JP3494671B2 - ヘミング加工装置 - Google Patents

ヘミング加工装置

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JP3494671B2
JP3494671B2 JP03017693A JP3017693A JP3494671B2 JP 3494671 B2 JP3494671 B2 JP 3494671B2 JP 03017693 A JP03017693 A JP 03017693A JP 3017693 A JP3017693 A JP 3017693A JP 3494671 B2 JP3494671 B2 JP 3494671B2
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    • B21D39/021Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal by folding, e.g. connecting edges of a sheet to form a cylinder for panels, e.g. vehicle doors
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ヘミング加工に於ける
加工時のサイクルタイムの短縮を計ったヘミング加工装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、自動車の車体に構成するフー
ド、フェンダ、サイドドア等の外板ボディーに於いて
は、アウタパネルの縁部に形成したヘムフランジを折返
し、この折返したヘムフランジで、インナパネルの縁部
を挾持させることによって両パネルを相互に係合してい
る。 【0003】この種の加工方法は、一般にヘミング加工
と呼ばれており、図5に示すように、アウタパネル(A)
の縁部に予め直角に立上がったヘムフランジ(B)を形成
しておき、このヘムフランジ(B)の内側にインナパネル
(C)の縁部を重ね合わせた状態で、先ず、予備曲げ刃(D)
によって所定の角度まで予備曲げを行い、次いで、本曲
げ刃(E)によって本曲げを行うものである。 【0004】図6は、上記ヘミング加工を行うヘミング
装置(1)を示すものである。 【0005】同図に於いて、(3)は、基台(2)上に支持さ
れた下型、(4)は、下型(3)の上方に昇降自在に支持され
た上型、(A)は、下型(3)上にセットされた、ヘムフラン
ジ(B)が予め形成されいるアウタパネル、(C)は、アウタ
パネル(A)上に積層されたインナパネルである。 【0006】(D)は、プリヘム機構(5)を介してアウタパ
ネル(A)の外方側に配置される予備曲げ刃、(E)は、上型
(4)に支持される本曲げ刃、(6)及び(7)は、上型(4)の外
方側に固設したブラケット(8)を介してプリヘム機構(5)
の上方に支持された振込み用カム及び戻し用カムであ
る。 【0007】上記プリヘム機構(5)は、基台(2)上の下型
(3)の外方側に位置する個所に固設された支持フレーム
(10)と、支持フレーム(10)に第1及び第2のリンク(11)
(12)を介して揺動自在に支持された可動部材(13)とから
なり、この可動部材(13)の内方側上端部に予備曲げ刃
(D)が固設してある。 【0008】また、可動部材(13)はスプリング(14)の弾
性力によって外方側に引張されており、通常状態では、
予備曲げ刃(D)はアウタパネル(A)のヘムフランジ(B)の
斜上方に退避した状態で支持されている。 【0009】また、第1のリンク(11)には、振込み用カ
ム(6)のカム面と接触することにより、可動部材(13)を
ヘムフランジ(B)に向けて振込ませるためのローラ(15)
が回転自在に支持されている。 【0010】そして、下金型(3)にアウタパネル(A)及び
インナパネル(C)をセットした状態に於いて、上型(4)を
下降させると、先ず、振込み用カム(6)のカム面がプリ
ヘム機構(5)の第1のリンク(11)のローラ(15)と接触
