキャリッジ12
がホーム位置にないと判定し、この場合、キャリッジ1
2は当然ながらホーム位置を外れたいずれかの位置にあ
ることになるので、制御部は、キャリッジ12をホーム
位置方向へ移動させながらホームセンサ20の感知状態
を継続して検査する。そしてキャリッジ12がホーム位
置に到達すると上記のように感知片18によりホームセ
ンサ20がONになるので、これを感知して初期化動作
が遂行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の制御中は、正確
な制御のためにキャリッジ12をプリント時の移動速度
よりも低速で移動させるようにしている。通常、このよ
うにキャリッジ12を低速で移動させる場合には高速移
動時に比べてキャリッジモータの騒音がより大きくなる
ばかりか、低速制御のために過電流が消費されて消費電
力が増加する。キャリッジ12の位置がホーム位置に近
接していればホーム位置検出にかかる時間は短くてすむ
ので大して問題にならないとも考えられるが、しかし、
キャリッジ12の位置がホーム位置から離れている場合
にはホーム位置検出までの時間がかなり長くなり、これ
に伴い大きな騒音が長い間に発生し、消費電力も増える
という解決課題がある。
【0007】また、インクジェットプリンタにおいて
は、インクカートリッジの交換に際して不注意により新
たなインクカートリッジを装着し忘れてプリンタを動作
させてしまうことが結構ある。このような場合、プリン
タはインクカートリッジがないにもかかわらず記録動作
を遂行してしまうことになる。そこで、インクや記録ヘ
ッドの有無をプリンタで検出するための特別な検出ピン
(端子)をインクカートリッジに設け、この検出ピンを
利用して装着有無を検出するようにしている。これによ
れば、カートリッジ装着有無を検出するための検出ピン
を別途設けることが必須となってしまうという不具合が
ある。
【0008】以上のような解決課題に着目して本発明
は、ホーム位置の検出にかかる時間を短縮させ得るホー
ム位置検出装置及びホーム位置検出方法を提供する。ま
た、ホーム位置検出のためのキャリッジ移動時に騒音を
減少させ得るホーム位置検出装置及びホーム位置検出方
法を提供する。更に、ホーム位置検出のためのキャリッ
ジ移動時に消費電力を減少させ得るホーム位置検出装置
及びホーム位置検出方法を提供する。そして加えて、プ
リンタにおけるホーム位置検出時に記録ヘッドの装着有
無も検出できるようなホーム位置検出装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のために本発明
では、軸方向に移動可能なキャリッジと、該キャリッジ
の移動方向に沿って所定間隔で設けられ、前記キャリッ
ジと共に移動する2つの感知片と、該感知片の移動行程
中の所定位置に前記感知片を感知するように設けられた
ホームセンサと、前記ホームセンサによる前記感知片の
感知状態に従い前記キャリッジを移動させてホーム位置
を検出する制御手段と、を用いて構成されることを特徴
とするホーム位置検出装置を提供する。この場合、2つ
の感知片の一方を基準感知片とし、キャリッジがホーム
位置にあるときにその基準感知片がホームセンサに感知
されるようにすることができる。
【0010】制御手段は、2つの感知片のいずれかがホ
ームセンサに感知されるようにキャリッジを移動させた
後に基準感知片が前記ホームセンサに感知されるように
前記キャリッジを追加移動させることにより、ホーム位
置を検出するものとすることができる。より具体的に
は、制御手段は、2つの感知片のいずれかがホームセン
サに感知されている場合にキャリッジをホーム位置から
離れる方向へ第1距離移動させ、この後に基準感知片が
前記ホームセンサに感知されるように前記キャリッジを
ホーム位置方向へ移動させることにより、ホーム位置を
検出する。更に制御手段は、2つの感知片のいずれもホ
ームセンサに感知されていない場合にキャリッジをホー
ム位置方向へ第2距離移動させ、この移動の間に前記感
知片のいずれかが前記ホームセンサに感知されると前記
第2距離だけホーム位置から離れる方向へ前記キャリッ
ジを移動させ、この後に基準感知片が前記ホームセンサ
に感知されるように前記キャリッジをホーム位置方向へ
移動させることにより、ホーム位置を検出する。そして
更に制御手段は、2つの感知片のいずれもホームセンサ
に感知されていない場合にキャリッジをホーム位置方向
へ第2距離移動させ、この移動の間に前記感知片のいず
れも前記ホームセンサに感知されないと前記感知片のう
ち先頭の感知片が前記ホームセンサに感知されるまでホ
ーム位置方向へ前記キャリッジを移動させ、この後に基
準感知片が前記ホームセンサに感知されるように前記キ
ャリッジをホーム位置方向へ移動させることにより、ホ
ーム位置を検出する。前記ホーム位置方向への第2距離
移動後に2つの感知片のうち先頭の感知片がホームセン
サに感知されるまでホーム位置方向へキャリッジを移動
させるときには前記キャリッジを高速移動させるように
し、これ以外のときには低速移動させるようにするのが
好ましい。
【0011】このときの第1距離は2つの感知片の間隔
に等しいものとし、第2距離は第1距離の2倍としてお
くとよい。
【0012】また、本発明では、軸方向に沿って移動可
能なキャリッジと、該キャリッジに搭載される記録ヘッ
ドに設けられ、前記キャリッジの移動方向に沿って所定
間隔を有する2つの感知片と、該感知片の移動行程中の
所定位置に前記感知片を感知するように設けられたホー
ムセンサと、前記ホームセンサによる前記感知片の感知
状態に従い前記キャリッジを移動させてホーム位置を検
出すると共に前記記録ヘッドの有無を判断する制御手段
と、を用いて構成されることを特徴とするホーム位置検
出装置を提供する。この場合の制御手段は、キャリッジ
を全区間移動させたときに2つの感知片のいずれもホー
ムセンサに感知されない場合に記録ヘッド無しを判断す
るようにしておくとよい。また、2つの感知片の一方を
基準感知片とし、キャリッジがホーム位置にあるときに
その基準感知片がホームセンサに感知されるようにして
おくことができる。
【0013】制御手段は、2つの感知片のいずれかがホ
ームセンサに感知されるようにキャリッジを移動させた
後に基準感知片が前記ホームセンサに感知されるように
前記キャリッジを追加移動させることにより、ホーム位
置を検出する。より具体的には、制御手段は、2つの感
知片のいずれかがホームセンサに感知されている場合に
キャリッジをホーム位置から離れる方向へ第1距離移動
させ、この後に基準感知片が前記ホームセンサに感知さ
れるように前記キャリッジをホーム位置方向へ移動させ
ることにより、ホーム位置を検出する。更に制御手段
