JP3634639B2 - プレス金型 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス加工を行うべくプレス機械に取り付けられるプレス金型、詳しくは、周縁部が斜め内側に折曲させたインバース部を有するプレス製品を成形するためのプレス金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車用のルーフパネル(以下「被加工物」という)wは、上方から見た単品図を図6に示すように、素材としての鋼板を所定の形状に切断した後プレスによって成形され、同図における上、下、左、右が各々車体の前、後、左、右側に対応するように車体に組み付けられる。
【0003】
被加工物wは、上面視略長方形に形成されており、その左右の側端縁は、前後方向の略全長にわたって、図7に図6のX−X線断面を示すように折曲形成されている。
【0004】
図7における中央が比較的平坦で両側端部が緩やかに下降する部分を本体部分wa、この本体部分waの左右両側端縁に連続する部分をインバース部wbというものとする。このインバース部wbは、基端部が垂直よりも更に内側に折曲されている。
【0005】
従来、インバース部wbのプレス成形は、2つの工程によって行われ、その第1の工程は、図8に示すドロー型を使用するものであり、第2の工程は、図9に示すカムリスト型を使用するものである。
【0006】
第1の工程は、図8に示すように、下型パンチ1とブランクホルダ2の上面に、被加工物wをセットし、上型ダイ3を下降させる。この上型ダイ3の下降よりブランクホルダ2と上型ダイ3によってしわ押さえ部wcが挟持され、上型ダイ3と下型パンチ1の協働によって被加工物wを同図に示すように屈曲させて、緩やかに湾曲する本体部分waと、第2の工程でインバース部wbとなるインバース成形部wb′を成形する。このインバース成形部wb′の基端部は、図示のように上型ダイ3の下降方向と略同一方向に略垂直に折曲成形される。
【0007】
そして、しわ押え部wcを切除した後、次の第2の工程において図9に示すカムリスト型を使用して、インバース成形部wb′を成形する。このカムリスト型は、下型が左右方向にスライド自在な下型パンチ4とカム5とを備え、上型が下方に向けて付勢されたパッド6と、下型パンチ4に接離する左右方向にスライド自在なカムスライダ7とを備え、下型パンチ4を固定してその上面に被加工物wをセットする。
【0008】
続いて、上型を下降させてパッド6によって被加工物wの本体部分waを下型パンチ4の上面に押し付け固定する。そして上型を下降させてカムスライダ7を下降させてカム5と当接させ、更にカムスライダ7を下降させてカム5によってカムスライダ7を図示左方に移動する。
【0009】
このカムスライダ7の下方及び左方への移動が組み合わされた斜め下方の移動によって、インバース成形部wb′が下型パンチ4とカムスライダ7の協働によって内側に折曲させてインバース部wbとなる。
【0010】
その後、上型を上昇させると付勢部材(図示せず)によってカムスライダ7が右方に退避し、更に、下型パンチ4を左方に退避させる。これにより、内側に折曲されたインバース部wbを有する被加工物wの取外しが可能となる。この被加工物wが、上記ルーフパネル(プレス製品)となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例によると、板状の被加工物wをプレス製品に仕上げるために、2つの工程が必要で、かつ、後の工程においては、下型パンチ4を退避させなければプレス製品を取り外すことができず、2工程のための多くの設備と工数が必要となり、また、下型パンチを退避させるための複雑な構成が必要であった。
【0012】
そこで、本発明は、従来、2工程であったものを1工程で可能にすることによって設備の削減及び加工工数を低減することのできるプレス金型を提供することを第1の目的とするものである。
【0013】