し、可動部材(13)がスプリング(14)の弾性力に抗して予
備曲げ方向(斜下方)に移動するため、可動部材(13)先
端の予備曲げ刃(D)がヘムフランジ(B)と接触し、ヘムフ
ランジ(B)を所定角度まで予備曲げする。 【0011】そして、更に上型(4)が下降すると、振込
み用カム(6)がローラ(15)から離れるため、可動部材(1
3)は元の位置に戻り、予備曲げ刃(D)がヘムフランジ(B)
から離れる。 【0012】また、この時、ローラ(15)には戻し用カム
(7)が接触し、可動部材(13)はこのカムの作用によって
も元の位置に押戻されるため、予備曲げ刃(D)はヘムフ
ランジ(B)から確実に離れる。 【0013】上記状態から上型(4)が更に下降すると、
本曲げ刃(E)がヘムフランジ(B)に接触し、ヘムフランジ
(B)をインナパネル(C)に圧設するまで折り曲げる。 【0014】このようにしてヘムフランジ(B)の折り曲
げが終了すると、上型(4)を元に位置まで上昇させた
後、ヘミング加工を終了したアウタパネル(A)及びイン
ナパネル(C)を下型(3)から取出し、次工程へと搬送す
る。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】ヘミング加工装置(1)
を上記の如く構成すると、ヘミング加工時に於けるサイ
クルタイムを短縮させ、ヘミング加工装置(1)がセット
された製造ライン全体のサイクルタイムを短縮させよう
とした時、下記のような問題が生じる。 【0016】即ち、予備曲げ刃(D)をヘムフランジ(B)に
向けて移動させるプリヘム機構(5)を上記の如く構成す
ると、上型(4)を下降させてヘムフランジ(B)の折り曲げ
を終了させた後、上型(4)を元の位置まで上昇させる
時、振込み用カム(6)がプリヘム機構(5)のローラ(15)と
接触してしまうため、プリヘム機構(5)の可動部材(13)
は再度ヘムフランジ(B)側に移動することになる。 【0017】即ち、「カラ打ち」という動作をする。 【0018】従って、ヘムフランジ(B)の折り曲げ終了
後、上型(4)をあまり高速で上昇させるとプリヘム機構
(5)が無用な振込み動作をするため、上型(4)を高速で上
昇させることができず、サイクルタイムの短縮には限界
があった。 【0019】また、ヘミング加工終了後のアウタパネル
(A)及びインナパネル(C)を下型(3)から取出すために
は、下型(3)と上型(4)との間に十分なスペースを確保す
る必要が生じるが、この時、上型(4)の外方側には、ブ
ラケット(8)によって支持された振込み用カム(6)が下方
に向けて大きく突出しているため、上記スペースを確保
するためには、上型(4)の昇降ストロークを長く取る必
要が生じ、これも、サイクルタイム短縮時の弊害となっ
ていた。 【0020】 【課題を解決するための手段】アウタパネル上にインナ
パネルを積層して下型上に載置し、上型の下降により、
アウタパネル縁部に予め形成したヘムフランジをインナ
パネル上に折曲重合させるヘミング加工装置に於いて、 【0021】上記下型外方側に、移動自在に支持された
可動部材により、ヘムフランジ予備曲げ用の予備曲げ刃
をヘムフランジ予備曲げ方向に移動自在に支持したプリ
ヘム機構を配置し、 【0022】プリヘム機構の外方側に、下部スライドベ
ースと、下部スライドベースによって昇降自在に支持さ
れ、常時上方側に押圧されている下部スライダと、下部
スライダに固設した、下部スライダの下降動作に伴って
上記可動部材をヘムフランジ予備曲げ方向に押圧する振
込み用カムとからなる下部カム機構を配置し、 【0023】上型のヘムフランジ上方に位置する個所
に、本曲げ刃を固設し、上型の下部カム機構の上方に位
置する個所に、上部スライドベースと、上部スライドベ
ースにより水平方向にスライド自在に支持され、常時内
方側に引張され、かつ、その下面が上型の下降に伴い下
部スライダの上面と接触し、下部スライダを下降させる
上部スライダとからなる上部スライド機構を配置し、 【0024】 上記下部スライドベース及び上部スライ
ダに、予備曲げ刃によるヘムフランジの予備曲げ終了
