JP4530441B2 - ヘミング成形金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス成形ワークの端部を折り返して縁取りするヘミング成形金型に関し、特に自動車ボディのセンタピラーに取り合う部分であるドアフレームの端部をヘミング成形するにあたって、端部予備曲げ機構を強制的に原位置に復帰動作させる強制戻し機構を備えたヘミング成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14(a)、(b)は、ヘミング成形ワーク例として、自動車ドアのセンタピラーに取り合う部分のドアフレーム1の一部を示す側面図とX1−X1線からの横断面図である。このドアフレーム1は、アウタパネル2とインナパネル3からなり、アウタパネル2の全長方向の両端に設けたヘミング部フランジ2a、2bを内側に折り返し、インナパネル3の全長方向両端に設けたヘミング部フランジ3a、3bの上に重ねて加圧接合する。また、ドアフレーム1は車両のボディラインに沿って緩やかに湾曲しており、ヘミング部も曲率Rでもって湾曲成形される。
【0003】
図15は、ドアフレーム1をヘミング成形する金型の従来例を示し、この場合はアウタパネル2とインナパネル3の一方側のヘミング部フランジ2a、3a同士をヘミング成形する左側部分だけが示されている。その概略は、高さ寸法H1、H2を有する上型10と下型20からなり、下型20に対して上型10が上下動する。上型10の図中太い実線10Aで示されている内側下面には、ドライバ11やワークスタンプ15などの各部材がねじ締結などして取り付けられている。ドライバ11は、カム12とこれを担持するカムホルダ13などで構成されている。ワークスタンプ15は、スタンプパンチ16とこれを担持するパンチホルダ17などで構成されている。
【0004】
一方、下型20においては、その内側上面にワークセット位置決め台21が設けられ、上下に重ね合わせたアウタパネル2とインナパネル3が位置決めしてセットされるようになっている。一方側のヘミング部フランジ2a、3aに臨んで対応する位置には端部予備曲げ機構22が配置されている。他方側のヘミング部フランジ2b、3bに臨んで対応する図の右側図外にも同様な端部予備曲げ機構が配置され、一式の成形ワークに左側図示の端部予備曲げ機構22と対で対応するようになっている。
【0005】
端部予備曲げ機構22は、ワーク長さ方向の両端部に臨む位置にそれぞれ揺動アーム23が設けられている。揺動アーム23は下部の支軸ピン24を介して揺動可能に支持され、上部に回転自由なカムローラ25を保持している。また、揺動アーム23はリターンスプリング26によって図の原位置に復帰する方向へ弾性付勢されている。このような揺動アーム23に、ワーク長さにほぼ対応する断面L形の長尺ブロックであるパンチホルダ27がねじ締結などして結合されている。さらに、このパンチホルダ27にほぼ同等長さを有する断面矩形の長尺ブロックであるヘミングパンチ28が取り付けられている。ヘミングパンチ28の前端面は予備曲げ刃先面28aとしてその長手方向へ曲率Rで湾曲しており、成形ワークであるこの場合ドアフレーム1の形状仕様に対応するものに取り替え可能な部材である。
【0006】
以上の構成により、上型10が降下すると、はじめにドライバ11のカム12が下型20の端部予備曲げ機構22のカムローラ25に接触し始める。カム曲面に倣ったカム駆動によって、揺動アーム23が支軸ピン24を介して図でいう時計廻り方向に回動して前倒しされる。
【0007】
揺動アーム23の前倒し動作によって、図14(b)に示すように、ヘミングパンチ28の前端の予備曲げ刃先面28aがアウタパネル2の垂直に立ち上がっているヘミング部フランジ2aの上端に斜め方向から当接して押圧する。他方側のヘミング部フランジ2bにおいても同様な動作が進行している。それにより、図中仮想線の符号2aで示す所定の傾斜角度まで、一般的には45゜の傾斜角にヘミング部フランジ2aを内側へ折り返して傾倒させる。
【0008】
ヘミング部フランジ2aが45゜に折り返された段階で、端部予備曲げ機構22としての仕事は終了する。すなわち、45゜までヘミング部フランジ2aが折り返されると、カム12に対してカムローラ25の動作が上死点から下死点に向かって移行する。ヘミングパンチ28はリターンスプリング26によって原位置に向かって復帰し始め、45゜に折り返されたヘミング部フランジ2aから離脱して後退する。
【0009】
ヘミングパンチ28のそうした後退に追随するようにして、ほぼ同期的なタイミングで上型10のワークスタンプ15のスタンプパンチ16が45゜の傾倒姿勢となっているヘミング部フランジ2aを上から押し、それを完全に折り曲げる。
【0010】
このように、アウタパネル2のヘミング部フランジ2a、2bをインナパネル3のヘミング部フランジ3a、3bに上から重ね合わせて加圧接合することで、中空断面のドアフレーム1がヘミング成形される。ヘミング成形して得られるドアフレーム1としては外観の見栄えが良好である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この図15で示された従来のヘミング成形金型にあっては、解決すべき次の問題点がある。
