JP4495194B2 - ヘミング加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば金属板等のワークを折り曲げ加工するヘミング加工装置に関する。
従来より、自動車のドアパネル等のワークを折り曲げ加工するヘミング加工装置として、例えば、特許文献1に開示されているように、互いに対向するように配置された上型及び下型を備え、上型を駆動装置によって上下方向に移動させるように構成されたものが知られている。
上記下型は、ワークを下方から支持するヘミングダイと、ヘミングダイとは別体に構成されたクッションホルダとを備えている。ヘミングダイは、下型に対し上下方向に移動しないように固定される一方、クッションホルダは、上下方向に伸縮するガススプリングにより下方から支持されており、上下方向に移動するようになっている。クッションホルダの上面には、スライドカムが、ワークに接離する方向に移動可能となるように案内機構を介して取り付けられている。スライドカムには、ワークの折り曲げ部を加工するためのヘムパンチが固定されている。ヘムパンチには、ワークの折り曲げ部を予備的に曲げるための予備曲げ部と、予備曲げされた部分を最終形状となるまで折り曲げるための本曲げ部とが設けられている。
一方、上記上型には、上記スライドカムに係合して該スライドカムを移動させるドライバカムと、上記ヘムパンチに対し加工荷重を付与するライナとを備えている。
そして、上記ヘミング加工装置を用いてワークの折り曲げ部を折り曲げ加工する際には、まず、ワークを下型のヘミングダイに載置する。このワークの折り曲げ部は、ワークの本体部分から立ち上がるように予め成形されている。その後、上型を下方へ移動させていく。上型が下方に移動していくと、上型のドライバカムが下型のスライドカムを押動する。これにより、下型のスライドカム及びヘムパンチが案内機構によってクッションホルダ上をワークの折り曲げ部に近づくように案内されて移動し、ヘムパンチの予備曲げ部がワークの折り曲げ部に対し、その側方から圧接して折り曲げ力を作用させる。このように側方から折り曲げ力を受けたワークの折り曲げ部は、倒れて予備曲げされた状態となる。この予備曲げ工程の後、上記ヘムパンチは、ドライバカムによってさらに移動していき、本曲げ部がワークの折り曲げ部に対応する位置となる。このタイミングで上型のライナがヘムパンチを下方へ押圧して加工荷重を付与する。ヘムパンチに付与された加工荷重は、スライドカム、案内機構を介してクッションホルダに作用し、このクッションホルダがガススプリングの付勢力に抗して下降する。これにより、ヘムパンチが下方へ移動し、該ヘムパンチの本曲げ部がワークの折り曲げ部に押し付けられ、該折り曲げ部が最終形状となる。
つまり、特許文献1のヘミング加工装置によれば、同一装置でワークを保持したまま、折り曲げ部の予備曲げと本曲げを行うことができ、工数を低減できる。
特許第3598489号公報
ところで、特許文献1のヘミング加工装置では、下型にクッションホルダとガススプリングを設け、上型のライナから付与された加工荷重によってクッションホルダを下降させるようにしている。これにより、ワークの折り曲げ部を本曲げする際に、ヘムパンチを下方へ移動させて本曲げ部をワークの折り曲げ部に押し付けることが可能になる。しかしながら、このクッションホルダは、スライドカム及び案内部材が取り付けられる大型のものであるため、それを支持するガススプリングも強力で大型なものとせざるを得ない。そのようにクッションホルダやガススプリングが大型であるため、ヘミング加工装置が大型化するとともに、メンテナンス時の作業性が悪くなる。また、クッションホルダがライナによる加工荷重を受ける部位と、ガススプリングにより支持されている部位とは、ワークの形状やヘミング加工装置の構造上、離れてしまう。このため、クッションホルダにおける加工荷重を受ける部位と、ガススプリングによって支持されている部位とがずれて、クッションホルダにバランスよく力が作用せず、無理な負荷がかかり、ヘミング加工装置の寿命が短くなることが考えられる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クッションホルダやそれを支持するガススプリングを設けることなく、本曲げ時にヘムパンチを移動させてワークの折り曲げ部を折り曲げ加工できるようにして、ヘミング加工装置の小型化を図るとともに、メンテナンス性を向上させ、しかも、ヘミング加工装置に無理な負荷がかからないようにして長寿命化を図ることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ヘムパンチをフローティング支持し、本曲げ時にヘムパンチに対して加工荷重を付与するようにした。
