JPH09131506A - 抗菌性金属フィルタ−およびその製造方法 - Google Patents
抗菌性金属フィルタ−およびその製造方法Info
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- JPH09131506A JPH09131506A JP29105995A JP29105995A JPH09131506A JP H09131506 A JPH09131506 A JP H09131506A JP 29105995 A JP29105995 A JP 29105995A JP 29105995 A JP29105995 A JP 29105995A JP H09131506 A JPH09131506 A JP H09131506A
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- Filtering Materials (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高性能の抗菌性金属フィルタ−およびその製
造方法を提供する。 【構成】 本発明の抗菌性金属フィルタ−およびその製
造方法は、処理廃液中の粗大異物を除去するための金属
フィルタ−であつて、表裏面に連通開口する金属基板表
面に銀または銀合金、銅または銅合金のうちの少なくと
も1種の組成からなる多孔質金属焼結体からなり、必要
に応じて、該多孔質金属焼結体の比表面積:50m2/
kg以上で、また、該金属基板が銅または銅合金、銅め
っき鋼、銀めっき鋼およびステンレス鋼から選ばれた金
属で、メッシュまたはパンチングメタルからなるフィル
タ−および多孔質金属焼結体は、銀または銀合金粉、銅
または銅合金粉のうちの少なくとも1種を含む発泡性ス
ラリ−の塗布、脱脂、焼結により製造される方法からな
る。
造方法を提供する。 【構成】 本発明の抗菌性金属フィルタ−およびその製
造方法は、処理廃液中の粗大異物を除去するための金属
フィルタ−であつて、表裏面に連通開口する金属基板表
面に銀または銀合金、銅または銅合金のうちの少なくと
も1種の組成からなる多孔質金属焼結体からなり、必要
に応じて、該多孔質金属焼結体の比表面積:50m2/
kg以上で、また、該金属基板が銅または銅合金、銅め
っき鋼、銀めっき鋼およびステンレス鋼から選ばれた金
属で、メッシュまたはパンチングメタルからなるフィル
タ−および多孔質金属焼結体は、銀または銀合金粉、銅
または銅合金粉のうちの少なくとも1種を含む発泡性ス
ラリ−の塗布、脱脂、焼結により製造される方法からな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に炊事用キッ
チンシンク排水孔またはながし等に配置し、下水パイプ
を通して下水施設に有害な生ゴミなどの粗大異物を送ら
ないための金属フィルタ−およびその製造方法などに関
するものである。
チンシンク排水孔またはながし等に配置し、下水パイプ
を通して下水施設に有害な生ゴミなどの粗大異物を送ら
ないための金属フィルタ−およびその製造方法などに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、ステンレス鋼製のメッシュを排
水溝径に合わせて成形または所定の形状に成形した金属
フィルタ−が広く用いられていた。しかし生ゴミなどが
詰まりやすく、保水された生ゴミには容易に細菌が繁殖
し、異臭やぬめりが発生して不衛生であつた。最近銅合
金メッシュや銅合金に微細孔を開設した多孔板が上記金
属フィルタ−として供されるに至り、銅イオンによる抗
菌性を具備した配慮もなされて来ている。
水溝径に合わせて成形または所定の形状に成形した金属
フィルタ−が広く用いられていた。しかし生ゴミなどが
詰まりやすく、保水された生ゴミには容易に細菌が繁殖
し、異臭やぬめりが発生して不衛生であつた。最近銅合
金メッシュや銅合金に微細孔を開設した多孔板が上記金
属フィルタ−として供されるに至り、銅イオンによる抗
菌性を具備した配慮もなされて来ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
ある銅合金メッシュフィルタ−の場合、メッシュ強度が
使用に充分でなく問題であつた。また、多孔板構造の銅
合金製フィルタ−では、銅イオンを効果的に作用させる
ためには、微細な孔を多数開設する必要があり、フオト
レジスト法を利用したエッチング加工が必要となる。し
かしこの様にして微細孔を開設したフィルタ−では、実
際に生ゴミなどの粗大異物等が介在した場合微細孔がふ