また、第2の目的としては、プレス製品を取り外すのに、下型パンチの退避を不要として、構成を簡略化することのできるプレス金型を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の金型は、プレス機械に取り付けられる下型と上型とを有し、上記下型の上面にセットされた板状の被加工物を上記上型の下降によって上記被加工物の周縁部を上型の下降方向より内側に折曲させたインバース部を有するプレス製品を成形するプレス金型において、上記下型は、上記プレス製品における上記インバース部を除く本体部分の形状に対応する形状の下型本体加工面と、該下型本体加工面の側方に形成されて上記インバース部の内面形状に対応する形状のインバース部加工面とを有する下型パンチと、該下型パンチの上記インバース部加工面に隣接配置され、上記プレス製品における上記インバース部の先端から連続して外側に向けて延設されたしわ押え部の内面形状に対応する形状の下部しわ押え面を有するブランクホルダとを備え、上記上型は、上記下型パンチの下型本体加工面と協働して上記プレス製品の本体部分を成形する上型本体加工面を有する上型ダイと、該上型ダイと一体に構成されると共に上記プレス製品のしわ押え部を上記ブランクホルダの下部しわ押え面と協働して挟持する上部しわ押え面を有する上型ダイインサートと、上記下型パンチのインバース部加工面と接離する略水平方向にスライド可能に上型ダイに支持されて上記インバース部加工面と協働して上記インバース部を成形するカムスライダとを備え、更に、上記上型ダイの下降に伴って下降する上記カムスライダを上記インバース部加工面に近接する略水平方向にスライドさせるカムを備えたことを特徴とする。
【0015】
この請求項1の発明によると、下型に対する上型の下降により、下型のブランクホルダと上型の上型ダイインサートとの間に被加工物のしわ押え部を挟持し、下型の下型パンチと上型の上型ダイとの協働で被加工物の本体部分を形成する。
これと並行して、同じく上型の下降により、上型のカムスライダがカムによってスライドして下型パンチのインバース部加工面とカムスライダとの間に被加工物を挟み込んでインバース部を成形することができろ。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1のプレス金型において、上記ブランクホルダを上方に向けて付勢する付勢手段を有することを特徴とする。この請求項2の発明によると、例えば、付勢部材の付勢力を適宜に設定することにより、被加工物のしわ押え部に対する押圧力を好適なものとすることができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のプレス金型において、上記上型ダイの上昇に伴って、プレス製品のインバース部を上記下型パンチのインバース部加工面から取り外すリフタを備えたことを特徴とする。この請求項3の発明によると、上型ダイの上昇に伴って、リフタにより下型パンチからプレス製品のインバース部を自動的に取り外すことができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項3のプレス金型において、上記リフタが、プレス製品のしわ押え部の基端部を上方に押し上げる弾発部材であることを特徴とする。この請求項4の発明によると、弾発部材によってしわ押え部の基端部を上方に押し上げることで、インバース部を押し上げてインバース部を下型パンチから取り外すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
(第1実施の形態)
図1は、本発明によるプレス金型の要部断面を模式的に示す図である。なお、以下の説明では、プレス成形前及びプレス成形中の素材を被加工物wといい、素材をプレス成形した後のものをプレス製品Wというものとする。
【0021】
図1に示すプレス金型は、下型10と上型20とカム30とを備え、下型10は、下型パンチ11とブランクホルダ12を、また 上型20は、上型ダイ21と上型ダイインサート22とカムスライダ23とを備えている。
【0022】
上記下型パンチ11は、その上面及び側面が、上記図7に示すプレス製品Wの形状と対応して略同形に形成されている。上面には、プレス製品Wの本体部分waの内面形状に対応して形成された下型本体加工面11aを有し、また、側面には、プレス製品Wのインバース部wbの内面形状に対応して略同形に形成されたインバース部加工面11bを有する。
【0023】