具体的には、第1の発明では、第1型と、該第1型に対向するように配置された第2型とを備え、ワークの本体部分から立ち上がるように予め成形された折り曲げ部を折り曲げ加工するように構成されたヘミング加工装置において、上記ワークに設定された被押さえ部を押さえて保持するワーク押さえ装置を備え、上記第1型は、上記ワークを支持するヘミングダイと、該ワークの折り曲げ部を折り曲げ加工する予備曲げ部及び本曲げ部を有するヘムパンチと、該ヘムパンチが取り付けられるスライドカムと、該スライドカムを上記折り曲げ部に対し側方から接離する方向に案内するスライドカム案内機構と、上記ヘムパンチを上記スライドカムに対しフローティング支持するヘムパンチ支持機構とを備え、上記第2型は、上記スライドカムに係合するヘムパンチ用ドライバカムと、上記ヘムパンチに対して加工荷重を付与する荷重付与機構とを備え、上記ヘムパンチ用ドライバカムは、上記スライドカムを移動させることにより、上記ヘムパンチを、上記予備曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に圧接する予備曲げ位置と、上記本曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に対応する本曲げ位置とに切り替えるように構成され、上記荷重付与機構は、本曲げ位置にある上記ヘムパンチに対し加工荷重を付与するように構成され、上記ワーク押さえ装置は、上記ワークの被押さえ部に当接するパッドと、該パッドを上記第2型に支持し、上記ワークの被押さえ部に対して接離する方向に移動させるパッド支持機構と、上記第1型に設けられ、上記パッド支持機構に係合するパッド用ドライバカムとを備え、上記パッド用ドライバカムは、上記パッド支持機構を作動させることにより、上記パッドを、上記ワークの被押さえ部に接近した位置と、該被押さえ部から離れた位置とに切り替えるように構成されているものとする。
この構成によれば、例えば第2型を第1型に接近する方向に移動させると、第2型のヘムパンチ用ドライバカムに係合する第1型のスライドカムの移動によって、ヘムパンチが予備曲げ位置となり、予備曲げ部が、ヘミングダイに支持されたワークの折り曲げ部に圧接する。これにより、ワークの折り曲げ部が予備曲げされる。そして、ヘムパンチ用ドライバカムによってスライドカムをさらに移動させてヘムパンチを本曲げ位置にすると、本曲げ部がワークの折り曲げ部に対応した状態になる。この本曲げ位置にあるヘムパンチには、荷重付与機構により加工荷重が付与される。このとき、ヘムパンチはスライドカムに対しフローティング支持されているので、従来例のようなクッションホルダやそれを支持するガススプリングを設けることなく、ヘムパンチを加工方向へ移動させ、該ヘムパンチの本曲げ部をワークの折り曲げ部に押し付けることが可能になる。これにより、ワークの折り曲げ部が本曲げされて最終形状となる。
また、上記のようにクッションホルダやガススプリングを省略でき、しかも、ワークの折り曲げ部を加工するヘムパンチに対して加工荷重を付与するようにしているので、ヘミング加工装置に無理な負荷がかからないようにすることが可能になる。
尚、第1型を第2型に接近する方向に移動させた場合も同様である。
また、第2型を第1型に接近する方向に移動させることにより、第1型のパッド用ドライバカムに係合する第2型のパッド支持機構が作動して、パッドがワークの被押さえ部に接近した位置となり、被押さえ部に押し付けられる。これにより、ワークの折り曲げ部が折り曲げ加工中に位置ずれしにくくなる。尚、第1型を第2型に接近する方向に移動させた場合も同様である。
第2の発明では、第1の発明において、ヘムパンチ支持機構は、ヘムパンチを、加工荷重が付与される方向と反対側に付勢するヘムパンチ付勢部材を備えている構成とする。
この構成によれば、ヘムパンチへの加工荷重を除くだけで、ヘムパンチをスライドカムに対しフローティング状態にすることが可能になる。
の発明では、第1または2の発明において、パッド支持機構は、パッドと第2型とを連結するリンクと、該パッドを、ワークの被押さえ部から離れる方向に付勢するパッド付勢部材とを備えている構成とする。
この構成によれば、リンクとパッド付勢部材とを用いたシンプルな構造で、パッドの位置を切り替えることが可能になる。