さがれてしまい充分な通液性が確保できない問題があっ
た。また一方通液性を確保すべく開設孔径を設定すると
フィルタ−表面の表面積が不十分で充分な抗菌性を得る
ことが出来ないという問題があった。
ある銅合金メッシュフィルタ−の場合、メッシュ強度が
使用に充分でなく問題であつた。また、多孔板構造の銅
合金製フィルタ−では、銅イオンを効果的に作用させる
ためには、微細な孔を多数開設する必要があり、フオト
レジスト法を利用したエッチング加工が必要となる。し
かしこの様にして微細孔を開設したフィルタ−では、実
際に生ゴミなどの粗大異物等が介在した場合微細孔がふ
さがれてしまい充分な通液性が確保できない問題があっ
た。また一方通液性を確保すべく開設孔径を設定すると
フィルタ−表面の表面積が不十分で充分な抗菌性を得る
ことが出来ないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、通液性に優れ、かつ充分な抗菌
作用を有する金属フィルタ−を開発すべく研究を進めた
ところ、処理廃液中の粗大異物または廃棄物中の廃液を
除去するための金属フィルタ−であって、表裏面に連通
開口する金属基板表面に抗菌性の銀または銀合金、銅ま
たは銅合金からなる多孔質金属焼結体を形成せしめた抗
菌性金属フィルタ−で、さらに必要に応じて、該多孔質
金属焼結体の比表面積を50m2/kg以上とし、また
該金属基板を銅または銅合金またはステンレス鋼とし、
また該金属基板をメッシュまたは多孔板とした抗菌性金
属フィルタ−および上記多孔質金属焼結体を発泡性スラ
リ−を使用することにより作製する製造方法により上記
問題点を解決することが可能であるとの知見を得たので
ある。
上述のような観点から、通液性に優れ、かつ充分な抗菌
作用を有する金属フィルタ−を開発すべく研究を進めた
ところ、処理廃液中の粗大異物または廃棄物中の廃液を
除去するための金属フィルタ−であって、表裏面に連通
開口する金属基板表面に抗菌性の銀または銀合金、銅ま
たは銅合金からなる多孔質金属焼結体を形成せしめた抗
菌性金属フィルタ−で、さらに必要に応じて、該多孔質
金属焼結体の比表面積を50m2/kg以上とし、また
該金属基板を銅または銅合金またはステンレス鋼とし、
また該金属基板をメッシュまたは多孔板とした抗菌性金
属フィルタ−および上記多孔質金属焼結体を発泡性スラ
リ−を使用することにより作製する製造方法により上記
問題点を解決することが可能であるとの知見を得たので
ある。
【0005】本発明は、上記のごとく得られた知見に基
づいてなされたものであって、 (1) 処理廃液中の粗大異物または廃棄物中の廃液を
除去するための金属フィルタ−であって、表裏面に連通
開口する金属基板表面に銀または銀合金、銅または銅合
金のうちの少なくとも1種の組成からなる多孔質金属焼
結体を形成させた抗菌性金属フィルタ−。 (2) 上記多孔質金属焼結体の比表面積が、50m2
/kg以上である(1)記載の抗菌性金属フィルタ−。 (3) 上記金属基板が、銅または銅合金、銅めっき
鋼、銀めっき鋼およびステンレス鋼から選ばれる金属か
らなる(1)または(2)記載の抗菌性金属フィルタ
−。 (4) 上記金属基板が、メッシュまたは多孔板からな
る(1)乃至(3)記載のいずれかからなる抗菌性金属
フィルタ−。 (5) 重量%で、炭素数5〜8非水溶性炭化水素系有
機溶剤:0.05〜10%、界面活性剤:0.05〜5
%、水溶性樹脂結合剤:0.5〜20%、平均粒径:
0.5〜500μmの銀または銀合金粉、銅または銅合
金粉のうちの少なくとも1種:5〜80%、必要に応じ
て、多価アルコール、油脂、エーテル、およびエステル
のうちの少なくとも1種からなる可塑剤:0.1〜15
%を含有し、水:残り、からなる配合組成の混合物から
なる、組成物を、成形、乾燥、焼結した(1)乃至
(4)記載のいずれかからなる抗菌性金属フィルタ−の
製造方法、からなる。
づいてなされたものであって、 (1) 処理廃液中の粗大異物または廃棄物中の廃液を
除去するための金属フィルタ−であって、表裏面に連通
開口する金属基板表面に銀または銀合金、銅または銅合
金のうちの少なくとも1種の組成からなる多孔質金属焼
結体を形成させた抗菌性金属フィルタ−。 (2) 上記多孔質金属焼結体の比表面積が、50m2
/kg以上である(1)記載の抗菌性金属フィルタ−。 (3) 上記金属基板が、銅または銅合金、銅めっき
鋼、銀めっき鋼およびステンレス鋼から選ばれる金属か
らなる(1)または(2)記載の抗菌性金属フィルタ
−。 (4) 上記金属基板が、メッシュまたは多孔板からな