は、2つの感知片のいずれもホームセンサに感知されて
いない場合にキャリッジをホーム位置方向へ第2距離移
動させ、この移動の間に前記感知片のいずれかが前記ホ
ームセンサに感知されると前記第2距離だけホーム位置
から離れる方向へ前記キャリッジを移動させ、この後に
基準感知片が前記ホームセンサに感知されるように前記
キャリッジをホーム位置方向へ移動させることにより、
ホーム位置を検出する。そして更に制御手段は、2つの
感知片のいずれもホームセンサに感知されていない場合
にキャリッジをホーム位置方向へ第2距離移動させ、こ
の移動の間に前記感知片のいずれも前記ホームセンサに
感知されないと前記感知片のうち先頭の感知片が前記ホ
ームセンサに感知されるまでホーム位置方向へ前記キャ
リッジを移動させ、この後に基準感知片が前記ホームセ
ンサに感知されるように前記キャリッジをホーム位置方
向へ移動させることにより、ホーム位置を検出する。前
記ホーム位置方向への第2距離移動後に2つの感知片の
うち先頭の感知片がホームセンサに感知されるまでホー
ム位置方向へキャリッジを移動させるときには前記キャ
リッジを高速移動させるようにし、これ以外のときには
低速移動させるようにするのが好ましい。更に加えて制
御手段は、2つの感知片のいずれもホームセンサに感知
されていない場合にキャリッジをホーム位置方向へ第2
距離移動させ、この移動の間に前記感知片のいずれも前
記ホームセンサに感知されないとホーム位置方向へ前記
キャリッジを移動させ、前記キャリッジをホーム位置ま
で移動させても前記感知片のいずれも前記ホームセンサ
に感知されないと、記録ヘッド無しを判断する。
【0014】このときも第1距離は2つの感知片の間隔
に等しいものとし、第2距離は第1距離の2倍としてお
くとよい。
【0015】或いは、本発明では、キャリッジの移動方
向に沿って所定間隔で設けられて前記キャリッジと共に
移動する2つの感知片と、該感知片の移動行程中の所定
位置に設けられて前記感知片を感知するホームセンサ
と、を用いたホーム位置検出方法として、前記ホームセ
ンサに前記感知片のいずれかが感知された状態のホーム
感知状態であるかどうか検査する第1検査過程と、該第
1検査過程でホーム感知状態であれば前記キャリッジを
ホーム位置から離れる方向へ第1距離移動させてホーム
感知状態となるかどうか検査する第2検査過程と、該第
2検査過程でホーム感知状態であれば前記キャリッジを
ホーム位置方向へ前記第1距離移動させてホーム位置検
出とする過程と、前記第2検査過程でホーム感知状態で
なければ前記キャリッジをホーム位置方向へ移動させて
ホーム感知状態を2回確認し、ホーム位置検出とする過
程と、前記第1検査過程でホーム感知状態でなければ前
記キャリッジをホーム位置方向へ第2距離移動させるう
ちにホーム感知状態になるかどうか検査する第3検査過
程と、該第3検査過程でホーム感知状態になれば前記キ
ャリッジをホーム位置から離れる方向に前記第2距離移
動させた後にホーム位置方向へ移動させてホーム感知状
態を2回確認し、ホーム位置検出とする過程と、前記第
3検査過程でホーム感知状態にならなければ前記キャリ
ッジをホーム位置方向へ移動させてホーム感知状態を検
査する第4検査過程と、該第4検査過程でホーム感知状
態になると更に前記キャリッジをホーム位置方向へ移動
させてホーム感知状態となるときにホーム位置検出とす
る過程と、を実施することを特徴とするホーム位置検出
方法を提供する。この場合、第4検査過程ではキャリッ
ジを高速移動させ、該第4検査過程以外の過程では前記
キャリッジを低速移動させるようにするのが好ましい。
第1距離は2つの感知片の間隔に等しいものとし、第2
距離は第1距離の2倍に設定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面を参照して詳細に説明する。下記の説明及び図面
では具体的な処理フロー、感知片及びホームセンサの構
造等の特定詳細が本発明のより全般的な理解のために提
供されるが、これら以外であっても本発明を実施可能で
あることは勿論である。
【0017】図3に、感知片及びホームセンサの実施形
態につきその相互関連構造を概略斜視図で示す。従来で
は感知片18を1つだけキャリッジ12に設置していた
のに対して、本発明では、2つの感知片18a,18b
をキャリッジ12の移動方向に沿って一定間隔離してキ
ャリッジ12に突設している。尚、図示の例ではキャリ
ッジ12底面の左右端部に感知片18a,18bを設置
してあるが、キャリッジ12の移動方向に沿って相互に
所定間隔離れていればどのような配置でもよい。ホーム
センサ20は従来同様に1つであり、感知片18a,1
8bの移動行程中の一端部に設けられて感知片18a,
18bを感知する。
【0018】簡単に言えば、本実施形態では、感知片1
8a、18bのいずれか一方がホームセンサ20に感知
されるようにキャリッジ12を移動させた後に、基準と
して設定した例えば基準感知片18bがホームセンサ2
0で感知されるようにキャリッジ12を追加移動させる
ことでホーム位置を検出する。これについて以下では、
図4に示すような構成を有する通常のインクジェットプ
リンタに適用した場合を例として具体的に説明する。
【0019】図4を参照してまずインクジェットプリン
タについて説明する。CPU400は、ROM404に
貯蔵したプログラムを遂行して入出力インタフェース回
路402を通じプリンタの各部を制御する。ROM40
4には、CPU400の遂行プログラム及び各種初期デ
ータが貯蔵される。RAM406は、CPU400の動
作によるデータを一時貯蔵する。入力出力インタフェー
ス回路402は、CPU400とこれに対する入出力
部、即ちセンサ回路408、操作パネル410、モータ
駆動部412,416、及びヘッド駆動部420との間
で入出力される信号をインタフェースする。
【0020】センサ回路408は、プリンタ各部の動作
状態、つまり給紙・移送状態やインク量等を監視するた
めの各種センサ、そしてホームセンサ20を含み、各セ
ンサの感知状態は入出力インタフェース回路402を通
じてCPU400へ提供される。操作パネル410は、
各種命令を入力するための多数のキーと、CPU400
の制御により各種状態を表示する表示部とを有する。モ
ータ駆動部412は、CPU400の制御によりキャリ
ッジモータ414を駆動する。キャリッジモータ414
は、モータ駆動部412により駆動されてキャリッジ1
2を移動させる。モータ駆動部416は、CPU400
の制御により用紙搬送モータ418を駆動する。用紙搬
送モータ418は、モータ駆動部416により駆動され
て記録用紙を搬送する。ヘッド駆動部420は、インク