の発明では、第1から3のいずれか1つの発明において、ヘムパンチは、間隔をあけて複数設けられ、ワーク押さえ装置のパッドは、上記ヘムパンチの間に配置されている構成とする。
この構成によれば、パッドにより押さえられた被押さえ部の両側に位置する折り曲げ部が折り曲げ加工されることになる。このように、ワークの折り曲げ部の間をパッドで押さえることで、両側の折り曲げ部の位置ずれを抑制することが可能になる。
第1の発明によれば、第1型のスライドカムにヘムパンチをフローティング支持し、本曲げ位置にあるヘムパンチに、第2型の荷重付与機構によって加工荷重を付与するようにしたので、従来例のようなクッションホルダ及びガススプリングを設けることなく、ヘムパンチを加工方向へ移動させてワークの折り曲げ部を本曲げすることができる。このようにクッションホルダ及びガススプリングを省略することで、ヘミング加工装置を小型化できるとともに、メンテナンス性を向上させることができる。加えて、ワークの折り曲げ部を加工するヘムパンチに対して加工荷重を付与するようにしたことで、ヘミング加工装置に無理な負荷がかからないようにすることができ、ヘミング加工装置の長寿命化を図ることができる。
また、ワークの被押さえ部に当接するパッドを第2型に支持し、このパッドを、第1型のパッド用ドライバカムによって、ワークの被押さえ部に接近した位置と、被押さえ部から離れた位置とに切り替えるようにしたので、第1型または第2型を移動させるだけで、ワークの被押さえ部をパッドにより押さえて折り曲げ部の位置ずれを防止できる。これにより、加工精度を向上させることができる。
第2の発明によれば、ヘムパンチをヘムパンチ付勢部材によって付勢するようにしたので、シンプルな構造でヘムパンチをフローティング支持でき、コストを低減できる。
の発明によれば、リンクとパッド付勢部材とを用いたシンプルな構造でパッドの位置を切り替えることができ、コストを低減できる。
の発明によれば、ワークの折り曲げ部の間に設定された被押さえ部をパッドで押さえることができる。これにより、ワークの折り曲げ部の加工精度をより一層向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るヘミング加工装置1は、上下方向に対向するように配置された上型2及び下型3と、上型2を上下方向に移動させて下型3に対し接離させる駆動装置(図示せず)とを備えている。駆動装置は、周知の油圧シリンダ等で構成されている。
このヘミング加工装置1によって加工されるワークWは、自動車の側部に配設されるドアである。このドアの本体部の上部には、サッシュ部が設けられている。ドアの本体部は、図4にその一部を示すように、本体部インナパネルW1と、本体部アウタパネルW2と、アウタ側補強部材W4とを備えている。本体部インナパネルW1の上縁部(図4における左縁部)と本体部アウタパネルW2の上縁部とは、車体左右方向(図4の上下方向)に離れており、これら上縁部の隙間をウインドガラス(図示せず)が昇降するようになっている。アウタ側補強部材W4は、板材で構成され、本体部アウタパネルW2の内面(本体部インナパネルW1側の面)における上部に配置されている。アウタ側補強部材W4の上縁部は、本体部アウタパネルW2の上縁部に挟持されるようになっており、下縁部は、接着剤等により本体部アウタパネルW2の内面に接着されている。本体部アウタパネルW2の上縁部には、アウタ側補強部材W4を挟持するための2つの折り曲げ部Wa、Wa(図11に示す)が上縁部の延びる方向に間隔をあけて設けられている。これら折り曲げ部Wa、Waがヘミング加工装置1によって折り曲げ加工(ヘミング加工)される部位である。本体部アウタパネルW2の上縁部の折り曲げ部Wa、Waの間の部位は、詳細は後述するが、ヘミング加工装置1のパッド60により押さえられる被押さえ部Wbとされている。
また、図示しないが、上記ドアのサッシュ部は、サッシュ部インナパネルとサッシュ部アウタパネルとを組み合わせて構成され、これらインナパネルとアウタパネルとの間には、ウインドガラスの周縁部を保持するためのチャンネル部材が配設されている。サッシュ部アウタパネルには、内周部に設定された内周側折り曲げ部と、外周部に設定された外周側折り曲げ部とが設けられている。内周側折り曲げ部は、折り曲げ加工された状態でチャンネル部材の縁部に重なるようになっている。また、外周側折り曲げ部は、同様にサッシュ部インナパネルの外周部に重なるようになっている。
図1に示すように、上記下型3の上面には、本体部アウタパネルW2の上縁部の形状に対応して上縁部ヘム機構Aが配置され固定されている。また、下型3の上面には、図3にも示すように、サッシュ部の内周形状に対応して、内周ヘム機構B、C、Dが配置され固定されている。
