JP2002096115A - プレス金型装置 - Google Patents

プレス金型装置

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JP2002096115A
JP2002096115A JP2000282522A JP2000282522A JP2002096115A JP 2002096115 A JP2002096115 A JP 2002096115A JP 2000282522 A JP2000282522 A JP 2000282522A JP 2000282522 A JP2000282522 A JP 2000282522A JP 2002096115 A JP2002096115 A JP 2002096115A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 死角部を有するパネルを一回のプレス工程に
より能率良く成形することのできる金型装置を提供す
る。 【解決手段】 金型装置11は、下型20に上下動自在
に設けられかつ上方へ付勢される下パッド22と、下パ
ッド22上に設けられてワーク載置面32を有する下刃
31と、昇降する上型23側に上下動自在に設けられて
いてパネル100を押圧する上パッド40と、上型23
に設けられていて上型23が降下する際に下刃31と協
働してパネル100の縁部を折曲げる上刃51と、下パ
ッド22に対し水平方向に移動自在に設けられて水平方
向に移動した時に下刃31と協働してパネル100の死
角部を成形するカム刃部材45と、下パッド22の降下
に伴ってカム刃部材45を前記水平方向に移動させるガ
イド部26を有するドライバ部27とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
ボディを構成するルーフパネル等を成形するためのプレ
ス金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サンルーフ付の自動車において、ボディ
を構成するルーフパネルの所定位置にサンルーフ取付用
開口が形成されている。このサンルーフ取付用開口の縁
部などがプレスによって成形される。例えば図11に示
すルーフパネル100の場合、図12に示すようにサン
ルーフ取付用開口101の一方の縁部102をパネル1
00の裏面側に折返すことにより、縦壁103と、その
下端側にいわゆる負角となるように折曲げた死角部10
4が形成されている。
【0003】また図13に示すように、サンルーフ取付
用開口101の他方の縁部110には、下方に折曲され
た縦壁111と、パネル100の裏面側に折曲げられた
死角部112と、その下方に延出する下端部113など
が形成されている。パネル100の外周縁部120に
は、第1の溝壁121と溝底122および第2の溝壁1
23などからなる溝部124と、外端部125などが形
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ルーフパネル10
0の成形に用いるプレス金型装置は、死角部104,1
12を成形するための対策が必要となる。例えば図12
に示す死角部104を形成するための従来の金型装置に
おいては、まず第1のプレス工程においてパネル100
の縁部102を垂直に折曲げて縦壁103を形成したの
ち、第2のプレス工程において死角部104を折返すと
いった少なくとも2工程を経ることによって、死角部1
04を形成している。しかしその場合、工数が多く金型
も複雑となる。
【0005】一方、図13に示す死角部112を形成す
るには、死角部112および下端部113の形状の特殊
性、および溝壁121が予め成形されていることもあっ
て、死角部112と下端部113をパネル100の表裏
両面側からプレスすることに困難を伴う。このため従来
の金型装置によって死角部112と下端部113を正確
な形状に成形するには、複数の工程と複雑な金型が必要
となる。
【0006】従ってこの発明の目的は、死角部を有する
パネルの縁部を少ない工程で能率良く成形することがで
きるようなプレス金型装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
の第1の発明は、請求項1に記載したように構成され
る。第1の発明のプレス金型装置において、上型が降下
すると、下パッドに対して上刃が下がるため、上刃によ
