JPH0597210A - 移送装置 - Google Patents

移送装置

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Publication number
JPH0597210A
JPH0597210A JP28062491A JP28062491A JPH0597210A JP H0597210 A JPH0597210 A JP H0597210A JP 28062491 A JP28062491 A JP 28062491A JP 28062491 A JP28062491 A JP 28062491A JP H0597210 A JPH0597210 A JP H0597210A
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JP
Japan
Prior art keywords
load
storage
storage rack
transfer device
fork
Prior art date
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Pending
Application number
JP28062491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hoshino
憲次 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP28062491A priority Critical patent/JPH0597210A/ja
Publication of JPH0597210A publication Critical patent/JPH0597210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納棚の収納効率を向上させるとともに、荷
を収納棚に出入させる際の荷の姿勢の矯正を不要とす
る。 【構成】 昇降台50の左右のレール66、67にそれ
ぞれ支持された左右の移動部材62、63の底面には、
左右のバキュームパッド64、65が、それぞれ左右の
収納棚と対向して設けられる。左右の移動部材62、6
3はそれぞれ、左右のバキュームパッド64、65を荷
の背面に吸着した状態で移動し、昇降台50上から左右
の収納棚に、または、左右の収納棚から昇降台50上
に、荷を移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納棚の所定位置に荷
を出入させる移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫において、荷を収納棚に
搬入または搬出する移送装置として、上面に荷を載置可
能な昇降台と、この昇降台の上面に収納棚方向にスライ
ド可能に設けられたスライドフォークと、収納棚にスラ
イドフォークの出入方向に貫通して設けられ、スライド
フォークを出入させるフォーク進入路とを備えるものが
ある。この移送装置においては、荷の搬入時、上面に荷
を載置したスライドフォークが、荷の底面と収納棚の上
面とが接触しない位置(以下、フォーク上位置という)
で収納棚側にスライドされ、収納棚のフォーク進入路か
ら進入される。その後、スライドフォークは、荷の底面
と収納棚の上面とが接触する位置(以下、フォーク下位
置という)まで下降される。これにより、荷は、収納棚
の上面にフォーク進入路をまたぐように載置される。ま
た、荷の搬出時には、スライドフォークが、フォーク下
位置で収納棚側にスライドされ、フォーク進入路から進
入される。その後、スライドフォークは、フォーク上位
置まで上昇され、収納棚の上面に載置された荷の底面に
係合される。荷の底面に係合されたスライドフォーク
は、荷を支持した状態で昇降台側にスライドされる。こ
れにより、荷は、収納棚から搬出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移送装
置では、荷を収納棚に搬入または搬出する際、スライド
フォークがフォーク上位置とフォーク下位置との間で上
下動するため、このスライドフォークの上下動に必要な
空間を、各収納棚に確保する必要がある。したがって、
収納棚の上下方向寸法が増大し、収納棚の収納効率、ひ
いては自動倉庫全体の収納効率が大幅に低下するという
問題がある。また、収納棚には、スライドフォークの出
入方向に貫通してフォーク進入路を設けなければならな
い。このため、各収納棚のフォーク進入路の両側には、
上下方向に支柱を設ける必要がある。これら支柱は、荷
を収納棚上に搬入する際の障害となる。特に、収納棚よ
りわずかに小さいだけの幅方向寸法を有する荷を搬入す
る場合、スライドフォークに載置された荷が所定の姿勢
でないと、フォーク進入路の両側の支柱が障害となって
搬入することができないという問題がある。本発明は、
収納棚の収納効率を向上させることができ、しかも荷を
収納棚に出入させる際の荷の姿勢の矯正が不要な移送装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移送装置
は、収納棚の所定位置に荷を出入させる移送装置であっ
て、荷が載置される昇降可能な昇降台に、荷の背面を押
圧することにより収納棚に向けて荷を押し入れ、また荷
の背面を把持して収納棚から荷を引き出す出入手段を設
けたことを特徴としている。
【0005】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
本実施例の移送装置30(図3)を適用する自動倉庫1
0においては、図1に示すように、上下方向(図1中紙
面に垂直方向)に多段に形成された収納棚20、21
が、移送装置30の両側(図1中上下側)に設けられ
