JPH09130095A - 縦型電子部品挿入方法とその装置 - Google Patents

縦型電子部品挿入方法とその装置

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Publication number
JPH09130095A
JPH09130095A JP7280544A JP28054495A JPH09130095A JP H09130095 A JPH09130095 A JP H09130095A JP 7280544 A JP7280544 A JP 7280544A JP 28054495 A JP28054495 A JP 28054495A JP H09130095 A JPH09130095 A JP H09130095A
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JP
Japan
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electronic component
lead wire
chuck
swing
chuck mechanism
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Application number
JP7280544A
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English (en)
Inventor
Giichi Yoshimura
義一 吉村
Makoto Nakajima
誠 中島
Taira Ishii
平 石井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先に挿入された隣の電子部品の傾きに関係な
く狭い間隔で電子部品を挿入することができる縦型電子
部品挿入方法の提供。 【解決手段】 回路基板17のリード線挿入穴に挿入す
べき電子部品1のリード線1aをチャック部2で挟持し
て下降・上昇する挿入チャック機構Aがリード線1aを
前記リード線挿入穴に位置決めして挿入し、電子部品1
を回路基板17に装着する縦型電子部品挿入方法におい
て、挿入チャック機構Aがリード線1aを挟持して回路
基板17上に下降する際に挟持している電子部品1が先
に装着された電子部品18に干渉しないようにチャック
部2を揺動させ、挿入チャック機構Aが挟持していた電
子部品1を前記リード線挿入穴位置に装着して上昇する
際にチャック部2が装着した電子部品1に干渉しないよ
うにチャック部2を揺動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板等に電子
部品を挿入する電子部品挿入方法とその装置に関し、特
に、電子部品を回路基板に垂直方向から挿入する縦型電
子部品挿入方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型電子部品挿入方法を使用する
縦型電子部品挿入装置の構成と動作とを図6〜図14に
基づいて説明する。
【0003】先ず、縦型電子部品挿入装置の要部の概略
を、挿入チャック機構Aと移載チャック機構Bとを示す
図6に基づいて説明する。挿入チャックAは、部品1を
挟持するチャック部2を有し、移載チャック機構Bは回
転及び移動することにより図示しない部品供給部から電
子部品1を受け取り、受け取った電子部品1を前記挿入
チャック機構Aのチャック部2に移載する。挿入チャッ
ク機構Aは、受け取った電子部品1をチャック部2で挟
持し、挟持した電子部品1を回路基板17上に位置決め
して下降し、前記電子部品1のリード線1aを前記回路
基板17のリード線挿入穴に挿入する。
【0004】次いで、挿入チャック機構Aの詳細を図6
〜図8に基づいて説明する。
【0005】図6〜図8において、挿入チャック機構A
は、挿入する電子部品1の中心に一致する中心軸5を中
心に回動すると共に上下方向に移動するガイド軸3と、
前記ガイド軸3の中にあり前記ガイド軸3と同じく前記
中心軸5を中心に回動すると共に前記ガイド軸3とは別
個に上下方向に移動する挿入軸4とを有する。