ブランクホルダ12は、その上面に、一部に凸条部12aを有する下部しわ押え面12cが形成されている。ブランクホルダ12は、下型10によって昇降可能に支持されており、また、同図中の右端側には上下方向に貫通するガイド孔12bが穿設されている。このガイド孔12bには、ブッシュ13が嵌合されており、このブッシュ13には、下型10に立設されたガイド柱31が上下方向に貫通されている。なお、このガイド柱31は、後述のカム30を支持する支持柱としても作用するものである。
【0024】
このブランクホルダ12は、付勢部材(図示せず)によって上方に付勢されており、上型10が上昇した状態、即ちプレス機械(図示せず)がスタンバイ状態においては、下部しわ押え面12cが、上記の下型パンチ11の下型本体加工面11aと略同じ高さ位置になるように構成されている。また、ブランクホルダ12の昇降動作は、ブッシュ13を介して上記ガイド柱31によってガイドされるようになっている。
【0025】
上型ダイ21は、その下面に、プレス製品Wの本体部分waの形状に対応する形状の上型本体加工面21aを有している。上型ダイ21は、プレス機械のスライダ(図示せず)の下降動作に伴って下降し、後述するように、この上型本体加工面21aと上記下型パンチ11の下型本体加工面11aとの間に、素材となる被加工物wを挟み込んで、下型本体加工面11aと上型本体加工面21aとの協働によって本体部分waを成形するものである。
【0026】
上型ダイインサート22は、上記上型ダイ21に対して一体的に固定され、上型ダイインサート22は、その下面に、上記のブランクホルダ12の下部しわ押え面12cの形状に倣った形状の上部しわ押え面22cを有している。この上部しわ押え面22cには、凸条部12aに対応する凹部22aが形成されている。
【0027】
また、上型ダイインサート22の右端側には、上下方向に向けて透孔22bが穿孔されている。この透孔22bは、上記ブランクホルダ12のガイド孔12bに対応する位置に設けてあり、かつ後述のカム30が自由に上下方向に通過できる程度の大きさに設定されている。
【0028】
上型ダイインサート22は、上記の上型ダイ21と一体となって上下方向にのみ移動することができる。この上型ダイインサート22は、上型ダイ21の下降に伴って下降し、その下面の上部しわ押え面22cと、上記ブランクホルダ12上面の下部しわ押え面12cとの間に、被加工物wの周縁部の一部をしわ押え部wcとして付勢部材の付勢力に基づく適宜な押圧力で挟み込んで、上記の被加工物wの本体部分waやインバース部wbのプレス成形を可能にするものである。
【0029】
カムスライダ23は、上型10によって、下型パンチ11のインバース部加工面11bに接離する図示左右方向にスライド可能に支持されている。カムスライダ23は、その左側下部に、上記下型パンチ11のインバース部加工面11bと対応して略同形のインバース部加工面23bを有し、また、その右側下部には、斜め方向に傾斜してスライドプレート24が固定されている。このスライドプレート24は、後述のカム30のカム面30aに摺擦されるものである。カムスライダ23は、上型10に略水平に固定されたスライドプレート25の下面に摺動するようにして下型パンチ11のインバース部加工面11bに接離する左右方向にスライド自在に配設されており、更に、付勢部材(図示せず)によって上記インバース部加工面11bから離れる右方に向けて付勢されている。
【0030】
カム30は、下型10に立設された上記ガイド柱31の上端に固定され、カムスライダ23のスライドプレート24と対向する面に、スライドプレート24と同方向に傾斜したカム面30aを有している。カム30は、上型10の下降に伴ってカムスライダ23が下降すると、カムスライダ23にカム面30aが当接して、カムスライダ23を左方に向けて移動させるものである。
【0031】
従ってこのように構成されたプレス金型は、下型パンチ11とガイド柱31とカム30とは下型10と一体に構成され、ブランクホルダ12は下型10に対して昇降可能である。一方上型20は、上型ダイ21と上型ダイインサート22とが上型20と一体に構成されていて、上型20の昇降動作に伴って上型インサート22は一体となって昇降する。そして、カムスライダ23のみが左右方向に移動することができる。カムスライダ23は、上型10の下降動作に伴って下降すると共に、この下降に伴うカム30との当接により下型パンチ11のインバース部加工面11bに接近する左方に移動される。換言すると、下方及び左方への移動が組み合わされて、斜め左下方に移動する。これとは逆に、上型10の上昇動作に伴って上昇すると共に、付勢部材による右方への付勢により右方に移動するように構成されている。