ってパネルの縁部が下方に折曲げられる。上型がさらに
降下すると、下パッドが上型と一体に降下する。その過
程において、カム刃部材がドライバ部のガイド部に沿っ
て移動し、カム刃部材が下刃に対して水平方向に移動す
るため、カム刃部材と下刃によって死角部が成形され
る。
【0008】また前記の目的を果たすための第2の発明
は、請求項2に記載したように構成される。請求項2に
記載されたプレス金型装置においては、パネルが下型部
材のワーク載置面に置かれ、下型部材とパッド部材との
間にパネルが挟まれる。このときロータリ部材は非加工
位置にある。この状態から、ロータリ部材が加工位置ま
で回動し、ロータリ部材の成形面が下型部材のワーク載
置面とほぼ面一に連なるとともに、上型が降下する。ま
た、昇降体が下がることにより、昇降体の支持面によっ
てロータリ部材が拘束される。
【0009】上型がさらに降下することにより、上刃に
よってパネルの縁部が下方に折曲されるとともに、ガイ
ド手段によって上カム部材が案内されつつ、上刃がロー
タリ部材の死角部成形面に向かって斜めに移動すること
により、上刃と死角部成形面などによってパネルの死角
部が成形される。このときロータリ部材は前記昇降体の
支持面によって回動不能に拘束されているため、死角部
成形面と上刃とによって死角部を正確な形状に成形する
ことができる。そののち上型が元の位置まで上昇すると
ともに、ロータリ部材が非加工位置に回動することによ
り、成形後の死角部をロータリ部材の死角部成形面から
取出すことができるようになる。
【0010】なお、請求項3に記載したように、前記パ
ネルの外周縁部を成形するための第2加工部をさらに設
けてもよい。この第2加工部は、下型に設けた下刃と、
前記上型に設けた第2の上刃とを含み、前記上型が降下
することに伴い、前記死角部が形成されたのち前記下刃
と前記第2の上刃との間に前記パネルの外周縁部が挟ま
れた状態となり、さらに前記下型部材と前記パッド部材
が降下することにより前記パネルの外周縁部が成形され
る。
【0011】また、請求項1に記載された金型装置(第
1の金型装置)と、請求項2に記載された金型装置(第
2の金型装置)を1台のプレス設備に設け、これら第1
および第2の金型装置を同時に駆動することにより、第
1の金型装置によってパネルの一方の縁部を成形し、第
2の金型装置によってパネルの他方の縁部を同時に成形
するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。この実施形態のプレス金
型設備は、図1〜図4に示す第1の金型装置11と、図
5から図10に示す第2の金型装置12とを含んでい
る。第1の金型装置11は、図12に示すパネル100
の一方の縁部102と前側の縁部100a(図3に示
す)を成形するためのものである。第2の金型装置12
は、図13に示すパネル100の他方の縁部110と外
周縁部120を成形するためのものである。
【0013】まず、図1〜図4に示す第1の金型装置1
1について説明する。第1の金型装置11は、下型20
と、下型20に昇降可能に設けられた可動型21および
可動パッド22と、昇降する上型23などを備えてい
る。下型20には、可動パッド22の近傍に、斜状のガ
イド部26を有するドライバ部27が設けられている。
可動型21と可動パッド22は、ダイスプリング等の付
勢機構28(一部のみ図示する)によって、上方に付勢
されている。
【0014】可動パッド22の上面側に下刃31が設け
られている。下刃31の上面にパネル100を載せるワ
ーク載置面32が形成されている。下刃31の刃部33
は、成形すべきパネル100の縦壁103と死角部10
4(図12に示す)に対応した形状である。下刃31の
上方に上パッド40が設けられている。この上パッド4
0は、下刃31のワーク載置面32との間でパネル10
0を押さえるようになっている。
【0015】可動型21の上面にもパネル100を載せ
るワーク載置面34が形成されている。可動型21の上
方に上パッド41が設けられている。上パッド41は可
動型21のワーク載置面34との間でパネル100の一
部を押さえるようになっている。
【0016】ドライバ部27の上部側にカム刃部材45
が設けられている。このカム刃部材45は、ドライバ部
27のガイド部26に沿って図1に示す上昇位置から図
3に示す下降位置にわたって移動できるようになってい
る。カム刃部材45の上端部には、図4に拡大して示す
ように、死角部104を成形する際に使われる刃部46