る(1)乃至(3)記載のいずれかからなる抗菌性金属
フィルタ−。 (5) 重量%で、炭素数5〜8非水溶性炭化水素系有
機溶剤:0.05〜10%、界面活性剤:0.05〜5
%、水溶性樹脂結合剤:0.5〜20%、平均粒径:
0.5〜500μmの銀または銀合金粉、銅または銅合
金粉のうちの少なくとも1種:5〜80%、必要に応じ
て、多価アルコール、油脂、エーテル、およびエステル
のうちの少なくとも1種からなる可塑剤:0.1〜15
%を含有し、水:残り、からなる配合組成の混合物から
なる、組成物を、成形、乾燥、焼結した(1)乃至
(4)記載のいずれかからなる抗菌性金属フィルタ−の
製造方法、からなる。
【0006】一般に水に界面活性剤と非水溶性有機溶剤
を添加して混合すると、界面活性剤によって非水溶性有
機溶剤が内包された微細にして整寸のミセルと呼ばれる
コロイド状の液滴が形成され、これが水中に均一に分散
分布するようになるが、前記界面活性剤と非水溶性有機
溶剤に加えて、さらに金属粉を添加して混合しても前記
ミセルを形成し、これが金属粉と共に水中に均一に分散
分布した混合物スラリ−となり、この場合前記非水溶性
有機溶剤として炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機
溶剤を用いた混合スラリ−に、例えばステンレス鋼製の
メッシュカゴをドブ浸けし、メッシュの表面にスラリ−
を塗布し、この塗布体を5℃以上の温度に保持すると、
前記炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤は水よ
りも大きい蒸気圧を有するので、これが気化し、ガスと
なって蒸発し、塗布体から成形体が形成される。この成
形体内には微細な気泡が多数発生して多孔質成形体が形
成されるようになり、さらに前記混合物に結合剤として
水溶性樹脂を加えると前記多孔質成形体がハンドリング
可能な強度をもつようになり、また前記混合物に多価ア
ルコール、油脂、エーテル、およびエステルのうちの少
なくとも1種を添加すると、前記多孔質成形体が可塑性
をもつようになり、取り扱いが非常に容易になり、この
様な多孔質成形体を焼結すると、微細な気孔を有する比
表面積の大きい多孔質焼結体が得られ、この焼結体は、
例えばステンレス鋼製のメッシュ等に非常に付着性が良
い。
を添加して混合すると、界面活性剤によって非水溶性有
機溶剤が内包された微細にして整寸のミセルと呼ばれる
コロイド状の液滴が形成され、これが水中に均一に分散
分布するようになるが、前記界面活性剤と非水溶性有機
溶剤に加えて、さらに金属粉を添加して混合しても前記
ミセルを形成し、これが金属粉と共に水中に均一に分散
分布した混合物スラリ−となり、この場合前記非水溶性
有機溶剤として炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機
溶剤を用いた混合スラリ−に、例えばステンレス鋼製の
メッシュカゴをドブ浸けし、メッシュの表面にスラリ−
を塗布し、この塗布体を5℃以上の温度に保持すると、
前記炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤は水よ
りも大きい蒸気圧を有するので、これが気化し、ガスと
なって蒸発し、塗布体から成形体が形成される。この成
形体内には微細な気泡が多数発生して多孔質成形体が形
成されるようになり、さらに前記混合物に結合剤として
水溶性樹脂を加えると前記多孔質成形体がハンドリング
可能な強度をもつようになり、また前記混合物に多価ア
ルコール、油脂、エーテル、およびエステルのうちの少
なくとも1種を添加すると、前記多孔質成形体が可塑性
をもつようになり、取り扱いが非常に容易になり、この
様な多孔質成形体を焼結すると、微細な気孔を有する比
表面積の大きい多孔質焼結体が得られ、この焼結体は、
例えばステンレス鋼製のメッシュ等に非常に付着性が良
い。
【0007】本発明の抗菌性フィルタ−は、例えばステ
ンレス鋼製のメッシュで構成された炊事用キッチンシン
ク排水孔または廃棄物中の廃液除去に使用されるフィル
タ−として利用された場合、抗菌性の多孔質焼結体は、
ステンレス鋼の表面に充分な通液性がえられる孔径のメ
ッシュ開口を確保した状態で、強い付着強度を持つて形
成され、大きい比表面積を有するため、生ゴミ等から侵
出する水分等の殺菌効果が大きく、異臭やぬめりの発生
を防ぐ作用が得られる。
ンレス鋼製のメッシュで構成された炊事用キッチンシン
ク排水孔または廃棄物中の廃液除去に使用されるフィル
タ−として利用された場合、抗菌性の多孔質焼結体は、