【0006】挿入軸4は、その下端部に、カム面6を有
し、挿入軸4がガイド軸3に対して相対的に上下移動す
ることにより、前記カム面6が、前記ガイド軸3が有す
る後述の揺動アーム7の揺動ローラ7aに作用し前記揺
動アーム7を揺動支点軸8を揺動支点にして揺動させ
る。前記揺動アーム7の下端部には前記チャック部2が
ある。
【0007】ガイド軸3は、その下端部に前記揺動支点
軸8を有し、前記揺動支点軸8を揺動支点として前記揺
動アーム7が取り付けられている。前記揺動アーム7の
上端部には前記揺動ローラ7aがあり、この揺動ローラ
7aは、上述のように、挿入軸4のカム面6に作用され
て前記揺動アーム7を揺動させる。そして、図7に示す
ように、前記揺動ローラ7aの軸には、前記揺動ローラ
7aを前記カム面6に押し付けるためのスプリング9が
取り付けられている。
【0008】前記揺動アーム7の下端部には、前記チャ
ック部2が設けられている。前記チャック部2には、図
6に示すように、部品1のリード線1a、1aを外側か
ら挟む挟持爪2a、2aと、部品1のリード線1a、1
aを内側から挟む固定爪2bとがある。挟持爪2a、2
aは鋏の動作をするようにピン10によって回動可能に
支持され、リンク11、11を有し、これらのリンク1
1、11が図示しないバネで内側に押されることにより
前記挟持爪2a、2aが部品1のリード線1a、1aを
外側から鋏の動作で挟んでいる。
【0009】前記挟持爪2a、2aを開く機構は、ガイ
ド軸3の前記チャック部2の上方部分に設けられた開閉
シリンダー12と、前記開閉シリンダー12によって上
下に動くチャック開閉カム13と、前記挟持爪2a、2
aの上端部に設けられた開閉ローラ14、14とからな
る。チャック開閉カム13は常時は開閉ローラ14、1
4から離れているが、前記挟持爪2a、2aを開く場合
に、開閉シリンダー12が動作してチャック開閉カム1
3を押し下げ、押し下げられたチャック開閉カム13が
開閉ローラ14、14の間に押し入り、前記挟持爪2
a、2aの上端部を押し拡げることにより、前記ピン1
0を介して、鋏みの動作で前記挟持爪2a、2aの下端
部を開く。
【0010】又、ガイド軸3には、挿入シリンダー15
と、前記挿入シリンダー15によって動作する挿入プッ
シャー16とがある。前記挿入プッシャー16は、リー
ド線1aを回路基板17のリード線挿入穴に挿入された
電子部品1を上から押し下げて回路基板17に装着す
る。
【0011】以下に、従来例の動作を図9〜図14に基
づいて説明する。
【0012】図9において、挿入チャック機構Aのチャ
ック部2は、移載チャック機構Bから電子部品1を受け
取り、リード線1aを挟持している。この状態で、挿入
チャック機構Aは回路基板17のリード線挿入穴上に位
置決めする。
【0013】図10において、挿入チャック機構Aが下
降し、リード線1aを回路基板17のリード線挿入穴に
挿入する。回路基板17の下側には、アンビルのリード
線ガイドピン19が待機している。
【0014】図11において、開閉シリンダー12が動
作し、チャック開閉カム13が下降して開閉ローラ1
2、12の間に押し入って、リード線1aを挟持してい
る挟持爪2a、2aを開いて電子部品1を解放する。挿
入シリンダー15が動作し、挿入プッシャー16が下降
して電子部品1を上から押さえ込み、リード線1aを回
路基板17のリード線挿入穴に押し込んで電子部品1を
装着する。
【0015】図12において、挿入軸4が下降し、カム
面6が揺動アーム7の揺動ローラ7aに作用し、揺動ア
ーム7を揺動支点軸8を支点にして揺動させ、チャック
部2を電子部品1の外側に揺動させ、挿入プッシャー1
6が電子部品1の装着を完了する。
【0016】図13において、挿入チャック機構Aが上
昇する。
【0017】又、従来例では、上記の動作を制御する機
構として、図14に示すように、板カム機構を使用して
いる。即ち、モータ19の動力をタイミングベルト2
0、スパイラルギヤー21等を介してカム軸22、2
3、板カム22a、23aに伝え、板カム22a、23
aが各部の動作を規制している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、図9において、先に挿入された隣の電子部
品18が傾いていることがあるので、次の電子部品1を
挿入できる位置は、前記傾きの許容範囲よりも少し離れ
た位置になり、電子部品1の挿入ピッチを小さくするこ
とに対して制限を受けるという問題点がある。
【0019】又、図12に示す揺動は、図17に示す板
カム機構で規制され、挿入すべき電子部品の最大サイズ
に対応させているので、電子部品が小さくても、チャッ
ク部2が揺動するに必要なスペースは、最大サイズ部品
と同じになり、小さな電子部品を狭い場所に挿入する際
の障害になるという問題点がある。
【0020】本発明は、上記の問題点を解決し、先に挿
入された隣の電子部品の傾きに関係なく狭い間隔で電子
部品を挿入することができ、且つ、小さな電子部品を小
さな揺動で狭い場所に挿入できる縦型電子部品挿入方法
とその装置の提供を課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願第1発明の縦型電子
部品挿入方法は、上記の課題を解決するために、回路基
板の所定のリード線挿入穴に挿入すべき電子部品のリー
ド線を下端部に設けたチャック部で挟持して下降・上昇
する挿入チャック機構が前記リード線を前記リード線挿
入穴に位置決めして挿入し、前記電子部品を前記リード
線挿入穴位置に装着する縦型電子部品挿入方法におい
て、前記挿入チャック機構が前記電子部品のリード線を
挟持して前記回路基板上に下降する際に挟持している電
子部品が先に装着された電子部品に干渉しないように前
記チャック部を揺動させ、前記挿入チャック機構が挟持
していた電子部品を前記リード線挿入穴位置に装着して
上昇する際に前記チャック部が装着した電子部品に干渉
しないように前記チャック部を揺動させることを特徴と
する。
【0022】又、本願第1発明の縦型電子部品挿入方法
は、上記の課題を解決するために、揺動量は、電子部品
の大きさに合わせて調整することが好適である。
【0023】本願第2発明の縦型電子部品挿入装置は、
上記の課題を解決するために、回路基板の所定のリード
線挿入穴に挿入すべき電子部品のリード線を下端部に設
けたチャック部で挟持して下降・上昇し前記リード線を
前記リード線挿入穴に位置決めして挿入し前記電子部品
を前記リード線挿入穴位置に装着する挿入チャック機構
を有する縦型電子部品挿入装置において、前記挿入チャ
ック機構が、前記チャック部を前記挿入チャック機構の
軸方向から外側に揺動する揺動機構と、前記挿入チャッ
ク機構が前記電子部品のリード線を挟持して前記回路基
板上に下降する際に挟持している電子部品が先に装着さ
れた電子部品に干渉しないように前記チャック部を揺動
させる下降時揺動制御手段と、前記挿入チャック機構が
挟持していた電子部品を前記リード線挿入穴位置に装着
して上昇する際に前記チャック部が装着した電子部品に
干渉しないように前記チャック部を揺動させる上昇時揺
動制御手段とを有することを特徴とする。
【0024】又、本願第2発明の縦型電子部品挿入装置
は、上記の課題を解決するために、下降時揺動制御手段
と上昇時揺動制御手段とは、電子部品の大きさに合わせ
て揺動量を制御することが好適である。
【0025】本願第1発明の縦型電子部品挿入方法と、
本願第2発明の縦型電子部品挿入装置とは、回路基板の
所定のリード線挿入穴に挿入すべき電子部品のリード線
を下端部に設けたチャック部で挟持して下降・上昇する
挿入チャック機構が前記リード線を前記リード線挿入穴
に位置決めして挿入し、前記電子部品を前記リード線挿
入穴位置に装着する縦型電子部品挿入方法において、前
記挿入チャック機構が、前記チャック部を前記挿入チャ
ック機構の軸方向から外側に揺動する揺動機構を有し、
下降時揺動制御手段が、前記挿入チャック機構が前記電
子部品のリード線を挟持して前記回路基板上に下降する
際に挟持している電子部品が先に装着された電子部品に
干渉しないように前記チャック部を揺動させ、上昇時揺
動制御手段が、前記挿入チャック機構が挟持していた電
子部品を前記リード線挿入穴位置に装着して上昇する際
に前記チャック部が装着した電子部品に干渉しないよう
に前記チャック部を揺動させるので、先に回路基板に装
着されている電子部品が傾いていても、次に装着する電
子部品が前記の傾いている電子部品に干渉しないよう
に、次の電子部品を傾けて下降し姿勢を直して位置決め
し装着することができるので、電子部品の装着ピッチ
を、電子部品のサイズに合わせて限界まで小さくするこ
とができる。
【0026】又、本願第1発明の縦型電子部品挿入方法
と、本願第2発明の縦型電子部品挿入装置とは、下降時
揺動制御手段と上昇時揺動制御手段とが、電子部品の大
きさに合わせて揺動量を制御するので、チャック部の揺
動量を電子部品の大きさに合わせることができ、小さな
電子部品の場合には、チャック部の揺動に必要なスペー
スが小さくなり、小さな電子部品を狭い場所に装着する
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の縦型電子部品挿入方法と
その装置は、上記の従来例に対してチャック部を揺動さ
せる揺動駆動力発生機構と揺動させるタイミングと揺動
させる量とを異ならせることにより、上記の従来例の問
題点を解決し、先に挿入された隣の電子部品の傾きに関
係なく狭い間隔で電子部品を挿入することができ、且
つ、小さな電子部品を小さな揺動で狭い場所に挿入でき
る。
【0028】本発明の縦型電子部品挿入方法を使用する
縦型電子部品挿入装置の第1実施例のチャック部を揺動
させる揺動駆動力発生機構の構成を図1、図6〜図8、
図14に基づいて説明する。
【0029】本実施例で使用する挿入チャック機構Aの
構成は図6〜図8に示す従来例と同様であるが、図6〜
図8に示す挿入軸4を上下方向に駆動しカム面6を働か
せて揺動アーム7を揺動させる揺動駆動力発生機構が異
なる。従来例では、図14に示すように、各部分の動作
の制御は総て板カムの動作で行っており、挿入軸4を上
下方向に駆動する機構も板カム機構である。従って、従
来例では、大きな電子部品の場合も、小さな電子部品の
場合にも、板カム機構によって、挿入チャック機構Aは
同じ動作をする。勿論、この場合、各部品のリード線の
間隔は電子部品の大きさに関係なく一定になっている。
【0030】先ず、本実施例の揺動駆動力発生機構を図
1に基づいて説明する。
【0031】図1において、挿入軸4を上下方向に駆動
する機構は、モータ30と、プーリ31、32と、ベル
ト33と、ボールネジ34と、ナット35とで構成され
る。
【0032】上記の構成によると、板カムの場合と異な
り、挿入軸4を上下方向に移動させるタイミングや速度
や量を、モータ30をソフト的に制御することによっ
て、その都度、ハードを変えることなく、簡単に自由に
設定でき、下降時揺動制御手段と上昇時揺動制御手段と
の機能を備えている。
【0033】次に、本実施例の揺動のタイミングを図
2、図9、図12に基づいて説明する。
【0034】従来例では、図12に示すように、電子部
品1の装着が終了し、挿入チャック機構Aを上昇させる
際に揺動している。
【0035】本実施例では、図2に示すように、移載チ
ャック機構Bから電子部品1を受け取った後に、挿入チ
ャック機構Aが下降する際に揺動し、又、従来例と同様
に、図12に示すように、電子部品1の装着が終了し、
挿入チャック機構Aを上昇させる際に揺動している。
【0036】上記の構成によると、図2に示すように、
先に挿入した電子部品18が傾いていても、次の電子部
品1を傾けて下降し姿勢を直して位置決めし装着するこ
とができるので、先に挿入した電子部品18の傾きに関
係なく、先に挿入した電子部品18の近くに次の電子部
品1を挿入できる。
【0037】尚、本実施例では、図8に示すように、挿
入軸4がガイド軸3に対して下降位置にある際にカム面
6が揺動ローラ7aに作用する。従って、電子部品1を
移載チャック機構Bから受け取って挿入チャック機構A
が下降する際にチャック部2を揺動させるには、役目通
りに動作するガイド軸3に先行して挿入軸4を下降さ
せ、揺動終了時に、ガイド軸3が挿入軸4に追いつくよ
うにする。電子部品1を装着し終えて挿入チャック機構
Aが上昇する際にチャック部2を揺動させるには、役目
通りに動作するガイド軸3を挿入軸4に先行して上昇さ
せ、揺動終了時に、挿入軸4がガイド軸3に追いつくよ
うにする。
【0038】次に、本実施例の揺動の量を説明する。
【0039】従来例では、板カムで動作を制御している
ので、揺動の量は、電子部品1の大きさの如何にかかわ
らず一定になる。小さい電子部品でも揺動の量が大きい
と、それだけの揺動を可能にするスペースがないと電子
部品の挿入が行えないので、小さな電子部品を狭いスペ
ースに挿入することができない。
【0040】本実施例では、モータ30を制御すること
によって、その都度、ハードを変えることなく、ソフト
的に、簡単に挿入軸4の下降量を制御できるので、電子
部品の大きさに合わせて揺動の量を調整することができ
る。従って、小さな電子部品を狭いスペースに挿入でき
る。
【0041】本発明の縦型電子部品挿入方法を使用する
縦型電子部品挿入装置の第2実施例の挿入チャック機構
Aの構成を図3、図8に基づいて説明する。
【0042】本実施例の挿入チャック機構Aの構成を示
す図3において、従来例の挿入チャック機構Aの構成を
示す図8と異なるのは、従来例では、挿入軸4がガイド
軸3に対して下降位置にある際にカム面6が揺動ローラ
7aに作用するのに対して、本実施例では、ガイド軸3
が挿入軸4に対して下降位置にある際にカム面6が揺動
ローラ7aに作用することである。従って、電子部品1
を移載チャック機構Bから受け取って挿入チャック機構
Aが下降する際にチャック部2を揺動させるには、役目
通りに動作するガイド軸3を挿入軸4に先行して下降さ
せ、揺動終了時に、挿入軸4がガイド軸3に追いつくよ
うにする。電子部品1を装着し終えて挿入チャック機構
Aが上昇する際にチャック部2を揺動させるには、挿入
軸4を役目通りに動作するガイド軸3に先行して上昇さ
せ、揺動終了時に、ガイド軸3が挿入軸4に追いつくよ
うにする。他は第1実施例と同様なので説明を省略す
る。
【0043】本発明の縦型電子部品挿入方法を使用する
縦型電子部品挿入装置の第3実施例のチャック部を揺動
させる揺動駆動力発生機構の構成を図4、図5に基づい
て説明する。
【0044】図4は、本実施例において挿入軸4を上下
方向に駆動する板カム機構を示す。
【0045】40は板カム、41は支点44に回動可能
の支持されるレバー42の一端にあって板カム40に当
接するローラ、43は前記レバー42の他端にあって挿
入軸4を上下方向に移動させるローラである。
【0046】図5は、従来例において挿入軸4を上下方
向に駆動する板カム機構を示す。50は板カム、51は
支点54に回動可能の支持されるレバー52の一端にあ
って板カム50に当接するローラ、53は前記レバー5
2の他端にあって挿入軸4を上下方向に移動させるロー
ラである。
【0047】本実施例が従来例と異なるのは、板カム4
0と板カム50の形状の相違から判るように、従来例で
は、挿入軸4が、挿入チャック機構Aの上昇時にのみ、
ガイド軸4に対して相対移動するのに対して、本実施例
では、挿入チャック機構Aの下降時と上昇時とに、ガイ
ド軸4に対して相対移動することであり、下降時揺動制
御手段と上昇時揺動制御手段との機能を備えている。
【0048】
【発明の効果】本願第1発明の縦型電子部品挿入方法
と、本願第2発明の縦型電子部品挿入装置とは、先に回
路基板に装着されている電子部品が傾いていても、次に
装着する電子部品が前記の傾いている電子部品に干渉し
ないように、次の電子部品を傾けて下降し姿勢を直して
位置決めし装着することができるので、電子部品の装着
ピッチを、電子部品のサイズに合わせて限界まで小さく
することができるという効果を奏する。
【0049】又、本願第1発明の縦型電子部品挿入方法
と、本願第2発明の縦型電子部品挿入装置とは、下降時
揺動制御手段と上昇時揺動制御手段とが、電子部品の大
きさに合わせて揺動量を制御するので、チャック部の揺
動量を電子部品の大きさに合わせることができ、小さな
電子部品の場合には、チャック部の揺動に必要なスペー
スが小さくなり、小さな電子部品を狭い場所に装着する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1発明の縦型電子部品挿入方法を使用す
る本願第2発明の縦型電子部品挿入装置の第1実施例の
要部を示す一部断面側面図である。
【図2】本願第1発明の縦型電子部品挿入方法を使用す
る本願第2発明の縦型電子部品挿入装置の第1実施例の
動作を示す側面図である。
【図3】本願第1発明の縦型電子部品挿入方法を使用す
る本願第2発明の縦型電子部品挿入装置の第2実施例の
構成を示す断面図である。
【図4】本願第1発明の縦型電子部品挿入方法を使用す
る本願第2発明の縦型電子部品挿入装置の第3実施例の
下降時揺動制御手段と上昇時揺動制御手段との要部を示
す側面図である。
【図5】従来例の揺動制御手段の側面図である。
【図6】縦型電子部品挿入装置の挿入チャック機構と移
載チャック機構とを示す側面図である。
【図7】縦型電子部品挿入装置の挿入チャック機構の斜
視図である。
【図8】縦型電子部品挿入装置の挿入チャック機構の断
面図である。
【図9】従来例の動作を示す図である。
【図10】従来例の動作を示す図である。
【図11】従来例の動作を示す図である。
【図12】従来例の動作を示す図である。
【図13】従来例の動作を示す図である。
【図14】従来例の駆動機構を示す側面図である。
【符号の説明】
1 電子部品 1a リード線 2 チャック部 2a 挟持爪 2b 固定爪 3 ガイド軸 4 挿入軸 5 中心軸 6 カム面 7 揺動アーム 7a 揺動ローラ 8 揺動支点軸 9 スプリング 10 ピン 11 リンク 12 開閉シリンダー 13 チャック開閉カム 14 開閉ローラ 15 挿入シリンダー 16 挿入プッシャー 17 回路基板 18 電子部品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板の所定のリード線挿入穴に挿入
    すべき電子部品のリード線を下端部に設けたチャック部
    で挟持して下降・上昇する挿入チャック機構が前記リー
    ド線を前記リード線挿入穴に位置決めして挿入し、前記
    電子部品を前記リード線挿入穴位置に装着する縦型電子
    部品挿入方法において、前記挿入チャック機構が前記電
    子部品のリード線を挟持して前記回路基板上に下降する
    際に挟持している電子部品が先に装着された電子部品に
    干渉しないように前記チャック部を揺動させ、前記挿入
    チャック機構が挟持していた電子部品を前記リード線挿
    入穴位置に装着して上昇する際に前記チャック部が装着
    した電子部品に干渉しないように前記チャック部を揺動
    させることを特徴とする縦型電子部品挿入方法。
  2. 【請求項2】 揺動量は、電子部品の大きさに合わせて
    調整する請求項1に記載の縦型電子部品挿入方法。
  3. 【請求項3】 回路基板の所定のリード線挿入穴に挿入
    すべき電子部品のリード線を下端部に設けたチャック部
    で挟持して下降・上昇し前記リード線を前記リード線挿
    入穴に位置決めして挿入し前記電子部品を前記リード線
    挿入穴位置に装着する挿入チャック機構を有する縦型電
    子部品挿入装置において、前記挿入チャック機構が、前
    記チャック部を前記挿入チャック機構の軸方向から外側
    に揺動する揺動機構と、前記挿入チャック機構が前記電
    子部品のリード線を挟持して前記回路基板上に下降する
    際に挟持している電子部品が先に装着された電子部品に
    干渉しないように前記チャック部を揺動させる下降時揺
    動制御手段と、前記挿入チャック機構が挟持していた電
    子部品を前記リード線挿入穴位置に装着して上昇する際
    に前記チャック部が装着した電子部品に干渉しないよう
    に前記チャック部を揺動させる上昇時揺動制御手段とを
    有することを特徴とする縦型電子部品挿入装置。
  4. 【請求項4】 下降時揺動制御手段と上昇時揺動制御手
    段とは、電子部品の大きさに合わせて揺動量を制御する
    請求項3に記載の縦型電子部品挿入装置。
JP7280544A 1995-10-27 1995-10-27 縦型電子部品挿入方法とその装置 Pending JPH09130095A (ja)

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