JPH09124109A - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

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JPH09124109A
JPH09124109A JP31016695A JP31016695A JPH09124109A JP H09124109 A JPH09124109 A JP H09124109A JP 31016695 A JP31016695 A JP 31016695A JP 31016695 A JP31016695 A JP 31016695A JP H09124109 A JPH09124109 A JP H09124109A
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JP
Japan
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article
conveyor
slide
base frame
conveying
Prior art date
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Pending
Application number
JP31016695A
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English (en)
Inventor
Masaji Yaoi
正司 矢追
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09124109A publication Critical patent/JPH09124109A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右のスライドによって物品を挟持移載する
物品移載装置の利便性を高める。 【解決手段】 昇降台16と、昇降台16の左右側部に
設けられた左右側壁17と、左右側壁17の相互に対向
する面に相互に近接・離隔自在で且つ前後に突出摺動自
在に設けられた左右一対のスライド18と、各スライド
18に搬送方向を前後方向に向けると共に搬送面23a
を相互に対向させるようにして設けられた搬送コンベア
23とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動倉庫の
スタッカークレーンの昇降台に設置される物品移載装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品移載装置として以下
の如きものは知られている。即ち、上下又は左右の少な
くとも一方向に移動自在となされた基枠と、この基枠の
左右側部に設けられた左右側壁と、これら左右側壁の相
互に対向する面に相互に近接・離隔自在で且つ前後に突
出摺動自在に設けられたスライド挟持片とを有するもの
は知られている(特願平5−246417号出願参
照)。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の物品移載装置には以下の
如き欠点があった。即ち、左右のスライド挟持片によっ
て挟持・保持された物品を、その挟持・保持された状態
で、スライド挟持片に対して相対前後移動させることが
出来ないものであったため、後述するところの、本発明
の効果を明らかとするための説明の欄で記載するような
効果を有しないという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、上下又は左右の少なくとも一方向に移動自在と
なされた基枠と、基枠の左右側部に設けられた左右側部
材と、左右側部材の相互に対向する面に相互に近接・離
隔自在で且つ前後に突出摺動自在に設けられた左右一対
のスライドと、各スライドに搬送方向を前後方向に向け
ると共に搬送面を相互に対向させるようにして設けられ
た搬送コンベアとを有しているものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。スライドの前後動と搬送コンベアの動きと
を組み合わせることによって、基枠の前後方向所望位置
に物品を位置させることが出来るので、利便性が高い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1下側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側
を、右とは同図右側をいう。
【0007】スタッカークレーン通路10をあけるよう
にして前後一対のラック装置1が床面に立設されてい
る。前記ラック装置1は、所定間隔で左右に並ぶ前側の
多数の支柱2と、これら前側の支柱2の後方にそれとの
間に所定間隔をあけて並ぶ後側の支柱2と、これら前後
の支柱2に高さ方向に所定間隔で設けられた多数の物品
支承部材4とを有しており、支柱2を介することなく対
向する左右一対の物品支承部材4によって物品収納棚3
が構成されている。前記前後のラック装置1の物品収納
棚3の出し入れ口6は相互に対向している。
【0008】前記ラック装置1の左側方には搬送方向を
左右方向に向けた入出庫ローラーコンベア8が設けられ
ている。
【0009】前記スタッカークレーン通路10に上下一
対のガイドレール11が長手方向を左右方向に向けるよ
うにして配され、これらガイドレール11にスタッカー
クレーン13が左右動自在に案内されるようになされて
おり、このスタッカークレーン13は、走行台車14
と、この走行台車14に設けられたマスト15に昇降自
在となされた昇降台16と、この昇降台16の左右側壁
17(請求の範囲で云う左右側部材)に以下に述べる如
き構造によって、相互に近接・離隔するように左右動自
在で且つ前後動自在に設けられた左右一対のスライド1
8と、各スライド18に搬送方向を前後方向に向けると
共に搬送面23aを相互に対向させるようにして設けら
れた搬送コンベア23とを有している。
【0010】前記左右のスライド18は、リニアーソレ
ノイド19によって相互に同期して近接・離隔するよう
に左右動させられる前後方向に長い左右動ベース20に
対して前後摺動自在となされたミドルに前後摺動自在に
設けられており、左右動ベース20に設けられ公知の駆
動機構によってミドルを摺動させるとそれと連動してミ
ドルと同方向に同期して同量摺動するようになされてい
る。このような構成によって、リニアーソレノイド19
を作動して左右動ベース20を相互に近接・離隔するこ
とによって、左右のスライド18を相互に近接・離隔す
ることが出来、左右動ベース20に対してスライド18
を前後に摺動させることによって、スライド18を前後
摺動させることが出来る。
【0011】前記搬送コンベア23は、軸心を上下方向
に向けた前後のローラー25[一方が正逆回転自在なモ
ーター(図示略)によって回転させられる駆動ローラー
となされている。]と、これらローラー25に掛け渡さ
れた、摩擦係数の大きなゴム等からなるエンドレスベル
ト26と、このエンドレスベルト26の、搬送面23a
を構成する側を支承する軸心を上下方向に向けた多数の
支承ローラー27とを有している。なお、エンドレスベ
ルト26はローラー25に設けられたフランジ(図示
略)[張出量がエンドレスベルト26の厚み以下である
もの]等によって、ローラー25に対して上下にずれな
いようになされている。
【0012】前記搬送コンベア23は、物品Wの左右側
方への突出・相互近接による物品Wの左右からの挟持保
持・昇降台16の上昇による物品Wの持ち上げ・昇降台