ステンレス鋼の表面に充分な通液性がえられる孔径のメ
ッシュ開口を確保した状態で、強い付着強度を持つて形
成され、大きい比表面積を有するため、生ゴミ等から侵
出する水分等の殺菌効果が大きく、異臭やぬめりの発生
を防ぐ作用が得られる。
【0008】つぎに、この発明の数値を、上記の通りに
限定した理由を説明する。 (a) 炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤
(以下、単に有機溶剤という) 上記有機溶剤には、界面活性剤の作用でミセルを形成
し、成形後5℃以上の温度に保持することで気化して、
微細にして整寸の気泡を成形体中に形成する作用がある
が、その割合が0.05%未満では気泡の発生が不十分
で、所望の高い気孔率をもった多孔質焼結体を製造する
ことができず、一方その割合が10%を越えると、ミセ
ルが大径化し、これに伴い成形体中に形成される気泡も
大径化してしまい、成形体および金属焼結体の強度が急
激に低下するようになることから、その割合を0.05
〜10%、望ましくは0.5〜5%と定めた。また、上
記有機溶剤の炭素数を5〜8としたのは、その値が4以
下で液体のものは常温常圧下では存在せず(すべて気
体)、一方その値が9以上になると、蒸気圧が小さくな
り、気泡形成がきわめて困難になるという理由にもとづ
くものである。さらに、上記有機溶剤としては、ネオペ
ンタン、ヘキサン、イソヘキサン、ヘプタン、イソヘプ
タン、ベンゼン、オクタン、およびトルエンの使用が望
ましい。
限定した理由を説明する。 (a) 炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤
(以下、単に有機溶剤という) 上記有機溶剤には、界面活性剤の作用でミセルを形成
し、成形後5℃以上の温度に保持することで気化して、
微細にして整寸の気泡を成形体中に形成する作用がある
が、その割合が0.05%未満では気泡の発生が不十分
で、所望の高い気孔率をもった多孔質焼結体を製造する
ことができず、一方その割合が10%を越えると、ミセ
ルが大径化し、これに伴い成形体中に形成される気泡も
大径化してしまい、成形体および金属焼結体の強度が急
激に低下するようになることから、その割合を0.05
〜10%、望ましくは0.5〜5%と定めた。また、上
記有機溶剤の炭素数を5〜8としたのは、その値が4以
下で液体のものは常温常圧下では存在せず(すべて気
体)、一方その値が9以上になると、蒸気圧が小さくな
り、気泡形成がきわめて困難になるという理由にもとづ
くものである。さらに、上記有機溶剤としては、ネオペ
ンタン、ヘキサン、イソヘキサン、ヘプタン、イソヘプ
タン、ベンゼン、オクタン、およびトルエンの使用が望
ましい。
【0009】(b) 界面活性剤 界面活性剤には、上記の通り有機溶剤を内包したミセル
を形成する作用があるが、その割合が0.05%未満で
は前記ミセルの形成が不安定となり、これが原因で微細
にして整粒のミセルを形成することができず、一方その
割合が5%を超えても前記作用により一層の向上効果が
現れないことから、その割合を0.05〜5%、望まし
くは0.5〜3%と定めた。また界面活性剤としては一
般に洗剤の使用で良く、市販の台所用中性合成洗剤(例
えばアルキルグリコシドとポリオキシエチレンアルキル
エーテルの28%混合水溶液)で十分である。
を形成する作用があるが、その割合が0.05%未満で
は前記ミセルの形成が不安定となり、これが原因で微細
にして整粒のミセルを形成することができず、一方その
割合が5%を超えても前記作用により一層の向上効果が
現れないことから、その割合を0.05〜5%、望まし
くは0.5〜3%と定めた。また界面活性剤としては一
般に洗剤の使用で良く、市販の台所用中性合成洗剤(例
えばアルキルグリコシドとポリオキシエチレンアルキル
エーテルの28%混合水溶液)で十分である。
【0010】(c) 水溶性樹脂結合剤 水溶性樹脂結合剤には、多孔質成形体の強度を向上させ
て、これのハンドリングを可能ならしめる作用がある
が、その割合が0.5%未満では所望の強度向上効果が
得られず、一方その割合が20%を越えると所定形状へ
の成形が困難になることから、その割合を0.5〜20
%、望ましくは2〜10%と定めた。また上記水溶性樹
脂としては、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースアンモニウム、エチルセル
ロース、およびポリビニルアルコールの使用が望まし
い。
て、これのハンドリングを可能ならしめる作用がある
が、その割合が0.5%未満では所望の強度向上効果が