る。これら収納棚20、21には、移送装置30によ
り、入庫コンベア11上から荷が搬入され、または、出
庫コンベア12上に荷が搬出される。
【0006】各収納棚20、21は、図2に示すよう
に、倉庫の床面に立設された4本の縦フレーム22に、
2本で一対の横フレーム23を接合して構成される。一
対の横フレーム23の上面には、この横フレーム23と
ほぼ直角をなすように、6枚の支持板24がほぼ等間隔
に載置される。1個の荷は、2枚の支持板24にまたが
って載置される。したがって、6枚の支持板24には、
合計3個の荷が載置される。
【0007】本実施例の移送装置30においては、図1
および図3に示すように、クレーン台車40に昇降可能
に支持された昇降台50に、左右2組の移送機構60、
61が設けられる。左右の移送機構60、61はそれぞ
れ、図1中上側(図4中左側)の収納棚20および図1
中下側(図4中右側)の収納棚21に荷を搬入または搬
出する。各移送機構60、61間での荷の移動は、ベル
トコンベア70により行われる。
【0008】クレーン台車40は、図1に示すように、
倉庫床面における収納棚20、21間に敷設された走行
レール41に、図1中左右方向に移動可能に支持され
る。このクレーン台車40の上面には、クレーンフレー
ム42(図3)が立設される。
【0009】昇降台50は、図3に示すように、昇降台
本体51および昇降台本体51に立設された上部フレー
ム52にて構成される。この昇降台50は、クレーン台
車40のクレーンフレーム42に昇降可能に支持され、
図示しない駆動機構により昇降駆動される。
【0010】各移送機構60、61においては、図3に
示すように、左右の移動部材62、63が、それぞれ底
面に設けられた左右のバキュームパッド64、65に荷
を吸着した状態でレール66、67に沿って移動する。
【0011】レール66、67は、昇降台50の上部フ
レーム52に、荷の移送方向(図3中左右方向)に渡っ
て左右各2本ずつ計4本固定される。左右のレール6
6、67には、左右各2個ずつ計4個の移動部材62、
63が移動可能に支持される。
【0012】左右の移動部材62、63はそれぞれ、左
右のレール66、67に移動可能に支持され、駆動モー
タ68(図4および図5)により駆動される。
【0013】図3中左側のレール66にそれぞれ支持さ
れた左側移動部材62の底面には、バキュームパッド6
4が、図4中右側の収納棚21と対向して設けられる。
2個の左側移動部材62はそれぞれ、バキュームパッド
64を昇降台50上の荷の背面に吸着した状態で右側の
収納棚21方向に移動し、荷を右側収納棚21に搬入す
る。また、左側移動部材62はそれぞれ、バキュームパ
ッド64を右側収納棚21上の荷の背面に吸着した状態
で同期して左側の収納棚20方向に移動し、荷を右側収
納棚21から昇降台50上に搬出する。
【0014】図3中右側のレール67にそれぞれ支持さ
れた右側移動部材63の底面には、バキュームパッド6
5が、図4中左側の収納棚20と対向して設けられる。
2個の右側移動部材63はそれぞれ、バキュームパッド
65を昇降台50上の荷の背面に吸着した状態で左側の
収納棚20方向に移動し、荷を左側収納棚20に搬入す
る。また、右側移動部材63はそれぞれ、バキュームパ
ッド65を左側収納棚20上の荷の背面に吸着した状態
で同期して右側の収納棚21方向に移動し、荷を左側収
納棚20から昇降台50上に搬出する。
【0015】上記左右のバキュームパッド64、65に
はそれぞれ、バキューム供給装置69(図4および図
5)から適宜バキュームが供給される。バキューム供給
装置69は、昇降台50の上部フレーム52に固定され
る。
【0016】ベルトコンベア70は、昇降台本体51の
上面における両端部に、荷の出入方向と直角方向に回動
可能に支持された2個のローラ71と、これらローラ7
1に巻回された無端ベルト72とから構成される。2個
のローラ71は、ローラ駆動モータ73により適宜駆動
される。ローラ駆動モータ73は、昇降台50の上部フ
レーム52に固定される。無端ベルト72は、上面に荷
を載置可能であり、ローラ71の回動に伴って移動され
る。
【0017】本実施例の作用を、図3、図4および図5
を参照して説明する。荷を図4中左側の収納棚20に搬
入する際、ベルトコンベア70上に荷を載置した昇降台
50を、荷を搬入する収納棚20の近傍に位置させ、荷
がバキュームパッド65の近傍に位置するまで、ベルト
コンベア70の無端ベルト72を図3中右方に移動させ
る。そして、バキュームパッド65を荷の背面に吸着さ
せた状態で、右側移動部材63を図4中左方に移動させ
る。これにより、荷は、ベルトコンベア70上から押し
出されるようにして、左側の収納棚20上に移送され
る。
【0018】荷を図5中左側の収納棚20から搬出する
際、昇降台50を、荷を搬出する収納棚20の近傍に位
置させる。そして、バキュームパッド65を荷の背面に
吸着させた状態で、右側移動部材63を右方に移動させ
る。これにより、荷は、ベルトコンベア70上から引き
出されるようにして昇降台50上に移送される。
【0019】荷を図4中右側の収納棚21に搬入する
際、ベルトコンベア70上に荷を載置した昇降台50
を、荷を搬入する収納棚21の近傍に位置させ、荷がバ
キュームパッド64の近傍に位置するまで、ベルトコン
ベア70の無端ベルト72を図3中左方に移動させる。
そして、バキュームパッド64を荷の背面に吸着させた
状態で、左側移動部材62を図4中右方に移動させる。
これにより、荷は、ベルトコンベア70上から押し出さ
れるようにして、右側の収納棚21上に移送される。
【0020】荷を図5中右側の収納棚21から搬出する
際、昇降台50を、荷を搬出する収納棚21の近傍に位
置させる。そして、バキュームパッド64を荷の背面に
吸着させた状態で、左側移動部材62を左方に移動させ