後、上部スライダの上型下降に伴う下降動作により上部
スライダを外方側にスライドさせ、上部スライダを下部
スライダから分離させるための下部カム面及び上部カム
を形成したものである。 【0025】 【作用】上記した如く、ヘムフランジの予備曲げを行う
予備曲げ刃を支持するプリヘム機構を作動させるカム機
構を、プリヘム機構の可動部材を予備曲げ方向に押圧す
るための下部カム機構と、下部カム機構を作動させるた
めの上部カム機構とに分離し、予備曲げ終了後は、上部
カム機構を退避させて下部カム機構による可動部材の予
備曲げ方向への押圧を解除することにより、ヘミング加
工終了後の上型上昇時、予備曲げ刃の再振込みをなくす
ものである。 【0026】 【実施例】図1乃至図3は、本発明に係るヘミング加工
装置(20)を示すものである。 【0027】同図に於いて、(22)は、基台(21)上に支持
された下型、(23)は、下型(22)の上方に昇降自在に支持
された上型、(A)は、下型(22)上にセットされた、ヘム
フランジ(B)が予め形成されいるアウタパネル、(C)は、
アウタパネル(A)上に積層されたインナパネル、(D)は、
ヘムフランジ(B)の予備曲げを行う予備曲げ刃、(E)は、
上型(23)に支持された本曲げ刃である。 【0028】(24)は、予備曲げ刃(D)をアウタパネル(A)
の外方側に配置させるためのプリヘム機構である。 【0029】このプリヘム機構(24)は、基台(21)上の下
型(22)の外方側に位置する個所に固設された支持フレー
ム(25)と、支持フレーム(25)に第1及び第2のリンク(2
6)(27)を介して揺動自在に支持された可動部材(28)とか
らなり、この可動部材(28)の内方側上端部に予備曲げ刃
(D)が固設してある。 【0030】また、可動部材(28)はスプリング(図示せ
ず)の弾性力によって外方側に引張されており、通常状
態では、予備曲げ刃(D)はアウタパネル(A)のヘムフラン
ジ(B)の斜上方に退避した状態で支持されている。 【0031】また、第1のリンク(26)には、後述する振
込み用カム(35)のカム面と接触することにより、可動部
材(28)を予備曲げ方向(斜下方)に向けて振込ませるた
めのローラ(29)が回転自在に支持されている。 【0032】(30)は、プリヘム機構(24)に振込み動作を
行わせるため、基台(21)上のプリヘム機構(24)の外方側
に配置した下部カム機構、(31)は、上型(23)によって下
部カム機構(30)の上方に配置した上部カム機構である。 【0033】上記下部カム機構(30)は、基台(21)上に立
設した下部スライドベース(32)と、下部スライドベース
(32)の内側面にスリット部を被嵌させることによりスラ
イドベース(32)の内方側に昇降自在に支持された下部ス
ライダ(33)とからなっている。 【0034】そして、この下部スライダ(33)はスプリン
グ(34)によって常時上方に押圧されており、また、下部
スライダ(33)の上部内側方には、プリヘム機構(24)のロ
ーラ(29)と接触し、可動部材(28)を予備曲げ方向に移動
させるための振込み用カム(35)が固設してある。 【0035】また、下部スライドベース(32)の上面に
は、後述する上部スライダ(38)の上部カム面(41)と接触
する下部カム面(36)が形成してある。 【0036】上記下部カム機構(30)の下部スライダ(33)
を下降させるための上部カム機構(31)は、上型(23)に固
設される上部スライドベース(37)と、上部スライドベー
ス(37)によって水平方向にスライド自在に支持される上
部スライダ(38)からなっている。 【0037】 この上部スライダ(38)はスプリング(39)
によって常時内方側に引張されており、また、上部スラ
イダ(38)には、下部スライドベース(32)の外周に被嵌す
るスリット(40)が設けてあり、更に、このスリット(40)
内には下部スライドベース(32)の下部カム面(36)と接触
する上部カム面(41)が形成してある。 【0038】更に、上部カム機構(30)の内方側には、戻