カートリッジ16に備えられた記録ヘッド422をCP
U400の制御によって駆動する。記録ヘッド422
は、多数のノズルを有し、ヘッド駆動部420による駆
動でノズルからインクを噴射して記録用紙に画像を記録
する。
【0021】この図4のようなインクジェットプリンタ
に図3の感知片18a,18b及びホームセンサ20を
提供してホーム位置を検出する動作を、図5のフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。図5は、図4のCP
U400によって遂行される制御過程のフローチャート
である。
【0022】プリンタの電源がONされるとステップ5
00で、センサ回路408から提供されるホームセンサ
20の感知状態が検査される(HOME SENSOR IS TURNED O
N)。このとき、電源ON前のキャリッジ12の位置に従
って、ホームセンサ20と2つの感知片18a,18b
の位置関係は、図6A〜図9Aに示すような4つの状態
のうちいずれかの状態となる。図6Aと図7Aは、2つ
の感知片18a,18bのいずれか一方がホームセンサ
20に感知されている(ON)状態を示し、図6Aは感
知片18a、図7Aは感知片18bがホームセンサ20
に感知されている場合である。そして、図8Aと図9A
は、2つの感知片18a,18bのどちらもホームセン
サ20に感知されていない(OFF)状態を示し、図8
Aは2つの感知片18a,18bの間にホームセンサ2
0がある場合、図9Aは2つの感知片18a,18bの
両方ともホームセンサ20を外れており、即ちキャリッ
ジ12がホーム位置から離れている場合である。勿論、
この図6A〜図9Aに例示する他にも実際には感知片の
位置関係は変動し得るが、図6〜図9に示す基本型の適
用で処理可能である。
【0023】2つの感知片18a,18bは、そのいず
れか一方が基準用とされ、キャリッジ12がホーム位置
に位置するとその基準感知片がホームセンサ20に感知
されるように設定される。本例では感知片18bを基準
感知片に設定してある。尚、ホームセンサ20に感知片
18a,18bのいずれかが感知される状態、即ちホー
ムセンサ20の発光部22と受光部24との間が感知片
18a,18bのいずれかによって遮断されることによ
りホームセンサ20がONになった状態を“ホーム感知
状態”とする。
【0024】ステップ500の結果、図6A又は図7A
のホーム感知状態であった場合はステップ502へ進
み、モータ駆動部412の制御でキャリッジモータ41
4を駆動させ、キャリッジ12をホーム位置から離れる
方向に予め設定された第1距離“X”だけ低速移動させ
る(MOVE CARRIAGE BY DISTANCE "X" IN DIRECTION OPPO
SITE TO HOME POSITION)。そして、ステップ504で再
びホーム感知状態が検査される(HOME SENSOR IS TURNED
ON)。このとき、ステップ500で図6Aのように感知
片18bが感知されていたならば、第1距離“X”の移
動で感知片18aが感知される図6Bのホーム感知状態
となる。また、ステップ500で図7Aのように感知片
18aが感知されていたならば、第1距離“X”の移動
で図7Bのように感知片18a,18bの両方ともホー
ムセンサ20から外れるためホーム感知状態とならな
い。このように第1距離“X”は、2つの感知片18
a,18bの中心線間隔に設定する。この第1距離
“X”の設定はこの他にも可能で、例えば、キャリッジ
モータ414の加減速区間を利用することもでき、DC
(Direct Curren) ステップモータを使用するキャリッジ
モータ414を用いて一定ステップ数を設定することも
できる。
【0025】ステップ504でホーム感知状態であれば
図6Bの場合なので、ステップ506へ行ってモータ駆
動部412の制御でキャリッジモータ414を駆動さ
せ、キャリッジ12をホーム位置方向へ第1距離“X”
だけ低速移動させる(MOVE CARRIAGE BY DISTANCE "X" I
N DIRECTION OF HOME POSITION) 。すると、感知片18
a,18bとホームセンサ20の関係は、図6Cに示す
基準感知片18bがホームセンサ20に感知された状態
つまりホーム位置の検出状態となる。これによりホーム
位置検出が終了し、通常の初期化動作が遂行される。
【0026】ステップ504でホーム感知状態でなけれ
ば図7Bの場合なので、このときはステップ524へ行
き、モータ駆動部412の制御でキャリッジモータ41
4を駆動させてキャリッジ12をホーム位置方向へ低速
移動させる(MOVE CARRIAGE IN DIRECTION OF HOME POSI
TION) 。そしてステップ526で、連続的に2回のホー
ム感知状態が発生するかどうかを検査する(HOME SENSOR
IS TURNED ON AT TWOTIMES) 。このときの感知片18
a,18bとホームセンサ20の関係は、図7Cの感知
片18aの感知から図7Dの基準感知片18bの感知へ
進んでいるので、2回ホーム感知状態があれば基準感知
片18bがホームセンサ20に感知された状態のホーム
位置検出状態となる。これによりホーム位置検出が終了
し、通常の初期化動作が遂行される。
【0027】このように、位置検出開始時に感知片18
a,18bのいずれかがホームセンサ20に感知されて
いる場合は、キャリッジ12を第1距離“X”(感知片
間隔)だけホーム位置から離れる方向へ低速移動させて
ホーム感知状態があるかどうかを調べ、その結果に応じ
ホーム位置方向へキャリッジ12を低速移動させて基準
感知片18bがホームセンサ20に感知されるように
し、ホーム位置を検出する。
【0028】一方、ステップ500の結果、図8A又は
図9Aに示すようなホーム感知状態ではなかった場合
は、ステップ508へ行ってモータ駆動部412の制御
でキャリッジモータ414を駆動させてキャリッジ12
をホーム位置方向へ移動させる(MOVE CARRIAGE IN DIRE
CTION OF HOME POSITION) 。そして、ステップ510で
ホーム感知状態を検査し(HOME SENSOR IS TURNED ON)、
ホーム感知状態がない場合はステップ512で予め設定
された第2距離“2X”だけ移動させたかどうか検査す
る(MOVE CARRIAGE BY DISTANCE 2X)。即ち、キャリッジ
12をホーム位置方向へ第2距離“2X”だけ低速移動
させながらその間にホーム感知状態があるかどうか調べ
る。これにより、開始位置が図8Aの場合であれば図8
Bのようにキャリッジ12が第2距離“2X”だけ移動
する前にホーム感知状態となり、また、開始状態が図9