得られず、一方その割合が20%を越えると所定形状へ
の成形が困難になることから、その割合を0.5〜20
%、望ましくは2〜10%と定めた。また上記水溶性樹
脂としては、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースアンモニウム、エチルセル
ロース、およびポリビニルアルコールの使用が望まし
い。
【0011】(d) 銀または銀合金粉、銅また銅合金
粉(以下、単に金属粉という) 金属粉は、焼結後多孔質金属焼結体を構成するものであ
るから、従来の多孔質金属焼結体を含め金属多孔質体に
適用されている金属材料で構成してよいが、その平均粒
径が0.5μm未満になると焼結体の高気孔率化が困難
になり、一方その平均粒径500μmを越えると混合原
料中での分散性が低下し均質な焼結体の製造ができなく
なることから、その平均粒径を0.5〜500μm、望
ましくは5〜100μmと定めた。また、上記金属粉の
割合は5〜80%とするのがよく、これはその割合が5
%未満では焼結体の強度が急激に低下するようになり、
一方その割合が80%を越えると高気孔率化が困難にな
るという理由にもとづくものであり、この場合20〜7
0%の割合が望ましい。
粉(以下、単に金属粉という) 金属粉は、焼結後多孔質金属焼結体を構成するものであ
るから、従来の多孔質金属焼結体を含め金属多孔質体に
適用されている金属材料で構成してよいが、その平均粒
径が0.5μm未満になると焼結体の高気孔率化が困難
になり、一方その平均粒径500μmを越えると混合原
料中での分散性が低下し均質な焼結体の製造ができなく
なることから、その平均粒径を0.5〜500μm、望
ましくは5〜100μmと定めた。また、上記金属粉の
割合は5〜80%とするのがよく、これはその割合が5
%未満では焼結体の強度が急激に低下するようになり、
一方その割合が80%を越えると高気孔率化が困難にな
るという理由にもとづくものであり、この場合20〜7
0%の割合が望ましい。
【0012】比表面積の値は、本発明フィルタ−が必要
とする高い抗菌性能を得るために必要で、その値が50
m2/kg以上であることが、上記せる高い抗菌性能を
得るために望ましい。
とする高い抗菌性能を得るために必要で、その値が50
m2/kg以上であることが、上記せる高い抗菌性能を
得るために望ましい。
【0013】なお、可塑剤として添加される多価アルコ
ール、油脂、エーテル、およびエステルには、成形体に
可塑性を付与する作用があるので、必要に応じて添加さ
れるが、多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、およびグリセリン、上記
油脂としてイワシ油、菜種油、およびオリーブ油、上記
エーテルとして石油エーテル、さらにエステルとして、
フタル酸ジエチル、フタル酸ジNブチル、フタル酸ジエ
チルヘキシル、フタル酸ジNオクチル、ソルビタンモノ
オレート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンパル
ミテート、およびソルビタンステアレートの使用がそれ
ぞれ望ましい。
ール、油脂、エーテル、およびエステルには、成形体に
可塑性を付与する作用があるので、必要に応じて添加さ
れるが、多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、およびグリセリン、上記
油脂としてイワシ油、菜種油、およびオリーブ油、上記
エーテルとして石油エーテル、さらにエステルとして、
フタル酸ジエチル、フタル酸ジNブチル、フタル酸ジエ
チルヘキシル、フタル酸ジNオクチル、ソルビタンモノ
オレート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンパル
ミテート、およびソルビタンステアレートの使用がそれ
ぞれ望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】まづ、金属粉として表1に示され
る平均粒径の銀または銀合金粉末、銅または銅合金粉
末、有機溶剤として、ネオペンタン(以下、A−1とい
う)、ヘキサン(同じくA−2という、以下同じ)、イ
ソヘキサン(A−3)、ヘプタン(A−4)、イソヘプ
タン(A−5)、ベンゼン(A−6)、オクタン(A−
7)、およびトルエン(A−8)、界面活性剤として上
記の市販の台所用中性合成洗剤、水溶性樹脂結合剤とし
て、メチルセルロース(以下、B−1という)、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース(同じくB−2という以