し用カム(42)が取付けてある。 【0039】上記構成に於いて、下型(22)上にアウタパ
ネル(A)及びインナパネル(B)をセットした状態に於い
て、上型(23)を下降させると、上部スライダ(38)の下面
が下部スライダ(33)の上面と接触し、下部スライダ(33)
をスプリング(34)の弾性力に抗して下方に押し下げ、ま
た、上部スライダ(38)に設けたスリット(40)は、下部ス
ライダ(33)を支持する下部スライドベース(32)の外周に
被嵌して行く。 【0040】このため、下部スライダ(33)に固設した振
込み用カム(35)のカム面がプリヘム機構(24)のローラ(2
9)と接触し、可動部材(28)を予備曲げ方向に押圧するた
め、可動部材(28)がヘムフランジ(B)側に移動し、可動
部材(28)先端の予備曲げ刃(D)がヘムフランジ(B)と接触
するため、ヘムフランジ(B)は所定角度まで予備曲げが
行われる。 【0041】この後、更に上型(23)が下降すると、上部
スライダ(38)のスリット(40)内に設けた上部カム面(41)
が、下部スライドベース(32)に設けた下部カム面(36)と
接触するため、これ以後、上型(23)が下降すると、上部
スライダ(38)はスプリング(39)の弾性力に抗して下部カ
ム面(36)に沿って外方側にスライドする。 【0042】そして、上部スライダ(38)の下面が、下部
スライダ(33)の上面から外れると、下部スライダ(33)は
スプリング(34)の弾性力より元の位置まで上昇するた
め、可動部材(28)もスプリングの弾性力によって元に位
置まで戻り、可動部材(28)に固設された予備曲げ刃(D)
もヘムフランジ(B)から離れ、元の位置に戻る。 【0043】また、この時、プリヘム機構(24)のローラ
(29)には戻し用カム(42)が接触し、可動部材(28)はこの
カムの作用によっても元の位置に押戻されるため、予備
曲げ刃(D)はヘムフランジ(B)から確実に離れる。 【0044】そして、これ以後、上型(23)が更に下降す
ると、上型(23)に支持された本曲げ刃(E)がヘムフラン
ジ(B)に接触し、ヘムフランジ(B)をインナパネル(C)に
圧設するまで折り曲げる。 【0045】このようにして、ヘムフランジ(B)の折り
曲げが終了すると、上型(23)を元の位置まで上昇させた
後、ヘミング加工を終了したアウタパネル(A)及びイン
ナパネル(C)を下型(21)から取出し、1サイクルのヘミ
ング加工を終了する。 【0046】そして、この上型(23)の上昇時、プリヘム
機構(24)の可動部材(28)はすでに元の位置に戻っている
ため、上型(23)の上昇時には、上部スライダ(38)がスプ
リング(39)の弾性力によって元の位置に戻るだけのた
め、上型(23)を高速で上昇させても、プリヘム機構(24)
に無理な力が作用する心配はなく、上型(23)を高速で上
昇させることが可能となる。 【0047】また、上記構造を用いれば、図からも判断
できるように、上型(23)の下方に突出させる上部スライ
ダ(38)、戻し用カム(42)及び本曲げ刃(E)の先端を略同
一平面上に配置でき、何れかの部材が極端に下方に突出
するのを防止できるため、上型(23)の昇降ストロークを
短くしても、上型(23)と下型(22)との間に、アウタパネ
ル(A)及びインナパネル(C)取出し用の十分なスペースを
確保することが可能となる。 【0048】そして、上記2者の相乗効果により、ヘミ
ング加工時のサイクルタイムの短縮が可能となる。 【0049】尚、上記実施例は、プリヘム機構(24)の可
動部材(28)をリンク機構により揺動自在に支持した例に
ついて説明したが、可動部材(28)は、図4に示す如く、
支持フレーム(25)の上面に水平方向に対してスライド自
在となるように支持しておき、この可動部材(28)をスプ
リング(50)により常時外方側に押圧すると共に、可動部
材(28)の外方側の端面に、下部カム機構(30)の振込み用
カム(35)と接触するカム面(51)形成するようにしておい
てもよい。 【0050】また、上記各実施例は、可動部材(28)、下
部スライダ(33)及び上部スライダ(38)を初期状態に戻す