下型3には、ワークWを下方から支持するヘミングダイ10が上縁部ヘム機構A及び内周ヘム機構B、C、Dに対向するように設けられ、このヘミングダイ10の外周側には、ワークWのサッシュ部の外周形状に対応して、外周予備曲げ機構a、c、e及び外周角部予備曲げ機構b、dが配設されている。この下型3が、本発明の第1型を構成している。
上記上縁部ヘム機構Aと内周ヘム機構B、C、Dとは、同じ構造であるため、以下、上縁部ヘム機構Aの構造について詳細に説明する。上縁部ヘム機構Aは、図4に示すように、スライドカム30と、スライドカム30を下型3の上面に支持し、所定方向に付勢するスライドカム付勢機構31と、スライドカム30の上部側に取り付けられた2つのヘムパンチ32、32(図1及び図11に示す)と、各ヘムパンチ32をフローティング支持するヘムパンチ支持機構33とを備えている。ヘムパンチ32、32は、ワークWの折り曲げ部Wa、Waの延びる方向に間隔をあけて配置されており、これらヘムパンチ32、32の間隔は、被押さえ部Wbがヘムパンチ32、32の間から露出するように設定されている。
図4に示すように、上記スライドカム付勢機構31は、下型3の上面に固定された下型固定部材31aを備えている。この下型固定部材31aにスライドカム30が係合しており、この係合状態で、スライドカム30が下型3に対して上下方向には移動しないようになっている。下型固定部材31aは、下型3の上面に沿ってヘミングダイ10に接離する方向に延びている。従って、スライドカム30がヘミングダイ10に接離するように水平方向に案内されるようになっている。さらに、スライドカム付勢機構31は、スライドカム30をヘミングダイ10から離れる方向(図4に矢印Yで示す方向)に付勢する付勢部材としてのスプリング31bを備えている。
スライドカム30のヘミングダイ10側の上部には、該スライドカム30を切り欠くようにして凹部30aが形成されている。この凹部30aの内方にヘムパンチ32が配設されるようになっている。凹部30aの底面は、略水平に延び、側面は、略鉛直に延びている。凹部30aの側面には、ヘムパンチ支持機構33の一部を構成するプレート33aが上下方向に延びるように配置され固定されている。また、スライドカム30には、該凹部30aの底面から鉛直上向きに突出する案内ピン36が設けられている。さらに、図5に示すように、スライドカム30には、凹部30aの底面に開口して下方へ延びる孔部30bが形成されている。この孔部30bには、ヘムパンチ支持機構33の一部を構成するヘムパンチ付勢部材としてのスプリング33bの下側が収容されるようになっている。スプリング33bは、ヘムパンチ32を下方から支持して上方へ付勢するためのものである。スプリング33bの上側は、凹部30aの底面から上方へ突出している。
また、スライドカム30の凹部30aと反対側の面には、カム面30cが設けられている。カム面30cは、上方へ行くほど凹部30a側に位置するように傾斜する傾斜面で構成されている。
ヘムパンチ32は、上記プレート33aに対向する部位が、該プレート33aに沿って上下方向に延びている。また、図4に示すように、ヘムパンチ32における案内ピン36に対向する部位には、案内ピン36が摺動する円筒状ブッシュ37が上下方向に延びるように配設されている。従って、ヘムパンチ32は、スライドカム30に対し上下方向にのみ移動するようになっている。また、ヘムパンチ32には、図5に示すように、その下面に開口して上方へ延びる孔部32aが、上記スライドカム30の孔部30bと同軸上に形成されている。上記スプリング33bの上側は、孔部32aに収容されるようになっている。このスプリング33bは、ヘムパンチ32を上下貫通してスライドカム30に締結されるボルト35により固定されている。この状態で、ヘムパンチ32は、スライドカム30の凹部30a底面から上方に離れたフローティング状態となっている。つまり、ヘムパンチ32は、スライドカム30に対して上型2の移動方向にのみ動くことができるようにフローティング支持されている。