下同じ)ヒドロキシエチルメチルセルロース(B−
3)、カルボキシメチルセルロースアンモニウム(B−
4)、エチルセルロース(B−5)およびポリビニルア
ルコール(B−6)、可塑剤として、ポリエチレングリ
コール(以下C−1という)、オリーブ油(同じくC−
2という、以下同じ)、石油エーテル(C−3)、フタ
ル酸ジNブチル(C−4)、およびグリセリン(C−
5)をそれぞれ用意し、これらを表1に示される配合組
成で水に配合し、通常の条件で混合し、抗菌性金属部材
製造用の発泡性スラリーを作製した。
る平均粒径の銀または銀合金粉末、銅または銅合金粉
末、有機溶剤として、ネオペンタン(以下、A−1とい
う)、ヘキサン(同じくA−2という、以下同じ)、イ
ソヘキサン(A−3)、ヘプタン(A−4)、イソヘプ
タン(A−5)、ベンゼン(A−6)、オクタン(A−
7)、およびトルエン(A−8)、界面活性剤として上
記の市販の台所用中性合成洗剤、水溶性樹脂結合剤とし
て、メチルセルロース(以下、B−1という)、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース(同じくB−2という以
下同じ)ヒドロキシエチルメチルセルロース(B−
3)、カルボキシメチルセルロースアンモニウム(B−
4)、エチルセルロース(B−5)およびポリビニルア
ルコール(B−6)、可塑剤として、ポリエチレングリ
コール(以下C−1という)、オリーブ油(同じくC−
2という、以下同じ)、石油エーテル(C−3)、フタ
ル酸ジNブチル(C−4)、およびグリセリン(C−
5)をそれぞれ用意し、これらを表1に示される配合組
成で水に配合し、通常の条件で混合し、抗菌性金属部材
製造用の発泡性スラリーを作製した。
【0015】ついで、図2に示す様なステンレス鋼製メ
ッシュカゴ(市販されているものよりメッシュ目が荒い
ものを用いた)を用意し、このカゴをそれぞれ表1に示
される組成の発泡性スラリー中に浸漬し、表2に示され
る条件で気泡形成、脱脂、および焼結を施すことにより
図1に示す様なステンレス鋼製のメッシュ用線材部分に
多孔質金属焼結体を形成させた構造の本発明の抗菌性金
属フィルタ−1〜14を作製した。多孔質金属焼結体の
比表面積は、市販の島津製作所製のBET測定装置によ
り測定した。その結果を表3に示した。
ッシュカゴ(市販されているものよりメッシュ目が荒い
ものを用いた)を用意し、このカゴをそれぞれ表1に示
される組成の発泡性スラリー中に浸漬し、表2に示され
る条件で気泡形成、脱脂、および焼結を施すことにより
図1に示す様なステンレス鋼製のメッシュ用線材部分に
多孔質金属焼結体を形成させた構造の本発明の抗菌性金
属フィルタ−1〜14を作製した。多孔質金属焼結体の
比表面積は、市販の島津製作所製のBET測定装置によ
り測定した。その結果を表3に示した。
【0016】また、上記せる本発明の抗菌性金属フィル
タ−と同型同寸法の従来の金属フィルタ−であるCu製
のメッシュカゴおよびムクのステンレス鋼製のメッシュ
カゴを作製した(メッシュ目の大きさは市販品と同等の
もの)。
タ−と同型同寸法の従来の金属フィルタ−であるCu製
のメッシュカゴおよびムクのステンレス鋼製のメッシュ
カゴを作製した(メッシュ目の大きさは市販品と同等の
もの)。
【0017】ついで、本発明の抗菌性金属フィルタ−1
〜14、従来の金属フィルタ−を、一般家庭の炊事用キ
ッチンシンク排水孔に設置し、30日放置したのち、こ
れらメッシュ状のカゴを観察し、その結果を表3に示し
た。
〜14、従来の金属フィルタ−を、一般家庭の炊事用キ
ッチンシンク排水孔に設置し、30日放置したのち、こ
れらメッシュ状のカゴを観察し、その結果を表3に示し
た。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【発明の効果】表3から明らかな様に、本発明の抗菌性
金属フィルタ−1〜14は、従来フィルタ−に較べ、通
液性と抗菌性に優れている。これは、本発明の抗菌性金
属フィルタ−が、金属基板の表裏面に連通せる開口の口
径を、通液性を充分に確保した状態に設定して、基板表
面、周辺部に比表面積の大きい多孔性の抗菌性金属焼結
体を形成することにより、使用環境下において、優れた
通液性と抗菌性を同時に満すことが出来る衛生的なキッ
チンシンクを実現出来ると共に、製造方法が簡単であ
り、例えばステンレス鋼製メッシュや多孔板を使えば繰
り返し多孔質スラリ−を塗布し、焼結することにより何
度でも使用に供する事が出来、資源の有効利用にもなり