【0012】
前述のように、アウタパネル2の両端のヘミング部フランジ2a、2bが45゜に折り返された直後、端部予備曲げ機構22側のヘミングパンチ28はリターンスプリング26によって原位置に向かって復帰する。それにタイミングを合わせて上型10のワークスタンプ15のパンチ16の降下により、45゜傾倒のヘミング部フランジ2a、2bを完全に折り曲げる。つまり、ヘミングパンチ28を含む端部予備曲げ機構22としては、所要の仕事を終えたならば、迅速かつ確実に後退しなければならない。復帰位置への後退動作を可能にする部材はリターンスプリング26である。
【0013】
したがって、リターンスプリング26に対しては、その機能に絶対的な信頼性が望まれる。そうしたリターンスプリング26のばね機能が経時使用により不良化したり、あるいは装着が外れたりなどすると、スタンプパンチ16の降下とのタイミングにずれを生じ、部材の破損などを招くおそれがある。そのような不測事態の発生は量産ラインにおける生産性を著しく低下させる。
【0014】
また、ヘミングパンチ28による予備曲げ後の迅速な後退動作とスタンプパンチ16による加圧動作のタイミングが最短であるほど、スタンプパンチ16による加圧力を増加させることができる。すなわち、端部予備曲げ機構22の迅速で確実な後退動作が望まれるのである。
【0015】
本発明の目的は、成形ワークの端部を折り返して縁取り加工するいわゆるヘミング成形金型にあって、ヘミング端部予備曲げ機構の復帰動作の確実性を高めることで、金型としての信頼性向上を図ったヘミング成形金型を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明による請求項1に記載のヘミング成形金型は、アウタパネル(2)とインナパネル(3)のそれらのヘミング部フランジ(2a,3a)とヘミング部フランジ(2b、3b)同士をそれぞれ抱き合わせ、前記アウタパネル(2)の幅方向両側端部を前記インナパネル(3)の幅方向両側端部の外側に垂直方向に立ち上げた状態にある中空断面の成形ワーク(1)をワークセット位置決め台(201)の上にセットする下型(200)と,
前記アウタパネル(2)の上にインナパネル(3)を重ね合わせてなる成形ワーク(1)を位置決め固定するワークセット位置決め台(201)を挟んで前記下型(200)に支軸ピン(205,212)を介して揺動可能に支持されるパンチホルダ(206,213)を有し、該パンチホルダ(206,213)に前記アウタパネル(2)の垂直方向に立ち上げた両側端部のヘミング部フランジ(2a,2b)を所定角度に折り返すためのヘミングパンチ(207,214)を担持すると共に回転可能に軸支されたカムローラ(209,216)を備えた一対の端部予備曲げ機構(202,203)と,
前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられ、該一対の端部予備曲げ機構(202,203)が前記支軸ピン(205,212)を軸に揺動したときに前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)の全体を原位置に復帰させる方向へ付勢するリターンスプリング(208,215)と,
前記下型(200)に臨む内側下面(101)が平坦に形成された上型(100)と,
前記上型(100)と一体に上下動作して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられるカムローラ(209,216)が表面を転動することによって該カムローラ(209,216)と係脱するカム部材(113,116)を備え、前記カムローラ(209,216)への当接によって前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)の前記パンチホルダ(206,213)を介してヘミングパンチ(207,214)のそれぞれを前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)に押し当て、前記カムローラ(209,216)が前記カム部材(113,116)の表面を転動することにより前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を押し曲げ、該成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)が所定角度に折り返された段階で前記リターンスプリング(208,215)によって前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)を原位置に復帰させる後退動作を可能にし、前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定支持されて垂下されるドライバ(110,111)と,