Aの場合であれば図9Bのように第2距離“2X”だけ
移動完了した後でもホーム感知状態とはならない。この
ときの第2距離“2X”は、上記第1距離“X”の2倍
に相当する。この第2距離“2X”も第1距離“X”と
同様の手法で設定することができる。
【0029】ステップ508〜512において、図8B
のようにキャリッジ12が第2距離“2X”だけ移動す
る前にホーム感知状態となると、ステップ522へ進ん
でモータ駆動部412によりキャリッジモータ414を
駆動させ、キャリッジ12をホーム位置から離れる方向
へ第2距離“2X”だけ低速移動させる(MOVE CARRIAGE
BY DISTANCE "2X" IN DIRECTION OPPOSITE TO HOME PO
SITION) 。そしてステップ524,526を実施し、キ
ャリッジ12をホーム位置方向へ低速移動させながら連
続2回のホーム感知状態を検査する。このときの感知片
18a,18bとホームセンサ20の関係は、図8Bの
感知片18bの感知状態から図8Cの感知片18a,1
8bの両方がホームセンサ20から外れた状態となり、
続いて図8Dの感知片18aの感知状態から図8Eの基
準感知片18bの感知状態となって最終的に基準感知片
18bがホームセンサ20に感知されたホーム位置検出
状態になる。これによりホーム位置検出が終了され、通
常の初期化動作が遂行される。
【0030】このように、2つの感知片18a,18b
のどちらもホームセンサ20に感知されない場合であっ
て且つキャリッジ12がホーム位置に近接している場合
は、キャリッジ12を第2距離“2X”だけホーム位置
方向へ低速移動させる間に感知片18a,18bのいず
れかがホームセンサ2に感知されるので、これに応じて
第2距離“2X”だけホーム位置から離れる方向へキャ
リッジ12を低速移動させた後に基準感知片18bが感
知されるようにホーム位置方向へ低速移動させることに
より、ホーム位置を検出する。
【0031】ステップ508〜512において、図9B
のようにキャリッジ12を第2距離“2X”だけ移動さ
せてもホーム感知状態とならなかった場合は、ステップ
514へ行ってモータ駆動部412によりキャリッジモ
ータ414を駆動させ、キャリッジ12をホーム位置方
向へ高速移動させる(MOVE CARRIAGE AT HIGH SPEED IN
DIRECTION OF HOME POSITION) 。そしてステップ516
で、ホーム感知状態を検査する(HOME SENSOR IS TURNED
ON)。即ち、キャリッジ12を高速移動させながらホー
ム感知状態を調べる。これにより、図9Bのホーム位置
から離れた状態から図9Cのように先頭の感知片18a
が感知されたホーム感知状態になるので、ステップ51
8へ行ってモータ駆動部412の制御でキャリッジモー
タ414を低速駆動させ、キャリッジ12をホーム位置
方向へ低速移動させる(MOVE CARRIAGE AT LOW SPEED IN
DIRECTION OF HOME POSITION)。次いでステップ520
へ行き、ホーム感知状態を検査する(HOME SENSOR IS TU
RNED ON)。即ち、キャリッジ12を低速移動させながら
ホーム感知状態を調べる。このときの感知片18a,1
8bとホームセンサ20の関係は、図9Cの感知片18
aの感知から図9Dの感知片18bの感知となり、基準
感知片18bがホームセンサ20に感知されたホーム位
置検出状態となる。これによりホーム位置検出が終了と
なり、通常の初期化動作が遂行される。
【0032】このように、2つの感知片18a,18b
のどいらもホームセンサ20に感知されない場合であっ
て且つキャリッジ12がホーム位置から離れている場合
は、キャリッジ12を第2距離“2X”だけホーム位置
方向へ低速移動させても感知片18a,18bのいずれ
もホームセンサ20に感知されないので、これに応じて
最初の感知片18aを感知するまでキャリッジ12をホ
ーム位置方向へ高速移動させた後に基準感知片18bが
感知されるようにホーム位置方向へ低速移動させること
により、ホーム位置を検出する。
【0033】上記の低速移動は、従来のように正確な制
御のためにキャリッジ12をプリント時の移動速度より
も遅い速度で移動させる制御で、高速移動は、プリント
時の移動速度以上の速い速度で移動させる制御である。
つまり、従来では位置検出開始時のキャリッジ位置に関
係なく常に低速でキャリッジ12を移動させてホーム位
置検出を行っていたが、本実施形態では、位置検出開始
時のキャリッジ位置に応じて高速移動と低速移動を組み
合わせ、非常に短い区間でのみ低速制御するようにして
いるので、ホーム位置検出にかかる時間が短縮される。
その結果、電源ONから初期化にかかる時間を短縮する
ことが可能で、また、それによりホーム位置検出のため
のキャリッジ移動時における騒音や消費電力を抑制する
ことが可能である。
【0034】また、上記のように感知片18a,18b
をキャリッジ12に設置する代わりに記録ヘッド422
(カートリッジ16も含む)に設け、記録ヘッド422
とホームセンサ20が相互関連して動作するように構成
することも可能である。この場合には、キャリッジ12
に記録ヘッド422が搭載されていなければキャリッジ
12が移動してもホームセンサ20に感知片18a,1
8bが感知されることはない。従って、移動可能な全区
間キャリッジ12を移動させてもホームセンサ20に感
知片18a,18bが感知されないときに、記録ヘッド
422の未装着を判断すればよい。つまり、例えば図5
のステップ514,516で、キャリッジ12がホーム
位置まで移動完了してもなおホームセンサ20がONに
ならなければ、記録ヘッド422の未装着と判断するこ
とができる。
【0035】このように感知片18a,18bとホーム
センサ20との組み合わせは、ホーム位置検出だけでな
く記録ヘッド422の装着有無を検出するためにも利用
することが可能であり、記録ヘッド422に特別な検出
機構を設けずともその装着有無を検出することができ
る。
【0036】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、これ以外にも多様な実施形態が可能である。
特に、上記実施形態では2つの感知片18a,18bの
うち感知片18bを基準感知片に設定する例を示した
が、感知片18aを基準用とすることも可能である。ま
た、インクジェットプリンタへの適用例を示したが、ド
ットマトリックスプリンタやプロッタ等、ホーム位置検
出を必要とするすべての装置に適用可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、2つの感知片を利用し