経済的であり、関連する産業分野において大いに貢献す
るものである。
金属フィルタ−1〜14は、従来フィルタ−に較べ、通
液性と抗菌性に優れている。これは、本発明の抗菌性金
属フィルタ−が、金属基板の表裏面に連通せる開口の口
径を、通液性を充分に確保した状態に設定して、基板表
面、周辺部に比表面積の大きい多孔性の抗菌性金属焼結
体を形成することにより、使用環境下において、優れた
通液性と抗菌性を同時に満すことが出来る衛生的なキッ
チンシンクを実現出来ると共に、製造方法が簡単であ
り、例えばステンレス鋼製メッシュや多孔板を使えば繰
り返し多孔質スラリ−を塗布し、焼結することにより何
度でも使用に供する事が出来、資源の有効利用にもなり
経済的であり、関連する産業分野において大いに貢献す
るものである。
【図1】 本発明の抗菌性金属フィルタ−の1実施例
(部分拡大図を含む)。
(部分拡大図を含む)。
【図2】 本発明の素材としても用いられた従来例のス
テンレス鋼製メッシュかご。
テンレス鋼製メッシュかご。
1 本発明の抗菌性金属フィルタ− 2 ステンレス鋼製メッシュ用線材 3 メッシュ開口 4 多孔質金属焼結体 5 ステンレス鋼製メッシュかご
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E03C 1/264 E03C 1/264
Claims (6)
- 【請求項1】 処理廃液中の粗大異物または廃棄物中の
廃液を除去するための金属フィルタ−であって、表裏面
に連通開口する金属基板表面に銀または銀合金、銅また
は銅合金のうちの少なくとも1種の組成からなる多孔質
金属焼結体を形成させたことを特徴とする抗菌性金属フ
ィルタ−。 - 【請求項2】 上記多孔質金属焼結体の比表面積が、5
0m2/kg以上であることを特徴とする請求項1記載
の抗菌性金属フィルタ−。 - 【請求項3】 上記金属基板が、銅または銅合金、銅め
っき鋼、銀めっき鋼およびステンレス鋼から選ばれる金
属からなることを特徴とする請求項1または2記載の抗
菌性金属フィルタ−。 - 【請求項4】 上記金属基板が、メッシュまたは多孔板
からなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれ
かからなる抗菌性金属フィルタ−。 - 【請求項5】 重量%で、 炭素数5〜8非水溶性炭化水素系有機溶剤:0.05〜
10%、 界面活性剤:0.05〜5%、 水溶性樹脂結合剤:0.5〜20%、 平均粒径:0.5〜500μmの銀または銀合金粉、銅
または銅合金粉のうちの少なくとも1種:5〜80%、 水:残り、 からなる配合組成の混合物からなる組成物を、成形、乾
燥、焼結することを特徴とする請求項1乃至4記載のい
ずれかからなる抗菌性金属フィルタ−の製造方法。 - 【請求項6】 重量%で、 炭素数5〜8非水溶性炭化水素系有機溶剤:0.05〜
10%、 界面活性剤:0.05〜5%、 水溶性樹脂結合剤:0.5〜20%、 平均粒径:0.5〜500μmの銀または銀合金粉、銅
または銅合金粉のうちの少なくとも1種:5〜80%、 多価アルコール、油脂、エーテル、およびエステルのう
ちの少なくとも1種からなる可塑剤:0.1〜15%、 水:残り、からなる配合組成の混合物からなる、組成物
を、成形、乾燥、焼結することを特徴とする請求項1乃
至4記載のいずれかからなる抗菌性金属フィルタ−の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29105995A JPH09131506A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 抗菌性金属フィルタ−およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29105995A JPH09131506A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 抗菌性金属フィルタ−およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09131506A true JPH09131506A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17763907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29105995A Withdrawn JPH09131506A (ja) | 1995-11-09 | 1995-11-09 | 