が形成されている。
【0017】上型23にダイスプリング等の付勢機構5
0が設けられている。この付勢機構50は、上パッド4
0,41の上面に対向し、下型20の付勢機構28より
も小さな反発力で上パッド40,41を押すようになっ
ている。
【0018】上型23に第1の上刃51と第2の上刃5
2が設けられている。第1の上刃51は、上型23が図
1に示す上昇位置から図2に示す中間位置まで下降した
ときに、パネル100の縦壁103を下方に折曲げるこ
とのできる成形面53を有している。第2の上刃52
は、上型23が図2に示す中間位置まで下降したとき、
パネル100の前側の縁部100aを下方に折曲げるこ
とのできる成形面54を有している。
【0019】次に上記構成の第1の金型装置11の作用
について説明する。図1に示されるように、成形すべき
パネル100が可動型21と下刃31のワーク載置面3
2,34上に載置される。この状態から、上型23が図
2に示す中間位置まで降下すると、上型23側の付勢機
構50が圧縮されつつ、第1の上刃51と第2の上刃5
2が下がる。このとき可動型21と下パッド22の高さ
は変化しない。このため、図2に示されるように第1の
上刃51によってパネル100の縦壁103が下方に折
曲げられるとともに、第2の上刃52によって前側の縁
部100aが下方に折曲げられる。
【0020】上型23がさらに降下すると、今度は下型
20側の付勢機構28が圧縮されることになり、可動型
21と下パッド22が、上型23と一体に図3に示す下
降端まで降下する。その過程において、カム刃部材45
がドライバ部27のガイド部26に沿って斜めに移動す
る。すなわち、第1の上刃51と下刃31と下パッド2
2と一体にカム刃部材45が降下しつつ、カム刃部材4
5が下刃31に対して水平方向に相対移動する。このた
め、図4に示すように刃部33,46によって死角部1
04が成形される。死角部104を成形したのちは、上
型23が図1に示す上昇位置に復帰することにより、一
連のプレス工程が終了する。
【0021】このように第1の金型装置11によれば、
上型23が図1に示す上昇位置から図2に示す中間位置
を経て、図3に示す下降端に至る間の1回のプレス工程
により、縦壁103と死角部104および前側の縁部1
00aを瞬時に成形することができる。
【0022】次に、図5から図10に示す第2の金型装
置12について説明する。第2の金型装置12は、下型
20と、下型20の上方に昇降可能に設けられた可動下
型ユニット60および昇降する上型61などを備えてい
る。下型20には垂直方向に延びるガイド面65が形成
されている。下型20の上部に、パネル100の外周縁
部120を成形するための下刃66が設けられている。
【0023】可動下型ユニット60は、上下方向に延び
る第1の支持面70と、上下方向に移動可能な昇降体7
1と、ロータリ部材72と、ロータリ部材72を矢印R
方向に回動させる回動機構73と、パネル100を載せ
るワーク載置面74aを有する下型部材74などを備え
ている。昇降体71は、ばね75によって上方に付勢さ
れている。昇降体71の側面に、第1の支持面70と平
行な方向に延びる第2の支持面76が形成されている。
【0024】ロータリ部材72は、回動機構73によっ
て図5に示す非加工位置と図6に示す加工位置との間を
回動できるようになっている。このロータリ部材72に
は、第1の支持面70に接する側面77と、第2の支持
面76に接する側面78が形成されている。これら両側
面77,78は互いに平行であり、ロータリ部材72が
図6に示す加工位置まで回動したときに、上下方向に沿
う姿勢となる。
【0025】ロータリ部材72の上部に、斜状のガイド
面80と、上部成形面81と、死角部成形面82が設け
られている。これら成形面81,82は、成形すべきパ
ネル100(図13に示す)の縦壁111と死角部11
2と下端部113に対応した形状である。
【0026】上型61に、第1の上刃85を有する上カ
ム部材84と、第2の上刃86と、上下方向に相対移動
可能なパッド部材87と、ガイド面80に対応した角度
で傾斜するカム面88と、昇降体71の上面に対向する
押圧部89などが設けられている。第1の上刃85は上
部成形面81の上方に位置している。第2の上刃86は
下刃66の上方に位置している。下型部材74の上方に
位置するパッド部材87は、下型部材74との間でパネ
ル100を挟むようになっている。カム面88はガイド