ヘムパンチ32には、スライドカム30よりもヘミングダイ10側へ突出するように形成された成形部32bが形成されている。この成形部32bには、ワークWの折り曲げ部Waを予備的に曲げるための予備曲げ部32cと、予備曲げされた部分を最終形状となるまで折り曲げるための本曲げ部32dとが設けられている。本曲げ部32dは、成形部32bの下面における基端側(スライドカム30側)に設けられており、略水平に延びる面で構成されている。予備曲げ部32cは、成形部32bの下面における先端側(ヘミングダイ10側)に設けられており、スライドカム30から離れるに従って上方に位置するように傾斜する傾斜面で構成されている。この予備曲げ部32cの傾斜角度によって、折り曲げ部Wa、Waの予備曲げ形状が設定されるようになっている。
また、内周ヘム機構B〜Dは、上縁部ヘム機構Aと同様に構成されたヘムパンチ42及びスライドカム43をそれぞれ備えている。
図1に示すように、外周予備曲げヘム機構a、c、e及び外周角部予備曲げヘム機構b、dは、ヘムパンチ40を可動機構41により支持してなるものである。ヘムパンチ40は、可動機構41によって、サッシュ部の折り曲げ部を予備曲げする予備曲げ位置と、サッシュ部の折り曲げ部から離れた待機位置とに切り替えられるようになっている。
一方、図2に示すように、上型2の下面には、上縁部ヘム機構Aのヘムパンチ32を移動させるためのヘムパンチ用ドライバカム50がスライドカム30の上方に配置され固定されている。図4に示すように、ヘムパンチ用ドライバカム50は、下方へ突出する板状部材からなる。ヘムパンチ用ドライバカム50の下半部には、スライドカム30のカム面30cに係合する係合面50aが設けられている。この係合面50aは、上記カム面30cに沿うように傾斜している。この上型3が第2型を構成している。
ヘムパンチ用ドライバカム50は、上型2を上昇端に位置させたときに、スライドカム30から離れる一方、下方へ移動させるとスライドカム30のカム面30cに接して係合するようになっている。そして、ヘムパンチ用ドライバカム50が係合したスライドカム30は、下型3に設けられた摺動プレート(図示せず)により水平方向に案内されて移動する。上型2が下降途中にあるときには、ヘムパンチ32が予備曲げ位置とされ、上型2がさらに下降して下降端に接近した位置にあるときには、ヘムパンチ32が本曲げ位置とされるようになっている。上型2は、ヘムパンチ32が本曲げ位置とされた状態から所定量下降するようになっている。
上記予備曲げ位置とは、予備曲げ部32cがワークWの折り曲げ部Waに側方から圧接する位置であり、本曲げ位置とは、本曲げ部32dが折り曲げ部Waに上方から対向する位置(図8に示す)である。つまり、ヘムパンチ用ドライバカム50は、ヘムパンチ32を、予備曲げ位置と本曲げ位置とに切り替えるように構成されている。尚、ヘムパンチ32の移動量や移動タイミングは、カム面30c及び係合面50aの形状により任意に設定することが可能である。
図2に示すように、上型2の下面には、ヘムパンチ32に対して本曲げ用の下向きの加工荷重を付与するライナ(荷重付与機構)53が固定されている。ライナ53は、図5に示すように、下方へ突出する棒材からなる。ライナ53は、その下端面が、本曲げ位置にあるヘムパンチ32の上面に当接するように配置されている。ライナ53の下端面の上下方向の位置は、ヘムパンチ32が予備曲げ位置にあるときに該ヘムパンチ32に下向きの加工荷重を付与しないように設定されている。また、ヘムパンチ32が本曲げ位置に切り替えられた後の上型2の下降によってライナ53が下降し、これにより、ヘムパンチ32に加工荷重が付与され、ヘムパンチ32がスプリング33bの付勢力に抗して下降するようになっている。尚、ヘムパンチ32が予備曲げ位置にあるときに、ヘムパンチ32に対しライナ53による下向きの荷重を付与するようにしてもよい。
図2に示すように、上型2には、内周ヘム機構B〜Dを作動させるためのドライバカム55が該内周ヘム機構B〜Dの位置に対応して設けられている。これらドライバカム55及び上記上縁部カム機構Aのドライバカム50の形状によって上縁部ヘム機構A及び内周ヘム機構B〜Dの作動タイミングや作動量が個別に設定可能となっている。また、上型2には、内周ヘム機構B〜Dのヘムパンチ42に加工荷重を付与するためのライナ58が設けられている。
また、上型2の下面の外周部には、外周予備曲げ機構a、c、e及び外周角部予備曲げ機構b、dを作動させるためのドライバカム59が設けられている。
さらに、上型2には、例えば、特許第3598489号公報に開示されているような外周部本曲げパンチ56が設けられている。すなわち、外周予備曲げヘム機構a、c、e及び外周角部予備曲げヘム機構b、dがサッシュ部の外周側折り曲げ部を予備曲げした後に、外周部本曲げパンチ56が本曲げするようになっている。
また、上型2には、ワークWのサッシュ部をヘミングダイ10に押し付けるためのプレッサー57が設けられている。プレッサー57は、サッシュ部の形状に対応している。