る。これにより、荷は、ベルトコンベア70上から引き
出されるようにして昇降台50上に移送される。
【0021】以上のように上記実施例によれば、収納棚
20、21は、縦フレーム22に接合した横フレーム2
3上に、支持板24を載置して構成することができる。
すなわち、各収納棚20、21にフォーク進入路を設け
る必要がないため、横フレーム23を設けることがで
き、したがって収納棚20、21一段毎に多数(上記実
施例では3個)の荷を載置することができる。これによ
り、収納棚20、21の収納効率、ひいては自動倉庫1
0の収納効率を向上させることができる。
【0022】また、荷を載置する収納棚20、21の各
支持板24は、横フレーム23上に載置されており、各
支持板24毎に両側に縦フレーム22を設ける必要がな
い。したがって、荷を搬入または搬出する際、荷が所定
の姿勢になくとも、縦フレーム22に阻害されて搬入ま
たは搬出できなくなることはない。これにより、荷を搬
入または搬出する際の荷の姿勢の矯正が不要となる。
【0023】尚、本実施例ではバキュームパッド65に
よる吸着により荷の背面を把持するようにしているが、
例えば電磁石による吸着、或いはフックによる係合等、
荷の背面を確実に把持することができるようであれば、
その方法は特に限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、収納棚の
収納効率を向上させることができ、しかも荷を収納棚に
出入させる際の荷の姿勢の矯正が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る移送装置を適用した自
動倉庫を示す平面図である。
【図2】図1の自動倉庫の収納棚のうちの1段を示す斜
視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る移送装置を示す斜視図
である。
【図4】図3の移送装置の荷を左側の収納棚に搬入する
前の状態を示す図である。
【図5】図3の移送装置の荷を左側の収納棚に搬入した
後の状態を示す図である。
【符号の説明】
20 左側収納棚(収納棚) 21 右側収納棚(収納棚) 30 移送装置 50 昇降台 60 左側移送機構(出入手段) 61 右側移送機構(出入手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚の所定位置に荷を出入させる移送
    装置であって、荷が載置される昇降可能な昇降台に、荷
    の背面を押圧することにより収納棚に向けて荷を押し入
    れ、また荷の背面を把持して収納棚から荷を引き出す出
    入手段を設けたことを特徴とする移送装置。
JP28062491A 1991-10-01 1991-10-01 移送装置 Pending JPH0597210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28062491A JPH0597210A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28062491A JPH0597210A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 移送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0597210A true JPH0597210A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17627648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28062491A Pending JPH0597210A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 移送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0597210A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725414A (ja) * 1993-07-13 1995-01-27 Murata Mach Ltd 物品移載装置
JPH0725415A (ja) * 1993-07-13 1995-01-27 Murata Mach Ltd 物品移載装置
JPH0797008A (ja) * 1993-09-24 1995-04-11 Murata Mach Ltd 物品移載装置
JPH07309406A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Murata Mach Ltd 自動倉庫
JPH07309408A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Murata Mach Ltd 物品移載装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725414A (ja) * 1993-07-13 1995-01-27 Murata Mach Ltd 物品移載装置
JPH0725415A (ja) * 1993-07-13 1995-01-27 Murata Mach Ltd 物品移載装置
JPH0797008A (ja) * 1993-09-24 1995-04-11 Murata Mach Ltd 物品移載装置
JPH07309406A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Murata Mach Ltd 自動倉庫
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