ための手段として、スプリングを使用した例について説
明したが、上記各部材を初期状態に戻すための手段とし
圧縮空気を使用してもよい。 【0051】 【発明の効果】以上説明した如く、本発明は、ヘミング
加工装置によるヘミング加工時に於いて、ヘムフランジ
の予備曲げ終了後は、予備曲げ刃を支持しているプリヘ
ム機構の可動部材及び可動部材を予備曲げ方向に押圧す
る振込み用カムが元の位置に戻り、上型上昇時に、予備
曲げ刃の再振込みが行われないようにすると同時に、上
型の下方に大きな突出物が存在しないようにしたもので
ある。 【0052】従って、本発明に係るヘミング加工装置
は、上型の昇降ストロークを短くできると同時に、上型
の上昇速度の高速化が可能となり、上記2者の相乗効果
によって、ヘミング加工時のサイクルタイムの短縮が可
能となると同時に、カムによる「カラ打ち」が無くなる
ことによりヘミング加工装置の振動、摩耗を少なくして
装置の耐久性を増すことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るヘミング加工装置の上型が上昇端
に位置する時の要部側面図。 【図2】本発明に係るヘミング加工装置の上型が中間位
置に位置する時の要部側面図。 【図3】本発明に係るヘミング加工装置の上型が下降端
に位置する時の要部側面図。 【図4】本発明に係るヘミング加工装置の他の実施例を
示す要部側面図。 【図5】ヘミング加工時の加工順序を示す説明図。 【図6】ヘミング加工装置の従来例を示す要部側面図。 【符号の説明】 A アウタパネル B ヘムフランジ C インナパネル D 予備曲げ刃 E 本曲げ刃 20 ヘミング加工装置 22 下型 23 上型 24 プリヘム機構 28 可動部材 30 下部カム機構 31 上部カム機構 32 下部スライドベース 33 下部スライダ 34 スプリング 35 振込み用カム 36 下部カム面 37 上部スライドベース 38 上部スライダ 39 スプリング 40 スリット 41 上部カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 19/08 B21D 39/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アウタパネル上にインナパネルを積層し
    て下型上に載置し、上型の下降により、アウタパネル縁
    部に予め形成したヘムフランジをインナパネル上に折曲
    重合させるヘミング下降装置に於いて、 上記下型外方側に、移動自在に支持された可動部材によ
    り、ヘムフランジ予備曲げ用の予備曲げ刃をヘムフラン
    ジ予備曲げ方向に移動自在に支持したプリヘム機構を配
    置し、 プリヘム機構の外方側に、下部スライドベースと、下部
    スライドベースによって昇降自在に支持され、常時上方
    側に押圧されている下部スライダと、下部スライダに固
    設した、下部スライダの下降動作に伴って上記可動部材
    をヘムフランジ予備曲げ方向に押圧する振込み用カムと
    からなる下部カム機構を配置し、 上型のヘムフランジ上方に位置する箇所に、本曲げ刃を
    固設し、 上型の下部カム機構の上方に位置する個所に、上部スラ
    イドベースと、上部スライドベースにより水平方向にス
    ライド自在に支持され、常時内方側に引張され、かつ、
    その下面が上型の下降に伴い下部スライダの上面と接触
    し、下部スライダを下降させる上部スライダとからなる
    上部スライド機構を配置し、 上記下部スライドベース及び上部スライダに、予備曲げ
    刃によるヘムフランジの予備曲げ終了後、上部スライダ
    の上型下降に伴う下降動作により上部スライダを外方側
    にスライドさせ、上部スライダを下部スライダから分離
    させるための下部カム面及び上部カム面を形成したこと
    を特徴とするヘミング加工装置。
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