また、上型2には、図2に示すように、上記上縁部ヘム機構Aの2つのヘムパンチ32、32の間に対応する部位に、被折り曲げ部Wbに当接するパッド60を上型2に支持するためのパッド支持機構61が設けられている。パッド支持機構61は、図9に示すように、上型2の下面に締結されるベース部材62と、パッド60が取り付けられるパッド保持部材63と、ベース部材62とパッド保持部材63とを連結する複数の平行リンク64と、パッド保持部材63を所定方向に付勢するパッド付勢部材としての引っ張りバネ65とを備えている。パッド60は、パッド保持部材63からワークWへ向けて突出している。パッド60の突出方向先端部の下面は、被押さえ部Wbに当接するワーク押さえ面60aとされている。
ベース部材62は、上型2の内外方向に長く延びるように形成されている。平行リンク64のベース部材62側は、略水平に延びる第1軸71によってベース部材62に支持され、また、平行リンク64のパッド保持部材63側は、第1軸71と略平行に延びる第2軸72によってパッド保持部材63に支持されている。したがって、パッド保持部材63は、上型2の内外方向に移動するようになっている。また、パッド保持部材63には、ローラーで構成されたカムフォロアー73が設けられている。カムフォロアー73は、略水平に延びる支軸74により支持されている。
引っ張りバネ65の一端部は、平行リンク64に固定され、他端部は、ベース部材62のワークWと反対側に固定されている。この引っ張りバネ65により、パッド60がワークWの被押さえ部Wbから離れる方向(図9における左方向)に付勢されている。
また、図1に示すように、下型3には、カムフォロアー73に対応する部位に、該カムフォロアー73に係合するパッド用ドライバカム77が設けられている。図9に示すように、パッド用ドライバカム77の上側部分には、カムフォロアー73が係合するカム面77aが形成されている。このカム面77aは、ヘミングダイ10側へ行くほど下方に位置するように傾斜している。つまり、パッド用ドライバカム77は、パッド支持機構61を作動させて、パッド60を、ワークWの被押さえ部Wbに接近した位置(図9に実線で示す)と、該被押さえ部Wbから離れた位置(図9に仮想線で示す)とに切り替えるように構成されている。上記カム面77aの形状は、上記ヘムパンチ32が予備曲げ位置となる直前に、パッド60のワーク押さえ面60aがワークAの被押さえ部Wbに当接するように設定されている。上記パッド60、パッド支持機構61及びパッド用ドライバカム77によりパッド押さえ装置70が構成されている。
次に、上記のように構成されたヘミング加工装置1によりワークWの折り曲げ部Wa、Waを折り曲げ加工する場合について説明する。ワークWは、本体部インナパネルW1、本体部アウタパネルW2、補強部材W4、サッシュ部インナパネル、サッシュ部アウタパネル及びチャンネル部材が一体化された状態で、ヘミングダイ10上に載置される。ワークWの折り曲げ部Wa、Waは、本体部分から立ち上がるように予めプレス成形されている。また、本体部アウタパネルW2が本体部インナパネルW1の下側に位置しており、本体部アウタパネルW2がヘミングダイ10に当接するようになっている。ワークWをヘミングダイ10に載置するときには、ヘムパンチ32、40は、ワークWに干渉しないようにインナパネルW1及びアウタパネルW2から離れた退避位置となっている。
その後、上型2が駆動装置によって下降すると、まず、上型2のプレッサー57がサッシュ部に当接する。これにより、ワークWのサッシュ部がヘミングダイ10に上方から押し付けられて固定される。これと同時に、上型2のパッド支持機構61が下降して、パッド用ドライバカム77のカム面77aがパッド支持機構61のカムフォロアー73に係合し、パッド60が引っ張りバネ65の付勢力に抗してワークWの被押さえ部Wbに接近した位置に切り替えられる。このとき上型2は下降し続けており、被押さえ部Wbに接近した位置に切り替えられたパッド60は、図9、図10及び図11(a)に示すように、そのワーク押さえ面60aがワークWの被押さえ部Wbに押し付けられる。ワーク押さえ面60aが被押さえ部Wbに押し付けられるタイミングは、ヘムパンチ32が折り曲げ部Waに折り曲げ力を作用させる前となるように設定されている。