てホーム位置検出を行うことにより、ホーム位置検出に
かかる時間を短縮可能で、またそのときのキャリッジ移
動による騒音や消費電力を抑制し得る利点がある。加え
て、記録ヘッドに特別な検出機構を使用しなくても記録
ヘッド装着有無を検出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタのキャリッジメカニズ
ムを示した分解斜視図。
【図2】図1の感知片及びホームセンサの関係について
の説明図。
【図3】本発明による感知片及びホームセンサの関係に
ついての説明図。
【図4】インクジェットプリンタの構成を示すブロック
図。
【図5】本発明によるホーム位置検出過程の制御フロー
チャート。
【図6】キャリッジ位置に関連した感知片及びホームセ
ンサの動作状態の説明図。
【図7】キャリッジ位置に関連した感知片及びホームセ
ンサの動作状態の説明図。
【図8】キャリッジ位置に関連した感知片及びホームセ
ンサの動作状態の説明図。
【図9】キャリッジ位置に関連した感知片及びホームセ
ンサの動作状態の説明図。
【符号の説明】
12 キャリッジ 14 軸 16 インクカートリッジ 18a,18b 感知片 20 ホームセンサ 22 発光部 24 受光部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に移動可能なキャリッジと、該キ
    ャリッジの移動方向に沿って所定間隔で設けられ、前記
    キャリッジと共に移動する2つの感知片と、該感知片の
    移動行程中の所定位置に前記感知片を感知するように設
    けられたホームセンサと、前記ホームセンサによる前記
    感知片の感知状態に従い前記キャリッジを移動させてホ
    ーム位置を検出する制御手段と、を用いて構成されるこ
    とを特徴とするホーム位置検出装置。
  2. 【請求項2】 2つの感知片の一方が基準感知片とさ
    れ、キャリッジがホーム位置にあるときにその基準感知
    片がホームセンサに感知されるようにしてある請求項1
    記載のホーム位置検出装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、2つの感知片のいずれかが
    ホームセンサに感知されるようにキャリッジを移動させ
    た後に基準感知片が前記ホームセンサに感知されるよう
    に前記キャリッジを追加移動させることにより、ホーム
    位置を検出する請求項2記載のホーム位置検出装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、2つの感知片のいずれかが
    ホームセンサに感知されている場合にキャリッジをホー
    ム位置から離れる方向へ第1距離移動させ、この後に基
    準感知片が前記ホームセンサに感知されるように前記キ
    ャリッジをホーム位置方向へ移動させることにより、ホ
    ーム位置を検出する請求項3記載のホーム位置検出装
    置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、2つの感知片のいずれもホ
    ームセンサに感知されていない場合にキャリッジをホー
    ム位置方向へ第2距離移動させ、この移動の間に前記感
    知片のいずれかが前記ホームセンサに感知されると前記
    第2距離だけホーム位置から離れる方向へ前記キャリッ
    ジを移動させ、この後に基準感知片が前記ホームセンサ
    に感知されるように前記キャリッジをホーム位置方向へ
    移動させることにより、ホーム位置を検出する請求項4
    記載のホーム位置検出装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、2つの感知片のいずれもホ
    ームセンサに感知されていない場合にキャリッジをホー
    ム位置方向へ第2距離移動させ、この移動の間に前記感
    知片のいずれも前記ホームセンサに感知されないと前記
    感知片のうち先頭の感知片が前記ホームセンサに感知さ
    れるまでホーム位置方向へ前記キャリッジを移動させ、
    この後に基準感知片が前記ホームセンサに感知されるよ
    うに前記キャリッジをホーム位置方向へ移動させること
    により、ホーム位置を検出する請求項5記載のホーム位
    置検出装置。
  7. 【請求項7】 2つの感知片のうち先頭の感知片がホー
    ムセンサに感知されるまでホーム位置方向へキャリッジ
    を移動させるときの前記キャリッジの移動は高速移動と
    し、これ以外のときの前記キャリッジの移動は低速移動
    とする請求項6記載のホーム位置検出装置。
  8. 【請求項8】 第1距離が2つの感知片の間隔に等しい
    請求項4〜7のいずれか1項に記載のホーム位置検出装
    置。
  9. 【請求項9】 第2距離が第1距離の2倍である請求項
    8記載のホーム位置検出装置。
  10. 【請求項10】 軸方向に沿って移動可能なキャリッジ
    と、該キャリッジに搭載される記録ヘッドに設けられ、
    前記キャリッジの移動方向に沿って所定間隔を有する2
    つの感知片と、該感知片の移動行程中の所定位置に前記
    感知片を感知するように設けられたホームセンサと、前
    記ホームセンサによる前記感知片の感知状態に従い前記
    キャリッジを移動させてホーム位置を検出すると共に前
    記記録ヘッドの有無を判断する制御手段と、を用いて構
    成されることを特徴とするホーム位置検出装置。
  11. 【請求項11】 制御手段は、キャリッジを全区間移動
    させたときに2つの感知片のいずれもホームセンサに感
    知されない場合に記録ヘッド無しを判断する請求項10
    記載のホーム位置検出装置。
  12. 【請求項12】 2つの感知片の一方が基準感知片とさ
    れ、キャリッジがホーム位置にあるときにその基準感知
    片がホームセンサに感知されるようにしてある請求項1
    0記載のホーム位置検出装置。
  13. 【請求項13】 制御手段は、2つの感知片のいずれか
    がホームセンサに感知されるようにキャリッジを移動さ
    せた後に基準感知片が前記ホームセンサに感知されるよ
    うに前記キャリッジを追加移動させることにより、ホー
    ム位置を検出する請求項12記載のホーム位置検出装
    置。
  14. 【請求項14】 制御手段は、2つの感知片のいずれか
    がホームセンサに感知されている場合にキャリッジをホ
    ーム位置から離れる方向へ第1距離移動させ、この後に
    基準感知片が前記ホームセンサに感知されるように前記