【0032】
次に、このように構成されたプレス金型の作動について説明する。
【0033】
プレス機械のスライダを上昇させ上型10を上昇させて、スタンバイ状態とする。このスタンバイ状態では、上型ダイ21、上型ダイインサート22、カムスライダ23は、上方に配置され、かつカムスライダ23は付勢部材によって右端位置に配置されている。一方ブランクホルダ12は、付勢部材によって上方に付勢され、その上面の下部しわ押え面12cが、下型パンチ11の下型本体加工面11aと略同一高さ位置にある。
【0034】
所定の形状に切断された板状の被加工物wを、下型パンチ11の下型本体加工面11a及びブランクホルダ12の下部しわ押え面12c上に載置してセットする。
【0035】
そしてプレス機械のスライダを下降させて上型20を下降させる。上型20の下降に伴って上型ダイ21、上型ダイインサート22、カムスライダ23が下降する。この下降によって、上方に付勢されているブランクホルダ12の下部しわ押え面12cと、上型ダイインサート22の上部しわ押え面22cとの間にしわ押え部wcを挟み込み挟持する。この状態で更に、上型20が下降すると、カムスライダ23のスライドプレート24がカム30のカム面30aに当接してカムスライダ23を左方に移動される。即ち、カムスライダ23は下方と左方との移動が合成されて斜め左下方に移動する。
【0036】
このカムスライダ23の移動により、カムスライダ23のインバース部加工面23bが、下型ポンチ11のインバース部加工面11bに接近して、被加工物wの周縁部近傍を挟み込んで、カムスライダ23のインバース部加工面13bと下型ポンチ11のインバース部加工面11bとの協働によってインバース部wbを成形する。このインバース部wbの成形と並行して上型ダイ21の上型本体加工面21aと、下型ポンチ11の下型本体加工面11aとの間に、被加工物wの中央部を挟み込んで本体部分waを成形し、しかる後、上型20を上昇させて、プレス製品Wを取り出す。
【0037】
このようにして、上型10の1回の下降及び上昇動作からなる1工程で、本体部分wa、インバース部wb及びしわ押え部wcを有するプレス製品Wを成形することができ、従来インバース部wbを形成するために、2工程必要であったものを1工程とすることが可能となった。
【0038】
なお、図1は模式図であって、説明の便宜上、インバース部wbを誇張して図示してあが、図2に、実際のインバース部wbの拡大図を示す。同図中の矢印Kは、カムスライダ23の下降方向を示し、また同図からわかるように、実際にはインバース部wbにおける、内側に折曲される長さAは、比較的短いものである。
【0039】
(第2実施の形態)
本第2実施の形態では、上記の第1実施の形態に、更に、リフタを加えたものを説明する。なお、リフタ及びこれを設置するための形状変更を除いては、第1実施の形態と同様の構成であるので、重複部分の説明は省略するものとする。
【0040】
図3に上面図を示し、図4に図3のY−Y線断面図を示す位置に、リフタ40ブランクホルダ12に設置する。リフタ40は、例えば、図5に示すようにピン状部材41と、このピン状部材41を上方に付勢する圧縮ばね42とを主要部材として構成されている。これを例えば、図2に一点鎖線Bで示すようにしわ押え部wcの基端部近傍に対応する位置に配置し、ピン状部材41の頭部が突出するようにする。
【0041】
ピン状部材41は、プレス成形時には、上型ダイインサート22により、しわ押え部wcを介して圧縮ばね42の付勢力に抗して下方に退避される。
【0042】
そしてプレス成形終了後、上型20と共に上型ダイインサート22を上昇させると、圧縮ばね42の付勢力によってしわ押え部wcを上方に押し上げる。これにより、プレス製品Wのインバース部wbを、下型パンチ11のインバース部加工面11bから自動的に外すことができる。このようにしてインバース部wbをは外すための構成を簡略化することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、下型に対する上型の下降により、下型のブランクホルダと上型の上型ダイインサートとの間に被加工物のしわ押え部を挟み込み、下型の下型パンチと上型の上型ダイとの間で被加工物の本体部分を形成する。これと並行して、同じく上型の下降により、カムスライダがカムによって水平方向にスライドして下型パンチのインバース部加工面とカムスライダのインバース部加工面との間に被加工物を挟み込んでインバース部を成形することができ、上記本体部分と合わせてプレス製品を成形することができる。