前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定支持されて垂下されるものであって、前記上型(100)の下降動作に伴って前記上型(100)と一体に上下動作して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられるカムローラ(209,216)を前記ドライバ(110,111)によって前記リターンスプリング(208,215)に抗して押圧して前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)によって所定角度折り曲げた後、前記上型(100)のさらなる下降動作によって前記ドライバ(110,111)のカム部材(113,116)によってカムローラ(209,216)への押圧を解除し、前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を所定角度折り曲げて前記ヘミングパンチ(207,214)が定位置に復帰した後に、垂直方向の上方から降下して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)によって所定角度折り曲げられた前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を加圧するスタンプパンチ(108,109)と,
前記ヘミングパンチ(207,214)を保持する断面L形に形成され前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)を構成するパンチホルダ(206,213)の長手方向のいずれか一側の端部に前記カムローラ(209,216)と同径サイズの回転自由な状態で保持される1個もしくは複数個の強制戻しローラ(230,231)と、前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定され、その下端部に凹形状のローラ戻しカム面(120a,121a)が設けられており、前記上型(100)と一体になって昇降動作する一対の強制戻しレバー(120,121)とからなり、
前記上型(100)の昇降動作によって生じる前記強制戻しレバー(120,121)の昇降動作によって前記ローラ戻しカム面(120a,121a)に前記強制戻しローラ(230,231)が係脱自在に係合し、該ローラ戻しカム面(120a,121a)の傾斜角に沿って前記パンチホルダ(206,213)に保持される前記ヘミングパンチ(207,214)を傾動する一対の端部予備曲げ機構強制戻し装置を備え,
前記上型(100)の下降動作に連動して前記一対の端部予備曲げ機構を強制的に原位置の方向へ前記リターンスプリング(208,215)と共働して後退させるようにしたことを特徴としている。
【0017】
以上の構成により、成形ワークの端部を端部予備曲げ機構によって所定角度に折り曲げた後、仕事を終了したその端部予備曲げ機構を強制戻し機構によって原位置に強制的に戻す。その端部予備曲げ機構の強制戻しによって、次の段階で所定角度の成形ワークを折り重ねるタイミングとずれないようにする。
そして、強制戻し機構として、端部予備曲げ機構側のパンチホルダにカムローラの予備品として保管保持されている同径のローラを強制戻しローラとして利用し、上型の降下で強制戻しレバーを強制戻しローラに係合させることにより、強制的に端部予備曲げ機構の全体を原位置に引き戻す。
また、強制戻しレバーに設けたカム面に端部予備曲げ機構側の強制戻しローラを係合させると、この強制戻しローラを介して端部予備曲げ機構の全体が強制的に原位置に引き戻される。これは上記リターンスプリングよりは確実に端部予備曲げ機構を引き戻すことができ、本発明では、強制戻しレバーはリターンスプリングを補助部材として機能しているが、リターンスプリングが不測事態で使用不能となった場合でも、強制戻しレバーだけで十分に端部予備曲げ機構を引き戻すことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるヘミング成形金型の端部予備曲げ機構強制戻し装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、成形ワーク例として従来例と同じく自動車ドアフレーム1を示している。ドアフレーム1の構造については、図14(a),(b)および図15で示された各部、各部材と同一符号を付している。
【0023】
図1および図2は、上型100と下型200からなるヘミング成形金型において、中心線C−Cから左半分の上型上死点位置と上型下死点位置を示すそれぞれ部分断面による組立正面図である。
【0024】
図15で示した従来例と対比して明らかなように、本実施の形態の上型100は、その下型200に臨む内側下面101の形状が非常に簡素な平坦に形成されている。
【0025】
その平坦な内側下面101にワークスタンプガイド102が基端を固定支持されて垂下している。ワークスタンプガイド102の先端である図の下端面103の断面形状は、中空断面のドアフレーム1を構成するこの場合上側のインナパネル3の横断面形状に倣って形成され、それがほぼパネル全長にわたって延びている。