一方、上型2の下降により、ヘムパンチ用ドライバカム50の係合面50aがスライドカム30のカム面30cに係合し、スライドカム30がスライドカム付勢機構31のスプリング31bの付勢力に抗してワークWの折り曲げ部Waに接近する方向に移動する。すると、図6に示すように、ヘムパンチ32の成形部32bがインナパネルW1とアウタパネルW2との間に入り込んでいき、ヘムパンチ32が予備曲げ位置となり、成形部32bの予備曲げ部32cが折り曲げ部Waに圧接する。これにより、折り曲げ部Waが倒れて予備曲げされる。このとき、ヘムパンチ32にはライナ53による加工荷重が付与されていないので、ヘムパンチ32は初期の高さ位置でフローティング支持されたままである。成形部32bの先端は予備曲げを完了した直後、ワークWの折り曲げ部Waよりも進出方向前側(図6の右側)へ突出した状態となり、ヘムパンチ32が本曲げ位置となる。また、ワークWは、上型2のプレッサー57及びパッド60により押さえられているので、位置ずれが抑制される。
ヘムパンチ32が本曲げ位置に切り替えられた後、上型2のライナ53がヘムパンチ32に加工荷重を付与する。加工荷重が付与されたヘムパンチ32は、スプリング33bの付勢力に抗して案内ピン36に沿って下方(加工方向)へ移動する。これにより、図7に示すように、ヘムパンチ32の本曲げ部32dがワークWの折り曲げ部Waに押し付けられて、折り曲げ部Waが本曲げされて最終形状となる。この状態を図8に拡大して示す。
サッシュ部の内周側折り曲げ部と外周側折り曲げ部は、上記折り曲げ部Wa、Waの予備曲げ及び本曲げと同じタイミングで、予備曲げ及び本曲げが行われるようになっている。尚、図3に示すように、外周予備曲げ機構a、c、eと、外周角部予備曲げ機構b、dとの作動タイミングは、外周角部予備曲げ機構b、dの方が早く移動するように設定されている。このように作動タイミングを設定することで、外周予備曲げ機構a、c、eと、外周角部予備曲げ機構b、dとが干渉しないようになっている。
以上説明したように、この実施形態では、下型3のスライドカム30にヘムパンチ32をフローティング支持し、本曲げ位置にあるヘムパンチ32に、上型2のライナ53によって加工荷重を付与するようにしたので、従来例のようなクッションホルダ及びガススプリングを設けることなく、ヘムパンチ32を加工方向へ移動させてワークWの折り曲げ部Waを本曲げすることができる。このようにクッションホルダ及びガススプリングを省略することで、構造を簡略化できるとともに、メンテナンス性を向上させることができる。加えて、ワークWの折り曲げ部Waを加工するヘムパンチ32に対して加工荷重を付与するようにしたことで、ヘミング加工装置1に無理な負荷がかからないようにすることができ、ヘミング加工装置1の長寿命化を図ることができる。
また、ヘムパンチ32をスプリング33bによって支持するようにしたので、シンプルな構造でヘムパンチ32をフローティング支持でき、コストを低減できる。
また、ワークWの折り曲げ部Wa、Waの間に設定された被押さえ部Wbをパッド60で押さえるようにしたので、被押さえ部Wbの両側の折り曲げ部Wa、Waの位置ずれを抑制することが可能になる。これにより、ワークWの折り曲げ部Wa、Waの加工精度をより一層向上させることができる。
また、上縁部ヘム機構A及び内周ヘム機構B〜Dを設け、これらに対応するように、ドライバカム50、55を複数設けたので、ワークWの折り曲げ部Wa及びサッシュ部の内周側折り曲げ部の形状が互いに異なっている場合に、各部の形状に応じてヘムパンチ32、40を独立して移動させることができる。これにより、折り曲げ部Wa及び内周側折り曲げ部の両方に折り曲げ力を同じタイミングで作用させて同時に折り曲げ加工できる。よって、各部を別々のタイミングで折り曲げ加工した場合に比べて、折り曲げ部Wa及び内周側折り曲げ部の歪みを低減できる。
また、上記実施形態では、ヘムパンチ32をスプリング33bでフローティング支持するようにしたが、これに限らず、ガススプリングや各種弾性部材等で支持するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、パッド60を平行リンク64で支持するようにしているが、これに限らず、単リンクで支持するようにしてもよいし、スライドレールで支持するようにしてもよい。
また、スライドカム30を付勢するスプリング31bの代わりに、ガススプリングを用いてもよい
尚、上記実施形態では、本発明に係るヘミング加工装置1によって自動車のドアを構成するパネルを折り曲げ加工する場合について説明したが、上記ヘミング加工装置1は、自動車のドア以外にも、金属製の各種パネルを折り曲げ加工する際に用いることができる。