抗菌性金属フィルタ−およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09131506A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999025898A1 (fr) * | 1997-11-14 | 1999-05-27 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Procede de production d'articles metalliques antimicrobiens et articles metalliques antimicrobiens produits selon ledit procede |
JP2000192259A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Kawasaki Steel Corp | 抗菌性に優れたステンレス鋼材およびその製造方法 |
JP2016040407A (ja) * | 2014-08-13 | 2016-03-24 | Jsr株式会社 | 銅膜形成用組成物、銅膜、回路基板、半導体パッケージおよび電子機器 |
WO2018043036A1 (ja) | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社シンク・ラボラトリー | メッシュフィルターの製造方法及びメッシュフィルター |
CN108724606A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-11-02 | 海宁美康环保科技有限公司 | 一种前置过滤器的制作工艺 |
KR102210239B1 (ko) * | 2020-04-01 | 2021-01-29 | 장성균 | 청동 소결 필터를 이용한 바이러스 살균 필터 마스크 |
-
1995
- 1995-11-09 JP JP29105995A patent/JPH09131506A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999025898A1 (fr) * | 1997-11-14 | 1999-05-27 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Procede de production d'articles metalliques antimicrobiens et articles metalliques antimicrobiens produits selon ledit procede |
US6180162B1 (en) | 1997-11-14 | 2001-01-30 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Method of producing antimicrobial metal articles and antimicrobial metal articles produced by the method |
JP2000192259A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Kawasaki Steel Corp | 抗菌性に優れたステンレス鋼材およびその製造方法 |
JP2016040407A (ja) * | 2014-08-13 | 2016-03-24 | Jsr株式会社 | 銅膜形成用組成物、銅膜、回路基板、半導体パッケージおよび電子機器 |
WO2018043036A1 (ja) | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社シンク・ラボラトリー | メッシュフィルターの製造方法及びメッシュフィルター |
CN108724606A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-11-02 | 海宁美康环保科技有限公司 | 一种前置过滤器的制作工艺 |
KR102210239B1 (ko) * | 2020-04-01 | 2021-01-29 | 장성균 | 청동 소결 필터를 이용한 바이러스 살균 필터 마스크 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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