面80の上方に対向している。これらガイド面80とカ
ム面88は、本発明で言うガイド手段を構成する。
【0027】第1の上刃85と、ロータリ部材72の成
形面81,82は、パネル100の一方の縁部110を
成形するための第1加工部91を構成している。下刃6
6と第2の上刃86は、パネル100の外周縁部120
を成形するための第2加工部92を構成している。
【0028】次に上記構成の第2の金型装置12の作用
について説明する。図5に示されるように、パネル10
0が下型部材74のワーク載置面74a上に置かれ、下
型部材74とパッド部材87との間にパネル100が挟
まれる。ロータリ部材72は、回動機構73によって非
加工位置に回動させられている。
【0029】この状態からロータリ部材72が回動機構
73によって加工位置まで回動し、上部成形面81が下
型部材74のワーク載置面74aとほぼ面一に連なると
ともに、上型61が図6に示す所定位置まで降下する。
これと同時に昇降体71が押圧部89によって押されて
下がるため、第2の支持面76がロータリ部材72の第
2の側面78に接するとともに、ロータリ部材72の第
1の側面77が第1の支持面70に当接する。このため
ロータリ部材72は、一対の支持面70,76によって
拘束される。
【0030】そして上型61が図7に示す位置まで降下
することにより、第1の上刃85によってパネル100
の縦壁111が下方に折曲されるとともに、カム面88
がガイド面80に接する。
【0031】さらに上型61が図8に示す位置まで降下
することにより、カム面88がガイド面80に摺接しつ
つ、上カム部材84がガイド面80に沿って矢印M方向
にスライドする。上カム部材84が矢印M方向に移動す
ると、第1の上刃85が死角部成形面82に向かって移
動することにより、上刃85と成形面82によってパネ
ル100の死角部112と下端部113が成形される。
このときロータリ部材72は前後一対の支持面70,7
6によって回動不能に拘束されているため、成形面82
と上刃85などによって死角部112と下端部113を
正確な形状に成形することができる。
【0032】上型61がさらに降下して下降端に至る
と、図9に示すように可動下型ユニット60がガイド面
65に沿って矢印D方向に移動する。このとき、第2の
上刃86と下刃66との間にパネル100の外周縁部1
20が挟まれるとともに、下型部材74とパッド部材8
7が降下することにより、溝壁123と外端部125が
成形される。そののち上型61が図5に示す初期位置ま
で上昇するとともに、ロータリ部材72が非加工位置に
回動することにより、成形後の死角部112を死角部成
形面82から取出すことができるようになる。
【0033】なお、本発明を実施するに当たって、パネ
ルの形態をはじめとして、下型や下パッド、下刃、上
刃、上パッド、カム刃部材、ドライバ部、下型部材、ロ
ータリ部材、パッド部材、上カム部材、ガイド手段な
ど、本発明を構成する各要素を適宜に変形して実施でき
ることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、上下
方向に移動可能な下パッドに設けた下刃およびカム刃部
材などによって、パネルの縁部の死角部を一回のプレス
工程で短時間に能率良く成形することができる。
【0035】請求項2に記載した発明によれば、上型が
所定位置まで降下したときに支持面によって拘束される
ロータリ部材と、斜め方向に移動する上カム部材などを
用いてパネルの縁部の死角部を一回のプレス工程により
短時間に能率良く成形することができる。
【0036】請求項3に記載した発明によれば、請求項
2による効果に加えて、第2の上刃と下刃などによっ
て、パネルの外周縁部を前記死角部と同時に能率良く成
形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すプレス金型設備に
用いる第1の金型装置の断面図。
【図2】 図1に示された第1の金型装置の上型が途中
まで降下した状態を示す断面図。
【図3】 図1に示された第1の金型装置の上型が下降
端まで移動した状態を示す断面図。
【図4】 図3に示された第1の金型装置の一部を拡大
して示す断面図。
【図5】 本発明の一実施形態を示すプレス金型設備に
用いる第2の金型装置の断面図。
【図6】 図5に示された第2の金型装置の上型が所定
位置まで降下した状態を示す断面図。
【図7】 第2の金型装置の上型がさらに降下した状態