【0026】
ワークスタンプガイド102の両側には、側面に接合して背合わせ一対のスタンプ104,105が設けられている。これらスタンプ104,105は、ホルダ106,107とこれにねじ締結などして保持されたスタンプパンチ108、109とからなっている。この一対のスタンプパンチ108,109の各下端はパンチ刃108a,109aとなっており、図7および図8に明示するアウタパネル2とインナパネル3の全長にわたってそれらの両端に延びるヘミングフランジ2a,3aと2b,3bに上方から臨んでいる。
【0027】
図3(a),(b)は、代表的に一方側のスタンプ105を示している。この場合、ホルダ107に保持されたスタンプパンチ109の下端のパンチ刃109aは、アウタパネル2とインナパネル3の他方側のフランジ2b,3b同士を上から圧接できるだけの刃先幅寸法を有している。パンチ刃109a(108a)は上記ヘミング部曲率Rに対応する曲率で湾曲形成されている。
【0028】
また、ワークスタンプガイド102を挟んでその両側に、一式の成形ワークに対して両側から対応するドライバ110,111が向かい合って配置されている。右側のドライバ111は中心線C−Cから半分だけが示され、その半分部分で左側のドライバ110と機能的に対をなし、一組のドアフレーム1に対応する。すなわち、図4(a),(b)に単品で示すように、ドライバ111は、上型100の平坦な内側下面101に基端を固定支持されて垂下するカムホルダ115を有し、カムホルダ115の一面側にカム116がねじ締結などして結合されている。カム116と同形のものがカムホルダ115の中心線C−Cから右側図外にも設けられている。
【0029】
図4(a),(b)において、カム116の背面とホルダ115との間に隙間調整板(シム)117を介在させ、たとえばホルダ115の中心線C−Cを基準にしてカム116の出入り寸法Lを微調整できるようにしている。隙間調整板117には板厚の異なる種類のものが準備されている。
【0030】
本実施の形態によるカム116の断面形状は、後述する下型200上の端部予備曲げ機構203におけるカムローラ216との共働で好適なカム機能が得られるようになっている。すなわち、カム116は、垂直線または水平線に対して例えばθ1=45゜の傾斜角を有する上死点までの上り勾配による第1のカム面C1が設けられ、また水平線に対してたとえばθ2=30゜の傾斜角を有する下死点までの下り勾配による第2のカム面C2が設けられている。それらカム面C1とカム面C2のなす対角度はたとえばθ3=75゜に形成されている。また、両カム面C1、C2間には半径rによる真円部C3が設けられ、この中心点がカム駆動の上死点と下死点の切り替わりポイントとなっている。
【0031】
再び図1において、図の左側のもう一方のドライバ110においても、ホルダ112の一面側にカム113がネジ締結などして結合されている。この場合、ホルダ112の反対側背面にはホルダ剛性を高めるための補強背板114がボルト結合などされて取り付けられていて、それを受ける下型200に剛接されている受け台222に当接させ、カム113がカムローラ209と接触して押されることにより、ホルダ112が撓もうとするのを防止している。
【0032】
一方、下型200にあっては、上型100に設けた上記ワークスタンプガイド102の直下にワークセット位置決め台201が配置されている。このワークセット位置決め台201の上面はアウタパネル2の横断面形状に倣って形成され、それがほぼパネル長さ全長にわたって延びている。
【0033】
このワークセット位置決め台201を挟む両側に、一式の成形ワークに両側から対応する二組の端部予備曲げ機構202,203が対向して配置されている。図の左側の端部予備曲げ機構202は上記ドライバ110のカム113と共働して、アウタパネル2の一方側のヘミング部フランジ2aの折り返し成形に対応する。また、右側の端部予備曲げ機構203は上記ドライバ111のカム116と共働して、アウタパネル2の他方側のヘミング部フランジ2bの折り返し成形に対応するようになっている。
【0034】
これら端部予備曲げ機構202,203は、それぞれブラケット204,211に支軸ピン205,212を介して断面L形のパンチホルダ206,213が揺動可能に支持されている。各パンチホルダ206,213には向かい合う形でヘミングパンチ207,214がネジ締結などして結合されている。また、各パンチホルダ206,213はリターンスプリング208,215によって図1に示す原位置に復帰する方向へ付勢されている。右側のリターンスプリング215の場合、その他端が中心線C−Cから右側図外の別の端部予備曲げ機構に係止され、端部予備曲げ機構203とともに原位置に復帰する方向へ付勢している。
【0035】
図5は、端部予備曲げ機構203を構成するパンチホルダ213の全長全形を示し、図6(a),(b)はそのパンチホルダ213に担持されたヘミングパンチ214の全長全形を示す平面図とA−A線からの部分側面断面図である。パンチホルダ213の背部の両端部にカムローラ216が軸受217を介して回転自由な状態で保持されている。また、ヘミングパンチ214の前端面はパンチ刃214aとして曲率Rによる凸形に湾曲形成されている。