    キャリッジをホーム位置方向へ移動させることにより、
    ホーム位置を検出する請求項13記載のホーム位置検出
    装置。
  15. 【請求項15】 制御手段は、2つの感知片のいずれも
    ホームセンサに感知されていない場合にキャリッジをホ
    ーム位置方向へ第2距離移動させ、この移動の間に前記
    感知片のいずれかが前記ホームセンサに感知されると前
    記第2距離だけホーム位置から離れる方向へ前記キャリ
    ッジを移動させ、この後に基準感知片が前記ホームセン
    サに感知されるように前記キャリッジをホーム位置方向
    へ移動させることにより、ホーム位置を検出する請求項
    14記載のホーム位置検出装置。
  16. 【請求項16】 制御手段は、2つの感知片のいずれも
    ホームセンサに感知されていない場合にキャリッジをホ
    ーム位置方向へ第2距離移動させ、この移動の間に前記
    感知片のいずれも前記ホームセンサに感知されないと前
    記感知片のうち先頭の感知片が前記ホームセンサに感知
    されるまでホーム位置方向へ前記キャリッジを移動さ
    せ、この後に基準感知片が前記ホームセンサに感知され
    るように前記キャリッジをホーム位置方向へ移動させる
    ことにより、ホーム位置を検出する請求項15記載のホ
    ーム位置検出装置。
  17. 【請求項17】 2つの感知片のうち先頭の感知片がホ
    ームセンサに感知されるまでホーム位置方向へキャリッ
    ジを移動させるときの前記キャリッジの移動は高速移動
    とし、これ以外のときの前記キャリッジの移動は低速移
    動とする請求項16記載のホーム位置検出装置。
  18. 【請求項18】 制御手段は、2つの感知片のいずれも
    ホームセンサに感知されていない場合にキャリッジをホ
    ーム位置方向へ第2距離移動させ、この移動の間に前記
    感知片のいずれも前記ホームセンサに感知されないとホ
    ーム位置方向へ前記キャリッジを移動させ、前記キャリ
    ッジをホーム位置まで移動させても前記感知片のいずれ
    も前記ホームセンサに感知されないと、記録ヘッド無し
    を判断する請求項16又は請求項17記載のホーム位置
    検出装置。
  19. 【請求項19】 第1距離が2つの感知片の間隔に等し
    い請求項14〜18のいずれか1項に記載のホーム位置
    検出装置。
  20. 【請求項20】 第2距離が第1距離の2倍である請求
    項19記載のホーム位置検出装置。
  21. 【請求項21】 キャリッジの移動方向に沿って所定間
    隔で設けられて前記キャリッジと共に移動する2つの感
    知片と、該感知片の移動行程中の所定位置に設けられて
    前記感知片を感知するホームセンサと、を用いたホーム
    位置検出方法であって、 前記ホームセンサに前記感知片のいずれかが感知された
    状態のホーム感知状態であるかどうか検査する第1検査
    過程と、該第1検査過程でホーム感知状態であれば前記
    キャリッジをホーム位置から離れる方向へ第1距離移動
    させてホーム感知状態となるかどうか検査する第2検査
    過程と、該第2検査過程でホーム感知状態であれば前記
    キャリッジをホーム位置方向へ前記第1距離移動させて
    ホーム位置検出とする過程と、前記第2検査過程でホー
    ム感知状態でなければ前記キャリッジをホーム位置方向
    へ移動させてホーム感知状態を2回確認し、ホーム位置
    検出とする過程と、前記第1検査過程でホーム感知状態
    でなければ前記キャリッジをホーム位置方向へ第2距離
    移動させるうちにホーム感知状態になるかどうか検査す
    る第3検査過程と、該第3検査過程でホーム感知状態に
    なれば前記キャリッジをホーム位置から離れる方向に前
    記第2距離移動させた後にホーム位置方向へ移動させて
    ホーム感知状態を2回確認し、ホーム位置検出とする過
    程と、前記第3検査過程でホーム感知状態にならなけれ
    ば前記キャリッジをホーム位置方向へ移動させてホーム
    感知状態を検査する第4検査過程と、該第4検査過程で
    ホーム感知状態になると更に前記キャリッジをホーム位
    置方向へ移動させてホーム感知状態となるときにホーム
    位置検出とする過程と、を実施することを特徴とするホ
    ーム位置検出方法。
  22. 【請求項22】 第4検査過程ではキャリッジを高速移
    動させ、該第4検査過程以外の過程では前記キャリッジ
    を低速移動させる請求項21記載のホーム位置検出方
    法。
  23. 【請求項23】 第1距離が2つの感知片の間隔に等し
    い請求項21又は請求項22記載のホーム位置検出方
    法。
  24. 【請求項24】 第2距離を第1距離の2倍に設定する
    請求項23記載のホーム位置検出方法。
JP8276492A 1995-10-18 1996-10-18 ホーム位置検出装置及びホーム位置検出方法 Expired - Fee Related JP2914921B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1995P35969 1995-10-18
KR1019950035969A KR0165206B1 (ko) 1995-10-18 1995-10-18 홈위치 감지장치 및 방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09131937A true JPH09131937A (ja) 1997-05-20
JP2914921B2 JP2914921B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=19430531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8276492A Expired - Fee Related JP2914921B2 (ja) 1995-10-18 1996-10-18 ホーム位置検出装置及びホーム位置検出方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5825381A (ja)
EP (1) EP0769388B1 (ja)
JP (1) JP2914921B2 (ja)
KR (1) KR0165206B1 (ja)
CN (1) CN1069407C (ja)