を示す断面図。
【図8】 第2の金型装置の上型が下降端付近まで降下
した状態を示す断面図。
【図9】 第2の金型装置の上型が下降端まで降下した
状態を示す断面図。
【図10】 図9に示された第2の金型装置の一部を拡
大して示す断面図。
【図11】 自動車のルーフパネルの一部を示す平面
図。
【図12】 図11中のF12−F12線に沿う断面
図。
【図13】 図11中のF13−F13線に沿う断面
図。
【符号の説明】
11…第1の金型装置 12…第2の金型装置 20…下型 22…下パッド 23…上型 26…ガイド部 27…ドライバ部 31…下刃 40…上パッド 45…カム刃部材 51…上刃 61…上型 70…支持面 72…ロータリ部材 76…支持面 80…ガイド面 81,82…成形面 84…上カム部材 85…上刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下型に上下動自在に設けられかつ上方へ付
    勢される下パッドと、 前記下パッド上に設けられてパネルを載せる載置面を有
    しかつ該パネルの成形すべき縁部に対応した形状の刃部
    を有する下刃と、 昇降する上型側に上下動自在に設けられていて前記パネ
    ルを前記下刃に向けて押圧する上パッドと、 前記上型に設けられていて該上型が降下する際に前記下
    刃と協働して前記パネルの縁部を折曲げる上刃と、 前記下パッドに対し水平方向に移動自在に設けられて該
    水平方向に移動した時に前記下刃と協働して前記パネル
    の縁部の死角部を成形するカム刃部材と、 前記下型上に設けられ前記下パッドの降下に伴って前記
    カム刃部材を前記水平方向に移動させるガイド部を有す
    るドライバ部と、 を具備したことを特徴とするプレス金型装置。
  2. 【請求項2】パネルを載せるワーク載置面を有する下型
    部材と、 前記下型部材側に加工位置と非加工位置とにわたって回
    動可能に設けられかつ該加工位置において前記下型部材
    のワーク載置面に連なる成形面を有するロータリ部材
    と、 前記下型部材の上方に設けられて前記パネルを前記下型
    部材に向けて押圧するパッド部材と、 昇降する上型に設けられていて該上型が降下する際に前
    記ロータリ部材の成形面と協働してパネルの縁部を折曲
    げる上刃を有する上カム部材と、 前記ロータリ部材が前記非加工位置から加工位置に切換
    わった状態において前記上型の降下に伴い降下して前記
    ロータリ部材を拘束する支持面を有する昇降体と、 前記ロータリ部材に形成され前記上カム部材が所定位置
    まで降下した際に前記上カム部材を前記パネルの縁部の
    死角部を成形する方向に移動させるガイド手段と、 を具備したことを特徴とするプレス金型装置。
  3. 【請求項3】前記パネルの外周縁部を成形するための第
    2加工部をさらに有し、 該第2加工部は、 下型に設けた下刃と、 該下刃の上方において前記上型に設けた第2の上刃とを
    含み、 前記上型が降下することによって前記死角部が形成され
    たのち前記第2の上刃と前記下刃との間に前記パネルの
    前記外周縁部を挟みかつ前記下型部材と前記パッド部材
    が降下することにより前記パネルの前記外周縁部を成形
    することを特徴とする請求項2記載のプレス金型装置。
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Cited By (2)

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CN102859339A (zh) * 2010-04-23 2013-01-02 柯尼卡美能达精密光学仪器株式会社 测定用光学系统、以及使用该光学系统的色彩亮度计及色彩计
CN104438877A (zh) * 2014-11-28 2015-03-25 天津汽车模具股份有限公司 导向安全螺钉

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CN102859339A (zh) * 2010-04-23 2013-01-02 柯尼卡美能达精密光学仪器株式会社 测定用光学系统、以及使用该光学系统的色彩亮度计及色彩计
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