【0036】
ここで、図6(a),(b)に示すように、パンチホルダ213の長手方向のいずれか一側の端部に、上記カムローラ216と同径サイズの1個もしくは複数個の強制戻しローラ230が回転自由な状態で保持されている。
【0037】
この強制戻しローラ230は、上型100に設けた図9以下に示す強制戻しレバー120とともに本発明の要部である端部予備曲げ機構強制戻し装置を構成している。
【0038】
図1中の仮想線および図9に示すように、上型100のドライバ110,111の各カム113,116にそれぞれ対応する位置において、内側下面101に基端を固定された上記強制戻しレバー120,121が垂下した形で設けられている。この強制戻しレバー120,121の各下端部に凹形状のローラ戻しカム面120a,121aが設けられている。上型100と一体にそれら強制戻しレバー120,121は昇降動作するが、その昇降動作によってローラ戻しカム面120a,121aが下型200上のパンチホルダ206,213の一側端部に保持されている上記強制戻しローラ230,231に係脱可能となっている。
【0039】
すなわち、図9に一方側の強制戻しレバー121を示すように、ローラ戻しカム面121が強制戻しローラ231に当接したとき、強制戻しローラ231を介して端部予備曲げ機構203を原位置に強制的に戻すようになっている。したがって、強制戻しレバー121は上記リターンスプリング215(および208)による端部予備曲げ機構強制戻し機能を助成する部材である。
【0040】
また、強制戻しローラ230,231としては、強制戻しレバー120,121との係合で端部予備曲げ機構202,203を強制的に戻すという機能の他、端部予備曲げ機構202,203に備わる上記カムローラ209,216が損傷したり、不良化した場合は代替え品として簡便に交換できるという重要な機能がある。
【0041】
なお、本実施の形態のワーク例として示したドアフレーム1の場合、自動車両サイドに備わるから、左右対称勝手の異なるアウタパネル2とインナパネル3による二組が隣り合わせで同時にヘミング成形される。
【0042】
次に、以上の構成による本実施の形態のヘミング成形金型の端部予備曲げ機構強制戻し装置の動作について説明する。
【0043】
まず、図1,図7および図8(a),(b)に示すように、ワークのアウタパネル2とインナパネル3がそれらのヘミング部フランジ2a,3aと2b,3b同士をそれぞれ抱き合わせて、下型200のワークセット位置決め台201上にセットされる。
【0044】
ワークセット後、図1の上死点位置から上型100が降下する。ドライバ110,111の各カム113,116が降下し、はじめにそれらの第1のカム面C1が端部予備曲げ機構202,203のカムローラ209,216に当接する。
【0045】
図4(b)で示されたように、第1のカム面C1の傾斜角θ1は45゜であるから、その傾斜角θ1に対応する角度だけ、カムローラ209,216に当接開始してからリターンスプリング208,215に抗して押し出す。この動作に連動してヘミングパンチ207,214が前側に傾動し、図8(b)および図9に示すように、アウタパネル2のヘミング部フランジ2a,2bの各上端に当接する。これら両端のヘミング部フランジ2a,2bは図10に示すように45゜だけ内側に折り曲げられて傾倒する。
【0046】
上記ヘミングパンチ207,214の動作に連動して、上型100と一体に降下する強制戻しレバー120,121のローラ戻しカム面120a,121aにパンチホルダ206,213の一側端部の強制戻しローラ230,231に係合している。
【0047】
ヘミング部フランジ2a,2bが45゜だけ内側に折り曲げられて傾倒した段階で、カムローラ209,216は降下中のカム113,116に第3のカム面C3における頂点すなわち上死点を過ぎる。ここからカムローラ209,216がカム113,116に第2のカム面C2に入った瞬間、カムローラ209,216はリターンスプリング208,215によって引っ張られ、原位置の方向に戻り始める。すなわち、端部予備曲げ機構202,203が原位置の方向へ後退する。
【0048】
それら端部予備曲げ機構202,203上のヘミングパンチ207,214の後退にほぼ同期的なタイミングで追随するように、上型100と一体に降下する強制戻しレバー120,121のローラ戻しカム面120a,121aから強制戻しローラ230,231が外れる。それによって、強制戻しレバー120,121から押し出し力を受けて強制戻しローラ230,231がローラ軸ごと移動し、パンチホルダ206,213ごとヘミングパンチ207,214を後退させる。こうした端部予備曲げ機構202,203全体の後退は上記リターンスプリング208,215による弾性復帰力と共働して行われる。
【0049】