【0044】
なお、プレス製品の成形後、上型を上昇させると、プレス製品から上型を離間させることができ、これらの動作はすべて下型に対する上型の下降及び上昇の1つの工程で完遂することができる。即ち従来は2工程で行っていたものを1工程で行うことができるので、設備及び加工工数の低減を図ることができる。
【0045】
また、上型ダイの上昇に伴って、簡単な構成のリフタにより、下型パンチからプレス製品のインバース部を自動的に取り外すことができるので、取り外すための構成及び作動の簡略化が得られ、インバース部を有するプレス製品の製造に貢献すること大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施の形態のプレス金型の要部断面を示す模式図である。
【図2】実際のインバース部近傍の形状を示す拡大図である。
【図3】第2実施の形態におけるリフタの配設位置を示す上面図である。
【図4】図3のY−Y線断面図である。
【図5】リフタの構成を示す説明図である。
【図6】プレス製品を説明する上面図である。
【図7】図6のX−X線断面図である。
【図8】従来の、インバース部加工の工程を示す説明図である。
【図9】従来の、インバース部加工の他の工程を示す説明図である。
【符号の説明】
10 下型
11 下型パンチ
11a 下型本体加工面
11b インバース部加工面
12 ブランクホルダ
12c 下部しわ押え面
20 上型
21 上型ダイ
21a 上型本体加工面
22 上型ダイインサート
22c 上部しわ押え面
23 カムスライダ
23b インバース部加工面
30 カム
30a カム面
W プレス製品
w 被加工物
wa 本体部分
wb インバース部
wc しわ押え部
Claims (4)
- プレス機械に取り付けられる下型と上型とを有し、上記下型の上面にセットされた板状の被加工物を上記上型の下降によって上記被加工物の周縁部を上型の下降方向より内側に折曲させたインバース部を有するプレス製品を成形するプレス金型において、
上記下型は、
上記プレス製品における上記インバース部を除く本体部分の形状に対応する形状の下型本体加工面と、該下型本体加工面の側方に形成されて上記インバース部の内面形状に対応する形状のインバース部加工面とを有する下型パンチと、
該下型パンチの上記インバース部加工面に隣接配置され、上記プレス製品における上記インバース部の先端から連続して外側に向けて延設されたしわ押え部の内面形状に対応する形状の下部しわ押え面を有するブランクホルダとを備え、
上記上型は、
上記下型パンチの下型本体加工面と協働して上記プレス製品の本体部分を成形する上型本体加工面を有する上型ダイと、
該上型ダイと一体に構成されると共に上記プレス製品のしわ押え部を上記ブランクホルダの下部しわ押え面と協働して挟持する上部しわ押え面を有する上型ダイインサートと、
上記下型パンチのインバース部加工面と接離する略水平方向にスライド可能に上型ダイに支持されて上記インバース部加工面と協働して上記インバース部を成形するカムスライダとを備え、
更に、上記上型ダイの下降に伴って下降する上記カムスライダを上記インバース部加工面に近接する略水平方向にスライドさせるカムを備えたことを特徴とするプレス金型。 - 上記ブランクホルダを上方に向けて付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1に記載のプレス金型。
- 上記上型ダイの上昇に伴って、プレス製品のインバース部を上記下型パンチのインバース部加工面から取り外すリフタを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプレス金型。
- 上記リフタが、プレス製品のしわ押え部の基端部を上方に押し上げる弾発部材であることを特徴とする請求項3に記載のプレス金型。
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