DE (1) DE69608759T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015562A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Seiko Epson Corp キャリッジ駆動装置、該キャリッジ駆動装置を備えた液体噴射装置
JP2009075040A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Nidec Sankyo Corp 位置検出装置
US7632030B2 (en) 2004-07-27 2009-12-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording apparatus, and method for initializing the same
JP2010264766A (ja) * 2010-08-30 2010-11-25 Seiko Epson Corp キャリッジ駆動装置、該キャリッジ駆動装置を備えた液体噴射装置
JP2014524367A (ja) * 2011-09-30 2014-09-22 北大方正集▲団▼有限公司 インクジェット印刷位置決め装置およびその制御方法

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0150298B1 (ko) * 1995-12-12 1998-12-01 김광호 잉크젯 프린터의 캐리지 위치 이탈 감지와 보정 방법
US6074031A (en) * 1997-12-11 2000-06-13 Compulog Corporation Method and apparatus for printing labels on digital recording media
KR100246917B1 (ko) 1997-12-22 2000-04-01 윤종용 전원차단시잉크-젯헤드정위치방법
KR100288694B1 (ko) * 1997-12-30 2001-05-02 윤종용 소형 복합기
US6249300B1 (en) * 1999-07-15 2001-06-19 Eastman Kodak Company Method and apparatus for positioning a writing assembly of an image processing apparatus
JP3812288B2 (ja) * 1999-09-24 2006-08-23 セイコーエプソン株式会社 キャリッジのホームポジション検出装置および検出方法ならびに検出プログラムを記録した記録媒体
JP4686843B2 (ja) * 1999-12-06 2011-05-25 セイコーエプソン株式会社 記録装置用の検出装置、及び、これを備えた記録装置
DE10114534A1 (de) * 2001-03-21 2002-10-02 Francotyp Postalia Ag Sensoranordnung für eine Frankiermaschine
US6582049B2 (en) 2001-05-31 2003-06-24 Lexmark International, Inc. Method and apparatus for detecting the position of an inkjet printhead
US6779868B2 (en) * 2001-07-06 2004-08-24 Benq Corporation Printer with a calibration position positioned within a printing range
US7227281B2 (en) * 2002-06-14 2007-06-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Causing operation of load in alternate, reduced peak power mode
JP2005103792A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
US7734430B2 (en) * 2006-01-27 2010-06-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Determining power
US7793117B2 (en) * 2006-10-12 2010-09-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method, apparatus and system for determining power supply to a load
JP5919652B2 (ja) * 2011-06-03 2016-05-18 株式会社リコー 画像形成装置
JP7016479B2 (ja) * 2018-01-12 2022-02-07 株式会社リコー 印刷装置、ホーム位置決め方法、プログラム
CN110525056B (zh) * 2019-08-29 2021-05-04 深圳市思乐数据技术有限公司 打印结构、彩票阅读器和彩票一体机

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525353A (en) * 1978-08-11 1980-02-23 Ricoh Co Ltd Printing means
JPS5926283A (ja) * 1982-08-05 1984-02-10 Seiko Epson Corp シリアルプリンタの制御方法
JPS59178277A (ja) * 1983-03-29 1984-10-09 Canon Inc 位置調整方式
JPS6089167A (ja) * 1983-10-22 1985-05-20 Ricoh Co Ltd 多ノズル記録における印写ずれ防止方法
US4695851A (en) * 1984-02-24 1987-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printer
WO1988007936A1 (en) * 1987-04-13 1988-10-20 Star Seimitsu Kabushiki Kaisha Serial color printer used with ink ribbon cassette
US4922270A (en) * 1989-01-31 1990-05-01 Hewlett-Packard Company Inter pen offset determination and compensation in multi-pen thermal ink jet pen printing systems