以上説明したように、本発明に係るヘミング加工装置は、例えば、自動車のドアを構成するパネルを折り曲げ加工する場合に適している。
本発明の実施形態に係るヘミング加工装置の下型の平面図である。 ヘミング加工装置の上型を下方から見た図である。 ヘミング加工装置の加工状態を示す要部の平面図であり、(a)は、外周角部予備曲げ機構が作動した状態を示し、(b)は、上縁部ヘム機構、内周ヘム機構及び外周予備曲げ機構が作動した状態を示している。 上型が上昇した状態の図1におけるIV−IV線断面図である。 上型が上昇した状態の図1におけるV−V線断面図である。 ワークの折り曲げ部が予備曲げされた状態の図5相当図である。 ワークの折り曲げ部が本曲げされた状態の図5相当図である。 図7のワークの折り曲げ部近傍を拡大して示す図である。 図1におけるVII−VII線に対応する断面図である。 図9のワークの折り曲げ部近傍を拡大して示す図である。 ヘムパンチ及びパッドの動作を説明する拡大図であり、(a)は予備曲げ開始直前の状態を示し、(b)は本曲げが完了した状態を示す。
1 ヘミング加工装置
2 上型
3 下型
10 ヘミングダイ
30 スライドカム
31 スライドカム付勢機構
32 ヘムパンチ
32c 予備曲げ部
32d 本曲げ部
33 ヘムパンチ支持機構
33b スプリング(ヘムパンチ付勢部材)
50 ヘムパンチ用ドライバカム
53 ライナ(荷重付与機構)
60 パッド
61 パッド支持機構
64 リンク
65 引っ張りバネ(パッド付勢部材)
70 ワーク押さえ装置
77 パッド用ドライバカム
W ワーク
Wa 折り曲げ部
Wb 被押さえ部

Claims (4)

  1. 第1型と、該第1型に対向するように配置された第2型とを備え、ワークの本体部分から立ち上がるように予め成形された折り曲げ部を折り曲げ加工するように構成されたヘミング加工装置において、
    上記ワークに設定された被押さえ部を押さえて保持するワーク押さえ装置を備え、
    上記第1型は、上記ワークを支持するヘミングダイと、該ワークの折り曲げ部を折り曲げ加工する予備曲げ部及び本曲げ部を有するヘムパンチと、該ヘムパンチが取り付けられるスライドカムと、該スライドカムを上記折り曲げ部に対し側方から接離する方向に案内するスライドカム案内機構と、上記ヘムパンチを上記スライドカムに対しフローティング支持するヘムパンチ支持機構とを備え、
    上記第2型は、上記スライドカムに係合するヘムパンチ用ドライバカムと、上記ヘムパンチに対して加工荷重を付与する荷重付与機構とを備え、
    上記ヘムパンチ用ドライバカムは、上記スライドカムを移動させることにより、上記ヘムパンチを、上記予備曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に圧接する予備曲げ位置と、上記本曲げ部が上記ワークの折り曲げ部に対応する本曲げ位置とに切り替えるように構成され、
    上記荷重付与機構は、本曲げ位置にある上記ヘムパンチに対し加工荷重を付与するように構成され
    上記ワーク押さえ装置は、上記ワークの被押さえ部に当接するパッドと、該パッドを上記第2型に支持し、上記ワークの被押さえ部に対して接離する方向に移動させるパッド支持機構と、上記第1型に設けられ、上記パッド支持機構に係合するパッド用ドライバカムとを備え、
    上記パッド用ドライバカムは、上記パッド支持機構を作動させることにより、上記パッドを、上記ワークの被押さえ部に接近した位置と、該被押さえ部から離れた位置とに切り替えるように構成されていることを特徴とするヘミング加工装置。
  2. 請求項1に記載のヘミング加工装置において、
    ヘムパンチ支持機構は、ヘムパンチを、加工荷重が付与される方向と反対側に付勢するヘムパンチ付勢部材を備えていることを特徴とするヘミング加工装置。
  3. 請求項1または2に記載のヘミング加工装置において、
    パッド支持機構は、パッドと第2型とを連結するリンクと、該パッドを、ワークの被押さえ部から離れる方向に付勢するパッド付勢部材とを備えていることを特徴とするヘミング加工装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のヘミング加工装置において、
    ヘムパンチは、間隔をあけて複数設けられ、
    ワーク押さえ装置のパッドは、上記ヘムパンチの間に配置されていることを特徴とするヘミング加工装置。
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