次に、端部予備曲げ機構202,203の後退動作にほぼ同期して、上型100と一体にスタンプ104,105が降下してくる。ワークスタンプガイド102は降下してインナパネル3を上方から押さえ、同時に両側のスタンプパンチ108,109が45゜傾倒しているアウタパネル2の両側のヘミング部フランジ2a,3aをさらに上方から加圧する。図12に示すように、アウタパネル2の両側のヘミング部フランジ2a,3aをインナパネル3の両側のヘミング部フランジ3a,3bに上から重ね合わせ、加圧接合して縁取り加工がつまりヘミング成形が終了する。
【0050】
以上から明らかなように、端部予備曲げ機構202,203上のヘミングパンチ207,214によるワーク予備曲げ後の後退タイミングと、それに続くスタンプパンチ108,109による加圧接合のタイミングがわずかな時間ずれで行われる。それをリターンスプリング208,215と強制戻しレバー120,121の共働によって確実に行うことができる。
【0051】
なお、経時使用により端部予備曲げ機構202,203上のカムローラ209,216に交換の必要が生じた場合、強制戻しローラ230,231を簡便に取り外して代用することができる。そのため、カムローラ209,216に損傷など不測の事態が発生した場合でも、生産を長期にわたり停止することなく、操業を続行することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるヘミング成形金型は、成形ワークである自動車ボディのドアフレームなどにおける端部を端部予備曲げ機構によって所定角度に折り曲げ、仕事を終了したその端部予備曲げ機構を強制戻し機構によって原位置に強制的に戻すことにより、次の段階で所定角度の成形ワークを完全に折り重ねるタイミングと合致しないように、金型の信頼性を確保できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘミング成形金型の実施の形態を示す上型上死点位置における組立断面図である。
【図2】本実施の形態のヘミング成形金型における上型下死点位置を示す組立断面図である。
【図3】同図(a),(b)は、実施の形態のスタンプパンチを示す正面図と側面図である。
【図4】同図(a),(b)は、実施の形態のカムドライバを示す正面図と側面図である。
【図5】ヘミングパンチを担持したパンチホルダを示す正面図である。
【図6】同図(a)、(b)は、ヘミングパンチを担持したパンチホルダを含む端部予備曲げ機構を示す平面図とA−A線からの側面断面図である。
【図7】端部予備曲げ機構によって成形ワークである自動車ボディのドアフレームをヘミング成形する態様を示す斜視図である。
【図8】同図(a)、(b)は、成形ワークのドアフレームの一部を示す正面図と両端のヘミング部フランジ同士をヘミング成形する態様を模式的に示す側面断面図である。
【図9】端部予備曲げ機構による成形開始時において本発明の要部強制戻し機構との取り合いを示す側面図である。
【図10】その強制戻し機構による端部予備曲げ機構の引き戻し初期動作を示す側面図である。
【図11】端部予備曲げ機構による成形ワークのヘミング成形初期の動作を図中仮想線で経時時に示す部分断面による拡大側面図である。
【図12】強制戻し機構による端部予備曲げ機構の引き戻し終了時動作を示す側面図である。
【図13】端部予備曲げ機構による成形ワークのヘミング成形終了動作を示す部分断面による拡大側面図である。
【図14】同図(a)、(b)は、従来例として成形ワークのドアフレームの一部を示す正面図と両端のヘミング部フランジ同士をヘミング成形する態様を模式的に示す側面断面図である。
【図15】従来例のヘミング成形金型における上型下死点位置を示す装置一部の組立断面図である。
【符号の説明】
100 ヘミング成形金型の上型
101 上型の内側下面
102 ワークスタンプガイド
104,105 ホルダ
108,109 スタンプパンチ
110,111 ドライバ
112,115 カムホルダ
113,116 カム部材
114,117 隙間調整板
120,121 強制戻しレバー(強制戻し機構)
200 ヘミング成形金型の下型
201 ワークセット位置決め台
202,203 端部予備曲げ機構
206,213 パンチホルダ
207,214 ヘミングパンチ
208,215 リターンスプリング
209,216 カムローラ
230,231 強制戻しローラ(強制戻し機構)

Claims (1)

  1. アウタパネル(2)とインナパネル(3)のそれらのヘミング部フランジ(2a,3a)とヘミング部フランジ(2b、3b)同士をそれぞれ抱き合わせ、前記アウタパネル(2)の幅方向両側端部を前記インナパネル(3)の幅方向両側端部の外側に垂直方向に立ち上げた状態にある中空断面の成形ワーク(1)をワークセット位置決め台(201)の上にセットする下型(200)と,
    前記アウタパネル(2)の上にインナパネル(3)を重ね合わせてなる成形ワーク(1)を位置決め固定するワークセット位置決め台(201)を挟んで前記下型(200)に支軸ピン(205,212)を介して揺動可能に支持されるパンチホルダ(206,213)を有し、該パンチホルダ(206,213)に前記アウタパネル(2)の垂直方向に立ち上げた両側端部のヘミング部フランジ(2a,2b)を所定角度に折り返すためのヘミングパンチ(207,214)を担持すると共に回転可能に軸支されたカムローラ(209,216)を備えた一対の端部予備曲げ機構(202,203)と,
    前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられ、該一対の端部予備曲げ機構(202,203)が前記支軸ピン(205,212)を軸に揺動したときに前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)の全体を原位置に復帰させる方向へ付勢するリターンスプリング(208,215)と,
    前記下型(200)に臨む内側下面(101)が平坦に形成された上型(100)と,
    前記上型(100)と一体に上下動作して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられるカムローラ(209,216)が表面を転動することによって該カムローラ(209,216)と係脱するカム部材(113,116)を備え、前記カムローラ(209,216)への当接によって前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)の前記パンチホルダ(206,213)を介してヘミングパンチ(207,214)のそれぞれを前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)に押し当て、前記カムローラ(209,216)が前記カム部材(113,116)の表面を転動することにより前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を押し曲げ、該成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)が所定角度に折り返された段階で前記リターンスプリング(208,215)によって前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)を原位置に復帰させる後退動作を可能にし、前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定支持されて垂下されるドライバ(110,111)と,
    前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定支持されて垂下されるものであって、前記上型(100)の下降動作に伴って前記上型(100)と一体に上下動作して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)に設けられるカムローラ(209,216)を前記ドライバ(110,111)によって前記リターンスプリング(208,215)に抗して押圧して前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)によって所定角度折り曲げた後、前記上型(100)のさらなる下降動作によって前記ドライバ(110,111)のカム部材(113,116)によってカムローラ(209,216)への押圧を解除し、前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を所定角度折り曲げて前記ヘミングパンチ(207,214)が定位置に復帰した後に、垂直方向の上方から降下して前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)によって所定角度折り曲げられた前記成形ワーク(1)のヘミング部フランジ(2a,2b)を加圧するスタンプパンチ(108,109)と,
    前記ヘミングパンチ(207,214)を保持する断面L形に形成され前記一対の端部予備曲げ機構(202,203)を構成するパンチホルダ(206,213)の長手方向のいずれか一側の端部に前記カムローラ(209,216)と同径サイズの回転自由な状態で保持される1個もしくは複数個の強制戻しローラ(230,231)と、前記上型(100)の内側下面(101)に基端が固定され、その下端部に凹形状のローラ戻しカム面(120a,121a)が設けられており、前記上型(100)と一体になって昇降動作する一対の強制戻しレバー(120,121)とからなり、
    前記上型(100)の昇降動作によって生じる前記強制戻しレバー(120,121)の昇降動作によって前記ローラ戻しカム面(120a,121a)に前記強制戻しローラ(230,231)が係脱自在に係合し、該ローラ戻しカム面(120a,121a)の傾斜角に沿って前記パンチホルダ(206,213)に保持される前記ヘミングパンチ(207,214)を傾動する一対の端部予備曲げ機構強制戻し装置を備え,
    前記上型(100)の下降動作に連動して前記一対の端部予備曲げ機構を強制的に原位置の方向へ前記リターンスプリング(208,215)と共働して後退させるようにしたことを特徴とするヘミング成形金型。
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