US5109239A (en) * 1989-01-31 1992-04-28 Hewlett-Packard Company Inter pen offset determination and compensation in multi-pen ink jet printing systems
JP2839966B2 (ja) * 1990-08-17 1998-12-24 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置の回復方法およびインクジェット記録装置
US5289208A (en) * 1991-10-31 1994-02-22 Hewlett-Packard Company Automatic print cartridge alignment sensor system
US5451990A (en) * 1993-04-30 1995-09-19 Hewlett-Packard Company Reference pattern for use in aligning multiple inkjet cartridges
JPH07143383A (ja) * 1993-11-19 1995-06-02 Fuji Photo Film Co Ltd フォーカスレンズのホームポジション検出方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015562A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Seiko Epson Corp キャリッジ駆動装置、該キャリッジ駆動装置を備えた液体噴射装置
JP4645799B2 (ja) * 2004-06-30 2011-03-09 セイコーエプソン株式会社 キャリッジ駆動装置、該キャリッジ駆動装置を備えた液体噴射装置
US7632030B2 (en) 2004-07-27 2009-12-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording apparatus, and method for initializing the same
JP2009075040A (ja) * 2007-09-25 2009-04-09 Nidec Sankyo Corp 位置検出装置
JP2010264766A (ja) * 2010-08-30 2010-11-25 Seiko Epson Corp キャリッジ駆動装置、該キャリッジ駆動装置を備えた液体噴射装置
JP4692790B2 (ja) * 2010-08-30 2011-06-01 セイコーエプソン株式会社 キャリッジ駆動装置、該キャリッジ駆動装置を備えた液体噴射装置
JP2014524367A (ja) * 2011-09-30 2014-09-22 北大方正集▲団▼有限公司 インクジェット印刷位置決め装置およびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR0165206B1 (ko) 1999-05-01
CN1069407C (zh) 2001-08-08
CN1151517A (zh) 1997-06-11
EP0769388A1 (en) 1997-04-23
US5825381A (en) 1998-10-20
KR970020456A (ko) 1997-05-28
DE69608759T2 (de) 2000-11-16
DE69608759D1 (de) 2000-07-13
EP0769388B1 (en) 2000-06-07
JP2914921B2 (ja) 1999-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09131937A (ja) ホーム位置検出装置及びホーム位置検出方法
US20110311292A1 (en) Recording medium detection method and label printer
US9895878B2 (en) Liquid droplet ejecting apparatus
KR0184565B1 (ko) 다중 프린트 헤드가 장착된 잉크 제트 프린터의 인자 방법
US7852517B2 (en) Control apparatus and method thereof, recording apparatus and method of controlling the same
KR19990032797A (ko) 잉크 카트리지의 장착여부 판별장치 및 방법
JP2666405B2 (ja) 用紙検出装置
US8113610B2 (en) Fluid ejection device and mounting position determination method
JP2001063870A (ja) プリンタ装置
JPH03275A (ja) プリンタ
JPH04247981A (ja) プリンタの記録用紙長検出方法
KR100186624B1 (ko) 이중헤드 잉크 젯트 프린터의 프린트 제어방법
JP3172303B2 (ja) 画像形成装置
KR19990032798A (ko) 잉크젯 프린터의 카트리지 장착 상태 판별장치 및 판별방법
JP2009083115A (ja) 液体吐出装置及びその制御方法
JPH09226200A (ja) 画像記録装置
JPH0760990A (ja) インクジェット記録装置
JP2005280296A (ja) 操作装置、記録装置、操作装置の制御方法、記録装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP2005246733A (ja) 画像形成装置
JP3618990B2 (ja) 記録装置
KR19980019702A (ko) 이중헤드 잉크 젯트 프린터의 프린트방법
JPH0627521U (ja) ラベルプリンタ
KR100225074B1 (ko) 잉크젯 프린터의 초기 설정치 변경 방법
JP2009056720A (ja) 液体吐出装置およびロール状記録媒体並びに液体吐出装置の制御方法,プログラム
JPH10329334A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法および印刷装置の制御プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees