JPH091250A - 折曲げ装置 - Google Patents
折曲げ装置Info
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- JPH091250A JPH091250A JP14613095A JP14613095A JPH091250A JP H091250 A JPH091250 A JP H091250A JP 14613095 A JP14613095 A JP 14613095A JP 14613095 A JP14613095 A JP 14613095A JP H091250 A JPH091250 A JP H091250A
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Abstract
価に省力自動化が実現できる折曲げ装置を提供する。 【構成】 先端部Wが略V字形に折曲げられて先端側折
曲部Waと基部側折曲部Wbとを有するように形成され
た帯板材1aの前記先端部Wを重ね折り加工する折曲げ
装置であって、帯板材1aの基部Bを載置する下台部9
と、上下動可能で下降時に帯板材1aの基部Bを下台部
9との間で挾持する上台部16と、上台部16の下降時
にこれに連動して回動する曲げ部材2と、上台部16の
下降時にこれに連動して下降するプレス部材12とを備
える。
Description
折り加工する装置に関するものである。
曲げ加工する加工装置が知られている。
する図2に示す製品を加工するには、従来図9〜図12
に示す4工程で重ね折り加工がおこなわれていた。
を逆V字に成形する工程で、帯板材1をポンチ21とパ
ッド23で挾み、パッド23をバネ24で押し上げるこ
とで帯板材1を固定しておいて、ポンチ21を下降させ
ることで帯板材1の先端部Wを台22の突部で逆V字に
成形している。この先端部Wが略逆V字形に折曲げられ
て先端側折曲部Waと基部側折曲部Wbとを有するよう
に帯板材1aが形成され、この基部側折曲部Wbと基部
Bとの折曲げ角度は図9のθで示す約150゜に曲げら
れている。
1aは、第1工程の加工装置から取り出されて、次の第
2工程の加工装置にセットされる。
セットされた帯板材1aをバネ27の圧力でポンチ25
とで挾みながら下降させて、台28で先端部Wを直角状
に成形して、図10の示す先端部Wの根元が直角に曲げ
られた帯板材1bに成形している。
1bは、第2工程の加工装置から取り出されて、次の第
3工程の加工装置にセットされる。
で示す形状に成形するために、台34上にセットされた
帯板材1bをパッド32で挾み、バネ31で押え付けて
おいて、側面よりポンチ33を移動させて加工をおこな
っている。そして、帯板材1cの先端部Wの根元を鋭角
状に成形している。
1cは、第3工程の加工装置から取り出されて、次の最
終となる第4工程の加工装置にセットされる。
せられた帯板材1cをパッド38を介してバネ37の圧
力で押え付けている。そして先端部Wを上方よりポンチ
36の下降で折り曲げて図12の1dで示す製品に加工
している。
ては、図2に示す重ね折曲げの製品を4つの工程を費や
して加工をおこなうため、金型の面数が多くなり、設備
費を要するという問題があった。
する必要があり人件費や加工時間を要していた。さらに
自動化するにも4台分のプレス機や各金型などを必要と
すると共に4台分の設備スペースが必要となるという問
題があった。
工程に短縮するものが望まれていた。
加工の工程を短縮すると共に、比較的安価に省力自動化
が実現できる折曲げ装置を提供することを目的とする。
題点を解決するため、先端部が略V字形に折曲げられて
先端側折曲部と基部側折曲部とを有するように形成され
た帯板材の前記先端部を重ね折り加工する折曲げ装置で
あって、帯板材の基部を載置する下台部と、上下動可能
で下降時に帯板材の基部を下台部との間で挾持する上台
部と、上台部の下降時にこれに連動して回動する曲げ部
材と、上台部の下降時にこれに連動して下降するプレス
部材とを備え、前記上台部の下降時に、先ず帯板材の基
部を下台部との間で挾持し、次いで曲げ部材が回動して
帯板材の基部側折曲部を帯板材の基部側に曲げた後に元
の位置に回動復帰し、その後プレス部材が更に下降して
帯板材の先端側折曲部を前記基部側折曲部に押圧しつつ
前記先端部を前記基部上に重ね折りするように構成した
ことを特徴とする。
略150度となっている帯板材の先端部を重ね折り加工
するものであることが好適である。
営むことができる。すなわち、上記上台部の下降時に、
先ず帯板材の基部を下台部との間で挾持し、次いで曲げ
部材が回動して帯板材の基部側折曲部を帯板材の基部側
に曲げた後に元の位置に回動復帰し、その後プレス部材
が更に下降して帯板材の先端側折曲部を前記基部側折曲
部に押圧しつつ前記先端部を前記基部上に重ね折りする
よう構成したことで、上台部が下降する間に先端部が略
逆V字形に曲げられた帯板材の基部側折曲部を曲げ部材
で曲げた後、プレス部材で先端側折曲部が押圧されるこ
とで、先端部は基部上に重ね折りが施される。従って従
来例において図11、12、13で示される工程の重ね
折り加工を、本発明によると1工程のみで完了させるこ
とができる。また、上記上台部の上下動で帯板材の重ね
折り加工を連続しておこなわせることが可能となり、人
件費や加工時間を大幅に短縮することができる。
略150度となっている帯板材の先端部を重ね折り加工
するものであれば、上記曲げ部材で簡単に帯板材の基部
側折曲部を曲げることができる。これは、先端部が15
5度以上の角度に曲げられた帯板材の場合は、帯板材の
挟持箇所に曲げ力が作用して基部側折曲部で折り曲げる
ことが困難となり、一方先端部を145度以下に曲げら
れた帯板材を得るには前処理工程の負担が大きくなるこ
とから、基部側折曲部と基部との間の角度は145度〜
155度であることが望ましく、略150度であれば1
台の設備機器の1工程のみで重ね折り加工を完了する安
価な省力自動化の装置を実現することができる。
ながら詳細に説明する。図1〜図8は本発明の実施例を
示すものである。図1は、先端部Wが略逆V字形に折曲
げられて、先端側折曲部Waと基部側折曲部Wbとを有
し、この基部側折曲部Wbと基部Bとの間の角度が図の
θで示す約150゜に曲げられた帯板材1aを重ね折り
加工する加工装置を示している。
れた帯板材1aの基部Bをセットする下台部9と、帯板
材1aの先端部Wの下方に位置する下台部9に設けられ
た回転軸8とを備えている。
て帯板材1aの先端部Wを鋭角に折り曲げる曲げ部材2
と、駒部3aを備えて回転軸8を可動させる回転駒3
と、回転軸8の下方に位置するバネ5を介して回転軸8
を下方へ引く回転アーム4とが軸支されている。そして
上下可動可能に構成された上台部16には、帯板材1a
の先端部Wをプレスするプレス部材12と、カム形状に
形成された突起部11aを備えたカム部材11と、バネ
材15を備えてバネ圧で帯板材1aの基部Bを押圧して
挟持するパッド13とが配設されている。
れている。この回転軸8には図3に示す曲げ部材2と図
4に示す回転駒3と図5に示す回転アーム4とがキー7
で固定されている。回転駒3の駒部3aは、カム部材1
1に備えられた突起部11aによる上下動を受けて押し
当てられて、回転軸8に軸支された上記曲げ部材2や回
転アーム4を所定角度回転させている。なお、この回転
軸8の回動を受けて曲げ部材2の小づち状に伸びた先端
部2aは帯板材1aの基部側折曲部Wbに当接し、これ
を鋭角に折り曲げる。そして回転アーム4は、回転軸8
の下方位置で引張りバネ5を介して基台10に設けられ
ているブラケット6に引張られ、曲げ部材2と回転駒3
とを定位置へ回動復帰させる役目を司どっている。
部材11の突起部11aで回転軸8の回転駒3を可動さ
せて帯板材1aの重ね折り加工をおこなう方法について
以下説明をおこなう。
逆V字に予備曲げられた帯板材1aは、その基部Bを載
置する図1の下台部9上にセットさせる。
れていて、バネ材15と突起部11aを有したカム部材
11とプレスをおこなうプレス部材12とを下方へ駆動
する。
aの基部Bはバネ材15の圧縮でパッド13と下台部9
間で挟持される。
転軸8に軸支された回転駒3の駒部3aに当たると、回
転駒3は曲げ部材2を図の右回転方向へ回転させる。カ
ム部材11がさらに下降すると曲げ部材2が回転すると
共にパッド13で固定されている帯板材1aは曲げ部材
2の小づち状に伸びた先端2aで図6のWbで示す基部
側折曲部が基部B上側へ90度以上の鋭角に曲げられ
る。
し、回転アーム4とブラケット6に結合されているバネ
5が伸ばされる。
突起部11aが駒部3aを超えて下降すると、伸ばされ
たバネ5のバネ圧が回転アーム4を下方位置へ戻す方向
へ作用して、曲げ部材2及び回転駒3を元の位置へ戻し
ている。
12が帯板材1aの先端側折曲部Wa上に下降して、図
7に示す帯板材1aの先端部Wは下台部9との間で押し
曲げられる。
板の縁を重ね折り加工が施こされた製品1dに成形され
る。
度は上昇を始めて、図8に示すカム部材11の突起部1
1aは回転駒3の駒部3aを下方より上方へ逆回転させ
る。この場合も回転アーム4の回転を伴いバネ5による
バネ圧が生じて、カム部材11の突起部11aが回転駒
3を超えて上方へ移動すれば、バネ5は回転アーム4を
下方位置へ戻す方向へ作用して、曲げ部材2及び回転駒
3を元の位置へ戻す。
Wを重ね折りされた製品1dは排出されて、次の予備曲
げされた帯板材1aが再び下台部9上にセットされて、
上記工程の動作を繰り返し重ね折り加工をおこなってい
る。
カム部材11が上下動して曲げ部材2を回動させて、帯
板材1aの基部側折曲部Wbを曲げて、更にプレス部材
12で先端側折曲部Waの上方からプレスすることがで
きるため、図9に示す予備曲げ工程と上記工程の2つの
工程で重ね折り加工を実現するものとなり、工程の短縮
を達成することができる。また従来の工程2〜工程4を
1台の設備機でおこなうものであり、工程間の加工のバ
ラ付きを防止して、さらに人件費や加工時間を大幅に短
縮して、設備コストや金型コストを激減させて安価に省
力自動化をおこなうことができる。なお、本実施例にお
いては帯板材1aとして、基部側折曲部Wbと基部Bと
の間の角度θが150度のものを用いたが、これに限定
されない。さらに、図3〜図5に示す3つの部材2、
3、4は、曲げ部材の先端部2aと当り面3aとアーム
部4とが一体で形成されるものであっても良い。すなわ
ち本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発
明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本
発明の範囲から排除するものではない。
折曲げ加工の工程を短縮することができると共に、設備
コストや金型コストを激減させて安価に省力自動化が実
現できる折曲げ装置を提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 先端部が略逆V字形に折曲げられて先端
側折曲部と基部側折曲部とを有するように形成された帯
板材の前記先端部を重ね折り加工する折曲げ装置であっ
て、 帯板材の基部を載置する下台部と、 上下動可能で下降時に帯板材の基部を下台部との間で挾
持する上台部と、 上台部の下降時にこれに連動して回動する曲げ部材と、 上台部の下降時にこれに連動して下降するプレス部材と
を備え、 前記上台部の下降時に、先ず帯板材の基部を下台部との
間で挾持し、次いで曲げ部材が回動して帯板材の基部側
折曲部を帯板材の基部側に曲げた後に元の位置に回動復
帰し、その後プレス部材が更に下降して帯板材の先端側
折曲部を前記基部側折曲部に押圧しつつ前記先端部を前
記基部上に重ね折りするように構成したことを特徴とす
る折曲げ装置。 - 【請求項2】 基部側折曲部と基部との間の角度が略1
50度となっている帯板材の先端部を重ね折り加工する
ものである請求項1記載の折曲げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14613095A JP3526658B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 折曲げ方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14613095A JP3526658B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 折曲げ方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091250A true JPH091250A (ja) | 1997-01-07 |
JP3526658B2 JP3526658B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
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JP14613095A Expired - Fee Related JP3526658B2 (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 折曲げ方法および装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3526658B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102189163A (zh) * | 2011-03-22 | 2011-09-21 | 李吉刚 | 全自动折口机 |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP14613095A patent/JP3526658B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102189163A (zh) * | 2011-03-22 | 2011-09-21 | 李吉刚 | 全自动折口机 |
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