16側への退入という動作を行なって物品Wを昇降台1
6の上方に引き込むことが出来る。なお、物品Wが昇降
台16に衝突・干渉しない高さ位置で、物品Wの搬送コ
ンベア23による挟持が行なわれることは云うまでもな
い。前記と逆の動作によって物品収納棚3等に物品Wを
降ろすことが出来る。なお、物品Wと支柱2との間に
は、スライド18(ミドルを含む)のためのスペースが
形成されていることは云うまでもない。上記の如く、左
右の搬送コンベア23によって物品Wを左右から挟持保
持するので、物品収納棚3上の物品Wの上に物品Wを段
積することが出来、また、段積された物品Wの上の物品
Wだけをも搬出出来るものである。なお、上記におい
て、左右の搬送コンベア23によって挟持・保持された
物品Wを、その挟持・保持された状態で、スライド18
に対して相対前後移動させる必要がある場合、左右の搬
送コンベア23を同一方向に同期作動させればよい。
【0013】
【本発明の効果を明らかとするための説明】以下、図5
を参照しつつ本発明の効果につき説明する。なお、スラ
イド18は、ラック装置1の背面側(出し入れ口6と逆
の側)には隣接するラック装置1との関係で突出出来な
いものとする。物品収納棚3に物品Wが実線で示す位置
に収納されているとする。この物品Wを、その前後方向
中心が後側の入出庫ローラーコンベア8(図5の下側の
入出庫ローラーコンベア8)のセンターCに位置するよ
うにして、後側の入出庫ローラーコンベア8に降ろす場
合を考える。従来にあっては、物品Wを保持した後、ス
ライド18が完全退入した状態で物品Wは、位置(1)
にあることになる。そして、その位置(1)にある物品
Wを入出庫ローラーコンベア8上の位置(2)に移動さ
せるには、距離Mだけスライド18が摺動する必要があ
る。他方本発明では、物品Wを保持した後、搬送コンベ
ア23を作動することによって、スライド18が完全退
入した状態で物品Wを、位置(3)にまで移動させてお
くことが出来る。従って、その位置(3)にある物品W
を入出庫ローラーコンベア8上の位置(2)に移動させ
るには、距離mだけスライド18が摺動すればよい。こ
のように、本発明にあっては、物品Wの搬出方向に対応
させて、搬送コンベア23を作動することによって、ス
ライド18の突出量を少なくし、その結果として、作動
サイクルタイムを短くすることが出来る。また、スライ
ド18が、入出庫ローラーコンベア8の搬送面を超えて
後方(図5の下方)に突出出来ない場合、従来において
は、物品Wを位置(2)に降ろすことが不可能な場合も
有るが、本発明ではそのようなことはない。
【0014】前記昇降台16の前後部に物品ストッパー
29がモーター等の作動装置30によって起立倒伏自在
に設けられている。物品ストッパー29は通常は倒伏し
た状態にあり、搬送コンベア23によって移動させられ
る物品Wが昇降台16から突出しないようにする際、物
品Wの引込み側と逆側の物品ストッパー29が起立状態
とされる。
【0015】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)昇降台16が請求の範囲でいう基枠である。な
お、基枠は、上下又は左右の少なくとも一方向に移動自
在となされていればよい。即ち、物品Wが軽い場合や、
物品支承部材4の摩擦係数が小さい場合等においては、
物品収納棚3と基枠との間で物品Wの授受を行なう際に
おいて、物品Wが物品支承部材4に当接していても(当
接しても)問題はないので、基枠は上下動しないもので
あってもよい。 (2)搬送コンベア23はローラーコンベア等であって
もよい。 (3)本発明は、自動倉庫以外の物品移載装置として使
用し得るものであることは云うまでもない。 (4)左右側部材は、側壁でなく、側枠や支柱等であて
もよい。 (5)物品ストッパー29を昇降自在なものとしてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、スライドの前後動と搬送コ
ンベアの動きとを組み合わせることによって、基枠の前
後方向所望位置に物品を位置させることが出来るので、
利便性が高い。 請求項2の発明によれば、ストッパーに物品を当て止
めすることによって、物品を基枠の所定位置に正確に停
止させることが出来る。 請求項3の発明によれば、物品の移載中において、挟
持力の微妙な変化によって搬送コンベアから物品が滑落
するというように事故を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す中間省略の簡略水平
断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う一部破砕の拡大
断面図である。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】本発明の作用を説明するための簡略平面図であ
る。
【符号の説明】
16 昇降台 17 左右側壁 18 スライド 23 搬送コンベア 23a 搬送面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下又は左右の少なくとも一方向に移動
    自在となされた基枠と、基枠の左右側部に設けられた左
    右側部材と、左右側部材の相互に対向する面に相互に近
    接・離隔自在で且つ前後に突出摺動自在に設けられた左
    右一対のスライドと、各スライドに搬送方向を前後方向
    に向けると共に搬送面を相互に対向させるようにして設
    けられた搬送コンベアとを有している物品移載装置。
  2. 【請求項2】 前記基枠の前後部に物品ストッパーが突
    出退入自在に設けられている請求項1記載の物品移載装
    置。
  3. 【請求項3】 前記搬送コンベアが、摩擦係数の大きな
    エンドレスベルトを有するベルトコンベアである請求項
    1又は2記載の物品移載装置。
JP31016695A 1995-11-02 1995-11-02 物品移載装置 Pending JPH09124109A (ja)

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JP31016695A JPH09124109A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 物品移載装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096904A (ja) * 2000-09-21 2002-04-02 Okamura Corp 荷の移載装置
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JP2009107732A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Daifuku Co Ltd 物品搬送装置
JP2009113965A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Toyota Industries Corp 移載装置及びその制御方法
JP2012158441A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Murata Machinery Ltd 移載装置
CN106477227A (zh) * 2016-12-13 2017-03-08 东莞市创丰科技发展有限公司 一种全自动立体仓储系统

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